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2026年2月 3日 (火)

ありがちな不正で兵庫県警はなぜ書類送検した?

 ん? 珍しい“現象”を発見しましたぞ。

 以下は2月2日17時37分配信の、Yahoo!ニュースのサイトにある共同通信の記事だ。

交通違反捜査で虚偽報告か 兵庫県警の2人書類送検
 信号を無視したバイクに関する交通違反の捜査報告書に、目撃していないうその内容を記述したとして、兵庫県警が虚偽公文書作成・同行使の疑いで、地域部に所属していた男性巡査部長と男性巡査長を書類送検していたことが2日、情報公開請求で分かった。
 県警によると2人は昨年1月20日夜、赤信号で交差点を通過するバイクをパトカーから目視したとして、運転の男性に交通反則切符を交付。報告書に「赤信号で停止線を越えた」と記載した。
 ところが別の担当者が現場を訪れると、停止線は建物に遮られパトカーの場所からは見えないことが判明。2人は県警の調べに虚偽だと認め「功績を残したかった」と説明したという。昨年12月に書類送検された。

 

 以下は2月2日19時16分配信の、神戸新聞の記事だ。

交通違反の捜査報告書にうそを記載 容疑で巡査部長ら2人を書類送検「功績を残したかった」 兵庫県警
 ミニバイクの信号無視に関する捜査報告書にうそを記載したとして、兵庫県警は2日までに、いずれも30代男性で本部地域部門に勤務する巡査部長と巡査長を、虚偽公文書作成・同行使の疑いで神戸地検に書類送検した。昨年12月10日付。県警は同月16日、2人を本部長訓戒としている。
 神戸新聞社の情報公開請求に対し、県警が明らかにした。
 監察官室によると、2人は昨年1月下旬、東播地域をパトカーで巡回中、信号無視で交差点を横切るミニバイクを発見し、停止させて違反切符を切った。捜査報告書には「違反車両が停止線を通過するのが見えた」と記載していた。
 だが後日、別の警察官が現場を確認したところ、パトカーの位置から停止線は建物の陰になって見えない状況だった。
 2人は「検挙して功績を残したかった」と説明。信号無視は実際にあったため、違反切符は有効に取り扱われた。県警は2人が関与した他の書類も調べたが、虚偽記載は確認されなかった。

 

 共同通信と神戸新聞が、それぞれ独自に開示請求をし、それぞれ独自に報じた、かに見える。
 同じことを報じながら、微妙に異なる、どこがどう異なるか、我々交通違反マニアには非常に興味深い。 ※我々って誰だよっ(笑)

 

 40数年にわたり交通違反・取締りを取材、調査研究してきた私からすると、この報道、「なんで?」と思わざるを得ない。

 一般的には、現認がいい加減だったのに、しっかり現認したかに嘘の報告書等を作成する、それは、なんちぅか、特段珍しい話じゃない。ま、普通にあり得ることだろう。

 珍しいのは、そんなことでなぜ「虚偽公文書作成・同行使」で立件し、送検までしたのか、そのことである。
 なにか、よっぽどの裏事情があったに違いない、と私は想像する。

 

 取締りは昨年1月20日夜。書類送検は同年12月10日付け。その間、いったい何があったのか。
 もしや、巡査部長と巡査長または上司等が、もっとトンでもないことをやらかし、昨年1月のしょぼいネタで責任をとらせて幕引きを図ったとか? 考えすぎですかねえ、、、

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