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カテゴリー「私の本棚」の60件の記事

2024年4月15日 (月)

日本の子どもたちの脳はどこまで壊れるか

Screenshot-20240412-at-134604-rkb-1  「高校生のネット利用時間が初の6時間超え 10歳の65%が自分専用のスマホを持つ時代へ」と4月2日付けRKBオンライン。

 思い出すのは、昨年6月24日に当ブログ記事「スマホはどこまで脳を壊すか」で言及した、あの新書である。


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スマホはどこまで脳を壊すか (朝日新書897) [ 榊浩平 ]
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 ブログ記事に私はこう書いた。

 

 スマホに熱中する生徒は成績が落ちる、睡眠時間が削られるからだ、なんて言われるでしょ。
 意外なことが実験から分かったという。

 スマホを全く使用しない生徒群と、使用1時間未満(1日に。以下同)の生徒群とでは、どっちの成績が良いと思う?
 これ、前者かと思いきや、断然後者なんだね。
 後者は自分を律することができるから、の可能性が考えられるという。

 1時間以上スマホを使用すると、全体に成績は下がっていく。

 スマホを3時間以上使用する生徒は、どんだけ眠っても、3時間以上勉強しても、テストの成績が平均に届かない!

 筋肉は鍛えれば強くなる。脳も同じ、使えば良くなる。
 筋肉は、使わなければ衰える。脳も同じ、使わなければ衰える。
 スマホ使用は、次々と刺激を受けているように見えて、じつは脳はあんまり働いてないんだという!

 そういうことが、日本だけじゃなく世界の学者、研究者の各種実験により明らかになりつつあるらしい。

 

 4月1日付けの日経新聞に、「ネットの平均利用時間(平日1日当たり、こども家庭庁調査)」が載っている。2023年度のデータはこうだ。

 小学生(6~9歳)  2時間17分
 小学生(10歳以上) 3時間46分
 中学生       4時間42分
 高校生       6時間14分

 なんだそれーっ、ではある、が、これは止まらないだろうとも思う。
 あらゆる商業活動がスマホにつながり、紐付けられ、一部の偏屈なお年寄り等をのぞけば、スマホなしに生活も人生もないといえるほどにスマホ社会だから。
 その巨大な流れは、自民に政治献金とパー券を、官僚に天下りポストを、ふんだんに与えるだろうから。

 

 思い出すのは、昔のSF小説『緑の石』だ。

 なぜか私は読んだことがある。

 人間社会の電子機器をすべて使用不能にしてしまう、そんな超強力電磁波か何かをどばどば放出する巨大隕石が、どんどん地球に接近してきて、最初は小さな混乱を、そして大混乱を、大々大混乱をもたらし、、、そんな話だったような遠い記憶だ。
 山深くで電子機器なしに暮らす人が活躍するんだっけ、もうすっかり忘れたよぅ。

 ←4日15日3時00分現在、週間INが60で2位。

2024年4月 4日 (木)

極悪女子アナブーム到来!?

211113-2_20240405165601  ちょと捜し物をしていて、2004年に書いた「うそぴょんニュース」のネタをパソコン内に発見した。
 誰か編集者に見せようとしたらしい。実際見せたかどうか不明だ。
 ネタは多数ある。以下その一部をちらっと。

 

■交通取締りで領土割譲?■

 小泉首相の三位一体改革の一貫として、駐車取締りの民営化が進んでいる。
 このたび開かれた全国知事会で、北海道は降雪のため冬季の稼ぎが減ることから、九州地方の領土の一部を割譲するよう求めた。
 これに呼応して人口の少ない鳥取県も、東京23区の一部を鳥取領とするよう求めた。
 石原都知事は「駐車違反の取締りをしたいなら、駐車場を減らすなり、交通の安全・円滑の観点から無用な駐車禁止規制を敷くなり、各自治体が自力で努力すべし。わが東京都の領土を侵犯することは許さない。多摩川は領土侵犯者の血で赤く染まるだろう」と反発した。

 

■パチンコキャラ戦争大フィーバー■

 有名芸能人へのギャラは1億円ともいわれるパチキャラ戦争。ついに交通違反台が出た。
 不起訴で小当たり。検察官が不起訴を押しのけて起訴(公判請求)したのち、無罪が出ると15連チャン。

 

■極悪女子アナブーム到来!?■

 「官庁発表垂れ流しの腰抜けマスコミの徒花」といわれてきた女子アナブームだが、ついに、良家の高学歴お嬢さん女子アナではなく、母親は薬物中毒、早くに別れた父親は刑務所で不審死、自らも少女時代から前歴・前科多数の女子アナが登場した。
 新潟県の官製談合のニュースを読んで「ざけんなよ!!」と一喝、スタジオ内が凍り付いたという。
 脱いだ諸肌に鮮やかな緋牡丹の入れ墨があり、女子アナオタクらは絶句したのち歓喜。さっそく秋葉原でフィギュアが発売された。極悪女子アナブーム到来か。

 

■最新刊情報■

 『天下りの危機管理術』(ぎょうせい 総務省行政管理局編)
  マスコミに叩かれずに効率よく渡り鳥で報酬・退職金を稼ぐには。成功秘話多数。

 『現場警察官 実績で絶対負けない本』(警察時報社)
  成績主義、点数主義の組織で、働かずに実績を伸ばす方法を伝授。

 『日本官僚 考えない力 押し通す力』(ダイヤモンド社)
  考えてはダメ。考えさせてもダメ。根回しで押し通せ。のらりくらりで押し通せ。

 『違反のバカ』(草思社)
  ベストセラーを狙いたい今井亮一が「バカの壁」と「イワンの馬鹿」を掛けた。ばかである。

 ほんとばかですねえ(笑)。

 ←4日4日23時30分現在、週間INが50で2位。

2024年3月21日 (木)

残りの人生はどぶろくでいこうと思った件

 古書店で、3冊200円じゃないほうの本を買った。

2403212  『保守の遺言』(西部邁さん、平凡社新書)を300円で。
 『1945 わたしの満州脱出記』(稲毛幸子さん、ハート出版)を250円で。
 『事故がなくならない理由』(芳賀繁さん、PHP新書)を200円で。

 どれも面白そうでしょ。

 『事故がなくならない理由』は、一般的には売れないんだろうけど、私としては、交通事故を考えるとき参考になりそう。

 

 それらを、どれひとつ1ページも読まないうちに数日後、古書店じゃないほうの書店へ行き、2冊買った。

2403202  『詭弁社会 日本を蝕む“怪物”の正体』(山崎雅弘さん、祥伝社新書)を930円+税で。
 『メガトン級「大失敗」の世界史』(トム・フィリップスさん、訳は禰宜田亜希さん、河出文庫)を980円+税で。

 

 買って外へ出たら、えっ、雨が!

 しょーがないので近くのマクドナルドへ入り、ホットコーヒーのMサイズ(180円)を買い、1人席で、まずは『メガトン級「大失敗」の世界史』を読み始めた。
 こうして私は年に1回ぐらい、どうかすれば年に2回ぐらい、マクドナルドのお客になるのです。

 

 『メガトン級「大失敗」の世界史』、なんだこれー、めんどくさいのを買っちゃったか(笑)、と最初は思ったが、いやいや、読み進めるうち、これは面白い! となった。
 禰宜田亜希さんの訳が良いのか、もとの英語文章も強烈なんだろうねえ。

 禰宜(ねぎ)って神職の職名か何かでしょ、禰宜田さん、何者?

 本は良いねえ。スマホに夢中になってる人の気が知れない、と私は思うけど、人それぞれ、強要などしませんです。

 

 今日、楽天で発注したどぶろく2本セットが届いた。ずばりこれだ。

 これは私のアフィリエイト。これを見てAmazonで探すのは勘弁してくださいね(笑)。
 楽天は、Amazonに負けまいと、いろいろポイントとかサービスしてるみたいです。

 

 受け取ってサインしてから、配達の人に「ありがとうございます、これ、どぶろくなんすよ」と言ったら、にっこり笑ってくれた。
 んなこたどうでもいい、さっそく飲んだ。我慢できず、2本とも開けちゃった。

 900㎖で2本2200円、税込みで送料無料って、東京で居ながらに手に入るものとしてはバカ安でしょ。
 アルコールが12%と低いせいですかね。

 お味は? うーん、私としては、3月11日に書いたどぶろくに比べて、なんつーか、さわやかすっきりなのが、ちょと気に食わない。
 でも、あっちより酸味があり、そこは面白い。

 とにかくね、もうね、普通の透明な酒(清酒、日本酒)は、つまんない、残りの人生はどぶろくでいこうよ、と思う。
 だって、お肌にも良いそうなので😃

 ←3日21日21時30分現在、週間INが70で2位。

2023年11月27日 (月)

是れ眞正の愛國心にあらずして

 次々に、といっても、どうだろ、月にせいぜい3冊、いや2冊程度か、裁判所への往復の電車内で、新書を読んでる。

 やたら専門用語だらけで頭から煙が出そうな部分は、もうじゃんじゃん読み飛ばす、という技を身につけてから、新書を読むのが断然楽しくなった。

 いま、『「憲法改正」の真実』(集英社新書)を読んでる。これは読み飛ばすところがない!

 


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 改憲派の重鎮、小林節氏と、護憲派の泰斗、樋口陽一氏の、対談形式だ。
 小林節氏は、自民党の改憲派のブレインだったという。そんな人が何を言うのか、面白そうでしょ。
 明治憲法はじつはけっこう立派な憲法だったとか、当時の日本人はマジ真剣に考えてたとか、説得力があるんである。へえ~、なのである。

 

Dsc_0719  あの無茶苦茶な改憲草案をネットに掲げて恥じない――諸外国に見つからないことを願う!――自民党は、いったい何を目指しているのか。
 改憲草案からは、北朝鮮のような強権独裁国家を目指しているように見える…。

 しかし、これは私の素人感覚なんだけど、そんな立派(?)なことを、あの人たちが意図して目指すかなあ。

 

 ま、それは措き、竹越興三郎という人物のこと、私は初めて知った。
 衆院議員に5回当選、1922年には貴族院議員もやったんだという。
 その人が1901年(明治34年)に『人民讀本』というのを出した。題辞は西園寺公望侯爵(当時)。こんな部分があるというのだ。「是」は「ぜ」、「是れ」は「これ」、「勿れ」は「なかれ」と読む。

 何事にても我國民の爲したることは是なりとするが如きことあらば、是れ眞正の愛國心にあらずして、虚僞の愛國心なることを忘るゝこと勿れ。……是れ他國に對して、我國民の信用と威望とを損するものにして、決して愛國の所業にはあらず。

 ほか『人民讀本』から、いくつか引用されている。
 明治の人は偉かった(偉い人もいた)んだねえと、日本国を誇らしく思いました。

 

 『「憲法改正」の真実』は、あと数ページで読み終わる。
 そこは自宅で頑張って読み終え、次に裁判所へ行くときは別の新書を鞄に入れよう。
 買ったまま読んでない新書がたーくさんある。どれを選ぼうか、楽しみだ。

 ←11月27日21時30分現在、週間INが30で2位。

2023年11月 3日 (金)

進む少子化の本当の理由は!

Img_1796  電車内で、昔はほぼ全員の手にスマホがあったもんだ、が、最近は読書派が増えている。

 前にも言ったが、電車の座席に座って本を読む私の、ふと気づけば、両側の女性が読書派だったことがある。
 あんときゃ仰天、たまげたねえ。何かの罠か!?みたいな。

 

 1000円程度の新書を次々買って読むに当たり、私は新しい技を編み出した。
 物理や医学や経済学等々で、何言ってんだかよくわかんない、ひっかかりひっかかり、時間を食ってしょーがない、というとき、そういう箇所は斜めに読み飛ばしてしまうのだ。
 ま、どのぐらい読み飛ばすかはケースバーケースだが、この読み方で、次々に新書を読む。楽しい。

 

 裁判所への往復の電車内と、法廷前で開廷を待つ時間に、『「人口ゼロ」の資本論 持続不可能になった資本主義』(大西弘著、講談社+α新書、税別900円)を読み終えた。

 資本論なんて古い? なかなかに新鮮で、なかなかに読ませる本だった。満足である。
 それでだ、私の理解では、ぶっちゃけ要するに、、、

 労働者の賃金は2つの部分から成る。
 A:労働者本人の労働力の再生産(要するに今日の米代)
 B:次世代の労働力の再生産(出産子育て費用+労働力の質を高める教育費)

 資本家は自らの利益の最大化を追求する。
 労働者にはAの賃金しか払わない。

 ならば国家(政治家)が「富の再分配」を行うべき。
 すなわち、資本家から十分な税金をとり、出産子育て費用や教育費を無償とすべき。

 ところが、政治家は資本家と一体になりやすい。資本家が政治家になったりする。
 かくして、Bの再生産は弱まり、少子化が進む。

 そこを補うために、移民の受け入れ、共働き(女性の労働)がある。
 しかし、それらは、安い賃金を固定化または悪化させるだけ。
 出産子育ての時間を女性から奪うことにも功を奏する。

 結果、少子化はどんどん進む。
 いずれ「人口ゼロ」が目前に迫るだろう。

 それじゃ資本家自身も困るんじゃないか?
 いんや、『資本論』にはこうあるんだそうだ。

 いつかは雷が落ちるにちがいないということは、だれでも知っているのであるが、しかし、だれもが望んでいるのは、自分が黄金の雨を受けとめて安全な所に運んでから雷が隣人の頭に落ちるということである。われ亡きあとに洪水はきたれ! これがすべての資本家、すべての資本家国家の標語なのである。だから、資本は、労働者の健康や寿命には、社会によって顧慮を強制されないかぎり、顧慮を払わないのである。

 すっごいことを言うねえ、マルクスどんは。
 でもそれゆえに、環境破壊とか起こってるわけでしょ。

 

 じゃあ、どうすりゃいいのか、明らかだ。
 資本主義をつづけるなら、社会が顧慮を強制しなければならない。

 国会議員のせめて半分程度は、資本家でも資本家のお友達でもない者になってもらう。
 中央省庁の、退官後の幹部官僚のめんどうを、資本家がみてやる、その構造をぶっ壊す。

 でもそれは資本家もお友達の現職議員も幹部官僚も徹底抵抗し、記者クラブメディア(=大手のテレビ新聞)は逆らえないはず。
 若い方々は、少なくとも英語の読み書き会話を習得し、「人口ゼロ」に備えるべし、この本の終わりのほうに書いてあったっけ、忘れた。

 


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 いまこれを読み始めてる。読み飛ばすところがない。おっもしろい! 新書は良いねぇ。

 ←11月3日12時30分現在、週間INが90で2位。

2023年11月 1日 (水)

紙の中の裁判

 有酸素散歩約1時間、の終わりに公園のベンチで、『異邦人』(アルベール・カミュ著。窪田啓作訳。新潮文庫)を読み終えた。
 ムルソーはマルチェロ・マストロヤンニ氏が演じた、マリイは誰だっけ、アンナ・カリーナ氏? などと映画『異邦人』の微かな記憶を辿りつつ。



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 作中にこんな部分がある。


 弁護士は一方の袖をからげながら、断固たる調子で、「これがこの裁判の実相なのだ。すべて事実だが、また何一つとして事実でないのだ!」といった。検事は無表情な顔をして、記録の見出しを鉛筆でつついていた。

 すべて事実だが、また何一つとして事実でない、、、そんなふうなものを、私も裁判傍聴で感じることがある。


 いわばこの事件を私抜きで、扱っているような風だった。私の参加なしにすべてが運んで行った。私の意見を徴することなしに、私の運命が決められていた。

 被告人はそう感じてるんじゃないかなぁ、と傍聴席で感じることもある。

 

2310251  どう表現していいのか、記録にとどめ、のちにチェックできるように、という趣旨なのだろう、裁判(刑事裁判)はとにかくすべてを紙の中に置こうとする…。
 しかも、さまざま事実から、裁判のテンプレートに嵌まるものだけを拾う…。
 現実は不要、紙に落としたテンプレートだけが大事、みたいに感じることがある。うまく言えませんけど。

 

 『異邦人』がガリマール社から刊行されたのは、1942年6月、カミュが28歳のときだという。
 私が古書店で買った文庫本は、1954年初版で、1998年5月、なんと101刷り!
 白石浩司さんの解説にこうある。

 『異邦人』は、フランスの旧植民地アルジェリア生まれの、中央文壇とはなんの関係もなかったひとりの文学青年を、一躍文壇の寵児にしたすぐれた小説である。
    (中略)
 ムルソーはロカンタンと同様、作者が非常な愛着をもって造形した人物であるが、そればかりでなく、1930年代の青年たちの歓びや苦しみを一身に具現している典型的人物なのだ。

 へえ。

 ←11月1日5時50分現在、週間INが60で2位。

2023年9月13日 (水)

自分自身を特定の民族や国の一部であるとみなし

 日経新聞の夕刊の、日替わりエッセイというのか、9月6日の書き手はロシア文学者の奈倉有里さん、タイトルは「非戦、トルストイ」。こんな部分がある。「杜翁」には「とおう」とルビが。

 トルストイが最晩年(1910年)に書いたが当時は検閲で出版できず、死後1917年の革命に紛れてようやく出版された「国家の迷信」には、杜翁の円熟した思想が率直な言葉で綴られている。
 冒頭はこうだ――「国家にかんする誤った教えは、自分自身を特定の民族や国の一部であるとみなし、他の民族や国の人々とは別の存在であると認識することにある。この恐ろしい誤った教えのせいで、人は互いを拷問し、殺し、奪い合い、ついには自分自身をも破滅させる。人は、すべての人に共通する人生の精神的な原理を自分自身の中に認識したときにのみ、そこから解放される」

 

 なるほど。とはいえしかし、ま、私の現在の立ち位置からの、漠然とした私見だが…。

 「すべての人に共通する人生の精神的な原理」って何さ。
 わかるような気もするけどよくわかんない。

 一方、なんというか、特に、孤独な人、自分に自信を持てない(けど激しく持ちたい)人は、

  神に連なる誇り高き民族
  偉大な祖国

 そういうのと自分を一体化して、他民族や他国を攻撃する、たしなめる自国民を徹底攻撃する、そうしたところにどうしてもすがり、生き甲斐、達成感、自己顕示をがっちり得てしまう、のではないか。

 

 私は丹波哲郎さんを思い出す。
 丹波さんは、「明るく、素直に、あたたかく」、この3つがいちばん大事と言っていた(私の理解によれば)。
 そういう心でいると、悪い霊は去り、良い守護霊が見守ってくれるんだそうだ。
 霊がどうこうはともかく、言わんとすることは真実だろうと私は感じる。

 

 あと、この時期、雲が素晴らしい! 見上げて飽きることがない。
 海に、また山々に、夕陽が沈んでいくのを、雲の色が絶妙に変わっていくのを、露天風呂から眺め、暗くなったら酒(米の醸造酒)を飲む、生きてるうちにまた味わいたい。えと、何の話だっけ(笑)。

 そうそう、先日古書店でトルストイ氏の『イワン・イリイチの死』を見つけ、買った。200円。
 瀬木比呂志さんの著書に何度か出てきて、へえ、読んでみたいと思っていたのだ。

 ←9月13日20時10分現在、週間INが402位。

2023年6月24日 (土)

スマホはどこまで脳を壊すか

 6月20日、230620_20230624183401 お誕生日のプレゼント(自己贈呈)に新書を3冊買った、自腹で。

 まずは『スマホはどこまで脳を壊すか』(朝日新書。850円+税)を、裁判所への往復の電車で読み始めた。

 わかりやすい書きぶりで、おっもしろい!
 ホームで電車を待ちながら、裁判所の法廷前で開扉を待ちながら、23日時点で3分の2ほど読んだ。私としては珍しい速さだ。

 

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 スマホを3時間以上使用する生徒は、どんだけ眠っても、3時間以上勉強しても、テストの成績が平均に届かない!

 

 筋肉は鍛えれば強くなる。脳も同じ、使えば良くなる。
 筋肉は、使わなければ衰える。脳も同じ、使わなければ衰える。
 スマホ使用は、次々と刺激を受けているように見えて、じつは脳はあんまり働いてないんだという!

 そういうことが、日本だけじゃなく世界の学者、研究者の各種実験により明らかになりつつあるらしい。


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 今、高齢者の認知症率が何%だとか言われる。
 スマホ世代が高齢者になり始めるころ、認知症率は大変なことになりそう。

 電車内でスマホに熱中してる人と、本を読んでる人と、先々、明らかな差が生じるはず。
 私が社長なら言うね。

「スマホを使うけれども1日1時間以内の者をどんどん採用しなさい。1日3時間以上スマホに耽溺する者をどんどん同業他社へ送り込みなさい」

 悪いやっちゃ~(笑)。

 ←6月24日21時30分現在、週間INが702位。

2023年5月 2日 (火)

わたくしテレビを卒業しました

2304305  まだどこもつかんでないだろうことを、ちらっと漏らそう。

 私、テレビを卒業しました。
 約60年の長きにわたり、十分視聴したよ、もう飽きたよ、もう卒業してもいいでしょと。

 もともとそんなには視聴してなかった。
 面白そうな番組を観てて、さあ、クライマックス! というところでCMが入ったらソク消して仕事にもどる、それが普通にできた。
 でも卒業した、すぱっと。

 卒業後の世界は、、、やっぱ静かだ。
 本や新聞を読む時間が、やっぱ増えた。

 

 本といえば、裁判所への往復の電車内が私の主な読書時間だ。

 中野信子さんの『脳の闇』を読み終えた。
 タイトルはパッとしないと私は思うが、中身はちょっと感動的だ。なんつーか書きぶりが良い。面白い。中野信子さん、あんた大したもんだねと偉そうに思ってしまった。


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 次に読み始めたのが出口保行さんの『犯罪心理学者が教える 子どもを呪う言葉・救う言葉』だ。
 主に刑事裁判を1万事件以上傍聴してきた立場から、ひっじょおに面白い。

 子育て中、妊娠中のお母さんはもちろん、人生がどうもうまくいかない方こそ読んでみたらいいんじゃないか。うまくいかない理由に気づき、脱出につながるんじゃないか。ま、余計なお世話ですか。

 他人事のように言ってるけど、今井はどうなんだ?
 私の幼少期は、重大な部分については黙秘させてください、、、

 ←5月2日11時20分現在、週間INが702位。

2022年11月13日 (日)

「白人至上主義」と「ネトウヨ」

221030-2  裁判所への往復の電車で『バカと無知』(橘玲、新潮新書)を読んでいる。面白い。
 一部拾えば、たとえばこんなことが書かれている。

 自分が白人であることしか誇るものがないのが「白人至上主義」だが、ネトウヨは「日本人」であることしか誇るものがない。その壊れやすいアイデンティティに必死にしがみつくことが、敵対する者に「反日」のレッテルを貼って「在日認定」するという奇妙な現象を生んだ。
 「女は男より劣っている」というジェンダー観をもっている場合は、男性中心主義への批判を異常に敵視するようになる。これが「ミソジニー(女嫌い)」で、それに対抗して「フェミニスト」が男社会を過剰に敵視する傾向も、日本だけでなく世界じゅうで起きている。

 そんなのは当たり前の前提として踏まえ、って感じですかね、この本は。

 あなたが誇れるものは何ですか?

 私は、そうだなあ、どうだろう、交通違反マニアであり開示請求マニアであり裁判傍聴マニアであること、かな。
 交通違反、開示請求、裁判傍聴、いずれも4文字、見事だ。

 けど誰に言っても相手にされないのは明白と思われ、べつに洞内、もとい、誇らない。洞内に返還されるっておかしいだろ(笑)。

 そろそろ読み終わる。次は何を読む。
 ここ数カ月、散歩の途中に書店へ入るたびに1冊か2冊買っちゃって、たくさん溜まっている、という幸せもありだろう。

 ←11月13日11時10分現在、週間INが602位。

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