裁判所にセーラー服おじさんが現れた日
「「ふだんは会社勤め」「家族、恋人はいません」「楽しみはこの格好で飲みにいくこと」“街で見かけると幸せになる”と噂の“セーラー服おじさん”にインタビュー。過去に入店拒否をされたことも…」と8月5日付け集英社オンライン。
この方、以前、東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)へ来たことがある。
メルマガ第1003号「裁判所にセーラー服のおじさん現るっ!」(2013年3月1日付け)でちらっと書いた。
少し加除訂正のうえ、以下に。
おっと、忘れてた! 2月22日(月)、セーラー服のおじさんを見た件。
その日、12時30分前後、裁判所1階の正面玄関側のロビーで、ソファーに座ってマニア諸氏と話してるとき、私はぎょっとなった。
「ぎょっ、おじさん、お洒落じゃん、水兵さんルックか~」
1秒たたず、気づいた、水兵さんルックの下はスカートだよ、それも、ミニのっ!
てっぺんは禿げ、少ない白髪を乱れて垂らしたおじさん(推定60歳前後)が、ミニのセーラー服を着て、裁判所に現れたのであるっ、うっわ~!
そっち方面で民事の裁判があるのか? 傍聴せねばっ。
しかしおじさんは、若い人たちで人だかりの開廷表を見たがってる様子。
5分か10分か経過して、おじさんは刑事の開廷表を、メモ帳を開いてしげしげ見た。
どうやら、自分の事件があるのではなく、一般傍聴人としてきた…のかな?
私はソファから立ち上がり、おじさんのそばを通って喫煙室へ。
そのとき、おじさんが肩に掛けてる濃紺バッグに、なんだっけ、ピンク色の刺繍が見えた。マニア向けの女子スクールバッグ?
ミニのセーラー服のおじさんは、東京地裁の“男一匹傍聴人”の1人に加わるのか。
いいじゃないか、阿曽山大噴火さんも長年スカートだし。
ちなみに、裁判員制度反対のバッヂを付けてると、裁判所に入れないらしい。
なのに、禿げたおじさんのミニのセーラー服は、いいのである。
こういう、さまざま“リトマス試験紙”(懐かしいなぁ)によって、裁判所の酸性、アルカリ性が浮かび上がってくる…。お~、私は今、うまいこと言ったかも(笑)。
同じく東京高地簡裁合同庁舎の1階フロアで、リアル自動拳銃を目撃したこともある。
その話はまた今度。
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