フォト
2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 2024年5月 | トップページ | 2024年7月 »

2024年6月の14件の記事

2024年6月30日 (日)

選挙公報なんか見るのは馬鹿である!

 近ごろ裁判傍聴に通いすぎだ。原稿の締切りが迫るのに、まだまだ凄い期日がたーくさんある。
 ゆぅかねばならぬ、おとこがひとり、ゆかせぇたくない、おんながひとり、城ケ崎ブルースである

 

 というわけで、言わねばならぬことを手短に言おう。

 東京都知事選の選挙公報が届いた、東京都から。私は東京都民なので。
 だいぶ、ぶ厚い。東京都の選挙管理委員会のwebサイトでは、4つのファイルに分けてアップしてる。

 

「さてさて、どの候補がどんなことを言ってるのか、見てみよう。ようく比較検討して、どの候補に投票するか、そもそも投票したい候補がいるか、慎重に真剣に決めよう」

 なーんて人は、はっきり言って、馬鹿である!

 馬鹿が馬鹿って言っちゃいけない? しかし、馬鹿でも言わねばならぬ馬鹿がある。どうか許してほしい。

 

 今回の都知事選挙は、あの小池百合子候補者にさらに4年間、好き放題をさせるのか、蓮舫候補者に新しい時代を託すのか、2つに1つの選択、それ以外に何もないんである。

 

 そもそも現職が強いといわれるうえ、やっぱ小池候補は自民と同様、どう勝つか、どう有権者をあやつるか、熟知、熟練しているのだろう、圧倒的に強い。

1、小池候補に投票する
2、誰であれ蓮舫候補以外に投票する
3、そもそも投票しない

 どれであっても、それは小池候補の支援とイコールだ。

「小池は嫌だけど、蓮舫もちょっとなあ」
「蓮舫がいいと思うけど、共産党が応援してるっていうから」

 などで上記2か3を選ぶなら、それは小池候補に対する、少なくとも未必的な故意による支援にほかならない。社会責任能力は優に認められ、強い非難をまぬかれない。 ←ちょと刑事裁判風(笑)

 

 アメリカの有権者たちは、

「バイデンなんて駄目ダメだけど、トランプを大統領にしないためには、しっ、仕方ない」

 というまさに究極の選択を強いられてるとか? 東京都民はだいぶ幸運だ。

 

 以上のような考えのもと、私は既に期日前投票をした。

 蓮舫って正しく書けそうにない。誤字で無効票になったら困る。
 いや、投票記載台には候補者の氏名が掲示されてる。それを見て正しく書こう。

 と思ったら、おいおい、候補者が多すぎて、蓮舫さん、どこ? 私は投票記載台から、係の人に尋ねたよ、

「れんほうって平仮名で書いてもいいですか!?」

 いいというので、平仮名で「れんほう」と書き、投票してきたよ。
 「投票済証」の交付を受けた。その画像、Twitter(旧X)のほうに載せときました。このブログはもう容量一杯で画像は載せられないのだ。

 

 おっと、私は究極の選択で蓮舫さんに投票したんじゃない。
 積極的に蓮舫さんを推したのだ。そのへんは前にちらっと書きました

2024年6月28日 (金)

ススキノ頭部切断事件、証人請求25人

 「【ススキノ頭部切断事件】7月1日に田村瑠奈被告の母親・浩子被告の裁判 検察は“異例”とも言える25人の証人尋問を請求…弁護側は「迅速な審理を阻害」と批判」と6月28日付けTBS NEWS DIG。元は北海道放送のニュースかと。
 記事中にこうある。

 検察は母親の浩子被告の裁判に、25人の証人尋問を請求していたことが分かりました。

 北海道放送もTBSも、この証拠調べ請求のシーンを傍聴していなかったんだね。へえ、である。

 

 ま、それは措き、世間の方々はこれをどう見るのだろう。
 傍聴マニアはこう見る、という話をしよう。もちろん私も傍聴しておらず、あくまで一般論だが。

 

1、被告人(※「被告」は誤報)を有罪とするために、検察はいろんな書証を用意し、証拠として調べるよう請求した。
2、弁護人が不同意とした。
3、そこで検察官は、書証を作成した者(たぶん多くは警察官)と、そこに出てくる人物(目撃者や医師等々)の証人尋問を請求した。

 

 これ自体は普通にあることだ。
 ただ、書証の作成者や出てくる人物が合計25人ってのが異例だと思う。
 そもそも、そんなにも多くの人が関与すること自体、私がよく傍聴する事件では、ちょっとないかな。

 

 裁判官は、証人の採否をどうするか。
 一般的に、裁判所は、証拠(人証も証拠)を減らそうとする。
 どこまで減らすか、検察官、弁護人がどう抵抗するか、これから法廷で目撃できる。

 裁判員裁判だと、そうした部分はすべて密室の公判前整理手続きで削り整えてしまう、それもあって私は裁判員裁判を滅多に傍聴しないのだ。

 

 話がそれた。
 一般に、検察官(または弁護人)請求の証人を多く採用するとき、裁判官は無罪(または有罪)の心証を固めている、との傾向はあるといえる。

 

 いったいどんな書証を検察官は請求したのか。どの書証をどんな理由で弁護人は不同意としたのか、裁判傍聴マニアはそこが知りたい、略して「そこ知り」。
 けれど、マニアの望みが叶うことは滅多にない、マニア自身が傍聴する以外には。
 とりあえずそんなことで。

2024年6月25日 (火)

最小限の証拠で有罪にするのが美しい司法だ?

 検察官と裁判官しか興味を示さないだろうことを、ちらっとつぶやこう。

 東京地検は、オービス事件の甲号証から、指定速度(いわゆる制限速度)についての公安委員会の決定(抜粋)を、排除すると決めたらしい。

 

 去年のいつ頃だっけ、もしや一昨年だっけ、若い女性検察官が、その決定を証拠請求せず、裁判官が首をひねったことがあった。
 女性検察官は、いわゆる制限速度を示す規制標識等の写真撮影報告書を証拠請求してるんで、それで足りる、という考えを述べた。
 裁判官は「検察官はそうお考えなんですか」と述べ、結局、決定を証拠としないまま、普通に有罪とした、と私は記憶する。

 メルマガに書いた。雑誌にも書いたかも。

 

 その後、決定を証拠請求する検察官もいたが、しない検察官もいて、どうもね、しないことで統一することにしたらしい、といえる状況にある。

 

 長年にわたり裁判傍聴マニアをやってる方は皆さんご存知だろう、検察庁も裁判所も、できるだけ証拠を減らしたがっている。
 そんなシーンをよく見かける。
 最小の証拠で有罪をつくるのが、美しき司法である、みたいな。

 

 だけどねえ、と私は思う。

 標識があり、標識にしたがって違反を取り締まったけど、じつは公安委員会の決定がなかった、標識は無効、規制は無効、違反は成立しないとわかった、という報道が、全国で年に数件か、あるでしょ。

 

 公安委員会の決定を、甲号証から省く、省いて美しい司法をつくる、ヤバイよねえ、と私は思う。

 こんなことを思ってるのは日本で私だけ? いやいやしょんなことはないと思いますよ💦

2024年6月23日 (日)

当ブログ、とうとう容量一杯に

 2006年6月4日スタートの当ブログ、とうとう終わりのときがきた。

 

 デジカメ画像がどうにもアップできず、なんで? とあれこれ見たら、この無料ブログの容量は2GBで、容量にほぼ達したんだねえ。
 物事は永遠ではないのだ、うむ。

 テキストだけの記事も、近いうち投稿できなくなるだろう。

 

 どうする?
 「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」とのタイトルで、別アカウントで2GBの無料ブログを。
 と思ったらなんと、無料ブログは2022年4月20日をもって新規受付を停止したという。えーっ。

 

 じゃあ、ニフティ以外で無料ブログを、どうせならアフィリエイトで少しは儲かるやつを、と思いついた段階だ、現在は。
 良いアイデアがあったらお教えください~。

 

 ま、いっそブログはヤメるという選択肢もある。

 私の場合、散歩やお買い物は、いつもと違う道を通りたがる。
 外で飲食する場合、いつもと違う店へ行きたがる。絶対お得でおいしいお勧め店も、そう頻繁には通わない。

 2006年から続けたブログを、ヤメた世界も見てみたい、とも思ったりなんかする自分もいる。

2024年6月21日 (金)

私が蓮舫さんに投票する理由

 私は東京都民である。よって投票できる、今回の都知事選に。うれしい💓

 

 この際、私の考えを話そう、大ざっぱに手短に。

 昔から言われることだが、権力とカネが合体すれば必ず腐る。腐らないでか。
 なので、腐らないよう、また腐れを早く見つけて正すよう、議会や報道がある。

 けど、腐りをナメてはいけない。
 政権が長く続き独裁状態になれば、腐りは深まり全身に広がる。最終的には、みじめに滅びるか、戦争をおっぱじめて滅びるか。

 だから、政権交代、なのである。

 どの党の政策がどうとか、極端な話、んなこたどうでもいい。
 腐った政権を、権力の座から引きずり下ろすのだ。
 政権が隠していた腐りを暴き、弁償させる、そのチャンスを手にするのだ。

 それさえできれば、なんなら政策は旧政権のまんまでもいいんである。

 

 だからだからこそ、独裁政権は政権交代を恐怖する。

 かつて民主党が政権をとったとき、自民党(及び官僚)が築き上げた利権構造を次々崩壊させるべく「事業仕分け」をやった。
 だれにも公開、進捗状況もホワイトボードに公開、んまあすごかったょ。
 私なんかも会場へ行き、取材できたもの。蓮舫さんは凜々しかったょ。

 あれを「悪夢の時代」というのはよくわかる。長く続いた独裁政権にとって悪夢の時代だ。

 

 今回の都知事選、立候補者は大きく3種類に分かれるかと思う。

1、都知事になりたく、かつ、なる可能性のある候補者
2、なる可能性はまったくないのに、なることを夢見る候補者
3、可能性も夢もなく、ただただ目立って有名になってYouTubeで稼ぐとかしたい候補者

 

 3番に投票する人は論外。
 2番に投票する人は、都政がどうなろうが知ったこっちゃないのだろう。

 

 1番に当たる候補者が2人いて、うち1人は3期目に挑戦、政策的にはどっちもどっちに聞こえなくもない、なんて場合はどうするか。

 その場合は、政権交代、新しいほうの候補者に投票すべし。
 現職の候補者に利権の臭いがするなら断然、新しいほうの候補者に。それしかないでしょ。

 

 なわけで、はっきり言っておく、力強く宣言する、私は蓮舫候補者に投票します!

 ←6日21日19時00分現在、週間INが50で2位。

2024年6月19日 (水)

日本会議のカリスマ谷口雅春著『無門關解釋』、古書店で買った!

 菅野完さんの『日本会議の研究』を読み、これは大変だと、青木理さんの『日本会議の正体』をいま読んでる。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】日本会議の研究 / 菅野完
価格:218円(税込、送料無料) (2024/6/19時点)

 

 日本会議(ニッポンカイギ)は、神社神道の方面と一体になって、私の現時点の理解によれば、要するに、日本国をばあの輝かしくも誇り高い大日本帝国の時代に戻したがっている勢力、日本の、これはリアルなディープステートと言えるんじゃないか。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

日本会議の正体 平凡社新書 / 青木理 【新書】
価格:880円(税込、送料別) (2024/6/19時点)

 その経典は「谷口雅春」というカリスマ氏の著書『生命の實相』だという。

 ありますか? と古書店(こしょてん)で聞いてみた。
 今はないが、時々入るという。なんとぉ!
 「谷口雅春」とか『生命の實相』とか古書店主が普通に知っていたことにも私は驚いた。
 古書店、頼もしい!

 


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

無門関解釈 [ 谷口 雅春 ]
価格:2,776円(税込、送料無料) (2024/6/19時点)

 

 先日、2週間ぶりでかその古書店へ行った。
 店主は不在だった。

 宗教関係の棚をながめたところ、あった、谷口雅春著『無門關解釋』が!
 奥付の一部を拾えば、

定價 八百圓
昭和三十九年十一月二十二日初版發行
昭和四十五年十一月十日 十四版發行
著者  谷口雅春
發行者 辻村彦次郎
印刷者 成島秀信
發行所 株式會社日本教文社
頒布所 社團邦人世界聖典普及協會

 箱入りハードカバーのこれが、なんと700円、買った!

 

 でも…。
 いずれチラ読みすることはあっても、全部読み終える未来はなかなか想像しにくい。
 資料的に価値があると思って買ったのだ。

 

 しかし…。
 資料価値を果たして私がいかせるか、疑問に思う向きは多いだろうと想像する。
 欲しい人がいれば、あげる、とはまだ言わないよ、だって買ったばっかりなんだもーん(笑)。

 

 ところで、肝心のその本の画像をアップしたいのだが、できない。どうにもできない。
 よく見たら、「現在のディスク使用量 : 2,000 MB / 2,000 MB」とあった。

 2006年2月4日スタート、アクセスカウンタは現在345万3712の当ブログ、ついに容量一杯で終了!?
 まさか、だいせんじがけだらなよさ?
 

 ←6日19日23時30分現在、週間INが60で2位。

2024年6月17日 (月)

川越ホームラン劇場、閉館直前の豪華上映作品!

060208_20240617194701  パソコンの中にこんな画像を見つけた。2006年2月に撮影したらしい。

 どこか地方の小さな町の、映画館の立て看板だ。
 じつになんとも趣きがある。気になって、拡大してみた。

 

 上のポスターは、オリビア・ハッセー主演、『マザー・テレサ』。

 オリビア・ハッセーさんて、あの『ロミオとジュリエット』の美しくもみずみずしい少女じゃないか。
 あれを私は輪島市の映画館で観た、祖父のお見舞いに輪島市内の病院へ行ったとき、当時映画少年だった私はどうしても観たくて。
 祖父は間もなく亡くなった。お見舞いをスルーしたわけではないのだが、若干の悔いが残る。合掌。

 その祖父ら先祖代々の墓は、江戸時代頃かもっと前か、風化しきって小さな自然石っぽい墓も含め、今年1月1日の能登地震ですべて無残にひっくり返ったそうだ。墓地は山中にある。途中に土砂崩れというか崩落があり、簡単には近づけないという。先祖代々の家は半壊し、墓を直す余裕は全くないという。

 

 下のポスターは『四月の雪』。ペ・ヨンジュンと読み取れる。私も聞いたことがある、韓国の有名俳優さんだよね。

 「毎日11:00より(1回)」と貼り紙が。
 そんな上映の仕方もあるんだ。よほど人気の映画なのだろう、

 

 上下のポスターの間に「川越スカラ座」と。

 ああ、埼玉県の川越市!

 ジャーナリスト・寺澤有さんを被告人とするオービス裁判(三菱のレーダー式による超過37キロ)がさいたま地裁川越支部で長く争われた。
 んまあ、すごい裁判だった。オービス裁判の歴史に間違いなく残る!

 私の超絶マニアックデータによれば、第1回公判は2002年2月5日。24回もの期日を重ね、第25回、判決公判はなな、なんと2006年4月25日。
 

 私は川越支部へ、車を運転して行ったり、電車を川越駅で降り、裁判所まで15分か20分かぶらぶら歩いたり。
 そのときにふと撮影した画像なんだねえ。

 

 真っ茶に錆びた雨樋(あまどい)の、向かって左側の、緑色の文字らしきやつ、拡大してみた。一部読み取れた。

 『宮本武藏

 『緋牡丹博徒』 『網走番外地

 『ホタル』 『鉄道員

 『七人の侍

 『ゴジラ』 『モスラ対ゴジラ

 

 いいねイイネ!
 よくよく見ると、それら映画タイトルの上に「さよならホームラン」「ラスト・プログラム」、下に「シアターホームラン」と。
 「川越スカラ座」とは別に「シアターホームラン」があり、後者は閉館するのか?

 

 ネット検索してみた。
 「小江戸川越のらり蔵り」というFacebookによると、「川越ホームラン劇場」は1950年オープン、2006年2月19日を持って閉館したそうな。
 そんな背景のある、嗚呼、これは画像、とは露知らず、私は川越支部のオービス裁判へ通っていたのだ、4年間も。
 今井亮一、愚かなり!

 ←6日17日20時50分現在、週間INが70で2位。

2024年6月15日 (土)

無期懲役にも未決算入はある

23049926-2  報道タブーその1 刑事裁判の被告人は「被告」じゃない

 報道タブーその2 罰金判決で裁判官は必ず「換刑処分」も言い渡す

 はい、というわけでですね、今回はその3、未決算入についてです。

 

 逮捕され、判決までずっと勾留されている、ということがよくある。保釈されたけども保釈までの勾留が長かった、ということもある。
 そんな場合、判決は通常、たとえばこう言い渡される。

 

裁判官 「主文。被告人を懲役1年2月(にげつ)に処する。未決勾留日数中20日(にじゅうにち)をその刑に算入する」

 

 一審判決の場合、だいたい2カ月間は裁判に必要な期間ととらえ、それ以上の勾留分を刑期から引く、という扱いのようだ。

 長く争って長く勾留され、未決算入により懲役刑がチャラになる、もう服役を終えた扱いにする、ということもある。
 
 控訴審における未決勾留日数は、原判決破棄の場合や、検察控訴だった場合、全部算入(法定算入)となる。

 懲役の実刑判決を受け、量刑不当で控訴し、さらに100万円とか被害弁償し、しかし「原判決を破棄するまでには至らない」として控訴棄却、裁判長がこう述べることがある。

裁判長 「被害弁償の分は、未決算入を多めにとることで考慮しましたから」

 

 無期懲役でも未決算入はある。
 2016年1月に東京地裁立川支部で無期懲役の判決が言い渡された住居侵入、強姦、強姦致傷、強盗致傷、逮捕監禁、住居侵入(変更後の訴因 邸宅侵入)」、これ、未決算入は900日だった。

 「強姦致傷、強盗致傷」の部分が裁判員裁判対象事件であり、素人裁判員の負担をできる限り軽くするため、公開法廷での裁判が始まる前に必ず、密室で公判前整理手続きを重ね、主張も立証も削り整える。
 この事件の公判前整理手続きは、5年ほどかかったという。

 

 ただ、昔東京高裁の部総括判事氏から雑談として聞いたところによれば、本当に死刑に近い無期懲役判決の場合、未決算入をしないこともあるという。

 

 未決算入も報道タブーだ。
 なぜ?
 大手の報道業者さんが相手にする視聴者、読者は、傍聴マニアでは全くない。
 刑事と民事の区別がつかなくても、換刑や未決算入なんぞ知らなくても、ぜんぜん問題なく生活できる。

 そんな視聴者、読者に対し、めんどくさいことを伝えなくていい。伝えれば、視聴者、読者は離れることはあっても、視聴率や部数が増えることは絶対ない、そういう判断なのかなと私は想像する。
 その判断はたぶん正しいと思う。

 

 一方、私の場合、なんちぅか、マイナー街道、裏街道、隙間物書き、ニッチ物書き、よくいえば分業だ(笑)。
 これでそこそこ成り立ってる。ありがたいことです。  

 ←6日15日4時20分現在、週間INが70で2位。

2024年6月13日 (木)

罰金判決で裁判官は必ず「換刑処分」も言い渡す

23032257_20240613041701  「被告人と被告」に続いて、刑事裁判に係るメディアタブーのコーナーです。

 

 罰金刑はこう言い渡される。

裁判官 「主文。被告人を罰金×万円に処する。その罰金を完納できないときは金×円を1日に換算した期間被告人を労役場に留置する」


 「その罰金を…」からの部分、聞いたことがない?
 いいえ、ぜーったい聞いてます!
 以下は刑法第18条、その第4項をよく見てください。 

 

(労役場留置)
第十八条 罰金を完納することができない者は、一日以上二年以下の期間、労役場に留置する。
 科料を完納することができない者は、一日以上三十日以下の期間、労役場に留置する。
 罰金を併科した場合又は罰金と科料とを併科した場合における留置の期間は、三年を超えることができない。科料を併科した場合における留置の期間は、六十日を超えることができない。
 罰金又は科料の言渡しをするときは、その言渡しとともに、罰金又は科料を完納することができない場合における留置の期間を定めて言い渡さなければならない。
 罰金については裁判が確定した後三十日以内、科料については裁判が確定した後十日以内は、本人の承諾がなければ留置の執行をすることができない。
 罰金又は科料の一部を納付した者についての留置の日数は、その残額を留置一日の割合に相当する金額で除して得た日数(その日数に一日未満の端数を生じるときは、これを一日とする。)とする。

 

 罰金刑(財産刑)を執行できないとき、労役場留置(自由刑)に換えて執行する。換刑処分という。
 この換刑処分を、裁判官は、刑法第18条第4項により、言い渡さなければならないのだ。

 労役場留置は自由刑の執行であり、1日5千円の労働ではない。
 暇つぶしでしかない軽作業で、ノルマなし、土日は休みで、休みの日も労役場留置の日数としてカウントされる。
 自由を奪う期間を、1日5千円で計算するのである。

 

 罰金額が数十万円の場合、換刑は1日5千円が普通だ。まれに、1万円のこともある。

 第18条の第1項が、罰金の労役場留置は1日以上2年以下と定めている。2年を超えることはできない。
 だから、罰金額が巨額だと1日当たりの金額が大きくなる。

 けど、罰金額を2年(730日)で割るってことではないんだね。

 たとえば覚醒剤6㎏を密輸した事件は、懲役12年、罰金600万円、換刑1日1万5千円だった。割り算すると約400日だ。
 マルチ商法の脱税事件は、懲役1年2月、罰金2200万円、換刑1日15万円だった。同、150日弱だ。

 

 逆に、というか、こんな言渡しもある。

裁判官 「主文。被告人を罰金×万円に処する。未決勾留日数中その1日を金×円に換算して、その罰金額に満つるまでの分をその刑に算入する」

 

 罰金はもう払い終わったことにする、という意味だ。労役作業なんかしてないのに。

 たとえば、車上生活者が免許更新できず無免許で捕まった、なんて場合、罰金の相場は30万円、どうせ払えないし、そもそも裁判所や検察庁からの郵便が届かない、じゃあ、逮捕・勾留しといて、満つるまで算入で処理しよう、とは裁判官も検察官も書記官も言わないけども、そういうことなのだね、という裁判がときどきある。

 満つるまで算入、私の好きな言葉だ。

 

 この換刑処分、メディア報道は絶対に触れない。タブーらしい。
 タブーのあるところデマあり。
 「交通違反の罰金を拒否ったら刑務所で日給5千円の強制労働」といったデマが匿名掲示板などにある。
 デマのせいと思われる殺人事件もかつてあった。

 ←6日13日4時10分現在、週間INが80で2位。

2024年6月10日 (月)

刑事裁判の被告人は「被告」じゃない

2306081  毎度説明を添えるのに疲れ、ここでハッキリ記しておくことに。

 

 刑事裁判は、

   検察官 vs 被告人

 民事裁判は、

    原告 vs 被告

 である。

 ところがメディアは必ず、

   刑事裁判の被告人 = 被告

 と報じる。
 書き手が正しく被告人と書いても、メディアのほうで「被告」と変更することもある。

 被告=犯罪者と、すっかり定着している。

 

裁判官 「では被告は答弁書を陳述…」
被告  「被告だと? 俺を犯罪者扱いするのかあっ!」

 民事の裁判で被告が激怒したと、いつから語り継がれているんだろう、有名な話だ。

 「被告人を被告とする、あれはなんとかならんもんですかね(笑)」と、定年退官して間もない元裁判官氏から私は言われたことがある、裁判所の1階フロアで。

 

 被告人を被告とするのは、単なる省略、短縮ではない。
 被告という語は、全く別の意味の言葉として、別にしっかりあるのだ。
 被告人を被告と報じるのは、明らかな誤りだ。誤報だ。

 

 しかし、改まる気配はまったくない。
 なんとなんと、被告人に対し「被告は…」とぽろり言っちゃう刑事裁判官もたまにいる。驚くよね。

 現時点での見込みとしては、日本が存在する限り、この誤報は永遠に続くだろう。
 世の中、そんなもんだよと私は思う。べつに絶望とかじゃない。事実を現実を、まずはありのままに見る、それが大事だと思う。

 ←6日10日21時30分現在、週間INが90で2位。雑誌2誌の締切原稿、やっと終わった。催促されたり泣きのメールを入れたり、少し痩せた。締切ダイエットだ。今夜はもう寝ます~。

2024年6月 8日 (土)

引渡直前のマンションを住民の声で解体、んなわきゃねーだろっ!

211020-12  今年の10大注目ニュースに数えられるんじゃないでしょうか。
 多くのメディアが報道しているようで、以下は6月8日付けTBS NEWS DIGの全文だ。 ※画像は本件と無関係。すみません。

 

「富士山が見えなくなる」完成間近のマンション 解体へ 東京・国立市
東京・国立市で完成間近のマンションが急きょ解体されることになりました。「富士山が見えなくなる」として建設中止を求める声が高まっていたマンションでした。
およそ4年前に撮られた東京・国立市の写真。JR国立駅からまっすぐ伸びる「富士見通り」の商店街からは、美しい富士山が望めました。しかし、問題のマンションの建設が進むと…、富士山の半分が見えなくなってしまい、周辺の住民から建設中止を求める声が高まっていました。
マンションは大手の積水ハウスが建設していた10階建てで、来月には引き渡し予定でしたが、急きょ今月になって解体を決めたということです。完成間近のマンションを解体するのは異例です。
積水ハウスは「景観条例などの法令はクリアしていたものの、周辺への影響に関する検討が不十分だった」としています。

 

 そんなバカな! である。
 法令はクリアしてるのに「周辺の住民から建設中止を求める声が高まってい」たことを理由に、引き渡し直前に、なんと解体が決まったように読める。
 たかが景観で、あり得ないでしょ!

 

 周辺住民の中に、偉い人がいた?
 なるほど昨年そんなようなことがあったらしい。
 たとえば12月8日、NEWSポストセブンが「「子供の声がうるさい」名誉教授のクレームで廃止された公園で新たな騒動、今度は住民が「閉園工事の音がうるさい」と抗議」と報じた。

 でもあれはたかが公園の廃止だ。出費があってもどうせ税金だ。
 引き渡し直前のマンションを解体するのとは、まーったく全然ちがーう!

 

 クレーマーが自民の超大物だったとか、その程度じゃないでしょ。
 引き渡し後に発覚したら積水ハウスが最悪吹っ飛ぶような、そもそもの建設計画に超ヤバイことがあったとか、何か大変ものが地中に埋まっているとか、とんでもない闇が隠れてるんじゃないか。
 私はそんなふうに想像して震撼する。

 しかしどの報道も、判で押したように、周辺住民の反対の声しか報じてない。そこがまた、闇の深さを想像させるよねえ。

 このあとは、お行儀の良い記者クラブメディアの手を離れ、野良犬のような週刊誌にお任せすることになるのか。
 世の中、分業である。
 可搬式オービスがじつはヤバイとか、そんなことを書くのは私だけのようだし。分業である。

 ←6日8日23時10分現在、週間INが90で2位。23時をまわった。急ぎ寝ます!

2024年6月 6日 (木)

東京都のマッチングアプリ、予想されるトラブルは?

 東京都(小池百合子都知事)がまた面白いことをおっぱじめるようですね。
 以下は6月4日付け朝日新聞の冒頭部分だ。

東京都がマッチングアプリ、夏にも実用化 「独身」「年収」証明必須
 東京都が独自のマッチングアプリ開発を進めている。少子化を背景に、「婚活」促進に取り組む自治体は多いが、都によると、自治体によるマッチングアプリ開発は珍しいという。信頼性を高めるため、都は身元証明書にとどまらず、独身であることや収入の証明まで義務づける。ハードルの高い「官製マッチングアプリ」は必要か。

 

 プロジェクション・マッピングに何十億円とか聞くと、今回のも“利権あっせんコンサル”みたいなのが揉み手で、あるいは知事選作戦本部が提案したのかな、なんて妄想もできたりできなかったり、ラジバンダリ。 ←懐かし~!

 

Screenshot-20240606-at-211726-powerpoint  都庁のwebサイトを見てみた。

 「A💓Iマッチングシステム」とか「東京都結婚支援ポータルサイト TOKYOふたりSTORY」とかあった。
 「独身証明証明書」の書式もあった。
 「証明証明」は私の誤記じゃない。如何にも官僚的で、痺れるよね。

 こういうのの上に、さらに独自のマッチングアプリをつくるんだ。

 

 「小池都知事が子作りゴーサイン「東京都の婚活マッチングアプリ」に懸念されるトラブル…「利用者が学歴詐称」は2位、では1位は?」と6月5日付け東山ドレミさん。

 参加者が入力した氏名・生年月日、年収、最終学歴、源泉徴収票、独身証明書、写真付き本人確認書類等々が大量流出! と私は予想する。でも、記事中の10位までにも入らなかった、残念~。って残念とか笑えるネタじゃないんですけど。

 

 超少子化に打ち勝ち、特殊出生率だっけそれを2.1とかにすることは、特に日本では不可能だろうと私は思う。
 超少子化、超々高齢社会への下り坂を、ややゆるやかに、程度のことができれば上首尾というべきだろう。

 そうして、たとえば人口が5千万人とかになったとき、円安が進みに進んでもうほとんど輸入できなくなったとき、どんな社会であるべきか、そこを真剣に、できれば、いや絶対に、女性が中心になって考えるべきと私は思う。

 

 しかし、なぜだろう(笑)、私が思う方向とは逆へ、社会は進んでいくことが多い。
 それはもう慣れっこだ。私が必ず正しいと言うつもりもないし。

 いずれこんな言説が匿名SNSにあふれるかもね。

 昔は愛だの恋だの言わず親が決めた相手と黙って結婚したもんだ。男は我武者羅(がむしゃら)に働き、女は傅(かしず)き、子を産めるだけ産んだもんだ。
 産めよ増やせよ大日本帝国!

 強姦して被害女性が妊娠したら、強姦犯の罪一等を免じろ、あっぱれ愛国の勇者よと報奨金を出せ! 

 


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書) [ 鈴木伸元 ]
価格:858円(税込、送料無料) (2024/6/6時点)

 この本、面白そう。

 ←6日6日22時40分現在、週間INが80で2位。80ってすごく多い。ありがとうございます!

2024年6月 4日 (火)

保釈被告人の不出頭罪!

2206242_20240604062701  今年1月18日、東京地裁の20席の法廷で「常習累犯窃盗」の判決を傍聴した。
 被告人が来ない…。

裁判官 「(被告人は)不出頭…前回の期日以降、連絡して、話し合えたことは…」
弁護人 「ないです」
裁判官 「朝方、(被告人の)お母さんが起床されたときは、家にいなかった…以降、戻ってきていないと」
弁護人 「はい」
裁判官 「召喚状は」
弁護人 「父親が受け取りました。(被告人に)渡してません」

 被告人は保釈されており、しかし不出頭なのだ。
 おお! と私は興奮した。

 

 「常習累犯窃盗」で執行猶予なんてちょとあり得ない。判決は懲役の実刑に決まってる。
 そんなのを、なぜ保釈したのか。

 「人質司法」といって、否認する者を長く勾留して心を折り、自白調書にサインさせて有罪とする(自白調書は有罪の王)、日本の刑事司法の伝統が、諸外国から見ればマズイってことで、保釈のハードルを低くしたと聞く。

 

 そのかわり、裁判への不出頭に罰則を設けることにした。以下は刑事訴訟法。これだ。

第二百七十八条の二 保釈又は勾留の執行停止をされた被告人が、召喚を受け正当な理由がなく公判期日に出頭しないときは、二年以下の拘禁刑に処する。

 これは2023年11月15日施行だっけ。
 本件被告人は、これを適用され、刑訴法違反で追起訴されることになるわけだ、生きて捕まれば。
 だから「おお!」なのである。

 

 今年4月23日か、この被告人が逮捕されたと某TVニュースが報じた。逮捕日は不明だ。
 そうして! 6月3日に公判期日があると、これはマニア氏が教えてくれた。ありがとーん❗

 

 

 しっかり傍聴させてもらいました。
 開廷表の事件名は「常習累犯窃盗、覚醒剤取締法違反、刑事訴訟法違反」になっていた。事件番号は、1月18日のときの番号に「等」が加わった。裁判官は、通常の移動によるのだろう、交代した。

 52席の法廷が使用された。傍聴人は10人ちょいか、司法修習生と関係者らしき人が多かった。

裁判官 「まず、常習累犯窃盗について、すでに弁論、終結しておりますけど…公判手続きを更新…」

 人定質問によれば、被告人は40歳、保釈制限住居は父親方、仕事は「インターネット広告業」だという。
 「常習累犯窃盗」は「私は盗んでいません」でありその主張に変更はないという。

裁判官 「じゃ本日は、覚醒剤取締法違反について…」

 

 3月19日付けの起訴状によれば(※)、2月28日、新宿の某「ネットルーム」へ――私の粗いメモによれば――保釈決定取消しの特別執行の担当者がおもむいたところ、パソコンのキーボードの上に、覚醒剤0.089g入りのチャック付きビニール袋と注射器が発見されたという。
 現行犯逮捕して調べたところ、携帯電話に「歌舞伎町 売人 シャブ」の検索履歴があったという。

※ 上述の4月23日付けの逮捕報道は、逮捕日が不明だった。逮捕日不明の逮捕報道、んなこと気にする者はいない。
 覚醒剤の逮捕は2月28日(起訴が3月19日)。不出頭罪の逮捕は4月に入ってからだった、かも。

 

 証拠意見(検察官が被告人を有罪にするため取調べを請求した書証について、の弁護人の意見)は留保。続行となった。

 

 「常習累犯窃盗」の弁護人(若め男性)とは別に、「覚醒剤取締法違反、刑事訴訟法違反」の弁護人(スリムなご婦人)がついた。
 そっちの弁護人は、証拠意見留保でかつ「刑事訴訟法違反」はスタートさえしてないのに、次回で被告人質問までやりたがり、ごちゃごちゃ何分もかかった。んもぅ。
 しかも、声が小さいうえ立体マスクを着け、よく聴き取れない。
 大事な不出頭罪の珍しい裁判なのに、困る。閉廷してから伝えるチャンスがなかった。弁護士会にお願いしようかと。

 ←6日4日6時30分現在、週間INが50で2位。

2024年6月 2日 (日)

高額賞金を約束して重い犯罪の実行を広く呼びかけ

Screenshot-20240602-at-060414-20-xshare-  「靖国神社」と大きく彫られた巨大石柱に、スリム長身な男が、立ち小便ともとれることをして、ポケットから何か取り出し、石柱に赤色系のおそらくはスプレー塗料で「toilet」と読み取れるものを描く、そんな動画がネットに出た。
 右は私がみたやつのスクリーンショットだ。

 罪名的には「器物損壊」(刑法第261条)か。「礼拝所不敬」(同第188条)にまで当たるとされるかどうか。

 以下、この動画を「挑発動画」という。

 

Screenshot-20240602-at-114620-tbs-news-d  左の画像は、「靖国神社の石柱に落書き 赤スプレーで「トイレ」意味する英語」と6月1日付けTBS NEWS DIGの、そのスクリーンショットだ。

 挑発動画に煽られ、つまりその目論見にまんまと吊られ、やんちゃに吹き上がる者がきっと湧くはず、と私は思った。

 

Screenshot-20240602-at-105342-24-x  しばらくして、右のようなTwitter(現X)投稿を発見。

 「捕まえて」とは、有形力を行使して相手の行動の自由を奪うことをいうのだろう。
 以下は刑事訴訟法だ。

第二百十三条 現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。

 

 本件「器物損壊」の行為者は、もう現行犯人とはいえないだろう。 ※ちなみに「何人」は「なんにん」ではなく「なんぴと」ですよ。

 現行犯人じゃないのに、逮捕状の執行ではなしに逮捕行為をすれば、それ自体が犯罪に当たる。
 以下は刑法だ。

第二百二十条 不法に人を逮捕し、又は監禁した者は、三月以上七年以下の懲役に処する。

 

 有期懲役は「一月以上二十年以下」だ(刑法第12条)。つまり下限を3倍にしている。重い犯罪なのだ。

 500万円もの高額の「賞金」を約束して、重い犯罪の実行を広く呼びかけている。
 現時点で「懸賞金」は1000万円に引き上げられている。
 日本には凄い人たちがいることを、挑発動画は図らずもあぶり出した、ということか。

 

 そういえば、と思い出す方がおいでだろう。2018年12月、こんなニュースがあった。

靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
 東京都千代田区の靖国神社でぼやがあり、中国(香港)籍の男が建造物侵入容疑で逮捕された。公安部などによると、逮捕された郭紹傑容疑者(55)は同日朝、境内の参道に東条元首相の名前が書かれた筒状の紙のようなものを立てて火を付けた。その上で「南京大虐殺を忘れるな」と中国語で書かれた横断幕を手に持って近くに立ち、「打倒軍国主義」「日本は謝罪しろ」などと連呼したという。建物などに被害はなく、けが人もいなかった。(保釣行動委員会提供)【時事通信映像センター】

 

05081550  その中国人を被疑者とする「勾留理由開示」の裁判が東京地裁であり、私は傍聴した。
 「愛国者」が押し寄せ大混乱?
 いやあ、傍聴券抽選(当たり券10枚)で楽々定員割れだったようだ。まあ、そんなもんだ。

 

 傍聴して私はメルマガで詳細にレポートした。第2193号「靖国神社で逮捕、中国人の勾留理由開示!」と第2194号「日本が我が国に来て沢山の人を殺しました」と、2号にわたって。

 いま読み返した。へえ~、ほ~、だいぶ興味深い期日だった。
 ま、とりあえずそんなことで。

 右の画像は2005年8月15日に撮影。

 ←6日2日12時50分現在、週間INが50で2位。

 

※追記: 一般人が逮捕すること全般を「私人逮捕」というのではない。
 一般人が刑訴法第213条により現行犯逮捕することを「私人逮捕」というのだ。
 第213条によらない逮捕行為は、事件名が「逮捕」の犯罪(刑法第220条)だ。

 罪名に「逮捕」の2文字がある刑事裁判も、けっこう私は傍聴した。
 たとえば、特殊詐欺の現金の持ち逃げを図った男2人を、多数人で逮捕、監禁し、全裸にして互いの陰茎を口淫させ動画撮影、耳や鼻を切るなどした事件とか。

 「逮捕」2文字だけの裁判も傍聴した。
 紹介した仕事を無断で投げ出したことに腹を立て、結束バンドで公園の樹木に緊縛、立ち去ったという事件だった。

« 2024年5月 | トップページ | 2024年7月 »