夜の非通知電話に出たら医療費還付の詐欺だった
先日、19時40分頃、非通知の着信があった。
夜の詐欺電話は、1、2回慣らして切れるか、出る(受話器を上げる)と切れるか、つまり存在確認みたいな電話だろ。
と思ったが4回も鳴るので、ま、ちらっと出てみた。
おおっ、人間の声が! 30代ぐらいと思しき男性で、■■区役所の年金課、■■を名乗った。
なんでこんな時刻に? なんで■■区役所(拙宅の管轄とは違う)なの? などとよけいなことを私は言わず、ふむふむと話を聞いた。要するに…。
1、今年5月■日、GW開けに、医療費の還付について今井様あて茶色の封筒を送った。
2、緊急の連絡事項があり、返送書類の提出期限が7月末だった。提出がないので電話した。
3、昨年、厚生労働省が医療費について改定し、今井様の場合、元年から7年までの医療費が見直され、2万■■■■円が給付金として出る。ほかいろいろ減額対象になる。
4、役所の対応は終わったので、あとは民間金融機関の指定窓口の対応になる。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、どこがいいか。
5、銀行の担当者から、来訪日時の予約の電話が入る。
所々、音声に変なところがあった。外国から、かな。
「ありがとうございます、よろしくお願いします~」と電話を切った。
20時08分、また非通知の着信があった。
今度は、なんかちょっとへーんな感じの男で、音声はかなり悪かった。アジアのどこか、環境のよくないところから架電してるんだろう。
男は三菱UFJ銀行、本店の■■を名乗った。
1、来訪はどこの支店が希望か。
2、身分証、通帳、キャッシュカード、印鑑、の4つを忘れず持参すべし。
3、書類には、不正防止のための6、7桁の番号があった。書類を無くしたなら番号を再発行するので…。
詐欺グループなりに考えた“お膳立て”が、なんかもうめんどくさくて私は「あーはいはい」という対応になってしまったようだ。怒りの声で言われた。
架子 「まじめじゃないですね!」
今井 「あっ、ごめんなさい、酒飲んでるんで。だってこんな時間だもん、飲むでしょ普通」
架子 「やる気あるんですか、ヤメますよ」 ←本当にヤメそうな、怒り全開の様子。
今井 「ヤメないでぇ! 詐欺の電話、大好き…」
ふつっと切れた。
今回、私は思った。たとえばATMを操作させて大金を振り込ませる詐欺でも、完遂するには、詐欺被害者が完全に信じ込んじゃってることが肝要のはず。
コンビニで高額な金券を買おうとして店員に止められ、でも店員に耳を貸さず、、、という報道があるでしょ。ああいうふうに、完全に騙しきってなきゃいけない。
そのために、もっともらしいお膳立てがいろいろあるわけだね。
途中で怪しいと気付くような者は相手にしない。私みたいな馬鹿は、途中で「詐欺が好き」とか口走っちゃう、お膳立ては有効に機能しているといえるんではないか。
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