弁護人と被告人はどこにいたか!
また珍しいことがあったょ。
東京地裁、傍聴席20席の法廷で「道路交通法違反」の判決。
とっくにぎっしり満席なのに、次から次へと傍聴人がやってくる、ドアをバッタン、ガッタン鳴らして。
満席なのを見て去っていく。
書記官、検察官は席についているが、弁護人と被告人がいない。
その状態でバッタン、ガッタン時間が過ぎ…。
指定の時刻を1、2分過ぎて裁判官が登壇。弁護人と被告人はまだ来ない。ありゃりゃ…。
と思ったらなんと、弁護人と被告人は、ぎっしり満席の傍聴席に、さっきからずっと座っていたのだ!
弁護人と被告人は立ち上がってバー(傍聴席の前の柵)の中へ入り、それぞれの席へ。
弁護人はコートとマフラーを傍聴席に残して行った。
事件は首都高の超過80キロだった。鉄板相場どおり懲役3月、執行猶予2年。
裁判官 「自らの就職活動への影響が出かねないと知り、反省が深まった…」
被告人は若い。スリムで長身で小顔で、めっちゃイケメンだ。
氏名検索では超有名私立高校出身の若者君がヒットする。同一人物なら、いま超有名私立大学生?
弁護人は、国選とは思えない。訴訟費用について裁判官は言及しなかったし。
民事の判決言渡しでは、当事者は傍聴席にいて、原告席も被告席も無人ってことが普通によくある。
この弁護人は民事が専門、刑事裁判をほとんど又はまったくやったことがないのかも。
大事な息子のために被告人の父親が付けた、私選弁護人なのかも。
弁護人も被告人も父親も、こういう事件の鉄板相場など知らず、執行猶予を勝ち取ったとして成功報酬が何十万円か出るのかなあ、、、そこまで妄想するのが本格のマニアってもんだ、なァおい(笑)。
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