高知白バイ事件の片多康裁判官がさいたま地裁で!
2023年12月30日付けの「下書き」を発見した。
「最近傍聴した事件を少し」として、ええっ、そんな珍しいのを傍聴してたのっ、ひー! というのを書いていた。
なぜ下書きに入れたまま忘れてしまったのか、謎だ。
若干の加除訂正等をして、いま公開しよう。
東京高裁で「道路交通法違反」の控訴審判決。
原判決は罰金20万9千円。なにそれっ。
9千円は信号無視。20万円は、なんと免許証の提示義務違反だった!
手元にあってすぐ引き出せる2020年の統計では、提示義務違反の検察送致は22件。ほぼすべて不起訴か略式(法廷を開かず罰金刑)で終わっているはず。
そんな珍しいのに公判廷で遭遇するなんて、被告人氏には申し訳ないが、私ってどんだけ運がいいんだ! 控訴審は控訴棄却。
東京地裁(民事)で「運転免許停止処分取消等請求事件」の弁論(本人・証人尋問)。
原告は、おっそろしく素敵な、若い女性だった。
被告席には6人。以前に同種の裁判でお見かけした方々がいた。「あっ、今井の野郎、また来やがった!」とお気付きいただけただろうか(笑)。
そんなことより、なんとなんと、飲酒運転の車両の同乗罪(刑事は不起訴らしい)で執行された免許停止処分、それを取り消せという訴訟だった! チョー珍しい。
証人は、警察官じゃなかった。なんと、タクシーで帰るという原告を自分が運転する車に乗せたおじさんだった。チョー珍しい!
さいたま地裁で「建造物不退去」の審理。
6月9日に「受領証を全部手書きって!」で書いた、あの事件の、論告・弁論の期日が12月26日にあった。いいですか、12月26日、ですよ。
論告は13分間。求刑は罰金10万円。
弁護人は3人いて、憲法問題へがっちり踏み込み、最終弁論は33分間。
弁護人が多いことに加え、裁判所は1月18日から裁判員裁判が始まるそうで、判決期日がなかなか決まらない。
1月11日、12日、15日、16日、19日、なかなか決まらない。
片多康裁判官は、1月5日を提案し、そして、軽く笑って言ったね。
裁判官 「なんなら年内でもいいんですけど」
そうメモって私は、しゃっとアンダーラインを引いた。
裁判所の仕事納め(昔の御用納め)は28日と聞く。弁護人が3人もついて憲法違反まで争っているのに、その判決は翌日か翌々日でもいいというんである。
あのね、もうね、憲法問題など聞く耳持たん、有罪に必要な外形的事実だけ拾って求刑どおり罰金10万円、そう決めちゃってるのがミエミエじゃーん!
いや、私だって、うぶなねんねじゃあるまいし、有罪に必要な外形的事実だけ拾って有罪、そのこと自体には何の感慨もない。
だけど、憲法問題を争ってる弁護人3人を前に「なんなら年内でもいいんですけど」って、ぶっ飛んでるぅ~!
被告人氏には申し訳ないが、こういうシーンに私は興奮するのである。
あとで分かった、片多康裁判官は、あの高知白バイ事件で実刑判決を書いた裁判官だ。ほ~!
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