靴修理店、職人から商人へ?
2018年1月12日付けのメルマガ第2041号「韓国からの逃亡犯罪人、日本で夢みた5年間」、その編集後記からちらっと、若干の加除訂正をして。
私の茶色の革靴は、イギリスかイタリア製の高級革靴だ。確か20年ぐらい前、デパートの閉店セールで半額だった。
かかとに半月型の鉄の板(以下補強金属)を釘3本で固定する、すり減ったら外して新しいのを、ということを、スペアキーの作成も行う靴修理店でやってもらい、長持ちさせてきた。
ここ数年は1足500円だった。その前は400円、40年ほど前、お年寄りが営む小さな靴店では300円か250円だっけ。
昨年暮れ、補強金属がだいぶすり減り、新しいのを打ってもらう必要が生じた。
忙しくて動けず、かつ忘れ、今年の初傍聴の日(9日)、いつもの店へ行った。
ところがっ、閉店していた!
近頃なんかあちこちにやたら同種の靴修理店(以下同業店)が増えた。しかもお洒落な店構えで。
そのあおりで閉店を余儀なくされたのか。可愛そうに。
なんにしても早く新しい補強金属を打ってもらわねば。
ところがっ! やたら増えた同業店はどこも、「金属も樹脂製も、かかとの補強はしてません」なのである。
樹脂製ならできるという同業店があったが、1足千円だという。高っ!
それくらいで驚いちゃいけない。某駅ビル内の同業店は、もちろん金属のはなく、樹脂製が1足3千円だという。
さ、3千円? この靴のここに打つやつですよ、3千円? 3千円?
何度確認しても店員はニコニコ「3千円です」とくり返すばかり。
困り果て、靴の量販店を思い出した。
あそこは広い店内の一角に靴修理のスペースがあった。ああいうスタイルでアコギなことはやらないんじゃないか。
行ってみた。
金属のはないが、樹脂製は1足500円だという。地獄で仏、の気分だった。
「3千円の店がありましたよ」と言ったら、年配の職人さんは笑うのだった、「やりたくないんでしょう」。
なるほど。しかしそれにしても3千円はないだろ。よく分からず3千円でOKする客もいるのかな。
近頃やたら増えた靴修理店、そこにいるのは職人じゃなく商人、嗚呼、こういう時代なのかと思った次第。
いわば資本家が次々出店し、職人さんは雇われ人であり自由がきかない、ということかもね。
ともあれ、その後、家人がMBTのお高いシューズを見つけ、私に買い与えるようになった。
お高いシューズをなぜ私なんかに? 人間は足が基本、足が弱れば寝たきりに近づく、カネがかかる、足を鍛え、死ぬときはぽっくり死になさい、と。
靴底が妙な形で、かっちり履けるのだけど不安定。歩き、立つ、それだけで足が鍛えられる。
履き始めてたちまち、ふくらはぎがカッチカチになったよ。
整形外科で変形性膝関節症と診断された私の膝を、ほぼ完治させてくれたカイロプラクティック医は、人間の体は長く座るのに向かない、適度に揺れる電車内で姿勢良く立てば、下半身が鍛えられるという。
裁判傍聴は座る時間が長い。上りなら1、2フロア、下りなら4フロア程度、非常階段を私は利用している。
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