通勤電車内で執拗な痴漢、他の乗客たちは…
だいぶ前、東京地裁で「強制わいせつ」、電車内痴漢の判決を傍聴した。当ブログの下書きに見つけた。
ただの痴漢事件じゃない。
東京地裁で無罪とされ、検察控訴、東京高裁は原判決(無罪を)破棄、東京地裁へ差戻した。その判決なのだ。
被告人は非身柄。暗色スーツにレジメンタルのネクタイ、小顔でスリム、40歳代か、日焼けして、ちょいヤンキー風に見える。
裁判長 「主文。被告人を懲役2年6月に処する。この裁判が確定した日から4年間その刑の執行を猶予をする」
裁判所の事実認定によれば…。
埼京線とともに痴漢の多い湘南新宿ラインで、被告人は痴漢行為をした。被害者(小柄な女性)は逃げて場所を移動。すると被告人は追い、連結部付近に追い詰めた。
ブラジャーの間から手を差し入れて乳房を直接触り、固まってうつむく被害女性の口に指を入れ、被害女性の手を掴んで自分の陰茎を衣服の上から触らせようとし、着衣の隙間から手を入れ、前から、後ろから膣に手指を挿入…。
その間、他の乗客たちは、スマホをいじるか、イヤホンで音楽を聴くか、誰も気づいてくれなかったという。
被告人は10年前、痴漢行為をし、目撃されたが、なんとか逃げのびた。
3年前、駅のトイレで痴漢行為、これは嫌疑不十分で不起訴に。
2年前、電車内での「強制わいせつ、器物損壊」、認めて示談し、不起訴(起訴猶予)に。
よって前科なし。
前科なしの、たかが痴漢なので、執行猶予判決。
でも、執行猶予は通常3年だ。4年は重い判決なのだと、世間は分かってくれるだろうか。
« 「嵌まり族」と「弾かれ族」 | トップページ | 被告人を拘禁刑5月に処する。お~! »
「刑事/色情犯」カテゴリの記事
- 裁判所のミスで、性犯罪者に棚からぼた餅(2026.08.18)
- 時速約200~268キロで暴走ポルシェ、2人死亡、懲役12年(2026.08.08)
- 公然わいせつ、ではなく軽犯罪法違反(2026.08.02)
- 夏休みの東京地裁、行列がばらけ…!(2026.07.22)
- 懲役を拘禁刑にしたので原判決破棄!(2026.07.10)

