前代未聞のオービス裁判に遭遇!!!
私の場合、初めて裁判を傍聴してから40余年になる。
オービス裁判を狙って傍聴し始めたのは1995年頃だ。
2000年の前後数年はもう、オービス裁判に、もう、狂った!
そうして2025年6月27日、71歳の誕生日を過ぎて1週間、ととっ、とんでもないオービス裁判に当たった!
まず、検察官の起訴状朗読にこんな部分が。
検察官 「過失により標識を見落とし…」
なにぃーっ!
首都高のオービス裁判で、標識を見落とし制限速度(指定速度)に気付かなかったと主張する被告人はよくいる。
だが、故意か過失か、そこが問題になったことは一度もない(と記憶する)。
まして検察官がわざわざ「過失により」と言うなんて!
そしてもう1つ。
本件は制限60キロ、オービスの測定値は144キロ。超過84キロ。
超過80キロ以上は、首都高のオービス裁判のあるあるだ。
だがっ、認否で被告人はこう述べた。
被告人 「速度については争います。そこまでスピードを出していた認識はありません」
ぎゃおうっ!
測定値の否認は超過80キロ未満の事件に限られる、超過速度が80キロを超えると否認は皆無、不思議な現象、と私は見てきた、長年にわたり。
ところが今回、超過84キロで測定値を否認、前代未聞、空前絶後とはこのことである! 興奮に身悶えする私なのであった(笑)。
2000年の前後数年間、あれほど多かったオービス否認裁判が、ほぼ消えた。
東京地裁の「道路交通法違反」といえば、ほとんどが超過80キロ以上のオービス事件だったのに、昨年中頃からか、激減した。
激減後、なぜか80キロ未満の否認が、東京地裁の法廷へぽつぽつ出てきた(昔はそれは東京簡裁限定だった)。
そしてそうして今回、検察官が「過失により」と言い、84キロで否認が登場した。
可搬式オービスの騒動(警察庁内での騒動)とあわせ、カタストロフ、、、破局の始まりか? なんて思ったりなんかするのである。
こんな裁判を、なぜたまたま傍聴できたのか。
午前にオービスの否認裁判(超過80キロ未満)の、被告人質問があるとマニア氏から情報あり、傍聴した。
午後の15時30分、有名料亭の社長氏の薬物事件の第1回公判があると、これは複数のマニア氏から情報をいただいた。マニア氏らは傍聴できないという。じゃあ、ようがす、わっしが傍聴しましょう、と。
だいぶ時間が空く。どうしよう。
金曜はだいたい開廷が少ない。14時30分から「道路交通法違反」の新件。それを傍聴し、途中で薬物事件のほうへ行こう。
そんなつもりでたまたま傍聴したら、前代未聞の事件だったとは。
なんちゅうか、テミス神のお導きを感じざるを得ない、ありがたいことです。
以上、興奮のままに雑ぱくな語り、失礼しました~。
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