フォト
2026年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 固定電話は詐欺ホットライン | トップページ | 地下鉄サリン事件、米当局は驚愕した! »

2025年4月19日 (土)

大麻裁判、もう要りませんね、要ります!

 最近傍聴したのを少し。

 

💡「業務上過失往来危険、業務上過失傷害」、東京高裁、判決

 「業務上過失往来危険」は非常に珍しい。私は過去に1件しか遭遇していない。プレジャーボートの沈没事故だった。
 非常に珍しいのに、始まる時点で傍聴人はたった7人。そんなもんだよねえ。 ※東京地裁的には極端に少ない。

 千葉県富津市の沖合海上で、必要な注意を怠り、停泊中の船舶に、自船先端部を衝突させ、被害船の乗員2人にだいぶ重傷を負わせた、という事件だった。

 訴訟手続きの法令違反と、事実誤認の主張。
 被告人は不出頭、判決は控訴棄却
 別事件の開廷が迫り、私は途中で出た。

 

💡「過失運転致死」、東京地裁、判決

 30分間の枠、だから無罪ってことはないが、事件番号が古い。何を争ったのか、傍聴してみた。
 午前2時58分頃の、路上横臥者を被害者とする事件だった。

 酔っ払って道路に寝込んだ、というありがちなケースではなかった。
 被害者は自転車で交差点を左折。その際、右方からきたトラックに接近、転倒したのだそうだ。
 被告人の供述は信用できないとされ、判決は禁錮2年、執行猶予4年訴費負担。

 

💡「業務上失火、業務上過失致死傷」、東京地裁、新件

 「業務上過失往来危険」ほどではないが、これもだいぶ珍しい。なのに始まる時点で傍聴人は9人。

 別の法廷(52席)に「不同意わいせつ」の新件がある。さっき覗いたらほぼ満席だった。「《小1女児へ不同意わいせつ》「胸あたりをつかんだだけ」近隣住民が証言した“不気味”な生活と逮捕の一部始終」と10月15日付け週刊女性PRIME。この事件かも。

 “失火”のほうは、被告人氏名によるスマホ検索では報道ヒットがなかった。
 帰宅後、氏名を抜いて検索したらヒットあり。「6人死傷火災でバイク店元経営の男を書類送検へ…蓋の緩んだガソリン携行缶落とし、出火の原因に」と9月20日付け読売新聞。この事件だ。

 揮発性の高いガソリンを入れた携行缶。その蓋の閉め方が緩く、転んで缶が横倒しになり、ガソリンが石油ストーブの前にこぼれ出た…。
 どんだけ間抜けやねん! と言いたくなるが、人間そんなもんだ、又はそんなことはある…。
 愚か極まりない「重過失失火、重過失致死」の簡単なレポートを過去に書いた

 

💡「窃盗、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反、大麻取締法違反」、東京地裁、審理

 同時刻から別の法廷で、女性氏名の被告人の「暴行」の判決があった。
 「暴行」は普通、不起訴か罰金(略式)でしょ。公判廷へ出てくるってことは…。

 しかし私は、こっちの被告人氏名(男性氏名)がなーんかどうもちょっと気になって。こっちの傍聴人は4人ぐらいだったかな。

 奧のドアから、刑務官3人に伴われ手錠腰縄で入廷した被告人、を見て度肝を抜かれた!

 長い黒髪を頭頂部ちょい後ろで縛り、アウトロー界隈風なロゴ入りの黒いタートルの上衣。両手の指も甲もタトゥーだらけ。
 そうして! 上衣のタートルの部分を上へ引き伸ばして眉の上まで顔を覆い、そこにメタルフレームの眼鏡をかけているのだ。なっ、なんだそれーっ!!!

 刑務官に挟まれて被告人席(黒いベンチ)に座るや、断続的に言葉を発し始めた。良い声だ。

被告人 「これ何のじゅん(?)すか…待機中? 何が始まんの…(刑務官は無視)…返事もねえか…よう分からん…まあいい…ラップしていい?」

 帰宅後ネット検索。ラッパー、かもしれない。

 今日は大麻についての追起訴、同意書証の要旨告知。 
 甲81号証は大麻の乾燥植物片、甲82号証はリキッド、ブツを示し(展示し)…。

検察官 「これはあなたのものですか? もう要りませんね?」

 お約束のやりとりだ。私は傍聴マニアを名乗れるようになって丸22年、ここで「要ります」と言う被告人を見たことがない(笑)。
 ところが!

検察官 「処分してしまっていいですか?」
被告人 「やだ」
検察官 「所有権を放棄しますか?」
被告人 「(その意味を何度も尋ねてから)捨てません、要りますよ」

 おおっ! 私は大いに感動した。
 けれど検察官も裁判官もしらっとスルーした。どうせ判決で没収となる、所有権放棄がなければ検察がつくる書類が1枚増えるだけ、そんな感じなのかな。

 

 帰り際、警備の職員が10人ほど移動する(去る)のに遭遇した。えっ、なに?

 職員たちが出てきた法廷を見てみた。上述の女性氏名の被告人の「暴行」、の法廷だった。
 さっきスマホ検索したところによれば、芸能界っぽい感じだったけど、かなり有名人?
 暴れるおそれありとか、被告人の仲間または敵対者が暴れそうとか、そっちの可能性が数%あったのかもね。

« 固定電話は詐欺ホットライン | トップページ | 地下鉄サリン事件、米当局は驚愕した! »

刑事/その他刑事」カテゴリの記事

交通事故」カテゴリの記事