勃起不全が幸せを呼ぶ!
「肛門に指を突っ込まない!」と2021年10月に書いた。前立腺肥大症の話である。
あの「良い泌尿器科クリニック」は、いかにとやせむ、ちと遠い。
そこで、近所のクリニックにかえた。
んが、そこは、医師はベテランで良い人と思うんだけど、なんつーか、まさに昭和時代の泌尿器科。詳細は伏せるが、うーん…。
自転車で通える範囲に、近代的設備のクリニックはないか、ネットで探した。
近代的設備の、肛門に指を突っ込まないだろうクリニックを発見!
ちょうど良いタイミングもあり、そっちへ通うことにした。通い始めてもう3年ぐらいになるか。
さて、ここ1、2年かもっとか、なんだかどうも、ほんわか幸せ、という話について。
たとえば、スーパーのレジ係さんに対し、ちょっとしたことでにっこり「ありがと」と言っちゃう。
大型量販店で、ある品の売り場を尋ね、てきぱき案内してくれた店員君に「うわ、ここっすか、よく知ってたね、偉いね~」と思わず口から出ちゃう。
店内で思いっきり奇声をあげる幼児がいて、親が無視してるとき、親にも事情があるんだろうと思っちゃう。
幼児と目が合い、元気だねえとにっこり微笑んだら、さっきまで叫んでた幼児が、びっくりうれしそうな恥ずかしそうな反応をして、かわいい~、となったり。
情報公開で、担当職員がちょと間違えて面倒なことになったとき、クレームを言う気は起こらず「こんなこともあるんだね。珍しい経験をした。ラッキー」と喜んぢゃう。
ほんわか幸せ、ゆえにそんなことになるんだと思う。なぜ?
思い当たるのは、3年ぐらい前から服用し始めた、前立腺肥大症のお薬の、副作用である。
副作用として「ED」と記載されているのだ。
ED。エレクチオン・ディジーズ、かと思ったら、イレクチル(イレクタイル)・ディスファンクション(erectile dysfunction)らしい。
日本語では勃起不全か。
そういえば、処方を決めるとき、そういう副作用があるけどいいですかと、医師(私よりずっと若い女医さん)から尋ねられた。
「ぜんぜんオッケーです」と私は笑った。
薬は効いて、夜に3時間、4時間、どうかすると5時間も、一気に眠れるようになった。
ここで説明しておこう。前立腺の肥大により、尿道が狭められる。暴行もとい膀胱に溜まった尿が全部出ない。次に膀胱が満杯になるまでの時間が短くなる。2時間程度で、ひどいときは1時間ほどで起きてしまう。つーことだと私は認識している。
眠れる時間が長くなるとともに、副作用も確かに顕れた。具体的には書かないが、イレクタイル・ディスファーンクション、そいつである。
そうして、ほんわか幸せを感じ始めたのと、どうも時期が重なるんである。
男は性欲の生き物といえる。性欲がなくなれば、ほんわか幸せになる? 大発見ではないか!
女医さんに尋ねてみた。
今井 「ほんわか幸せなのは、EDの副作用ですかね」
女医 「(数秒おき)加齢でしょ」
ずこーっ。
私は現在70歳。私だけじゃなく多くの爺ちゃんが、婆ちゃんも、ほんわか幸せなの?
モンスター・クレイマーには高齢者がけっこういるって話はどうなるの?
1、2割がほんわか幸せになり、別の1、2割がモンクレになる、そゆことかどうか、研究してる人いるかな。
なな何だこのTシャツ~!
この夏はこれ来て裁判所へ? 洒落になんねーよぅ💦

