ADHD、無免許運転、無罪!
8月25日(月)1400~1430、東京地裁刑事第3部、寺尾亮裁判官、414号法廷(20席)で「道路交通法違反」の判決。
これを私は、今年5月21日の審理の期日から傍聴した。
無免許の故意を否認する、無罪主張の事件だった
無免許は、過失犯の処罰規定がない。過失なら処罰できない=起訴したなら無罪、なのだ。
本件は、運転免許の更新を忘れての無免許運転だった。
なぜ忘れた? 元号の変わり目だったから?
いや、なんと、ADHD、だった。
被告人は医師。要するに、仕事のほうは過集中して有能なんだけど、光熱費の支払いとか何かの契約とか事務的なことは全く苦手。母親と妻に頼りっきり。運転免許の更新のことなど完全に忘れていた…。
更新のお知らせのハガキ(シールハガキ)を母親から渡され、そのハガキは、自家用車の物入れから、未開封のまま見つかったという。
過失犯であることは明らか、と思えた。
しかし! これは裁判である。
起訴された以上、被告人はもう助からない、私はそう思った。
求刑は懲役5月。執行猶予は間違いないが、猶予付きでも懲役刑だと、医師は医業停止になる。可哀想に…。
そうして8月25日、判決の日が来たんである。ああ、可哀想に、と傍聴席で想う私。判決が言い渡された
裁判官 「主文。被告人は無罪」
えっ…!!! 私は思わず小さく声をもらしてしまった。詳しいことはあとで雑誌に。
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