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カテゴリー「「裁判傍聴バカ一代」」の409件の記事

2019年6月23日 (日)

新型オービスの否認裁判!

Photo_20190623194001  さいたま地裁で本邦初、超重要な速度違反裁判が進行中だ。
 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」で毎回レポートしている。あと少なくとも4回はレポートすることになりそう。
 そのたんびに本邦初、超重要とはどういうことか説明するのは面倒だし、記事が無駄に長くなる。
 そこで、説明はこの記事で行ない、メルマガにはURLを貼ることとした。

 ごく簡単に説明するとこういう流れになる。

1、警察庁は新型オービスを使って速度取締りの新制度をつくろうとしている。
 ※ ちなみに警察の多くの文書では「新たな速度違反自動取締装置」とされている。それじゃ長いし、また間違いなく新型なので、私は「新型オービス」と呼んでいる。ネットでは「移動式オービス」という語がすっかり定着している。固定式まで移動式と呼ばれたりする。しかし警察文書のどこにも「移動式」の3文字はなく、「移動オービス」という別種の装置がすでにある。なので私は絶対に「移動式」とは呼ばない。ネットに逆らってマイナー路線まっしぐらだ(笑)。

2、新型オービスはタテマエ的には、日本のオービスの老舗である東京航空計器(以下TKK)と、スエーデンが本社のSensys Gatso Group(以下センシス)の2社が競合する形になっている。だが、警察庁の“主流派”はあからさまにTKK推しであることが見て取れる。

3、そんな中、埼玉県北本市の国道17号線に設置されたセンシス社の固定式(SWSS。Speed Warning Safety System)により105キロ(45キロ超過)と測定され捕まった若者が否認。どうやら昨年8月、さいたま地裁で裁判が始まった。
 ※ 画像上はその固定式と同型で、岐阜県大垣市に設置されているもの。マニア氏の撮影による。センシスの固定式は現時点では埼玉と岐阜に各1台しかない。

1902022 4、センシスの新型オービスは固定式も可搬式も、いちおう測定はレーダー式だが、従来の日本のレーダー式と全く違う。おそるべき高性能だ。その分従来の立証より手間がかかるうえ、何より今後の他の裁判のリーディングケースになる本邦初の超重要裁判ゆえ、検察官は完璧2万%の有罪と勝ち取ろうと頑張っている。
 どうせ罰金7万円か8万円のたかが速度違反事件なのに、なんと途中から合議(裁判官3人)になった。

 この裁判を見逃してたまるものか! 最優先で傍聴だ! と私はさいたま地裁へ通っているわけ。通常の取材では知り得ないことがぼろぼろ出てきてもう大変っ!
 メルマガ第2228号「センシス社の新型オービス、本邦初の検察側証人尋問に大興奮!」、第2229号「センシスの新型オービス、それって軍事技術じゃないのっ?」、第2252号「センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!」などでレポートしてきた。

 以上でとりあえず説明を終え、6月21日に行なわれた証人尋問(証人はミニスカートの女性!)のレポートを書きます。

 ←6月23日20 時20分現在、週間INが100で3位~。

2019年6月21日 (金)

コンビニの女子店員に好意を抱き

 「不手際に不手際を重ねた…厚木刃物男の逃走を許した“3つの大きなミス”」と6月20日付けFNNPRIME。
 刑が確定した以上、どのみち刑務所へ行く。以下は刑事訴訟法。

第四百八十五条 死刑、懲役、禁錮又は拘留の言渡しを受けた者が逃亡したとき、又は逃亡するおそれがあるときは、検察官は、直ちに収容状を発し、又は司法警察員にこれを発せしめることができる。

 なぜずるずる逃げ回ったのか、という意見もあるようだ。
 私としては、何ら不思議じゃないと思う。逃れられる余地がありそうに思えばどこまでも逃れようとする。その場の感情や欲望でのみ動き、先を考えられない、自ら責任を取るなんて頭にない、人間にありがちなそういう傾向が定着、深化した者はいくらでもいると思う。
 たとえば、前科10何犯、刑務所出たり入ったりのある男は、刑が確定してから姿をくらまし…。おっとそれはヤバイ話なのだ。いずれ明るみに出ることもあるだろう。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月は現時点で以下の8号を発行した。

第2269号 無理ムリな控訴棄却、裁判員制度のメンツを護ったのか!
 東京高裁の若園敦雄裁判長、私は良い評判を聞いていた。良い判決を傍聴したこともある。なのに今回、2人の若いマレーシア女性の1人の無罪を認めたとほぼ同じ理由でもう1人の有罪(懲役9年、罰金400万円)を追認した。なぜ?

第2268号 万引きが止まらない妻、夫はADHD、嗚呼そんな人生もあるのだ
 「ま、僕自身がけっこうメチャクチャなので、それを10何年支えてくれて、 ま、恩ってのがあるので見捨てるつもりはないんで」とADHD(注意欠陥多動性障害)の夫はきっぱり言うのだった。

第2267号 コンビニの女子店員に好意を抱き、マンションの鍵穴に接着剤
 しつこく言い寄る男を気味の悪い客と思い、誰とも交際する気はないと女子店員は言った。ところが、女子店員が男性と歩いているところを見て客は腹が立ち…。裁判官は被告人(25歳)の裏側にあるものについて妙な言及をし…。

 以下の2号は6月14日にお知らせした

第2266号 クレプトマニアはみなさん、キョロキョロして目が点になっている
第2265号 興奮してきて体がすごく熱くなって脇の下からも足からも汗が垂れて

 以下の3号は6月8日にお知らせし

第2264号 失うことばかりの人生、普通に生きるのが楽しいんだねと
第2263号 予想どおりの最高裁判決、補足意見に期待した私がバカでした
第2262号 13歳女子に淫行した21歳、“中出し”で取る責任とは

170222  いま購読登録すると以上8号がどどっと送信される。そして月末まであと5号が順次送信される。
 次号は、典型的オレオレ詐欺に引っかかり250万円を受け子に渡してしまったお婆ちゃん(被害時72歳)の証人尋問をレポートしよう。オレオレ等特殊詐欺に注意しろとどれだけ言われても、引っかかるお年寄りが続出するのはなぜか、うわぁ! なるほど! である。
 次々号は、新型オービスの固定式の否認事件。たしか過去4回にわたりレポートしてきた。警察庁および全国都道府県警察の方々にお読みいただいていると思う。でも、回し読みしてません? お1人1部ずつ購読してくださいょ。本件オービス事件に限らず、法廷で何が行われているかリアルに知ることは、日々の捜査に、捜査書類の作成にきっと役立つはず。上を目指す警察官、検察官はみんな購読してます。みんなってのは言い過ぎですか、ひ~。

※ 画像はいただきもの。珍しい標識だ。どこが珍しいって、裏側に公安委員会のシールがない。だからこの標識による規制は道路交通法的には無効なのだ。何の規制? いやそれが忘れちゃって。😞

 ←6月21日11 時30分現在、週間INが90で3位~。

2019年6月14日 (金)

キャッシュカード3枚を騙し取っただけで懲役2年6月!

1905086  被告人は若い。20代前半か。刑務官に伴われて奥のドアから入廷、手錠・腰縄のまま被告人席に座った。
 そして裁判官が登壇するまでずっと、重くがっくりうなだれていた。人生が終わってしまったかのように。
 罪名は「詐欺」。未遂じゃなく既遂なのだ。事件番号に「等」がない。既遂1件の事件かも。前科なし。

 グループが役割分担する特殊詐欺の受け子としてキャッシュカード3枚を騙し取ったのだという。
 何か脅され、離脱できずに加担したらしい。報酬は受け取っていない。
 被告人が騙し取ったキャッシュカードにより引き出された金額は量刑の理由にしません、と裁判官はわざわざ述べた。
 そんなの私は初めて聞いた。あそうか、私がこれまで傍聴してきたのは、騙し取ったキャッシュカードで即何十万円、何百万円を引き出した、いわば“受け出し子”の事件だ。出し子を兼ねず受け子だけの事件は初めてだ。そのへんで裁判官はそんなことを述べたのかな。
 ならば楽々執行猶予か。

 ところがっ、なんと懲役2年6月、未決30日算入、ええーっ!?
 銀行協会やら警察やらを名乗って電話をかけ、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、末端の使い捨ての受け出し子、受け子、出し子を派遣、キャッシュカードを複数枚騙し取って引き出せる限りの現金を引き出す、そういう詐欺(事件名的には「詐欺、窃盗」)が今は主流らしい。
 一般予防(いわば見せしめ)の見地から重罰に処す方針を、検察と裁判所とで決めたのか? オレオレ詐欺についてはすでにそのようになっている。
 ただし、「見せしめのために重罰に処すぞ」とは検察も裁判所もけして世間にアピールしない。法廷の中だけで満足している。こういうのをお役人気質、お役所仕事というんだろうか。
 とにかく、キャッシュカードの受け子のみの事件をもっと傍聴してみたい。んなこと言ってちゃきりがないんだが。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、6月はすでに以下の5号を発行した。

第2266号 クレプトマニアはみなさん、キョロキョロして目が点になっている
 前号からの続き。精神科医を証人尋問。被告人は一流会社に就職、その後渡米してある資格を取りアメリカで働いたり、端から見れば優秀な才女なのに、なぜ窃盗症に陥ってしまったのか…。

第2265号 興奮してきて体がすごく熱くなって脇の下からも足からも汗が垂れて
 被告人は小柄でスリムな女性。万引きで執行猶予中に万引きをやり実刑に。控訴してからくも逆転執行猶予(保護観察付き)とされたのにまた万引き! どうしても万引きが止まらないクレプトマニア(窃盗症)の女性がまた法廷へ出てきた。犯行時のことをハキハキと赤裸々に語るのだった…。

 以下の3号は6月8日にお知らせした。 

第2264号 失うことばかりの人生、普通に生きるのが楽しいんだねと
第2263号 予想どおりの最高裁判決、補足意見に期待した私がバカでした
第2262号 13歳女子に淫行した21歳、“中出し”で取る責任とは

 いま購読登録すると以上5号がどどっと送信される。そして月末まであと8号が順次送信される。
 ちょっとこのバックナンバーのページを見てください。ようく続いてるな! と呆れるでしょ。どの号も大興奮で書いているから続けられるのだと思う。初月無料なので是非試し読みしてみてください。

※ 画像は横浜地検のそばの交差点にある珍しいカメラ。あれは車両の速度を測るんだっけ。
※ あそうそう、「火の付いた爆竹を道路に投げて書類送検! 知らなかったでは済まない道交法違反の意外な規定とは?」という記事をネットに書きました。

 ←6月14日19時10分現在、週間INが130で3位~。

2019年6月 8日 (土)

まさかこれもバンクシー?

1906051
 マニア氏が、珍しい落書きを見つけたと画像を見せてくれた。
 盗聴するネズミ、と見える。ネズミといえば、定置式(待ち伏せ式)の速度取締りをネズミ捕りという。昔のレーダー式速度測定器のアンテナを、猫じゃなくてネズミが持っているのか。なんにしても珍しい落書きだ…。

 バンクシーを真似た落書きとは、わはは、と私が応じたところ、マニア氏はバンクシーを知らないらしかった。
 さすがマニア氏である! 要らぬことを半端に知っている自分が私は恥ずかしい。

 てかこれ、バンクシーを真似た落書きと私は決めつけているが…。
 考えてみれば、他人の建造物等に落書きをするのは迷惑なバカであり、したがって迷惑でバカな汚れを塗りたくるだけ、という原則に、今回のこの落書きは反するように見える。まさか本物? うむ~、ちょと不安だ(笑)。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、6月は現時点で以下の3号を発行した。

第2264号 失うことばかりの人生、普通に生きるのが楽しいんだねと
 社債トラブル名目の詐欺に加担させられ懲役5年を服役。出所後、資格を生かし地道に働いていたが、犯罪に誘われてドタキャン、500万円払わないと家族に危害を加える、帳消しにしたいならと…。世の犯罪の一定部分は、地元の先輩後輩の関係という辺りから生まれているのではないか…。

第2263号 予想どおりの最高裁判決、補足意見に期待した私がバカでした
 大阪高裁の福崎伸一郎裁判長が侠気(おとこぎ)でやってのけた公訴棄却判決(実質無罪)。それを当然に最高裁がひっくり返すシーンを、荘厳、豪壮極まりない第一小法廷で見届けさせてもらった。裁判官5人のうち1人が補足意見を述べたという。まさか福崎さんの侠気に応えたとか!?

第2262号 13歳女子に淫行した21歳、“中出し”で取る責任とは
 ゲーム系の出会い系発の事件。甲1号証は被害女子の調書。こんな部分があった。「うまいこと言って私とセックスすることだけが目的だった…悔しくて許せない」。若い男子の性欲に正直な若者君は、しかし妊娠したら責任を取るつもりだったそうな。その方法とは…。

190605-2  いま購読登録すると以上3号がどどっと送信される。そして6月末まであと10号が順次送信される。そこまで無料。
 6月中に絶対傍聴予定の事件は…。
  司法の犠牲者というべきクレプトマニア(窃盗症)の女性。
  北海道の三菱オービスの否認事件。
  本邦初の外国製オービスの、若く有能そうな検察官が2万%の立証に挑むチョー注目事件。
  覚せい剤密輸犯とされたマレーシア女性、逆転無罪と私は予想する。
  原審無罪の事件の被害者尋問。これは逆転有罪の可能性ありか。
 ほか、
  芸能系の色情事件。否認かな?
  元ラグビー選手の色情事件。真っ向否認!
 などがある。嗚呼、忙しい。じゃねっ。

 ←6月8日23時10分現在、週間INが110で3位~。

2019年5月25日 (土)

下駄で自転車で必死に追いかける変なおっさんが全世界に公開される!?

190517-2-2  週に何回か、自転車で1時間くらい遠出する。農家の野菜直売所(庭先販売)をまわるためだ。
 ほかの奥さんたちに先を越されないよう(笑)急がねばならず、まぁまぁ運動になる。そのうえ、安いからとどっさり買い込んだ野菜を、やっぱり食べねばならず、ダブルで健康的だ。

 先日、そのように出かけた際、妙な車両を見つけた。
 うわ、Googleマップのなんちゃらか?
 柱状部分に、銀色の円筒が3つ、なぜかそれぞれ斜めにあって、3つともくるくる回っていた。いったい何の意味があるんだろう。 
 もっと写真を撮ろうと私は自転車で追いかけた。が、その車両は先の信号を3つ連続青色で通過。どうしても追いつけず、画像はこの1枚きりだ。

 帰宅後、スマホの画像をパソコンに取り込んでよく見たら「Apple Maps」とあるではないか。は~ん?
 Googleマップの下請けをAppleMapsやBananaMapsがやっているということなのか、あるいは…。

 それからギョッとなった。もしかして、下駄はいて自転車で必死に追いかけてくる変なおっさんが全世界に公開されるのか? えーっ!?

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、5月は以下の10号を発行した。

第2258号 末端の使い捨ての若者君は、全部の責任を問われ懲役4年!
 近ごろ「詐欺、窃盗」の裁判が急に増えた。「口座が詐欺師に利用されている」とかお年寄りを騙し、キャッシュカード(金融機関のATM用のカード)と暗証番号を受け取り、直ちに引き出せる限りの現金を引き出す手口だ。その“受け出し子”をやった若者君は…。加えて、特殊詐欺のリクルーターを利するマスコミ報道について。

第2257号 祖母と姉と母親を殺害、無期懲役を破棄したその理由は!
 3人の「殺人」と父親に対する「殺人未遂」で、死刑ではなく無期懲役とされた息子。有罪の理由を拾うことに傾いた一審の精神鑑定を東京高裁は認めず、別の精神科医に鑑定させ…。この事件、誰にも防げなかったんじゃないか。妄想性障害の恐ろしさよ。 

第2256号 上京のたび空き家に寝泊まり、枯れ草を燃やして家屋も全焼!
 滅多に法廷へ出てこない「重過失失火」を傍聴した。「重過失傷害」「重過失致死」と同様、私は注目しているのだ。いやはやなんともな事件で…。

 以下の2号は5月18日にお知らせした

第2255号  全く異なる交通死亡事故2件、量刑の違いをどう受け止めるか
第2254号 意思では止まらぬ万引き病者に、絶対しないとみなで誓わせ

 以下の3号は5月13日にお知らせした

第2253号 典型的な「右直事故」、失われなくていい若い命がまた
第2252号 センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!
第2251号 手話で脅迫、ろうあ者を集めて貧困ビジネス?

 以下の2号は5月7日にお知らせした。

第2250号 まだ22歳の可愛い女性被告人、いったいどんな人生を!?
第2249号 どこまで無茶苦茶な若者、しかし今は週5日仕事なのだという

 いま購読登録すると、以上10号がどどっと送信される。そして月末まで3号が順次送信される。
 最近ちょっと部数が増えている。センシス社(Sensys Gatso Group)の新型オービスの本邦初の否認裁判、あれを追っかけて傍聴し、速報しているためだろうか。近々、入札の関係で唖然呆然のネタを出します。そのネタは『ラジオライフ』にも書く予定。全国都道府県警のオービス担当の方には大いに共感いただけるのではないかと。

 ところで、3月29日、私は東京地裁の法廷内で暴行被害を受けた
 最近、信頼できるすじから情報をいただいた。男(その暴行犯)が「今井さんが笑顔で謝ってきた」とか吹聴しているらしいと。まさか!  重ねて断っておくけども、私はその男と一切関わりを持ちたくない。完全無視している。とりあえずそこまで。
 今号の画像、周辺を消したのは、男の親密交遊者を警戒してのことだ。

 ←5月25日2時00分現在、週間INが110で3位~!

2019年5月18日 (土)

TKKのレーザーパトをセンシスの可搬式が取り締まる!

  「スピード違反取締りに新兵器 “持ち運び可能”どこでも監視 北海道警が導入し取締り強化へ」と4月25日付け北海道放送。私は感動したね~! ※画像はそのニュースより。

 新型オービス(ネットでは移動式オービスと呼ばれる)は、東京航空計器(以下TKK)と、スエーデンが本社のSensys Gatso Group(以下センシス)が競合する形に表面上はなっているが、どっこい、じつは警察庁の主流派はTKK推し、センシスは弾き出されると私は読んでいた。
 実際、TKKの新型オービスはすでにあちこちの都道府県警で購入が進んでいるが、センシスの購入は皆無だった。
 ところが今回、北海道警が! おお~! という感動がひとつ。

1904256  もうひとつは、北海道放送のそのニュース映像に出てくる、センシスの可搬式オービスに測定される形になっているパトカーの、屋根のパトランプの間にある“四角い箱”だ。
 あの箱はTKKのLSM-100、レーザー式の速度測定装置だ。LSM-100は、撮影機能はあるがオービスとしての運用はしていない。
 そのへん説明するとややこしくなるので省くが、とにかく、TKKの装置を載せたパトカーを違反車両に見立て、センシスの新型オービスが測定・撮影するって! マニア的には、いやはやなんともいえぬ感動なのであります。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、5月は以下の7号を発行した。

第2255号  全く異なる交通死亡事故2件、量刑の違いをどう受け止めるか
 幅員約9m、横断歩道のない道路を横断していた89歳男性をはねて逃げ、翌日自首。男性は軽傷と報じられたが4カ月に肺炎で死亡。もう1件は首都高速、上方の渋滞表示板に気を取られ、渋滞の車列へ約70キロの速度で突っ込み3人を死傷させた事故…。

第2254号 意思では止まらぬ万引き病者に、絶対しないとみなで誓わせ
 もう絶対しないと「人間脳」がどんなに固く本気で誓っても、「動物脳」の過作動によりまた万引きしてしまう。それが万引き病、クレプトマニアだ。ところが検察官、裁判官は「人間脳」の誓いが足りないと責めるばかり。嗚呼、かわいそうに、この女性はきっとまた万引きする!

 以下の3号は5月13日にお知らせした

第2253号 典型的な「右直事故」、失われなくていい若い命がまた
第2252号 センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!
第2251号 手話で脅迫、ろうあ者を集めて貧困ビジネス?

 以下の2号は5月7日にお知らせした。

第2250号 まだ22歳の可愛い女性被告人、いったいどんな人生を!?
第2249号 どこまで無茶苦茶な若者、しかし今は週5日仕事なのだという

 いま購読登録すると以上7号がどどっと送信される。そして5月末まであと6号が順次送信される。
 現在、センシスの固定式の否認裁判がさいたま地裁で進行中だ。沖電気さんの証人尋問は4月にレポートした。すごかった。国産オービスもこれまでのオービス裁判もガラパゴス! と思えた。5月は担当警察官の尋問をレポートした。6月もどなたかの尋問をレポート予定。
 全国のオービス担当の警察官諸氏よ、あなたもいずれ尋問されることになる。検察官の証人テストはあるけれども、マニアな私による傍聴席からのレポートも参考にすべきと思いますよ、うふふ。よしうまく宣伝できたぞ。😃

 ←5月18日16時20分現在、週間INが140で3位~!

2019年5月13日 (月)

右直事故の典型パターン

 滋賀県大津市の琵琶湖畔で保育園児らが死傷させられた、あれも「右直(うちょく)事故」だが、右直事故の典型的パターンは直進自動二輪(原付を含む)と右折四輪との激突でしょ、というのはしかしよく考えてみれば、30~40年前の“バイクブーム”の頃を知る者だけかも。
 いまや四輪対四輪の右直事故のほうが多いのかもしれない。

 メルマガ第2253号で「過失運転致死」の裁判をレポートした。
 昔を知る者からすれば典型的な右直事故だった。右折四輪の運転者は地味な小顔女子。直進自二は25歳の男子。その号の編集後記で以下のようなことを箇条書きの形で書いた。若干加筆等する。

P101086921、交通事故の多くは交差点及びその付近で起こる。人や車両が交差するのだから当たり前だ。
2、右折車は信号の変わり際に右折することが多い。
3、右折車の運転者は、対向直進自二の車体が小さいことから、実際より遠くにいると感じ、かつその速度を見誤りがちだ。
4、直進自二と右折車との右直事故は、自二にとっては典型的な事故パターンである。
5、直進自二は信号の変わり際の交差点へ突っ込むな!
6、法的にどっちが悪くても良くても、死傷するのは自二の側だ!
7、速度が高いほど回避しにくく、かつ死傷の程度は大きくなる!

 そのことを被告人も死亡被害者も教えられていなかったのか。なんてこった、と悔しくてならない。合掌。 ※画像は、だいぶ昔に通りがかりに撮影したもの。右直事故の現場ではなかろうと思う。
 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、5月は以下の5号を発行した。

第2253号 典型的な「右直事故」、失われなくていい若い命がまた
 制限速度は40キロ。25歳男子のオートバイが90キロ前後の速度で、赤信号に変わった直後の交差点へ突っ込み、対向右折車(小顔女子)の乗用車に激突、死亡した。直進優先ゆえに、小顔女子が被告人として法廷へ立たされることに。同種の事故が起こり続け人が死傷し続ける理由がはっきり見えて…。

第2252号 センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!
 従来の国産オービスはガラパゴス! そう痛感させるSensys Gatso Groupの新型オービスの、測定値を否認して争う事件。今日は埼玉県警の担当警察官を証人尋問。マニアックに長々レポートしたくなるのを我慢して(笑)、新たに判明したことを9項目、箇条書きにしましたっ。

第2251号 手話で脅迫、ろうあ者を集めて貧困ビジネス?
 裁判官は冒頭、傍聴席に向かって手話の私語を禁じた。そうして手話とハングル文字とダブルの通訳で「強要」の審理が始まった。ろうあ者たちの暴力団、これもろうあ者の社会進出と厚労省は胸を張るのだろうか。

 以下の2号は5月7日にお知らせした。

第2250号 まだ22歳の可愛い女性被告人、いったいどんな人生を!?
第2249号 どこまで無茶苦茶な若者、しかし今は週5日仕事なのだという

 いま購読登録すると以上5号がどどっと送信される。そして5月末まであと8号が順次送信される。
 初月は無料。5月を過ぎてから、たとえば第2252号をどうしても読みたい場合、5月分の13号全部を108円で購入することになる。言ってること分かんないですか? 私も下手な説明だと思います~。

 ←5月13日20時30分現在、週間INが160でなんと1位。ありがとうございます~!

2019年5月 7日 (火)

島国で独自の進化(退化)を遂げたガラパゴスオービス

 190505-3_1  スーパーへ米酢を買いに行った。酢が2割引きセールだった。うむ~。しばし悩んだ末、「純玄米黒酢」というのを買った。2割引きでもけっこうお高いのだが、10連休に浮かれて? ちなみに私の場合、10連休は完全に原稿三昧(ざんまい)。当ブログを更新する暇もなかった。

 それでだ、飲む場合は大さじ1杯を5倍に薄めて飲めとラベルにあった。へぇ、飲むのか。グラスにどぼどぼっと入れ、たっぷりの水を足して飲んだ。
 効いたね~!
 自宅で原稿三昧の日は、昼食後に必ず1時間ほど眠ってしまうところ、眠る前にそれを飲んだら30分足らずですっきり目が覚めてしまった。夕方も仮眠せず、だから夜は疲れて早寝する、なので朝は早起きできる。びっくりである。
 黒酢、おそるべし!

 

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」である。5月は以下の2号を発行した。

第2250号 まだ22歳の可愛い女性被告人、いったいどんな人生を!?
 女性被告人の「窃盗」。またクレプトマニアか? 違った。ありがちな職場盗だった。前科なし。ちゃちゃっと執行猶予で終わりだな、と思ったら、えーっ、なにそれっ! 法廷へは出てこないはずの真実というか…!

第2249号 どこまで無茶苦茶な若者、しかし今は週5日仕事なのだという
 2012年に京都府で、無免許&居眠り運転の少年が集団登校の小学生たちに突っ込み、という事件があった。あれと同じパターンの事故で保護処分を受け、その後、無免許運転でなんと朝鮮総連へ行き、さらに…。こんな若者もいるのだ。

 いま購読登録すると以上2号がすぐ送信され、月末まであと11号が順次送信される。
 今月もセンシス社(Sensys Gatso Group)のトラッキングレーダー式の新型オービスの、否認裁判の証人尋問をレポートできる。前回の証人尋問は凄かった。第2228号「センシス社の新型オービス、本邦初の検察側証人尋問に大興奮!」と第2229号「センシスの新型オービス、それって軍事技術じゃないのっ?」でレポートした。

 日本のオービスは、この島国の中で特殊な裁判所に守られて独自の進化、いや退化を遂げたガラパゴスオービスといえるんじゃないか。世界を股に掛けて商売するセンシス社の新型オービスは、いわば“黒船”、かなわんのじゃないですか?
 てゆっか、この間の流れ及びいろんな文書をマニアックに見ると、警察庁の主流派があからさまに東京航空計器推しであることが読み取れ、かつ、東京航空計器のスキャンレーザー式、大丈夫なの? という気がする。全国都道府県警の諸氏よ、泥船に乗って沈む、なんてことがないようご注意ください。

 ←5月7日16時40分現在、週間INが60で3位~。

2019年4月25日 (木)

高齢者の踏み間違い事故は起こり続ける!

05102113 このブログ、まるまる1週間も休んでしまった。
 先週の水木金、今週の月火水曜日を連続で裁判所へ通い、なんとその6日すべて裁判所の帰りに外酒を飲み、ネットの記事を書き、メルマガを書き、傍聴ノートの整理も毎日やらねば収拾がつかなくなるので…。
 消耗したね~。少し痩せたと思う。

 ネットの記事とはこれだ。「踏み間違い事故が一番多いのは若年層、だが死亡事故につながる割合は高齢層が突出! データから読める意外な真相とは?」。
 世間はあの87歳の元通産官僚氏を責める方向で盛り上がっているようだが、私は全く別のことを思う。
 アクセルとブレーキが現在の状態であり続ける等、今のままなら、というか効果的な改革は当分期待できないので、高齢者の踏み間違い事故は年間2千件かそこら起こり続け、年間何十人か死亡することになる。加害の当事者に、被害の当事者に、必ず誰かがなり続ける。
 私の“位置”からは、踏み間違い事故に限らず、失われなくていい命が無残に失われ続けているように見える。残念無念、ほんとに悔しい。
 そのへんのこと、5月末頃発売の『ラジオライフ』に詳しく書かせてもらう予定だ。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、4月は以下の9号を発行した。

第2244号 ヤクザがらみか怪しい不動産業、しかし刑事裁判は完全スルー
 事件名はたかが「横領」なのに早々と警戒の職員が張り付いていた。傍聴席にはヤクザ方面っぽい男性が5人。なんだろう、ちらっとチェックして「住居侵入、殺人、死体遺棄」へ行くつもりだったが、出られなくなってしまった…。

第2243号 信号無視が最高裁第1小法廷へ! 傍聴してきました~
 大阪高裁の福崎伸一郎裁判長が原判決(罰金9千円)を破棄して逆転公訴棄却(実質無罪)とした事件。案の定、最高裁はひっくり返して有罪とすべく弁論を開いた。交通違反の処理手続きが専門の私めがレポートさせてもらいます!

第2242号 ずっといじめられ中学からぐれ、判決はチョー珍しい「拘留」!
 前科5犯。金沢刑務所を出て、仕事を探しに東京へ。だが元勤務先はなく、保護を求めて区役所へ行ったが閉庁日。電車の乗客から「臭い」と言われてイライラしていたこともあり「人を殺す」「殺した」と虚偽の110番通報を。そうして出所当日に逮捕されたのだった。

第2241号 極めて珍しい「侮辱」裁判、女性駅員に対しぶつけた言葉は
 人定質問で裁判官から住所を問われ「それ言わなきゃいけないの? いやルール知らねえからルール、言っていいのかい。ほかに(傍聴人に)聞かれちゃう」と被告人。JRの女性駅員(24歳)に対し「デブ、ブタ、ブス、キモい、口臭えんだよ」などと言ったのだそうだ。しかし「とりあえず」否認…。

 以下の2号は4月12日にお知らせした

第2240号 最近流行の銀行カード詐欺と、チケット詐欺師の無免許運転
第2239号 秋葉原のアイドル少女を食い物にする手口がすでに蔓延!?

 以下の3号は4月7日にお知らせした

第2238号 刑務所で冷たくされたと恨み、出所して名誉毀損のビラをまき
第2237号 大型自二の検定試験、1本橋で落ちて「すべっただけだ!」と
2236号 2度の期日をすっぽかし、とうとう「勾引」された被告人は…

 いま購読登録すると以上9号がどどっと送信される。そして4月末まであと4号が順次送信される。
 4月24日、東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)の1階フロアでちょっとした事件があった。警察官多数が臨場し救急車もやってくる事態となった。途中から見た人は「また裁判所で殺人事件か!」と真っ青になったかもしれない。先日は私自身、東京地裁の法廷内で暴行被害を受けたし、いろんなことが起こる…。

←4月25日17時50分現在、週間INが110で3位

2019年4月12日 (金)

秋葉原のアイドル少女を食い物にする手口がすでに蔓延!?

 どうなんだろこれ。以下は4月11日付けTBSニュース。

元俳優を詐欺容疑で逮捕、高齢女性から3000万円超
 元俳優の22歳の男が、うその電話にだまされた65歳の女性から現金およそ3300万円を受け取ったとして、警視庁に逮捕されました。
 詐欺の疑いで逮捕されたのは、元俳優の■■■■容疑者(22)です。
 ■■容疑者は去年11月、東京・台東区にひとりで住む65歳の女性に、息子を装って「人の名前を借りて株を買ったのがバレてしまったので、返さないといけない」などとうその電話をかけ、現金3280万円をだまし取った疑いがもたれています。
 ■■容疑者は今年2月にも別の2件の詐欺事件で現金受け取り役として逮捕・起訴されていて、所持品の捜査から今回の事件への関与が浮上しました。取り調べに対し、「警察には協力しません」と黙秘しているということです。

 去年11月の事件については、自分で欺罔電話をかけ、若干22歳でどかんと3280万円も稼いだ、としか読めない。「詐欺ドリームじゃん!」と興奮する若者もいるかもしれない。

19032812  自力で3280万円も稼ぐ“才覚”がありながら、なんで末端の使い捨ての受け子を2件もやったのか。アホか! である。
 真実は、3280万円についても受け子であり、騙し取った金はすべて暗証番号式のコインロッカーへ入れ、番号を現金運搬役へ伝えた、そんなところじゃないのか。
 しかし刑事司法的には、末端ではあるが詐欺の完遂に不可欠な役割を担った者として、重い刑事責任を問われる。親がかなり被害弁償したとしても、数年間の刑務所行きは免れないだろう。

 そうして警察は、刑事司法的に詐欺全体の共犯者の1人を逮捕したと記者発表する。記者クラブメディアの役割は、警察発表をそのまま、または若干要約して報道すること。「詐欺ドリームじゃん!」という誤解を招いても、警察発表のまんまゆえセーフ。ま、そういうことかなと私は読む。
 受け子や出し子の逮捕報道は基本的にその線でいく。それが、受け子や出し子のリクルートをしやすくさせているんじゃないか、私は傍聴席でいつもそう思っている。
 「警察には協力しません」とは、リクルーターや現金運搬役や見張り役等々について言いません、言えません、という趣旨かと。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、4月は以下の5号を発行した。

第2240号 最近流行の銀行カード詐欺と、チケット詐欺師の無免許運転
 はは~、最近流行のあの詐欺はそういう手口なのか、すごいなぁ、という事件。プラス、こいつは詐欺師だ、逮捕された、などとネットに書かれ、数年後には行方不明者を捜すサイトに氏名がある、そんな女性が「道路交通法違反」の被告人として法廷へ出てきた。詐欺は実刑だったらしい。道交法違反は…。

第2239号 秋葉原のアイドル少女を食い物にする手口がすでに蔓延!?
 原告氏名も被告氏名も「閲覧制限」の民事訴訟の、本人尋問があった。傍聴してみた。なんとアイドルがらみの事件だった。本件のようなトラブル、そっち方面の方々はみなさんご存知なのだろうか。

 以下の3号は4月7日にお知らせした

第2238号 刑務所で冷たくされたと恨み、出所して名誉毀損のビラをまき
 好意が恨みに変わり、仮出所して間もなくから、相手の氏名等に加え「覚せい剤を買いませんか」と書いた紙を、約1年4カ月もまき続けた。恨みは薄れ「毎日の習慣」のように執着したのだという。似たような前科もあり、明らかにあの“障害”でしょ。しかしひたすら刑務所へ送る、それが裁判所の日々の習慣だ。あんたらの障害のほうが重く有害だと傍聴席から思っちゃダメですか!

第2237号 大型自二の検定試験、1本橋で落ちて「すべっただけだ!」と
 自動車学校の“モンスター生徒”だったのか? と思えた。押しに負けて卒業証明書を不正に交付した(とされる)実技試験の検定員らは、すでに有罪判決を受けているという。解雇もされたはず。人生が大きく狂ったのではないか。学校も児童相談所もコンビニも食堂も、モンスター対策は急務かと。いや私も。

第2236号 2度の期日をすっぽかし、とうとう「勾引」された被告人は…
 1度目の理由は急な発熱だった。その診断書が出ないまま、2度目の理由は祖父の四十九日だった。3度目、被告人は勾引(裁判を受けさせるための身柄拘束)をされ、裁判が始まった。傍聴してみて、私は被告人に好感をもった。正直な男じゃないかと。事件は超過80キロ台のスピード違反で…。

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 移動の時期と5月の大連休に挟まれ、4月下旬はメッチャ開廷が多い。逆転無罪かもしれない事件も、逆転執行猶予かもしれない事件もある。無罪をひっくり返すだろう最高裁の弁論期日もある。忙しいっ。

←4月12日11時30分現在、週間INが130で3位

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