私立探偵さんからメールがきたよ
日々着信する電子メールの、半分以上かな、詐欺メールだ。
今朝、面白いのがきた。
私は私立探偵で、金融機関から、以前亡くなった人物とあなたの関係を確認するよう依頼を受けました。
彼は遺言書を残さずに亡くなり、財産を残しました。私たちは、あなたが故人と関係があると考える理由があります。
詳細については、私または鑑定人に連絡して確認してください。
敬具、
ビクター・チェン
差出人は「victorchein@counsellor.com」となっている。
いろいろ思いつくねえ。
好奇心半分、何らかの返信をすると、まずはカモ認定される。
そのうえで、遺産は日本円で何百億円相当だ、あなたの取り分は何億円だ、手続きのため特別な口座を設定する必要がある、その費用は何万円か何十万円だとくる。
これに応じて振り込むと、超馬鹿なカモに認定される。
詐欺師は超馬鹿なカモにちからを集中する。
これこれの鑑定費用がかかる、政変が起こり金融機関が変更になった、特別な振込方法になった、補償金が必要だ、あなたの操作ミスでシステムに支障が生じた、復旧に何十万円かかる、次々といろんな理由をつくって(あらかじめすべて用意されている)、カモが気づいて送金をストップするまで、とことんむしり取る、、、のだろうと私は想像する。
最初のひっかけメールが巧妙だと、まともな人もひっかけてしまう、まともな人は早い段階で詐欺と気づいて逃げる、効率が悪い。
なので、最初のひっかけメールは、わざと馬鹿っぽくつくっている、馬鹿をひっかけるのが詐欺なのであると、どこかで読んだ。
馬鹿ばか言うけど、今井はお利口なのか?
私の場合、これは詐欺メールではないと認められる事情があるメール、それ以外はすべて詐欺メール認定し、弾いちゃってる。
詐欺じゃないメールも、弾いちゃってるかもしれない、馬鹿でしょぉ(笑)。
でもね、ネットを利用するにはそれぐらいがちょうどいいんではないかと。
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