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2025年2月の13件の記事

2025年2月27日 (木)

Tweetに続きメルマガも偽造された!

 やっぱりいちおうお知らせしておかねばと。

 

 まず、昨年12月28日、「Twitter(現X)の投稿を偽造された件」という記事を私は書いた。
 冒頭部分はこうだ。

 たいへんなものをネット上に発見してしまった。

 私のTwitter(現X)投稿を、改ざんではなく、完全に偽造したものが3件、スクリーンショットの体(てい)で、5chに、匿名者がアップしている。

 3件とも、ある人物(以下、Aとしよう)の名誉を毀損し侮辱する内容だ。
 1件には、Aの実名がまんま出ている。
 あと2件には、実名はないものの、Aの画像がまんま載せられている。
 うち1件には、Aの画像の隣に、ゴキブリと思しき昆虫様の画像が。

 Aが見たら激怒するだろう。
 匿名の投稿者自身がプリントしてAに渡した可能性あり。

 

 それでだ、今回のお知らせというのは、、、

 Tweetとは別に、かつてのメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」を模した、同旨の捏造が、多数アップされているんだね!

 私はまだ全部を開いていないんだが、開いて見た限りでは、私のメルマガっぽい体裁で、上記「A」の個人情報を詳細に暴露したり。かなり悪質な捏造だ。 

 これも、その匿名者自身がプリントして「A」に渡した可能性あり。

 

 こんなあからさまな、悪質な捏造をくり返しやる、そうとうに心がねじれ歪んでいるのか。

 そうだとすると!
 Aに対する名誉毀損、侮辱だけでなく、東京地裁の主立った傍聴マニア諸氏1人ひとりに対し、ねじれ歪んだ名誉毀損、侮辱を、私のTweetやメルマガの体裁で、やりかねない!
 マニア諸氏の個人情報(その匿名者が聞き出した情報)を、私が暴露した体(てい)で匿名投稿、そのおそれも十分にありそう。

 今夜はここまで。

2025年2月24日 (月)

検察が不起訴の理由を明かさない理由

 検察はなぜ不起訴の理由を明かさないんだ! という件についてちょっと。
 以下は刑事訴訟法だ。

第二百五十九条 検察官は、事件につき公訴を提起しない処分をした場合において、被疑者の請求があるときは、速やかにその旨をこれに告げなければならない。

第二百六十条 検察官は、告訴、告発又は請求のあつた事件について、公訴を提起し、又はこれを提起しない処分をしたときは、速やかにその旨を告訴人、告発人又は請求人に通知しなければならない。公訴を取り消し、又は事件を他の検察庁の検察官に送致したときも、同様である。

第二百六十一条 検察官は、告訴、告発又は請求のあつた事件について公訴を提起しない処分をした場合において、告訴人、告発人又は請求人の請求があるときは、速やかに告訴人、告発人又は請求人にその理由を告げなければならない。

 

 私なりに翻訳すればこんな感じか。

  第259条 検察官は、不起訴にしたとき、被疑者(メディア用語では容疑者)から請求があれば、不起訴にしたことを告げる。
  第260条 告訴・告発による事件で不起訴にしたときは、請求がなくても、告訴人・告発人に告げる。
  第261条 告訴人・告発人から請求があれば、不起訴の理由も告げる。

 

 第259条は通常、不起訴処分告知書を交付することで告げる。私は何枚も交付を受けた。

 また、こう見えて私は昔、告発人をやったことがある。第260条、261条に基づき、不起訴の理由を告げられた。
 理由としては、嫌疑不十分だったか嫌疑なしか、そんな法律用語が記載されているのみだった。ハガキ1枚だったような、怪しい記憶だ。
 「ああ、これが理由かあ」と思った、その記憶は焼き付いている。

 

 不起訴の理由は、起訴猶予、嫌疑不十分、嫌疑なし、心神喪失、親告罪の取消、時効など。
 これこれの証拠をこう判断して不起訴にしたよ、というものではないのだ。

 検察統計年報によれば、2023年の不起訴の人員は全体で15万5305人。その、主な理由を拾ってみよう。

 ・起訴猶予 10万7272人
 ・嫌疑不十分 3万2989人
 ・嫌疑なし 2053人
 ・親告罪の告訴・告発・請求の欠如・無効・取消し 6093人

 不起訴の3分の2ほどは起訴猶予なんだね。
 ところがびっくり、死亡事故に限っては、起訴猶予より嫌疑不十分が4倍以上も多いんである。「死人に口なし」か。

 

 なんか、ある時期から急に、検察は不起訴の理由を隠すようになった、みたいにも言われているらしい。

 どうだろう、今も昔も、ごく一部について起訴猶予か嫌疑不十分か、発表またはリークすることがあるけど、基本的には明かさない、そんな感じじゃないのかな。
 ある時期、発表またはリークがたまたま少し続いたことがある、そんなところじゃないのかな、どうだろう。

 

 まとめ。お役所は、自分とこの面子(めんつ)、権限、天下り先などを利することがなければ、法令に定められた以上のことをしない。法令に定められていても、しないことさえある。
 そんなものだと私は思う。しっかり見張る考えが国民になければ、当然そうなるだろう。

 不起訴の理由については、上掲刑訴法の範囲から、ごく一部の例外的なケースを除き、出ない、そういうことと私は見てます~💦

2025年2月22日 (土)

詐欺電話を受け交番へ相談したのに!

 「“不審電話”切らずに交番へ駆け込んだのに…対応した20代巡査長“正当な請求”と見抜けず70代男性130万円詐欺被害 北海道警察「警察官が気づけず心よりお詫び」」と2月21日付けHBC北海道放送。

 「“正当な請求”と見抜けず」はおかしいでしょ。「詐欺と見抜けず」でしょ、と私は思うけどそれは措き、こんな部分がある。

 

警察によりますと、6日、釧路市内に住む70代の男性のもとに、通信事業会社の社員を名乗る男から「有料サイトの未納料金があり裁判になる」「何度も請求しているが払ってもらっていない」「裁判中止費用がかかる」などと電話がありました。

不審に思った男性は、電話を切らずに近くの交番に駆け込み、警察官に相談。

この時、20代の巡査長が電話の相手と直接会話しましたが、巡査長は正当な料金請求であると誤認し、男性に「電話の相手と話し合ってください」と話し、そのまま帰したということです。

男性は、その日の夜、釧路市内のスーパーマーケットのATM(現金自動預払機)から指定された口座に30万円を振り込みました。

 

 特殊詐欺をバカにしてはいけない。連中は百戦錬磨のプロフェッショナルだ。新人の架け子も、優れたマニュアルをもとに厳しく鍛えられる。

巡査長 「お電話替わりました、〇〇署地域課の〇〇と申します。電話による詐欺が多いので、念のため少し確認させてください」

 それで連中はガチャ切り(※)するだろうと思われる。 ※勢いよく電話を切るときの昭和の表現
 面倒そうなやつを相手にしない、時間を無駄にしない、そこは大事なのだ。

 本件の巡査長は、そういう対応をしなかったのか。
 して、しかし架け子が巡査長を騙しきったなら、勲章もの(※)である。 ※昭和の表現

 HBCのニュースはこう続く。

 

すると翌7日にも、内閣府の個人情報保護委員会を名乗る男から、男性のもとに「あなたのスマートフォンがウイルスに感染している」「ウイルス除去には費用がかかる」「あなたが無実だとわかれば返金する」などと電話があり、信じた男性は50万円を振り込みました。

さらに、サイバーセキュリティセンターの職員を名乗る男からも電話があり、「あなたのランサムウイルスで92人の被害者がいる」「保証金が必要」などと言われ、50万円を指定口座に振り込み、男性は合計130万円をだましとられました。

 

 そうなのである。
 面倒そうなやつは相手にしない、ガチャ切りする、けれども、いったんカモと認定したら、とことん巻き上げるのである。
 本件被害男性は、合計130万円程度で済んで幸運だったといえる。

 ただ、カモリストに載っちゃったんで、今後いろんな詐欺や強盗が押し寄せる可能性あり。

 

 受け子や出し子、トクリュウ強盗の実行役も同様だ。
 闇バイトなんぞに連絡するのはカモ、とことん使い倒される、使い捨ての末端者なのだ。

 いま、「石丸伸二」という「政治家」が「私の発案ではなかった」「人件費との認識はなかった」とか言ってるようだけど、そんなの全く通用しない。
 詐話(さわ。つまり騙しのストーリー)を知らなくても、「詐欺との認識はなかった」と否認しても、たとえ報酬を受け取っていなくても、

裁判官 「書類を運ぶだけで高額報酬、しかも嘘の身分と氏名を名乗るよう指示されるなど、普通だれでも詐欺と気付く。故意があったと優に認められる。本件詐欺の完遂に不可欠な役割を果たしており、責任は重い」

 との論法で、さくっと実刑、刑務所行きですぞ。

 HBCはこう続く。

最初に交番で対応した巡査長は、40代の巡査部長に相談内容や対応について報告していましたが、巡査部長も詐欺だと見抜けなかったということです。

 

 巡査長、そこは偉かったと思う。
 巡査部長が適切に対応していれば、あとの50万円+50万円の被害はなかったかもしれない。

 私がなぜこんな偉そうに言えるか、それは、特殊詐欺の裁判もだいぶ傍聴してきたからだ。
 警察庁は、地域課の警察官諸氏をして、特殊詐欺の刑事裁判を10件ほど傍聴させたらいいと思います。

 特に、ご高齢の方々には、裁判傍聴を勧めるべきと思います。
 リアル犯人を目の前にすることで、特殊詐欺が「ニュース上の他人事」ではなく自分事になるでしょう。

 ついでにいえば、女性の方々は、性犯罪の裁判を10件、20件傍聴すべきと思います。
 性犯罪の手口、男たちの「認知の歪み」(女性からは想像もつかないはず)を知っておくべきだろうと。

 以下は私のレポートです。

 通勤電車で同じ20代女性に70回以上も痴漢行為…40代会社員が法廷で明かした「衝撃の犯行理由」
 「盗撮ユニクロ店長」は特殊な人間ではない…裁判所で明らかになった「盗撮犯たち」の飽くなき執念

2025年2月20日 (木)

傍聴席から見えてくるアイドル商法とは

 ひき逃げ(救護義務、報告義務違反)とされた交通事故、どうも冤罪臭い。
 東京地裁で長く争われ、しかし普通に懲役10月、執行猶予3年とされ、被告人は控訴した。

 

 東京高裁でその「過失運転致傷、道路交通法違反」の控訴審判決、見逃せない! 頑張って朝から出かけ、傍聴した。控訴棄却…。

 傍聴席で私はつくづく思った。結局ね、常識的には「そんなのに刑事罰を科すのはおかしいでしょ」という感覚は、検察が起訴しちゃったらもう通用しない、そのことの、本件は分かりやすい一例(いちれい)、ということか。
 被害者は12歳少女。いずれどこかでレポートさせていただければと思う。

 

 この日はこれ1件だけのために裁判所へ来たわけ。
 そしたら、「常習累犯窃盗、覚醒剤取締法違反、刑事訴訟法違反」の期日を偶然にも発見!

 前回の2人の弁護人がおらず、大柄メタボで髭だらけの、刑事をよくやってる、ほらあの弁護人1人なっていた。
 1時間の枠を、弁護人からの主質問(被告人質問)だけで終えた。
 被告人いわく、

 ・常累窃盗の判決は無罪と確信していた(逃げる理由がない)
 ・ネットカフェの居室から発見された覚醒剤は、コンビニのレジ袋に紛れ込んでいたとしか考えられない
 ・注射器はネットで購入した、プラセンタやコラーゲンを注射するのに使った
 ・逃亡や覚醒剤のスマホ検索履歴、覚醒剤の画像などは、他人のアプリのアカウントが同期したのだろう

 検察官は「あほらし(笑)」、裁判官は「ぽかーん」となってるように私には見え、おかしかった。

 

 さあ、もう帰ろう、帰って原稿を書こう。
 だが、そうは問屋が卸さない(※)のが裁判所の怖ろしいところだ(笑)。 ※昭和の表現

 

 東京地裁で「不同意性交等、不同意わいせつ」の判決。
 「中学生2人に性的暴行疑い 車で連れ去る、39歳男逮捕」と報じられた事件だった。懲役5年。直ちに保釈取消、収監の手続き。

 

 「道路交通法違反」の判決。
 「過失運転致傷、道路交通法違反」(ひき逃げ)で懲役1年4月、執行猶予3年の判決を受け(それ傍聴した)、猶予満了から2カ月足らずでの無免許運転。
 本件判決は懲役3月。直ちに保釈取消、収監の手続き。

 

 「威力業務妨害、脅迫」の新件。
 「巨人選手「惨殺」投稿で逮捕の女の元勤務先・日本生命が謝罪「事案の発覚直後から警察に相談」」などと報じられた事件だ。
 ハキハキと非常に頭の良さそうな被告人だった。なんでこんなことをやらかしたのか、そこが、、、

 顧客情報を、内部の者はどうやら簡単に見られる(場合がある)んだね。そういえば以前にも、興味本位で有名人の個人情報を見たという事件があったね、ネットカジノの借金に追われて大量の顧客情報をトクリュウに売るケース、ぼろぼろあるんだろうね、などと思ったス。
 求刑は懲役1年6月。

 

 「児童福祉法違反」の審理。
 被告人氏名は「甲」、なんだろ、ちょと覗いてみた。

 被告人は少年じゃなかった。40代ぐらいの男性だった。被害者は娘、ではなさそう。生徒、でもなさそう。
 なんと被害者はアイドル少女なのだった。

 被害者の特定につながりそうな事項は秘匿なのに、被告人質問で被告人が、自分の姓をぽろっと言った。2回言った。
 帰りの電車で、その姓&ほかの要素でネット検索、うわお、この事件かあ、となった。

 アイドル商法というものがさまざまあり、

 ・アイドルに憧れる少女たちからあれこれ金を巻き上げる
 ・アイドル少女に熱狂興奮する男たちからあれこれ金を吸い上げる
 ・アイドルおたくがときどき事件を起こす
 ・アイドル製作側のおっさんがときどきアイドル少女を食う

 そういうものが、刑事、民事の傍聴席からちらり見えてくる。

 さあ、原稿を書かねば。交通違反関係の原稿ですよ。

2025年2月18日 (火)

道路使用料で大儲け、そしてねじ式オービス

 かつてのメルマガ第186号「陰茎露出で前科19犯、頭痛くなるんで考えない」(2010年7月10日付け)の編集後記に、驚きのエピソードを見つけた。こんなふうだ。

 

 諸君! 今日から、地下の食堂フロア、大きい食堂の、ショーウィンドーが、なくなったでしょ!
 
蕎麦食堂(藪伊豆)の、商品見本のラックもなくなった!

 どうしてだと思う?
 なんと、廊下の“家賃”を取られるようになったから、だそうだ!

 藪伊豆は食券自販機2台を、かわらず廊下に置いてるが、あれは“家賃”を払ってるんだそうだ。

 へぇ~! 世知辛い世の中になったねぇ。
 しっかし、7月の第2週から突然って、おかしかないですか?

  俺にも廊下で××をやらせろ!
  ダメ? なんでだ! あのショーウィンドーはどうなんだ!

 とかネジ込んだ者がいた、その可能性ありだね。おっ、俺じゃねぇよぅ💦

 それをたまたま読み返し、2025年2月、こんなことを思った。

 店の看板を路上(主に歩道上。以下同)に置いてる店って多いよね。商品のラックやワゴンを路上に置いてる店もある。
 あれらから道路使用料を徴収するってどうよ。

 

 自治体の職員が徴収して自治体の収入としたのでは、つまらん。

 指定徴収機関の制度を設け、徴収事務を民間委託する。
 委託費を自治体が支出し、徴収した道路使用料を自治体の収入とする。

 

 そうして、たとえば、小池百合子都知事や都民ファーストの身内企業を、または有名な電通さんやパソナさんなんかを、指定徴収機関に指定する。
 うむ、ばっちりではないか。

 ぎりぎり踏ん張っていた個人経営店が、年間10万円から20数万円の道路使用料を厳しく徴収され、心が折れて廃業続々となるかもしれない。
 結果、道路使用料が減っても、委託契約はそのまま、委託企業は儲かり続ける、ばっちりである。

 現実には、個性的な個人経営店が去った跡を、大企業のチェーン店とかが埋めるだろう。
 イスラエル支援の世界的巨大企業とか、どんどん出店するだろう。

 

 そんな商店街を見て、団塊世代の人たちは言う。

   金太郎飴ストリートだ。
   金太郎通り商店街だ。

 どこを折っても、ポキン、金太郎の顔が出る、それが金太郎飴だ。
 つげ義春氏の名作『ねじ式』にも登場した。


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 唐突に思いついた。

 まさかこんな所にねじ式オービスがあるとは思わなかった。
 ぼくはたまたまこの垰へ走りに来て、ねじ式オービスに測定・撮影されてしまったのだ。

 ねじ式オービスはどこですか。
 するとお前様は、ねじ式オービスを探しているのだね。

 嗚呼!

2025年2月16日 (日)

ひどい歯痛の原因は、まさかの…!

 こんなこともあるのだね。

 

 突然、歯が痛くなった。右上の、奥から2本目だ。痛くてガムも噛めない。虫歯に違いない!

 近所のわりと新しい歯科クリニックへ行った。
 何だっけ、何か手間のかかることをしなければならず、自費治療になるそうな。

 自費治療は、うちでは許されない。特に私には許されない(笑)。

 

 ちょっと遠い、昔からの歯科医院へ行った。そしたらっ…!

 問題の歯は少し割れてると言われた。割れ目が少し入ってる、だったかな。
 しかし、痛みはそのせいではないかも、と。

 歯科医師(年配のご婦人)は、私の頭部のあちこちを押した。いててっ。

 で、なんだっけ、あごを動かす筋肉の凝り(こり)が歯痛になって出ることがあり、私の場合はその可能性が高いという。
 凝りをほぐすマッサージとか教わり、歯石を少しとって、数百円を払って終わった。

 

 さあ、それからである。
 しばらくは少し痛かったが、あれっ? えっ? という感じで痛みはなくなった。普通に玄米もガムも噛める。

 そういえば以前、肩凝りから激頭痛へ、なんてことがあった。
 頭部の筋肉の凝りから歯痛へ、こんなこともあるのだね、勉強になりました~。 

2025年2月14日 (金)

弁護人と被告人はどこにいたか!

 また珍しいことがあったょ。

 

 東京地裁、傍聴席20席の法廷で「道路交通法違反」の判決。

 とっくにぎっしり満席なのに、次から次へと傍聴人がやってくる、ドアをバッタン、ガッタン鳴らして。
 満席なのを見て去っていく。

 書記官、検察官は席についているが、弁護人と被告人がいない。
 その状態でバッタン、ガッタン時間が過ぎ…。

 

 指定の時刻を1、2分過ぎて裁判官が登壇。弁護人と被告人はまだ来ない。ありゃりゃ…。

 と思ったらなんと、弁護人と被告人は、ぎっしり満席の傍聴席に、さっきからずっと座っていたのだ!
 弁護人と被告人は立ち上がってバー(傍聴席の前の柵)の中へ入り、それぞれの席へ。
 弁護人はコートとマフラーを傍聴席に残して行った。

 

 事件は首都高の超過80キロだった。鉄板相場どおり懲役3月、執行猶予2年

裁判官 「自らの就職活動への影響が出かねないと知り、反省が深まった…」

 被告人は若い。スリムで長身で小顔で、めっちゃイケメンだ。
 氏名検索では超有名私立高校出身の若者君がヒットする。同一人物なら、いま超有名私立大学生?

 

 弁護人は、国選とは思えない。訴訟費用について裁判官は言及しなかったし。

 民事の判決言渡しでは、当事者は傍聴席にいて、原告席も被告席も無人ってことが普通によくある。
 この弁護人は民事が専門、刑事裁判をほとんど又はまったくやったことがないのかも。
 大事な息子のために被告人の父親が付けた、私選弁護人なのかも。

 弁護人も被告人も父親も、こういう事件の鉄板相場など知らず、執行猶予を勝ち取ったとして成功報酬が何十万円か出るのかなあ、、、そこまで妄想するのが本格のマニアってもんだ、なァおい(笑)。

2025年2月13日 (木)

今日から生まれ変わってね

 最近東京地裁で傍聴したのを少し。

 

 「性的姿態等撮影」、判決。

 2024年10月、世田谷のキャロットタワー内、エスカレーターで後ろから、15歳女子のスカートをめくり、臀部を覆っている下着部分(※)をスマホで動画撮影。 ※「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」という新法が2013年7月13日に施行されてから、そんな妙な表現をするようになったのだ。

 判決は懲役1年

 いきなり実刑のはずがない? そのとおり。
 2023年9月、同種で罰金70万円。
 2023年12月、同種で懲役1年、執行猶予3年。
 本件は執行猶予中の犯行なのだ。併せて2年を服役することになる。刑務所へまっしぐらに飛んでいく、そんな印象を受けるケースがよくある。

 

 「建造物侵入、窃盗」、新件。

 ある技術職の30代、長身でイケメン。2020年9月に「詐欺、窃盗等」で懲役2年、執行猶予4年を受け、まじめに働いて結婚し、子どもも持ったが、ギャンブル(主に麻雀とパチンコ)に嵌まり…。

 給料を1日でかなギャンブルで使い切り、同僚等に借金を返せないので会社へ行かず、合鍵で会社へ侵入、社長の貯金箱(約28万円入り)を盗んだ。執行猶予満了から18日後のことだった。

 求刑は懲役2年。次回判決。

 脳内にか心理的にか、何かが“抜けて”いるように感じられた。
 こういう人は少なくないように思われる。私が総理大臣なら、どこにどんな問題があるのか調べて支援の道すじを見つけるよう、予算をつけることをお約束します。

 

 「性的姿態等撮影、性的映像記録提供等」、判決。

 コンビニのトイレに頻回、小型カメラを仕掛け、動画を共有アプリに公然と載せた、閲覧者のコメントが欲しくて。
 判決は懲役1年6月、執行猶予3年

 被告人(スーツの若い男性で寝癖の剛毛)は両親と来ており、ドアを開けて法廷に入るとき、母親が被告人の背中を「元気出せ」というふうにバンと叩いた。
 前科なしゆえ執行猶予に決まっているのだが、母親は本当に心配したようで、泣いていた。
 終わってエレベーターの前で母親が被告人に言った、「今日から生まれ変わってね」。

 

 「過失運転致傷」、新件。

 ウインドーウォッシャー液に何か問題があったのか、フロントガラスが汚れて前が見えない状態で進行、事故を…。
 求刑は罰金40万円。判決は罰金40万円(換刑1日5千円)。

 東京地裁で交通事故の罰金判決は、私は初めてかも。いや忘れてるだけかも。
 罰金は通常、略式で処理する。なぜ公判廷へ出てきたのか、途中からの傍聴だったので不明。

 

 「器物損壊」、審理。

 被告人はスーツにネクタイ、見るからにお年寄り。
 なんと! 持ちやすく加工したカッターナイフで、小田急線電車の座席シートを切ることを、何カ月にもわたり、くり返したんだという。
 報道はどうも見つからない…。

 

 「威力業務妨害」、新件。

 「「サカナクション」ライブで殺害予告 業務妨害容疑で26歳男再逮捕―警視庁」と1月16日付け時事通信。この事件の、12月27日付け起訴のほうだった。
 追起訴があるってことで、10分ちょいで閉廷。

2025年2月11日 (火)

駐在所の巡査長はなぜ700万円を詐取した

 被告人氏名でネット検索、報道はNHKと『週刊女性』しかヒットがない。けっこう大きな事件のはずなのに、なんで?

 閃いた。氏名を外し「横須賀 駐在所 警察官 逮捕」で検索してみた。うわ、どっと出た。
 たとえば「横須賀の駐在所警官、地域住民から700万円詐取 県警が懲戒免職」と1月10日付け神奈川新聞。以下はその一部だ。

 県警監察官室などによると、横須賀署の男性巡査長は昨年5月24日、勤務中に制服姿で横須賀市内の郵便局を訪れ、市内に住む70代男性の通帳に加えて自身が偽造した男性名義の委任状、払戻請求書を提出。男性の口座から現金700万円をだまし取ったという。その際、過去に同じ署で勤務したことがある横須賀南署の男性巡査長も立ち会っており、2人とも警察手帳を提示していた。


 その第1回公判が横浜地裁で2月10日(月)11時からとマニア氏から教わり(ありがとうございます!)、行ってきました。

 

 警察官の犯罪を私はけっこう傍聴してきた。
 オービスもみ消し、と報じられた事件を傍聴に、奈良地裁へ通ったりもした。
 奈良地裁の庭の芝生に、乾燥してひからびたブドウの房みたいのがたくさん落ちてて、何かと思ったら、鹿の糞だった。拾って味見、しなくて大正解だった、うわお。

 

 警察官の犯罪の裁判では、記者クラブメディアがその役割上報じられないことがぼろぼろ出てくることがある。
 出てきました、本件でも。

 駐在所の巡査長は、そもそもなぜ多額の借金をつくったのか、なにがそこへ導いたのか等々、うわあ、だった。
 警察内部の諸氏の中には、警察組織がつくった罠に末端警察官が墜ちたともいえる、と感じた方もおいでだろう。

 いずれどこかで傍聴レポートを書くか、どう書くか、考え中だ。

 

 それが終わって直ちに東京地裁へ。
 オービス裁判を傍聴。

 東京都中央区築地5丁目1番地付近、首都高都心環状線内回りのオービスⅢ(スリー)Lx(エルエックス)型による超過53キロ、の否認事件だった。
 今日は、検察側の証人3人を尋問。

 若い女性検察官の主尋問がすごく簡潔で良かった。勉強になりました。

 証人3人のうち1人は、おおよそ2006年から2009年頃に何度か傍聴させてもらった方だった。
 オービス裁判を果てしなく傍聴する者は、自らもまたオービスとなる、ニーチェ、なんちゃって、わはは。

 

 疲れ果て、帰り、晩杯屋へ寄った。
 帰宅してパソコンを開いたら、担当編集者氏からメールあり。93行の原稿を1本書き忘れてるぞと、うっそーん!

2025年2月 8日 (土)

オールドメディア、マスゴミと文句を言うお花畑

 オールドメディア。大手のテレビ・新聞をいうのかな。

 

 何かあるとすぐ「××テレビは駄目だ!」とかいわれる。
 違うんじゃないか、と私は思う。

 大きな組織には、いろんな人がいる。
 いろんな記者がいて、いろんな上司、幹部がいる。

 素晴らしい記事、ニュースが出ることもあれば、素晴らしいのはボツになり、ろくでもないのが出ることもある。

 局によって、社によって、番組や部署によって、素晴らしい記者がよくいるとか、ろくでもない幹部のほうが多くてちからを持っているとか、いろいろあるだろう。

 

 そのうえで、記者クラブの問題がある。

 これについてはすでに言い尽くされている。ま、官公庁の仲良しポチクラブというか。どうしようもない。少なからぬ記者さんたちもそう思ってるでしょ。
 韓国はとっくに廃止したそうだ。日本が廃止する未来は、私にはまったく見えない。

 

 ところが、である。いわゆるお花畑の人たちは、基本的には無関心なくせに、どうかすると、テレビ・新聞は常に完璧な正義を実践して、く、れ、る、はず、真実を過不足なく伝えて(与えて)く、れ、る、はず、という幻想に喝采を送る。

 そうして、幻想が幻想とちらり知ったとき、声高に言うのだ。

 オールドメディアはゴミだ! マスゴミだ!

 そしてそうして、飛びつくのである、SNSのデマに、デマというべき言説に。

 

 マスゴミと言う人がすべてそうだってわけじゃないが、ま、そういう面は確かにあるだろうと思う。
 テレビ・新聞という巨大営利組織の内情も思いやりつつ、冷静に見ている人は、デマや陰謀論に染まらない、そういうもんだろうと思う。

 とりあえずここまでにしとこう。もう寝る。原稿2本を書き終えた解放感から、つい夜更かしをしてしまった。おやすみなさい~。

2025年2月 4日 (火)

公然わいせつ、そこまでの大胆さが…

 当ブログ容量オーバーが判明。画像を少しずつ削除している。
 削除する際、その記事をついちらっと読んでしまうことがある。
 2009年7月11日付けの記事が、なんと2本あり、2本とも「あんたバカですか!」ちぅくらい長いのなんの。

 そこでふと思いつき、1本の記事の一部を切り取ってこっちに貼りつけてみることにした。
 以下がその記事である。ちらっと加除訂正します。

 

 

日(木)

 

 10時から東京地裁828号法廷(髙橋正幸裁判官)で「公然わいせつ」の新件。

 例によって狭い法廷だ(傍聴席20席)。私としては精一杯早く9時38分頃、焦りつつ法廷の前へ。ブレザーに半ズボンのおじさんが1人いるだけだった。ほっ。

 続々と傍聴人が集まってきて、9時48分頃にドアの施錠が解かれ、9時50分頃に弁護人がきて、9時52分頃に司法修習生が2人きた。
 修習生の1人は若い女性で、黒いスーツの下は薄青の、目を見張るようなフリフリブラウス。目蓋と、髪を縛るクシュクシュ(?)が鮮やかな青。良いな~。

 検察官は、濃い草色(良い色)のスカートスーツの若い女性で、席に着く前にまず唇にリップクリームを塗った。
 記録を包んだ風呂敷は、検察庁のマークが入った青っぽいあれでなく、茶とオレンジに少し乳色か何か混じった、大きな格子模様の風呂敷だった。あれは私物? それとも東京地検は大胆に風呂敷デザインを変えた?

 

 裁判員裁判が始まり、裁判所周辺の歩道に、地元の任侠の親分(※)の仕切りで、判決焼きや懲役アメの屋台が並ぶようになったとき、風呂敷の露店もあるといいね。  ※最高裁から天下りを迎え、裁判員法による指定露店機関に指定された親分。各露天商はその親分と契約を結ぶ。

 

 9時58分、被告人が入廷。身柄(拘置所)で、例のジャージ。私と約5カ月違いの54歳。住所不定、建築作業員をやったりやらなかったり。ずっとうなだれ、俯いていた。

 要するに、痴漢をしようと早朝の電車に乗り、しかし前科(同種2犯を含む9犯)があることから痴漢は躊躇し、16歳の女子高生(本件犯行の目撃者)のそばで、ジャージの上から自己の陰茎をさすり、右手をジャージの下へ入れ、腰のゴムの部分から陰茎を(弁護人によれば先っちょを2~3cm)出した…。

弁護人 「食事はどうしてました?」
被告人 「(建築関係の)現場があるときは現場の中で…。カネがないときは炊き出しに行ってました」
弁護人 「どんな気持ちになりましたか?」
被告人 「…………ちょっと投げやりになってたかも」
弁護人 「もう刑務所へ行ってもかまわないと?」
被告人 「そういう気持ちもあったと思います…」

 その部分に、裁判官が突っ込んだ。

裁判官 「痴漢だと捕まるからと…。そうすると刑務所へいきたくないのでは?」
被告人 「長くはイヤで、少しなら…」
裁判官 「陰茎見せて、すぐ仕舞ったんでしょ。それはどうして」
被告人 「捕まりたくなかったからじゃないんですかね…」
裁判官 「刑務所行きたいなら陰茎ずっと出し続けてればいいじゃないですか」

 こういうのはエリート裁判官独特の考えのように私は感じる。被告人はみすぼらしく答えた。

被告人 「そこまでの大胆さが…」

 求刑は懲役6月。10時46分閉廷。

2025年2月 3日 (月)

元の2人には戻れない。別れの季節がきたのだ

 人気メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」(一代:いちだい)を終了した件について、無料公開の場所にはちゃんと書いてなかった、ように記憶する。
 同メルマガの編集後記に書いてきたことを、ここに載せとこう。

 

 メルマガ第2692号「東京拘置所の刑務官が被収容者の陰茎を露出させて触り」(2022年11月12日)の編集後記、の最後に私はちらっとこう書いた。

 取り急ぎここで発表しておこう。このメルマガ、もうヤメようかという気分に急速になった。心がそっちへぐいぐい傾いた。
 もしかして、今月でヤメるかもしれない。理由など詳しくはのちほど。今日は疲れた。もう眠りたくて。

 

 第2693号「あの特別公務員暴行陵虐の、なんと被害者の裁判も傍聴した!」(同年11月15日)にはこう書いた。

 2009年12月にスタートした当メルマガ、2022年11月末号をもって廃刊することにした!

 当メルマガによる月々の収入は、ぶっちゃけ2万円ほどだ。
 2万円で月8号なら、1号当たり2500円。雑誌原稿やWeb原稿の稿料に比べれば桁違いの安さだ。
 だからってヤメようとはぜんぜん思わなかった。
 損得は抜きに、何というか私の、何だろう、何かだったのだ。 ←何だそれ(笑)。

 ところが最近、ヤメよっかな、と思いついた。
 そしたら急に、空いた時間で裁判傍聴に行けるぞ、どんなWeb原稿を書こう、そっちのほうへ気持ちがどんどんいってしまって。
 潮目が変わった、ようなものを感じた。温暖化の影響か。いや、人の心の不思議、それですわ。
 未練の手が後ろ髪をつかむ前に、すぐ廃刊の手続きをとった。

 とりあえずそこまでとしよう。廃刊まであと4号、しっかり務めさせていただきます!

 

 第2695号「無理っぽい否認の電車内痴漢、裁判官は主文を後回しにした!」(同年11月22日)にはこう書いた。

 11月末で廃刊の件である。
 じつは、ありがたいことに──私はいろいろありがたいことだらけだ──「まぐまぐ!」(の担当者)さんから引き留めをいただいた。
 要旨、有料で300部の部数を捨ててしまうのは惜しい、週2号発行ではなく随時発行にする手もある、と。

 月額110円のまま、月に少なくとも2号、たぶん週1号みたいな感じでいく? 心が動いた、ぐらぐら。
 しかーし! やっぱりヤメよう。
 別れる方向へ心が傾いてしまった以上、もう元の2人には戻れない、別れの季節がきたのだ。

 そう言いつつ脳裏をよぎったのは、高校生の頃に劇場で何度も観た映画『若い狼たち(Les Jeunes Loups )』のサウンドトラック「I'll Never Leave You」だ。なんであれなのか、不思議だ。

 「儲からないからヤメるのか?」との趣旨は複数の方から言われた。
 それはぜんぜん当たらない。ふり返ると、当初は週6号の発行だった。第103号の時点で44部、第301号の時点で61部、儲けを考えてこんなこと続けられるわけないじゃーん(笑)。

 さて、あと2号、どの事件をレポートしよう。
 あんまり気負うとろくなことはない。いつものようにさらっといこう。

 

 第2696号「被害者の父親は頭部を真っ赤にして泣き、被告人は肩を揺らせて泣き」(同年11月26日)にはこう書いた。

 やっぱりねえ、丸13年間も続けた、というか日々追われたことが、もうすぐ終わる、というのは格別な気分だ。
 間もなく定年退職をむかえる方、の気分もこんな風なんだろうか。

 今、頂き物の知覧茶を飲んでいる、濃くいれて。苦(にが)茶の甘さというか、ほのかな甘みを感じる。お茶はいいねえ。

 

 そして最終号である第2697号「略式命令に対し被告人が正式裁判を請求、妙な展開になり被告人が取り下げ!」(同年11月29日)をもって、丸13年間の偉業ならぬ異業(笑)の幕を閉じた次第だ。

 

 今は、たまにこんなのを書かせてもらったりなんかしてます。

通勤電車で同じ20代女性に70回以上も痴漢行為…40代会社員が法廷で明かした「衝撃の犯行理由」

「盗撮ユニクロ店長」は特殊な人間ではない…裁判所で明らかになった「盗撮犯たち」の飽くなき執念

2025年2月 1日 (土)

米の転売ヤーは懲役刑!?

 確かに米が高い。
 近隣のスーパーはどこも、おおよそ5kg2000円だったのが、セールで4000円弱だ。約2倍に上がったまま、下がらない。

 

 「備蓄米、流通不足時も放出可能に 農水省の指針変更了承」と1月31日付け日経新聞。長い記事を、日経さんは惜しげもなくweb公開してる。
 こんな部分がある。

昨年夏、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)による買い置き需要の拡大などでスーパーなどの店頭でコメが品薄となる「令和のコメ騒動」が発生した。農水省は新米が出回る秋には問題が解消するとしていたが、秋以降も価格上昇が続いた。

24年のコメの収穫量は前年より18万トン多い679万トンだ。農水省が想定する需要量を供給が上回るが、実際は流通現場で争奪戦が発生している。一部に高値を期待して在庫を抱える事業者もあるとみられる。備蓄米の放出方針を示すことで、事業者が抱える在庫が放出され、供給不足の解消につながるとの期待がある。

 

 なんと、要するに転売ヤー的な連中のせい、それが確かにひとつあったと示唆する記事だ。

 安く買って高く売る、銭儲けの基本、なのだろう。
 趣味の品、嗜好品なんかなら、べつにいい。
 高額腕時計、高額自動車、高額絵画、しょうもない所有欲や見栄のために富裕層があぶく銭を吐き出すなら、どんどん吐き出してくださいってなもんだ。

 しかし、一般国民の日々の生活を支える品々を、銭儲けのネタにするのは、それは駄目でしょ。
 禁ずる法律が、もしかして、あったりしない?

 と思って調べてみたら、ありましたがなっ!
 短い法律なので、以下に全文を転載しよう。

 

昭和四十八年法律第四十八号
生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律

(目的)
第一条 この法律は、国民生活との関連性が高い物資又は国民経済上重要な物資(以下「生活関連物資等」という。)について、買占め及び売惜しみに対する緊急措置を定めることにより、国民生活の安定と国民経済の円滑な運営に資することを目的とする。

(物資の指定)
第二条 生活関連物資等の価格が異常に上昇し又は上昇するおそれがある場合において、当該生活関連物資等の買占め又は売惜しみが行なわれ又は行なわれるおそれがあるときは、政令で、当該生活関連物資等を特別の調査を要する物資として指定する。
2 前項に規定する事態が消滅したと認められる場合には、同項の規定による指定は、解除されるものとする。

(調査)
第三条 内閣総理大臣及び主務大臣は、前条第一項の規定により指定された物資(以下「特定物資」という。)について、その価格の動向及び需給の状況に関し必要な調査を行なうものとする。

(売渡しに関する指示及び命令)
第四条 内閣総理大臣及び主務大臣は、特定物資の生産、輸入又は販売の事業を行う者が買占め又は売惜しみにより当該特定物資を多量に保有していると認めるときは、その者に対し、売渡しをすべき期限及び数量並びに売渡先(内閣総理大臣及び主務大臣が当該特定物資の買受けにつきその同意を得た者に限る。)を定めて、当該特定物資の売渡しをすべきことを指示することができる。
2 内閣総理大臣及び主務大臣は、前項の規定による指示を受けた者がその指示に従わなかつたときは、その者に対し、売渡しをすべき期限及び数量を定めて、当該売渡先に当該特定物資の売渡しをすべきことを命ずることができる。
3 前項の規定による命令があつた場合において、当事者が支払い、又は受領すべき金額その他その命令の実施に関し必要な細目は、当事者間の協議により定める。
4 内閣総理大臣及び主務大臣は、第二項の規定による命令に係る売渡しをすべき期限までに当事者が前項の協議をすることができず、又は当該協議が整わないと認めるときは、政令で定めるところにより、裁定を行うものとする。
5 内閣総理大臣及び主務大臣は、前項の裁定をしたときは、遅滞なく、その旨を当事者に通知しなければならない。
6 第四項の裁定があつたときは、その裁定の定めるところに従い、当事者間に協議が整つたものとみなす。
7 第四項の裁定のうち当事者が支払い、又は受領すべき金額について不服のある者は、その裁定の通知を受けた日から六月以内に訴えをもつてその金額の増減を請求することができる。
8 前項の訴えにおいては、他の当事者を被告とする。
9 第四項の裁定についての審査請求においては、当事者が支払い、又は受領すべき金額についての不服をその裁定についての不服の理由とすることができない。

(立入検査等)
第五条 内閣総理大臣及び主務大臣は、前条の規定の施行に必要な限度において、特定物資の生産、輸入若しくは販売の事業を行なう者に対し、その業務に関し報告をさせ、又はその職員に、これらの者の事務所、工場、事業場、店舗若しくは倉庫に立ち入り、特定物資に関し、帳簿、書類その他の物件を検査させ、若しくは関係者に質問させることができる。
2 内閣総理大臣及び主務大臣は、前項の規定により特定物資に関し立入検査又は質問をさせた場合において、特に必要があると認めるときは、その職員に、当該特定物資を保管していると認められる者の倉庫その他の場所に立ち入り、当該特定物資に関し、帳簿、書類その他の物件を検査させ、又は関係者に質問させることができる。
3 前二項の規定により職員が立入検査又は質問をする場合には、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。
4 第一項及び第二項の規定による立入検査及び質問の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(主務大臣)
第六条 この法律における主務大臣は、政令で定めるところにより、特定物資の生産、輸入又は販売の事業を所管する大臣とする。

(価格調査官)
第七条 第五条第一項及び第二項の規定による立入検査及び質問に関する職務を行わせるため、内閣府及び主務省に、価格調査官を置く。

(地方公共団体が処理する事務)
第八条 この法律の規定による内閣総理大臣及び主務大臣の権限に属する事務の一部は、政令で定めるところにより、地方公共団体の長が行うこととすることができる。

(罰則)
第九条 第四条第二項の規定による命令に違反した者は、三年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
第十条 第五条第一項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は同項若しくは同条第二項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、若しくはこれらの規定による質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をした者は、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
第十一条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前二条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して各本条の罰金刑を科する。

附 則
この法律は、公布の日から施行する。

 

 ちなみに私は、親戚の農家からいただいた玄米を少しずつ食べてる。
 玄米1カップ、北海道小豆4分の1カップ、水は2カップ少々で炊き、三島食品の炊き込みわかめ、ゆかり、国産の金胡麻を、いずれも少々ぶっかけ、しゃもじで切り混ぜ、食べる、何日かに分け。
 うまいっ、と思わず声が出る。栄養的にも、かなりイケてるはず。

 国産の金胡麻、これが高いんだわ。「国内製造」(産地は中国か韓国か)の何倍も高い。
 でも、体に入って血となり肉となるものは、可能であれば良さそうなものを、とね。

 あとは運動ですな。裁判所の廊下を忙しく歩き、非常階段を上ったり下りたり。下りるとき、膝付近の筋肉が鍛えられる、気がする。

 

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