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カテゴリー「報道にコメント」の216件の記事

2024年5月23日 (木)

袴田再審の裁判官3人は

240522  「袴田さん再審9月26日判決 無罪公算、静岡地裁」と5月22日付け東京新聞。
 右の画像は日テレnewsより。

 

 東京新聞の記事に「国井恒志裁判長」と出てくる。

 新日本法規の裁判官検索によれば、國井恒志さんは浦和地裁スタート、福岡地家裁で判事任官。支部勤務が2度あり、最高裁も検事もなし。
 日テレnewsの映像では、不愉快そうな不機嫌そうな感じ、にも見える。

 

Screenshot-20240523-at-032254  左右の、やたら髪の濃い裁判官は誰?
 どうも報道はスルーみたい。
 そこで、静岡地裁の担当裁判官一覧を見てみる。右の画像はその一部。

 

 右陪席は益子元暢さんと思われる。
 これも新日本法規の裁判官検索を見る
 横浜地裁スタート。3年間「検事」をやってる。現在判事補か。

 左陪席は谷田部峻さんと思われる。
 同様に、東京地裁スタート、現在判事補か。

 この再審の判決が死刑や無期懲役とは考えられない、が、しかし、益子元暢右陪席裁判官は死刑意見だったりして。

 

 聞くところによると、合議事件の判決は裁判官3人の多数決が重んじられるんだとか。

 2014年に静岡地裁(村山浩昭裁判長)がした再審開始決定を、2018年に東京高裁(大島隆明裁判長)が取り消した。

 大島隆明さんは極悪人か。
 いや、私はそうは思わないんである。
 左右陪席裁判官が強硬な取消し意見で、大島隆明さんは抗えず、誠に不本意だった、私はそう読むのだ。
 そこんとこ、以下のブログ記事に書いた。

 「袴田事件、即時抗告審の大島隆明裁判長、すごい判決をやった!」(2018年4月12日)
 「袴田事件、大島隆明さんの苦悩」(2018年9月29日)

 んなことを言ってるのはどうも私独りらしい。
 そりゃそうだ。万引き病の裁判を、問題意識をもってたくさん傍聴した末に、たまたまあのすごい判決(検察控訴を棄却)を傍聴って、私だけでしょ。

 寂しい? 孤独はつらい?
 ぜーんぜん。そもそも、元が青切符の違反の不起訴率は実質100%に近いとか、警察庁がゴリ押しする国産の可搬式は実は取締りに向かないとか、自転車の反則金の裏に見える暗闘とか、独りで言い続けてきたんだもの。

 孤独は楽しいよ、いひひっ。 ←なんかやけくそだな(笑)

 ←5日23日4時20分現在、週間INが60で2位。

2024年5月22日 (水)

市教委が裁判の公開性を封じたわいせつ裁判、やり直し?

1812274-2_20240522150101  「横浜市教委 わいせつ事件裁判で職員動員 傍聴席埋める」と5月21日付けNHK。
 「教員の性犯罪公判に職員を多数動員、横浜市教委が謝罪 第三者の傍聴妨げる」と同日付け神奈川新聞。
 「教員のわいせつ事件裁判に職員大量動員 「傍聴機会失わせた」と釈明」と同日付朝日新聞。

 各社一斉に報道した。各社ほぼ同じ内容だ。記者クラブ加盟社に対する教委の記者発表(記者レク)を受けての記事、毎度毎度の、いわゆる発表ものだ。

 

 これ、裁判傍聴マニアからすると、ちょっと奇妙なのね。

 刑事裁判の開廷表には、被告人の氏名欄がある。
 その欄に、氏名の記載がなく、すかっと空欄だったり、氏名ではなく「非公開」「非表示」「被告人氏名非公開」「被告人の氏名省略」、あるいは「甲」「A」などと記載されていることがある。
 傍聴マニアは直ちに思う。

マニア 「ははあ、被告人が父親か、学校教師か、少年なのだな」

 

 そうして、刑事訴訟法第290条の2第1項の柱書にこうある。

第二百九十条の二 裁判所は、次に掲げる事件を取り扱う場合において、当該事件の被害者等若しくは当該被害者の法定代理人又はこれらの者から委託を受けた弁護士から申出があるときは、被告人又は弁護人の意見を聴き、相当と認めるときは、被害者特定事項(氏名及び住所その他の当該事件の被害者を特定させることとなる事項をいう。以下同じ。)を公開の法廷で明らかにしない旨の決定をすることができる。

 開廷表に被告人の氏名があってもなくても、色情事件、ストーカー事件などでは、審理の冒頭で裁判官が、被害者特定事項について秘匿決定をしたことを告げる、よくあるシーンだ。

 

 今回、横浜市教委が裁判の公開性を封じたわいせつ裁判はすべて当然に、開廷表に被告人氏名がなく、被害者特定事項について秘匿決定がなされたはず。
 そのへんのこと、知らずに動員をかけたのか、知ったうえで動員をかけたのか、意味合いが違うでしょ。
 ところが、そのへんについての報道が全くない。ふむーん? と傍聴マニアは思う。

 

 加えて、2019年からのそんなことを、市教委はなぜ今回突然に発表したのか。何かあったはずなのだが…。

 

Screenshot-20240522-at-064211-tokyo-web  ふむーん、と思っていたら、なんと、がーん、「なぜか満席の横浜地裁…記者は1人の傍聴者の後を追い、確信した 横浜市教委の「傍聴ブロック」発覚の経緯」と5月22日付け東京新聞。 ※画像はその一部のスクリーンショット。

 そそ、そんな経緯で発覚したとは、なんと、がーん! ←表現が貧困やねえ(笑)

 21日の市教委の発表直後にその記事を打っていたら、他社の報道はちっさかったろう。
 22日になって打つ、いいね。

 

 ところで私は、公開の裁判でなかったからと原判決破棄、というのを傍聴したことがある。
 要するに、身柄の被告人に同行の警察官3人、のうち1人が傍聴席に座り、なにげに傍聴席のドアを内側からロックしてしまったのだ。
 被告人の身内はすでに傍聴席にいて、審理中に他の傍聴人が法廷に入ろうとすることもなかったという。北関東の支部の裁判ゆえ、そんなもんでしょ。

 なので、ドアロックに気づいたが、審理をやり直さず、そのまま進行した。
 んが、あとで問題になったんだね。判決後、検察官が控訴、東京高裁へ出てきた。それをたまたま私が傍聴したのだ。

 公開の裁判ではなかったからと、原判決破棄、その支部の本庁のほうへ差戻しになった。

 

 そうするとだよ、市教委により動員をかけられた者たちが、1時間前から、傍聴席数を超えて張り付き、仲間以外を傍聴させない、これって裁判の公開性からして問題では?

 民間でも、傍聴の動員がかかることはある。反マスクのカルト団体の裁判なんてすごかったよ。主に素敵な感じの中年女性ばっか、42席か52席の法廷へ、200人は押し寄せた。コロナ真っ盛りの頃に、全員ノーマスク、圧巻だった。
 けど、あれは公務として義務としての動員ではないし、そもそも一般人の傍聴を妨害するためではない。

 横浜地裁の事件、再審か何かの方法で、裁判をやり直す?
 いやあ、どうだろ。傍聴席のドアが無施錠でさえあれば裁判の公開性はオッケー?

 ま、とりあえずそんなことで。

 ←5日22日15時00分現在、週間INが60で2位。

2024年5月17日 (金)

1人あたりの年間砂糖消費量、世界平均は25kg、日本は15kg

20112917  紙の新聞だと、いろんなことをつい読んでしまう。そこが良さだよね。

 日本経済新聞、5月6日付けの「砂糖消費にみる景気回復 土産・飲食店の需要上向く」中に、こんな部分を見つけた。

 日本の砂糖供給量は年間176万トンで100万トンは輸入です。1人あたり消費量は年間15キログラムで欧米の33キログラムの半分以下、世界平均の25キログラムに比べても少ないのです。

 

 年間15kgって、私の計算に間違いがなければ、1日約41gだぞぃ!

 私は料理にほぼ全く砂糖を使わない。最後に使ったのはいつか、今ちょと思い出せない。
 いや、でも、黒糖のかりんとうはときどき食べる。旨いのだよ。粒あんの大福餅も好きだ。ヤキトリのたれには砂糖が入ってるはず。
 そんなふうに、じつはけっこう砂糖を摂取してる、けど、1日41gには遠く届かないんじゃないか。

 

 記事はこう続く。

 一方、菓子や飲料の需要が増える中国は11キログラム、インドは20キログラムで伸びる余地は大きくあります。

 毒々しく甘いドーナツや炭酸飲料等々を大量生産、大量販売する余地が、まだまだあるわけだ。

 みんな太って、糖尿病や各種成人病が増える?
 それはダイエット市場、医療市場の需要を生むわけで、資本家にとってはぜんぜん悪いことじゃない。
 社会的負担は、環境破壊と同様、資本家の知ったこっちゃない。

 

 資本論についてこんなことが書かれている。

 いつかは雷が落ちるにちがいないということは、だれでも知っているのであるが、しかし、だれもが望んでいるのは、自分が黄金の雨を受けとめて安全な所に運んでから雷が隣人の頭に落ちるということである。われ亡きあとに洪水はきたれ! これがすべての資本家、すべての資本家国家の標語なのである。だから、資本は、労働者の健康や寿命には、社会によって顧慮を強制されないかぎり、顧慮を払わないのである。

 今年の夏はメッチャ暑くなるんだとか? 「観測史上初」という語はもう意味をなさなくなるだろう。

 ←5日17日21時10分現在、週間INが80で2位。

2024年5月14日 (火)

言論の自由か、選挙妨害か、その線引きは

Screenshot-20240513-at-200023-15-tokyo-w  「「つばさの党」事務所などを家宅捜索 衆院東京15区補選で選挙妨害疑い」と5月13日付け東京新聞。画像はそこからのスクリーンショットだ。


「つばさの党の選挙活動の弾圧だ! 言論の自由の侵害だ!」
「自民の裏金候補者に対するヤジで逮捕されるようになるぞ!」

 そんな主張でネットは盛り上がりそうだ。
 いちおう、公職選挙法を見ておこう。以下はその第225条だ。

 

(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

 

 上掲報道に「黒川氏や根本氏らは補選の期間中、他陣営の街頭演説の会場で、演説が聞こえなくなるほどの大音量で批判や主張を繰り返したほか、別の陣営の街宣車を車で追いかけ回して交通を妨げた疑いが」とある。
 その部分は第2号(漢数字の2)の違反に当たりそう。

 法の解釈については、「逐条解説公職選挙法」とか「執務資料公職選挙法解説」とか「公職選挙法取締り実務の手引き」とか、そういうのがさまざまあると思われ。

 

 さあ、それでだ、選挙妨害か、言論の自由か、検挙・処罰をするかしないか、ぴたりの線引きは難しい。
 ぴたりの線引きができないことは、世の中にいくらでもある。
 そういう場合、ふたつのやり方がある。

1、選挙妨害は絶対に許さない。ぎりぎり言論の自由の範囲かと思えても、検挙・処罰してしまえ。
2、言論の自由は大事だ。自由を踏み越えて選挙妨害に少し入ってるかな、という程度は見逃そう。

 2番が適当と、これは私が言うまでもなかろう。

 そこにおいて、「つばさの党」の被疑者らは、少し踏み越えたどころか完全に犯罪の領域へイッちゃってるんで、さすがにもう、ということかと私は思う、今回のことは。

 ただし、である。自民政権は、これを足がかりに、裏金候補者に対する市民のヤジを弾圧する、そっちへ向かいたがることが十分に予想される。
 よくよく警戒しなければならない。

 

 何事も、あっちとこっち、ぴたりの線引きを求めるのは馬鹿だ。
 あっちとこっちの中間、それが人間であり、人生なのだ。
 中間には、いろんな色合いがある。「中間スペクトラム」である。

 それでは歌っていただきましょう、ピーターさん、「夜と朝のあいだに」。

 17歳のピーターさん、こりゃすごい、一世を風靡するわけだわ!

 ←5日14日3時40分現在、週間INが70で2位。

2024年5月10日 (金)

安倍派の会計責任者が懲役求刑と予測する理由

220127-1  本日東京地裁で14時30分~17時、「政治資金規正法違反」の第1回公判があった。
 刑事第8部、普段使いじゃない102号法廷(98席)、傍聴券抽選、締切りは13時50分だったかな。  ※画像は、過去のある日の東京地裁、正門前。

 

 私としては、興味がないわけじゃない。
 「公職選挙法違反」は過去に何件か私は傍聴した。メルマガ等でレポートしてきた。
 この日の午前も、東京地裁の別の部で「公職選挙法違反」の審理の期日があった。それを私は傍聴した。
 午後の第1回公判も、私が傍聴すれば濃ゅいレポートができそう。

 だけど私は見向きもしなかった。
 どうもね、一般世間が群がる事件は、私はなんとなく萎えてしまうというか。
 群がっても傍聴したくなるとき、なる事件は、私としてもあるんだけど、今回はちょっと、、、

 以上、主語(主語的な使用を含む)を意図的に書いてみた。日本語的には、うざいですかね。

 

Screenshot-20240510-at-185959-tbs-news-d  さて、右は本日のTBS NEWS DIGS、「パー券収入「中抜きは認識していなかった」安倍派の会計責任者 初公判で起訴内容を概ね認めるも「一部に間違い」 裏金事件で初の裁判」のスクリーンショットだ。
 記事の冒頭にこうある。

自民党派閥の裏金事件で、初めての公開での裁判。

 

 これ、他社の報道も同様になってるんじゃないかな。
 初めての公開での裁判。どゆ意味?

 

 刑事裁判は、略式の手続きと、通常の手続き(いわゆる正式裁判)がある。
 罰金の事件は、基本的に、略式で処理する。
 略式は法廷を開かない。密室で、罰金額のハンコ(ゴム印だという)を裁判官が次々に押す。

 今までの「公職選挙法違反」の起訴は、みんな略式の起訴だったんだね。
 今回、検察は公判請求(正式な裁判への起訴)をした、「初めての公開での裁判」になった、というわけだ。

 

 しかし諸君、誰も言ってないかもしれないことを、マニアな私は言わせてもらおう。

 検察官が略式の起訴をしても、裁判官のほうで、略式は不相当として、通常の手続きへまわすことができるんだね。
 以下は刑事訴訟法、第463条の第1項のみ。「第462条の請求」とは、検察官による略式起訴(略式命令請求)だ。

第四百六十三条 第四百六十二条の請求があつた場合において、その事件が略式命令をすることができないものであり、又はこれをすることが相当でないものであると思料するときは、通常の規定に従い、審判をしなければならない。

 

 略式不相当として公判廷へ出てきた事件を私は傍聴したことがある。
 それは交通死亡事故の事件だった。んまあ大変な事件だった。
 普通なら略式で罰金などあり得ない事件だが、担当検察官が略式起訴をした、それだけの理由がある事件なのだった。
 そうして裁判官は、罰金100万円の判決とした。

 公開の法廷へ出てきたので、私は傍聴し、うわあ、そんな可哀想な事件がこの世にあるのかと、ほとんど泣いた。

 

 自民党の裏金の「公職選挙法違反」こそ、検察官が略式の起訴をしても、裁判官が、略式不相当として、公開の法廷で審理していいんじゃないか、私はそう思うのである。

 そう思うのは、私だけじゃないでしょ。でもテレビには出てこない。テレビに出ないものは存在しないも同じ。
 そういうこと、刑事裁判に限定の現象と認める理由は何らない。

 

 それでだ、今回の松本淳一郎被告人(※)が罰金刑だと、「ほかの罰金刑も正式裁判でやれば良かったじゃん」となるでしょ。
 だから、本件はきっと懲役刑(執行猶予付き)と私は予想する。

 検察は自民党と協議して、裏金の金額がこれ以上なら懲役求刑、これ未満なら罰金求刑(略式命令請求)と決めたんですかね。

 

 ちなみに、選挙演説のサクラで5千円をもらった事件と、サクラに5千円を払った事件を私は傍聴したことがある。
 いずれも罪名は「公職選挙法違反」。
 サクラになったほうの判決は、罰金10万円、追徴金5千円だった。
 サクラを集めたほうは、求刑が懲役8月、追徴金5千円、判決は確認してない、と思う。

 

 今回、ちらっと時事的なコメントをしてみました。マニアはひと味ちがうことを言うでしょ、わはは。

 ←5日10日20時30分現在、週間INが50で2位。今夜はこれで寝ます。おやすみなさい~💨

2024年4月12日 (金)

ガザのがれきから、人々の激しい怒りを養分にして

Screenshot-20240412-at-104039-202447  「イスラエルで抗議デモ広がる」と4月7日付けテレ東BIZ。
 紙の日本経済新聞では4月8日付けで「イスラエル全土でデモ ネタニヤフ首相に内外から批判 ガザ衝突半年、孤立深まる」(ドバイ=岐部秀光氏)と。

 紙の記事は7段組で、こんな部分がある。

 ネタニヤフ氏はユダヤ教超正統派や極右勢力の支持を頼みに強硬路線をひた走る。

 1人でやらかすはずもなく、国民の総意でやらかすはずもない。勇まし好きな偉ぶり罵り男が、同類と、よくいわれる“エコーチェンバー”内で盛り上がってやらかす、そういう面が否定できないんだろうなと私は、いろんな意味で遠く想像する。

 

 記事の終わりのほうにこうもある。

 ハマス壊滅の作戦がたとえ成功したとしても、ガザのがれきから一般住民の激しい怒りを養分にした新たな過激派勢力がうまれるのは確実だ。

 うわお、と思う。記者クラブメディアの記事は、記者の意見を加えてはならず、加えたと疑われることも許されないはず。
 よく書きましたね。よく削りませんでしたね。
 これはもう、「今までずっと太陽は東からのぼってきた。明日も東からのぼるのは確実だ」という類いである、そう判断したってことか。

 ←4日12日12時40分現在、週間INが60で2位。

2024年4月10日 (水)

オーストラリアは強制投票制度って!

240410  日経新聞の、最近の、朝刊だったと記憶する。日付を気にせず、手近にあるのを読んでいるのだ。

 OPINIONのページだったか、選挙に関する4つの記事のうち1つ、「平等もたらす強制投票」という記事。
 ほ~! と思って切り抜いた。

 「豪ラ・トロープ大名誉教授 ジュディス・ブレット氏」(Judith Brett)の、コメントをまとめた記事なのかな、「聞き手はシドニー=今橋瑠璃華」。
 びっくりしたね。
 オーストラリアは「18歳に達したら投票登録を行う義務」があり、投票しなければ「罰金」(20豪ドル=約2000円)が科されるんだという。ひ~。

 罰金は「投票の主な動機づけではない」という。

 投票所ではソーセージやコーヒーが販売され、お祭りのような楽しい雰囲気だ。

 うわお。日本だと、投票所へ向かって盆踊りみたいに提灯がだーっとぶら下がり、たこ焼きや人形焼き、ソース煎餅やリンゴ飴の屋台がならぶんだろうか。
 時代小説に出てくる、だんごなど食わせる茶店、そゆのがあってもいいね。

 

 強制投票制度下では、よく考えずに投票する人が増えるとの懸念もあろう。豪州では投票用紙の候補者選択欄を白紙で出すこともできる。だが興味深いことに、それを選択する人はごくわずかだ。

 そうなんだ~。

 強制投票制度がない国では、社会的立場が良い人ほど投票に行かない傾向がある。そして候補者は弱者を気にかけなくなる。

 日本人として、ぎくっ。

 豪州の場合、移民も市民権を獲得すれば投票義務が生じる。たとえ英語がうまく話せなくても投票を通じて意思表示できる。全ての国民にとって平等な結果が出ることにつながる。

 日本のネトウヨ諸氏が聞いたらひっくり返って悶死しそうなことを、さらっと述べてくれっちゃっちゃってもう!

 

 記者クラブメディアは、基本的には官庁および自民政権の広報担当のくびきから逃れられないが、人にも新聞にもいろんな面がある。
 池波正太郎さんの小説では、凶賊が貧困者のお助け飯屋をやったりもする。
 新聞を頭から馬鹿にしてはいけない、と思う。私のことも、ね、きゃっ💕 ←こっ、こいつ!

 

 こうして私がつれづれなるままに専門外の記事を読めるのは、一重に、テレビを卒業したからだと思う。
 「断捨離(だんしゃり)」といって、思い切っていろいろ捨てちゃうのが良いらしい。
 テレビを断捨離、これである。

 最近、やたら本を買ってる。
 あの『菊と刀』のルース・ベネディクト氏が、『レイシズム』(RACE AND RACISM)を、なんと第二次大戦中に書いてたんだそうだ。知らなかった。読みたくなるでしょぉ、ねぇ。

 ←4日10日22時40分現在、週間INが60で2位。

2024年4月 6日 (土)

下々の県民どもと違って我々は頭脳、知性が高いのだ

Screenshot-20240405-at-102852-6digital  「“逆ギレ”辞意表明の静岡県・川勝知事「6月辞職」の狡猾…敵対自民に「後継」渡さない魂胆」と4月4日付け日刊ゲンダイ。
 こうある。

 1日の新入職員への訓示で飛び出した「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」との発言も辞職の理由に挙げ、「不十分な言葉遣いによって人の心に傷をつけた」と陳謝。ただ、発言が「不適切だとは思っていなかった」との持論を繰り返し、撤回はしなかった。

 

 「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりとかと違って、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち」とはまた、よっくもそんなこと口走ったもんだ。

 でもまあ、こんな考え方の人は、いくらでもいる。
 性犯罪でよく出てくる「認知の歪み」、あれだろうかな、と感じる。

 

 んなことより私が気になるのは、この知事発言を聞いた「新入職員」がどう感じたか、である。
 大きくふたつに分かれるでしょ。

A、あっりゃりゃ、知事さん、とんでもないこと言ったよ。
B、そのとおり。下々の県民どもと違って我々は頭脳、知性が高いのだ、うむ。

 

 どっちの割合がどれぐらい多いのか、私はそこにこそ興味を覚える。知りたい。
 だから私は少数派、マイナー路線、裏街道流れ旅、、、おお、なんか格好いいぞ(笑)。

 

 ←4日6日23時40分現在、週間INが50で2位。

2023年12月21日 (木)

家族との夕食「ほぼ毎日」、少年院在院者は13.6%

Screenshot-20231221-at-181258-19-2022  「少年刑法犯 19年ぶり増加/昨年、窃盗多く「闇バイト」も/犯罪白書」と12月9日、日本経済新聞に大きな記事が。読んだ。

 ネット上にあるものでは、12月8日付けの「少年の刑法犯19年ぶり増加 2022年、窃盗や特殊詐欺」が、どうも同じ記事のようだ。
 ネットに先に無料で出すって、どうなの。ま、いっか。

 画像はネット記事からのスクリーンショットだ。
 少年刑法犯は急カーブで減少している。
 下り坂の始まりの頃、日本に何があったんだろう。少子化の影響はどれほどあるんだろう。

 いちおう言っとくと、ここでいう少年は少年少女の少年ではない。少年法上の少年だ。以下は少年法。

(定義)
第二条 この法律において「少年」とは、二十歳に満たない者をいう。
 この法律において「保護者」とは、少年に対して法律上監護教育の義務ある者及び少年を現に監護する者をいう。

 

 今回の記事の目玉はここだと思う。 

 法務省は特別調査として「非行少年と生育環境」に着目したアンケート調査を初めて実施した。少年院在院者や保護観察処分の少年や保護者ら約1560人から家庭での過ごし方や過去にトラウマとなった体験などを聞き取った。

 驚く。そんな大事なこと、初めてやったの?
 やろう、やりたい、やらねば、と思う人、言う人が少なからずいたろうに。

 

 「調査」の結果について、記事から一部引用しよう。

 家族との夕食の頻度を「ほぼ毎日」と回答した割合は少年院在院者は13.6%で、一般的な少年(58%)より大幅に低かった。中学2年時に「学校の授業以外で勉強しなかった」と回答した割合は、一般的な少年が4.9%(内閣府調査)であるのに対して、少年院(49.2%)、保護観察(25.3%)と高い傾向が見られた。
 
親の離婚や死亡、虐待など小児期に逆境を体験した少年も目立った。「家族から暴力をうけた」と答えた割合は少年院(61%)、保護観察(17.5%)に上った。

 家族との夕食の頻度が高い少年は絶対に犯罪をやらない、頻度が低い少年は全員、犯罪をやる、ということはぜんぜんまったくないけれども、やっぱり、犯罪方面へ向かう者と、そうでない者と、小さい頃から分断が始まっている、のかなあと、これは、主に刑事裁判を事件数で1万800件ほど傍聴してきたところからも、感じる。

 

少年院在院者の保護者に期待する支援内容を聞いたところ「保護観察終了後も継続的に支援してくれる仕組み」が最多だった。

 そうなのだろうなあ、と思う。
 少年を、その前に保護者を、支える仕組み、助ける仕組みがあれば、社会はだいぶ住みよくなり、、、とは私の夢想だ。
 現実には、逆方向へ、徐々に進むか、転げ落ちるか、どっちかだろう。

 いやべつに悲観主義、絶望志向で言ってるんじゃない。
 現実を認識したうえで、じゃあどうしよう、という話へいくのだ。

 ←12月21日20時30分現在、週間INが30で2位。

2023年9月30日 (土)

24歳女性がウーバーで105万円を不正注文

Screenshot-20230930-at-113426-21120  「ウーバーイーツで211回も『不正注文』した20代女性に支払い命令」と9月29日付けFRONTROW。画像はそのスクリーンショットだ。

 イギリスで24歳の女性が…。

 自宅を訪問した知人の男性とウーバーイーツのデリバリーを使うことになり、その時、食事代を支払うためという名目で、男性のカード情報を聞き出したという。その時はそれで支払いを済ませたが、女性はその男性の支払い情報をアプリにそのまま保存。
 その後の約5ヵ月で数百件のデリバリーを注文し、最終的に5,772.80 ポンド(約105万円)の注文をしたという。

 うち14件の詐欺罪で起訴され…。
 私が「ええっ」と思ったのは、以下である。

 女性は被害者のカード情報を故意に使ったわけではなく気づかなかったと無実を主張したが、裁判所は彼女の主張を認めず、20日間のリハビリ活動、12ヵ月のメンタルヘルス治療プログラム受講と、被害者に5,772.80ポンドの賠償金を支払うことを命じた。

 20日間のリハビリ活動?

 リハビリって、もとの生活に戻れるよう、損なわれた身体機能を回復するよう頑張る、みたいなことでしょ。
 本件では具体的にどんな「リハビリ活動 」か、まったく分からない。が、まあ、女性は普通じゃない状態だったんですかねえ。

 次に「12ヵ月のメンタルヘルス治療プログラム受講」って、なにそれ。
 日本では、なんらかのメンタルヘルスの不調が犯罪の背景にあるとしても、治療は自己責任だ。
 然るべき医療機関を自分で見つけ、仕事の都合をつけて、自腹で、自分の意思で入院を、または通院の継続をしなければならない。無職で生活保護受給なら事情は少し異なるが。
 法廷では「社会に出たら必ず専門医の治療を受けます」と言い、しかし受けず、再犯、というケースはよくある。

 刑務所は「徹底した強制教育を行なう強制施設」であると検察官は毎度述べるが、刑務所を出た者の再犯率は高いという。
 「覚せい剤(覚醒剤)の治療プログラムの受講は抽選で、私は抽選に外れたので受けられませんでした」と、再犯の法廷で述べた被告人もいた。あれは清水健太郎さんだっけ、今ちょと定かじゃない。

 

 そして「被害者に5,772.80ポンドの賠償金を支払うことを命じた」って!

 日本でも、「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律」というのがあり、その「第七章 刑事訴訟手続に伴う犯罪被害者等の損害賠償請求に係る裁判手続の特例」により、裁判所が損害賠償命令をすることができる。

 けど日本のは、殺人や不同意性交等や未成年者誘拐など特定の罪が対象だ。詐欺や窃盗で、詐取した金、盗んだ金を被害者に返せってのはない。
 罰金刑はあるが、罰金は国の収入となる、被害者へは行かない。

 大ざっぱな話だけども、「イギリス、どんな国やねん!」と感じた。
 イギリスの人は「ニッポン、どんな国やねん!」と言うだろうか。
 ま、世界には、いろんな国があるね、という引き出しにこの件は入れとこう。

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