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2025年6月 1日 (日)

自動拳銃で武装した米兵が東京地裁に!

 どんな犯罪報道を見ても「同種の事件を傍聴したことあるよ」となる。
 「ずばりその被疑者の、前刑の事件を傍聴したよ」となることもある。

 

 「横須賀で反戦デモ中、米兵が銃を携え警備…市民団体が米軍に中止と謝罪要請」と5月29日付け神奈川新聞。
 今回はこの報道を見て「あっ、そういえば…」となった。

 伝説のメルマガ、2014年12月15日発行の第1408号「むき出しの拳銃を持った米兵が裁判所に!」から一部を以下に。少し加除訂正等する。

 

  💨  💨  💨

 11時45分、東京高裁720号法廷(42席、青柳勤裁判長)で「詐欺、現住建造物等放火」の審理。

 「大学生ら3人 保険金目的でアパートの部屋を放火」との報道で「大学生」となってるのが、本件被告人だ。傍聴席にいる年配男女は父母か。
 一審では共謀を認めていたのに、控訴審になって否認に転じた。
 弁護人から弁論要旨の提出を確認し、検察官は「追加主張はありません」。

裁判長 「ではこれで終結します」

 判決は1月29日(木)15時と指定し、11時48分閉廷。

 さぁ、もう帰ろう、絶対帰ろう。 ←こいつがそんなことを言うと、絶対なにか起こるんだぞ(笑)。
 ご明察! 帰り際に一服しようと1階の喫煙所へ向かった私は「はりゃ?」となった。 ※当時は裁判所内に喫煙所があり、私は喫煙者だった。

 東玄関(正面玄関の反対側)のロビーの、刑事の開廷表の束が置かれた近くに…。 ※当時はタブレット式じゃなく紙の開廷表を閲覧した。

 紺色系の迷彩服上下、同色のカチッとしたキャップの、どっちかといえば白人系の外国人男性が、スキンヘッドの黒人男性(黒スーツに黄色い蝶ネクタイ)と立ち話をしてた。

 迷彩服の外国人自体、珍しいうえ、その右太腿に巻いた黒いベルトの外側に、何か付いてる。はりゃ? あれはもしや…?

 私はそばへ寄って見てみた。ぎょっ、自動拳銃じゃんっ!

 中学生の頃、ガンマニア(笑)だった私は、横から後ろから、もうじんろじろ見た(笑)。
 自動拳銃を太腿外側に保持する固定具(ホルスター)は、プラスチック製か、太腿外側に2cmほどか浮かせて保持するタイプだった。引き金(トリガー)が見えている。

 把手(グリップ)の形、また弾倉(マガジン)底部の形からして、9mmパラベラム弾を10数発入れられるタイプかと思えた。
 そのそばに付いてる短い縦長のものは、予備弾倉かな。

 腰にも黒いベルトを巻き、なんかいっぱい付けてた。
 腹の前に、ちょと浮き上がるような感じで、目測約25~30cmの細い円筒が、横向きに固定されてた。

 左胸のポケットの上辺りに「US NAVY」の白い文字。米兵なんだね。
 右胸のほうの文字は、基地名かな、分かんない。10文字ほどの中にTとQが見えた。

 そんな格好で、弁護士とか一杯通る1階ロビーで、長々と立ち話をしてるんである。言語は英語と聞こえた。

 え~っと、この東京高地簡裁合同庁舎は、ナイフとか持ち込んじゃダメだけど、自動拳銃はいいんだっけ。
 いや、あれはじつはコスプレで、コスプレの自動拳銃はいいんだっけ。
 んなわきゃねーだろっ!

 やがて迷彩服の米兵と蝶ネクタイの黒人は、北側エレベータのほうへ去った。
 私は昂奮のまま一服し、とりあえず今日の刑事の開廷表をメモ、庁舎内の某所でマニア氏らと歓談。

 12時45分、また一服すべく喫煙所へ向かうと、同じ場所にその2人がまた居た!
 うむ~、いったい何なんだろ。
 話しかけてみる? 私はネイティブの流暢な英語はかなり聞き取れない、難しい単語も分かんない(泣)。

 私は高裁(この庁舎の管理者)の管理課へ行ってみた。
 管理課は、自動拳銃を携帯した者がいることを、来庁することを、把握してないようだった。しょんなことってあり?
 警備員の詰め所にも尋ねてみたが、やはり把握してないようだった。

 迷彩服の米兵と蝶ネクタイの黒人は、それぞれ胸のところに、ネームプレートっていうのか、丸くてちゃちいプラスチックを付けていた。
 ふちは赤色で、中央部の白いところに「PPO」の文字が。パブリック・プロシキュータ・オフィス、検察庁だ。

 米兵はMP(ミリタリー・ポリス)で、午後に別の米兵の刑事裁判があり、それに立ち会うとか?
 検察庁とつながる地下通路(地下の郵便局の向かって左側)から裁判所に入った、そういうことかと、とりあえず推理できる。

 でも、自動拳銃をむき出しで携行する必要があるのか、あるとして裁判所側に何も言わないってありなのか。
 裁判所はナメられた、メンツをつぶされたと怒り、あとでモメるのかな~。

 なことより、刑事裁判に立ち会うとして、いったいどの事件? 私は念入りに刑事の開廷表を見てみた。
 それらしいのは1件のみ。14時30分~16時30分、東京簡裁826号法廷(20席)の「傷害」は、被告人がカタカナ氏名、ミドルネームは「マイケル」。これか?
 簡裁の書記官室へ行ってみたが、何も分からなかった。何か知ってるけど話せない、のではなく何も知らないような感触だった。

 そんでこいつ、ずるずると14時30分まで居続けたんだな?
 いいえっ、私は強い意志で、転げるように帰ったのでありました、ふぅ。

 

  💨  💨  💨


 いま思えば「なんでそれを傍聴しないんだよっ」である。ったく「馬鹿ですか!」である。
 しかし当時は、あれもこれも押せ押せで睡眠不足で「ひ~💦」となっており、正常な判断ができなかったんだねえ。

 

 なお、被告人が米軍属の刑事裁判は傍聴したことがある。本誌第1224号「キャンプ座間の米軍属、オービスで破滅か」でレポートした。
 あのとき、弁護人席に、弁護人じゃない男性が2人いた。
 1人は「映画に出てきそうな中年白人男性」だった。迷彩服とかじゃなかったが、米軍の人なのだろう。

 以上、「あっ、そういえば…」の話でした~。

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