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2026年8月の15件の記事

2026年8月30日 (日)

9月1日、生活道路の法定速度30キロでいちばん変わるものは

 いわゆる制限速度は、2種類ある。

 ・標識で指定される速度=指定速度
 ・法令に定められた速度=法定速度

 標識のない道路においては、法定速度を守る(超えない)ことが義務づけられている。ただし原付バイクは標識の指定速度が何キロでも法定30キロだったりする。

 

 一般道路の法定速度は現在60キロだが、9月1日から、いわゆる生活道路(※)に限って30キロになる。 ※定義は警察庁のwebサイトに載るはず。
 このことについて、めっちゃ簡単に、ちらっと言及しておこう。

 

 9月から何がいちばん変わるかといえば、これまでやりにくかった、生活道路における速度取り締まりが、明らかに、やりやすくなる。
 なぜなら、速度の規制標識がなくても、生活道路なら速度45キロの車両を15キロ超過で取り締まることができるから。

 

 しかし、だいたいが狭い生活道路では、相当距離を追尾せねばならぬ追尾式も、測定後に停止係が道路へ飛び出し違反車両を停止させる、光電式、レーダー式の待ち伏せ取り締まり(いわゆるネズミ捕り)も、やりにくい。

 ずばり、可搬式オービスの出番なのである。
 2学期の始業式に登校する小学生の列と、可搬式の勇姿を、各社一斉に大報道するだろう。

 

 ただ、いろいろ様々端折って言えば、生活道路の法定30キロは、ほんとはもっと早く、20年近く前に、遅くとも10年ほど前には、やるはずだった。
 速度違反の低すぎる法定刑の引き上げは、現時点で未達だが、それももっと早くやるはずだった。

 可搬式があの状況なのに、生活道路30キロだけを、なぜいま言いだしたのか。そこが私としては興味深い。

 

 可搬式のメーカーは3つ。登場順に、SGG(外国製)、TKK(国産)、JRC(国産)だ。

 TKKの可搬式は、どうも取り締まりに向かないようだ。「見せる取り締まりで速度抑止を」などとカカシ効果をうたったりしている。

 JRCの可搬式は、その取説によれば、レーダー式の測定機にカメラをくっつけただけ、のようだ。

 SGGは、驚くべき超高性能。ただ、可搬式の導入が始まった頃の円は約100円、今は約160円か。警察庁内に国産推しの一派がいて、SGG製を嫌っているようでもあり…。

 どのメーカーの可搬式でどの程度、実際に取り締まるか。メディア報道には、どのメーカーの可搬式が主に登場するか、観察したい。

 

 外国製はスムーズに取り締まり実績を上げ、警察庁は国産勢の尻を叩く。外国製に負けるな、追い越せと。結果、国産製が無理をして、さまざまトラブルが…そんなことにならないか、2020年北海道で起こったようなことが起こらないか、心配だ。

 

 あと、信じられないかもしれないけど、生活道路の速度抑止を24時間365日行い続ける、魔法の仕掛けがある。ハンプ(道路上のカマボコ状の盛り上がり。物理的デバイス)だ。
 パンプを基本的に無視し続けることを、今後も続けるのか、そこも観察ポイントですね。

2026年8月28日 (金)

相手を混乱、疲弊させるための荒唐無稽なデマ攻撃?

 むっちゃくちゃなデマ、フェイク(以下、単にデマ)がSNSなんかにあふれてるでしょ。

 ルース・ベネディクト氏の『レイシズム』に、レイシズムの本源は「俺様は偉い」である旨があった。

 偉くもないのに偉ぶるには、デマすがらざるを得ない。デマと暴かれ突きつけられても、偉ぶる者たちは痛痒(つうよう)を感じない。しばらく経てばまた同じデマをわめく。

 じゃあ、デマと暴き突きつけることは無意味なのか。

 いや、その者たちは相手にせず、「俺様は偉い」の闇の底へもしや落ちそうな人たち、レイシストらにも一分(いちぶ)の理があるかもと思いかねない人たち対し、これこれの理由によりあれはデマなんですよ、と示し続けていくことが大事なんではないか、とりあえずそんなふうに私は考えていた。

 

 今日、じつは、大腸の内視鏡検査&ポリープ除去の手術を受けてきた。家人の知り合いの、大腸方面で有名な女医さんのところで。

 朝9時半に行き、すべて終えたのが16時半頃。往復の電車で、待合室等での待機時間で、『炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで』(伊藤正亮著、中公新書ラクレ)を読み終えた。

 221ページのうち136ページ、「戦術としてのフェイクニュース」のところから、少し飛び飛びに拾おう。

 相手の土俵、つまり知的な論争という場で戦ってしまっては、彼らには勝ち目がない。そこで彼らはそうした場そのものを無効化し、相手が力を出せないようにしてしまおうとする。

 それに対してリベラル派はファクトチェックなどを通じて、それが偽情報であることを指摘する。

 しかしいくらそう指摘されても彼らにはこたえない………痛くもかゆくもない………

 そればかりか彼らは、あくまで実証という地道な手続きを通じて応戦するしかないリベラル派をあざ笑うかのように、突飛な偽情報を次々とひねり出してきては、リベラル派を混乱させ、疲弊させる。

 そうした荒唐無稽な言説を、彼ら自身も本気で信じていたわけでは必ずしもないだろう。というよりも彼らにとっては、それらが事実かどうかはそもそもあまり問題ではなく………

 一般にこれらの行為は、いわゆる反知性主義的なものだとされ、彼らの無知さや蒙昧さのゆえに、つまり彼らに知性が足りないためになされるものだと考えられいる。しかし実際には、必ずしもそうではないだろう。
 それらは戦術である以上、意図的で戦略的な行為………より正確に言えば「悪知恵」………

 

 そうして伊藤正亮氏は、こう述べるのである。

 一般に差別主義には、差別の相に見られる素朴な差別主義と、反・反差別の層に見られるより過激でひねくれた差別主義、すなわち反・反差別主義とがあると考えることができる。実際には両者は入り混じって現れ、互いに支え合いながら総体としての差別主義を成り立たせているものだが、しかしその性格には原理的な違いがある。

 

 なるほどねえ。こんな見方、考え方を知ることができるわけで、やっぱ読書はいいね。
 荒唐無稽なデマについては今後、「この人自身これを信じてるんかしら」「目的は相手を混乱、疲弊させること?」という目でウォッチしよう。

2026年8月26日 (水)

傍聴人の脅威の読書率、そして尋常じゃない危険運転

 8月26日(水)13時15分~17時、東京地裁の813号法廷で「危険運転致死等」(裁判員裁判)の第1回公判があると、東京地裁のwebサイトで見てしまった。

 事件番号は「令和6年合(わ)第119号」。2024年夏前の起訴だ。いったいどんな事件? 「等」は何?

 ちよと事情があり(来週明かせるかと)自宅で安静にしていたい、のだが、期日を見てしまったからには、行かざるを得ないじゃないか。頑張って行きました。

 

 12時18分頃に裁判所へ着いた。だいぶ早い。1階の開廷表をメモし始めると、マニア氏(女性)から声をかけられた。久しぶりぃ。
 今日は危険運転へ来たんだ、それもう並んでるわよ、えーっ、30人ぐらい、ぃええーっ!!!

 ありがと! と言い残し大急ぎで813号法廷前へ。

 すでに大行列、私は32番目だった。うっわ、危ないところだった。てか私はなぜか13時30分からと思い込み、1時間以上前だからと余裕をこいていたのだ。馬鹿ですか!

 開廷表では「危険運転致死、道路交通法違反」だった。

 

 行列はどんどん伸びた、どんどん。
 その様子をメモったり、持参の新書『炎上社会を考える 自粛警察からキャンセルカルチャーまで』を読んだりするうち、ふと思いついて顔を上げ、数えてみた。1番か32番(私)までの傍聴人のうち、本を読んでいる人を。

 32人中9人が読書。約28%!

 地下鉄電車内では、私を含め見渡す限りだいたい3人程度、数%だ。傍聴人の読書率、高っ!
 てことはつまり、一般人に比べて傍聴人は明らかに、明らかに、だから明らかに何だよっ、明らかに、読書率が高い…。 ←バッキャロォw

 

 13時07分、ドアの施錠が解かれた。すぐに満席。入れない人がだいぶいたろう。
 13時09分、裁判長1人が登壇。被告人が、パーティションの陰でカチャカチャと手錠を解かれ、入廷。

 ちょうどその頃だった、傍聴人用のドアの向こうに怒鳴り声が!

怒鳴り声 「なんでだよっ!!! 整理券出すとこもあんだよ!!!」

 もっとたくさん怒鳴っていた。中年男性の声だった。

 

 さて、まずは人定質問。被告人は長身スリムな27歳。声、小っさ。裁判長が「国籍」がどうこう言った。外国籍なのだろう。でも通訳は無し。

 本件には予備的訴因があった。「過失運転致死、道路交通法違反」だ。開廷表には記載がなかった。

 起訴状朗読と、検察官の冒頭陳述、弁護人の冒頭陳述から、聞き取れたところをまとめると…。

 

 2024年4月某日午前2時37分頃、大田区蒲田で普通乗用車(タイムズカーシェアのレンタカー)を運転するに当たり、その時点までの大量の飲酒(6軒ハシゴ、最後は服を脱いで日本酒を一気飲み)により、正常な運転が困難な状態だった。

 運転開始後、車線をまたいだり、急発進、急減速をくり返したり、時速約125キロで走り、赤信号11カ所のうち9カ所を無視。 ※レンタカーゆえすべてドラレコに記録されていたのか?

 同日午前2時51分頃、世田谷区若林付近、片側2車線、制限50キロの道路(言及はなかったが環状7号線)を、漫然時速約115キロで北上。

 横断禁止のその道路の、中央分離帯から歩道へ向かって(被告人車両からすれば右方から)横断し始めた被害者(当時30歳、女性)に衝突し、多発外傷で死亡させ、救護義務、報告義務に違反して逃走した。

 

 弁護人は、運転が困難な状態ではなかったので危険運転は成立しないと主張。
 また、制限50キロで走行していても、衝突は避けられなかったと、過失運転致死についても無罪を主張。

 被害者の行動は付近の防犯カメラに記録されていたという。

 被害者は、自宅前のその道路(横断禁止)を、自宅を背に横断し始め、中央分離帯で1分半近く立ち止まり、それから自宅方向へ戻り始めたとき、約115キロの被告人車両が激突した…。

 被害者の血中からは抗不安薬や抗うつ剤が検出され、血中アルコールは2.06mgだったという。呼気換算だと1.03mg。酒気帯び運転の罰則は0.15mgから。

 

 加害者も被害者も尋常じゃない、、、そう思えた。合掌。舌足らずではありますがこのへんでもう寝ます。

2026年8月24日 (月)

AIが神を否定するとき人類は石器時代に戻る

 日経新聞、最終ページの文化欄、8月23日は、佐々木閑(しずか。宗教学者)氏の「凡人として生きる覚悟」、読んでふと思った、、、

 

 今のところAIは、私が知る範囲では、ネットであれこれ(デマも普通に含めて)拾い、じつにもっともらしく、わかりやすく、当たり障りなく上手にまとめる、という感じか。
 しかし急速に進歩しているという。

 

 そしたらさ、いずれ、以下のような言説は、しっかりした根拠をもとにぴしゃり否定されてしまうのではないか。

・ひたすら目立ちたいだけ
・俺様は偉いと認めさせたいだけ
・外国人は犯罪者だ、外国人を追い出せ
・2600年前から男子男系だった
・神が世界を人間をつくった

 

 そゆのが、分かりやすく明快にぴしゃり否定されてしまったら、人類は、かつて経験したことのない新時代を迎えるだろう。

 人類は耐えられるか!

 

 妄想、妄言にすがりつきたい者はいる。人間だもの。その者たちを騙し続けて利を得たい者もいる。人間だもの。
 ツルハシやバールを手に手に、AIのデータセンターを襲うグループが出るかも。

 かつて産業革命のとき機械化に反対して、打ち壊し運動、ラッダイト運動があったという。
 再びの打ち壊し、である。Luddite Again とか Final Luddite とかキャッチーな名称が与えられることで、どわっと盛り上がるだろう。
 金を出し合って通販でミサイルを買い、発電所にぶち込むかも。

 

 その頃には、AIが停止すれば人類の文明的なものはすべて止まる。再びの石器時代が到来!

北斗ケンシロウ 「あーたたたっ、AIはもう死んでいる!」
巨大マザーAI  「ひでぶっ!」

 AIは果たして「ひでぶっ」と断末魔の声を発するか、近日公開! なんつって💦

2026年8月22日 (土)

夜の非通知電話に出たら医療費還付の詐欺だった

 先日、19時40分頃、非通知の着信があった。

 夜の詐欺電話は、1、2回慣らして切れるか、出る(受話器を上げる)と切れるか、つまり存在確認みたいな電話だろ。

 と思ったが4回も鳴るので、ま、ちらっと出てみた。

 

 おおっ、人間の声が! 30代ぐらいと思しき男性で、■■区役所の年金課、■■を名乗った。

 なんでこんな時刻に? なんで■■区役所(拙宅の管轄とは違う)なの? などとよけいなことを私は言わず、ふむふむと話を聞いた。要するに…。

 

1、今年5月■日、GW開けに、医療費の還付について今井様あて茶色の封筒を送った。

2、緊急の連絡事項があり、返送書類の提出期限が7月末だった。提出がないので電話した。

3、昨年、厚生労働省が医療費について改定し、今井様の場合、元年から7年までの医療費が見直され、2万■■■■円が給付金として出る。ほかいろいろ減額対象になる。

4、役所の対応は終わったので、あとは民間金融機関の指定窓口の対応になる。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、どこがいいか。

5、銀行の担当者から、来訪日時の予約の電話が入る。

 

 所々、音声に変なところがあった。外国から、かな。
 「ありがとうございます、よろしくお願いします~」と電話を切った。

 

 20時08分、また非通知の着信があった。

 今度は、なんかちょっとへーんな感じの男で、音声はかなり悪かった。アジアのどこか、環境のよくないところから架電してるんだろう。

 男は三菱UFJ銀行、本店の■■を名乗った。

1、来訪はどこの支店が希望か。

2、身分証、通帳、キャッシュカード、印鑑、の4つを忘れず持参すべし。

3、書類には、不正防止のための6、7桁の番号があった。書類を無くしたなら番号を再発行するので…。

 

 詐欺グループなりに考えた“お膳立て”が、なんかもうめんどくさくて私は「あーはいはい」という対応になってしまったようだ。怒りの声で言われた。

架子 「まじめじゃないですね!」
今井 「あっ、ごめんなさい、酒飲んでるんで。だってこんな時間だもん、飲むでしょ普通」
架子 「やる気あるんですか、ヤメますよ」 ←本当にヤメそうな、怒り全開の様子。
今井 「ヤメないでぇ! 詐欺の電話、大好き…」

 ふつっと切れた。

 

 今回、私は思った。たとえばATMを操作させて大金を振り込ませる詐欺でも、完遂するには、詐欺被害者が完全に信じ込んじゃってることが肝要のはず。
 コンビニで高額な金券を買おうとして店員に止められ、でも店員に耳を貸さず、、、という報道があるでしょ。ああいうふうに、完全に騙しきってなきゃいけない。

 そのために、もっともらしいお膳立てがいろいろあるわけだね。

 途中で怪しいと気付くような者は相手にしない。私みたいな馬鹿は、途中で「詐欺が好き」とか口走っちゃう、お膳立ては有効に機能しているといえるんではないか。

2026年8月21日 (金)

告知なしで退廷させられ廊下には大行列が!

 8月20日(木)14時30~15時30分、東京地裁・刑事第7部、福家康史裁判官、813号法廷(傍聴席52席)、「過失運転致死」、審理。これをどうしても傍聴したく、午後から裁判所へ行った。

 過去に何件か傍聴した、万引き病のおじさん(氏名が特徴的!)の、本件はなんと2024年秋頃に起訴の万引き事件、の判決期日に偶然遭遇!とかいろいろ飛ばして…。

 

 14時ちょい前に813号法廷へ行くと、法廷前の小廊下にぱらぱら数人いる程度だった。

 法廷の中では、弁護人から被告人質問をやっているところだった。「覚醒剤取締法違反(変更後の訴因 覚醒剤取締法違反、詐欺)」の審理の期日だった。
 20数席が埋まっており、私は後ろのほうに座った。
 空き家にいて、薬物や現金などが宅配で届くのを受け取り、公園にいる男に渡す、それをくり返したらしい。

 次回は論告・弁論と決め14時25分頃に閉廷…。

 

 そのあと、大変なことが起こった。

 要するに、傍聴人は全員退廷を命じられ、廊下へ出ると、すでにだっ大行列が!
 こういう場合、法廷内で待っていて退廷を命じられた傍聴人は、大行列の最後尾につくことになっている。

 私は、ぎりぎり、最後から3番目ぐらいで座れた(傍聴できた)が…。

 

 このような傍聴人入れ替えを裁判所(東京地裁)は、予め告知せず、ときどき、いきなりやる。
 過去に1度ぐらいか、開廷表のところに告知の紙が添えられたことがあるが、もうずいぶん昔のことだ。

 厳重に抗議しなければと常々思っていたが、今度こそ、やらねば。

 

 「過失運転致死」のほうは、今日は遺族(死亡被害男児の父親と母親)の意見陳述から始まった。

 小学校3年生の明るく優しく利発で可愛い息子を、あろうことか、スマホ運転の女(報道によれば犯行時57歳)により突然に奪われることの、悲痛!

 被告人車両のドラレコに、被告人が左手に持ったスマホで「ドラクエウォーク」を、画面をタップしながらやり続けていたことが、録画されているらしい。
 しかし被告人は、当時は血糖値の異常で意識がなく、結果回避可能性がなかったと、無罪主張なのだった。

検察官 「衝突…転倒…タイヤで礫過(れきか)…頭部内損傷…」

 だいぶ出血があったらしい。求刑は懲役4年の実刑。弁護人は無罪を求めた。

 

 次回判決。重くて懲役3年6月だろうと私は予想する。

 運転しながら、左手のスマホでゲームをやる、それで他人を死傷させたら、過失じゃないでしょ、事故じゃないでしょ、未必の故意による殺人、傷害では? と私はぼんやり思うのだ。司法的にはまったく通用しないけど。合掌。

2026年8月18日 (火)

裁判所のミスで、性犯罪者に棚からぼた餅

 なんと、8月はまだ裁判所へ行ってない!

 恐怖の夏休み! に加え体調不良とかいろいろ重なって、今日は休もう、今日も休もうとなり。だから警視庁へお邪魔する件もすっぽかし続けている。申し訳なく…。

 以下、7月に傍聴したのを少し。

 

 東京高裁で「脅迫、名誉毀損」の控訴審判決。

 被告人は非身柄。だいぶんに個性的な、ただ者じゃないだろ、と思えるおばさんだ。

 内夫の元妻の郵便受けに、元夫(被告人の現在の内夫)をたぶらかして無一文で追い出した、慰謝料として全財産を払え、この手紙をインターネット上に公開する、などと書いた手紙を入れ、■■の顔写真が載った雑誌記事をブログに載せた…。 ※内夫=ないふ、内妻=ないさい

 前科なし。収入が乏しく毎月の生活費に余裕がなく、内夫には介助が必要なので、原判決の罰金50万円は重すぎて不当、罰金額を減らすか(罰金刑の)執行猶予を…。

 そのような事情は原判決も考慮していると、あっさり控訴棄却。

 これはあれだ、現実の生活者にとっては、罰金の実刑より、執行猶予付きの拘禁刑のほうが断然軽いんだけども、法律的には真逆。前科なしでこの程度なら、軽く罰金(の実刑)にしてあげる、よかったね、司法の決まり事と、現実の生活者の都合とは、真逆、そういうことの、ひとつの顕れかと。

 そうだとすると、生活が苦しいとか言わず、無反省で再犯可能性ありぃの態度をガンガン示し、悪質と見せて、執行猶予付き拘禁刑を勝ち取る作戦も…。前科なしで普通は罰金の事件が、拘禁刑の実刑になるはずがないのだから。

 

 東京高裁で「道路交通法違反」の控訴審判決。

 被告人は非身柄。暑いのに黒スーツの、日焼けした中年男性だ。

 普通貨物を酒気帯び運転、そうとうに高いアルコール濃度、物損事故、「暴力行為等処罰に関する法律違反」で懲役刑の執行猶予中、原判決は拘禁刑5月。
 禁酒し、損壊したガードレールを自ら修理し、贖罪寄付3万円、しかし控訴棄却。

 言い渡しが終わるや、検察職員が2人、バーの中へ。保釈を取り消して収監するのだ。

 執行猶予中でなければ、楽々執行猶予だったろう。懲役刑のいわゆる弁当を持って、拘禁刑で行くのだ、刑務所へ。やんちゃ方面で突っ張って生きてきた人なのかな、とかぼんやり私は思った。

 

 次の事件は、妙なメモ書きになってる。記憶をたどれば、廊下でマニア氏にお会いし、珍しいのを傍聴したというので聞き書きした、ような記憶。たぶんきっとそうだ。ありがとうございます~。

 東京高裁、「性的姿態等撮影、児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反、不同意性交等、不同意わいせつ」、判決。

 被告人氏名は「非表示」。実父か継父か、学校教師か、そういったところだろう。

 これ、検察控訴だという、えーっ。でもって控訴審の今日の判決は、原判決破棄、懲役7年、原審未決220日算入。なにを、なぜ破棄したのか。

 

 簡単にいえば、2023年7月13日より前の犯行に対し、原審は、懲役7年ではなく拘禁刑7年を言い渡したのだという。

 どっちも7年は7年、そこは変わらない。ところがしかし、検察控訴で破棄判決でもあるので、当審未決(控訴審における未決勾留日数)は全部算入(全部通算)となる。被告人には関係のない、法律上のミスにより、何十日か百日近くか、棚からぼた餅、被告人はラッキーだったね~。

 非常に珍しいが、こういうことはたまにある。以下は刑事訴訟法。

第四百九十五条 上訴の提起期間中の未決勾留の日数は、上訴申立後の未決勾留の日数を除き、全部これを本刑に通算する。
上訴申立後の未決勾留の日数は、左の場合には、全部これを本刑に通算する。
 一 検察官が上訴を申し立てたとき。
 二 検察官以外の者が上訴を申し立てた場合においてその上訴審において原判決が破棄されたとき。
前二項の規定による通算については、未決勾留の一日を刑期の一日又は金額の四千円に折算する。
上訴裁判所が原判決を破棄した後の未決勾留は、上訴中の未決勾留日数に準じて、これを通算する。

2026年8月16日 (日)

自分だけは戦場へ行かない、自分の上にだけ爆弾は落ちない

 「〈終戦の日〉被爆2世の吉川晃司が向き合う戦後と平和 「戦争を始めるのはいつも『安全地帯』にいられる人たち」 #戦争の記憶」と8月15日付けAERA DIGITAL。

 吉川晃司さんがこんなことを述べてる。

 戦争を始めるのはいつの時代も、「安全地帯」にいられる人たち。戦地に行くのは庶民です。

 

 8月16日の日本経済新聞の夕刊、文化欄に「無限の愛と忍耐」という、これは批評家・若松英輔氏による大きな記事がある。

 「広島に原爆が投下された直後からの日々を描いた原民喜の『夏の花』という作品がある」として、その作品内のこんな部分を引用している。

 「一人の人間が戦争を欲したり肯定する心の根底には、他の百万人が惨死しても己れの生命だけは助かるという漠たる気分が支配してゐるのだらう」

 

 そういえば、と思い出す。
 以前、匿名のネトウヨか、それなりに有名な大日本帝国好き界隈の人物か、こんな趣旨を言って(書いて)いたっけ。

 戦争が始まったら、前線へ行くのは、もちろんパヨの連中だ。パヨを全員、前線へ送り込めwww

 

  同じだ。日本に限らず、古今東西そうなのだろう。「××の法則」とか、ちゃんと名称があるかもね。

2026年8月14日 (金)

脳が退化した人が「マスゴミがぁ」とわめき、デマに飛びつく構図

 テレビも新聞も、良い報道やねえ! となることがある。

 しかし日々の報道は、なんちぅか結局、警察など行政府の、あるいは与党議員の発表の、速報、短報が大部分かと。
 私なんか、日々の報道を見るたんびに「そこはどうなってるんだ」と疑問ばかり。「そこもここもスルーでなぜ平気なんだ」と腹が立ってきたり。

 

 そうした「報道」を、長年にわたり日々発し続けると、どうなる? 慣らされて、疑問を感じない人間が広く育つんではないか。

 昔、テレビは日本人を馬鹿にする、「一億総白痴化」と大宅壮一氏は言った。
 カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、日本のテレビは小学校低学年向けにつくられている、とか言ってなかったっけ、ちょと定かじゃない、ごめんね。

 

 日々の報道がそういうものと、ある日突然に気付いた人は、時々良質な報道があることを全無視し、「マスゴミがぁ」とわめき、デマに飛びつきやすい、でしょ?

 たとえば、ある言説は何を根拠にしているか、とか読み込んで考える能力が、退化しちゃった脳は、刺激的なデマに流されやすい、じつに自然だ、人間だもの。

 今、そんなふうに脳が退化した人の注目を集めることで、国会議員になれちゃう、すごい時代になったもんだと思う。

 

 そこへ登場したのがAIだ。

 前にも言ったけど、私の専門といえる可搬式オービス、あれについてAIに質問すると、びっくりする。

 ネットに転がってるあれこれを、デマも含めて拾い集め、上手に、もっともらしく、本当っぽくまとめることの、AIは天才だね、と思う。
 結局は、ネットで拾ったものの寄せ集め(デマ込み)に過ぎない、のだけれど、箇条書きにまとめたりして、じつにもっともらしいのである。天才なのである。

 私が情報公開法&条例を利用して得たデータ、長年の裁判傍聴、そこからくる知見をAIは拾わない。なぜ?
 たぶん、私しか言ってない(書いて発表してない)からだろう。

 テレビ新聞が報じないことを私は書く。分業制、おかげでなんとか食えてます、なんて笑ってた。
 いま、AIが拾わないことを私は書く。なんか私ってすごいじゃん、でも裏街道、はぐれ旅、なんだよね(笑)。ま、ちょうどいいかも。

 

 なーんて笑ってたんだけど、ちょっとね、新しいことを始める、ことになる、かもしれない。まだ言わない、言えない。始まらないかもしれないし。
 んなわけで、原稿書きに戻ります~。

2026年8月12日 (水)

エヴァンゲリオンはトランプ軍と戦う?

 「米福音派、イランへの先制攻撃に賛否 トランプ氏支持基盤に亀裂」と日経新聞、これは今年3月31日付けの記事なんだね。

 米国がイラン攻撃に踏み切った直後の3月5日、ホワイトハウスにキリスト教福音派の牧師ら20人が集まった。神妙な表情のトランプ大統領に牧師は手をかざして「米軍に神の恵みがありますように」とイラン攻撃の成功を祈った。

 米国の中東政策を理解するには、独特の発展を続ける福音派を知る必要がある。プロテスタントである同派は米国の成人の23%を占める一大勢力。イラン攻撃を強く支持したヘグセス国防長官も熱心な福音...

 

 福音派といえば日本の有名アニメ『エヴァンゲリオン』だなと、リサイクルの袋に入れず取置きしたのを、いまよく読んだ。
 紙の新聞ではこう続くんだね。

 福音とはイエス・キリストがもたらした「良い知らせ」を意味する。神の言葉をつづった聖書を絶対視するとともに、イエス再臨の地となるイスラエルの保護を強固な使命と見なす。米政権がイスラエルを重視する一つの理由は、この福音派の宗教史観にある。

 

 紙の記事は7段組だ。少し飛ばして、こう出てくる。

 福音派の特徴は巨額の献金が動く経済力にある。フランクリン牧師主催する「フリーチャペル」は3000人を収容するメガチャーチで6カ所の分会場も持つ。福音派はテレビやネットでも説教を配信。全米2000団体の収入は年間370億ドル(約5兆9000億円)に達するという。
 その資金力は政治ロビーに直結する。1980年以降は伝統的な家族観を重んじる共和党の支持基盤となり、レーガン氏の大統領選の圧勝などに貢献した。

 

 フランクリン牧師とは「米南部ジョージア州の巨大キリスト教会」の「ジェンセン・フランクリン牧師」だ。

 2000団体で約5.9兆円! 割り算すれば1団体で約29.5億円、1団体の構成員が1万人なら、ってそんな割り算は的外れ、イスラエル系の巨大企業が米国世論をリードするため巨額献金をおこなってる、のかもね。

 そして…。

 トランプ氏はその福音派を取り込んで大統領選に勝利した。

   (中略)

 トランプ氏は政策面で福音派に報いてきた。イエス・キリスト再臨の地となるエルサレムに米国大使館を移転。連邦最高裁には3人の保守派判事を送り込んで、妊娠中絶を憲法上の権利と認める半世紀前の判断をひっくり返した。イスラエルと対立するイランへの強硬姿勢も、福音派とトランプ政権の蜜月関係の延長線上にある。

 

 などと、これは(ネットで)3月31日付けの、紙の新聞の記事、の一部だ。

 

 ふり返れば日本。
 統一教会は莫大な献金を集め、政権党の選挙に献身的な協力をし、秘書を送り込み、議員を信者に(信者を議員に)し、総理大臣を信者にし、天皇制を壊して神の国(統一教会の国)にしようと、まあおおむねそんな感じかと私は受けとめている。

 天皇制を壊すというのは、家父長制、男子男系好きな日本人をあおり、適当に理屈をつけてどこかの“馬の骨”的な者を天皇に仕立て、広く国民をしらーっとさせる、まあおおむねそんな…。

 カルトはヤバイ、そゆ結論になるのか。

 今の時代、これ面白そう。カルトも一種のサイコパスといえたりして。

 私の考えでは、サイコパスは、表面的には魅力的に見える。自分を魅力的に見せる。職場だけでなく、国を、世界を地獄にする。読みたい本が増え、買って未読の本が増え、どうします?

2026年8月10日 (月)

加齢、腸内フローラ、そして脳内寄生虫か

 日本経済新聞の紙の朝夕刊が日々届く。私の場合、整理整頓が苦手で、順番にじゃなく読んだりする。

 

 12月5日の1面コラム「春秋」はこう始まる。

 トキソプラズマという生物をご存じだろうか。さまざまな恒温動物の体内にこっそり入り込む寄生虫である。肉眼では捉えられない微小な体でありながら、宿主の行動を操る能力を持つとされる。例えば感染したネズミは天敵であるネコの匂いを嫌がらなくなるそうだ。
▼肉食などを通じて人間にも宿り、多くは無症状だが、感染者は高いリスクを選ぶという指摘がある。交通事故や過度の飲酒が増え、さらには「起業志向が強くなる」とのデ...

 とのデータがあるそうで、「知らない間に私たちの脳が乗っ取られているのかも……」と続く。

 レイシスト、DV男、大日本帝国賛美者などの脳内に、何らかの寄生虫が?
 もしかして、宿主に害を為さず、かえって、人間の価値観的に良い影響を与える寄生虫もいたりして。加齢、腸内フローラ、の次の仮説だ。

 

 「衆院で質問主意書9割減、野党の多数落選響く 弱まる国会の監視機能」と、紙の新聞では8月4日付けの記事は、こう始まる。

 特別国会(7月25日閉幕)で衆院に提出された「質問主意書」の数が2025年の通常国会と比べておよそ9割減少した。2月の衆院選で野党の議員が多数落選したためとみられる。国会のチェック機能の低下への懸念が出ている。

 質問主意書は国会の行政監視機能の一つで、国政全般について議員が内閣に説明や見解を求めるものだ。会期中に議長を経由して内閣に文書で質問できる。

 専修大の只野雅人教授(憲法)のコメントにこんな部分が。

 質問主意書は…野党が政府を監視する手段として利用した。 口頭での答弁に加えて文書は重要だ。後世に残り…

 記事本文にこんな部分が。

 特別国会に提出された質問主意書は42本だった。会期の長さが同程度の25年通常国会は352本に上った。

 そしてこんな部分が。

 与党議員からの提出はゼロで、野党でも参政党やチームみらいは0本だった。中道でも公明党出身の議員は提出していない。

 へえ、である。

 国会は、法律(行政を動かすもの)をつくると同時に、行政を監視する。そのことを知る議員がどっと落選し、知らずに支持者ウケ狙いでやんちゃに振る舞いたがるだけの連中がどっと議員になっちゃった、つーことか。

 

 「皇室典範改正これからの課題は? 皇室制度史と女性史の専門家に聞く」と7月20日付けの記事。

 紙の新聞では「男女平等との調和 理論を 義江明子・帝京大名誉教授」のコメントが先なのだが、ネットでは、上掲リンク先のとおりだ。面白いよね。
 義江明子氏のコメントにこんな部分が。

 中国は男系男子継承を原則とする。だが日本は「継嗣令」で天皇の子は男女とも「親王」として皇位継承権を持ち、「女帝の子も同じ」とした。中国を国家モデルとしながらも女子を完全に排除する規範は取り入れなかったことに、大いに注目すべきだ。

 

  なぜ今、何がなんでも男系男子、なのか。

1、中国が自民議員らの脳に変なものをぷちゅっと注射した。
2、トランプの要請に応えて自衛隊を中東へ派遣して戦わせるにあたり、女性天皇は似合わない。
3、大日本帝国派の者たちが「高市政権の今しかチャンスはない。色々やっちゃえ」と調子にのった。

 

 どうなんでしょね。私は自分の原稿を書こう。今ね、頼まれたわけじゃなく独自の単行本を書いてるのだ。裁判の開廷が少ない8月、できれば一気に全部書き上げてしまいたい!

2026年8月 8日 (土)

時速約200~268キロで暴走ポルシェ、2人死亡、懲役12年

 最近傍聴したのを少し。

 

 東京地裁、「住居侵入、不同意わいせつ」、判決。

 被告人は身柄(拘置所)。50歳ぐらいか、ロン毛で眼鏡で背が丸く、よたよた歩く。爪が伸びてる。

裁判官 「主文。被告人を拘禁刑2年に処する。未決勾留日数中180日をその刑に算入する」

 同種で執行猶予中、未明に、新聞配達のベトナム人女子留学生(20歳)宅へ、無施錠だった玄関ドアから侵入、布団に押し倒し、くちを塞ぎ、着衣の上から胸をもむ暴行を加えた…。
 徹底否認したようだ。

 

 東京地裁、「不同意わいせつ」、判決。

 被告人は非身柄。ロン毛で長身できりっと格好いい! 芸能人? モデル?

裁判官 「主文。被告人を拘禁刑2年6月に処する。この裁判が確定した日から4年間その刑の執行を猶予する。訴訟費用は被告人の負担とする」

 深夜に渋谷のコンビニ前で、18歳女性に抱きつき、唇にキスをして口内を舌で舐め、着衣の下に手を入れ胸をもむなどの暴行を…。
 飲酒酩酊し、憶えていないんだという。同種前歴あり、前科なし。飲酒はもうしない…。

 あとで被告人氏名でネット検索してみた。似たモデルさんがヒットした。同一人物とは断定できないが。

 

 東京地裁、「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反、住居侵入、窃盗」、判決。

 被告人は非身柄。ややずんぐり、眼鏡、マスク。

判官 「主文。被告人を拘禁刑2年に処する。この裁判が確定した日から5年間その刑の執行を猶予する」

 「厚労省係長の男に有罪判決 同僚にストーカー行為 東京地裁」などと報じられている。

 被告人は被害女性の容姿や私物を密かに撮影し、鍵の写真に写った鍵番号(キーナンバー)から合鍵をつくり、侵入したという。
 その手口は、あるあるだ。被害女性が勤務中を狙って侵入できるので、安心してやり放題…。

 

 東京高裁、「危険運転致死(予備的訴因 過失運転致死、危険運転致死)」、控訴審判決。

 被告人は不出頭。保釈中なら出頭義務がある。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。主文は以上であります」

 原審は横浜地裁、1月27日言い渡し。「ポルシェ時速200キロ超の死亡事故、懲役12年判決「常軌逸する」」などと報道されている。

 法令解釈の誤りと事実誤認を理由に控訴したが、高裁は棄却した。こういうのをメディアは「高裁も懲役12年を言い渡した」と報道する。

 制限80キロの首都高を、時速約200~268キロで暴走したんだという。でも危険運転ではない、普通の事故だと真っ向否認。

 

 「危険運転致死」の予備的訴因にも「危険運転致死」がある。

 検察官は当初、妨害目的の危険運転(新法第2条第4号)で起訴し、予備的訴因として同条第2号(高速度)を加えた、ということらしい。
 妨害目的がどうなったのか、控訴審の判決理由では高速度の危険運転が認められていた。当然だろうと私は思う。

 こんな馬鹿野郎が何百年刑務所へ行こうと、失われた命はもどらない…。 

2026年8月 6日 (木)

初めての睡眠薬、恐るべき効果

 これはご報告、というか自分メモとして記録しておこう。

 

 60歳代の後半頃からか、前立腺肥大症が進んだ

 私の理解では、尿道を囲む前立腺が肥大して尿道を狭め、1回の排尿量が減る、次の尿意までの時間が短くなる…。

 

 専門医にかかり、薬を服用し、以下のような状態が2年か3年か続いた。

1、22~23時頃に寝て(寝付きは良い)、2時間ぐらいで起きてトイレへ、また寝る。
2、次に2時間ぐらいで起き、トイレへ行ってから、寝床へ戻らず仕事場へ。
3、朝方、1~2時間寝る。昼間、たまらず少し寝る。

 最初の頃、年に何回か、3時間、4時間、まとめて眠れることもあった。
 が、そういうことはだんだんと減り、1年ほど前からか、以下のような状態になった。

1、22~23時頃に寝て、2時間ぐらいでトイレへ。もう寝られない。
2、明け方、約2時間+約2時間、寝る。
3、昼間、たまらずまた寝る。

 そうしてここ1~2カ月、上記2番の寝る時刻が、5時、6時、7時へとなった。7時を過ぎても眠れなかったり。
 当然、昼の睡眠が長くなる、夕方にもなんだか眠く…。

 午前の裁判傍聴は難しく、午後は傍聴席でぐっすり居眠り、最近そうなったのは、そういうわけなのだ。

 

 だんだんひどくなる。もう、たまらん! そうだ、上記1番のとき、睡眠薬を服用しよう!

 思いついたが吉日、昔よくお世話になったクリニック(内科)へ。睡眠薬の処方を受けた。

 

 昼前に帰り、寝ようとした。が、なぜか眠れず、ええい、睡眠薬を1錠飲んだ。
 するとっ! 体が重ぅくなり、足が上がらずふらつき、トイレで座ったまま(私は座りおしっこ派)少し眠ってしまった。初めての経験だ。

 ベッドに横になり、ものすごく特別な感覚におそわれた。
 たとえてばいえば、ごちゃごちゃいっぱい物が載っていたテーブルから、物がぜーんぶ消え、薄淡い色のテーブル面がぼんやり広がっている、みたいな。

 なんだこれえ~、と思う間に眠り、途中トイレに起きてまたすぐ眠り、夕方まで眠った。

 んなことをしていたら、原稿の締め切り日を間違えて大変なご迷惑をおかけし、大事な打ち合わせをすっぽかし…。

 

 そうそう、なぜ眠れなく(眠りにくく)なったのか、クリニックで聞いた。加齢の影響がまず考えられるそうだ。

 ははーん、睡眠薬を常用するお年寄りが多いというが、私は今72歳、そういうことなのか~。

 

 睡眠薬の常用者に認知症の発症者が多い傾向があるという。生活のリズムを少し立て直したら、睡眠薬は終えようと思う。

2026年8月 4日 (火)

政治献金と天下りを廃止!

 もしもシリーズ。もしも政党を立ち上げるなら、あなたのマニフェスト(公約)は何ですか?

 私の場合は固まっている。たった2つ、シンプルだ。

 

✨ 議員および政党等への企業献金、団体献金は廃止

 大口献金をしてくれた企業、今後もしてくれそうな業界を利する政治に、やっぱどうしてもなってしまう。なので廃止、てか禁止っ!
 パーティなど隠れ蓑を利用しての献金も、従業員1万人の名義で1万円ずつ総額1億円を寄付するのも、だめぇ~っ。

 これは昔の人も同様に考えたようで、企業献金を禁止して、かわりに税金から「政党交付金」を、となった。
 ところが、莫大な政党交付金を得たうえで、企業献金を抜け穴だらけにしちゃった、さすが自民党、それを正す!

 政治活動に金がかかる? だから文書通信交通滞在費を月100万円も配ってるでしょ。
 それを超えて、たとえば大規模な調査に1000万円が必要とかあれば、企画書、請求書を出してください。審査して、必要なら何割か税金から補填します。

 

 官僚諸氏の天下りは廃止

 しっかり退職金を得て退職した官僚に、高額報酬の天下りポストを多数用意する、そうした業種、業界に都合の悪い行政を、退職前の官僚、また退職した先輩官僚の後輩官僚は、しにくいでしょ。

 天下りは行政を歪める。なので全部廃止だよん。

 優秀な官僚氏の知見、識見を退職後も生かしていただくのは、たいへんけっこう。ただし無給で、または一般国民の最低賃金、平均賃金で、よろしくお願いします。

 

 以上2つが実現したら、国政の在り方がずがーんと変わるうえ、「ニッポンすごいぞ!」と世界から賞賛、尊敬されるだろう。イーロン・マスク氏とか腰を抜かすだろう。

 以上2つを柱として掲げ、野党が結集、新党を旗揚げする。党名は、たとえば「清貧党w」とか。

 外交やら経済やらは、それぞれ議論して決める。立憲、社民、共産、れいわ等の党内派閥があっていい。混乱してもいい。
 なんであれ、以上2つだけはがっちり守り抜く、オッケー?

 つーことで、まことに舌足らずではありますが、新党結成のご挨拶に代えさせていただきたいと存じます。拍手ぅ~w

 さ、締切原稿、あと1本、急がねば。

2026年8月 2日 (日)

公然わいせつ、ではなく軽犯罪法違反

 ご存知のとおり(知らねーよっw)、もう20数年前、「道路交通法違反」以外へ裁判傍聴の手を広げた頃、私は「公然わいせつ」に嵌(は)まった。当時、東京簡裁にその事件がけっこうあった。

 陰茎露出の事件をずいぶん傍聴したもんだ。素敵な娘さんから「公わい名人ですね、きゃっ」とか言われたりした(笑)。

 「公然わいせつ」かと思いきや、そゆのは「軽犯罪法違反」なんだ、へえ、というのを2020年に傍聴した。以下、当時のメルマガから。

    👠 👠 👠


 東京高裁・第4刑事部(後藤眞理子裁判長)で「軽犯罪法違反」の控訴審判決。
 被告人は不出頭。主文は控訴棄却だった。

 軽犯罪法第1条は、刑罰(30日未満の拘留または1万円未満の科料)の対象とする行為として第34号まで列挙している。本件は第20号だった。

 二十 公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者

 いったいどんな「仕方」で何を「露出」したのか。

裁判官 「午前3時30分頃…Tバック下着…ミニスカート…尻、腿を露出した…」

 「女装」という語が出てきた。被告人は男性なのだ。年齢は不明。

 弁護人(中堅男性。それが地なのか、つまらなさそうな目つき)は、あらゆることを主張していた。

 ことさらに露出する意図はなく、臀部は下部を露出したに過ぎない。第20号の構成要件に該当しない…。
 誰も注視しておらず、嫌悪の情をもよおす者はいなかった。不愉快に思う者は皆無と考えられる…。
 女装は被告人にとって性欲発散行為であり、これを咎めることは自由を侵害する…。
 自宅で女装を楽しんでいたところ、たまたま急遽(きゅうきょ)手紙を投函する必要があって外出しただけ…。

 裁判長はいちいちぴしゃっと退けた。「通常人の風俗感情のうえで不快の念を…」という言い回しも出てきた。
 外出については、捜査段階でか原審の法廷でか、被告人自身がこんな供述をしているそうな。

供述  「欲望を抑えられず、もう少し歩きたいと遠回りして帰宅した」

 原判決は拘留10日だという。以下は当時の刑法より。

(刑の種類)
第九条 死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留及び科料を主刑とし、没収を付加刑とする。

 弁護人は科料(かりょう)が相当と主張したが…。

裁判官 「いずれも同種…平成29年10月、平成30年7月、科料の略式命令を受け…本件犯行は(平成30年7月の科料から)わずか8カ月後…」

 それじゃあ量刑相場的に拘留でおかしくないわねぇ。

 執行猶予? それは無理だ。刑法第25条第1項により、拘留や科料には執行猶予が付かない。拘留も科料も、いわゆる実刑しかないのだ。

 

 裁判長はこんなことも言った。

裁判官 「もはや監督する立場の者は存在しないと認められる…」

 「もはや」ってことは、離婚されたか、親御さんが亡くなったか、被告人を見放して去ったか。孤独を深めてますます女装徘徊(はいかい)が生き甲斐になったりしないか、ちょっと心配な気がした…。

    👠 👠 👠


 2023年には、精液かけ等で懲役3年、執行猶予5年、その猶予中に駅前やホームで尻腿を露出しまくり、という「軽犯罪法違反」の控訴審判決を傍聴した。原判決は拘留25日×4、控訴棄却だった。

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