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2026年7月22日 (水)

夏休みの東京地裁、行列がばらけ…!

 事情を話せば長くなる、やめとく。なんと12日ぶりで、裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)へ、それも午前から出かけた。

 

 どうしても見届けておきたいストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の判決(東京地裁)がありまして。

 被告人は珍しい部類の氏名といえる。ネット検索でSNSがヒットする。見事に、女子アナや女子アイドルの賞賛ばっか。
 普通、思うでしょ、芸能系のストーカー事件なのかっ? 審理の期日を何度か傍聴したが、そんな話はぜんぜん出ない。判決で、何かちらっと出るか?

裁判官 「主文。被告人を拘禁刑10月(じゅうげつ)に処する。未決勾留日数中180日をその刑に算入する。これが主文です」

 一般女性1人に対する事件だった。女子アナも女子アイドルも関係なかった。
 ただ、というか、「強盗、強盗致傷、強制わいせつ」で懲役6年の服役前科あり…。

裁判官 「検察官の求刑は相当であると判断し、主文の刑としました」

 そうそう、本件は求刑も10月なのだ。求刑どおりの実刑判決はなかなかない。

 

 この日の裁判所は、いつものように女性(特に若い女性)が多く、そこに、教員か弁護士に率いられてのグループ傍聴の中高校生が多い、という印象だった。

 外国人氏名の「出入国管理及び難民認定法違反、建造物侵入、有印私文書偽造」、普段は不人気なそんな事件さえ、中高校生数人のグループが3つもあり、20席の法廷は満席近くまで埋まった。

 んなことよりこの事件、なんと、「日大で替え玉受験を試みた疑い 中国籍の塾講師を再逮捕」などと報じられた事件だった。
 主文は、拘禁刑2年6月、未決70日算入、執行猶予5年。

 

 午後、凄いシーンを目撃した。

 どう説明していいのか、こう説明しよう。ようく聞いてほしい。

 13時15分から東京地裁725号法廷(52席)で詐欺の判決。これを傍聴しようと私は、13時00分頃に行ったわけ。

 725号の先、小廊下の突き当たり右側の726号法廷(20席)の付近が、やけににぎわっている。なんだ? 開廷表を見に行くと、13時20分から薬物の判決、13時30分から何かの新件だったかな。
 ははあ、初めて傍聴に来たなら、726号を狙いたくなるよね。

 ところが、傍聴人の出入口ドアのほう(平時はそこに行列ができる)に行列はない。ぱらぱらと数人がたむろしているのみ。
 で、当事者の出入口ドアのほうに、10数人の行列が出来ている。

 

 そんな小廊下へ、20人弱の“夏休みの団体さん”が、若い女性(弁護士バッヂは見えず)に率いられて、やってきた。
 おお、725号は52席、楽勝だね。

 いや、女性は各員の希望を挙手で聞き、10人ちょいを726号へ向かわせた。そして、残る数人を連れてどこかへ行ってしまった。725号は、13時15分からの判決のみ。あとは何もない。一般傍聴人向けじゃない、確かに。

 

 その10人ちょいは、いかにも「どうしていいか分からない」という様子で、当事者の出入口ドアのほうの行列の、反対側の壁際に並んだ。

 A 傍聴人入口  数人がたむろ
 B 当事者入口  10数人が行列
 C 反対側の壁際 10人ちょいが行列

 法廷は20席だ。すでに軽く20人を超えている。あと数分で傍聴人入口のドアが開くはず。行列はBもCものびる。どうなるんだこれ?

 

 と思っていたら、いっかにもヤクザか半グレという感じの主に男たちが、6人だっけ、やってきた。半袖半ズボンから刺青が見えている。歩き方、話し方、いっかにも…。

 約6人は、AとBの間を通り、法廷前の開廷表を見に行った。目指す事件は726号法廷らしい。13時20分か13時30分の事件の被告人の、仲間なのだろう。

 どうするんだ? と見ていると、約6人は、Bの行列の後ろについた。

 傍聴人入口のドアが開けば、A、B、Cが動きだすはず。約6人は傍聴できないぞ。うわあ、これは大変なことになるかもっ!

 

 725号の傍聴は捨てよう。726号がどうなるか見届けよう! と決めた13時12分、725号法廷のドアが開いた。

 ちょうど、その被告人と関係者と弁護人が来た。弁護人は、昔むかぁしから刑事弁護をやり、私生活的にも大変な(一部の傍聴マニアだけが知っている)ことがあった弁護士だ。

 私は、開いたドアからいったん離れたが、その弁護士(弁護人)がどうにも気になり、なんか弾かれたように725号法廷へ。

 

 最初、傍聴人は少なかったが、間もなくどっと埋まった。さっきのCの人、プラスさっき別行動になった数人、そしてもしやBの少なからぬ人たちが、どっとやってきたのかな。

 だとすれば、しまった、726号がどうなるか、約6人が何をするか、はりつくべきだった。そんなことを言ってちゃきりがないとはいえ、やっぱりこれは見届けるべきだったか。

 人生は選択の連続。時に誤ることもある。それもまた人生の醍醐味というべきか、うむ。

 

 あそうそう、そのあともその女性が率いたグループに遭遇したが、女性は、法廷の傍聴席数を知らずに案内をしているようだった。
 かつ、非常階段に傍聴人を1人も見かけなかった。

 つまり、そう、私のあの記事を誰も読んでいない、と推認することができる。ま、そんなもんだよね。

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