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2025年6月11日 (水)

外国人の有罪と無罪

 外国人の犯罪について、2020年頃か、私のブログにこんな下書きが残っていた。
 現在とはだいぶ異なると思うが、参考にちらっと見てみよう。

 

 単行本の原稿に必要で2017年(それが最新)の最高裁の司法統計を調べるうち「第54表 外国人の通常第一審事件の終局総人員─国籍別終局区分別─全(地方・簡易)裁判所」というのを見つけた。

 「通常第一審」とは傍聴人がいつも傍聴している、新件、審理、判決と開廷表にあるあれだ。

 

 2017年の外国人の終局総人員の総数は3906人。うち有期懲役が3477人、罰金が250人。
 国籍別では、終局総人員が3桁の国名はこうだ。

  中国 932人
  韓国・朝鮮 765人
  ベトナム 751人
  フィリピン 282人
  ブラジル 249人
  タイ 147人
  ペルー 112人

 

 無罪の総数は19人。0.5%弱。

 国籍別の無罪人数を見ると、多くて2人、次は1人、大部分がゼロだ。
 無罪が2人の国名は、韓国・朝鮮、ベトナム、ブラジル、イラン、ナイジェリアとなっている。

 中国はゼロだ。なぜ?
 イランの終局総人員は40人、だから無罪率は5%。ナイジェリアは28人で7%強。なんで?

 

 何の事件でどういう理由で無罪になったのか調べれば、ある国の特徴、ある犯罪の特徴、日本国の姿勢、なんてものがちらり見えるかも。

 過去20年か30年のデータを調べれば、各国の経済発展の状況や、文化的、制度的、犯罪的な移り変わりが浮き彫りになるかも。

 

 以上が下書き部分だ。統計は興味深い。


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