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カテゴリー「刑事/色情犯」の202件の記事

2019年1月17日 (木)

もしや女子の盗撮ハンターもいたりして?

 この手口というか“稼ぎ口”は、たとえば働かずにキャバクラで遊びたい男たちの間でかなり流行しているはず。でもあんまり報道がないなぁ…。
 と思っていたら久しぶりに報道された。以下は1月17日付けTBSニュース、の一部。■は私。

盗撮ハンターの男「誠意を」 加害者に示談金脅し取ろうと
 盗撮の加害者に示談金を要求する「盗撮ハンター」と呼ばれる手口で現金を脅し取ろうとしたとして、28歳の男が警視庁に逮捕されました。
 逮捕されたのは東京・新宿区の職業不詳、■■■■容疑者(28)です。■■容疑者は去年5月、豊島区の池袋駅構内で女性のスカートの中を盗撮したとみられる30代の男性に「女の子がパニックになっている。150万円を支払って誠意を見せてほしい」などと言い、現金を脅し取ろうとした疑いがもたれています。
 ■■容疑者はすでに逮捕・起訴されている24歳の男と2人で男性を脅し、駅の券売所や百貨店などに男性を連れ回して、換金できる新幹線の切符や商品券を買わせようとしたということです。

※3月8日追記: もしやと思って「恐喝未遂」を傍聴したら、ずばりこの容疑者を被告人とする事件だった。あとでメルマガでレポートしよう。

 盗撮ハンターの事件はメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」で度々レポートしてきた。今すぐ拾えるところでは…。
 第734号「盗撮前科4犯、盗撮する男の心理が読める
 第796号「盗撮犯を狩って今年中に1億円達成!?
 第1179号「簡単に稼げる、盗撮犯狙いの恐喝犯、続々!
 第1189号「盗撮ハンター2人はエグザイル似と爬虫類似

 過去に週刊誌のデータ原稿として書いたのかな、簡単にまとめたものが一太郎のファイルに発見された。若干加筆等して以下に。

 盗撮犯を狙う恐喝犯もいる。ある盗撮ハンターの調書はこうだった。

調書 「盗撮している男の心理が読める。盗撮している男の動きがわかり、すぐ見つけられる。盗撮しているところをケータイで撮影し、最初は注意して楽しんでいたが、見逃してと現金をもらったことから味をしめ、これまで14、15人から300~400万円くらいを…」

 なぜ盗撮犯の心理が読めるのか。被告人自身、盗撮の前科4犯。2犯については服役しているのだった。
 被害女性の彼氏と称して、

「ナニ盗撮してんだよ、俺の親戚に産経新聞の記者がいる、大変なことになるぞ、俺の彼女が××で60万円かかるぞ、30万円、サラ金で借りてこい」
「俺の彼女を盗撮しただろ、初犯なら30~50万円だな、彼女は相当怒ってるから50万円だな、奥さんいるんだろ…」

 などと脅すのが得意の手口なのだという。
 この被告人は仲間と2人でハントを競っており、仲間へ送ったメールにこうあるのだという。

メール 「今回は見逃してと言ってたけど狩りました…エスカレーターで鞄の中にカメラ…バカ野郎です…昨日は新宿アルタで…今年中に1億達成…あと4000万…月300万貯金…夏なら700万くらいイキますよ…今年は本業犠牲にしても…でかいイベントには魚が集まりますので…来月もガンガン攻めますよ…」

 金額については強がりだったと述べたが。
 なぜ捕まったのか。
 端緒は、被告人自身が盗撮で警察に捕まったことだった。盗撮で捕まれば当然、携帯電話の中を調べられる。そしたら、盗撮画像に混じって男性の身分証明書が撮影されていた。不審に思った警察官がその証明書の主に電話し、恐喝がバレたのだという。

 仕事は「キャバ嬢などのスカウト」という盗撮ハンターもいた。街でいい女を捜していると、女の後ろをくっついていく怪しい男がよく見つかるのだという。なっ、なんちゅう世界だ。

Img_1063_2 たしかキャバクラの遊び仲間から手口を教わり自分もやった、という被告人もいたっけ。
 そんなことになっているとは露知らず、ドキドキ手に汗をかいて盗撮をやる男たちがわらわらいるわけだ。

 考えてみれば、盗撮ハンターが男とは限らない。
 駅の構内で、まじめそうなサラリーマンを女子2人(1人はミニスカート)が囲み、「ちょっとあんたナニやってんのよ! 警察行く? 示談する?」とか追い込んでいるシーンが、注意すれば目撃できたりして。

※画像は本文と関係なし。2017年1月にたぶん銀座で飲んだ帰りに撮影したものだと思う。「オカマ始めました」、キャッチーなコピーだと思う。
 銀座で飲んだといっても“せんべろ”ですよ。ただし、さすが銀座である。千円ではべろべろになれない。もうちょいかかる。もちろん個人差あり。

 ←1月17日19時50分現在、週間INが160で2位~。

2018年10月10日 (水)

カメラ差向け6月、盗撮1年

 もしや、と超絶マニアックデータに当たってみたところ、やはりヒットがあった。
 以下は10月10日付けテレ朝ニュース。

“盗撮行為”気付かれ… 新宿駅で線路飛び降り逃走
 JR埼京線の電車内で女性を盗撮しようとしたとして、45歳のアルバイトの男が逮捕されました。男は女性に気付かれた後、新宿駅の線路に飛び降りて一時、逃走していました。
    (中略)
 「前に痴漢で捕まったので、捕まるのが怖くて盗撮した」「怖くなって逃げた」と容疑を認めています。

 おそらくはこの被疑者の過去の事件であろう「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」(以下迷惑防止条例違反)の、その公判期日が東京地裁で2008年、2013年、2016年にあった。
 少なくとも2016年のは実刑で服役している可能性が高いかと。
 初犯者や無実の者は、線路へ飛び降りて逃げるまでの勇気、思い切り、死に物狂いさはないだろう、飛び降りて逃げるのは、捕まれば確実に刑務所行きと思える事情がある者だろう、という読みは本件でも当たったことになる。

Sta_1298 同種の犯罪をくり返す者には、大きく2パターンがあるように思う。
 もともと働く気があまり又は全くなくて、しかし生活費や遊興費が欲しいもんだから、慣れた手口の犯罪をくり返すパターン。
 もうひとつは、「もう絶対ヤメよう」と本気で思ってもヤメられない、病的犯罪のパターン。

 両パターンとも、刑罰や刑務所は効果がないか、薄いようだ。何度逮捕され有罪判決を受けても、何度服役しても、また捕まって刑事裁判の法廷へ出てくる者が続々といる。
 刑事裁判を傍聴席から見る限りでは、検察も裁判所も、そうしたことに興味がないようだ。上述の2つのパターンの特に後者については、興味がないどころか、検察と裁判所が再犯をつくっているとさえいえる、そのこと、メルマガでさんざん書いてきたし、いま執筆中の単行本でガツンと発表する予定だ。

 なお、今回の事件の法廷で弁護人は、きっとこう弁護するだろう。

弁護人 「被告人は、痴漢は良くない、ヤメようと固く誓い、前刑出所後、見事に実行してきたのであります。今回、つい魔が差して差し向け行為をしてしまいましたが、今後は盗撮も絶対にしないと固く誓っております。誓いを実行する能力があることは痴漢をヤメたことで証明されており、再犯可能性は皆無です。どうか寛大な判決を賜りたいと…」

 東京都の迷惑防止条例の、以下は第5条の、第4項まであるうちの第1項のみ。太字は私。

(粗暴行為(ぐれん隊行為等)の禁止)
第五条
 何人も、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であつて、次に掲げるものをしてはならない。
 一 公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること。
 二 次のいずれかに掲げる場所又は乗物における人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的で写真機その他の機器を差し向け、若しくは設置すること。
   住居、便所、浴場、更衣室その他人が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいるような場所
   公共の場所、公共の乗物、学校、事務所、タクシーその他不特定又は多数の者が利用し、又は出入りする場所又は乗物(イに該当するものを除く。)
 三 前二号に掲げるもののほか、人に対し、公共の場所又は公共の乗物において、卑わいな言動をすること。

Stb_1297 第5条第1項の罰則は、第8条第1項第2号により、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金
 撮影もした場合の罰則は、第8条第2項第1号により、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金だ。

 お気づきだろうか、いわゆる痴漢は第5条第1項の第1号の違反であり、その罰則は第8条第1項第2号。だからつまり、痴漢より盗撮(撮影)のほうが2倍も重いのである。
 ただし、第8条は第10項まであるところ、第8項がこんなことを定めている。

 常習として第一項の違反行為をした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

 ここでいう第1項とは、第8条第1項のこと。これを適用され、条例違反の痴漢で懲役1年を求刑される者もいる。

 「常習として」とは何なのか。警視庁によれば、定義はなく、運用についての通達もなく、個々に検討するのだそうだ。一般的に2回まではセーフ、3回目から検討対象になるのか旨を尋ねたところ、明確な否定はなかった。犯行の回数のほかに、犯行態様の悪質性、犯行と犯行の間隔等も影響するのだそうだ。

※ 画像は埼京線の天井にある監視カメラ。

 ←10月10日13時50分現在、週間INが130で2位~。

2018年6月 1日 (金)

弁護人、バカですか!

 「児童福祉法違反、売春防止法違反」の被告人は、なんと女性。珍しいでしょ。しかもこれ、報道されている。第1回公判を傍聴し、メルマガ第2090号「息子の彼女に売春させた母親と注目検事!」でレポートした。

 メルマガでも書いたとおり、当然に傍聴人がわんさか押し寄せ、大変だった。早々とぎっしり満席っ! 証人出廷のために来た、被告人の父親(だいぶ高齢)が、法廷へ入れなくなった。
 弁護人は特別傍聴席(取置席)を裁判所に請求しておらず、開廷直前までそばの待合室に父親といたのだ。
 自分を棚に上げて(ごめんね)私は思った。弁護人、バカですか? バカですかと思った理由がもうひとつある。そのへんはメルマガに書いた。

1805111 そして今日、15時30分からその判決があった。
 15時05分頃に行った私は、行列の8番目だった。行列は延び、15時11分にはちょうど20人となった。傍聴席は20席なのだ。
 それからしばらくして、そばの待合室から父親が出てきて行列の後ろに並んだ。もう傍聴できないよ~。

 15時18分頃に法廷のドアの施錠が解かれ、傍聴人が吸い込まれた。たちまち満席っ!
 またも弁護人は、特別傍聴席を請求していなかったのだ。
 ダメですか? と父親は哀しげに事務官(若い女子)に言い、出て行った。

 事務官と書記官が何か話した。さすがに可哀想と思ったのか、書記官が奥へ引っ込んだ。特別に21席目を設けていいかと裁判官に尋ねに行ったようだ。
 しかし裁判官は許さなかった。

 くっそう! 私は席を立って廊下へ出た。待合室の入口のところに父親はいた。お父さんですね。今日来ると弁護人に行ってあったんですか? 困ったもんですねぇ、こうなることは分かりきってるのに。
 私は父親を傍聴席へ案内し、交代した(席を譲った)。法廷を出る私に事務官が会釈した、ように見えた。

 以上のことから確かに言えるのは、ずばりっ、弁護人も父親も私のメルマガを、少なくとも第2090号を読んでないってことだ。なんてこった(笑)。

 画像は、ある日の“宅飲み”の酒肴。厚揚げ焼き、茄子焼き、その薬味としてたっぷりのネギと生姜、小松菜とひき肉と油揚げの煮浸し、スーパーで半額だったニシンかイワシ、いやたぶんコハダの何か。豪華でしょぉ、旨かったよぅ。

 ←6月1日22時30分現在、週間INが160で2位~。

2018年5月15日 (火)

幼女AVに性的な興奮をおぼえ

 火木土の発行で月額108円、狂気の激安とはいえ、有料は極めて高いハードルだ。私はメルマガ「裁判傍聴バカ一代」を、閉ざされた場所で書いている。2009年12月から書き続けている。 ※最初の数年間は月火水木金土、週6号発行だった。バカですか!

 「変態性欲犯罪者としての烙印、20歳でもう」というタイトルで発行した過去号から、著者(私だよっ)の了解を得て、一部伏せつつ転載しよう。

 ちょうど時間が空き、こんなのを傍聴してみた。
 ■月■日(月)15時30分~16時30分、東京地裁■号法廷(■席、水上周裁判長)で「わいせつ誘拐未遂」の新件。

 15時27分、傍聴人は20人ほどだったが、その後続々と来た。当然だ。
 被告人は身柄(拘置所)。眼鏡で坊主頭で、マジメな少年っぽい感じの20歳、犯行時は家族と同居、アルバイトしながらの専門学校生だという。
 いったい何をやったのか、検察官が起訴状を読み上げた。

検察官 「被害者、当時9歳が、13歳未満であることを知りながら…」

 9歳は13歳未満に決まってるだろ、バカにしてんのか! と怒っていけない。これは決まり文句なのである。
 刑法には以下のような規定もあり、13歳未満か以上かが大事なのだ。

(強制わいせつ)
第百七十六条
 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。十三歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

 念のため付言しておくと、13歳未満に対しては「暴行又は脅迫を用い」なくても強制わいせつ罪は成立するってこと。
 「わいせつ誘拐」について定めているのは第225条だ。

(営利目的等略取及び誘拐)
第二百二十五条
 営利、わいせつ、結婚又は生命若しくは身体に対する加害の目的で、人を略取し、又は誘拐した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。

 起訴状はまだ続く。

検察官 「…知りながら…誘拐してわいせつな行為をしようと考え…■月19日午後4時50分頃…路上において…雨に濡れちゃうよ、車に乗らない? 送ってあげるよ…わいせつ目的で誘拐しようとしたが、同人がその場で逃げ出したため、その目的を遂げなかったものである」

 ん? やったことはといえば、文言上は“親切な声かけ”のみではないか。わいせつ目的、誘拐の故意を否認したらどうなるんだろ。
 起訴状の内容にどこか間違っているところはないか、裁判官から問われ、被告人は答えた。

被告人 「(間違っているところは)ありません」

 自白事件なのだった。検察官の冒頭陳述にこんな部分が。

検察官 「アダルト動画等をきっかに幼女に性的な関心を…(同年)■月に運転免許を取得…練習がてら車を運転して外出…」

 運転をくり返すうち、少女を車に連れ込んでわいせつ行為をしたいと考えるようになり、本件の前に複数の少女に声かけをしていたんだそうだ。
 本件当日、「カーシェアリング」の車で■科を受診、車を返すまで時間があったので、小学校の辺りを車で徘徊し…なのだそうだ。
 甲5号証は、被害女児が逃げ込んだ美容室の店主の調書。

甲5号 「店に入ってきて…表情がこわばっていた…誘拐されそうになったことが分かった…」

 街頭の監視カメラに被告人の車が写っており、「カーシェアリングの車のオートリルート」などから被告人の犯行と判明したようだ。
 乙2号証について検察官は「本件に先立つ別件で勾留されていた際の調書」と言った!
 なるほど、■月29日に逮捕報道があり、逮捕容疑は■月25日の声かけとなっている。本件犯行は■月19日だ。

乙2号 「平成■年(201■年)の夏頃、友人と会話…幼女がテーマのアダルトビデオ(以下AV)を見てみようと思った…見て、性的な興奮を覚え、実際にそういうことがしたくなった…免許を取って車の練習…幼女に声をかけ…車に連れ込んでわいせつな行為をしようと…何度か声をかけた」

 念のため付言しておくと、これが被告人の本音とは限らない。調書は結局は捜査官の作文なのだ。

乙4号 「以前から、イタズラできる女の子を車に乗せたいと…もう1人別の女の子に声をかけ、そのときは車を降りて追いかけてしまった」

 それが■月25日の件で、「こりゃ大変だ!」ってことで警察が捜査に着手、なぜか■月19日の件でのみ起訴されたんだね。

 ちなみに被告人の20歳の誕生日は■月中旬。逮捕が1カ月半ほど早ければ、実名で全国報道されることはなかったろうに!
 やったことは悪いとはいえ、20歳になって1カ月半で、氏名検索により「幼女狙いの変質者」としてほぼ永遠にヒットし続ける立場になってしまったのだ。なんと言っていいのか。

 弁護人は、どうせこんなもの鉄板で執行猶予と思ったのか、立証は被告人質問のみ。それも5分で終えた。
 こんな部分があった。

弁護人 「当初、憶えていないと言っていたが、変わった(自白に転じた)、その理由は?」
被告人 「警察の取調べ…カメラの画像を見せられて…自分が運転していた車…状況からして私しかあり得ない…あともうひとつ、検事さんの取調べで、お前しかいないだろと言われて、そうなのかもしれないと思いました」

 同様の声かけをくり返していたので、よく憶えていなかったのかどうか、とにかく当初は否認していたのだ。
 弁護人は5分間で終えたのに、検察官と裁判官(右陪席および裁判長)とで22分間もやった。
 女児をさらって殺したり、長年にわたり監禁したり、そういったことに今後、万が一にもなっては困る! という強い懸念が感じられた。

 被告人が刺激を受けたAVには、普通そんなことをしない特定の場所で、幼女に扮した女優をレイプするものがあるのだという。
 被告人はその特定の場所への就職を希望し、内定していたことから、そこも裁判長は突っ込んだ。
 専門学校は退学となり、内定はナシになったという。

 前科、前歴なし。求刑は懲役1年6月。判決は■月■日(月)、と思いきや弁護人が差し支えを言い、ぐずぐずとスマホをいじり始めた。今どきの弁護人はほとんどスマホでスケジュールを管理している。私は手帳派だけどね。
 その時点で16時27分、あぁもうダメだ。私は法廷を出て…。

 火木土の発行で月額108円のメルマガの、1号の本文部分が毎号こんな感じなのである。編集後記は短めにと思っているが、ときどき長くなることもある

 ところで、たとえば匿名巨大掲示板5ちゃんねるの「【ペロペロ】新潟女児殺害事件の■■■容疑者が2ちゃんねるに書き込みか / 2chで犯行に関する発言か「犯人はK」」というやつ。
Img_1271 元記事らしきURLがあり、クリックするとまず広告ページへ飛ぶ。そこにある広告は全部、少なくとも私には、新潟県青少年健全育成条例などがいう「青少年」すなわち「18歳に達するまでの者(婚姻した女子を除く。)」を性欲の対象とするものに見える。

 女児を性欲の対象とする商品で稼ぐ者がいるから女児を被害者とする犯罪が起こる、とは直ちに言えないとしても、それら商品に大いに刺激されて特定の性嗜好に嵌まり、練り上げ、犯罪に至るケースは確かにあるようだと、傍聴席からは思えたりする。

※ 画像手前は警視庁本部庁舎。その奥は警察庁などが入る合同庁舎2号館。桜田通りを挟んで2号館の真向かいに、東京高等地方簡易裁判所合同庁舎がある。
 そういう便利なロケーションなので、私は裁判傍聴の帰りに警視庁、警察庁へしばしば寄るのですよ。何年か前から旨いコーヒーが出て、優しい女性職員さんが肩を揉んでくれるようになった。気持ちいいっす~。 ←うっそだよう(笑)。

 ←5月15日20時10分現在、週間INが140で2位~。

2018年5月12日 (土)

女性ストーカーの裁判は大人気

1805112 事件番号的に昨年7月の起訴(公判請求)の「強制わいせつ」、の判決を傍聴した。いろいろ被害者特定事項が秘匿されていたが、どうやら演劇方面の事件か?

 それから、新しい小林裕行裁判官の東京簡裁534号法廷で「窃盗」の審理と、やはり新しい吉田要裁判官の東京簡裁728号法廷で「窃盗」の新件を続けて傍聴。

 2件とも、被告人は女性、万引きで執行猶予中の万引きだった。窃盗症、クレプトマニア、万引き依存、私がいうところの万引き病の女性が続々と、ほんとに続々と法廷へ出てくる。
 二度としないと固く誓っているのに、なぜまたやってしまうのか、リアルな供述がまた聞けた。

 本人の意思や刑事処罰では抑止できないケースが多々あることはもう明白なのに、二度としませんと固く誓わせ、刑事処罰の手続きにのせ、最終的には刑務所へ落とし、何度でも落とし、満足する、あんたらバカですか、あんたらこそ重篤な病気でしょと、傍聴席からはしみじみ思える。私がいちばんバカ? そ、そうかも…。

 下の書籍に、傍聴席から見た病的万引き事件について13ページ書かせてもらった。

 最後に「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の新件を傍聴。
1805115 被告人は女性。当然、大人気だ。傍聴席は早々ぎっしり満席に違いない、とはしかしたいていの弁護人は想像もしないのだね。例によって、被告人のたぶん親族が、法廷に入れず外で待つことになった。

 鉄板で執行猶予の事件なのに、弁護人は私選なのか被告人質問(主質問)に39分半もかけた! しかも最終弁論を9分間も! 1時間の枠なのに、弁護人からの被告人質問と最終弁論だけで合計約48分間って(笑)。
1805114 けどおかげで、警察署長から警告を受けても、公安委員会から禁止命令を受けても、罰金刑に処されても、なぜストーカー行為をやったのか、「うわぁ!」な話が聞けた。執行猶予中にまたやる可能性は有りと思えた。

 裁判所を出たのが17時ちょい過ぎ。究極の居酒屋「昭和」へ行くべく歩いていたら、法務省の玄関先に「勲章伝達式式場」という大きな立て看板が。あぁ、またその季節がきたのか。

1805112_2 さらに歩いていくと、空に複数のヘリコプターの爆音が。何かあったんだな? 「JR新橋駅前で女子高校生7人が体調不良 過呼吸か」とその日のNHKニュース。それだったのかも。

 さらに歩いてマリカーの集団走行に遭遇。そうしてようやく地下鉄に乗り、北区滝野川の「昭和」で満腹満足。帰宅して超絶マニアックデータの入力作業をして早めに寝たのであった、ふぅ。

 ←5月12日10時10分現在、週間INが150で2位~。

2018年4月21日 (土)

空前絶後のキャラ立ち検察官が登場!

 4月20日(金)、ドリフト族が一般道を107キロ超過でかっ飛ばしたとか報道された事件を傍聴に東京地裁へ行った。

 そしたら、女性を被告人とする「児童福祉法違反、売春防止法違反」の新件があった。
 いわゆる立ちんぼを買った不特定の遊客は男子中学生だった? 謎なので傍聴してみた。以下は今年1月29日付け日刊ゲンダイ。なんとこの事件なのだった。

根性焼きまで…長男のカノジョに売春強要した鬼母の所業
 “金ヅル”が転がり込んできたとでも思ったのだろうか。
 当時17歳だった家出少女(18)に売春をさせたとして、無職の■■■■子容疑者(55)と、少女と交際していた長男A(18=いずれも東京都■■区)が29日、児童福祉法違反(淫行させる行為)と売春防止法違反(周旋)の疑いで警視庁に逮捕された。
 逮捕容疑は2016年12月、長男の彼女に「豊島区のホテルへ行ってこい」と命令し、ツイッターで募った50代の男と性交させ、現金4万5000円を得たとされる。
 少女は同年10月からAと交際を開始。翌11月に家出。親子が住む都営アパートの一室に居候するようになった。一緒に暮らすようになってすぐに殴る蹴るの暴行を受けるようになったという。

 報道よりずっと詳しい話が出てきた。記号を含め6文字でまとめれば「なんだそれ!」というか。
 んなことよりっ! 「わりはらたかみ」と名乗った(そう聞こえた)公判立会(りっかい)検察官が、んまぁ空前絶後のキャラ立ちなのだった。司法修習でも、いや高校大学時代から超有名人だったはず。刑事裁判に慣れないらしい弁護人とのやり取りが、裁判傍聴師的には「うわぉ!」だった。裁判官がすぐ止めたけどね(笑)。
 私はこの検察官(男ですょ)、めちゃめちゃ好きだ。嫌いだけど好きだ。黒板を爪でひっかく感覚というか、うまく言えない。興奮した。

 続けて別の法廷で、開廷表の被告人氏名欄に「甲」と記載された「監護者性交等」の新件があった。
 以下は昨年7月13日施行の改正刑法に新設された条項。

(監護者わいせつ及び監護者性交等)
第百七十九条
 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。
 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じて性交等をした者は、第百七十七条の例による。

 第177条は「強制性交等」。法定刑は5年以上の有期懲役だ。
 この事件名を開廷表に見るのは、少なくとも私は初めてだ。傍聴してみた。これも「なんだそれ!」だった。具体的に何をやったか、どう発覚したか、当ブログのような公開の場所に書くのははばかられる。

 それを途中で抜けて、107キロ超過の「道路交通法違反、道路運送車両法違反」の法廷へ行ったわけ。
 被告人は、バカな若いヤンキー君かと思いきや、なかなかに立派な若者君で、私は感心しました。
 ちなみに担当裁判官は、以前東京地裁にいた井下田英樹さん。私は傍聴ノートに「ナチ風七三分け」と書いた。その髪型と訴訟指揮を直に見れば「今井はそう書いたか、わはは」と思ってもらえるはずだ。 ※「監護者性交等」の次回期日はマニア氏に教えてもらった。ありがとうっ。

 井下田さんの個性を、しかし「わりはらたかみ」検察官は百倍、いや万倍超える! すごい立会検察官が来たもんだ。楽しみでしょうがない。

1804202016 以上3件、どれもメルマガでレポートしたいが、今月はもう予定が詰まっている。一部5月になるかと。

 帰りの電車で、先日警視庁でコピーしてきたものを見て、あそうだと思いつき、座席に座ったままスマホで撮影。自宅Wi-Fi の環境下でパソコンに送信してみた。わりとスムーズにいった。少しずつ操作に習熟しつつある。
 画像はそのように撮影送信したものの一部、「ストーカー規制法違反等の措置状況」だ。送致とは検察送致、送検のこと。受理した検察が、不起訴にも罰金刑(略式)にもしなかったものが東京地裁の法廷へ出てくるわけだ。どれくらい出てくるかは、東京地検の「被疑事件罪名別月表」で分かる。

※追記: 読者氏から情報をいただいた。私は「わりはらたかみ」と聞こえたが、折原崇文検事ではないかと。いろいろ調べるとどうやらその可能性が高い。ありがとうございます!
※さらに追記: 折原崇文検事(法廷での役割は検察官)で間違いない。

 ←4月21日1時20分現在、週間INが100で2位~。 

2018年1月20日 (土)

監護者わいせつ及び監護者性交等

 以下は1月19日付けTBSニュースの一部。

AV強要に淫行勧誘容疑、82年ぶり 異例の適用
 アダルトビデオへの出演強要が社会問題となるなか、警視庁が制作会社の社長らを異例の逮捕に踏み切りました。何が異例かというと「淫行勧誘罪」という容疑を適用したことです。警視庁によると、実に82年ぶりの適用です。
 淫行勧誘などの疑いで逮捕されたのは、制作会社社長の■■■容疑者(51)やAVプロダクション元社員の■■■■容疑者(35)ら3人です。3人は2015年6月、アダルトビデオに出演経験のない20代の女性を勧誘し、無修正でインターネット配信されることを隠したまま出演させたなどの疑いが持たれています。女性は出演を拒否していましたが、■■容疑者らが「人件費がかかっている」などと説得して出演させたということです。

 淫行勧誘罪、聞いたことねーよっ! 東京地裁、東京高裁、ほか各地の裁判所の開廷表に、そんな罪名は見たことがない。

 でも刑法にはしっかり載ってるんだね。以下は刑法(2017年7月13日に施行された改正刑法)の一部。強力な磁石のように(って古い表現やね)傍聴人たちを引きつけ、傍聴席が押すな押すなの満席になる部分だ。

第二十二章 わいせつ、強制性交等及び重婚の罪

(公然わいせつ)
第百七十四条 公然とわいせつな行為をした者は、六月以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

(わいせつ物頒布等)
第百七十五条
 わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
2 有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする。

(強制わいせつ)
第百七十六条
 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。十三歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。

(強制性交等)
第百七十七条
 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛こう 門性交又は口腔くう 性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

(準強制わいせつ及び準強制性交等)
第百七十八条
 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。
2 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

(監護者わいせつ及び監護者性交等)
第百七十九条
 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした者は、第百七十六条の例による。
2 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じて性交等をした者は、第百七十七条の例による。

(未遂罪)
第百八十条
 第百七十六条から前条までの罪の未遂は、罰する。

(強制わいせつ等致死傷)
第百八十一条
 第百七十六条、第百七十八条第一項若しくは第百七十九条第一項の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯し、よって人を死傷させた者は、無期又は三年以上の懲役に処する。
2 第百七十七条、第百七十八条第二項若しくは第百七十九条第二項の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯し、よって人を死傷させた者は、無期又は六年以上の懲役に処する。

(淫行勧誘)
第百八十二条
 営利の目的で、淫行の常習のない女子を勧誘して姦かん 淫させた者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

第百八十三条 削除

(重婚)
第百八十四条
 配偶者のある者が重ねて婚姻をしたときは、二年以下の懲役に処する。その相手方となって婚姻をした者も、同様とする。

 以上を貼り付けて気づいた。「監護者わいせつ及び監護者性交等」なんて聞いたことないぞ!
 鬼畜な父親(実父または養父)が娘を強姦した、長年にわたり強姦等し続けたという事件はよくあるけど、そんな事件名は聞いたことがない。
 ははぁ、これもこないだの刑法改定で新たに登場したんだな。

Img_1792 しかし、そうだとすると“条ずれ”が起こるはず。
 たとえば第1条と第2条の間に新たな条を設ければ、第2条が第3条に、第3条が第4条に、第100条が第101条になる。ずれる。それは非常にマズイので「の」を使う。「第1条の2」として挟み込むのだ。道路交通法なんか次々と新しい条項が増えるんで、「第108条の34」なんてのまである。途中さらに増やして「第108条の32の2」なんてのもある。

 ところが「監護者わいせつ及び監護者性交等」は「の」を使わずに増えている。てぇことは、第183条のように「削除」とすることなく、何かを1条削ったんだな?
 手元にある2001年の有斐閣の六法全書を見てみた。
 なんと、改定前の刑法に第180条としてあった「親告罪」の規定、つまり「告訴がなければ公訴を提起することができない」という規定が消えていた。
 そういえば、告訴なしでも起訴できるようになったとニュースで見たような気がする。それがこれかぁと、今さらながらはっきり気づいた次第。

 2016年の検察庁の統計から「罪名別 被疑事件の既済及び未済の人員」を見ると…。
 「強制わいせつ」は、公判請求が1191人に対し、「親告罪の告訴・告発・請求の欠如・無効・ 取消し」による不起訴が1132人。「強姦」は公判請求277人に対し、同じ理由による不起訴が214人となっている。
 この不起訴、1132人、214人が、今後かなりか全部かなくなるわけだ。

 ちなみに「削除」とある第183条は「姦通罪」だ。
 「削除」として、いわば永久欠番として残すのと、親告罪の規定のように跡形もなく消し去ってしまうのと、どう違うのか、学者さんに会ったら聞いてみよう。内閣法制局とかへ電話してみる手もあるか?

 さてメルマガを書かねば。次号では、裁判員裁判の実刑判決が破棄され逆転執行猶予となった、若い女性被告人の「殺人未遂」をご報告しようかと。
 次々号は、若い女性被告人がオレオレ詐欺の受け子をやったという「詐欺未遂」か。これは、受け子をやるまでの過程と、80歳のお婆ちゃんが詐欺に気づくまでの過程がリアルで…。

 ←1月20日12時10分現在、週間INが110で2位~。 

2017年10月26日 (木)

陰茎を肛門に挿入して傷害を負わせた

 10月25日(水)は東京高裁、東京地裁で7件を傍聴した。
 アルベルト・モラヴィア氏の『眠くて死にそうな勇敢な消防士』ならぬ眠くて死にそうな熟練の裁判傍聴師(傍聴席で居眠りかよっ!)として印象深かった事件を挙げるなら…。

1、「強盗殺人、強盗強姦未遂」の控訴審第1回
 すでにFNNが「被告の男「無期懲役だと開き直る」」と報じている。開き直りのほかにも被告人はとんでもないことを言っていた。ただし知的能力は高そう。そこが嗚呼なるほどで…。

2、「過失運転致死」の控訴審判決。
 小4男児が死角となる電柱の影から飛び出した可能性があると、原審は無罪だった事件。原判決破棄、差戻し! 交通事故の実況見分は必ず0.1メートルまで特定する。そのウソっぽさを私は常々感じていたが、裁判官は興味深いことを言うのだった…。

3、「傷害」の審理(地裁)
 遺産狙いで父親の殺害を依頼したとされる事件。否認。今日は論告弁論。求刑は懲役2年。その殺し屋の裁判も私は傍聴しており…。

4、「詐欺」の審理(地裁)
 裏口入学を持ちかけ総額1億3千万円以上を騙し取ったとされる事件。被告人は50代の女性。被告人質問で弁護人から「生い立ち」を尋ねられ…。

5、「住居侵入、強姦致傷」の控訴審判決。
 被告人は20代で韓国籍。通訳付き。強姦し、口淫させ、肛門に陰茎を挿入。「致傷」は肛門についてだった。弁護人の控訴趣意を聞き、私は思った。なんだそれ、なんでも食いつきゃいいってもんじゃないだろと。原判決破棄、その理由は…。

Img_1628 メルマガ次号は、オービスによる超過84キロで懲役3月を求刑された医師が、なんとなんと極めて異例な罰金10万円に! の事件と決めている。同種事件を扱う弁護士さんは必読と思うです。
 次々号では、以上5件のうちどれをレポートすべきか、悩む。ま、とりあえず寝よう。もう眠くて死にそうなので。

※ 画像は、北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」。左は、大根とにんじんとタルタルソース的なものと、とんかつと魚のカツ。右は茄子とピーマンと豚バラ肉の、なんだっけ味噌炒めみたいなの。いずれも1皿チケット1枚(110円相当)。旨かった~。ホッピーセットはチケット2枚(220円相当)。ナカは1枚(110円相当)。そんな馬鹿な! あり得ない! という居酒屋なのである。外国人観光客に知られたら大変なことになる。でもいずれ知られるだろう。高い金を払って英語学校へ通うより「昭和」で飲め、ということになったりして。心配は尽きない(笑)。

 ←10月26日0時00分現在、週間INが220で1位~。

2017年8月15日 (火)

タブレット開廷表、見た、触った!

 タブレット純さんもびっくり、タブレット端末式開廷表、とりあえずタブレット開廷表か、そいつが東京高地簡裁合同庁舎(通称東京地裁)の1階フロアに合計18台、出現すると北海道新聞で尻、私利、もとえ知り、メルマガの編集後記でコメントしてきた。

Img_1380 14日(月)夕方に設置されたとマニア氏から速報をいただいた。嗚呼、俺も早く見たいっ! その欲望は矢で攻めても盾で防いでも止めること叶わず、15日(火)、行きました東京地裁へ、雨なのに、傍聴予定などないのにっ。

 そうして俺はタブレット開廷表を、見た! 触った! あれこれ試してみた!
 設置者は東京高裁さんですか、現時点で不都合や使い勝手の悪いところはあるが、ともあれ、日々押し寄せる百数十人、数百人の傍聴人のほぼすべてが見たい、地裁刑事の開廷表を、あんた方は、6部から18部に、つまり3倍に増やしたんだね!
 2014年4月だっけ、1週間分の開廷表を隠匿した、あれの罪滅ぼしには全くならないけれども、誉めるところは誉めよう、傍聴人のためになることをよぅくやりましたね、偉いっ! だから俺のことも誉めてね、えへっ。

 地裁刑事の開廷表を3倍に増やした以外にも、いろいろ興味深いことがあった。メルマガ次号で詳報しよう。

 この日、裁判所へ行って良かった。あの事件の判決が今日とは知らなかった、ラッキー! ということがあった。
 また、久しぶりで「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」を2件続けて傍聴した。1件は電車内痴漢、1件は駅での盗撮だった。
 電車内痴漢の弁護人は、メルマガ第1108号「性欲を満足させるために何をしてきたっ!」の、あの弁護人…うん、たぶん間違いない。
 以下、第1108号の一部。

 11時28分から被告人質問。弁護人の質問が、すっごかった。大迫力の、よく通る大声で、次々とまくしたてるのだった。

弁護人 「僕からねっ、簡単に尋ねるからねっ! 事実そのものに間違いはないかっ!」

弁護人 「被害者の供述によると、あなたが陰茎をしごいてマスターベーションしていたっ、どっちが本当なんだっ! 陰茎を触ったことはあるかっ! しごいたことはないのかっ!」

弁護人 「まさか計画的に待ち伏せしていたんじゃんないのかっ! たまたまかっ! 他の女性に(露出したことは)ないかっ! ないのかっ!」

 傍聴席には、検察官の冒陳の途中で、女子中学生が2人、入ってきていた。髪は黒、地味な制服の、飾り気のない可愛い女生徒だ。
 そんなことはかまわず、弁護人は大迫力で続ける。

弁護人 「独身だわな~、結婚してない…性欲はあるんだろっ! 満足させるために何をしてきたっ!」
被告人 「まぁ、ビデオ見て、自慰行為とか…」
弁護人 「キミは女性の下着履いたり、異常なことしてないかっ! ただしごくだけかっ! ふーん、わかったっ!」

 そのあと、仕事を継続することを言わせ、再犯しないことを誓わせ…。

弁護人 「誓えるんだな、ほんとに! ふーん、終わりますっ!」

 すごい被告人質問だった。今日は今日で「うわ~、なんだそれ!」なことが炸裂した。それもメルマガ次号で。だから忙しいのだ、じゃねっ。

※ 画像は、メルマガを書きながら焼酎を飲むときの、ある日の酒肴。農家の直売所の茄子を焼いたのと、スーパーで半額のホッケと、スーパーでセールだった厚揚げを焼いたのと、たっぷりの薬味(刻みネギとおろし生姜)と、農家のトマト。旨そうだろぉ、旨いんだよぅ。

 ←8月15日20時20分現在、週間INが150で1位~。 

2017年7月13日 (木)

リベンジポルノ法、前科なしで実刑!

1707057 暑いうえいろいろ切羽詰まってチョー忙しいのだが、今日も裁判所へ行ってしまった。げ~!

 「住居侵入、窃盗、不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反、私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律違反、有印私文書偽造・同行使、住民基本台帳法違反」という、学生さんがレポートを書くときに文字数を稼げて喜ぶ事件、の判決をたまたま傍聴、東京地裁で。
 「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」とは通称リベンジポルノ法だ。
 やったことはひどいとはいえ、前科なしの、真っ当に働くおじさんが懲役2年6月、未決30日算入、実刑だ。重い。「強姦」に近いってことなのか。

 そして東京簡裁で「窃盗」の審理。
 万引きで執行猶予中の万引き、それ自体はよくあるが、本件被告人は中年男性、被害品は「フィギュア」なのだった。
 弁護人はあの林大悟弁護士! 被告人は自閉症スペクトラム障害なんだという。

1707056 この本だっけか、読んでた俺は、被告人の最終陳述に感動したねっ!
 申し訳ないけど、検察官が非常にみすぼらしく見えた。こういう事件の論告はどうやればいいか、俺にアイデアがある。メルマガで書こう。

 さぁ、明日はどうしても絶対じぇったい見逃せない判決がある。それを傍聴してから、興奮のうちに、北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」へ行く予定。あの大変な事件の判決のあとに真っ直ぐ帰宅はできねーよっ。

 画像上は、ある日の「昭和」の酒肴だ。左側は豚肉を焼いたの。右側はイカと大根の煮物。旨かった~。
 ちらっと写ってるのが、10枚1綴り1100円のチケット。酒肴2皿と、ホッピーの外と中、合計4枚と引き換え。440円相当。信じられるかいっ!
 だから6枚残るはずなのに、写ってるのは4枚。あと2枚、どうしたんだろ。忘れちゃったよぅ(笑)。
 画像下は、「昭和」の番地表示。

 ←7月13日20時40現在、週間INが190で1位~。

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