引渡直前のマンションを住民の声で解体、んなわきゃねーだろっ!
今年の10大注目ニュースに数えられるんじゃないでしょうか。
多くのメディアが報道しているようで、以下は6月8日付けTBS NEWS DIGの全文だ。
「富士山が見えなくなる」完成間近のマンション 解体へ 東京・国立市
東京・国立市で完成間近のマンションが急きょ解体されることになりました。「富士山が見えなくなる」として建設中止を求める声が高まっていたマンションでした。
およそ4年前に撮られた東京・国立市の写真。JR国立駅からまっすぐ伸びる「富士見通り」の商店街からは、美しい富士山が望めました。しかし、問題のマンションの建設が進むと…、富士山の半分が見えなくなってしまい、周辺の住民から建設中止を求める声が高まっていました。
マンションは大手の積水ハウスが建設していた10階建てで、来月には引き渡し予定でしたが、急きょ今月になって解体を決めたということです。完成間近のマンションを解体するのは異例です。
積水ハウスは「景観条例などの法令はクリアしていたものの、周辺への影響に関する検討が不十分だった」としています。
そんなバカな! である。
法令はクリアしてるのに「周辺の住民から建設中止を求める声が高まってい」たことを理由に、引き渡し直前に、なんと解体が決まったように読める。
たかが景観で、あり得ないでしょ!
周辺住民の中に、偉い人がいた?
なるほど昨年そんなようなことがあったらしい。
たとえば12月8日、NEWSポストセブンが「「子供の声がうるさい」名誉教授のクレームで廃止された公園で新たな騒動、今度は住民が「閉園工事の音がうるさい」と抗議」と報じた。
でもあれはたかが公園の廃止だ。出費があってもどうせ税金だ。
引き渡し直前のマンションを解体するのとは、まーったく全然ちがーう!
クレーマーが自民の超大物だったとか、その程度じゃないでしょ。
引き渡し後に発覚したら積水ハウスが最悪吹っ飛ぶような、そもそもの建設計画に超ヤバイことがあったとか、何か大変ものが地中に埋まっているとか、とんでもない闇が隠れてるんじゃないか。
私はそんなふうに想像して震撼する。
しかしどの報道も、判で押したように、周辺住民の反対の声しか報じてない。そこがまた、闇の深さを想像させるよねえ。
このあとは、お行儀の良い記者クラブメディアの手を離れ、野良犬のような週刊誌にお任せすることになるのか。
世の中、分業である。
可搬式オービスがじつはヤバイとか、そんなことを書くのは私だけのようだし。分業である。
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