東京都の残骨灰、私企業が…?
火葬後の灰が金になる、そのことである。
以下は9月17日付け、ネットの日経新聞、の冒頭部分だ。
火葬後の灰から貴金属、誰のもの? 自治体売却額3.4倍
年間157万人が亡くなる多死国家の日本で、遺体を火葬し骨つぼに収めた後に残る「残骨灰」の扱いが揺れている。含まれる貴金属などの売却に動く自治体が目立ち、日本経済新聞の全国88都市への調査では2023年度の売却額が19年度比3.4倍になった。一方で住民感情に配慮し売らない例もあり、対応は割れた。国に売却ルール整備を求める声が上がる。
私はもう何年も、紙の日経新聞を日々読める境遇にある。読まずに捨てることもできるが、もったいない、少し読む。
紙の新聞のその記事にこんな部分がある。
残骨灰を売却し収入を得ていたのは48%にあたる42都市。23年度までの5年間に計64億9千万円を得ていた。
歯科治療に使われた金やパラジウム、人工骨に含まれるチタンなどが、けっこうな金額になるんだねえ。
「残骨灰の売却額が高い自治体(2023年度)」というベストテンが載っている。以下、5位まで。
1位 京都市 3億313万円
2位 横浜市 2億3286万円
3位 名古屋市 2億2508万円
4位 福岡市 1億4898万円
5位 北九州市 1億632万円
ちょっと待て、ハートのエースが、じゃなくて東京23区が出てこない。
東京はどうなってるのか。
全国の火葬場の97%を公営が占める中、特殊な状況にあるのが東京23区だ。域内9カ所の火葬場のうち7つが民営。うち6つを運営し、年間7万件の仮葬を担う東京博善は残骨灰の処分状況を明らかにしていない。
えーっ、「明らかにしていない」って気になるじゃないですか。
博善さん、ぜんぶ捨ててたらもったいないし、もしも売却して自社の利益とし、誰かのパーティ券をたくさん買ってたら…。
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