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カテゴリー「裁判員制度」の95件の記事

2015年7月 7日 (火)

裁判員を許さねーぞ、この野郎っ!

 すごいのを傍聴してきた。これは報道されないんじゃないか。

 14時30分から東京地裁・刑事第13部(安東章裁判長)で「傷害致死」の判決。 女性マニア氏から「これは無罪かも!」と聞き、「おう、ありがと!」と傍聴してみたのだ。
 無罪ではなかった。

裁判長 「主文、被告人を懲役8年に処する。未決勾留日数中270日をその刑に算入する」

 途端に被告人が大声をあげた。

被告人 「ちょっと待ってこんな裁判ないよ! 俺はほんと無実なんだよ! やってもないことでなんで(刑務所へ)行かなきゃいけねーんだよ!」

 25分間弱の言渡しが終わり、被告人がガーッとわめいた最後に、こんな部分があった。

被告人 「なにが裁判員制だよ! (中略) 死んでもてめえたち、この野郎っ! 許さねえぞっ! ふざけやがってよー!」

 いや凄かった。おそらく俺しか報じる者がいない判決を、俺は傍聴できた。女性マニア氏に大感謝である。
 被告人の言葉を可能な限り全部書き取った。メルマガ次号で!

    

 以上3品、今井の奴、妙なアフィリエイトを貼りゃがったな、と思った? 「NEWS WEB ナビゲーター48」っていうブログで見つけたんです~。sweat01 ※トイレブラシはちょと違うかもしんないけど。

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2015年7月 1日 (水)

裁判員制度は国民と弁護士を分断する?

 10時から、警察の情報漏洩が犯行の発端となった「暴行、窃盗」の、論告・弁論。早々と12席が埋まってた。見た感じ、捜査関係者と記者ばかり。
 捜査関係が来るのは分かるけど、なぜ記者が? あっ、メルマガ 「裁判傍聴バカ一代」を…? うれしくありがたいのだけど、うーん、俺としてはメルマガに貴重な情報を盛り込みたく、しかしそれゆえに、傍聴席が(今回は12席とはいえ)早々埋まるとすれば、うーん。ジレンマ、である。

 午後、裁判員裁判の判決を傍聴した。「板橋の放火事件、元朝日配達員「酒飲んで覚えていない」 東京地裁で初公判」などと報じられ、今日の判決は「放火の元朝日配達員に懲役15年 「重大性照らせば長期やむを得ない」 東京地裁」などとすでに報じられてる、「現住建造物等放火(変更後の訴因:現住建造物等放火、重過失致死、重過失致傷)、器物損壊」を。
 裁判員は女性3人、男性3人、補充裁判員は女性2人。

 テレビカメラによる撮影が終わって開廷、証言台のところに立つ被告人の、指先がピッと伸びてる。あっ、服役経験があるのだな?
 ずばりそうだった。てか、服役経験があるどころか、びっくりな事件なのだった。「朝日の配達員」などとは言えないんじゃないか。

 しかし俺的には、そんなことより、裁判員制度の目的のひとつとして、あるいは予期せぬ好ましい副作用として、国民を弁護士から遠ざけさせる、国民をして、冤罪を言う者を疑わせる、そういう形の“分断”があるんじゃないか、ということがひしひし感じられる判決なのだった。良かった。
 なに言ってっか分かんない? その話、メルマガの7月の初号(7月2日号)に書こう。じつは6月の最終号をまだ書いてないのです~。sweat01

    

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2015年5月 6日 (水)

アフィリエイト収入、発表します!

 裁判は/互いに雲古の/ぶつけあい
          ──最高裁刑事川柳集第58巻より(うっそ)

 検察官は、あらゆることを悪く解釈し、歪め、被告人をぼろくそに言う、責める。弁護人は、あらゆることを被告人に有利に解釈し、聞いてて呆れるムリムリな弁解を並べまくる。互いに雲古のぶつけあいかょ、みっともねぇ。
 事件数で5700件ほど傍聴し続けてると、否応なくそんなものも見えてくる。

 被告人は、ま、いちおう立場的に腐れ犯罪者なわけで、検察官の言い分は世間の一般常識に沿うところがあるだろう。もっと悪く言え、責めてやれ、と。
 しかし弁護人については、
「悪いことやった犯罪者を、そこまで持ち上げるかね。こいつ(被告人)が調子にのって再犯したら、お前(弁護人)の責任だぞ」
 と一般国民は思うんじゃないか。
 いやいや、でもでも、世間の人たちは刑事裁判の法廷で何が行われてるかなど知らないわけで…。

 あそうか、裁判員制度の目的のひとつに、国民をして弁護士を軽蔑させ離反させるってことがあるんだぁ! という大胆仮説はどうでしょね(笑)。

 ところで、アフィリエイト。たとえば下掲の3つ、

    

 俺が貼り付けたこういうのをクリックして、アマゾンのサイトに入り、俺本人以外の方が何か買うと、その代金のだいたい3~8%が「紹介料」として俺に入る。
 どなたが何を買ったかは分からないが、紹介料については分かる。発表しとこう。

 2014年09月 241円
 2014年10月 442円
 2014年11月 400円
 2014年12月 310円
 2015年01月 492円
 2015年02月 5851円
 2015年03月 6136円
 2015年04月 6777円
 2015年05月 158円(現在)

 今年2月から爆発的に増えてる。その理由として考えられることを2月22日付けの当ブログ記事に書いた。以下はその一部。

裁判官 「どうせアマゾンで買い物するなら今井を支援してやろうという暖かい気持ちが結実したものであるとの推認は、論理則・経験則等に照らして合理的というべきである。論旨は理由がある。よって原判決を破棄し…」 

 ほんとありがたくて泣きそうだ。山口地裁・宇部支部への旅費の、少なからぬ足しになってる。
 宇部支部の「裁判所は裸の王様か事件」、次回期日は5月19日(火)。被告人が期日を流す可能性はほぼ皆無と思える事情があり、4月中に高速バスを予約した。1泊せざるを得ないのでネットカフェへも予約の電話を入れた。
 詳細レポートはメルマガ 「裁判傍聴バカ一代」でやるが、当ブログでも簡記させてもらう。お楽しみにっ。

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2015年3月17日 (火)

謎の団体、裁判員ネットとは?

 裁判員裁判の全国第1号事件は、2009年8月3日、東京地裁で始まった。もう大変な騒ぎだった。
 その頃、東京地裁の前の路上でチラシを配ってた団体のひとつに「裁判員ネット」というのがあった。以降、俺的にはずっと“謎の団体”だった。

 さっき、別件でメルマガ 「裁判傍聴バカ一代」のバックナンバーを調べてて偶然、「裁判員ネット」についての言及を発見した。第1288号(2014年5月19日発行号)である。
 「裁判員ネット」ってなんだ? と思ってる方は、ま、少しはおいでだろう。以下、メルマガから転載する。

 ところでっ、17日(土)、「一般社団法人裁判員ネット」(以下、裁判員ネット)の「第10回 裁判員制度フォーラム 市民から見た裁判員制度の5年」つーのへ行ってきたょ。

 俺はここ何年もずっとチョー忙しくて、冤罪関係の大事なイベントとかほっとんど不義理を重ねてたのに、なぜか今回、ためらうことなく出かけた。

 からっと天気がよかったこともあるが、“翌週の開廷表、隠蔽処分”により、俺の心の中で裁判所が遠くなって余裕が生まれたのか。

 で、行ってみたらば、受付とか司会とかやってるのは、黒のタイトスカートのスーツの、若い可愛い娘(かわいこ)ちゃんばっか! 透き通るように若いのである。

 おっさん、どこに目を付けとんじゃーぃ(笑)、と言わないで、まぁ聞いてちょうだぃな。

 裁判員ネットは、裁判員裁判市民モニターというのをやってる。

 裁判員裁判を傍聴し、自分たちで模擬評議をし、判決のあとで意見交換会をやるんだそうだ。

 それはいいと思う。ただ、裁判員裁判はだいたい朝10時~17時で何日も続く。

 モニターをやるには、いろんなことを犠牲にしなきゃいけないんでは? あるいは毎日ヒマとか。

 配布資料に、ある事件のモニターの性別、年齢、職業が載ってた。

 「男」「40代」「社会人」の1人を除き、あとはみんな「大学生」、20代の男が3人、10代の男が2人、20代の女が2人、10代の女が5人、合計13人。

 会場参加者(俺が数えた限りで60人くらいかな)との質疑応答で、こんなのがあった。

 裁判員ネットの提言に対し、司法当局の反応は?

代表者 「(3年で見直すという3年目の)2012年にも提言しています…(裁判所側は)イエスともノーとも言わないですね」

 あれ~? 俺は東京地裁に対し、いろいろ申し入れ等してきたが、裁判所側は無反応。尋ねると回答は「お答えしない」だ。

 おんなじ扱いじゃーん。

 てか、そもそも国にとって裁判員制度の目的は何であるか、とかぜんぜん考えてなさそう。

 裁判員制度は良い制度、との前提のもと、その周辺で、何か前向きっぽいことをやってますよ、つーものを俺は感じた。

 この感覚、宗教?

 裁判員ネットが、何かカルト宗教へ誘うためのきれい事、であれば非常に納得できる。

 だが、具体的なカルト宗教とのつながりはぜんぜん見えない。

 国から金をもらってるのか? 司会の可愛い娘ちゃんが、最後に言った。

可愛い娘ちゃん 「(当会は)ボランティアとカンパで運営…ご協力いただける方はスタッフへぜひ…」

 いったい何なんだろう、ますます謎は深まる、というのが今回の率直な印象、感想だ。

 今井の野郎、にやにやボランティアになったな? だぁからぁ、俺はチョー忙しいんだってば。雑誌の連載は現在2誌だけど、そのほかコメントとかいろいろあって、何より俺がすべてを賭けてるメルマガ(月額108円)が週4回発行なのでっ。sweat01

 ←これをクリックいただくと、以後1週間、「週間IN」が10ポイント増え、順位に影響するらしい。3月16日22時50分現在、「週間IN」が200ポイントで11位~!

    

up 俺的にはミヤリサンU錠が絶対おすすめだ。飲酒してそろそろ酔い始めた頃に4錠をかみ砕いて服用、終わる頃にさらに2錠をかみ砕いて服用、そうすると──もちろんどれだけ飲酒するかにもよるし、個人差もあろうけれども、俺の場合──二日酔いは全くないか、またはかなり軽い。気持ち悪くて起き上がれないとか、昼過ぎに嘔吐するとか、そんなこととは無縁だ。
 俺も長く酒飲みなんで、二日酔いに効くってものはだいぶ試してきたが、どれもせいぜい気休め程度なんだよね。ところが、ミヤリサンU錠の効きは驚異だ。二日酔いを防止するというより、歯を磨いて寝る頃には、すでにだいぶ「酒が抜けた」感がある。あまりに効き過ぎて怖い。coldsweats02
 それでは歌っていただきましょう、じゅんとネネさん、愛するってこわいkaraoke
 続いて箱崎晋一郎さん、法要、もとえ抱擁
 そういえば何年か前、東京地裁の刑事に福崎伸一郎さんって裁判官がいたなぁ。俺は開廷表を見るたび、熱海の夜ですかっ、と思ったもんだ。
 福崎さん、今は福岡高裁の部総括? もしかしたら近々、あなたのおそばへ行けるかも。たった一度の傍聴が、はかなく消えた法廷階、妻と書かれた判決に、しみた涙の実刑よ…。

2014年5月17日 (土)

「裁判員ネット」は国家の別働隊?

 裁判員裁判の全国第1号事件は、2009年8月3日、東京地裁、「殺人」だった。空にはヘリコプターが舞い、たぁぃへんっな騒ぎだった。
 もちろん俺もその騒ぎの中にいて、なんと傍聴できちゃったんだよぉ~! メルマガの創刊は2009年12月。なので当時のことは当ブログに書いたっけ。

 それでだ、その騒ぎの頃、裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)前の歩道上でチラシを配ってた団体に、「裁判員ネット」つーのがある。
 不思議な団体だなぁ、と俺は思ってたの。なんで「一般社団法人」なの? 何を目的とするのか、ホームページを見ても、どうも漠然としてよく分からない。裁判員制度を推進する国家(法務省、最高裁)の、別働隊みたいなもの? 俺的にはそんな印象だった。

 んで、本日、17日(土)、「第10回裁判員制度フォーラム「市民から見た裁判員制度の5年」」というのが、日比谷図書館の地下のコンベンションルームであった。
 冤罪関係のイベントとか、忙しくて不義理を重ねてる俺なのに、いったいどうしたことだか、天気が良かったのか、ためらうことなく出かけた。
 そしたらっ…! やっぱ現場へ出かけてみなきゃ、である。非常に興味深い部分があった。国家の別働隊、との位置付けは間違ってるのかもしんない。じゃあ何なのか、近日中のメルマガに書こう。次号は、「殺人」の動機についての警察庁データを予定してるので。ちらっと漏らすと、「殺人」の動機の第1位、約43%は「憤怒」で…。

2015年3月17日追記: そのメルマガに書いた部分を、2015年3月17日付けの当ブログ記事「謎の団体、裁判員ネットとは?」に転載した。

  

 二日酔い防止に劇的効果のある「ミヤリサンU錠」、アマゾンで買った。7980円÷4=1995円。これはかなり安いと思う。昨日だっけ、届いた。粗品として、青汁の粉末とマスクが入ってた。そんなことするんだ~(笑)。
 『日本人の知らない日本語』も2冊買い、1冊が今日届いた。俺は中古を買ったはずなのに、かなりきれい。少し読んだ。ほんと爆笑、やっぱこれは面白いわ。勉強になるし。
 ところで、バラバラに届くと、送料が余分にかかるのでは? うっわ、しまった、送料のことを考えてなかった~!

2014年3月 5日 (水)

裁判員裁判で現場検証をやるってマジ?

 3月に入り、2月以上のペースでぐんぐん増えてる、何がってメルマガ「裁判傍聴バカ一代」の発行部数(購読者数)がっ! ありがてーん!

 ところで以下は昨年5月25日付け日経新聞、の一部。

東京・葛飾の踏切事故、車運転の男起訴 危険運転致死傷罪など
 東京都葛飾区の踏切に乗用車が突っ込み、自転車に乗っていた女性1人が死亡、男性1人が負傷した事故で、東京地検は25日までに、車を運転していた無職、黒田■容疑者(64)を危険運転致死傷などの罪で起訴した。
 起訴状などによると、黒田被告は2月、京成線の踏切の約150メートル手前の道路で追突事故を起こし逃走。時速約88キロで踏切に突っ込み、自転車に乗っていた主婦の杉岡○○さん(48)をはねて死亡させたほか、杉岡さんの長男(20)に脳挫傷などの傷害を負わせたとされる。

 その「道路交通法違反、危険運転致死傷」の裁判員裁判が東京地裁で2月25日から始まってる。
 俺は一度も傍聴してないんだが、マニア諸氏から少し聞いてる。スーパー異例な現場検証をやるらしいね。
 現場検証ってのは裁判的には――あくまで裁判的には、ですょcoldsweats01――やっちゃいけないんだと思う。タブーなんだと思う。
 なぜなら、という話は長くなるんで措いといて…。

 ともあれ、そんな珍しいもの、是非とも見たいじゃないの! いつやるのか、裁判所に尋ねてみたら…。
 この先は、やっぱメルマガに書きますわ、ごめんね~。crying
 

  

2014年2月25日 (火)

裁判員の判決、また破棄!

 己の置かれた立場を冷静に考えれば、今日は裁判所へ行くべきではなかったのだ。
 嗚呼、それなのに、なぜか行ってしまった。

 そうして、傍聴する気じゃなかったのに傍聴した「傷害致死」の控訴審判決。原判決破棄…!
 原審はもちろん裁判員裁判。それを破棄するってことは、原判決後の情状で?
 いんや! 求刑超えの原判決は証拠の評価を誤ったとして、破棄したのだ!
 その理由でこの裁判長が裁判員裁判の判決を破棄するのは、3件め! と思ったら、お世話になってるマニア氏によれば4件めなんだという。へぇ~!

 あと、「インシュリン妻、鬼嫁」などと報じられた女性と、同姓同名の女性の「強盗未遂、殺人」の控訴審判決も、これは別の裁判長の法廷で傍聴したょ。

 以上、これからメルマガに詳しく書くっ。だがその前に、腹へった、今夜は久しぶりに豚肉を焼こうか、プラスほうれん草と…。嗚呼、腹へったス。

  

2014年1月10日 (金)

オウム裁判を理由に踏み出す一歩

 1月9日(木)、午後から裁判所へ行った。
 はは~、裁判員裁判の選任手続きがあるのか。10日(金)は裁判員裁判はないはずだから、来週スタートの事件か。あれっ、あんなとこにも職員が立番してる、なんか厳重だな、ふぅん…。

 と帰宅したら、以下は9日付け毎日新聞の一部。

裁判員裁判:元オウム平田被告公判 地裁手続きに60人
 公証役場事務長に対する逮捕監禁罪などに問われた元オウム真理教幹部、平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判で、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)は9日、裁判員6人と補充裁判員4人を選任した。初公判は16日。週2〜4回のペースで開廷し、年度内に判決が言い渡される見通し。
 地裁は昨年11月、候補者273人に呼び出し状を送付。うち170人は「重要な用務」などで呼び出しが取り消され、19人には呼び出し状が届かなかった。残る84人のうち60人が地裁での選任手続きに臨み、参加率は71.4%だった。

 呼出状の送付は、以前は原則100人じゃなかったっけ? 273人とは、ほとんどが呼出に応じないと踏んだんだなぁ。
 てか273人って半端な数字は何だろ。300人を抽出し、呼出状を送付する前に、27人を除いた?
 とにかく273人に呼出状を送付して、出頭は60人。出頭率は約22%(※裁判所的には「参加率は71.4%」)かぁ。

 現在、東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)に入る一般人は、手荷物のX線検査を受け、金属探知機のゲートを無事にくぐらねばならない。それが嫌だと言う者は、庁舎に入れない。
 これはオウム裁判対策で始めたんだそうだ。
 昨年のいつからだっけ、東側の家裁のビルも突然そうなった。なぜ? 今回のオウム裁判に備えて、らしい。
 今回、単に裁判を守るだけでなく、裁判員(及び補充裁判員)という大切なお客様を守るという大義名分もある。大きな一歩を踏み出すんじゃないか。踏み出した一歩はその後も退かず、さらに何か理由を見出しては歩を重ねる、そういうもんだと思う。

 裁判所の中で何が変わるか、そういうのを目撃してレポートするのが裁判傍聴師の役割だっ。happy01

追記: あとで弁護士さん(今回の日弁連会長選挙の候補者氏)から聞いた。最初に選定された人数は、300人ではなく400人だったんだね、へぇ~sign01

2013年5月20日 (月)

裁判が始まる前に裁判員が1人抜けた?

 ゲイでヤクザでストーカー、などと言われる被告人の「住居侵入、逮捕監禁、殺人、現住建造物等放火、有印私文書偽造、同行使、ストーカー規正法違」の審理を東京地裁でちらっと傍聴した。第7回公判かな。もっとかもしれない。

 俺はギョッとなった。補充裁判員が1人しかいないっsign01
 多くの事件で、補充は2人だ。こんな死刑が濃厚な事件で、補充が1人ってことはないっしょ。裁判員または補充裁判員が途中で1人抜けたのか?

 その後、本格の傍聴師たる高橋ユキさんから話を聞いた。ユキさんは第1回公判を最初から傍聴してたが、見えた限り補充裁判員は最初から1人だったそうだ。
 てぇことは、第1回公判の前に1人抜けた? あるいは、裁判員候補者の集まりが悪く、また強固な拒否が続出したりして、裁判員(6人が決まり)と補充とあわせて7人しか選任できなかった?

 確認すべく、東京地裁に電話した。まずは選任した補充裁判員の人数を確認しようと。まさかそんな人数すら秘密ってことはなかろうと。

 結果は、まさかの「お答えしてない」だった。どう粘ってもダメだった。

 「知らしむべからず、依(由)らしむべし」は日本国の統治の基本なのだが、近頃は裁判員制度で「国民に身近な司法を」とか「司法に国民の常識を」とか喧伝されるんで、ひどさが際立つっていうか。

 補充裁判員の人数、これで終わりにするつもりはない。どんな手を打とうか。うふふ。

 こういうふうに突っ込んでいくのが傍聴師であると、俺(主任傍聴師。きゃほ)はだんだん分かってきたぞよ。
 そんな傍聴師の人気メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、面白くないはずがない。よし、今回もうまく宣伝できたな。happy02

2013年5月17日 (金)

裁判員の出張尋問、負担が大きい?

 裁判員って、年金生活のお年寄りが多くを占めることになるのか。

 と思ってたが、俺が最近傍聴した限りでは、んなこたないんだね。30歳前後、40歳前後、50歳前後と思しき男女がけっこういる。お年寄りは、ごく少数か、または皆無。
 数日間、十数日間、あるいはもっと、平日の朝から夕方まで裁判所に、裁判所側の日程に従って居続けてもOK、つまり、家庭でも職場でも是非必要とされてない人たちがそんなにいて、ニッポンだいじょぶなのか? といつも感じる。
 今井はそんなに裁判所へ通って大丈夫なのか? 大丈夫じゃないんですぅ、ひーん(泣)。
 つーことで以下は5月16日付け産経新聞、の一部。
 

裁判員9人、異例の出張 強盗強姦事件で被害者証人尋問へ
 神戸地裁で強盗強姦などの罪に問われた兵庫県伊丹市の無職、■■■■被告(37)の裁判員裁判で、裁判員らが被害者の証人尋問のために福岡地裁小倉支部に出張尋問することが16日、関係者の取材でわかった。出張尋問は裁判員への負担が大きいことなどから全国でもほとんど行われておらず、極めて特異なケースという。
 弁護側によると、出水被告は乱暴したことなどについて無罪を主張し、被害女性の供述調書の内容に争いがあることから、神戸地検は証人尋問の必要があると判断。女性の意向も踏まえ、出張尋問が決まったという。
 出張尋問には、裁判員と補充裁判員9人や裁判官3人、検察官と弁護士が参加し、22日に同支部で非公開で行われる予定。

 出張尋問自体が、そうそうないわけで、「極めて特異」ってのは、そうそうない出張尋問を裁判員裁判でやるのが珍しいってことにすぎない。

 神戸地裁で1時間で終わるはずだった証人尋問が、急遽、1日がかりで小倉へ行くことになりました、であれば「負担は大きい」と言えるかもしんない。
 でも、もともと決まってることなら、べつにいいじゃん。つか往復の新幹線または飛行機の中では自由にしてられるのに1日分の日当1万円が出るなら、かえってラッキーじゃん? もしも出張費が出るなら、大ラッキーじゃん?

 もともと決まってなかったのに、急遽出張が決まったなら、そんな負担にも耐えられるほどヒマな人ばっかだったのか。
 いや、「ヒマ」の一言で片付けられるもんではない、という方もおいでなんだろうとは思うけど…。

 ともあれ、小倉かぁ、俺も久しぶりに行きたいよなぁ。小倉駅の付近には、俺が好きそうな飲み屋がいっぱいあるんだょね。ちっきしょう、出張尋問に要した費用、裁判所に対し開示申出をしてみるか?

 ちなみにその出張尋問の期日、5月22日は、なんと「裁判員制度はいらない!大運動」の大集会の日とダブるのだ!
 俺はそっちへ行き、懇親会で飲むことにしよう。当ブログまたはメルマガを見て大集会へ来た方、お気軽に声をかけてね。happy02

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