4月初めに電車の遅延が目立つ理由
伝説のメルマガの第2240号「最近流行の銀行カード詐欺と、チケット詐欺師の無免許運転」(2019年4月11日発行号)、その編集後記にこんなのを見つけた。
季節外れだけど、来年4月までに何が起こるか分からない。見つけたときに転記しておく。若干の加除訂正をして。
4月の初め、東京の電車、地下鉄は遅延が目立つ。
理由を鉄道会社から聞いたことがある。
審尋もとえ新人の学生、社員諸君が、特定の車両の特定のドアに、集中する、その影響が大きいんだそうだ。
4月から晴れて会社、大学へ通うに当たり、どの車両のどのドアから降りれば階段、エスカレータを真っ先に上り下りできるか調べあげ、そのドアそばを死守しようとするらしい。
加えて近年、若い諸君はスマホ世界に耽溺している。耽溺率が高い。
周囲を見回せば「あっ、このドアから乗ってぎゅぎゅう詰めになるより、あっちのドアから乗るほうが楽に通勤できる」となるのに、スマホ以外を見ないから気づかない…。
また、目的駅に降りたら直ちに降りて階段等へ急ぐため、ドアそばの手すりに張り付き、スマホに集中して動かない…。
ドアそば以外でも、自分の前に、先に、だいぶ空間があるのに、スマホに熱中、頑として動かなかったり…。
それらのことが、他の乗客の乗降等の妨げとなり…ということも遅延の一因になっているんじゃないか。
人間の成長に必要なのは孤独と退屈、と言われる。
スマホは孤独と退屈を、とりあえず表面上は素晴らしく奪う。
石器時代、鉄器時代、農耕時代とか言われるけど、スマホ時代で人類は大きく変わる、と思います。
スマホに耽溺しているとき、ただ刺激を受けるだけ、脳はほとんど働いていないという。
脳が働かない時間というか年月が長い人は、認知症になりやすいはず。
超高齢社会の果てに、超認知症社会が展開する? どうでしょね。
この本、読んだ。ショッキングな内容だ。
スマホ企業、その関連企業をスポンサー、広告主に持つメディアは、なかなか取り上げづらいだろう。世の中そんなもんだ。
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