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2025年1月11日 (土)

死ぬ前に、最後に楽しい思い出がほしい

 保釈被告人の不出頭罪、刑事訴訟法第278条の2違反、の全国第1号逮捕といわれる「常習累犯窃盗、覚醒剤取締法違反、刑事訴訟法違反」の、何回目かの審理の期日があった。
 重大事件だ。傍聴しなければ!

 

 傍聴席52席の法廷に、始まる時点で傍聴人は私を含め6人。ほぼ全員、検察か警察の人らしい。そんなもんだわね。

 証人尋問が始まった。最初は警視庁目白署の警察官。次は新宿署の警察官。
 いずれも逮捕時に被告人が所持していた携帯電話の解析等をおこなった警察官だ。
 「中国製のオッパという機器」と聞こえる部分があった。

 被告人が文句ありげ~に徹底否認、検察官請求の書証をめちゃくちゃ不同意にしてるので、書証を採用するかわりに、捜査報告書等を作成した警察官を呼び、尋問の形式で、書証の内容を詳細に述べさせる、そういう手続きだ。いつものパターンの手続きでしかない。

 

 45分ほど経過したところで、申し訳ないけど私はそっと抜けた。
 抜けて、3フロア下の20席の法廷で「道路交通法違反」の新件。
 もしや可搬式オービスの、あるいは妨害運転の、あるいは電動キックボードの事件だったら大変だ! なので、できる限りチェックするようにしているのだ。

 普通乗用車の酒気帯び運転だった。
 なんと、前科前歴なし、交通違反歴不見当、物損事故を起こしたわけでもない。
 そんなの以前は間違いなく略式で罰金(昔は30万円)なのに、公判請求って!

 あれほどあった首都高の超過80キロ以上がめっきり減り、以前は略式処理だったものが公判廷へ出てくるようになった、どうもそんな流れの中にあるようだ。

 

 検察冒陳まで聞いてそっと抜け、1フロア下の20席の法廷で「逮捕」の新件。
 この2文字だけの事件は珍しい。なんだろ、と傍聴してみた。

 夜、塾へ行く途中の14歳女子の首に右腕を回し「殺すぞ」などと言いながら約20分間にわたり連れ回した、という事件だった! 以下は刑法。

(逮捕及び監禁)
第二百二十条 不法に人を逮捕し、又は監禁した者は、三月以上七年以下の拘禁刑に処する。

 

 被告人は身柄(拘置所)。前科前歴なし。かつて働いていたが、逮捕される前は生活保護を。
 仕事はなく、水道光熱費は滞納、1週間ほど何も食べておらず、所持金65円、もう死んでしまいたい、死ぬ前に、最後に楽しい思い出がほしい、女の人と楽しくおしゃべりがしたい、それが動機で、雨の日、後ろから突然、女性の首に手を回したんだという。
 「金を出せ」とか言ったのは、金を借りて喫茶店へでも行き、おしゃべりし、連絡先を聞いて、あとで返そうと思った…。

 なぜ所持金がなくなったのか。パチンコとパブが楽しみだった。パブで女性たちと楽しくおしゃべりするのが。

 この人もまた「境界域」かと私は感じた。
 1+2、2+3は分かるが、12-6、123-67になると、頭に靄(もや)がかかってしまうというか…。
 しかし、もともとは良い人なのだろうな、だいぶ良い人なのだろうな、というものも感じた。

 被害少女は心的外傷に苦しんでいるという。

 

 それが終わって、時間が近かったので、少し北側の20席の法廷で「道路交通法違反の新件。

 被告人(在宅)は86歳。ぬわんと、運転免許証返納後の無免許運転だった! 珍しい!

 

 それが終わって、時間も法廷も近かったので、女性被告人の「道路交通法違反」の判決へ。
 前に少し傍聴した、酒酔い運転の事件だ。徹底否認だったが、相場どおり懲役10月、執行猶予3年

 

 ようやく「常習累犯窃盗、覚醒剤取締法違反、刑事訴訟法違反」の法廷へ戻ったら、もう終わってた。終わるよね~💦

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