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2024年12月の14件の記事

2024年12月30日 (月)

こと名「暇空茜」の民事判決、たまたま傍聴

 先週傍聴したのを少し。

 

 東京高裁、「窃盗」、判決。
 被告人は身柄(拘置所)。30歳前後か、お洒落かつ個性的な上衣で、目立つタトゥーあり。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中30日を原判決の刑に算入する」  ※メモは「キキャク、30日」のみ。あとは定型文なので。

 原判決は懲役1年(未決算入不明)。所持金が乏しく、小腹が空き、コンビニで「おむすび」等2点を万引…。

 マニア諸氏はすぐ思うでしょ、前科があるな、と。
 そのとおり、半年ほど前に何か(「カンキ」としかメモってない。監禁等だったかも)で懲役1年6月(ろくげつ)、執行猶予5年が確定してるんだという。
 その猶予は取り消され、あわせて服役することになるわけだ、最高裁で救済されなければ。

 執行猶予中でも、軽い犯罪なら罰金で処理することはよくある。罰金なら前刑の執行猶予は取り消されない。
 本件はなぜ?

裁判長 「罰金刑の選択は相当でなく…更生環境が整えられていない…執行猶予…確定からわずか半年後…」

 それは表向きのタテマエ、前刑がほんと実刑ぎりぎり、崖っぷちの執行猶予だった、のかなと。

 一般論として、「優等生の規範などちゃんちゃらおかしいぜ」と突っ張らかり、結局刑務所へ、というパターンはあるように思う。

 

 東京高裁、「過失運転致死」、判決。
 被告人は不出頭。控訴審は被告人の出頭を要しない。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。主文は以上です」

 原判決は禁錮1年10月(じゅうげつ)。
 速度違反で懲役4月(よんげつ)、執行猶予2年の判決を受け、その猶予期間の満了からわずか1週間で、普通貨物を運転して信号交差点を漫然右折、横断歩道を横断中の歩行者に衝突して重傷頭部外傷の傷害を負わせ、3日後に死亡させた…。

 速度違反の現場が首都高で、犯行車両が普通車なら、懲役4月=超過90キロ台だ。
 超過90キロ台って、常軌を逸してると私は思う。しかしこの国は速度違反をなぜか優遇するのだ。軽いのだ。優遇政策でなければ、その事故は起こらず、その人は今も普通に生きていたんではないか。

 

 東京地裁、「損害賠償請求事件」(民事)、判決。

 一般待合室を出るとき、入れ替わりに、ちょと個性的な中年男性が2人、入ってきた。
 何の人たちだろ。私は付近の法廷前に掲示された開廷表をちらっと見てみた。
 間もなく始まるのはこれ1件だった。ふうん。

 いや、ちょっと待て、原告と被告のこの氏名!
 原告の氏名は、こと名「暇空茜」の、そういえば実名だっけ?
 被告は…ええっ? 望月衣塑子さん!?
 こと名「暇空茜」が望月衣塑子さんを訴えた事件の、判決なわけ?

 急遽、予定変更、この判決を傍聴することにした。

 原告席も被告席も無人。民事の判決は、多くはこんなもんだ。
 傍聴席には、私のほかに5人。
 1人は、喜多村洋一弁護士じゃないかな。私は昔、ある事件の関係でちょっとお会いしたことがある。
 2人は、さっき待合室にいた男性。

 あと2人も男性で、うち1人は傍聴人全員について“筆記スケッチ”している風だった。
 原告の仲間か、そうじゃなくてこの裁判を注目している人か。
 緑色系ネクタイで昭和ファッションの素敵な紳士、何者!? と戸惑ったはず。私ですよぅ。

裁判長 「主文。第一、原告の請求を棄却する。第二、訴訟費用は原告の負担とする。事実及び理由の朗読は省略します」

 この判決、Twitter(現X)で速報されている

 

 12月26日が私の傍聴納めだった。
 裁判所を出て警察庁へ寄り、お宝文書をたっぷり開示してもらった。むっひっひ、である。本年もお世話になりました。考えてみればもう23年間ですか、お世話になりっぱなしです。

 2025年の手帳は、すでに傍聴予定が詰まっている。困った困った。 ←こいつ喜んでるだろっ😠

2024年12月28日 (土)

Twitter(現X)の投稿を偽造された件

 たいへんなものをネット上に発見してしまった。

 私のTwitter(現X)投稿を、改ざんではなく、完全に偽造したものが3件、スクリーンショットの体(てい)で、5chに、匿名者がアップしている。

 3件とも、ある人物(以下、Aとしよう)の名誉を毀損し侮辱する内容だ。
 1件には、Aの実名がまんま出ている。
 あと2件には、実名はないものの、Aの画像がまんま載せられている。
 うち1件には、Aの画像の隣に、ゴキブリと思しき昆虫様の画像が。

 Aが見たら激怒するだろう。
 匿名の投稿者自身がプリントしてAに渡した可能性あり。

 

 3件とも、はっきりと、偽造である。
 そもそも私はAの実名を書かない。そもそもそんな写真を持っていない。
 ま、写真はネットのどこかに転がっているのかもしれないが。
 3件とも、はっきりと、偽造である。

 

 とりあえず今回はここまでとする。

 私は、Aにもその周辺者にも一切関わりたくない。ただただ関わりたくない。
 しかし、防衛のため、やむなく、ここまでを書いた次第だ。

 この先、私が何もしないか、するなら何をするか、あるいは、すでにしたか、伏せる。

2024年12月24日 (火)

氏名付きメルアドの価格

 「あなたをハッキングして情報を盗みました!」(2022年8月21日)
 「英文の詐欺メールを自動翻訳してみた件」(2024年2月8日)
 「じつにくだらない詐欺メール、しかし、、、」(2024年10月20日)
 「新手の詐欺メールが来たゆ」(2024年12月4日)

 などで扱ってきたが、またきた、当方の氏名あり、こなれた文章のやぁつが。こうだ。以下記号をちらっといじる。

 

こんにちは、
私のメッセージを読んで落ち着いていられないかもしれませんが、特にパニックになる必要もありません。
これから読むことは重要なお話、特にあなたにとって、極めて重要です。
冗談はさておき、これが重要なメッセージであることは本当ですよ。あなたは私をご存じないとは思いますが、私はあなたのことをよく知っています。
おそらく、今あなたは、ただ「どうやって?

と疑問を感じているのではないでしょうか?
インターネット上で特に気を付けずに行動していたことは、よく分かっているのではないでしょうか。
私もよく存じています。あなたは、ネットで恥ずかしいビデオを閲覧したり、安全でないリンクをクリックしたり、普通の男性なら訪問しないようなサイトにアクセスしたりしていましたね。

実はこっそりとAVサイトにマルウェアを埋め込んでいたのですが、あなたは知らず知らずのうちにそこに迷い込んでしまいました。
まるで目の悪い子猫のように、自分のすぐ近くにある危険に気づかなかったのです。
不審なインターネット活動で忙しくされている間に、システムがリモートデスクトッププロトコル(RDP)によって侵害され、あなたのデバイスに無制限で私はアクセスできるようになりました。
その瞬間から、誰にも気づかれることなく、あなたの画面上で行われていること全てを観察したり、あなたのカメラやマイクをこっそりとオンにしたりできるようになりました。
お褒めの言葉、ありがとうございます。ええ、私は策士なんです。
それからというもの、ずっとあなたのインターネット上の行動を監視してきましたが、そこで見たことには、かなり驚かされました。

気になったので、あなたのデジタルフットプリント以上のことを調べようとしました。過剰な好奇心と言えるかもしれません。
その結果、あなたのデバイスから抽出した膨大な機密データ、ウェブ上の行動の全てを事細かく調査させていただきました。
さらに、私はあなたのある時の行動を録画し、ビデオにして保存しています。それは、ご自宅で1人、かなり物議を醸しそうなことをしている様子を捉えたクリップです。

そのビデオやスナップショットは見れば明らかにあなたと分かるもので、映像の片方にはあなたが視聴していたコンテンツを、そしてもう一方には、その時にあなたがしていたことが映っています。
この動画が一般に公開されれば、どうなるかはあなたも分かっているでしょう。
私は、画像、録音、そして鮮明すぎる写真など、今回の交渉のキーをすべて持っていると言えます。ちなみに写真とは、絶対に誰にも見られたくないような写真のことです。
1度クリックするだけで、私はあなたが保存している連絡先全員にそれらのデータを送信できます。例外なく、修正もせずに。
どうにかこの状況から救われたいと望んでいるでしょう。お気持ちはお察しします。しかし、はっきりと言わせてください。私が情けや2度目のチャンスを与えるなんて思わないでください。
なので、私と交渉しましょう。この状況から抜け出す方法を2つご提案します。これからどうするのかは、あなたの選択次第です。

選択肢1:このメッセージは見なかったことにして、私を無視してください。そうすれば、その選択の結果をすぐに知ることになるでしょう。
ビデオは、あなたの知り合い全員と共有されます。あなたの同僚、友人、ご家族は、あなたが見られたくない様子を真っ先に見ることになります。
反応を想像してみてください。穴があったら入りたくなるでしょう!行動には結果が伴います。被害者ぶらないでください。これはあなたの責任ですよ。

選択肢2:この事実を葬り去るために、私にお金を支払ってください。プライバシーにかかる費用とでも思ってください。
秘密が本来あるべき場所、つまり隠されたままであることを保証するための小さな代償です。
その後の流れは次の通りです。私が支払いを受け取るとすぐに、全てを削除します。一切ビデオは流出せず、痕跡も残しません。
あなたはこれまで通り、何もなかったかのように暮らせます。お支払いは、仮想通貨で送金してください。他の方法は受け付けません。
お互いに納得できる方法を目指していますが、これだけは強調させていただきます。私の条件は最終的なものであり、交渉はしません。
私のビットコインのアドレスに1250 USDを送金してください(スペースは除く): 1AG Y8jB y3K32T h9w8iR D2P2 YEWW Bpg8H

どうするかは、あなた次第です。カウントダウンは始まっています。

 

 「膨大な機密データ」「映像」とやらの一部をちらっとでも出せば、相手は震え上がって必死にどんどんビットコインをどうとかし、恐喝の成功率は飛躍的に高まるだろうに、出さない。
 嘘がミエミエだ。

 ただ、当方の氏名があるぶん、成功率は若干上がるはず。
 氏名ありのメルアドは、なしのメルアドに比べてだいぶ高いはず。

 いったいいくらなんだろう。
 国別で違うのかな。引っかかりやすい国民のメルアドは、ぐんと高いに違いない。国別メルアド価格ランキングを見たい。

 そういうのを調べて出せば、詐欺被害、恐喝被害の防止に大いに役立つだろうに、と私は思う。

「こんな詐話、あんな詐話、いろいろあるなか、新しい詐話を募集します。優秀賞、ナイスアイデア賞、そんなアホな賞などを…」
「リモート強盗(スマホで操る強盗)に狙われやすい条件大賞。1等賞に投票した方の中から100名様に等身大ピーポ君人形を差し上げます」

 そういうの、やればいいのに、と私は思う。

2024年12月23日 (月)

オービス否認事件を見つけた!

 本日午後から、久しぶりに東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)へ。

 行ってびっくり、午前に「刑事訴訟法違反」の新件があったんだね!
 私は刑訴法違反を3件傍聴してる。うち2件は同じ被告人の一審と二審だ。

 今回の刑訴法違反は、ネット検索ではノーヒット。ただし、私の超絶マニアックデータに同姓同名が5回出てくる。
 来年の期日を傍聴しよう!

 

 午前にもう1件、「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反」という激レアな事件(審理)があった。
 これは報道ヒットあり

 有名人の国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律違反」の新件も午前にあった。
 これは傍聴券抽選だった。

 

 この日の私の狙いは、午後の「道路交通法違反」の審理だ。もしや可搬式オービスの否認かも!
 もちろん空振りの可能性は高いが、空振りをおそれてマニアは名乗れねえのだよ、ふん。

 

 ただ、同時刻から別の法廷で「暴力行為等処罰に関する法律違反、道路交通法違反」の判決があった。
 いわゆるあおり運転の臭いがばりばりするじゃん!

 私は先ず判決のほうへ行った。
 被告人は身柄(拘置所)。のけぞって眉をつり上げ、口(くち)元を尖らせ口はへの字。文句たらたら風だ。あおり運転か。

 違った。飲酒での粗暴犯前科多数。
 2024年2月に「暴行」で懲役6月、執行猶予2年、付保護観察。
 同年5月に「器物損壊」で罰金20万円。

 本件は同年7月の酒気帯び運転と、同年8月の暴行(常習暴行)だった。
 判決は懲役1年、未決70日算入

 

 急ぎ「道路交通法違反」の審理へ!

 8分遅れで法廷に入ると、検察官から証人尋問の最中だった。

検察官 「写真撮影の原理は…」
証人  「カメラが首を振るのではありません。固定位置で撮影…最初の、スタートループを…」

 うっわ! 固定式オービスの否認事件なのだあ!
 可搬式ではなかったが、今時は固定式だって否認はめっちゃ珍しい!

 しかも、すらすらと頭良さそうな証言ぶり、聞いたことがある、何度もある、あっ、東京航空計器のKさんではないか、何年ぶりだろう、お懐かしや!

 

 弁護人(よく見る長身の年配男性。国選かと)の反対尋問は、なんというか、ごくごく普通にまじめなものだった。なかなか良い所まで迫っていたと思う。
 ただ、オービスについて全く無知なことが明らかだった。
 全く無知ななかで、誤測定の原因をなんとか見つけようとする、普通は無理だと私は思います。

 じゃあ、オービスに誤測定はないのか。

 私は長年にわたりオービスの否認裁判を、百何十件だっけ or more 傍聴してきた。
 測定は正しくても、測定値が誤る、それは十分にあり得るというか、その可能性が全く考慮されてないんだね。

 この問題について、ネットを漂うデマのこととあわせ、『ドライバー』(八重洲出版)の次号で分かりやすく書く予定なのだ、じつは。
 その原稿締切りの前に、ずばりこんな事件を傍聴できて、偶然にすぎないと分かっちゃいるが、なんか運命的なものを感じていいですか?

 

 オービスの深淵をのぞくとき、オービスもまたこちらをのぞいている(ニーチェ)。
 オービスと果てしなく闘う者は、自らもまたオービスとなる(『燃えよ!カンフー』の盲目の老師)。
 Dance with the オービス。

2024年12月21日 (土)

裁判傍聴の平等ルールに女児は泣いた

 追っかけてる民事裁判、今日は本人尋問の期日だ。
 刑事裁判じゃないし、有名芸能人がらみでも宗教がらみでもない、どうせがらがらだろう、しかし念のため早めに行った。

 傍聴席のドアは開いており、なんとぎっしり満席?
 んなわきゃないよね、空いてる席がぽつぽつあった。

 ところが! 空いてると見えた席には、どの席にも、ふんわり暖かそうなコートやマフラーが置かれていた。すでに満席なのだ!
 若い女性が多い。仲間なのだな。ちっきしょぉ!

 3~4歳ぐらいの女児と2歳ぐらいの男児が、それぞれちょこんと座ってる。傍聴席を占めている。
 そばの席にはコートが。親はトイレへでも行ったのか。ちっきしょぉ!

 そのとき女児が、男児の世話をしに席を立った。
 席が空いた! 私はそこに座りかけた。
 いくら何でも大人げない? し、しかし…!

 

 どうするどうする? いろんなことが頭の中を駆け巡り、目が覚めた。夢だったのだ。

 布団の中で考えた。
 そうだ、迷うことなく、空いた席に座ろう。

 女児は驚き「そこ、あたしの…」とか言うだろう。
 見ていた書記官がこっちへ来て、何か言うかも。

 しかし私は、毅然とこう言い放とう。

今井 「事件を追っかけている者も、ぜんぜん興味がない者も、平等に傍聴できる、それがルールです。席が空いていなければ退出する、空いていれば座れる、それがルールです!」

 女児は泣くかもしれない。仕方ない。ルールなのだ。

 もう眠れなくなった。午前1時半過ぎだった。
 そういえば21時過ぎに寝たんだっけ。嗚呼、起きよう。

 

 「楽天・三木谷浩史オーナー、パレスチナ問題で5億円寄付「もっと早く行動に移すべきだった」」と12月12日付け日刊スポーツ。
 私はもう長くネットの買い物は楽天だ。Amazonは利用してない。良かった~。

2024年12月20日 (金)

冬のウイルス性疾患を防ぐには

 「インフルエンザ感染が急拡大 東京も流行注意報、今年の特徴は「重症化」 年末年始に体調崩したら…【Nスタ解説】」と12月19日付けTBS NEWS DIG。
 インフルエンザにコロナ、あとなんだっけ、様々なウイルスが浮遊しているらしい。

 私の場合、

  ・帯状疱疹
  ・痛風&尿管結石
  ・筋緊張性の激頭痛
  ・変形性膝関節症

 など様々な疾病等を経験してきた。


 んが、ワクチン注射を打ってないけどインフルエンザの罹患経験はなく、風邪で寝込んだことも数十年ない。
 冬にウイルス性の疾病を得ないための“こつ”を私はつかんでいる。こうだ。

1、外出時はガムを噛み、殺菌力の高い唾液で常に喉を濡らす。
2、就寝時はウエアラブル保湿器=
マスクを着用。
3、なんか風邪気味だなぁと思ったらすぐ市販の風邪薬を服用し可能なら即寝る。

 なぜこれらが効くか、私の体験と医療者の話を総合すると、
細菌やウイルスは喉の乾燥した粘膜に、まずは取り憑く。
 故に喉を常に湿らせておくことが第1の防御となる。
 そして市販の風邪薬は、喉で細菌やウイルスが暴れ始めた程度ならよく効く。暴れちゃったらもう遅い。

 

 あと、健康のことで言えば、食べるもの=体内へ取り入れるものに注意したい。

 食べ物、飲み物の形をしているが、じつは資本家と投資家が利益を得るために大量生産される“食商品”、それらは決まって魅力的でおいしいけれども、常食しちゃいけませぬぞ。
 人の体を健康をつくる、食べ物、飲み物をこそ摂取しましょう。

 

 私は白米を滅多に食べない。玄米食だ。
 玄米をカップ1、北海道小豆を4分の1、やや水を多めにして、炊飯器の玄米モードか雑穀モードで炊く。
 黒ごまと、三島の炊き込みわかめをぶっかけ、混ぜる。


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 そいつを海苔にくるんで食べる。
 うまいんだわ。しみじみうまい。あー、うまい、と声が出る。
 しかも、栄養満点なうえ、繊維質が多くてお通じに効く。

 慣れると、白米を食べるのが、申し訳ないけど馬鹿らしくなる。1食を無駄にしたように感じてしまう。

 

 ただ、カツ丼弁当や助六寿司に半額シールが貼られてると、なかなか抗えない。たまにはいいよね。

 先日、助六寿司を食べて驚いた。
 いなり寿司の、味付け油揚げの中の白米が、ちょっぴりなのである。
 太巻きの、たまご焼き様の黄色いのがやたら大きく、白米部分が薄っぺらなのである。
 ああ、そういうことなのか、と思った次第。

 

 今、農家の直売所で白菜が安い。ずっしり重く大きいのが200円だ。
 市販のレトルトのあれを使って八宝菜をつくった。うまい!
 今夜は麻婆豆腐のあれを使って、しいたけとピーマンとねぎと豚肉をぶっ込み、麻婆白菜に挑戦しよう。

 こういう食生活は、免疫力を高めるに違いない。お勧めします。

2024年12月17日 (火)

鬼畜父親が娘を陵辱、私は10年間殺されながら生きてきた

 「当時10代の娘に性的暴行加えた53歳の父親 初公判で性行為は認めたものの「逆らえない状態ではなかった」無罪を主張 富山地裁」と12月17日付けTBS NEWS DIG。

 父親が被告人で娘が被害者の鬼畜性犯罪も、私は何件か傍聴してきた。
 追っかけて傍聴しメルマガでレポートしたこれは、鬼畜では表現が弱いと思えるほど酷かった。

  第2033号「家庭内絶対封建君主が娘にやったことは!」
  第2047号「一番嫌いなことは嘘と裏切りと言った男が!」
  第2077号「性的虐待10年、私は殺されながら生きてきた」

 以下、第2033号から一部を抜き出そう。一部、ですよ。

 

 ちょっと時間が空いた。どうしよう。
 開廷表の被告人氏名が空欄の事件があった。まぁた父親が娘を? ※父親の氏名を出せば娘が特定されてしまうおそれがあるため秘匿するのだ。
 13時45分頃、入ってみた、そっと

 12月27日(水)13時30分~15時30分、東京地裁710号法廷(52席、山下博司裁判長、合議)で「児童福祉法違反等」の審理。

 傍聴人は20人弱。パーティション(事務用の分厚い仕切り壁)を3枚立て、証人尋問が行われていた。
 その立て方が、証人を傍聴席からだけ見えないようにする、という形だった。つまり被告人からは丸見えなのだ。

 被告人は身柄(拘置所)。濃いグレーのタートル、暗色の薄手のジャケット、黒ズボン。痩せて気難しそうな感じの、40代かなぁ。

 検察官(スリムなメガネ君)は、何年か前に長男が中三で長女が中一で次男が保育園で…といった生活状況を詳しく尋ねた。
 証人は被告人の(少なくとも本件犯行時は)妻なのだった。
 やがてこんな話になった。

検察官 「被告人は家の中でどんな存在でしたか」
証人   「ひとことで言うと、怖い存在…高圧的で封建的な考え方…」
検察官 「封建的とは?」
証人   「王様みたい、俺の言うことは絶対って…いちばん下の子以外にはそうでした」
検察官 「手を上げたことはありますか?」
証人   「あります。長男に、長女にも…いっしょに住み始めて半年後から」
検察官 「娘さん(長女。以下同)に対しては…」
証人   「いちばん怖かったのは、娘を持ち上げて床に叩きつけて…娘が息ができなくなって、死んじゃうからヤメて…」
検察官 「理由は何ですか」
証人   「ウソをついたとか、隠し事をしたとか…」

検察官 「それ以外に覚えているのは」
証人   「角材でお尻叩き、何百回も、お尻が切れる…」


 こういうのを聞いて「なぜその時点で逃げなかったのか。逃げない者が悪い」と言う者は、DV脳の男か、でなければ、こういう男の恐ろしさ、卓越したマインドコントロール能力を想像もできない、いわゆるお花畑の坊ちゃん嬢ちゃんなのだろう、と傍聴マニアな私は思う。


検察官 「棒、どんな棒ですか」
証人  「仏様を彫るとか言って、2mの角材を(ホームセンターで買い)…上手に彫れなかったか、置いてあった…娘も長男も(尻叩きをされた)」
検察官 「長男に対しては」
証人  「長男は、顔が真っ黒になるまで何十回も殴られました。小二のときです…(理由は)なんか、正しい返事ができなかった…それは間違いだから叩き直してやる、殴るけどいいよねって」

 被告人的には「子どもの了解を得てしつけた」という認識なのかも。
 何にしても、裁判員裁判じゃないのにこんな証人尋問をやるってことは、被告人は何かを否認しているわけだ。 ※無罪主張だった。

証人  「長男に手を上げることが多くって、すれ違いざまに殴るとか、ボクシングのスパーリングみたいにして、泣いて謝っているのに笑って殴る…お酒飲んで酔っ払っていることが多く、笑って殴ることが…娘に対しては月に1回あるかないか、ウソついた、盗み食い、おしっこ漏らした…長男には男のくせに根性がないとか、些細な理由で…」

 「おしっこ漏らした」とは何か。
 娘と長男だけを残して外出するとき、勝手に冷蔵庫を開けたり食べたりしないよう、「俺の家のものを勝手にいじらないよう」、2人の手足をビニールヒモで縛り、カーテンレール、ドアノブにつなぎ、そうした「留守番」が5、6時間になることもあったのだという。


検察官 「娘さん、学校の友だちと遊ぶことはありましたか、お兄さんは…」
証人   「ありません! 被告人からダメって言われたからです」
検察官 「娘さんに対する性的虐待は…」

 やっぱりそうだったのだ! 被告人が怖い顔で見据える前で、証人は述べた。

証人  「私に対する傷害事件で逮捕されて、被告人が家へ帰ってくる日、娘が学校から帰るとき、これから帰りますってLINEが私に…お父さんが逮捕されているのに間違ってLINEしちゃったと…私は、普段お父さんとどんなやり取りしてるの? 娘が隠す…おかしいじゃない? お母さん見たら怒るからって…ちょっと見せて…お父さんから愛してるとか入ってるけどって…何それ、と話してたら…何かされてるの? 何かあるのって聞いたら、うなづいてた…私から、やられてるの? うんって…」

検察官 「やられているとは?」
証人   「セックスをされているのか…」
検察官 「娘さんは、うんと答えたのですね。証人はそれで…」
証人  「発狂して、なぜ言わなかったの、いつから、娘は事の重要性が分かってなかったみたいでした…私が取り乱す様子を見て、自分が何をされたか分かったみたいで、いっしょに大泣きしました」

 私は傍聴席の最前列にいて、被告人を見た。被告人の表情は変わらなかった。能面のようだった。

証人   「いつからあったの、どうして言わなかったの、話したいこと、お母さんが聞けることはみんな聞くからって」
検察官 「性的虐待は、いつからと?」
証人  「もう幼稚園のときから…お股、ナメられたり、おちんちんナメさせられたり、おちんちんから出てくるものを飲まされたり…」

 なんだそれ!!! 被告人の表情は変わらない。

証人  「触れたり、キスされたり、抱きしめられたり…小学6年生くらいから、指を入れることが多くなり、中学生に入ってやられたって」
検察官 「指をどこに入れるのですか」
証人   「膣です。もっと早くお母さんに言ってほしかった、言いたかったけど私が言ったら全部終わるって」
検察官 「終わるとは?」
証人   「家庭崩壊とかそういう意味と…」

 なんてこった!!!

検察官 「聞いてどうしましたか」
証人  「すぐ警察行こうって、下の子が帰ってくるのを待って、その日、被告人が傷害事件から帰ってくる日だったので、急いで逃げようって、逃げました」

 警察は、家へ帰らないよう言い、母(証人)と子どもたちはホテル暮らしをしたという。

検察官 「今日、被告人に言っておきたいことはありますか」
証人  「なんてことをしてくれたんだ、10年間、娘に対して、人とは思えないことを、どれだけの罪の重さ、きちんと分かってほしい。何回も娘は自殺しようと思って、マンションの14階へ上がって、あなた(被告人)が家にいるから家に入りたくない…必ず14階へ上がってから家に…私も長男もものすごくショック…こんな、もう、生きているのもつらい、何度も3人で悔しくて泣きました…」

 パーティションの向こう側で、証人の様子がおかしくなったようだ。裁判長が「大丈夫ですか」と声をかけた。

検察官 「最後に、被告人の処罰について…」
証人  「娘は10年間、汚されて…最低でも10年間、刑として受けてもらいたいです。残りの人生は償いのためにあるものと思ってほしい…娘は、償いも要らないから死んでほしいって、言ってました。自分の保身のためなのか、娘の、娘との(最初の性交の)時期を認めてない…娘の、女の子がほんとにいちばん好きな人とする、それの日を、間違えるはずがないんです!」

 

 そんな衝撃の裁判シーンを、13年間にわたりメルマガでレポートし続けてきたわけだ。
 なのに突然、脂がのって絶好調なとき急に、あっ、やめよ、となった

 日々の犯罪報道を見て、似た事件、ほぼおんなじ事件をメルマガでレポートしたよ、となることが多い。
 でもメルマガ終了と同時に、13年分のバックナンバーもすべて消えた。

 メルマガ終了後、似た事件、またはずばりその事件を傍聴したよ、となることが…。
 ま、それは多くの傍聴マニア諸氏も同様だろう。そんなもんだ。

2024年12月16日 (月)

裁判の公開に反するから原判決破棄!

「法廷に勝手にカギ「誰が?」 公開の原則に反する恐れ、公判やり直し」
 高知地裁で25日に開かれた裁判員裁判で、法廷の傍聴席の出入り口が施錠された状態で公判が進む事態が起きた。地裁は憲法が定める「裁判公開の原則」に反する可能性があるとして、公判を最初からやり直した。

 とは11月25日付け朝日新聞の記事の、冒頭の部分だ。
 施錠されていたことにすぐ気づき、手続きをやり直したという。

 

 やり直さず判決を言い渡してしまったという、司法の歴史に残るだろう前代未聞の珍しいケースの、控訴審判決を、2020年2月6日に私はたまたま傍聴した。

 私は『ラジオライフ』(三才ブックス)で、交通違反に限らず、珍しい裁判をときどきレポートさせてもらっている。
 その記事から、若干の加除訂正をして以下に。

 

 冬のある日、東京高裁の刑事裁判の法廷前に、司法記者クラブの男性記者が1人ぽつんといた。
 寒いのに軽装で手には筆記具のみ。記者とすぐわかる。

 何か重要な事件か? 壁の開廷表には「住居侵入、窃盗」の判決とあった。
 下着泥棒か普通に空き巣狙いか、私は被告人氏名でスマホ検索してみた。が、ノーヒットだ。

 うーん、と思っているうち、さらに1人、女性記者が来た。
 何だろ。気になって傍聴してみた。

 

 被告人は不出頭。控訴審は被告人の出頭を要しない。

裁判長 「検察官は控訴趣意書を陳述…」

 おお、検察控訴か!
 日本の刑事裁判の有罪率は99.9%。検察が控訴することは滅多にない。ははあ、それで記者が来たのだな?

裁判長 「弁護人のご意見は…」
護人 「この(趣意書の)通りで間違いないと思いますんで」
裁判長 「では終結して引き続き判決を言い渡します」

 ええーっ。私は傍聴席で仰天した。
 一審は無罪か、有罪でも量刑が軽すぎた、だから検察は控訴したんでしょ。
 なのに弁護人は反論せず直ちに判決って、なんだそれ、あり得ない!

裁判長 「主文。原判決を破棄する。本件を前橋地方裁判所へ差し戻す」

 差戻しも滅多にない。いったいどうなってるんだ。やがて、これは前代未聞なケースとわかった。

 

 事件は下着泥棒だった。一審は前橋地裁の太田支部。被告人は勾留中の身であり、3人の警察官に同行され奧のドアから入廷した。
 
被告人を被告人席(長いベンチ)に座らせ、警察官2人はその両隣に座った。もう1人は傍聴席へ。ここまでは普通だ。

 ところが傍聴席の警察官が、傍聴席側の出入口ドアのサムターン錠をカチャッと施錠した。特に何も考えず、反射的に施錠したという。

 

 ここ、説明しよう。
 刑事裁判の法廷には、いくつものドアがある。法廷によって若干異なるが、裁判官用、身柄の被告人用、検察官と弁護人用、傍聴人用のドアだ。

 傍聴人用のドアは、多くの場合、開廷の10分ほど前に施錠が解かれる。開廷中は施錠されず、傍聴人は遅刻も早退も自由。裁判官が閉廷を宣して傍聴人が出てから、書記官か事務官が内側から施錠する。

 そのほかのドアは、人が出入するとき以外、施錠される。
 たとえば裁判官は、法廷の外からサムターンを回して解錠し、法廷に入る。入ったら内側のサムターンを回して施錠する。バー(傍聴席の前の柵)の内側は“密室”状態を保つのだね。

 そういえば、映画『それでも僕はやってない』で、皆が緊張のなか裁判官を待っているとき、小さくカチャと音がして傍聴マニアが起立するシーンがあったかと。
 カチャと聞こえれば裁判官が入廷して全員起立、マニアは身に染みついているのだ。 ※起立の義務はないが。

 

 太田支部の話へ戻る。警察官が傍聴席のドアを内側から施錠した、そのことは審理が終わってからわかった。
 しかし被告人の関係者2人は施錠の前から傍聴席にいた。施錠後に傍聴に来た者はいないことが他の職員により確認された。
 検察官も弁護人も、審理をやり直してくれとは言わなかった。
 実質的には何ら不都合がない。裁判官はそのまま審理を終え、次の期日で判決を言い渡した。懲役1年4月、未決勾留中の20日を刑に算入。執行猶予3年。

 これがあとで問題になった。傍聴席のドアを施錠したままでは「公開の法廷」とは言えない。なので検察官が控訴し、東京高裁の法廷へ出てきたのだ。
 破棄の理由を裁判長はこう述べた。

裁判長 「原審の公判は、傍聴人の出入口ドアが施錠され傍聴人が自由に出入りできない状況で開廷された。審判の公開に関する法令に違反する。(傍聴人が出入りできる)唯一のドアが施錠されていたのだから裁判が公開されていたとはいえない…」

 前橋地裁へまで私は追いかけなかった。差戻し前と同じ判決が改めて言い渡されたはずだ。
 手続き上のことで原判決を破棄するけれども量刑は同じ、そういうことはたまにある。だが、警察官が傍聴席のドアを施錠したから破棄って、司法の歴史にこれしかないのでは。
 法廷の前に記者がいたおかげで、すごいのを傍聴してしまった。

 

 私はねえ、超有名芸能人の薬物事件なんかより、こういう珍しい事件のほうに百倍興奮する。
 無罪より、罰金刑の執行猶予や、免訴、そういうのを傍聴したのが自慢だ(笑)。
 あと、、、と語れば長くなる、やめとこう。

 でもね、私以上に珍しい事件を傍聴してる人、こんな言い方は何だが、地味だけれども輝く事件を地道に傍聴してる方が、一部おいでと思われる。
 私はそういう傍聴人に対し、なんちぅか尊敬の気持ちがあって、、、


2024年12月14日 (土)

アメリカも日本も、そもそも人類自体が

 紙の新聞では、第7面の大部分を占めるどでかい記事、12月11日付け日経新聞の、これである。以下は一部。

病を抱え繁栄する米国 活気と低福祉、表裏一体か
 米国は最高の国であり、最悪の国でもある。少なくとも高所得国の中では。米国はその繁栄と残忍さにおいて際立っている。筆者は1966年に米国を訪れ、70年代を通じて米国に住んでいた時から、ずっとこのように感じていた。

 
 私は経済のことは苦手。「法人税法違反」とか傍聴しても、よく分かりませーん。
 けど、記事中のデータに目を引かれた。

 

 米国の2021年の殺人発生率は、人口10万人あたり6.8人。英国の約6倍、日本の約30倍。

 米国の最新の収監率は、10万人あたり541人で、180万人以上が刑務所に収容されている。
 英国のイングランド及びウエールズ地方は10万人あたり139人。ドイツは68人。日本は33人。
 米国の収監率は中国の4倍以上。

 米国の白人女性の妊産婦死亡率は、直近では、出生数10万人あたり19人。英国は5.5人。ドイツは3.5人。スイスは1.2人。
 米国の黒人女性は、なんと50人!

 米国の5歳未満児の死亡率は2022年、出生数1000人あたり6.3人。英国は4.1人。ドイツは3.6人。日本は2.3人。

 予測(?)平均寿命は、米国は79.5歳で世界第48位。
 中国は78歳、英国とドイツは81.5歳。フランスは83.5歳。イタリアは83.9歳。日本は84.9歳。

「米国はGDPの17%前後を医療費に費やしても貧弱な成果しか上げていないのに、GDPはなぜこれほど大きいのか」

 とチーフ・エコノミクス・コメンテーターのマーティン・ウルフ氏は言うのである。

 

 国民を労働装置、消費装置としか見ない者が、超富裕層に成り上がり、もっと儲かるよう、金の力で国を動かすから、なーんて、経済が苦手な私なんかすぐ想像しちゃう。

 ほか、こんなのとか、こんなのとか。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1613780?display=1
https://x.com/kirikousaito/status/1867552436967419927

 

 アメリカって馬鹿だね? 日本だって相当に馬鹿だと思いますよ。
 たとえば、昔、自民の闇献金とか大問題になり、では企業献金は無しにして、そのかわり、政治資金は国が出すことにしましょう、となった。政党交付金の制度ができた。

 で、どうなったか。自民は税金から政党交付金をがっぽり受け取り、企業献金も受け取り、集金パーティのパー券を企業に買わせている。
 ニッポン、馬鹿じゃん(笑)。

 

 でも大丈夫、そもそも人類自体が馬鹿、なようだ。 


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 この文庫本、面白いですよ。ぽかーん、となりますよ。
 癖(くせ)の強い文体だが、癖は慣れる、そうして、その癖こそがふさわしいんだわと感じ始める。

 結論:私が馬鹿なのは人類のせいだ。 ← 意味分かんないんですけど(笑)

2024年12月12日 (木)

出張買取はニュー犯罪メソッドか

 午前10時頃、加入電話(いわゆるイエデン)に着信あり。
 表示された電話番号の頭は070。おっ、詐欺系だなっ。

 受話器を取った。
 2秒ほどか沈黙。「はい」と応じてみた。
 すると、中年女性の声があり、こう聴き取れた。

女性 「出頭買取のレトロスと申します」

 不要なものがどうとか、立て板に水。ははあ、アポ取りのアルバイトなんだな?

今井 「レトロス、ですか?」
女性 「レトロスです」
今井 「はあ、レトロスですか」

 立て板に水のアポ取りトークが再開…。

今井 「この電話、どちらからかけてます?」

 途端にプツっと切れた。再びの架電はなかった。

 

 以上から推測するに…。

 ・女性は、アポが取れてナンボ、歩合制のアルバイトである。
 ・けっこう熟練者である。
 ・「出頭買取」なんて怪しい者を招いてしまいそうな、無防備な高齢者を探している。
 ・疑っている雰囲気がちらっとでもある高齢者は相手にしない。時間の無駄っ。

 

 なんだ、まあまあ普通の業者かもしれないじゃん、と世間の方々は思うのだろう。確かにそうかもしれない。

 

 だが、俺らのような熟練の裁判傍聴マニア(笑)は、ひと味違うことを直ちに思うんである。妄想をひろげるんである。

 こりゃ犯罪系の可能性が高いな。
 高価な貴金属(拙宅にはないけど。笑)を二束三文で買い叩かれるならまだ良いほう。目を離した隙にごそっと盗まれたり、殴られ縛られ、場合によっては殺され、金庫の札束(拙宅にはないけど。泣)を奪われる、あるかもねえ。

 出張買取、訪問買取で訪問して、儲けにならなくても、その家の状況、家人の様子などをリスト化し、トクリュウに売るとか。
 ニュー犯罪メソッドですか?

 

 出張買取、訪問買取に限らず、マッチングアプリ、婚活アプリ、キャバクラ、ホストクラブ、渋谷のクラブ、インターネット、満員電車、特に埼京線、夜の駅前、夜のコンビニ等々等々、犯罪者がひっそりと、あるいはごろごろと、いる、裁判傍聴にどっぷり浸(つ)かっていると、そんなふうに見えてくるんだわさ。すごいでしょ、とほほ。

 

 そうそう、こないだ、街灯の少ない住宅街を夜に歩いてたときのことだ。
 服装等からして若い女性が、俯(うつむ)いて、顔面を白く輝かせながら歩いてきた。ゆ、幽霊?
 近づくにつれ分かった、スマホを、首ぐらいの高さに斜めに持ち、見入りながら歩いているのだった。

 暗めの夜道に、若い女性の顔だけがはっきり浮かび上がり…。

 傍聴マニアからは、度外れた無防備ぶりと見える。
 もしも性犯罪者がとおりかかったら、とりあえず尾行するだろう。

2024年12月11日 (水)

安倍首相の銃撃殺事件、裁判が始まらない理由

 2022年7月8日、山上徹也被告人(現在)は当時の安倍晋三首相を銃撃殺した。

  死んだのは影武者だ。
  安倍首相をトランプタワーで見かけた。
  狙撃犯は別にいる。
  山上徹也は宇宙人、既に宇宙へ帰った。

 とかなんとか陰謀論で稼いだ方もおいでかと。

 

 報道によれば、5カ月半の鑑定留置を経て2023年1月、「殺人などの罪」で山上徹也氏は起訴され被告人となった。 ※鑑定理由開示の手続きについてはこちらを。

 「など」が何であれ「殺人」は裁判員裁判対象事件だ。
 裁判員裁判は、素人裁判員(※)の負担を軽くすることが大事。 ※裁判員法第1条によれば裁判員制度の意義は「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上」にあると解され。

 公開の裁判(その法壇に裁判員6人が並ぶ)を始める前に、裁判員にも分かりやすいよう、日程の負担を軽くするよう、検察官、弁護人(被告人)、双方の主張を、密室で削り整える。
 その削り整えを「公判前整理手続き」という。

 

 山上徹也被告人の裁判は、公判前整理手続きが長引き、2024年12月、まだ始まってない。公開の法廷へ出てきていない。

 長引いていることについて、また陰謀論がさまざま湧いているらしい。
 陰謀論好きな方は、何にでも陰謀論をこね上げるものである。楽しそう。

 

 だが、我々(※)マニアは、ぜんぜん気にしない。 ※我々って誰だよ(笑)

 2021年11月に逮捕発表があった覚醒剤密輸事件が、2024年9月に裁判員裁判の法廷へ出てきたり。
 事件番号が「平成31年合(わ)第49等」(※平成31年=2019年)の事件が、2024年5月に裁判員裁判の法廷へ出てきたり。

 そんなことは、しょっちゅうはないけど、ときどきある。

 

 安倍首相の銃撃殺事件は、普通に想像して、弁護人は、被告人の動機の根幹、統一協会とは何か、安倍首相とどう結びついていたか、がんがん立証しようとするだろう。証人をたくさん請求するだろう。
 検察官(国、法務大臣、自民党)からすれば、そんなの関係ない、そんな話は裁判員および傍聴人の前に出したくないだろう。

 密室での攻防が少々長引いても、ぜんぜん不思議じゃない。
 とはしかし、テレビ・新聞は言わないのかな。だから陰謀論が盛り上がるのかな。我々マニアからすれば「あ、そう」てなもんである。

2024年12月 7日 (土)

当ブログ、じつは既に容量オーバーだった。ひ~

 「当ブログ、とうとう容量いっぱいに」と6月23日に書いた。そのとき、こういう認識だった。

 ・どうにも画像を添付できなくなった。「ディスク容量が不足しています」と出た。
 ・あれこれいじるうち、当ブログの容量が2000MBと知った。
 ・とうとう容量いっぱいに近づき、テキスト文章はOKだが重い画像は駄目なのか、やばい!

 

 私はその後、気がつくたんびに、過去記事の画像をざくざく削除した。
 人気ブログランキングのバナーもざくざく削除した。

 これだけ削除すれば、テキスト文章だけなら相当の期間、載せられるぞ。

 

 ところが、半年近くを経た12月2日、発見したんだね。こういうのを。

 利用可能なディスク容量 2000MB
 利用中のディスク容量 2000.4606MB

 その画像のスクリーンショットをTwitter(旧X)のほうに載せた

 なんと、容量オーバーだけどぎりぎり許容範囲だった、現在も、そゆことかと解される。
 2000.9999MBを超えると終了、なのかな。

 

 裏街道のマイナーブログとはいえ、コメント欄に詐欺っぽいコメントが来ることがある。
 大量にコメントされたら簡単にパンクしそう。なので、全記事コメント不可の設定に変えた。


 画像を載せられてアフィリエイト可の、無料のブログがあったら教えてください~💦

 現在、画面左側のアクセスカウンタは346万8593だ。
 Twitterのフォロワー数は現在、1899だ。

2024年12月 4日 (水)

新手の詐欺メールが来たゆ

 新手(あらて)の詐欺メールが来た

 いや、ずっと前から1日何本も来てたのかも。
 最近忙しく、タイトルに「支払」の2文字がちらっと見えただけでざくざく削除してたんで、気がつかなかったのかも。

 差出人は「shunsuke-miyata@wics.ne.jp」、タイトルは「口座からのお支払い」。
 宛名にちゃんと「今井亮一」とあるうえ、文章がこなれてる。その点が、おおぅ、新手だわ。

 でも、詐話(さわ)の趣旨は昔からのやぁつだ。以下、その全文。記号は一部変えた。

 

初めまして!

残念なお知らせをするために、ご連絡を差し上げております。
僕は、約2〜3ヶ月前にネット閲覧用に貴方が利用しているデバイスにアクセスし、その後ずっとネット行動を追跡していました。

アクセスするまでの経緯は、
少し前にハッカーからメールアカウントへのアクセスを購入したからです(最近では、そういったものをネット上で購入するのは、かなり単純です)。
だから、貴方のメールアカウント (r-chang@fb8.so.net.ne.jp)にも簡単にログインができました。

ログインの1週間後には、既にトロイの木馬というマルウェアを、貴方のメールと繋がっている全てのデバイスのオペレーティングシステムにインストールしました。
実際、やってみると全く難しくありませんでしたよ。(受信トレイのメールのリンクを何も問題なくたどっていただき、ありがとうございました。)
巧妙な手口は意外と全て単純なのです。(^ ^)

そのソフトウェアによって、貴方のデバイスの操作を全て可能になりました(例えば、マイク、ビデオカメラ、キーボードの操作)。
既に、貴方の個人情報、データ、写真、ウェブ閲覧履歴を僕のサーバーにダウンロードし保存してあります。
貴方のメッセンジャー&# 12289;SNS、メール、チャット履歴、連絡先一覧の全てにも僕はアクセス済みです。
僕のウイルスはドライバレベルで動作し署名を継続的に更新するため、ウイルス対策ソフトウェアでは検知されません。

同様に、この手紙がなぜウイルス対策のソフトウェアに検出されなかったのかの理由も、今ではご理解いただけていると思います・・・

貴方の情報を収集している間に、貴方はアダルトサイトの大ファンだということを発見しました。
ポルノサイトを訪問して、とてつもない快楽に耐えながら、興奮するような動画を閲覧するのが本当にお好きなようですね。
偶然にも、貴方の卑猥なシーンを録画することに成功したので、貴方の自慰行為と絶頂に達する姿を見せるような動画数本をモンタージュにしました。

もし嘘だと思うのであれば、僕のマウスを数回クリックするだけで、全ての動画が貴方の友人、同僚や親戚とシェアできることを実現いたしましょう。
僕的には、パブリックアクセスにしてしまっても問題はありません。
貴方の好きな動画の趣向を考慮しても、そんな動画を公にされたくはないはずです。(僕の言いたいことは分かるでしょう)公になったら、本当の大惨事になるかもしれませんね。

なので、ここで取引をしましょう。
19万円 (送金時の為替レートに応じたビットコイン相当額)を僕に送金してください。送金を受け取ると、この卑猥な動画は全て削除しましょう。
その後は、お互いのことは綺麗さっぱり忘れてしまい、貴方のデバイスにある有害なソフトウェアの機能を停止して削除することを約束します。僕は言ったことは守ります。

僕が貴方のプロフィールとトラフィックをしばらくチェックしていることを考えると、これは公正な取引であり、かなり安価なはずです。
ビットコインの購入、送金方法が分からない場合は、どのサーチエンジンで検索しても方法は知ることができます。

僕のビットコインウォレットは bc1qxnpq2hv88kemdwj0726arvu0ydq0ttcpueds80 です。

このメールを開けた瞬間から48時間(正確には2日間)の猶予を与えましょう。

下記の行為をするのはやめてください。
*僕に返信すること。(貴方の受信ボックス内でこのメールを作成し、返信アドレスも作成したからです。)
*警察や他のセキュリティサービスと連絡を取ろうとすること。さらに、自分の友人に相談するのもやめてください。もし口外していることを僕が感知すると、貴方の動画は公開されます。
(僕は貴方のシステムの全てをコントロールしているので、感知するのはそう難しくないと思いますよ。)
*僕を探そうとすること。すべての仮想通貨取引は匿名で行われるため、絶対に無意味です。
*デバイスにOSを再インストールしたり、破棄したりすること。全てのビデオが既にリモートサーバーに保存されているので、この行為も無意味です。

下記は貴方が心配しなくても良いことです。
*僕が送金を受け取れないかもしれないこと。
- すべての行動を継続的に追跡しているので、送金が完了するとすぐに表示されるため、安心してください。(僕のトロイの木馬マルウェアは、TeamViewerのようなリモートコントロール機能を搭載しています。)
*貴方が送金を完了しても僕が貴方の動画をシェアするかもしれないこと。
- 僕を信頼してください。貴方の人生をもっとややこしくするつもりはないし、シェアしたいだけなら、この手紙を送らずに行っているはずです!

全ては公正に行いましょう!

あと、もう一つ・・・将来的にも同じような状況に引っかからないで下さいね!
僕からの警告は、頻繁にパスワードを変更し続けることです!

 

 長いけど、文章がこなれてるんですらすら読める。

 しかし、私「ビットコインウォレット」とか意味不明。なのに返信は駄目だという。手も足も出ないゆ。

 

※追記: これは詐欺メールというより「恐喝メール」が適切かも。

2024年12月 2日 (月)

性犯罪者、DV男、レイシストは同じ系統樹の枝か

 主に刑事裁判を長く傍聴していると、なんかこう見えてくる、感じることがある。

 性犯罪者と、DV男、似てる…。

 

 すべての面がぴたり一致、てことはない。
 一部似てる、てことは普通にある。

 そこを踏まえて、なんかこう、やっぱりどうも似てる、収納の引き出しが2つしかないなら同じ引き出しに入るよねと、どうも感じる。
 引き出しは、今時はフォルダというんですかね。

 

 性犯罪者、DV男、共同親権を推進、選択的夫婦別姓を阻止、家父長制、大日本帝国、教育勅語、陰謀論、愛国、マスゴミとよく言う、陰の政府(ディープステート)による支配、嫌中、嫌韓、アイヌ攻撃、クルド人攻撃、レイシズム、女のくせに生意気だ、、、

 

 それらは、どこがどう、なぜ重なるのか。
 それらが大きな系統樹の枝々なら、太い幹は何か、根っこは何から出来ているのか。

 卒業論文のネタに如何でしょう。
 その系統樹にシンプルでずばりな名称を与え、新書を書いたら、ベストセラーかも!
 第2弾、第3弾の執筆をせっつかれ、大変な有名人になるかも。
 儲かったら私に2%ください。 ←なんでだよっ!

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