フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« ヘイトは実際にあると認めたうえでの法律! | トップページ | 『特殊詐欺と連続強盗 変異する組織と手口』から『レイシズム』へ »

2024年9月 5日 (木)

靴修理店、職人から商人へ?

 2018年1月12日付けのメルマガ第2041号「韓国からの逃亡犯罪人、日本で夢みた5年間」、その編集後記からちらっと、若干の加除訂正をして。

 

 私の茶色の革靴は、イギリスかイタリア製の高級革靴だ。確か20年ぐらい前、デパートの閉店セールで半額だった。

 かかとに半月型の鉄の板(以下補強金属)を釘3本で固定する、すり減ったら外して新しいのを、ということを、スペアキーの作成も行う靴修理店でやってもらい、長持ちさせてきた。
 ここ数年は1足500円だった。その前は400円、40年ほど前、お年寄りが営む小さな靴店では300円か250円だっけ。

 

 昨年暮れ、補強金属がだいぶすり減り、新しいのを打ってもらう必要が生じた。
 忙しくて動けず、かつ忘れ、今年の初傍聴の日(9日)、いつもの店へ行った。

 ところがっ、閉店していた!
 近頃なんかあちこちにやたら同種の靴修理店(以下同業店)が増えた。しかもお洒落な店構えで。
 そのあおりで閉店を余儀なくされたのか。可愛そうに。

 

 なんにしても早く新しい補強金属を打ってもらわねば。
 ところがっ! やたら増えた同業店はどこも、「金属も樹脂製も、かかとの補強はしてません」なのである。
 樹脂製ならできるという同業店があったが、1足千円だという。高っ!

 それくらいで驚いちゃいけない。某駅ビル内の同業店は、もちろん金属のはなく、樹脂製が1足3千円だという。
 さ、3千円? この靴のここに打つやつですよ、3千円? 3千円?
 何度確認しても店員はニコニコ「3千円です」とくり返すばかり。

 

 困り果て、靴の量販店を思い出した。
 あそこは広い店内の一角に靴修理のスペースがあった。ああいうスタイルでアコギなことはやらないんじゃないか。
 行ってみた。
 金属のはないが、樹脂製は1足500円だという。地獄で仏、の気分だった。

 「3千円の店がありましたよ」と言ったら、年配の職人さんは笑うのだった、「やりたくないんでしょう」。
 なるほど。しかしそれにしても3千円はないだろ。よく分からず3千円でOKする客もいるのかな。

 近頃やたら増えた靴修理店、そこにいるのは職人じゃなく商人、嗚呼、こういう時代なのかと思った次第。

 いわば資本家が次々出店し、職人さんは雇われ人であり自由がきかない、ということかもね。

 ともあれ、その後、家人がMBTのお高いシューズを見つけ、私に買い与えるようになった。

 お高いシューズをなぜ私なんかに? 人間は足が基本、足が弱れば寝たきりに近づく、カネがかかる、足を鍛え、死ぬときはぽっくり死になさい、と。

 靴底が妙な形で、かっちり履けるのだけど不安定。歩き、立つ、それだけで足が鍛えられる。
 履き始めてたちまち、ふくらはぎがカッチカチになったよ。

 

 整形外科で変形性膝関節症と診断された私の膝を、ほぼ完治させてくれたカイロプラクティック医は、人間の体は長く座るのに向かない、適度に揺れる電車内で姿勢良く立てば、下半身が鍛えられるという。

 裁判傍聴は座る時間が長い。上りなら1、2フロア、下りなら4フロア程度、非常階段を私は利用している。

« ヘイトは実際にあると認めたうえでの法律! | トップページ | 『特殊詐欺と連続強盗 変異する組織と手口』から『レイシズム』へ »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ヘイトは実際にあると認めたうえでの法律! | トップページ | 『特殊詐欺と連続強盗 変異する組織と手口』から『レイシズム』へ »