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2024年8月14日 (水)

同乗者らを盛り上げるため高速度で信号無視!

 最近傍聴したのを少し。いろんな事件があった。

 

過失運転致傷、道路交通法違反
 被告人は80歳代、医師。助手席に妻を乗せようと、パーキングメーター内で少し右前方へ車を動かしたら、右後方から来た自転車が急制動。そこへ、接近して追従していた自転車が衝突し…。

 

道路交通法違反
 アマゾンの配達で拠点へ向かう途中のこと。時間帯によって拠点によって報酬が異なるので、どこの拠点へ向かうか、道端に停車してスマホで調べていたら、自転車が追突。
 救護義務違反と、無免許運転とで起訴された。

 

傷害致死
 殴ったあと、父親が死亡。判決は控訴棄却と聞き、頭を抱える。

 

道路交通法違反
 被告人は特定少年。無免で保護処分を受け、免許取消処分。かまわず自二を運転し続け。近隣から通報され…。

 

傷害
 40歳代無職男、50歳代男と友人関係、ナメてバカにした態度に怒り、カッターナイフで切りつけた。きっぱりした男!



詐欺
 1千万円融資の担保に4千万円相当のフェラーリを預かり、直ちに500万円で売却してキャバクラで費消。

道路交通法違反
 被告人は医師。酒気帯びで免許取消処分を受けたが、意に介さず自二を運転し続け罰金2回、そして本件。
 判決は執行猶予付き懲役刑。医業停止のこと、被告人も弁護人も完全スルー。

 

邸宅侵入
 路上で強制わいせつは起訴猶予に。暑いから窓を開けているだろう、裸を見られるかも、とマンション敷地内に入り。

 

詐欺
 出し子で懲役2年6月を服役。その仮釈放中に受け子をやり、知らなかったと否認。

 

危険運転致死傷、道路交通法違反
 飲食店の同僚5人を乗せカラオケ店へ。朝まで大量飲酒。同僚らを乗せて運転開始、盛り上げるため高速度で赤信号無視、2人死亡、3人重軽傷。
 原判決は懲役9年(求刑10年)、控訴棄却。被告人は不出頭。

 

 若い人が、車内を盛り上げるためムチャな運転をし、事故って死傷者多数、という事件がときどき法廷へ出てくる。
 おそらくそういうのだろう、と思われる死傷事故の報道がよくある。

 毎年、たぶん何十人か、“盛り上げ運転”で命を失う。
 重い後遺傷害の人も含めれば、百数十人かもっとか。

「バカな奴、ちゃらい奴の車には絶対同乗するな!」

 義務教育でしっかり教える、、、そんなことは絶対に起こらないだろうと思う。
 理由は長くなる。またね。

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コメント

コメント拝見、ありがとうございます。無車検車の運行は道路運送車両法違反になります。同違反がすべて無車検事件ではありません。検察の2023年のデータによれば、同違反の公判請求は51件、略式命令請求が396件、不起訴が335件です。捕まらなかったケースはもっとあるでしょう。

そして、ほとんどの犯罪は報道されません。一部報道されるもの、の多くは警察の逮捕発表を少し報じて終わり。世の中そんなもんです。
そこにおいて、私(非先生)は私のやりたいことを勝手にやる、そんな感じですかね。

唐突なコメント失礼します。
北海道留萌市でまた、公用車の車検切れの事件がありました。
以前、今井先生の雑誌コラムでも車検切れのトラックを運転して失職した方の記事がありました。
自動車の運転するための免許を持っているわけで、車検が切れた車を運転した場合は理由はどうあれ、運転者が処罰されるはずです。
相当の期間、車検が切れているのであれば当然自賠責も切れているはずです。
公務員ですから、刑事で罰金ではなく懲役刑となればたとえ執行猶予がついても免職になるはずです。
同じような事件が多く発生していますが(隠されている場合もありそうな気がします)最終的に運転者はきちんと処罰されているのでしょうか。
マスコミは何か忖度するものがあるのか、事件発生だけを伝えて終わってしましますが、今井先生のような方にこそ、そういう事案について掘り下げていただけたらと思います。

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