フォト
2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

カテゴリー「情報公開」の89件の記事

2022年6月28日 (火)

レーダー式車載速度測定装置 JMA-401A

2206281  2020年10月19日、「ベテラン警部補が速度データ偽造を繰り返して逮捕…レーザーパトカー「LSM-100」の実績を上げるため?」という記事を私は『ドライバー』のWebサイトに書いた。

 あのあと北海道警察は、東京航空計器の車載式、LSM-100、LSM-110ではなく、日本無線の車載式、

JMA-401A レーダー式車載速度測定装置

 を購入したんだね!

 情報公開条例により、その入札関係の文書や取扱説明書等をゲットした、ぜんぶで301枚!
 入札のことや性能のこと、近日中に上記Webサイトに速報記事を書こう。詳しくはマニア雑誌『ラジオライフ』の7月下旬発売号に、と予定してます。

 

 ここんとこ、あちこちいろいろ開示請求をやっててたいへんだ。
 どこに何を請求したのか混乱してしまうし、金もかかる。

 私は交通違反マニアであり裁判傍聴マニアであり開示請求マニアでもある。
 ふと思いついて、大阪府知事に対し、パソナとのすべての契約書の鑑(かがみ)を約2年半分、開示請求しちゃった。

 鑑とは、いつ誰と何をいくらで契約したか、そのへんが記された部分だ。
 開示手数料、まさか1万円は超えないだろうと思ってるんだが、超えたらどうしよう。とか言いつつ、ああ楽しい。💕

※2022年7月26日追記: 申し訳ない、忙しくて記事を書くのが遅れ、ようやく7月25日付けで「前後の速度測定可能な高性能レーダーパトカーが登場…北海道、日本無線の「JMA-401A」を採用」としてアップしてもらいました~。 現在発売中の『ラジオライフ』(三才ブックス)にもっと詳しいことを書いてます。

 ←6月28日5時10分現在、週間INが50で2位。

2022年1月14日 (金)

アベノマスク関係で意外な文書がたくさん開示されることに

220114-1_20220114111201 アベノマスクの保管に係る契約書等、あれの開示決定(1月4日付け)をもらった。

 郵送ではなく手交で開示を受け、ついでに厚生労働省の地下の食堂へ久方ぶりに行って来よう、と考えた。
 で、13日(木)か14日(金)にうかがう、とお伝えしていた。

 ところが13日(木)、先に書いた事情により、出かけないこととした。実際、出かけられなかった。

 14日(金)、痛風が悪化した。
 最初は右足首、それが治りかけたと思ったら今度は右足親指の付け根にきた。12日(水)はひょこひょこ裁判所へ行けたのに、13日(木)、14日(金)と痛みが増した。
 もう勘弁してほしい。もう5日連続、酒を抜いてるんだよ!

 なわけで、厚労省へはお詫びの電話を入れ、来週うかがうこととした次第。申し訳ない。

 右の画像は、開示される文書1~10の文書名だ。
 私としては、なんというか、注文してない料理がたくさん出てきちゃった、みたいな。
 アベノマスクは「等」に含まれてるんだろう、きっと。
 料金(開示手数料)はそのぶんお高くなるんだが、なぁに、高いといってもたかが知れてる。安い立ち飲み屋で1時間弱飲む程度だ。

 担当課(いわば厨房)の方にお手数をおかけしてしまい、恐縮しております。
 でもどんな料理が並ぶのか、楽しみです~。

 ←1月14日11時00分現在、週間INが50で2位。

2021年12月12日 (日)

アベノマスクの保管に係る契約書等

20211212-2  いわゆるアベノマスクが大量に余ってて、その保管に莫大な金が流れ出してるんだそうだ。

 私は交通違反マニアであり裁判傍聴マニアであると同時に、開示請求マニアでもある。
 開示請求の対象は、主に交通違反・取締り関係の文書、刑事や司法の関係の文書だ。 ※裁判所は「開示申出」。

 それら以外のあれこれについても、契約書や仕様書、入札調書、算出根拠などじゃんじゃん開示請求したら面白いだろうに。そうは思いつつ、手を広げる余裕がない。

 しかし今回、ふと思いつき、勢いで、右の画像にあるような開示請求をしてみた、郵便で。
 1カ月ほど経って、さらに2カ月延長するとの通知が。

 延長の通知はしばしば受けるんで、べつにいい。「延長の理由」に驚いた。

不開示情報該当性の審査に時間を要する

 ここは驚く部分じゃない。業者の側はどこを不開示にしたいか、その不開示は情報公開法に照らして妥当か、審査するのだ。

 ただ、私より先に誰かが開示請求していれば、審査の要がない。
 つまり、本件の開示請求は私が初めてなのだ。私みたいないわば門外漢が初めてってどゆこと? とは思う。 

 私が驚いたというのは、以下の部分だ。

審査と並行して処理すべきその他事務の繁忙のため

 そんな理由は初めて見るんじゃないかと思う。
 てかそんな理由、書かなくていいんじゃないか。書かなくていいことを書いたところに、「その他事務」についての担当職員諸氏の悲鳴、SOSが聞こえるような気が…。妄想が過ぎますかね(笑)。

080918_12100001  「その他事務」の概要が分かる文書、を開示請求してみる?
 もしも本当にSOSなら、しっかり聞いてあげるのは国民の義務でしょ。どうしよう。

 アベノマスクの保管に係る文書は、再延長がなければ来年早々にゲットできるはず。
 郵送ではなく手交とし、久しぶりに厚労省へ行って地下の食堂状況を視察してこよう。楽しみだ~。

 画像は2008年9月、厚労省地下の大きな食堂のもの。この定食が480円ぐらいだっけ。当時、一般国民も自由に食堂を利用できた。食堂利用のため庁舎へ入ることができた。農林水産省も同様だった。
 今はダメだ。人がだんだんと老いるように、人間社会もだんだん悪くなる、みたいなことがルソー氏の『社会契約論』に書いてあった、ような遠い記憶。

 ←12月12日11時10分現在、週間INが40で2位。

2019年3月 3日 (日)

スマホの普及により盗撮が激増!

190302_2 3月1日2月26日)、なんか久々に警視庁へ。図々しいお願いをしてしまった、申し訳なかったです。でも助かりました~。
 ついでにちらっと、「警視庁の犯罪」だっけ、あれの一部をコピーさせてもらった。

 うち、「第66表 迷惑防止条例違反の送致状況」について。
 警察が検挙(逮捕を含む)をしたら、微罪処分とかで警察限りで終わらない限り、検察庁へ送致することになる。その「送致」の件数、人員についての表だ。

 以下は東京都の「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」第5条の、第4項まであるうちの第1項まで。

(粗暴行為(ぐれん隊行為等)の禁止)
第五条
 何人も、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であつて、次に掲げるものをしてはならない。
一 公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること。
二 次のいずれかに掲げる場所又は乗物における人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的で写真機その他の機器を差し向け、若しくは設置すること。
イ 住居、便所、浴場、更衣室その他人が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいるような場所
ロ 公共の場所、公共の乗物、学校、事務所、タクシーその他不特定又は多数の者が利用し、又は出入りする場所又は乗物(イに該当するものを除く。)
三 前二号に掲げるもののほか、人に対し、公共の場所又は公共の乗物において、卑わいな言動をすること。

190302 第5条第1項の第1号は、いわゆる痴漢。同第2号は、いわゆる盗撮だ。ちんこ出しが刑法の「公然わいせつ」ではなく、第3号とされたケースを最近傍聴したっけ。
 以上を前提に第66表の、とりあえず「人員」を見ると…。

 平成19年(2007年)の第1項違反は2197人。うち盗撮は193人、9%弱。
 平成29年(2017年)の第1項違反は1704人。だいぶ減少している。ところが盗撮は648人、約38%。はね上がっている!

 はね上がりの原因は、やっぱり何といっても、いちばんはスマホの普及でしょ。
 画像や動画が簡単に撮影でき、そんなスマホが常時左手、または右手にくっついていると、ついつい盗撮したくなる、それは分かる気がする。

 だがっ、逮捕され実名報道された日にゃ、匿名の転載野郎たちにより半永久的に実名報道がネット上を漂い、あとの人生に多大なダメージを与えかねない。
 また、「盗撮ハンター」といって、盗撮犯を見つけて恐喝し、とことん絞り取る者がごろごろいるようだ。メルマガでもレポートしてきた。いかにも無防備そうなミニスカートのお姉ちゃんはじつは盗撮ハンターの囮(おとり)だったということもある。
 盗撮、やめとけ!

※ 画像上は、3月2日に農家の直売所(庭先販売)を回って買い集めた野菜。ブロッコリは150円、白菜は200円。それ以外は1つ100円。合計950円。キャベツは春キャベツ、お~! と思って1つ買い、次の直売所へ行ったらもっと大きなのが100円だったので、また買ってしまった。ぜんぶ買い集めるのに1時間ほどかかってしまった。こうして人生が過ぎていく。いいじゃないか。

 ←3月3日23時00分現在、週間INが100で3位~。

2018年6月11日 (月)

袴田事件、無罪の石橋は叩いて叩き割る

 ちょうど2カ月前の4月11日、東京高裁・第8刑事部の大島隆明裁判長が、典型的万引き病の控訴審について、泣きたくなるほど感動的な判決をやってのけた。
 私はメルマガ第2086号「罰金50万円は軽すぎて不当と検察控訴!」と第2087号「クレプトマニア感動判決は袴田事件ゆえ?」に分けてレポートした。
 第2087号の終わりにこう書いた。

 私は感動しつつ興奮した、大島隆明さん、どうしちゃったんだ!?
 近々定年なのか、あるいは定年を待たずに退官する腹を決めているのか、絶対マトモじゃない!
   (中略)
 袴田事件の記録を読み込み、あまりのひどさに良心が目覚めてしまったのか、あるいは、それでも立場上検察主張を認めざるを得ないことに良心が耐えかね、今回の判決理由につながったのか。
 前者であってほしいけれども…などと裁判傍聴師はそんな妄想に耽るのですょ。

 大島隆明さんは今日、袴田事件の再審開始決定を破棄した
 「石橋を叩いて渡る」とは慎重なことの喩えだが、刑事裁判は、無罪方向の石橋は叩いて叩いて叩き割る、有罪方向の石橋は使い慣れた木槌で上手に叩いて渡る、もともとがそういうものだ。刑事裁判は有罪に傾いたピサの斜塔とも言われる。傾いて傾いてほとんど倒れそうな斜塔だ。
 司法はぶっちゃけ国家の治安、秩序、維新を護る装置なのである。
 大島さんもまた意識せずそこにずっぽりはまり込み、しかし無意識の奥底の良心が悲鳴を上げた、その悲鳴があの万引き病の裁判だったのか。

 こんなこと言う傍聴マニアはいないでしょ(笑)。裁判が公開とされているのは司法を国民に監視させるため。そこを忘れず、私は裁判傍聴を続けていこう。
 メルマガ「裁判傍聴バカ一代 」は、6月は以下の4号を発行した。

第2111号 槇原敬之さんの“パートナー”の覚せい剤
 “男のシャブ”の審理なんて普段は超人気薄なのに、行列ができていた。これは芸能系事件なのだ。情状証人にも被告人本人にも、覚せい剤の依存性の怖さを徹底的に叩き込むのがこうした事件のお約束。ところが…。被告人の特異なキャラクターのせいか。

第2110号 駅ホームで男子学生が肩をぶつけてきた?
 駅の通路で通行女性に次々と肩をぶつけながら歩く若者の動画が話題になっている。そんななか、駅のホームでの“肩ぶつけ事件”が法廷へ出てきた。ぶつけた若者は、被害者にとがめられるや急に「助けてください」と周囲に言い出した。こうして加害者、被害者が逆転した、とは弁護人の主張。ぶつけた若者は有名私立大の学生だという。今後証人出廷することになるはず!

第2109号 6400ccのアメ車で235キロ、求刑は?
 中央自動車道でナンバーなしのダッジ・チャレンジャーを運転し、本邦初の高速度で捕まったと大報道された事件。公訴事実はなんと第6まであった。被告人はなかなかスジの通った人物と思えた。一方、試験に勝ち上がってきただけで人生経験が如何にもなさそうな若い検察官が、申し訳ないけど哀れに見えたス。

第2108号 前代未聞、弁護人が被告人質問を放棄っ!
 首都高速のオービスによる81キロ超過(測定値131キロ)。もう鉄板で懲役3月、執行猶予が2年か3年の事件だ。弁護人の立証は「ありません」。書証も人証ない、それは珍しくない。「被告人質問もやらないんですか?」と裁判官。意地悪な揚げ足取りだね(笑)と思ったらなんと弁護人が「はい」と答えた。にゃんだとぉ~っ! 前代未聞の裁判を傍聴したっ。

18061120172 いま購読登録すると、以上4号がどどっと送信される。そして月末まであと9号が順次送信される。そこまで無料。単なる裁判傍聴記じゃない。是非1カ月の試し読みを!

 上の画像は、最近警察庁から開示を受けた、2017年のオービスの都道府県別の取締り件数の一覧表。
1806112017 下の画像は、昨年開示を受けた2016年分と並べたもの。
 メルマガ次号の編集後記で解説するに当たり、やっぱ現物をお見せするのが良かろうとここにアップした次第。編集後記では、その号の本文の裁判には関係なくても、最新情報、びっくり情報を惜しむことなく出しているのです。

 ←6月11日17時20分現在、週間INが170で2位~。 

2018年5月29日 (火)

オービスの不思議な入札経過調書

 東京都のサイトに「入札情報サービス Tender information service」というのがあると、警察方面の方から教わった。
 tender といえば Love me tender だけかと思いきや、入札の意味もあるのだ。へぇ~。

 それでだ、その画面の「入札(見積)経過情報」をクリックし…。
 → 「工事」について「業種の一覧表」を開き
 → 「設備工事」と「9300陸上信号機」を選択し
 → 「開札(見積)日別選択」はすべてにチェックを入れ
 → 「取扱案件部署」について「局部課の一覧表」を開き
 → 「警視庁」をクリックし
 → 「検索」をクリックし
 → 「表示」をクリックし
 → 「次へ」「次へ」と進む

1805291 「平成29年9月7日」のところに「自動速度取締機更新工事」というのがある。
 これをクリックすると、いわゆるオービスの「入札経過調書」が出てくる。

 入札者は5社あり、オービスの老舗メーカーである東京航空計器が税抜き3240万円で落札している。
 あとの4社は、あれれっ、オービスを製造も販売もしていない業者ばっかり。んで4社とも辞退。なんだこれ! 面白いでしょぉ(笑)。

180529 私は入札のことはよく知らず、なので面白がって喜んでるだけだが、こういうのって普通なんだろうか。機会があったら専門家に聞いてみたいっす。

 …と、以上はメルマガ第2104号の編集後記だ。編集後記には、裁判や犯罪の関連ばかりじゃなく、自分的に最新の面白ネタ、びっくりネタも好き放題書いているのです。うまく宣伝できたかな? 

 下の画像は、農家の直売所で買ったキャベツ(100円)と、珍しい桑の実(200円)。赤いのをひとつと緑の葉っぱを1枚添えてるところがお洒落であり、人の心遣いが感じられて良い。味は、なんかこう懐かしい気分になる不思議な味だった。

※追記: 予定価格の99.9%というところから、「警視庁が予定価格を漏らしたのだ!」という批判が出るかも。それはお門違いの批判と私は思う。警視庁がそんな不正をするとは考えられない。予定価格は東京航空計器自身が決めたんじゃないか、というのが私の読みだ。

 ←5月29日19時50分現在、週間INが150で2位~。

2018年5月26日 (土)

白バイ巡査長が警部補の違反を見逃し犯人隠避

 不可解な事件だと思う。以下は25日付けTBSニュース。

白バイ隊員を書類送検、同僚の違反を見逃した疑い
 警視庁の交通機動隊の白バイ隊員が、同僚の警察官の交通違反を見逃したとして書類送検されました。
 書類送検されたのは警視庁第八方面交通機動隊の男性巡査長(27)で、今年1月20日、東京・国立市の路上で交通違反の取り締まりをしていた際、乗用車を運転していた第九方面交通機動隊に所属する男性警部補(45)の車線変更の違反を見逃した疑いが持たれています。警部補は取り締まりを受けた際、警察手帳を見せて「私は交通機動隊員です」と話し、見逃すよう促した犯人隠避教唆の疑いで書類送検されました。
 巡査長は「警部補に交通違反の切符を交付すると、今後嫌がらせを受けるのでないかと思い、見逃した」と話しているということです。

18052421 警察官が街頭でやっているのは交通指導取締り。何がなんでも取締り(本件だと反則告知)を行わなきゃいけないってもんじゃない。取締りを行わず指導警告にとどめること自体は、普通にあっていいことと思う。
 ただし…と書き始めて急遽決めた! ごめん、このネタは車雑誌『ドライバー』の連載の次の原稿に書かせてもらう。えーと、掲載は6月20頃に発売の号になるのかな。

 画像は、その原稿に出てくることになる、ある重要な契約書の鑑(かがみ)の一部だ。
 ウエアラブルカメラって何だ? これはですね、警視庁の白バイにドライブレコーダーと報じられたやつなのですよ。今回の犯人隠避、隠避教唆が発覚したことに、この白バイドラレコが関与しているのかも、という点が『ドライバー』原稿の中心になるかと。

 ま、世の中いろんなことが起こりますな~。いろんなことといえば、マニア氏がマニアックで珍しい写真をいろいろ送ってくれるし、東京地裁の関係でイヤハヤナントモなことが進行中だし、ただ、金だけが思うように入ってこない。うきゃ~。

 ←5月26日14時40分現在、週間INが140で2位~。

2018年5月16日 (水)

警視庁、LSM-300、1080万円!

1805161 2010年、2013年、そして2018年にまた東京地裁の法廷へ出てきた万引き病の女性(2018年の第1回公判時は72歳)を傍聴するためだけに、東京地裁へ出かけた。
 しかしその事件はちらっとしか傍聴せず、あちこちの法廷を飛び回ってしまった。

 

 14時40分頃だっけ裁判所を出て警視庁へ行き、文書2件の開示を受けた。1件は東京航空計器のレーザー式オービス、LSM-300の契約書、仕様書だ。
1805162 何も知らない人が見れば「1080万円、あそ」てなもんだろうけど、約35年間にわたり交通違反・取締りについて取材・研究してきた私からすれば、はは~、なるほど! 近日発売の『ラジオライフ』に書いたとおり「過渡期、混乱期」なのだなぁ! と思えて大感動。
 こんな時期にリアルで立ち会える私は幸せだ。意味分かんない? ごめんね~。

 

 以上だけでじつは、交通取締り界においては大スクープ、あとひとつかふたつ文書の画像をアップしてまとめればいいのに、バカな私は関係ないことを続けるのである。 

 

 それから裁判所へ戻って15階、11階、10階、2階で調べ物をし(お手数おかけしてすみません)、なんと寺澤有さんが傍聴席にいるという特別な「名誉毀損」を傍聴。 ※事件番号が古いので気になって覗き窓から覗いたら寺澤有さんがいて私はギョッとなったのだ。

 

1805161_2 それを途中で抜けて「道路交通法違反」の、珍しい審理へ。
 今後の証拠調べをどうするか話し合い、採用した検察書証の要旨を告知し、次回期日を告げるだけの期日だった。8分間で終わった。
 だがっ! 甲5~20号証の要旨を聞いて、たまげたというか、くらくらしたというか。傍聴席の様子も併せ、少なくとも××の事件じゃないないのだなと思えた。じゃあ何なのか、大変なものが法廷へ出てきたらしい。
 次回は証人尋問。必見だ!

 

1805163 そうして究極の居酒屋「昭和」へ行ったわけ。
 今日は外人さんのカップルが来た。スマホで撮影、インスタグラム、全世界に知られて大変なことになる! と心配したが、私が見た限り、店内で撮影はしていないようだった。ほっ。

 

 画像は、オムレツ風卵焼きだっけそんなのと、薩摩揚げとこんにゃくと赤緑黄色のピーマンのきんぴら。このきんぴらが絶品だった。どうしてこんな料理を思いついたかね、と。
 茶碗蒸しも大満足、良い味だ。器(うつわ)が面白いでしょ。いずれも1品チケット1枚、チケットは10枚綴りで1200円。

 

 ←5月16日22時20分現在、週間INが170で2位~。

2018年5月10日 (木)

自転車取締り、兵庫大阪が全国の半分って!

 先日、警察庁が入っている合同庁舎2号館で「お宝文書フェア」つーのをやっていた。警察庁のワゴンも出ており、私は「自転車の検挙件数(全件数)平成29年中」という一覧表を買った。1枚300円だっけ、「自転車に対する指導警告票交付数(平成29年中)」という一覧表とセットで300円だっけ、忘れた。
 すみません、そんなフェアはないです。つまんない前振りで申し訳ありません、文書は情報公開法によりゲットしたのです、うぅ。

 「自転車の検挙件数(全件数)平成29年中」について、メルマガ第2096号「無罪論告をされた被告人が4年後にまた!」の編集後記で少し書いた。以下のように。

 非常にバラつき、偏りのある表で面白い。こういうのをじっくり見ながら焼酎を飲むのが私は幸せだ(笑)。

 2017年の自転車の検挙件数の合計は1万4105件
 たったそれっぽっち? とか言っちゃいけない。昔はだいたい数十件から200数十件、10件という年もあったのですょ。

 ところが、自転車で新たな交通利権をつくろうってことだろうと思うが──利権追求は官僚国家において普通のこと。正義ぶって糾弾するつもりは私はないです──10年くらい前、自転車の取締り(検挙)を増やすよう警察庁が号令をかけた。

 んですぐに千件を超え、5千件を超え、2015年に1万件を超えた。
 2016年は1万3820件。そして2017年は1万4105件なのである。
 2017年の一覧表を見ると、千件以上は以下の5都府県だ。

 1位 兵庫 3582件
 2位 大阪 3431件
 3位 東京 1645件
 4位 愛知 1046件
 5位 埼玉 1041件

 兵庫と大阪だけで全国合計の約半分を占める。一方で0~3件の県が22もある。偏ってるでしょぉ。

 違反別に見ると、トップは「信号無視」の7143件
 うち大阪が2715件、兵庫が2594件。千件台がなく、3位は東京の637件だ。偏ってるね~。

 酔っていなくても呼気1リットル中0.15mg以上のアルコールを保有しているのを「酒気帯び運転」という。
 アルコールの保有量には関係なく(とはいえ原則0.5mg以上か)、酔った状態なのを「酒酔い運転」という。
 両方併せて「飲酒運転」だ。

 自転車も飲酒運転は禁じられているが、酒気帯びについては罰則がない。罰則があるのは酒酔いのみ。
 自転車の「酒酔い運転」の検挙件数は全国で122件。そのうちなんと埼玉が108件、どうなってんの?

 こういうの、テレビの情報番組でやったらウケるんじゃないですかね。

 利権追求は官僚国家において普通のこと。正義ぶって糾弾するつもりは私はないです、についてちらっと述べておこう。

1805096 日本国の根幹は官僚、官僚の根幹は天下りと言われる。最大公約数的に間違いないだろうと思う。天下りは利権と言い換えることもできる。詰まるところカネ、損得だ。
 カネ、損得が日本の根幹なのに、平和がどうとか正義がどうとか、いくら言っても無力じゃないの? と私は思うのだ。

 そんなふうに思うようになったリアルきっかけとして、運転免許の取得、更新のときのテキスト『交通の教則』がある。

 運転免許人口は、2018月2末現在で約8222万人。『交通の教則』は、あれはじつは有料だ。1冊百何十円か、たとえば更新時講習の受講料に含まれている。隠れたウルトラハイパーベストセラーといえる。しかし運転免許試験場のゴミ箱にばさばさ捨てられている。
 ずいぶん前、『交通の教則』なんか要らない、その分の金を返せという趣旨だっけ、民事訴訟があった。他人事のように言っているが、原告の1人は私だった(笑)。訴訟は原告側が負けた、警察庁側が勝った。
 その後、私は1人で、猛暑だったので仕方なく下駄履きで、警察庁と警視庁へ行った。『交通の教則』を私もつくりたい、どういう手続きをとればいいのか教えてくださいと。
 そしたらっ! 『交通の教則』は突然に大改訂され、ちびまる子ちゃんが登場した。それ以前の味気なくお役人的なスタイルから劇的に変わったのである。

18050913 ははぁ、利権構造には、「独占するな。俺にも儲けさせろ」というバカがわらわら現れることがいちばん効くのだなと痛感した。

 ま、とりあえずそこまで。これからメルマガ次号を書き、明日は裁判所へゆかねばならぬのだ。

※ 画像は「長野の酒メッセin東京」にて。大阪の傍聴マニア氏からお誘いいただいたのだ。会場入口で小さなグラスをもらい、各ブースのさまざまな酒(日本でSAKEといえば米の醸造酒)を少量ずつ注いでもらい、飲んだ。最初、これっぽっちかよ、俺を酔っ払い野郎と思ってのんか? と自尊心が傷ついたが(笑)、それでいいのだとすぐ分かった。口に含んで舌の上に広げるくらいの量で十二分なのだ。あちこちで水を飲めるようになっているのだが、そんなの飲む暇に次の酒を飲みたいじゃん、ねぇ(笑)。要するにこれは、気持ちよく酔ってもらって長野の酒に親しんでもらうイベントだったのか。堪能しました~。

180510 びっくりだったのは、濁り酒だ! 居酒屋で普通に飲む濁っただけの甘い酒(それはそれで私は好きだが)とは全く異世界! とんでもねぇ代物(しろもの)だ。あれは絶対、女子受けすると思う。東京の居酒屋であれを出せば必ず話題になるっしょ、全国放送のテレビニュースになるっしょ!
 た~っぷり呑んだのに、翌朝すっきり、午前6時前に腹がへって起きちゃった。二日酔いの気配もない。
 日本酒は悪酔いするという説は、本格の酒には関係ないのか、そうかもしれないが、私としてはミヤフローラEXのおかげが大きいと思う。今日、ミヤフローラEXを2つ、ツルハドラッグで買った。同店は10日、20日、1日が5%引き。2つで若干値引きになっていたので。

 上掲は私のアフィリエイト。ここから入って買い物していただくと私に若干の手数料が入る。ここで知ってAmazonで買うのはヤメて~。 ←必死だな(笑)。

 ←5月10日22時00分現在、週間INが120で2位~。 

2018年5月 7日 (月)

東京地裁は“知られざる超人気スポット”!

 以下は5月5日付け毎日新聞の一部。

<強盗容疑>群馬県警警部補を指名手配 現金奪い逃走
 群馬県嬬恋村の酒店で2日未明に発生した事後強盗事件で、同県警捜査2課に所属する30代の警部補の男が関与した疑いが強まったとして、県警は強盗容疑で逮捕状を取り指名手配した。捜査関係者が取材に明かした。事件後、警部補とは連絡が取れなくなっていた。

 群馬県、警部補といえば直ちに大河原宗平さんが思い浮かぶ。大河原さんは群馬県警の元警部補。私が昔、『ビッグコミック・スピリッツ』で交通違反漫画の連載を(その原作を)やっていた頃、お世話になりました。
 今、大河原さんは上掲事件についていろいろTwitterに書いている

 「飲酒運転容疑で警部補逮捕 信号無視追跡され約1キロ逃走」と5月7日付けサンスポ。これも警部補だ。

1805062016 右の画像は、警視庁(いわば東京都警察本部)にあった2016年の資料からコピーしたもの。
 階級別の職員数は、昔はピラミッド型だったが、いつからだっけ、太い円柱の上に細い尖塔が乗っかるような形になったのだ。
 「管理職ばっかりで兵隊がいなくなった」という嘆きの声が聞かれたもんだ。
 ちなみに「巡査長」は階級的には巡査だ。

 「地方警務官」についての注書きが読めるかな。都道府県警察というけれども、尖塔の突端にいる高級幹部はみな国家公務員。だから都道府県警察を国家が動かしているとも言える。

1805022 当ブログ、丸々1週間も更新を怠ってしまった。
 その間、メルマガを3本書き、雑誌原稿を2本書き、裁判所へ1日だけ行き、その帰りに究極の居酒屋「昭和」へ寄り…。どうにも忙しかったのだ。

 右の画像は「昭和」にて。ニシンのだっけ南蛮風と、豚肉のステーキと、タコとワカメときうりの酢の物の食べかけと、こんにゃくの味噌でんがくの食べかけと、黒ホッピーと旨い清酒(シングル)の飲みかけ。これでチケット7枚、840円相当だ。赤ワインは、マニア氏があるお祝いでとったボトルからいただいた。この日はチケットを10数枚使って満腹満足~。

 さて、3本書いたというメルマガは以下だ。

第2096号 無罪論告をされた被告人が4年後にまた!
 車両盗などで起訴された男が、じつは保険金詐欺で車を持ち去ったのだと公判中に言い出し、裁判は長引き、検察官は「窃盗」について無罪の論告を。その男が今度は「傷害」の被告人として法廷へ出てきた! 興味深い要素の詰まった事件で…。 

第2095号 東京地裁は“知られざる超人気スポット”!
 ゴールデンウィークの合間の東京地裁。当然に開廷は激減なのに、なぜか学生さんたちが押し寄せた! すでにぎっしり満席の法廷の外に、空き待ちの行列が数十人。結局1件も傍聴できずに帰った人が多数いたのではないか。とんでもない状況をリアルレポート。

第2094号 自転車が85歳をひき逃げ、その判決は?
 「過失傷害、道路交通法違反」は、やっぱり自転車のひき逃げだった。判決は懲役6月、罰金15万円、懲役刑について執行猶予3年。罰金15万円は何の分か、逃げなければどうなったか、法令を引いて解説。

 いま購読登録すると、以上3号がどどっと送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。そこまで無料。購読解除しなければ翌月から月額108円。信じられないでしょうが、1号108円ではなく月額108円だ。どうか信じてください(笑)。

 あそうそう、以下の書籍が出た。奥付では5月20日の発行だが、もっと早く書店に出るはず。

 窃盗症、クレプトマニア、万引き病の裁判を狙って傍聴し続けてきた私は、傍聴席から見た病的万引き事件について13ページ書かせてもらった。

 ←5月7日19時10分現在、週間INが90で2位~。 

より以前の記事一覧