2008年7月 2日 (水)

裁判所へ出社拒否?

7月1日(火)

 9時55分から、6月24日に傍聴した「占有離脱物横領」の判決。
 10時から、4月28日に傍聴したのち、5月30日の第2回公判を時刻を間違えて見逃した「脅迫」(サイバーエージェントの社長等が被害者)の証人尋問。
 13時10分から、4月8日と6月17日に傍聴した風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反」(無許可キャバクラ)の判決。
 15時から「脅迫」の新件。

 …などを傍聴するため、着替えて完全に用意して、玄関を出て道路へ出たところで、財布を忘れたことに気づいた。そして、玄関へ戻る途中、なぜか唐突に、思いついたというか何というか。「今日は裁判所へ行くのヤメよう」と。
 ええ~っ? 待てぇよ、上着のポケット内のボールペンをわざわざ書きやすいほうに入れ替えるなど、ここまで完全に用意して、いったん外へ出たのに、戻ってまた着替えるか? ええ~っ、ウソでしょ?
 …とは思ったが、きっぱりヤメた。
 何かの予感があったわけでは、べつにない。
 強いて理由を挙げるなら、上記傍聴予定のなかに「道路交通法違反」が1件もないことか。そんなの承知で、出かける準備をして、いったん出かけたのに。
 こういうのも、中毒人ならではの行動といえたり、いえなかったり、ラジ…。
 会社員諸氏も、突然こんなふうにしたくなること、あるんだろう、きっと。満員の上り電車をパスして、がらがらの下り電車に乗りたい、とか。私の場合、下り電車に乗ると東京地裁・八王子支部。どっちに乗っても裁判所だ~。

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 午後、コミセンの屋外プールへ行ったょ。
 監視員以外、だ~れもいない。下り電車以上にがらがら(笑)。
 午前に4~5人、午後は私の前に1人、お客があったそうだ。水が冷たかった。
 3往復くらいで、普段使わない筋肉に負担を感じてきて、無理せず10往復で許してやった。初日だもの。
 今回のこの記事も、このへんで許してやろう。

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2008年6月15日 (日)

急ぎ働きの兇族が増えて

 金曜の大集会へ出かける前になんとか書き上げて出した原稿(マンガ原作)、大事なラストシーンを書くのを忘れ、土曜あわてて書き直し、予定よりだいぶ遅れて18時55分頃に出かけた…までは、まだよかったのだが、途中、忘れ物に気づいて戻り、駅へ着くと電車が出たところで、横浜へ着いてから道に迷い…。
 1時間半ほど遅れて、無実の殺人により懲役10年を打たれて昨年出所した福井雅樹さんのパーティへ。

 たぶん私は、いろんな人の顔を見る日々を送ってると思う。被告人、裁判官、書記官、検察官、弁護人、廷吏、刑務官などの顔を。
 そういう私の、このパーティの第一印象は、「うわ、みんな、いい顔してる!」だった。どこがいいのか、どこが違うのか、目つき? 表情? 醸(かも)し出す雰囲気? よくわからないのだが、明らかに違う…。なんなのだろう。

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 日曜、有酸素散歩約1時間。
 空腹で出かけたせいもあるのか、途中、血糖値が急に下がったような、貧血のような、妙な感覚に襲われ、どうしよう、動けなくなる前に飴でも買ってなめるか、いっそ食事してしまうか、とよろよろ歩くうち、かつやの店先に、期間限定「カツカレー」税込み619円と! おお~、前回「カレーカツ丼」を食べ損ねて大後悔したことから、迷わず店内へ。
 霞が関の職員食堂の540円か550円のカツカレーに比べれば、トンカツはだいぶ良いし、お得感あるけれども、カレーが辛くなくて、ワタシ的にはちょっと…かな? そこんとこ確認しに、また食べに行ったりして(笑)。

 それはそうと、3月4日にこう書いた。

 裁判所への電車内で、昔なじみの弁護士さんにばったり。
 少年院から出てすぐの犯行でまた少年院行きとなった少年が、本当は良い子なのだそうだ。ただ、意志が弱く流されやすいのだそうだ。
 社会には必ず、ある割合で、そういう人も含む、なんつーか困った人たちがいるものであり、昔はそれを、地元のヤクザ(日曜のイベントで初めて「役座」と聞いた)、任侠の親分が拾って面倒をみた、それなりに社会に適応させた、のではなかったのか。
 ところが今、ぜんぶひとくくりに「暴力団」と呼び、街の無許可屋台を取り締まったりする(そもそもなかなか許可しない)方向では…とか思ってみたり。

 4月11日にこう書いた。

 客引きとか屋台とか、地元の任侠の親分が仕切って、流転人生のオッサンや、こぼれ落ちた若者の、今風にいえばセーフティネットとする、そういう社会のほうが健全なんじゃないか、官僚が天下って税金が流れ込み自民党に献金するようになれば、任侠も栄えるのにな~、でもそれじゃ任侠とはいえないか、などと傍聴席で妄想。

 そのあとだったか、元裁判官氏にその話を、多くの裁判を傍聴してるとそんなふうに感じるんですよと、思い切ってしたら、意外にも同感とのことだった。
 ま、そのことをね、散歩中に思い出しましたと…。
 ついでに言うと、池波正太郎さんの『鬼平犯科帳』によれば、
  ・盗られて難儀する者からは盗らず
  ・殺傷せず
  ・女を犯さず
 この鉄則を守り抜き、1年も2年もかけて準備して、風のように「おつとめ」をしてのけるのが「本格の盗人(ぬすっと)」「本格のお頭」なのだそうだ。しかし近頃は、「急ぎばたらきの兇族(きょうぞく)」が増えて、世も末なのだと、盗人たちは嘆く…。
 現代のニュースを見てると、盗人も人殺しも、弱い者ばかり狙ってるような。自民党へのヤミ献金をかっさらうとか、どうでもいい仕事をバカ高の随意契約で国や自治体からもらい、仕事自体は下請けへ丸投げしてサヤを抜く、そんな天下り法人の金庫を狙うとか、そういう「本格のお頭」が西に東にいれば、ま、盗みは悪いとはいえ、社会は少しは健全に…なるのか、ならないのか…。

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 じつは私は『鬼平犯科帳』は、好きなんだけど、ほんとは好きじゃないのだ。主人公が支配階級ってところが…ね。そこいくと、笹沢左保さんの『木枯らし紋次郎』は、望まれずに生まれ、明日のない、いずれ野垂れ死にするしかない無宿者が主人公で…。

Book 木枯し紋次郎〈5〉夜泣石は霧に濡れた (光文社文庫―光文社時代小説文庫)

著者:笹沢 左保
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 「夜泣石は霧に濡れた」とかいう、こういう題の付け方は、『燃えよ!カンフー』に似てるよね。

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2008年6月10日 (火)

ぶっ殺すぞ、てめえ!

 愛媛県警の現職警察官でありながら、警察の“骨がらみ”の裏ガネづくりに一度も協力せず、“マルトク”とされ、しかし踏ん張って(ご本人いわく普通に警察官として職務を行い)、来年の定年退職を迎えようとしている(そうはさせまいと、警察組織はあらゆる努力を尽くすだろう)仙波敏郎巡査部長、についてネット検索すると、たくさんヒットする。たとえば…。
 http://ww7.enjoy.ne.jp/~j.depp.seven/
 http://nin-r.com/semba/intro.htm
 http://ombuds.exblog.jp/3237982/
 http://newsnews.exblog.jp/2850559/

 9日(月)13時から、有楽町駅そばの外国人特派員協会で、その仙波さんが話すというので、遅刻などせず、行ってきた。
 ま~、なんつーか、すごいわ! 次は警察庁での講演をキボンヌ。なんてしかし軽々しく言えない。警察庁としては、仙波さんが無事に定年(来年)を迎えて今以上にしゃべるようになるのは、なんとしても阻止したいはず。そのためにどんな手を打ってくるか、そのときマスコミ(の特定の人)はどう動くか、注目だ!

※ 2008年6月16日追記 「ワッチミー!TV」に映像あり

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 終わって私は裁判所へ、そして警視庁へ。警視庁で、マニア垂涎(すいぜん)の文書を200枚ほど、開示してもらった。
 国土交通省で、かき揚げそば大盛り360円。を食って地下鉄・丸の内線に乗ったのが、17時半頃だったか。
 わりと空いてて、座れた。座って、さっき裁判所でもらった『よくわかる! 裁判員制度Q&A』を開くか開かないか、のとき、切り裂くような叩きつけるような大声が電車内に響き渡った。
    調子ン乗るなsign03
 ぎょっ、なに!? ケンカか!? そうじゃなかった。続けて、こう聞こえた。
    この国が汚えからだよsign03
 
さらに、こう。
    ヒトの人生、ぶっつぶしやがってsign03
    ばれんようにべらべらべらべらしゃべりやがってsign03

 首を動かさないように見ると、私の右隣の若い女性の、右隣の男性だ!
 はは~、町中でそのように当人自身の憤怒(ふんぬ)を突然激しく表出させるシーンを、私は過去に2度ほど見たことがあるので、またか、と思ったが、隣の女性は肝を冷やしたろう。そんな大声など聞こえない風に、携帯電話をいじってた。状況を誰かにメールしてたのかもしれない。私はといえば、上記セリフを、『よくわかる! 裁判員制度Q&A』の余白にせっせと書き取ったのだった。

 前日(日曜)の午後、某弁護士事務所へ秘密の会議に行ったとき、秋葉原で何か事件があったらしいと聞いた。空をヘリコプターが飛び回ってて、そうとう大きな事件があったんだろうか、と思ったそれが、秋葉原のあの事件だった。これも、私が呼ぶところの“自尊心殺人”か。優秀なはずの自分が、社会から周囲から、認められることなく落ちこぼれていき、出口というか自尊心の活路を、殺人に見いだす、みたいな。

 そんなことが前日にあっての、電車内でのその出来事だったので、うわあ!! との印象は格別だった。
 電車が終点の新宿に着き、みな降りた。その男性が歩く方向は、私と同じだった。私は歩速をゆるめ、離れて後をついていった。男性は、見た目、30代だろうか。40歳を超えてるかもしれない。どっちかといえば理知的な顔立ちに見えた。
 男性は、ゆっくりゆっくり歩き、アイスクリームか何か売ってるお洒落な店の前で、また叫んだ。聴き取れたセリフは、こうだった。
    ぶっ殺すぞ、てめえsign03

 そのあと、見失った。新宿駅西口の、月曜の夕方の雑踏のなかに、男性は消えた…。

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2008年6月 8日 (日)

月曜正午から院内集会

6月9日(月)正午~午後2時 衆議院第2議員会館第4会議室
一事不再理と共謀罪を考える院内集会

 というのがある。衆議院第2議員会館ってのは、国会議事堂の裏手に3つ、首相官邸寄りからいえば衆議院第1と第2の議員会館、参議院議員会館があるうちの、真ん中のやつね。

060426  午後2時までってなってるけど、午後1時ちょいには、集会の中心部分は終わるんじゃないかと思う。
 正午の少し前から、玄関を入ってすぐの階段のそばに、入構券の束を持った人が立ち、集会参加者に入構券を1枚ずつ渡す形になる。誰でも参加できる。手荷物の検査があることがあるんで、ナイフとか持って行かないほうがいいと思う。
 こういう院内集会はよくあり、私も何度か行ったことがある。
 行けば必ず、地下の食堂へ寄る。
 議員会館の食堂は、霞が関の職員食堂とは、またちょっと違う趣がある。
 そばに、歴代首相の似顔絵が入ったマグカップとかの、土産物ショップもある。
※ 画像は、過去の院内集会のときのもの。マイクを持ってるのは社民党の保坂展人議員。

 そんなわけで、みんなたちも、お時間あったら行ってみてください。食堂へじゃなく、院内集会へ、だよ。
 「みんなたち」という語を使ってた、あの日記の人は、また入院したのかな~、と私はアレを見て想像してるんだけど…。

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2008年6月 1日 (日)

Pはパトランプ、Mはメータ、Sはサイレン

P1020404_2 6月1日、改定道路交通法の一部が施行。
 中央自動車道の、いくつかのNシステム&オービスを通り抜けた先の、下り側の石川パーキングエリアで9時30分から、タレントの安めぐみさんを招いての イベントがあり、『ドライバー』の取材で、行ってきたよ。

 安めぐみさんの後ろにある、四角いような丸いようなものを、体験させてもらってきた。丸い部分のなかは、運転席になっており、そこに乗って3点式の普通のシートベルトを装着して、外の係の方がスイッチを押すと、ひねりを加えてぐるぐる回るのだ。ひい~!
 終わって、にゃるほど、車がぐるんごろんと横転したときの状態を、ゆっくりだけどつくるわけか、シートベルトのありがたさがよぅくわかりましたよと、外へ出てよろよろしながら思ったス。こりゃ面白い。

P1020424  でも、パトカー2台、白バイ2台が展示されており、乗車・撮影自由だったので、ばかばか写真撮ってきた、それがいちばん楽しかったかな。
 白バイのハンドル右側の画像の、「P」はパトランプ、「M」はメーター(速度取締り用の)、「S」はサイレンだそうだ。
 このスイッチは、まずパトランプをつけて追尾して、白バイのストップメータを固定するとき「M」にして、パトランプを点けて停止を命じる、そういう順番になってるのかな。うれし~。ってアホや(笑)。

 夕べは0時頃に寝て2時頃に起き、ご相談等数件に対応して、仕事以外の原稿つか意見書を1本書いて、長くほったらかしだった私信メール(やばっ!)のうち2本くらいにお返事して、仮眠するヒマがなかったもんだから、イベントが終わってカツカレー(いつも私が霞が関で食ってる5百数十円のに比べれば良いとはいえ、1250円は激高っ!)を食ったら、ぐたーっとしてしまい…。
 嗚呼、明日朝までに仕事の原稿を2本書き上げられたら、月曜から裁判所へ通えるのだが…。

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 今ごろ気づいて恐縮なんスけど、昨年オービス事件を傍聴に名古屋の裁判所ビルへ行ったとき、偶然見つけて度肝を抜かれた狂犬病予防法違反・過失傷害」、被告人はまさに6歳児のようなチョー可愛いお婆ちゃんの事件の、判決が、「名古屋地方裁判所やじうま傍聴記」でレポートされてますよ! こんなの普通は絶対傍聴できない。傍聴ブログの歴史(ってどんな歴史やねん)に残るレポートだ。

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2008年5月30日 (金)

無実の守大助さんを救おう!

 ブログの更新、2日休んでしまった。
 右足中指の付け根に起こった痛風発作は、28日(水)の夕方、ウソのように消えてゆき、入れ替わりに右足親指の付け根に、さらに痛い本格的な痛風発作がきた。29日(木)は、さすがにたまらず、なんとか自転車に乗ってお医者へ。薬(ボルタレン)を処方されて飲んだら、かなり痛みが退いた。退けば、痛くてあまり眠れなかったぶん、眠くて眠くて。加えて、やっぱ裁判傍聴に通いすぎて疲れが溜まってたんだろうか、眠くて眠くて。26日(月)締切りの原稿を書かずにブログでもなかろうと、そんなこんなで、更新できなかったわけ。

 途中、守大助さんの民事のほうの裁判が、とんでもないことになったり…。私でさえ、落胆とか絶望とか怒りとかいう言葉では到底表現できない、なんとも言い難い気分になるんだから、守さん本人、またご両親は…そう思うと、ほんとに…! ストーカー判事がどうとかで司法の威信が…とか言ってる人は、ほんと大馬鹿だと…!

 6月7日(土)、港勤労福祉会館で、
~無実の守大助さんを救おう!~ 上告審報告・再審決起集会
 がある。
 午後1:15開場、1:30開始~4:30終了予定。資料代500円。
 これはなんとしても行かねば!

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2008年5月25日 (日)

下駄で裁判所へ? ヤだな~

 金曜だったか、仮眠から覚めたとき、右足の中指の付け根付近に違和感があった。疲れ果ててソファで寝たもんだから、指を妙な形に曲げるかどこかに押しつけるかしてて、それでかな、と思った。
 だが、だんだんと違和感は痛みになり、痛みは増してきた。
 通風? 毎年6月の前後辺りに発作がくる。でも、中指付近ってことはないでしょ。
 と笑ってるうち、通風発作のときのような膨満感があり、痛みは耐え難くなってきた。普通に歩けない、まるで痛風発作のときのように。

 いま、野菜たっぷり自家製コロッケと、自家製なすの天ぷらと、たっぷりの大根おろしと、甘えびの刺身少々と、その頭を酒と醤油と茶色い砂糖でさっと煮たのを肴に(どれも旨くて、極楽だぁ~happy01)、缶ビールと米焼酎とバーボンを飲みながら、原稿を書いてるんだが、明日は裁判所へ行けないかもしれない。行けても、靴は履けないかも、腫れ上がって、激痛で。だから下駄で行くのか? 猛暑でも土砂降りでもない日に、下駄で? やだなぁ~、目立つことはしたくないのだよぅ。

 明日(26日)私が傍聴したいのは、
   13時10分 715号法廷 公用文書毀棄 判決
   13時20分 418号法廷 公務執行妨害 判決
   13時30分 802号法廷 名誉毀損 判決

 802号って、いちばん端っこの、小さい法廷だっけ? もしそうなら、13時前から傍聴人が集まり始め、公務執行妨害のあとで行っても、いや、公用文書毀棄のあとで駆けつけても、席を取れない可能性が高い。
 どうしよう、こんなので悩むのイヤだから、いっそすぱっと全部あきらめようか。ってそういう選択の仕方はおかしい?
 公務執行妨害(外国人の事件)は、あとで広報で主文だけ確認すればいい、ともいえるから、どなたか、公用文書毀棄と名誉毀損がどんな事件だったか、教えてくれないかしら。とか言いつつ、下駄でよたよた行ったら恥ずかしい…。嗚呼、裁判中毒人は、しょーもないことで悩むよ。

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著者:今井 亮一
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 アクセス数の激増は、本日午後から急落し、13時台以降は各時間100前後で落ち着いてます~。メジャーなニュースサイトで紹介されることの威力は大きい、つーことですな。

 mixi の自己紹介のページの「好きな食べ物・飲み物」の欄に、第5食堂はもうなくなったのに、「農林水産省地下第5職員食堂の鯖生姜焼きまたは味噌煮定食(半食)400円!! 日本定食百選の上位間違いなし!!」と書いていることを、何年か前のご相談者から指摘され…。

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2008年5月24日 (土)

裁判傍聴の“毒性”による機能障害

 来週は東京簡裁に「窃盗未遂」の新件が4つも入ってる。

  27日(火)10時45分 534号法廷
  28日(水)10時30分 826号法廷
  28日(水)10時45分 728号法廷
  29日(木)10時00分 534号法廷

 いずれも1コマ(45分間か50分間)だったかな。
 1週間に新件4件は多い気がする。4件とも男性氏名。うち1件でも、電車内のスリ未遂の否認があるのかどうか。←『裁判中毒』参照。

 東京地裁は、私がぽつぽつメモした限りでも、報道された(主に、被告人氏名で検索すると報道されたらしい)事件がけっこうある。
 ただし、事件の内容が報道のとおりとは限らない。報道がいつもいつもデタラメというわけでは、もちろんないと思うけど、殺人事件などもともとないのに、マスコミが警察の発表&リークに乗っかってフィーバーしたがゆえに、後戻りがきかなくなり…というケースさえあるのだ。

  26日(月)13時30分~14時30分 名誉毀損 審理
    被告人氏名で検索すると、同じ女性に対するストーカー&業務妨害で
    2003年1月に懲役5年を食らった被告人の事件かと思われる。
  27日(火)13時15分~13時30分 公務員職権濫用等 判決
    5月16日の第1回公判を見逃したやつだ。被告人は犯行時警察官。
  29日(木)10時00分~11時00分 贈賄 判決
    板橋区の税金工事をめぐる事件らしい。
  29日(木)13時30分~17時 現住建造物等放火等 審理
    消防団員が放火しまくった事件。
  30日(金)10時00分~17時00分 死体遺棄・殺人 審理
    振り込め詐欺関係の事件らしい。この被告人は当時31歳。
  30日(金)11時30分~11時50分 強制わいせつ致傷 判決
    被告人は犯行時、大学総長だという。

 東京高裁では、

  5月26日(月)10時00分 803号法廷 自動車運転過失致死傷 判決
    大型クレーン車のアーム部がトラックに衝突した事件。
  5月28日(水)15時00分 104号法廷 詐欺等 第1回(傍聴券)
    ジー・オーグループの、地裁でだいぶ長く争われてた事件の控訴審。
  5月29日(木)15時00分 102号法廷 威力業務妨害 判決
    都立板橋高校の事件だ。陛下の御心を思うと…。

 などがある。
 こういうのを検索で調べて(近ごろは便利だよね~)、どの日にどんな順序で傍聴できるかできないか、予定を組んでると、ほんときりがない。私は有名事件にはあんまり興味が湧かないのだが、それでもきりがない。
 昔は、「原稿書きとご相談対応とを両立させようってのが、そもそも無理なんだ」とか言いつつ無理をやってた。その後、5年前から「東京簡裁の道交法違反を全件傍聴!」と言い出して、無理の程度がさらにきつくなった。そして最近、道交法違反以外をかなり傍聴している。これじゃあ、もう…。
 なわけで、なんとか裁判所へ行かない理由を探そうとしてるのだが…。
 初めての傍聴本のタイトルが『裁判中毒』と聞いたとき、ええ~っ!? と、ものすご~く意外な感じを受けたけど、ほんと中毒に、つまり裁判傍聴の“毒性”による機能障害に陥ってるんじゃないか、という気がして…。なんとか抜けだそう、と思っても抜け出せないのが中毒か、いやいやそんな…。

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2008年5月18日 (日)

少しだけ/日曜日には/毒が抜け

 午前11時から何か傍聴したいのがあったんだ。10時からも何か入ってたっけ。あ~、寝てられない。手帳を確認せねば…と早々起きたら、土曜日だった。
 そして日曜、16時(って妙な時刻)から10~20分刻みで何件か公判があり、あと数分に迫ってるのにトイレへ行きたく、近道しようと喫煙所の壁を伝い降りたらそこは渚…すぐにゴツゴツした岩場となり、あぁ、俺はあの岩々を飛び伝って法廷へ行けるのかしら…と目が覚めた。あの海は、Nシステム踏査で行った沖縄の、ホテルの裏手の海とどこかの海がごっちゃになってたと思う。
 土曜と日曜の夢を比較して、裁判中毒の毒は日曜には若干抜けたとみることができるかできないか。

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 しかし月曜朝からまた裁判所通いとなる。
 とくに月曜(19日)は15時から、
   高裁803号法廷で、『裁判中毒』でも書いたスリ未遂の被告人質問
   地裁425号法廷で、チョー珍しい「化製場等に関する法律違反」の証人尋問
 が重なってる。
 困るんだよね~、こういうの。
 やっぱ私は、スリ未遂のほうへ行くんで、どなたか「化製場等…」の様子をご報告いただけないだろうか。第1回公判の様子は…ってその日の記事、忙しくて「つづく」としたまま、ころっと忘れてたよ! あ~もぉう、今日中に簡単にアップしとくです。

 ついでに言っとくと、5月20日(火)10時45分から簡裁728号法廷に「窃盗未遂」の新件が入ってる。被告人は女性氏名。私はたぶん傍聴できない。

 コメントしときたい報道等、いろいろあるけど、ムリ。6月1日に改定道交法(の一部)が施行され、あちこちからコメントを求められることになる可能性が高いので、その準備もしとかないといけないし。

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2008年5月14日 (水)

裁判中毒人の幻覚

 東京簡裁826号法廷で、「道路交通法違反」の新件。いったん略式に応じてから被告人が正式裁判を請求(刑訴法465条)した事件だった。さぁどんな内容なのかな、と思ったら裁判官が言った。「ではこれで結審します。それで被告人、判決の言い渡しなんですが、今日このまま…」。ぬわにぃっ!? 裁判員制度で国民の目を眩ませ、手続きをぐじゃぐじゃにって、ここまで進んぢゃってるのか!? ぎゃおうっ!! …と目が覚めた。
 裁判中毒…とうとう幻覚が現れた…って違うよぅ、ただの夢だよぅ。

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P1020124  写真週刊誌『FLASH(フラッシュ)』5月27日号の、「爆笑! すべらない『バカ画像』ベスト49!!」を風呂で読み、爆笑。とくに49ページ右下の写真、いっくらナンでも、そっ、それはないだろ!!

 んじゃ、私もひとつ。仙台へオービス裁判を傍聴に行ったとき(去年)、歩道で信号待ち中、ふとふり返ったらこれが目に入り、
「は~、こんな専門ショップがあるとは、時代かねぇ、若い女性もきてるんだ~。ん? 2000円…じゃなくて2000本!? 本数かよっ。値段は、1万8900円か!? 高っ!! 追加料金ってナニを追加すんだ!? どんな○ンドーム!? 恐るべし仙台!!」
 と仰天したのであった。
 さてこのショップはどんな「○ンドーム」を扱ってるのでしょう。

 同誌の「衝撃写真28枚で暴く! 見てはいけない超大国中国の『嘘』」の、ジャーナリスト・坂野実さんの記事にこうある。
「(特権階級の) こうした腐敗は確実に社会全体に『拝金主義』というモラル破壊を引き起こしている。…(中略)… 金のためなら何でもやる、金さえあれば何でもできる――。社会に蔓延するこうした風潮は、特権階級の腐敗に〝教訓〟を得た庶民たちの『正直者はバカを見る。俺たちはそうはならない』という開き直りの表れだ」
 日本国内のニュースを見ていても、“上”は税金じゃぶじゃぶ使いまくり、“下”はあらゆる方法でカネを盗み取り騙し取り人を殺し、政治はといえば選挙で有利になるための駆け引きばかり…そんなものを感じる。
 私の専門からすれば、「放置違反金」制度などはもう完全に、正直者にコレでもかとバカをみせる商法だし…。
 しょーがない、ちょと仮眠しよ。

クロカミ The Black Slipー国民死刑執行法 Book クロカミ The Black Slipー国民死刑執行法

著者:今井 恭平
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2008年5月 7日 (水)

自由と平和を求めてやまない日本国民は

 5月6日(火)は、なんで休みだったのか。
 あれは休日だったのか、祝日だったのか。
 たしか法律があったんだんじゃないかな、いやきっとあるはずだ、と総務省のサイトへ行ったら、あったね!

国民の祝日に関する法律
(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号)
最終改正:平成一七年五月二〇日法律第四三号

第一条  自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

第二条  「国民の祝日」を次のように定める。
元日 一月一日 年のはじめを祝う。
成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 四月二十九日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 五月三日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 七月の第三月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日 九月の第三月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
体育の日 十月の第二月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日 十一月三日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 十一月二十三日 勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日 十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。

第三条  「国民の祝日」は、休日とする。
 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
 その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。

 5月6日(火)は、第3条第2項により、「祝日」ではない「休日」だったんだ~!
 内閣府の大臣官房管理室が「国民の祝日」に関する事務を所掌してるそうで、2008年5月6日のことについて、しっかり例示してるんだね~
 みんな知ってた?
 2008年5月6日みたいのを「3条2項休日」と呼ぶのかな。

 しっかしこの第1条、味わい深いというか、“法律コント”のネタ、“法律ギャグ”かなと、私ゃ一瞬思っちゃったよ。
 そういえば昔、『週刊プレイボーイ』で「税金くじ」の記事を3~4ページ書き、
「×等賞当選者は、国民の祝日を1日だけ自由に決められる。寝坊して遅刻しそうなとき、また二日酔いがひどいとき、急遽祝日指定して切り抜けよう」
 とかそんなことを書いたっけ。
 「あなたがつくる国民の祝日」を募集し、各界の著名人がつくりたい祝日も載せる、そんな企画があってもいいんじゃないか。

 裁判所で「国民の祝日の関する法律違反」を傍聴したい?
 そりゃムリだよぅ。罰則がないもん。じゃ、罰則を設ける? たとえば「敬老の日に老人を敬愛しなかつた者は6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する」とか。「自由と平和を求めなかつた者は死刑若しくは無期禁錮に処する」とか。

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2008年5月 6日 (火)

レーニンと売笑婦と不思議な祝日

 残り1本の原稿の出だしを書いて、天気が良いので有酸素散歩約1時間。
 前回の散歩時(4月30日頃)に古書店で、珍しいものを買った、100円で。
 『レーニン青年婦人論』。
 平井潔訳編、青木文庫、1956年9月15日初版、1971年5月1日14版。
 定価は100円。定価100円の文庫本を古書店で100円で買う…というのが面白くて買ったわけじゃないよ、目次が面白そうだったの。
 それを今日、公園のベンチで開いた。
 やっぱ目次が面白い。
   「売笑婦のための新聞を出すことについて」
   「青年・婦人運動と性の問題」
   「婦人の不満を革命的要求へ」
   「婦人がめざめてたちあがらなければ革命はできない(1918年)」
 等々、真剣に論じてたんだねぇ。
 いや、けしてバカになぞしてません。古い時代のことでも、先人が真剣に論じたことのなかには、今に役立つもの、ハッとするものがあるかもしれない、ねぇ。

 それにしても、昔は「売春婦」ではなく「売笑婦」といってたんだ。
 春を売る、笑いを売る…。なんで「笑」だったんだろう。
「売春は、なぜいけないのか、わかりますか?」
 と、ナマ本番の出張売春を経営してたオバサン被告人に、裁判官が質問してたのを思い出す…。
 3ページほど読んだところでベンチにごろり、1時間ほど寝てしまった。

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 ところで近ごろ、なぜか年金や道路に関する税金の無駄遣いが、やたら報じられてるみたい。どうなんだろう、
「血税なんて言い方は笑止千万。税金とはそもそもが自民党と官僚OBの、濡れ手に粟のカネなのだ。たとえば彼らが100億円欲しいとき、ただ100億円くれでは通らないので、1000億円か2000億円の事業を立ち上げ、なんだかんだで100億円抜くのだ。その事業は、なんとなく国民のためといえそうなものなら、年金でもダムでも道路でも空港整備でも、なんでもいい。そうやって日本国は成り立っているのだ。本当に国民のためになる事業なら、国民は幸せ。100億円くらいは必要経費、しょーがない。だけど、そもそもがそもそもなだけに、本当に国民のためになることは、なかなかない」
 という見方ないし分析は、あるのかな。
 ま、年金、道路と、いわば“不正暴き競争(ないし狂騒)”のネタになってきたが、次は原発関係かな。原発の税金無駄遣いは、そうとう巨額、暴き合戦はたいへんなことになるだろうね。でもそれは、どこかの原発で一発、大爆発でも起こってから、だよね。原発も、国民のためになる風なこと言ってるけど、そもそもの目的がソレだから、やっぱ、いずれ爆発しなきゃ収まらんだろ…。

 とかノンキなことをぐだぐだ考えてたら、面白い情報が聞こえてきた。
 今日、5月6日(火)は、なんで休日? なんの祝日?
 そういえば、私はぜんぜん知らない、わかんない。
 去年までは、今日は休日でも祝日でもなかったらしい。う~ん、自民党と官僚が国民のためにと精一杯考えたら、とにかく休日か祝日かを(その違いすら私は知らないけど)増やしてやれってことになったのかな、わかんない。
 それでだ………いや、これはまだ書かないことにしよう。
 とにかくね、祝日にからんで違法な××があったんだそうだ。
 近々ニュースになるかもしれない。

 さて原稿に戻ろう。

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2008年5月 5日 (月)

疑惑報道に都合の悪い部分

 以下、「人権と報道・連絡会ニュース」2008年3月236号増補版から。
 人報連の世話人の山口正紀さんのコメントの一部。

 ところが、メディアはそれを報道しない。今、報道している人たちは、二審判決を読んだことがないのでしょう。逮捕当時の新聞や映像だけ見て同じことを繰り返し、読者もそれを信じている。その大きな原因は、二審判決をきちんと報道しなかったことです。自分たちの疑惑報道に都合の悪い部分、判決で指摘されたことを伝えなかった。
 検察は、三浦さんとの国際電話や送金などを調べ、一審で「実行犯はOしかいない」と主張した。しかし、「白いバン」がOさんが借りたものではない証拠が出て、一審はOさんを無罪にした。それでも「氏名不詳の実行犯と共謀した」として、三浦さんには有罪判決を出しました。
 検察は二審でも「Oとの共謀」を主張しましたが、二審は改めてそれを否定し、「氏名不詳者との共謀」についても、共謀の証拠も報酬支払いの痕跡もない、と認めた。いわば完全無罪判決です。記者たちは、二審判決を読み、今回の身柄拘束がいかに不当かを報道すべきです。

 弘中淳一郎・元主任弁護人のコメントの一部。

 日米の捜査がいかにダーティーだったか。「殴打事件」は凶器とされたハンマーが見つからなかった。検察は医師のカルテに「三日月型の傷の絵があった、ハンマーの傷だ」と言い、一審有罪の根拠になった。医師に会って聞くと、彼は検察に「傷はまっすぐで三日月型ではない」と説明し、調書も取られたという。検察は調書を隠し、裁判所をだましました。
 「銃撃事件」でも、検察は現場で銃撃犯人を見たスペア氏から調書を取っていたのに、裁判に出さなかった。二審で我々がスペア氏を見つけ、法廷に出てもらうことになった。すると、ロス市警が「三浦はマフィアだ」と彼を脅し、日本に来させないようにした。とにかく日米の捜査は汚い、何でもやります。

 「疑惑の銃弾」「ロス疑惑」で全メディア、全国民が狂騒乱舞 → 検察は例によって無罪の証拠隠しなどの手法を駆使し、一審は有罪 → しかし完全無実(真実やってない)が明らかすぎて、二審は完全無罪とされ、確定 → メディアは反省のそぶりを見せたものの、やはり奥底には“我が身可愛さ”があり、灰色無罪を臭わせた → 国民は思ってる、「裁判上は無罪らしいが、あいつは本当は殺ってるよ」「今回のアメリカの逮捕により、化けの皮が剥がれるかも。うふふ」と…。
 そういう構図なんだろうか。

 5月8日(木)、阿佐ヶ谷ロフトAで、三浦和義氏の逮捕に怒る市民の会presents「ふざけるな!ロス市警&ジミー佐古田ナイト」。

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※ 人気ブログランキング、
    「生活・文化>自動車
 のカテゴリー内では、あまりに異質。類似のブログがまったくねぇよぅ。
 と気になる気持ちがだんだん大きくなり、じゃどぉしよぅ、
    「社会・経済>法律・法学
 も違うようだしなぁ。
    「社会・経済>社会科学
 だとあんまり違和感ないかなぁ、とかぐずぐず悩んでいたのだが、
    「社会・経済>全般
 のカテゴリーに「保坂展人のどこどこ日記」や「全国市民オンブズマン 事務局日記」があるのを見つけ、おぉ、ここだ! と5月5日13時40分頃、変更の手続きをとった。これにより、当ブログ内の全記事の、「人気ブログランキング」のハイパーリンク先がすべて「社会・経済>全般」のページに自動的に変更されたみたい。毎回、×で×位~とか書いてきたのが、意味を為さなくなるっつーか、ま、しょーがない。

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2008年4月30日 (水)

最高裁が検察庁と訣別!?

 以下、ちょっと余談。
 ゆえあって夜中に裁判所のサイトを開いたら…。

裁判員選任を装った悪質行為についてご注意ください
 最近,電話で「裁判員に選任された。連絡等の必要があるので,住所,氏名,家族構成,職業などを教えて欲しい。」などと嘘を言って,個人情報を聞き出そうとする悪質事例がありました。
 まだ,裁判員の候補者を選ぶ段階になっていませんので(注),「裁判員に選ばれた。」などといった連絡が来ることはなく,裁判員に選ばれたとして個人情報をお尋ねすることもありません。そのような連絡があっても,個人情報を教えることのないようご注意ください。
 裁判員制度に関する不審な電話やメール,郵便物等が送られてきた場合には,最寄りの裁判所,検察庁にご相談ください。
(注)
 裁判員候補者として名簿に名前が載った方への連絡は,平成20年初冬に行われます。それ以前に,裁判員候補者に選ばれたとの連絡が国民の皆様に行くことはありません。

 へぇ~、もうそんなことになってるんだ~。
 でも、裁判員制度ってやつは、その目的を見ると、
「そぉんな漠然としたことのために、大金をかけて、国民を罰則付きで強制動員して、『素人にもわかりやすく』と手続きをぐじゃぐじゃにいじるのか?」
 と、ものすごぉ~く怪しいし、サクラを雇っての、あるいはマスコミを抱き込んでの、えげつない宣伝もあったので、だからこの告知も、宣伝のネタかな、もしくは宣伝が主目的かな、という気がしないでもない。

 もひとつ、こんな告知もあった。

<最高裁判所認証局からのお知らせ>
■ ブリッジ認証局との相互認証の解消について
 最高裁判所認証局は,平成20年3月21日,政府認証基盤におけるブリッジ認証局との相互認証を解消しました。相互認証解消後は,最高裁判所認証局から発行された証明書は効力を有しません。

 なんだソレ?
 なんかわかんないけど、ソレとの訣別(けつべつ)を最高裁は決めたわけ?
 さらに検索すると…。

 最高裁判所は、平成20年3月31日、検察庁との蜜月関係を解消しました。当該解消後は、すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、日本国憲法及び法律にのみ拘束されることとなります。当該解消以前の、検察庁と蜜月関係にあった時代の有罪判決は、その効力を失います。

 てぇのは、すぐに見破れるウソぴょんだよね。
 裁判所(司法)と検察庁(行政)は一体のものであり、「別れるときは死ぬときよ」と島倉千代子さんも歌うように、関係を解消できるはずがない? 
 ま、それもそうかもしんないけど、もっと一目で見破れる箇所があるでしょ。もっとズバリ決定的な箇所が。
 それは、読点を「、」としてるとこだよ。
 日本語の句読点は「。」と「、」であるのに、アメリカの新自由主義(世界のすべての豊かさをアメリカの巨大企業がカネに換えて独占する主義)に日本国がなびくようになった頃から、読点を「,」に変え始めたのだ。「,」と「。」が混在するなんて、なんつー不細工。愛国者には耐えられないっ!
 「。」も「.」になったときこそ、いわゆる“この世の末”だと、愛国者である私は予言しておきたい。

 じつは裁判員制度も、アメリカの新自由主義を日本に根付かせるための“目くらましイベント”と思われ…。
 6月13日、「裁判員制度はいらない!大集会」があるよ。

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2008年4月12日 (土)

偽計業務妨害、集団強姦、監禁、犯人隠避教唆・・・

 4月14日(月)の午後は、いろいろある。

13時30分~14時30分 東京地裁419号法廷 偽計業務妨害 新件
 被告人氏名で検索すると、2001年の事件がヒットする。空き家に侵入し、物色したあとエアコンをつけて寝てしまい、捕まったのだという。当時の年齢は25歳。同一人物だとすれば、今度は何をやったのか。

14時30分~15時 東京地裁422号法廷 集団強姦 判決
 被告人は1人。産経ニュースで「男性被告(20)=犯行時少年=」とされている人物のようだ。

15時30分~16時30分 東京地裁529号法廷 監禁 新件
 元自衛隊員のスカイマーク社員が同僚客室乗務員を監禁したという事件だ。

15時30分~16時30分 東京地裁409号法廷 道路交通法違反・自動車運転過失致死(傷害?)・犯人隠避教唆 新件
 日刊スポーツによると、逮捕の容疑に「危険運転致傷」があったらしい。

 この時間は、その時間をとってる、ということであって、1時間または30分、ぜんぶ使うとは限らない。30分くらいで終わってしまうこともあるよ。

 うまい具合に公判が並んでるな、15時30分からのは、私は409号法廷のほうにしようかな、と手帳を開いたら、ダメだ! 午後はべつの予定が入ってる、あ~!

 いや、すぱっとあきらめよう。ムリにあれこれやると、ろくなこたぁない。東京簡裁の道路交通法違反なら、なんとしても傍聴するけどさ。

 というわけで、どなたか傍聴に行ける方、もしよかったら、被告人の生年月日、本籍、住所(いずれも番地までは不要)、職業、前科の罪名と量刑と時期を、教えてくださいな~。それらは、第1回公判じゃないとわからないことがあるので。

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2008年4月 8日 (火)

農林水産省の食堂に異変!

4月7日(月)

 12時30分~、弁護士会館1401号、目撃証言研究会、片岸みつ子さん…。
 それだけメモして、弁護士会館へ。
 やっぱナマの当事者のナマのお話を聞くのは良い。
 昨夜あんまり寝てないのに、居眠りしなかった!

 15時30分、裁判所へ。
 今日はまだ開廷が少なく、今週の開廷表だけチェック。

 東京簡裁に、新しい裁判官のお名前が!
   1室2係 永瀬進さん (元武蔵野簡裁)
   1室3係 八木澤秀司さん
   2室2係 小川利行さん (元東京高裁民事11部の書記官?)
   2室3係 田中芳和さん
 2室1係は、替わらず武内晃さん。1室1係は? 岩垂正起さん?

 東京簡裁は今週は、風営法違反の新件が2件入ってる。ものすごく逞しく想像するなら、今年に入って客引きの取締りをムリヤリやったもんだから否認が増えた、とか?
 器物損壊、暴力行為取締法違反、銃刀法違反の新件も入ってる。みんな否認か、または住所不定・無職で満つるまで算入なんだろう。
 拙著『裁判中毒』166ページにあるように、こうやって「最初からの否認」を探すわけですよ。同書をお読みいただいた元裁判官氏から、別の探し方も教わった。おお~。それはまた今度ね。

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 東京地裁は今週、ユキさんがレポートしてる「傷害致死、死体損壊、傷害」のとうとう判決がある。
 野田敬生さんがレポートしてる「詐欺」の審理もある。こっちは傍聴券だ。
 東京高裁では、東京簡裁にいた小島裕史裁判官が横浜簡裁で無罪を言い渡した三菱自動車の事件の、控訴審の審理があるね。
 これが410号法廷。410は、地裁刑事1部が使ってたのに、なんで?

 それから農林水産庁へ。
 第5食堂の跡がどうなってるか見ようと思ったわけだが、変わったねぇ、入館方法が! 受付に氏名等を書いて、ゲートを開扉させるICタグを受け取ることに。
 しかもっ! 食堂だけの利用では入館できないのだという。一般が利用できる食堂は、南別館(弁護士会館に近いほう)へ集め、6月1日からの利用になるんだという。
 もう少し詳しく説明すると、第1(裁判所の正面玄関に近いほう)と、第2(いちばん遠いほう)は、そのまま営業を続け、第4(そば食堂)と第6(ナポリタンが最高)と、第5が退いたあとに算入した食堂と、この3つが、北別館で、北別館にもともとあった第3といっしょに、一般も利用できる形で、6月1日営業開始、どうもそういうことらしい、現時点で私が得た情報によれば。
 それと、もう1つ、農林水産省には、通称“屋上喫茶”とかいう食堂があったんだね! 確認したところ、たしかに、“天空の城ラピュタ”を彷彿とさせる、別世界のような食堂が。ってそれは言い過ぎか。
 ただ、なんとなく、デジャブのようなものを感じる。ずっと昔、今回と同じように確認に行ったことがあるのかもしれない。
 どうです、農林水産省の食堂マニアには、貴重な情報でしょ(笑)。

 え、なんで私は入館できたのか? それは情報公開のためだ。
 食堂関連で4件、開示請求してきた。印紙1200円。いてて(泣)。
 とにかくね、農林水産省は“食堂省”になったらいいと思う。初代大臣には私がなってあげる。食堂立国を目刺し、もとえ目指しますんで。世界食堂サミットを大成功させ、財団法人食堂振興協会全国連合会の会長に天下りして、毎日半炒飯ラーメンとカツ丼とカツカレーとサバ味噌煮定食を食って。

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2008年4月 4日 (金)

「満つるまで算入」の罰金は

 有酸素散歩約1時間。終わりに例の絶品の立ち食いそば屋で、かけそば(揚げ玉とワカメ入り)大盛り310円を食って満足し、公園のベンチで読書。

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 これをようやく読了。
 ちょっと粗いように感じる部分もあるが、オヤジのツボにはびったり嵌るわ~。額がぽっと熱くなり、「愛国」の2文字が自信をもって浮かび上がってきたよ。「偏狭なナショナリズム」じゃないほうの「愛国」ね。
 愛国者は温泉が大好きなはず、と以前から私は言ってきたが、そのワケがわかった。農林水産省地下の第5食堂が好きだったのも、私が愛国者だからなのだ、きっと。
 ベストセラーになるのは、なるほど肯ける。同書は2005年11月20日発行で、私が読んだのは2006年4月5日22刷(すり)。

 読み終える直前に、某新聞の記者氏より電話あり。
 話してて、「ん?」となった。
 私は大概のことを1人でやってるもんだから、自分じゃ気づかず見過ごしてることがだいぶあり、他の優秀な記者氏の突っ込みに触発されて「ん?」となる、そういうことあるんだよね。非常にありがたい。

裁判官 「被告人を罰金×万円に処する。未決勾留中の1日を金5000円に換算して、その罰金額に満つるまで算入する」

 という場合の罰金×万円は、拙著『裁判中毒』、79ページの表、罰金刑の執行額の、どの項目に該当するのか。「労役場留置」か「徴収不能」か「未済」か。どう思う?

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 仕事場へ戻ってすぐ、法務省へ電話してみた。
 たぶんマニアックなオジサンがいて、調べて教えてくれた。
 そのような判決になった場合、徴収すべき罰金として徴収係のところへこないので、その表には載らないのだという。なるほどぉ~! そっかぁ~! 感謝感激。

 そうするとだ、「満つるまで算入」の場合の、および「未決勾留中の×日分を罰金額に算入する」という場合の、罰金額、その総計は年間どれくらいになるのか、最近増えてるとかあるのか、嗚呼、ひとつわかれば、さらなる疑問が湧いてる。“マニア地獄”。一生浮かび上がれない…ってどこへ浮かび上がるんだよ(笑)。

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2008年3月31日 (月)

さよなら第5食堂

 外山恒一さんの控訴審判決の記事、オチを書き忘れた。
 こんな判決だったら良かったのに、と。

「原判決を破棄する。被告人を罰金3万円に処する。未決勾留中の1日を金5000円に換算し、10日をその刑に算入する」

 1日5000円なら、6日で3万円。余るじゃないか?
 いや、だから、言い渡しが終わると書記官がそばへきて、残り4日分、つまり2万円が入った茶封筒を外山さんに渡し、紙を1枚差し出して言うのさ。

「じゃ、これに、今日の日付と氏名を書いて、押印してください。印鑑お持ちですか?」

 いま思いついた冗談じゃなくて、ときどき、そういう粋な計らいがあってもいいんじゃないかこの被告人には、と思うことがあるのよ傍聴してて。

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 さて、今日は朝から冷たい雨だったし、この時期、開廷はめちゃめちゃ少ないだろう、とは思ったが、「農林水産省共済組合 本省支部委託食堂 職員第五食堂」が今日でほんとに閉店と某氏から聞き、最後に礼を言わねば人間失格だからと、出かけた。久しぶりに車で。

 まずは、裁判所ビルの、簡裁と地裁と高裁の今週の開廷表をチェック。
 やっぱこの時期、開廷が少ないのなんの。
 簡裁は3日(木)に2件、地裁は今日(月)16件、1日(火)1件、2日(水)2件、3日(木)1件、4日(金)2件、高裁は2日(水)2件、のみだった。
 地裁の3日(木)の1件は、外国人2名を被告人とする「傷害」(だいぶ長く争われてたやつ)の判決だ。
 ま、今週は春休みとしよう。原稿の締切りもあるし。

 そして農林水産省へ。

 農林水産省の、第1食堂(裁判所の正面玄関にいちばん近い食堂)以外を私が初めて試したのは、懐かしい「焼糞日記」を見ると、2003年11月のようだ。
 第5食堂で最初に熱中したのは、豚生姜焼き定食。
 なので最終日にも、と食券(520円。配膳口で「半食」と申告すると50円バックされる)を買ったが、私の数人先で売り切れとなり、A定食(ミックスフライ定食)に変更。
 心のなかの「蛍の光」を聞きながらそれを食ってるうちに、カレーライスと牛丼しかなくなったと、配膳口から聞こえてきた。
※ 某氏情報によると、夕方、カレーとさば生姜焼き定食だけで営業し、それがラストになったという。

 食べ終えて、オジサンに声をかけた。
 以下、おおむねこんなやりとりを。
「今日でほんとに終わりなんですか?」
「うん、頑張ったんだけどねぇ~」
「なんでやめるんですか」
「あれだよ、入札になったから、大きなところには、ほら…」
 大きな資本による出店には勝てない、ということらしい。
「べつのところで、またやるんですか」
「(寂しそうに)いや、もう…」
「ここ、サイコーの食堂でした。長い間ありがとうございました。ごちそうさまでした!」
 涙がこみあげる前に、私はそそくさと立ち去ったのであった。

 そうだ! どういう条件の入札だったのか、どこがいくらで応札したのか、第5食堂と新しい食堂の契約書・仕様書を、農林水産省に開示請求してみようっ。

 それから裁判所へ戻り…。

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2008年3月23日 (日)

無罪病と有罪病

 3月22日付けの毎日新聞、「正義のかたち:裁判官の告白/2 木谷明さん、30件超す無罪判決」。
 すごい人もいたもんだ。一度も無罪を書いたことがない裁判官も少なくないとか聞くのに、「30件超す」って…。『週刊新潮』は“無罪病”とぼろくそ叩いたのかな。
 記事中に、「白鳥決定」に関して、こうある。

 1952年1月21日、札幌市警本部(当時)の白鳥一雄警部が射殺された。日本共産党札幌地区委員長(94年死亡)が、国外逃亡した実行役に指示したとして逮捕・起訴され、最高裁で63年、懲役20年が確定する。委員長は65年再審請求。札幌高裁に棄却されるが、異議を申し立て、同高裁の木谷さんの部に舞台は移った。
 50冊を超す記録を読み、唯一の物証だった2発の弾丸に疑問を持つ。確定判決は「事件が起きた52年1月上旬に札幌郊外の山中で試射した弾丸」と認定したが、発見されたのは、事件の1年7カ月と2年3カ月後だった。発見されるまで土に埋まっていたのに腐食がない。新たな鑑定書も「長期間土中にあれば、弾丸の表面にひびが入る」と指摘しており、証拠の捏造(ねつぞう)を疑った。

 おお~、「菅生事件」も1952年の、6月のことなんだよね~。
 「菅生事件」は、警察組織を上げてのデッチ上げのスパイをやらされた警察官を、記者らが発見するという仰天の展開があり、無罪とされたけれども。
 証拠の捏造(ねつぞう)、事件自体の捏造をやってのける体質が、現代にも引き継がれているわけだ。

 毎日の記事の最後は、こうなっている。

 木谷さん流の表現では「検察官が有罪と認めさせる十分な証拠を出したか」が裁きの基準だ。弾丸に感じた「証拠捏造」の可能性も忘れず、証拠を深く吟味した結果が、多くの無罪判決につながった。
 裁判員が臨む法廷では、過去の事件を完全には再現できない。だから、と木谷さんは説く。「裁判で絶対的な真実を発見することは不可能と割り切ることが必要。想像で証拠を補ってはいけない」

「裁判で絶対的な真実を発見することは不可能」
 同趣旨のことを、私は『裁判中毒』で何度か言及した。
 傍聴を続けてると、やっぱどうしてもそのことが痛感されるのだ。
 そして、木谷さんが言う「割り切り」を、99.99%、裁判官はできないってことも。
 裁判官が「発見」するのは、
  ・有罪の理由
  ・被告人側の主張・立証をなんとか怪しむ理由
 である。有罪の証拠が怪しいときは、想像で補って有罪とするのだ。
 “有罪病”なのである。

 じゃあ、裁判員裁判なら、無罪を無罪とできるのか。
※ 「無罪」と「無実」の違いについては『裁判中毒』参照。

 私は、ムリだろうと思う。
 裁判官により有罪方向へリードされるかも、というだけではない。
 袴田巌さん、守大助さん、ゴビンダ・プラサド・マイナリさん等々の支援を求められたとき、多くの国民は躊躇するのではないか。
「本当にほんとに絶対に無実なのか? 万が一にも騙されてたら、嫌だよぅ。ウソつきの犯罪者を野に放つようなことはできない。警察がデッチ上げたって、確たる証拠もないわけだし」
 と。
「無実の者を、警察が逮捕するはずがない。検察が起訴するはずがない。やってないのにやったと自白する(自白調書に署名する)はずがない」
 だから支援は躊躇する、それがイコール、裁判における有罪ではないのか。

 万々が一、有罪を無罪としたら、一大事。“無罪病”だと叩かれる。
 無罪を有罪としても、とりあえず、一部の運動家が騒ぐだけ。事件は一件落着し、警察・検察のメンツは保たれ、被害者も満足する…。“有罪病”とはなかなか言われない。
 裁判官も国民(裁判員)も同じなのだ。
 “無罪病”と叩かれることはあっても、“有罪病”は問題にされない…これはなんていう病気?
 いちばん喜ぶのは誰? 真犯人だよぅ!
※ 守大助さんの事件については、もともと「殺人」がないので、真犯人はいない。

 でもって、裁判員制度の怖いところ(の1つ)は、木谷さんや熊本典道さんは「じつはこうだった」と語ってるけれども、裁判員がそれをやったら犯罪になるってこと。
 「そんなの平気だ」って人もいるかもしれないが、犯罪になるってことは、刑罰を科されて前科者とされる以前に、逮捕されて長期間身柄を拘束され、家宅捜索もやられちゃうってことだよ。
 以下、「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」より。太字は今井。

(裁判員等による秘密漏示罪)
第百八条  裁判員又は補充裁判員が評議の秘密その他の職務上知り得た秘密<