依願退官12人って!
まずは岡口基一氏のこのTweet(旧X?)で知った。
https://x.com/okaguchik/status/1852855735836934321
以下は11月3日付け中日新聞の冒頭部分。
自腹で「泊まり勤務」も 依願退官12人、愛知で続々と裁判官が辞める背景
名古屋地裁管内で裁判官の依願退官が相次いでいる。昨年から今年9月までに自ら職を辞したのは12人。中でも西三河地方を管轄する岡崎支部は6人と突出する。「岡崎と豊橋は全国的にも忙しいことで評判」と元判事。背景には支部ならではの激務と勤務地による格差があるようだ。
えーっ、よっぽどな何かがあったのでは、と推察される。
名古屋地裁の所長は誰?
2023年7月から入江猛氏だ!
入江氏は以前、東京地裁で刑事の部総括判事をやっていた。
ざっくばらんなところがあったかどうか、荘厳気取り系、ではなかった、という遠い印象だ。
念のため、超絶マニアックデータの備考欄に当たってみた。
すぐに「強姦致傷等で懲役10年、出所してまた15歳と17歳女子を」というのがヒットした。
事件名は「強制わいせつ、強姦(変更後の訴因 東京都青少年の健全な育成に関する条例違反、強制わいせつ)」(合議)、2018年3月22日判決、懲役3年8月、未決310日算入、訴費不負担。
被告人の年齢は、当時の傍聴ノートによれば、犯行時(2016年)60歳。
刑務所が「徹底した矯正教育を施す矯正施設」であるという、自信に満ちあふれた検察官の言い分は、法廷へ出てきた事件を見る限り相当程度、嘘だ、と傍聴マニアは知っている。
とすれば、出所後また何かやらかしてるんではないか。ネット検索してみた。
なんと! 小4女児に対する「わいせつ略取」や「不同意性交等」で68歳の男が今年7月に逮捕、と大きな報道がヒットした。
同姓同名がわりと多そうな氏名ではあるが、年齢的に、また犯行の内容的に、同一人物の可能性が高い!
えっと何の話だっけ、あそうそう、岡崎支部。
入江氏に問題があったと、直ちに見ることはできない。
最高裁の誰かが入江氏を困らせてやれと考えたのか、はたまた他の事情か、中日新聞の有料部分に出てきてたりして。大変だ!
裁判官の人手不足が深刻で、割り振りが合理的でなく、加重な勤務実態があるなら、しかもそこから逃れるには退官という選択肢しかないなら、司法の信頼性にとって由々しき問題だ。
当然に、国会の法務委員会か何かで議題にすべき、とは裁判傍聴マニア独自の考えである。世間はそんなふうには思いもしない、かもね。
追記: 「懲役3年8月」は軽過ぎるか、という問題。性交には至っておらず、相場的にそんなものだろうと思う。
同時に、性犯罪の相場自体が安(軽)過ぎる、という指摘はそのとおりだろうと私も思う。性犯罪は「魂の殺人」とも言われるのに。
ただ、「集団でレイプするほど元気があるほうが若い男として健全だ」旨を、ぺろっとしゃべった自民議員も以前いた。
男たちの中には、男根主義、家父長制度の護持派、大日本帝国郷愁派、そういうのが相当程度いる、または、男の無意識のうちにそういうのが、多寡はともあれどうしようもなく存在する、そして、大事なことを決めるのは、いつも全員男、または、ほぼ全員男、男祭り。
性犯罪の法定刑、量刑相場に影響を及ぼし得る立場に、もしも多くの女性が就けば、殺人と同程度、または近いところへ引き上げられるだろう。
何より、再犯抑止のため、効果的な方法を探すだろう。
各国の首脳および主要な幹部が女性だらけになったら、戦争は無くなるだろう。ま、現実には無理と思うが、そういう可能性は視野に入れておきたい。
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