AIで虐待判定、まさかの結果に!
「虐待判定AI導入見送り こども家庭庁「精度不十分」」と3月4日付け日経新聞。私になんぞ興味がなさそうなことを、紙の新聞の一覧性ゆえにというか、読んでしまった。
ネットでは「子どもの虐待判定するAI、導入見送り こども家庭庁」、これが相当するのか。
記事はこう始まる。
虐待が疑われる子どもを児童相談所で一時保護するかを巡り、こども家庭庁は判定の支援として検討していた人工知能(AI)システムの導入を見送ると決めた。これまでの実証事業で精度が十分でないとわかり、現場での利用は難しいと判断した。
こども家庭庁は虐待が疑われる子どもを一時保護するかどうかの判断に役立てるため、AIを活用して虐待リスクを判断するシステムの開発を進めてきた。2022年度に開発が始まり23年度末にほぼ完成した。
ほぼ完成、したんだそうだ。そうして…。
実証事業は10の地方自治体の児童相談所で100件の過去例をもとに実施した。
実証事業を行うとは偉いではないか。ところが…。
このうち判定に疑義が生じたのは6割にのぼった。
えっ、6割も、なんで?
児童相談所の幹部が判定するよりも虐待リスクを低く見積もっていた。
こども家庭庁は実際に職員が判断する際に考慮する項目がAIに搭載されていなかったことが一因とみている。
項目の有無のみで程度を考慮していなかったことも原因とみられる。たとえば児童が母親から殴る蹴るなどの暴行を受けたにもかかわらず、あざなどの痕跡が残らなかったためAIが考慮せず、一時保護が必要と判断しなかったケースがあった。
すっごい話やねえ。実証実験じゃなく「実証事業」、大丈夫なのか?
気になることがある。記事からは、必要な項目の搭載がないとか、項目の有無のみで程度の考慮がないとか、あざなどの痕跡がなければ暴行ありと判定しなかったとか、こう言ってはなんだが、いかにもお間抜けなことばっかり。
項目をつくってちゃんと入力すればいいじゃん、と思えてしまう。
なのになぜ、導入を見送る? 「またあいつがからんでる!」とか、下請け孫請けひ孫請けの中抜きがひどすぎたとか、何か裏があるのかなあ、なんて想像しちゃう。
『週刊文春』さんが既に取材を開始してたりして、えーっ。
AIといえば、将棋、囲碁、チェス、人間はAIに勝てないとか言われる。
でもさ、その勝負、公平なの?
人間は、体調が悪くても、あるいは不倫、離婚問題で私生活は修羅場でも、勝負にのぞまねばならない。
AIのほうだって、通行人が電源コードにつまづいて引っこ抜いちゃうとか、猫が気まぐれ猫パンチでコーヒーをこぼすとか、リスクを抱えて勝負してほしい。
今井はAIがどんなもんだか分かってない? い、言われてみれば…💦
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