安倍首相の銃撃殺事件、裁判が始まらない理由
2022年7月8日、山上徹也被告人(現在)は当時の安倍晋三首相を銃撃殺した。
死んだのは影武者だ。
安倍首相をトランプタワーで見かけた。
狙撃犯は別にいる。
山上徹也は宇宙人、既に宇宙へ帰った。
とかなんとか陰謀論で稼いだ方もおいでかと。
報道によれば、5カ月半の鑑定留置を経て2023年1月、「殺人などの罪」で山上徹也氏は起訴され被告人となった。 ※鑑定理由開示の手続きについてはこちらを。
「など」が何であれ「殺人」は裁判員裁判対象事件だ。
裁判員裁判は、素人裁判員(※)の負担を軽くすることが大事。 ※裁判員法第1条によれば裁判員制度の意義は「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上」にあると解され。
公開の裁判(その法壇に裁判員6人が並ぶ)を始める前に、裁判員にも分かりやすいよう、日程の負担を軽くするよう、検察官、弁護人(被告人)、双方の主張を、密室で削り整える。
その削り整えを「公判前整理手続き」という。
山上徹也被告人の裁判は、公判前整理手続きが長引き、2024年12月、まだ始まってない。公開の法廷へ出てきていない。
長引いていることについて、また陰謀論がさまざま湧いているらしい。
陰謀論好きな方は、何にでも陰謀論をこね上げるものである。楽しそう。
だが、我々(※)マニアは、ぜんぜん気にしない。 ※我々って誰だよ(笑)
2021年11月に逮捕発表があった覚醒剤密輸事件が、2024年9月に裁判員裁判の法廷へ出てきたり。
事件番号が「平成31年合(わ)第49等」(※平成31年=2019年)の事件が、2024年5月に裁判員裁判の法廷へ出てきたり。
そんなことは、しょっちゅうはないけど、ときどきある。
安倍首相の銃撃殺事件は、普通に想像して、弁護人は、被告人の動機の根幹、統一協会とは何か、安倍首相とどう結びついていたか、がんがん立証しようとするだろう。証人をたくさん請求するだろう。
検察官(国、法務大臣、自民党)からすれば、そんなの関係ない、そんな話は裁判員および傍聴人の前に出したくないだろう。
密室での攻防が少々長引いても、ぜんぜん不思議じゃない。
とはしかし、テレビ・新聞は言わないのかな。だから陰謀論が盛り上がるのかな。我々マニアからすれば「あ、そう」てなもんである。
« 当ブログ、じつは既に容量オーバーだった。ひ~ | トップページ | 出張買取はニュー犯罪メソッドか »
「報道にコメント」カテゴリの記事
- 反則金の違反、青切符のサインを拒否して逮捕!(2026.04.03)
- 裁判官マップ、傍聴マニアが投稿するなら(2026.03.21)
- 収益性の悪い裁判所は閉庁って!(2026.03.16)
- 「公わい名人」と呼ばれた時期もあった(2026.03.07)
- 捜査書類を保管しても組織のプラスにならない(2026.03.06)

