連中が他にも冤罪をつくっていないはずがない
袴田事件、再審無罪である。
ただ、検察は控訴できる。
控訴するだろうと私は思う。もしも控訴しないなら、いったい何を企んでいるのか、恐ろしい。
とにかく、不撓不屈(ふとうふくつ)、この言葉は袴田巌さんの姉のひで子さんのために今まであった、と私は思う。
虚偽の自白を無理やりもぎ取って起訴し、形勢不利と見るや、証拠(5点の衣類と共布)をあろうことか捏造し、死刑判決を勝ち取った。
その後、捏造の死刑判決を否定されまいと七転八倒、徹底抵抗を重ねた。
これだけのことを堂々やってのけた連中が、他にも少なからず冤罪をつくっている、裁判所が易々と見逃しているとの推認は、論理則、経験則等に照らして合理的と言わなければならない。 ←高裁刑事判決に頻出する表現
たとえば北陵クリニック事件。
そんなの聞いたことない? 「北陵クリニック事件Q&A: 病気が真犯人だった」というwebページから、一部引用する。
Q そもそもなぜ「筋弛緩剤点滴事件」と呼ばないのですか?
A それは、筋弛緩剤はこの「事件」とは何の関係ないからです。ですから、「事件」が起こった場所にちなんで、北陵クリニック事件と呼んでいます。実は「事件」でさえもなく、被害者も存在しないのです
「筋弛緩剤点滴事件」「仙台筋弛緩剤点滴殺人事件」という架空の殺傷事件の犯人、殺人犯とされた守大助さんは、今も無期懲役の牢獄にいる。再審請求を棄却されて。
守大助さんだけでなく、ほかに少なからずいるだろう冤罪被害者の、雪冤、救出、何よりもそこへ向かわねば!
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