詐欺で懲役3年、仮釈放されオービス80超過
2、3週間前か、マニア氏から教わり(ありがとうございます!)、東京地裁の20席の法廷で10時から「オービス80」、女性を尋問(職業は伏せる)と手帳にメモった。
しかしその日は台風で大雨の予報が!
電車が動かず、期日は流れるかも。いや、都心の電車はほぼ大丈夫らしい。
もしも否認なら絶対に見逃せない。近年、否認は希少なのだ。いや、だったらなぜ警察官やメーカー社員以外を尋問するんだ。いやいや、超過80キロも出ていなかったことの証人?
頑張って行き、なのに無知な引率者により中学生の団体の「埋め尽くし傍聴」にやられたら、心が悪魔になりそう。
いやいや10時はさまざま新件がスタートする時刻だ。裁判員裁判の新件もあるかも。一般傍聴人はそっちへ行くだろ。いやいやそっちにあぶれた団体が押し寄せたら…。
心が千々(ちぢ)に乱れるまま寝たら、被告人から手紙がきたか、そんな夢を見て、ああ、もう、これはダメだ、と出かけることに。幸運にも、駅まで雨が止んだ。
10時から「道路交通法違反」の審理。開廷表の氏名に見覚えあり。前々回の期日を私はメモっていたのかな。
傍聴席(20席)には、マニア氏が言った証人(女性)と、私のほかに女性が2人、合計4人ぽっち。
裁判官 「前回は検察官の立証まで…今日は弁護人の立証…どうされます?」
弁護人は情状証人の尋問と被告人質問を請求した。なーんだ、自白事件だったのか~。
首都高の中央環状線、中目黒付近のオービス(東京航空計器のループコイル式)による超過80キロ(測定値140キロ)の事件だった。
通称山手トンネルのあそこは、内回りにも外回りにもオービスがある。あそこのオービスは稼ぎ頭らしい。
証人(交際相手)にも被告人にも、なんというか一般世間とは異質な印象を私は受けた。幼少時から良くない環境で生きてきたのか、と。お互いを大事に、幸せになってほしい、と余計なお世話、すみません。
論告で、被告人は前科2犯、3年間服役、仮出所から間もない犯行と出てきた。求刑は鉄板相場の拘禁刑3月。
そのあと、約20分後か、別のフロアの別の法廷(52席。常習累犯窃盗の新件)から途中で出てきたカップルは、あっ、さっきのオービス事件の被告人と証人ではないか! 特徴的な髪型と衣服でわかる。間違いない。
2人は仲よさそうに、小廊下を出て中央廊下を横切り、向こう側の小廊下へ入って行った。せっかく裁判所へ来たので、いろいろ傍聴してみようとてか。いいね~。
帰宅後、超絶マニアックデータ内に被告人氏名を発見。前々回の期日ではなく…。
2020年5月、同姓同名の被告人の「詐欺」の判決を私は傍聴していた。懲役3年、執行猶予5年。不動産業者に勤務時、売買で顧客を騙し、全額弁償、と備考欄にある。
その氏名でネット検索すると、同姓同名の被疑者が特殊詐欺の出し子をやり、だまされたふり作戦で逮捕、という2022年の報道が。
仮に同一人物だとして、2022年のがどうなったのか、とにかく2020年の判決の執行猶予は取り消されたのだろう。
今回の「オービス80」は、詐欺とは異質だ。拘禁刑3月、執行猶予5年で済むか。
あるいは、規範意識のとぼしさ、犯罪行為へのハードルの低さから実刑とされるか。ま、実刑でも拘禁刑2月だろう。これを機に心機一転、犯罪から遠ざかり、幸せになってほしい。私は72歳。そんなふうに思う、お年頃なのかしら。
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