「危険だから違反」と考える人はカモ
「“Uber配達員”が「ながらスマホ」で突っ込んできて大パニック! 謝りもせずそのまま通り過ぎていきました。このような運転は青切符制度の対象ではないのでしょうか?」と6月20日付けFINANCIAL FIELD。
なーんか妙な記事、と私は感じる。
タイトルからおかしい。謝るとか、通り過ぎるとか、「青切符制度の対象」とは関係がない。
「表示回数を増やせそうなタイトルをつくってアレクサ」と入力して出力されたものに、交通違反や取締りのことをよく知らない人間が手を加えた、みたいな。本文も、どうもそんな感じがする。
ネット記事は、ま、そんなもんだよ? かもしれないけど…。
交通違反&取締りを考えるときに大変重要な、基本的なこと、そこを、僭越ながら私のほうで補っておきたい、すみません。
ものすごくシンプルに言うと、ってこれ何度も言ってきたけど、こうだ。
1、交通安全のために道路交通法を定めた。
2、よって、その定めに違反する行為は危険な行為なのである。
3、個別具体的な危険性は抜きに、とにかく違反行為を取り締まる。
私の妄想じゃない。そゆのを「抽象的危険犯」という。Yahoo!で検索すると、冒頭に「約263,000件 1ページ目」と出る。
自転車に反則金、この制度に最初から疑問や不信感を生じさせず、スムーズに定着させるため、今年いっぱいは警察も、悪質、危険、迷惑性の高い違反、取締りを受けたほうもあきらめやすい違反、に重点をおくだろう、と私は想像する。
自転車に反則金、これはじつは悪手(あくしゅ)と警察自身もわかっているはずなので、今後どうなるか分からないところはある。
けれども今後、悪質、危険、迷惑性を抜きに、抽象的危険犯としての交通違反、に対する取締りをどっと増やす可能性はある。そのとき、「危険だから違反」「危険な違反が取締りを受ける」と考える人はカモになりますぞ。
あと、、、ってヤメとこう。今回はここまで。締切り原稿に戻ります~。
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