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カテゴリー「私の本棚」の44件の記事

2016年11月24日 (木)

日本に風刺ジョークはあるのか

Photo 「第2回城山三郎賞受賞作家にして最高裁中枢を知る元エリート裁判官」である瀬木比呂志さんの小説『黒い巨塔 最高裁判所』。
 あとがきを含めて390ページのところ、裁判所への往復の電車で、また法廷前に早々貼り付いてドアが開くのを待つ間に、さらには傍聴席で開廷を待ちながら、216ページまで読んだ。

 俺は普段、傍聴席で本は読まない。同書はよっぽど面白いから?
 いやぁ、既存のエンタテイメントの面白さはあんまりないと思う。半分以上読んだのにまだ誰も殺されないし、格闘シーンもエロ場面もないし、泣けるところもない。
 でもなぜか面白いんだよね~。次々出てくる人物のキャラが最悪に強烈だから、かな。
 こういうのを読みつつ裁判傍聴に通ってると、今までとはちょっと違うものが見えてくる気がする。遠くにぼんやりしていたものが輪郭を得て浮かび上がるとか。

Photo_2 そういう意味では、『新 交通事件供述調書記載例集』や『実務に役立つ最新判例77選―交通警察』なんかも面白い。
 俺のメルマガ 「裁判傍聴バカ一代」はもっと面白いと思いますよ、うんうん。よし今回もうまく宣伝できたぞ(笑)。

 そんなのを読む一方で、有酸素散歩のとき古書店へ寄り、また3冊200円のを買った。うち1冊は『世界反米ジョーク集』。
 風呂で少し読んだ。ちょと居眠りして湯船にぽちゃんと落とし、一部ふやけちゃったが(笑)。
 2005年の新書だけど、面白いっす。たとえば…。

●両者の違い
 問い:神様とアメリカ人の違いは?
 答え:神様は自分のことをアメリカ人だと思ったことはない。

 アメリカ人は自分のことを神様だと思ってる、という揶揄、風刺なんだね。

●手を添えて
 冬のある日、ホワイトハウスの庭には雪が積もっていた。ブッシュ大統領が窓を開けてみると、雪の上におしっこで「くたばれ大統領」と書かれているのを発見した。ブッシュは激怒して、すぐにCIAを呼んで犯人を捜させることにした。
 数日後、捜査官からブッシュに連絡が入った。
「報告いたします、大統領。DNA鑑定の結果、おしっこは副大統領のものであると断定されました」
「すぐに副大統領を呼べ!」
「それから筆跡鑑定の結果、書いたのは大統領夫人であることも判明致しました」

 ん? と一瞬止まってから、湯船を揺らして笑ってしまった。

 日本にはこういうジョークの文化はあるのかな。こういうジョークを次々言う漫談とかあるのかな。 「ニュースにコメントする芸人たちはなぜ「反権力」になれないのか? マキタスポーツが原因を分析する」という記事からして、ないの?

 よし、じゃあ俺が何か考えてやろう。つーことで風呂で秀逸のを思いついたんだが、風呂から出てみかんを食べたらころっと忘れ、消え去った。
 天から啓治を受けるように思いついたアイデアは、即メモらないと消えちゃうんだよね~。sweat01

※当記事の上のほうにある画像2点は、本文とは全く関係ない。画像上は、坂本堤弁護士とそのご家族の慰霊碑。下は、奥さんが埋められていた場所だという。いずれも某氏の撮影による。合掌。

 ←11月24日12時00分現在、週間INが220で1位~。happy02

2016年10月13日 (木)

世界から戦争がなくならない理由

 有酸素散歩の途中で古書店に立ち寄り、3冊200円の何かを買った。
 2冊は『ゴルゴ13』の文庫版で、1冊はインターネットはバカの巣窟だ的な新書だっけ。もう忘れた。帰宅してどこに置いたかも忘れた(笑)。

 その3冊を買ったとき、レジ゙に珍しく先客がいて、待つ間、棚を見た。そしたら池上彰さんの『なぜ、世界から戦争がなくならないのか? (SB新書)』があった。なんと求心力あるタイトル。定価800円+税が400円ぽっきり。つい買ってしまった。

160930 池上彰さんてものすごく深い博識に見えるでしょ。博識に加えていろんなことを読み解く力を持ってるんだろうとは思う。が、なんでもかんでも深く知ってるわけじゃないはず。
 テレビの場合、何かテーマを決めたらスタッフが資料や専門家に当たる等してディープに調査し、その膨大な集積の中から、いちばん大事なことをいちばん分かりやすい形で、かつ非常にうまい語り口で伝える、それが池上彰さんの真骨頂なのかなと思う。
 じつは俺も、専門家としてスタッフといっしょに、なんつーの会議的なことをやったことがある、たっぷりのマニアック資料を持参して。
 俺はテレビのお仕事をけっこうやらせてもらったが、このときのスタッフの真摯さ、真剣さにはちょとびっくりした。テレビってここまで真剣にやるのか、と。

 そんな池上彰さんの『なぜ、世界から戦争がなくならないのか? (SB新書)』、自宅での朝食、昼食の際、テーブルに広げて読んだ。あっという間に面白く読めてしまった。
 フジテレビでやった番組の内容をまとめたものだそうで、大した内容じゃないんだろう、武器商人とか、広告代理店が戦争をあおるとか、そういうことは触れないんだろう、との予想は裏切られた。
 この時代、池上彰さんは非常に希有な存在かと思う。

 13日(木)は、久しぶりに朝8時半前から17時過ぎまで裁判所にいた。たくさん傍聴すれば、傍聴ノートの整理、超絶マニアックデータ(エクセルの巨大な表)への打ち込みが増える。これを残尿もとえ残業というのか。疲れた、もうダメだもう寝るっ。sleepy

※画像はある日の「昭和」。これ全品各110円。黒ホッピーのセットは220円、ナカ110円。

    

 俺が古書店で買った3冊のうち1冊は、上杉隆さんのこの本じゃない。この本のことは知らなかった。上杉さんの本を俺は何冊か読んできたが、切れ味が良い。この本はそそられる。

 ←10月13日23時40分現在、週間INが200で1位~。happy02

2014年9月18日 (木)

クレプトマニア裁判から見える国家の在り方

 「特定秘密の保護に関する法律無効違憲確認等請求事件」の霊験(れいげん)、御利益(ごりやく)は相当なものと見え、なんと今日も無罪を傍聴したっ!
 今日のは電車内痴漢の逆転無罪。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」は、是非にもレポートしたい事件が多すぎ、リンダ、困っちゃう

 裁判所の地下の書店で、「窃盗」の裁判にしょっちゅう出てくる赤城高原ホスピタル、その院長・竹村道夫氏監修の、『窃盗癖という病 彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか?』(飛鳥新社)を買い、帰りの電車内で読み始めた。
 じつはこれ、病的万引きで実刑判決を受け、まだ拘置所にいるご婦人から、読みたいと手紙をいただき、お送りするために買ったのだ。ご婦人はもう下獄しただろうに、どこの刑務所か連絡がなく、それでいま俺が読んでる次第。

 クレプトマニア(竹村院長が言う「窃盗癖者」「窃盗癖患者」)の裁判を重ねて傍聴してると、裁判ってものの本質ものが、よぅく見えてくる気がする。裁判官は“裸の王様”で、それを上手に操る検察、警察のずる賢さ…というか。
 そのへんを分かりやすく浮かび上がらせるという意味で、クレプトマニアはリトマス試験紙的…。

P1020587 しかしまぁ、こういう国家の在り方を、国民が選択した(無関心で許した)んだわね、と思う。でも、許さない選択肢は、たぶんないのだ。そうして堕ちていくのが、国家と国民との基本的な在り方なのだ。
 ナニ言ってっか分かんない? 「俺が夕焼けだった頃、弟は小焼けだった。分っかんねぇだろなぁ」に似てる? ぎゃふん(笑)。そのうちちゃんとまとめよう。

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2014年9月12日 (金)

『なんでこれが交通違反なの!?』の最新バージョンが9月15日発売!

P1050689 2005年6月初版、2007年3月改訂新版、2010年6月最新版と上梓してきた、おかげさまでロングセラーの拙著『なんでこれが交通違反なの!?』が、2014年9月15日、またも最新データと最新法令を盛り込んで、新たに店頭に出ることとなりました。

 これからお買い求めの方は、表紙の上のほうに注意してください。黄色(山吹色)のやや斜めの線の中に、「最新情報2014-2015」と赤太文字で書かれてる、それが2014年9月15日発売のやつです。
 その前書き部分のみ、以下に転載しときます。適宜空行を加えます。

 交通違反の取り締まりは、1年間に軽く1000万件を超える。
 近年は減少傾向にあるが、それでも2013年は1047万4402件。単純に割り算すれば、1時間に約1200件を24時間、365日、警察は取り締まりつづけたことになる。たいへんな数だ。

 ところが、多くのドライバー、ライダー(以下、単にドライバー)たちは、はっきり言って、取り締まりについて無知だ。
 それは当然だと思う。普通に安全運転を心がけている人たちは、自分が取り締まりを受けるなど想像もしないのだから。

 しかし残念ながら、安全運転を心がけていれば取り締まりを受けない、というものではまったくない。交通取り締まりにおける交通安全は、多くのドライバーが考えるそれとは別次元にある。
「交通ルールは、事故を防止し交通の安全を守るためにある。したがって交通違反は、事故につながる危険な行為なのである。具体的に危険が生じたかは関係ない。事故防止のために交通違反を取り締まるべし」
 この考え方がまずあり、そして警察組織は、数字で実績を評価する。現場の警察官は、効率的に実績を上げようとする。善良なドライバーたちがつい犯してしまう違反、具体的な危険性など何らない違反を狙う、隠れて待ち伏せる。ゆえに、毎年軽く1000万件を超える取り締まりを行い続けることができるのだ。

 「自分はちゃんと安全運転している。だから10年間、無事故無違反だ」とおっしゃる方もおいでだろう。だが、そのように言えるのは単に運がいいだけだ。
 じつは交通取り締まりの検挙率はものすごく低い。1%をはるかに割る。運の波が変われば、いつもと同じく自信をもってつづけてきた安全運転で、さくっと捕まることになるだろう。

 そうして警察は、新しい制度、新しい罰則を次々につくっていく。
  大きなものを挙げるなら、2006年6月1日、駐車違反取り締まりが民間委託され、「駐車監視員」が登場した。ペナルティは違反者ではなくクルマ・バイクの持ち主に課されることになった。
 2007年9月19日、飲酒運転の違反者に対する罰則が大幅に強化されただけでなく「周辺者三罪」が新設された。飲酒運転をすることになるおそれがある者に酒類を飲ませた人、クルマ・バイクを提供した人、要求または依頼して同乗した人も、道路交通法により重く処罰されるようになった。
 2013年12月1日には、無免許運転についても、罰則強化と同時に、車両提供罪、要求・依頼同乗罪が設けられた。
 近い将来、スピード違反の罰則も強化され、その取り締まりが民間委託されて〝携帯式簡易オービス〟が猛威をふるうことになるだろう。

 こういうなかで、無知のままいると、受けなくていい取り締まりを受けることになりかねない。無用な不安に悩まされたり、よけいなことをして墓穴を掘ったり。私は30年以上、交通違反・取り締まりを専門に取材、研究してきたが、「知らない者は損をする」、これはほんとうだと強く思う。
 運転免許人口は2014年2月末で約8209万人。1人でも多くの方が、交通違反・取り締まりについての基本的な知識を身につけ、さまざまな疑問や不安から解放されること願う。

   2014年8月   今 井 亮 一

 ま、そういう本です。
 
 無実の違反で捕まり、その違反点数のせいで免許更新で不利益を受けた人が、民事の裁判を起こして勝った! という事例も新たに収載しました。

    

 裁判傍聴とメルマガに没頭してると思ってたら、交通違反のことも相変わらずやってたのか? やってますともぉ(笑)。
 警察庁は近い将来、スピード違反取締りについて、携行式の簡易オービスを導入し、その取締りを民間委託し、ペナルティをクルマ・バイクの持ち主から有無を言わせず徴収する形にするはず。そのときに備え、いまのうちにいろんな情報やデータを集めてるし。
 やっぱ俺は、こう言っちゃなんだが交通違反が大好き。好きこそものの上手なれっつーか、俺が交通違反を捨てちゃうのは社会に対して無責任だとも思う。 ※無責任云々は、じつは何年か前に寺澤有さんからきつく言われたのです。その話は長くなるのでまた。

 とにかくね、交通違反に限らず、裁判の傍聴席で、『なんでこれが交通違反なの!?』を読んでくれてればそんなことにはならなかったのに! と悔しく思うことがよくあります。
 知らない者は損をする、これは本当にほんとだ。運転免許を取ったら、ぜひ読んでほしい。反警察の本とか、争いをあおる本とか、そんなのじゃないので。

 ←2015年1月23日追記: 長きにわたり「社会・経済(全般)」のカテゴリーでやってきたが、前夜、「裁判」のカテゴリーを発見。知らなかった、そっちのほうが断然なじむじゃん! つーことでさっそく変更したっ。

    

2014年5月22日 (木)

警察庁交通局のキャリア諸氏と俺の愛読書、最新版が出た!

  安息香酸ナトリウムって、コカコーラとかに入ってるやつじゃん? それでコカコーラは「スカッと爽やか」だったの? と思ったら違った、安息香酸ナトリウムカフェインなのだった。ふーん。

 いやそんな話じゃなくて、5月20日に「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」という新法が施行され、ニュースやワイドショーでがんがん報じられた? 俺がチラ見した限りでは、ぜんぜんだ。「ASKA容疑者」と「片山被告」(正しくは被告人)のネタに食われちゃったのか。

 5月20日以降に交通事故(死傷事故)をやると、新法が適用される。裁判所の法廷へは、まだ少なくとも2カ月間は、5月19日までに起こった事故が「自動車運転過失致死傷」、「道路交通法違反、自動車運転過失致死傷」(多くは飲酒又は無免許による事故)、「自動車運転過失致死傷、道路交通法違反」(多くはひき逃げ)として出てきて、たぶん夏頃から、新法が適用されて出てくるはず。
 開廷表に記載される事件名はどうなるんだろ、量刑相場はどうなるのか、狙って傍聴したい。
 …のだが、東京地裁は(簡裁も高裁も)、そのように狙うことを困難とする司法サービスの変更、司法改革を行った。困った。甘受するわけにはいかないので、ちょと手を打とうと思う。

 昨日、裁判所の地下の書店で『執務資料道路交通法解説16訂版』(東京法令)を発見、直ちに買ったょ!
 俺が買ったのは4月25日発行の2刷だ。1刷は今年4月1日発行、うわ、知らなかった。その前の「15-2訂版」の発行は2010年7月15日。そろそろ次が出ないかと、裁判所地下の書店へはときどき見に行ってたのに、不覚!

 16訂版には上記新法の全文も、改定道交法の新旧対象条文も載ってバージョンアップ。交通違反マニアの必携本だ。20年くらい前かな、もっと前かな、警察庁交通局のキャリア氏の机にあるのを見て、「これ市販されてんですか、へぇ~!」と買ったのが最初なのだ。
 でも、こんなの買うのは交通局のキャリア氏と各都道府県警の交通部と、俺くらいなのか、高価なんだよょね~(泣)。
 俺の『最新版 なんでこれが交通違反なの!?』 (草思社)も、おかげさまで地道に売れ続け、今年夏頃にまた改訂版が出る予定。忙しくなりそうっ。

 さて今日は東京地裁で、“髪の毛詐欺”の弁護側立証がある。第1回も追起訴も俺は傍聴してる。被告人が何を言うのか、傍聴に行かねばっ! じゃねっ。
 『裏モノJAPAN』の2009年9月号に、髪の毛詐欺で服役し、懲りずに刑務所内から髪の毛詐欺をやり、出所後直ちにまた髪の毛詐欺をやったという話が、その戦利品多数の写真入りで報じられてる。

  

2014年2月22日 (土)

山上たつひこ、『喜劇新思想体系』!

P1050488 偉いでしょ、羨ましいでしょ、いひひ。
 と威張れることが俺には確かにある。山上たつひこ著、『喜劇新思想体系』『続・喜劇新思想体系』『山上たつひこの笑殺爆弾』、この3冊を、文庫版であるが、俺は持ってるんである。いずれも昭和51年(=1976年)のもの。すっごいでしょ!

 1976年といえば、俺は生まれてないが(笑)、仮に生まれてるとして、俺は21~22歳、大学を中退して漫画の原作者を目指してた時代だ。
 上記3作品、んもぉくり返し読んだ。何度読んでも笑い転げたもんだ。
 つまり、あの時代に、精神に焼き付けた作品なのである。現在の俺の著作に、「ありがてーん」とか「よかっちゃろばっちゃろたい」とかぽろり出ることがあるのは、その頃の焼き付きのせいなのです。

 山上たつひこ氏は、ご存知『がきデカ』の作者でもあり、あの問題作『光る風』も同氏の手による。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の作者が当初「山止たつひこ」を名乗っていたことは、広く知られるところである。

 3冊まとめて1万円で売ってくれ? いやですぅっ。い、1万5千円? うぅ…。
 だめだめっ! さぁ、風呂に入りながら、久しぶりにまた読もう。居眠りして湯船にぽちゃんと落としたらアウトですぞっ。wobbly

    

2012年6月30日 (土)

衝撃の遺作! 『神様も間違う 』

 警察官23年、ジャーナリスト11年、非業の死を遂げた著者(※黒木昭雄さん)が放つ衝撃の遺作! 『神様も間違う 』が今日届いた。予約してあったのだ。
 郵便受けから出してそのまま病院へ行き、待合室で読んだ。

 2段組の小説である。最初の1ページの上段の書き出しに、まず私はなんつーか呑まれたね。そうして、叙情的な描写がほとんどないのに、たちまちキャラが立ち、物語がぐいぐい進んでいく…sign01
 先に読了した人は皆言うらしい、「黒木さんはどうしてああいうラストにしたのか」と。「このラストでは出版できない」という話もあったとか?
 しかも、Nシステムについてもびっくりなことが出てくるらしい。いったいどんなラストへ向かって物語は転げ落ちていくのか。
 今日はなぜか病院が空いており、40ページほど読んだところで…。

「今井亮一さん、1番の診察室へお入りください」

 先週の血液検査の結果は、じつに驚きのものだった。理由は糖質制限食としか考えられない。うわ~、やっぱりsign01
 さてすぐメルマガへ戻らねばっsign01

2012年6月17日 (日)

『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』

 えー、ときどきはメルマガ「裁判傍聴バカ一代」の宣伝をせねばと。
 創刊は2009年12月1日。この2年半の日々のほとんどを、裁判傍聴と、傍聴ノート(データ)の整理と、メルマガ執筆に注ぎ込んできた。いや、マズイでしょ、週に2日は裁判所行きを休まねば。事ある毎にそう決意するのだが、なかなかそうもいかない週が多く…。

 1件傍聴するたびに30数項目の要素を入力し続けたエクセルの表は、現在約3560事件。プロパティを見ると「2.90 MB (3,050,275 バイト)」。
 被告人氏名と事件名と期日等だけの簡易な表は現在1万5088事件。プロパティでは「1.59 MB (1,676,685 バイト)」。
 これらがパソコンの故障等で失われたら泣いちゃう、なんてもんじゃ到底済まない。なので当然何重にも保存してる。

 そうした入力&保存作業に加え、メルマガ執筆だけで1日3~5時間を費やしてる。
 もう完全にバカだなsign01 あっ、だから「裁判傍聴バカ一代」っていうのか、納得っ。happy02

one 年末年始と日曜を除く毎日配信で、なんと月105円lovely
two 1カ月無料(課金は翌月から)crying
three 月半ばで購読登録しても、その月の記事は全部読めるshine
four クレジットカードがない方も購読可happy01

 いま購読登録をすると、以下の記事がどどどっと送信されてくる。そして6月30日まで1号ずつ送信される。
 初月は無料なので、ぜひお試しを。一度試せば購読解除できなくなるはず。うふふ。

第784号 ネット惑溺者は自民議員を2度脅迫する
第783号 F柱タイプのオービスは40~240km/h
第782号 逮捕、強制採血、血中0.3mg、否認!
第781号 べつにまー、終わってもいいやーって
第780号 検察官、起訴状を朗読…あっ、いない
第779号 預り金横領、被告人はメタボな弁護士
第778号 大量迅速処理を護った執行猶予判決
第777号 「過失傷害」、シェパード犬の咬みつき
第776号 イタリアンの鉄人が、まさか無銭飲食?
第775号 裁判所としては裸の事実を知りたいのです!
第774号 傍聴席は52席なのに100人以上が押し寄せ!
第773号 苦渋の全部同意に応じたら採証法則違反?
第772号 サミュエル・ベケット、被告人を待ちながら

 第785号は、原告は「閲覧制限」、被告は横峯良郎・参院議員の民事裁判の傍聴レポート等になる予定。

 ところで、裁判所でときどきお会いする高橋ユキさんの『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』を、裁判所からの帰りに読了した。
 
 大部分は、著者の傍聴ノートの書き起こしから成る。私は殺人事件は専門外、書き起こし部分(2段組)はさらっと流し、地の文(非2段組)だけまず読もうかと思ったのだが、書き起こし部分があまりにリアルっつーかなんつーか、引き込まれちゃって。読んでる間中、また読了後しばらくの間、がーんsign01 というものに気分を支配されたというか…。
 
 あの事件、ワイドショー等々でずいぶん報じられた。が、それらとは「質」が違うんだわね。私もベストセラー小説はたまに読むが、それらよりずっと衝撃的だと思う。いや~、ショックだった。そしていろいろ考えさせられましたょ。

2012年4月27日 (金)

被告人のための「イソップ童話」の正しい読み方

 また裁判傍聴とメルマガ「裁判傍聴バカ一代」に埋もれてしまった。おかげさまで少しずつ購読者数が増えており、感謝感激、ありがたいことです。lovely

 以下、最新話題本を少し。

book 『検察官に騙される裁判官、騙されない裁判官』(幻冬舎新書)
 判検交流(刑事)はその歴史的役割を終え今年度から廃止されたようだが、まだまだ…。

book 『裁判員裁判立会検察官の教科書――結果を出すためのプレゼンテーション58の法則』(ダイヤモンド社)
 裁判員を感動させて結果を出せる検察官になるための重刑指向型コミュニケーション。

book 『執行猶予になる法則』(赤れんがビジネスカレッジ)
 前科・前歴の荒波を笑い飛ばして執行猶予を獲得した男の感動秘話。

book 『被告人のための「イソップ童話」の正しい読み方』(赤れんが新書)
 童話に秘められた教訓を読み解けば情状酌量が見えてくる。

 さ、バカなこと言ってないで早く寝よう。明日は朝から夕方まで裁判所だ~。crying

2012年4月18日 (水)

『真実 新聞が警察に跪いた日』

 「「読者モデルにならないか」 20代女性誘い出し体触る 42歳男逮捕」の「詐欺、強制わいせつ」の審理は、ドアの施錠が解かれると同時に満席。
 私はその隣の法廷で「恐喝」の新件を傍聴。以下、2月3日付けスポニチ、の一部。

手口「熟知」一目で見破り…盗撮男が盗撮男を恐喝
 女性を盗撮していた男性から現金を脅し取ったとして、警視庁東京湾岸署は2日までに、恐喝の疑いで東京都足立区の会社員■■■■容疑者(41)を逮捕した。自身も盗撮で逮捕され、その調べの中で事件が明るみになった。

 似た事件は傍聴したことあるが、こっ、これはsign03 ここにどう書くか5分ほど悩んだんだけど、やっぱヤメときます、詳しくはメルマガで。ごめんね。

 続いて、非常にビックリな自動車運転過失致死傷」の控訴審を傍聴。
 こういうのを、偶然たまたまじゃなく狙って傍聴してると、マニア的裁判傍聴の深みへ嵌るばかり。
「少なからぬマニア諸氏がどんどん卒業していく。俺も…」
 と週に何回か思うのだが、ヤメられない、止まらないっ。crying

 裁判所からの帰りの電車内で、downこの本を読了した。諸君、これ絶対お勧め、必読sign03

 「警察が新聞に跪(ひさまづ)いた日」、まさにそういう内容。もともと警察のポチに甘んじていた新聞はともかく、ポチから抜けだそうと頑張った(本当に頑張ったと思うsign01)北海道新聞を、警察はいかにして跪かせたか、震撼するょsign01 高田昌幸さんの書きぶりがまた良いのだ。各章の終わりの1~2行が、次章を読まずにおれなくさせるのだ。そして最終章の2行…。ま~、すごい本ですわ。

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