日々の犯罪と他人事バイアス
またまた、ふと思った。
トクリュウ強盗、特殊詐欺、性犯罪、飲酒運転、交通事故等々。
めっちゃ大きく、しょっちゅう報道されるのに、なぜその加害者に、また被害者に、なってしまうか。
トクリュウ強盗、特殊詐欺については、犯罪グループがプロフェッショナルってこともあるだろうけど、やっぱり、
他人事バイアス
これの影響がひとつ見逃せないんじゃないか。
いまちゃちゃっとネット検索してみたが、ない。私の造語らしい。
「正常性バイアス」「第三者効果」てのが近いようだ。
いくらニュースを見ても、注意喚起されても、他人事(たにんごと)、自分には関係ない。自分のいつもの日常に、そんな恐ろしいことが起こるとは想像もしない。
いや、他人事バイアス、それ自体が悪いわけじゃない。
なんでもかんでも自分事(じぶんごと)と受けとめていては参ってしまう。心を病んでしまう。
他人事バイアスは、人間に必要な認知バイアスのひとつだ。しかし…。
私は思うのだ。平日の昼間に時間がある人、時間をとれる人は、いっぺん裁判所へ行って「詐欺未遂、詐欺」「詐欺、窃盗」「窃盗」「住居侵入、強盗」「強盗致傷」「大麻取締法違反」「不同意性交等」「不同意わいせつ」「性的姿態等撮影」「道路交通法違反」「道路交通法違反、過失運転致傷」「危険運転致死傷」等々、刑事裁判を傍聴してみたらいいんじゃないかな、と。
法廷へはナマの犯罪者が出てくる。ナマの手錠と腰縄につながれた、ナマの犯罪者だ。身柄じゃないこともけっこうあるけどね。
日々の犯罪報道は、記者クラブメディアに対する警察発表(記者レク)の要約のみ、それが基本だ。
裁判を傍聴して「報道と違うじゃーん」「そんな背景があったの」となることはよくある。
しかも、報道されるのはごくごく一部だ。ほとんどの犯罪は報道されない。
ニュースしか見ていない人、つまりほぼすべての人は、なーんにも知らない、といえる。
ナマの法廷でナマの犯罪者を見れば、他人事バイアスはそうとう程度、薄れるでしょ。
んなことを、ふと思ったわけ。じゃねっ。
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