川越ホームラン劇場、閉館直前の豪華上映作品!
パソコンの中にこんな画像を見つけた。2006年2月に撮影したらしい。
どこか地方の小さな町の、映画館の立て看板だ。
じつになんとも趣きがある。気になって、拡大してみた。
上のポスターは、オリビア・ハッセー主演、『マザー・テレサ』。
オリビア・ハッセーさんて、あの『ロミオとジュリエット』の美しくもみずみずしい少女じゃないか。
あれを私は輪島市の映画館で観た、祖父のお見舞いに輪島市内の病院へ行ったとき、当時映画少年だった私はどうしても観たくて。
祖父は間もなく亡くなった。お見舞いをスルーしたわけではないのだが、若干の悔いが残る。合掌。
※ その祖父ら先祖代々の墓は、江戸時代頃かもっと前か、風化しきって小さな自然石っぽい墓も含め、今年1月1日の能登地震ですべて無残にひっくり返ったそうだ。墓地は山中にある。途中に土砂崩れというか崩落があり、簡単には近づけないという。先祖代々の家は半壊し、墓を直す余裕は全くないという。
下のポスターは『四月の雪』。ペ・ヨンジュンと読み取れる。私も聞いたことがある、韓国の有名俳優さんだよね。
「毎日11:00より(1回)」と貼り紙が。
そんな上映の仕方もあるんだ。よほど人気の映画なのだろう、
上下のポスターの間に「川越スカラ座」と。
ああ、埼玉県の川越市!
ジャーナリスト・寺澤有さんを被告人とするオービス裁判(三菱のレーダー式による超過37キロ)がさいたま地裁川越支部で長く争われた。
んまあ、すごい裁判だった。オービス裁判の歴史に間違いなく残る!
私の超絶マニアックデータによれば、第1回公判は2002年2月5日。24回もの期日を重ね、第25回、判決公判はなな、なんと2006年4月25日。
私は川越支部へ、車を運転して行ったり、電車を川越駅で降り、裁判所まで15分か20分かぶらぶら歩いたり。
そのときにふと撮影した画像なんだねえ。
真っ茶に錆びた雨樋(あまどい)の、向かって左側の、緑色の文字らしきやつ、拡大してみた。一部読み取れた。
『宮本武藏』
『緋牡丹博徒』 『網走番外地』
『ホタル』 『鉄道員』
『七人の侍』
『ゴジラ』 『モスラ対ゴジラ』
いいねイイネ!
よくよく見ると、それら映画タイトルの上に「さよならホームラン」「ラスト・プログラム」、下に「シアターホームラン」と。
「川越スカラ座」とは別に「シアターホームラン」があり、後者は閉館するのか?
ネット検索してみた。
「小江戸川越のらり蔵り」というFacebookによると、「川越ホームラン劇場」は1950年オープン、2006年2月19日を持って閉館したそうな。
そんな背景のある、嗚呼、これは画像、とは露知らず、私は川越支部のオービス裁判へ通っていたのだ、4年間も。
今井亮一、愚かなり!
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