『境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満の生きづらさ」』
うつ病、双極性障害、統合失調症、自閉症スペクトラム、摂食障害(特に過食嘔吐)、前頭側頭型認知症、、、刑事裁判によく出てくる語だ。
境界域、という語もたまに出てくる。
この境界域、境界知能、スルーして社会はつくれない、ように私は思う。
『ケーキの切れない非行少年たち』の宮口幸治氏の『境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満の生きづらさ」』(新潮SB新書)を、あと数ページで読み終わる。
これ驚きました。すでにご存知の方もおいでなのか、私は“目からうろこ”だった。
知能検査にあらわれない問題も含め、多くのケースで確かに良くなるトレーニングがあるんだね。非常に説得力がある。
「うちの子はどうも学校の授業についていけないようだ」と感じてる親御さん、いっぺん読んでみていいのではないか。
そういえば、と思い出した。私が小さい頃、紙に「・」がたくさんあり、ある約束にしたがって「・」と「・」を鉛筆でつないでいくと、何かの絵になる、という遊びがよくあった。楽しかった。
あれ、じつは良いトレーニングだったんだねえ。
いつの号か、『週刊プレイボーイ』の書籍紹介のページに、これも読もうかというのがあり、その部分を切り取った、のを見つけた。『選択的夫婦別姓 これからの結婚のために考える,名前の問題』(岩波ブックレット)だ。
結婚したら、一方(事実上ほとんどの場合、女)の姓を捨て一方(同、男)の姓にせよと義務付ける、そんなの世界で日本だけだという。
日本だって、そんなことにしたのは近年だという。
その後、議論は尽くされ、くだらん事はヤメようという話が何度も出てくるのに、なぜヤメられないのか。
「絶対なりませぬ!」と強硬に言い張る、カルトじみた勢力が自民党の背後にいて、自民党としては、選挙のことを考えれば、ねえ、ということなのかな。
思いついた、洗濯的夫婦別下着、なんか失敗した~💦
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