交通取締りの、ありがちな不正が、なぜこんな大ごとに?
「独自」として朝日新聞が、2月14日午前4時付けで「交通違反取り締まりで不正か 神奈川県警が違反2700件取り消しへ」と報じた。
読売新聞は同日午前5時付けで「神奈川県警の不適切取り締まり、小隊ぐるみで虚偽調書作成か…発覚のきっかけは対象者からの相談」と報じた。
毎日新聞は同日午前10時08分付けで「神奈川県警、交通違反2700件取り消しへ 反則切符など虚偽記載か」と報じてる。
朝日はなぜ「独自」と打ったのか、そこは措き、ちらっとだけコメントしとこう。
私は40数年にわたり、てかもう50年近く、交通違反、取締りを取材、調査、研究してきた。
全国の読者諸氏からの、4千件を優に超えるご質問、ご相談に対応し、現職、元職の警察官諸氏から話を聞き、酒を飲み、そっち方面の書籍等を読みあさり、交通違反、取締り関係の行政文書を約25年にわたって開示請求し続け、交通違反の裁判を、主に東京高地簡裁で、ほか全国あちこちの裁判所で傍聴し続ける等々の日々を暮らしてきた。こう言っちゃなんだが、幸運な人生だと思う。
神奈川県警の今回のケースは、車間距離不保持の違反の、車間距離について嘘の書類をつくった、というのが発端らしい。
そんな不正は、べつに普通でしょ、と思う。普通が言い過ぎなら、ありがち、か。
驚くのは、なぜこんな大ごとになってしまったのか、過去の2700件も洗い出す必要はないだろうに、なんで? そこである。
その巡査部長が、あまりにも堂々とやりすぎて、成績を上げすぎた、という要素はひとつあるのかもしれない。
取締りを受けた側のドライブレコーダーによる、動かぬ証拠、その威力が大きかったのかも。
でも、それっぽっちでこうまで大ごとになる(する)か?
たとえば、巡査部長をえげつなくかばう一派(いっぱ)がいて、その一派に前々からムカついていた一派があり、なーんていろいろ想像しちゃう。
警察組織は、けして一枚岩(いちまいいわ)ではない、場合があるようだ。
ところで、違反点数を取り消すというけど、その点数のせいで運転免許の停止等の処分を食らい、経済的に、人生的に、大きなダメージを受けた人もいるだろう。
損害の賠償を求めて民事の裁判をやったら、どうなるか。
よほど特別な事情がない限り、きっと負ける(警察側が勝つ)と私は推測する。負かす(警察側を勝たせる)ずばりの論法とは…。
とりあえずここまで。原稿がぜんぜん進まず、今週は裁判所行きを全休してしまった。なのに進まず、もう2月半(なか)ば、大変なのです💦
高速道路交通警察隊のパト、のたぶんドライブレコーダー(的なものかな)と、追尾式速度取締りに用いるストップメーターの画像、いずれも2008年に私が撮影したものを、x(Twitter)のほうにアップしときました。当ブログは容量オーバーで、画像を載せられないので。
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