嘘とデマの大統領
「マクロン大統領が首脳会談でトランプ大統領の腕を掴み制止、発言を訂正 国連総会で「ロシア軍即時撤退」米ロが反対 “分断”浮き彫りに【news23】」とTBS NEWS DIG。
そういえば2月20日付けの日経新聞夕刊、1面トップの大きな記事によれば、トランプ氏はSNSへの投稿でこう批判したという。
「…そこそこ成功したコメディアンのゼレンスキーが米国に3500億ドル(53兆円)も出費させ、始める必要もなかった勝てない戦争に関与させた」
ゼレンスキー氏はコメディアンで俳優だったそうだ。
選挙で大統領になったのち、なんと、ロシアがウクライナへ禁断の武力侵攻を押っ始めた。首都キーウ(※)の陥落は時間の問題と思われた。 ※当時、ロシア語読みの「キエフ」だった。
ロシアの「斬首作戦」の、ゼレンスキー氏はターゲットだったという。
英米は国外脱出をうながしたという。
ところがゼレンスキー氏は「逃げずに戦う!」との動画を発表、3年も戦い続けている。
ちなみにトランプ氏は、ど派手なプロレスのTV番組の元司会者として有名だ。SNSに流れてくるところによると、コメディアンでもあったそうな。
日経新聞夕刊はこう続く。
米シンクタンクの外交問題評議会(CFR)の推計では、22年2月から24年9月までに米国が決めた支援額は計1750億ドル。米軍の活動などを含む総額で、そのうちウクライナへの直接供与は1060億ドルになる。トランプ氏が主張する3500億ドルとは開きがある。
トランプ大統領は、こうも「持論を展開」したという。
「…ゼレンスキーはひどい仕事をし、彼の国は打ちのめされ何百万人が死んだ」
ウクライナ軍の死者は4万数千人、民間人の死者は1万数千人とされる(合掌)。かけ離れている。
記事はこうもいう。
トランプ氏は18日にも、根拠を示さずに「ゼレンスキー氏の支持率は4%に落ちこんでいる」と言及し…。
ウクライナのキーウ国際社会学研究所が2月4日~9日に実施した世論調査によると、ゼレンスキー氏を「信頼している」との回答は57%…。
『ルポ「トランプ信者」潜入一年』を、私は単行本で読んだ。
トランプの演説は嘘だらけ、デマだらけだったという。
そうして、冒頭のニュースのマクロン大統領の「制止」「訂正」に至るわけだ。
嘘とデマで「敵」をつくって攻撃する、ネットで盛り上がる、バズるっていうんですか、それが有権者を最も動かす、選挙で勝てる、洋の東西を問わず、そのことを、まずはしっかり認識しなければらない、と私は思う。
ゼレンスキー氏とトランプ氏との「会談」については、真っ当な正統派レスラーの裾(すそ)に、悪役レスラーと悪ふざけ司会者が咬み付き、振り回してかみちぎろうとする、悪役レスラーのファンはわっと沸く、そういう図かな、と。
ああ、んなこと言ってないで原稿を書かねば! もう3月2日、まさかでしょ、えっ、2月が28日までしかなかった? うっそ💦
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