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カテゴリー「「裁判傍聴バカ一代」」の420件の記事

2019年10月 8日 (火)

国民クイズ、100円玉を拾ったらどうする!?

 さてここでクイズです!
 駅前を歩いていたら、あっ、100玉が落ちているのを見つけたとしましょう。あなたはどうしますか?

  (1)拾ってポケットに入れる
  (2)拾わず通り過ぎる
  (3)拾って交番に届ける

 1番は遺失物横領罪だ。犯罪である。以下は刑法。

第二百五十四条 遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する。

 2番が無難なようにも思えるが…。
 小中学生は迷わず拾うだろう。ラッキー、と喜ぶだろう。
 でも、ネコババして喜ぶ子どもを育てるのは社会的に良くないでしょ。
 間違った達成感を与えないために、大人が先に拾うべきでしょ。

 1910041 そう、正解は3番である、と私は思う、思いたい。
 私は100円玉を拾って交番へ届けたことが確か2度ある。現金ではなく、女性下着(非セクシー系)とか入った小さな可愛い巾着袋を拾って届けたこともある。金歯(金の歯冠)を届けたこともある。もちろん千円以上の現金を届けたことも。

 100円玉でも交番へ届ければ、警察官は拾得物なんちゃらの書類を作成する。時給換算で優に100円以上の手間をかけさせることになる。申し訳ない。
 しかしっ、人間社会に大切なのは良心である。良心は金銭換算できない。
 私が総理大臣になったら、議員にも官僚にも国民各位にも良心を義務づけよう。良心が欠けた者は牢屋に隔離しよう。
 っておいおい、国家が義務づける良心が、良心を義務づける国家が、そして国家が良心を義務づける時代が、いちばんヤバイんでね!?

 なーんてことも編集後記に書いたりするメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、10月は以下の3号を発行した。

第2316号 新型オービス、出版社がネットに写真を載せ刑訴法違反!
 埼玉県の国道17号でSensys Gatso Group(本社はスエーデン)の新型オービスにより45キロ超過で取締りを受け、測定値を否認している裁判。今日の法廷にはすごいものが出てきた。長年オービス裁判を追いかけてきた私は大興奮、大感動!

第2315号 どっちもどっちなら被害者になったもん勝ちというルール
 ありがちな粗暴犯。しかし1件は、虐待母に対する「積年の不満」が爆発した事件だった。もう1件は、おそらくは吹きだまりの宿泊施設、被害者とされた男のほうも相当悪いだろ! と思える事件なのだった。

第2314号 結婚を確信、謝罪して関係を修復したかったとストーカー
 被害女性からすれば恐怖で許されないが、身勝手で強固な思い込みに支配され抜けられないのは、人間として普通のことなのかもねぇ。その判決はなんと…!  もう1件、犯行時少年の、やたら長い事件名の控訴審第1回。「強盗致傷」もあり原判決はかなり重い。これは見届けなければ。

 いま購読登録すると以上3号がどっと送信される。そして10月末まであと11号が順次送信される。
 初月は無料だ。じゃあ翌月からいくら? 110円なのである。1号につき、ではなく1カ月分全部で110円だ。冷静に考えてみると、薄利多売とか価格破壊とか飛び越えているような気が。どうせ毎号短いんだろ? いっぺん無料の試し読みをしていただければと思う。してください~。

※ 画像は、わりと最近の家のみの酒肴。左側は、タマネギの酢漬けに家人が食べないレタスの外葉と赤青ピーマンを刻んでのせ、さらに100g70円くらいの国産豚肉を塩胡椒等で焼いてのせたもの。右上は自作の酢の物。いただきものの高級(たぶん)ワカメと私がどこかで安く買ったきうりに米酢と純玄米黒酢をだばだばかけ、市販の濃縮出し汁となんか茶色い砂糖を少々加え、かき回したもの。これがめちゃくちゃ旨くて! 画像右下は定番のナス焼き。薬味は生姜とミョウガ。最高! こういうので焼酎を飲むのが私の幸せだ。あなたの幸せ時間はなんですか?

 ←10月8日0時20分現在、週間INが110でまだ1位~!

2019年9月28日 (土)

最高裁事務官の盗撮事件

 消費税増税というのは、大企業や富裕層(=官僚の天下り先で自民党の献金元で、かつ官僚自身と身内、自民党議員自身と身内、およびお友だち)の減税分を下等国民に負担させる、そういう面もあるらしい。
 ま、そんなこととは関係なく、各スーパーが一世一代の刺激的なチラシを打ち、大賑わいだ。
 私も4リットルの業務用焼酎とか買いまわった。いやめっちゃ忙しいのだけど、閉じこもっているとかえって能率が悪い。自転車で急ぎ複数のスーパーをまわるのは運動になるのだ。
 そうしてたまたまこれを買った。5袋198円(税抜き)で。 


 

 私は糖質制限食。午後3時以降は炭水化物を食べないお約束なのだが、パッケージが小さかったので、つい夕方に食べてしまった。
 パッケージは小さいのにけっこうな量があった。えーっ。しかし捨てるわけにもいかないので全部食った。
 なんと、旨かった! 見た目も味もこんなの初めて。小麦じゃなく米の麺なのだね。衝撃的な旨さで、インスタント麺はもうこれしか食べない! と固く決意した。 ←あんたの決意は(笑)。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は以下の11号をすでに発行した。

第2312号 11カ月の女児がズボンの裾をつかんだからと腹を立て
 犯行後5年間、行方をくらまし、12年後にようやく自白したとされる「傷害致死」。「捜査一課特命捜査対策室」が関わったのだという。これはあくまで私の印象妄想だが、被告人は幼少期に愛されたことがなく、虐待といじめと暴力の中で育ったのか…。  編集後記は驚愕の“お漏らし新時代”!

第2311号 被告人は最高裁の事務官、棒の先に小型カメラをつけて…
 大きく報道された事件。私は初めて聞く手口だった。30代、独身、そっち方面の匿名掲示板に耽溺してしまったのか…。

第2310号 少年時に何度か少年院へ、成人してすぐ今度は刑務所へ
 少年の顔面を殴り、倒して顔面等を蹴り、全治まで約45日間を要する顔面多発骨折の傷害を負わせた、とはいえそれは少年時の犯行。なのにさくっと実刑! この若者は刑務所でどんなワルと交流し何を学ぶんだろうか…。

 以下の4号は9月21日にお知らせした

第2309号 芸能系でDV系で酒乱系の事件、前夜までの自白をひるがえし
第2308号 オレオレ詐欺の若い受け子、ぎりぎり執行猶予の理由は?
第2307号 生活保護の74歳が酒を万引き、かすれ声で発した名言とは
第2306号 部活の女性コーチによる体罰事件、罰金15万円とは

 以下の4号は9月14日にお知らせした

第2305号 信号無視の自転車事故、1時間まったく話が噛み合わず
第2304号 摂食障害で窃盗症の若い女性、再犯しないと誓えば誓うほど…
第2303号 不法残留約6年の韓国人、東京の片隅でつましい愛の暮らし
第2302号 あの「円天」の元営業課長、無免許運転で実刑判決の理由

 いま購読登録すると、以上11号がどどっと送信される。そして9月末までもう1号が送信される。それは29日(日)になるかと。
 消費税の増税に伴い、このメルマガも値上げになる。108円から110円に。1号につき、ではなく1カ月全部で110円になるのだ、10月から。この内容でこの本数で2円ぽっち上がったってぜんぜんオッケーかもしれないけれども。

 ←9月28日22時00分現在、週間INが100で3位~。

2019年9月21日 (土)

芸能系でDV系で酒乱系の

 末期がんの男性。あらゆる治療をやったがダメ。苦痛のなか死を待つばかり。しかし大麻を使用して苦痛は緩和され気分がよくなり食欲が出て、なんとがん細胞の縮小が見られた。主治医が驚いたという。
 ところが日本では大麻は違法薬物とされる。男性は逮捕され大麻を絶たれ、苦痛に耐えて刑事裁判を争った。
 普通、具合が悪い悪いと言う被告人は、審理が終わって廊下へ出るとしゃっきりニコニコしているものだが、この男性は逆だった。法廷では普通にしているのに、廊下へ出ると苦痛に悶えた。
 そして男性は、判決を待たずに亡くなった。
 唯一の救いは、無罪を勝ち取り再び大麻を使用できる、他の末期がん患者にも福音になると信じていただろうことだ。
 判決は間違いなく有罪、相場どおり執行猶予付きの懲役刑だったはず。絶望を知らず、希望のうちに亡くなったのだ。
 予定されていた期日は取消しになったが、私は法廷前へ行った。期日取消しを知らず漂っているだろう男性の魂魄に合掌するために。何年も前のことだ。

 「GREEN ZONE JAPAN」というサイトに「安倍総理とCBDオイル」という2018年1月7日付けの記事を見つけた。こんな部分がある。

週刊アサヒ芸能の1.4-11号に「安倍晋三、大麻サプリ使用の禁断生活!」と題された特集記事が掲載されました。記事によると、安倍総理は持病の潰瘍性大腸炎の治療目的に、カンナビス由来の CBDオイルを内服しているとのことです。記事の論調としては、「CBD自体は特に問題がない」としつつも、海外から輸入された製品には THC が微量に含まれている可能性があり、法的にグレーな製品を日本の総理大臣が服用するのはいかがなものか、という内容でした。

相変わらず、大麻=違法=悪、という思考放棄の方程式は残念ですが、本邦の総理が大麻製剤を利用している可能性を知らしめたという点では有意義な報道であったように思います。

 CBDとはカンナビジオール。日本は医療大麻を明文規定で禁止しているのに、CBDオイルはいいのっ!?
 調べたらあった。販売されていた!


 

 もし本当に総理大臣が使用しているとして、そのことが広く知られれば、救いを得られる人がいるかもしれないのに!
 医療大麻はもちろん嗜好大麻をも解禁する方向へ世界は向かっている。禁止する合理的理由がないことが明らかになってきたようだ。
 しかし日本は解禁するつもりがない。巨大製薬企業の利益、官僚の天下り先、政権党への献金を守るために? そこで総理大臣はこっそり使用し、テレビは知らん顔、というか相変わらず「大麻=悪」でいく。不幸だと思う。
 東京オリンピックで、医療大麻を所持した外国人が逮捕され、世界からごうごうたる非難を浴びたときどうするか、厚労省は対策を考えているのだろうか。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、9月は現時点で以下の8号を発行した。

第2309号 芸能系でDV系で酒乱系の事件、前夜までの自白をひるがえし
 往年の有名俳優の娘さんで自らも芸能活動をしている女性の、内縁の夫(歌手)の事件。かなりのイケメンで、グレーのダブルのスーツで法廷へ現れ…。

第2308号 オレオレ詐欺の若い受け子、ぎりぎり執行猶予の理由は?
 例によって末端の使い捨ての受け子だけが捕まった事件。既遂1件、未遂1件。既遂があれば若年者でもさくっと実刑、刑務所行きが普通なのに、本件は執行猶予とされた。その理由は…。

第2307号 生活保護の74歳が酒を万引き、かすれ声で発した名言とは
 被告人が法廷で名言、迷言をいうことはよくある。今回の名言には私は感動したね。おっしゃるとおりそのとおり! しかし官僚制度はそんなこと気にしないのだ。

第2306号 部活の女性コーチによる体罰事件、罰金15万円とは
 興味深い事件の判決のみ3件。最高裁、検察庁の庁名碑にペンキをかけて服役したおじさんが出所後、内閣府の庁名碑にまた…。普通は不起訴だったろう体罰事件…。そして超珍しい侮辱罪…。

 以下の4号は9月14日にお知らせした

第2305号 信号無視の自転車事故、1時間まったく話が噛み合わず
第2304号 摂食障害で窃盗症の若い女性、再犯しないと誓えば誓うほど…
第2303号 不法残留約6年の韓国人、東京の片隅でつましい愛の暮らし
第2302号 あの「円天」の元営業課長、無免許運転で実刑判決の理由

 いま購読登録すると以上8号がどどっと送信される。そして月末まであと4号が順次送信される。
 初月は全部無料だが、おもしろくて購読解除できずに月が過ぎると、翌月分は有料となる。これまで108円だったが、10月から消費税増税で110円となる。1号が110円ではない。火木土発行の1カ月分全部が110円だ。
 10月は、ある有名傍聴人が自らまた被告人になる裁判をレポートできるかと思う。

 ←9月21日15時10分現在、週間INが100で3位

2019年9月 3日 (火)

鳩に餌くれて罰金10万円、たけーかなと

 鳩の餌やり、モンスター餌まき人の映像がテレビでよく報じられる。
 現時点で私は8400件事件以上の主に刑事裁判を傍聴している。テレビの事件報道を見るとだいたい「ああ、その種の事件は傍聴したっけ」となる。鳩の餌やりもそうだ。
 メルマガ第2058号「鳩のエサやり事件がついに法廷へ出てきた!」から、証人尋問が始まる前の「おいおい!」なこと等をすぱっと省き、一部だけ以下に転載しよう。もちろん著者(俺だよぅ)の承諾を得て。
 東京簡裁、罪名は「暴行」、被告人は50代半ばのタクシー運転手だ。なお、「被告人」とあるのはメディアがいう「被告」のこと。民事は原告vs被告、刑事は検察官vs被告人なのだが、メディアは必ず刑事も「被告」とする。

 事件が起こったのは昨年4月10日の朝、JR中野駅の北口のロータリー
 証人は中野区役所の職員で、まとめるとこんなことがあったのだそうだ。

証人   「北口の改札を出て…腰掛けて鳩にエサをやっていた…ヤメてください、ヤメないと写真撮りますよ…うるせーな、関係ねーだろ…注意して…鳩のエサを最後まであげたあと…歩き出した…私は(追って)声をかけ続けた…(被告人は)ふざけんな、とか何か言いながら…」

 そして証人は被告人から、頭部を「3回くらい」「殴られるというかひっぱたかれるというか」されたのだという。
 検察官は、叩いた手は左右どちらか、どんな動作で叩いたか、手のどの部分が証人の頭部のどの部分にどう当たったか、詳細に尋問していった。
 そのへんのことは員面、検面にがっちり固まっているはず。こういう尋問は、それら調書の内容を口頭で確認して証人尋問調書に記録する手続きといえる。
 こんな部分があった。

検察官 「被告人以外にも、鳩のエサやり…注意したことは…」
証人   「職務上、管理している場所なので、エサやり以外にも注意していました」
検察官 「悪態をつかれることも…」
証人   「もちろんあります。粘り強く説得するしかない…よほど悪質な人に対しては、警察の方の応援を依頼したり…あきらめるということはありません」

 なるほど。注意しても相手が退かない場合、引っ込めば相手は図に乗り、それを見ていた周囲の者も、なんだべつに平気なんだ、とかなるだろうからねぇ。

 10時42分、証人は傍聴席へ戻り、被告人質問が始まった。
 被告人質問は、私の傍聴ノート(B5サイズ)で7枚半になる。一部拾うと…。

弁護人 「(被害者から)注意されてどう思いましたか」
被告人 「うるせぇなぁ、といったような…」
弁護人 「(注意された後)エサはどうしましたか」
被告人 「残ってたんで全部まいちゃったと」

 暴行行為については…。

被告人 「しつこく寄ってくるんで、右手でふりほどいたってのは憶えてる…その行為が暴行っていうのかなって俺は思ってる…とりあえず、ぐだぐだ言ってくるもんだから手を振った…ちょっと指先が触ったと思う」

 裁判官の頭の中で、有罪の事実認定の文章がほぼ固まったろう(笑)。
 こんな話が出てきた。

弁護人 「どのような処分を予想していましたか」
被告人 「とりあえず、鳩のエサ…1万か2万の罰金だったらいいかなって」

 しょぼい交通違反じゃあるまいし、暴行の罰金が1万円や2万円のはずがない。

弁護人 「実際、どうなりましたか」
被告人 「10万だと思います(裁判所から支払命令が)きたのは…鳩にエサくれて10万の罰金、たけーかなと、ちょっと不服…電話かけたんだ」

 略式に応じて罰金10万円の支払命令を受け、不服があると正式裁判を被告人から請求した、そういうことかと推認できる。

 どこの駅前もだいたい、エサやりが禁じられており、中野駅北口も禁止されていることを、被告人は知っていたんだという。
 なのになぜエサやりをしたのか。

被告人 「毎日(エサを)やってる人、3~4人いるのでまぁ大丈夫かなと…動物に癒やされる…慣れてくると手に乗ってくる鳩もいるんで、かわいい…ま、めっかって注意されたらよせばいいかなと…110円のムスビ(おにぎり)買って少しほぐしてやってたんで…残りを早めにまいて逃げればもう終わるかなって」
検察官 「駅前はなぜエサやりが禁止か分かりますか」
被告人 「まぁ、とにかく汚れるからってのが」
検察官 「汚れるし、病気が発生するかもしれない」
被告人 「分かります」
検察官 「大量の鳩に嫌悪を感じる人もいると」
被告人 「うーん、うちは群馬の農家…牛も飼ってたんで…ほこりがたっても…微量な細菌が肺に入って免疫力が上がる…微量…接してないと人間力が下がってしまう…」

 人間力ねぇ! なるほど、おきれいでスマートなIT社会へ進むにつれ人間力は下がっていくのかも。


 

 求刑も判決も傍聴した。求刑は略式と同じ罰金10万円。判決はなんと罰金8万円だった。略式に応じなければ不起訴(起訴猶予)で終わる事案だったからか。
 いちおう説明しておくと、「正式な手続きの裁判を受けられることも分かりましたが略式でけっこうです」旨の承諾の署名押印を本人がしなければ略式の処理はできない。その署名押印をすれば原則必ず相場どおりの罰金刑になる。
 署名押印をしなければ、検察官は公判請求(正式な裁判への起訴)か不起訴かどっちか決めることになる。

 ←9月3日9時30分現在、週間INが70で3位~。

2019年8月30日 (金)

マスコミタブーの未決算入がついに!

 早起きして、スマホの乗換案内で電車の時刻をチェックし、お弁当をつくり、少ない髪を整え、雨が強いので下駄(カラコロ音が出ない特殊なやつ)で行くことに決め、着替え始めたところで、嗚呼! 突然に断念した。横浜地裁への往復だけで約3時間。その時間を原稿書きに充てようと。

 今朝10時20分からだっけ横浜地裁で江口大和弁護士の第1回公判があったメルマガ第2212号「よくある道交法違反、犯人隠避等の裏に、まさかのとんでも事件が!」(閉廷後すごいことが起こった!)に出てくるあの弁護士の事件なのだ。この期日、せっかくマニア氏から教わっていたのに申し訳ない。

 原稿書きで忙しいのだけど、チョー珍しい報道を発見。これは私のほうで言及しておかねばならぬ! わざわざ言及する者は私以外にいないと思うので(泣)。
 以下は8月29日付け朝日新聞の一部だ。

432円の万引き、勾留19カ月 訴訟能力争い長期化
 百円ショップで400円ほどの万引きをしたとして窃盗罪に問われた女(37)に、名古屋地裁(吉井隆平裁判長)は29日、懲役1年2カ月(求刑懲役1年6カ月)の実刑判決を言い渡した。被害が少額で犯行も認めていたにもかかわらず裁判は1年4カ月も続き、勾留日数が刑期に算入されて即日釈放となった。

 判決の主文はこんなふうだったはず。後段の言い方はちょっと違うかもしれないが。

裁判官 「主文、被告人を懲役1年2月に処する。未決勾留日数中360日をその刑に算入する」

1908301-2  未決勾留日数の算入で主刑の刑期はチャラ、即日釈放、そういうことは希(まれ)にある。
 たとえば罰金20万円だけども金5千円を1日に換算して満つるまで算入、罰金は払い終えたことにして釈放、そういうことはしょっちゅうある。
 しかし未決算入はマスコミタブー。ところが今回出てきた。チョー珍しい。世の中何が起こるか分からないとはこのことである。

 万引き事件自体については、よくあるパターンだと思う。
 明らかに病気が原因の万引きはよくあるが、日本の検察、裁判所は認めない。治療しなきゃ万引き被害がくり返されるに決まっているのだが、検察、裁判所の知ったことじゃない。相場どおり量刑の階段を上らせる。せいぜい「病気の影響が一定程度あったと認められる」とか言って、階段の段を数ミリ低くするくらい、それが基本だ。

 今回の女性は今後も刑務所行きをくり返し、自己評価がますます低くなり、いずれ自殺して万引き被害は止まる、そうなる可能性を残念ながら指摘せざるを得ない。でも検察、裁判所の知ったこっちゃないのだ。これも一種の縦割り行政ってやつかと思う。

 ついでにメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」の8月の既発行分を急ぎお知らせしとこう。
 第2295号までの8号については8月20日にお知らせした。その後現時点までに以下の4号を発行した。

第2299号 新型オービスのセンシス、世界シェアは2位か3位って!
 本邦初の重要裁判、センシスの新型オービス(うち固定式)の否認事件、 いよいよセンシス社員氏の証人尋問! 世界で商売するにはそこまでの信頼性が必要なのかと唖然。日本の特殊な裁判所に守られ無菌培養された従来の国産オービスは、もう降参でしょ。

第2298号 三菱オービス否認裁判、ネットの匿名記事が取り上げた!
 当メルマガで何度かレポートしてきた否認裁判、の判決がネットの匿名記事に。こんなことは珍しい。オービス裁判、このやり方では絶対勝てない、この突っ込み方しかない、という私見をちらっと披露。

第2297号 消えた年金の被害者76歳、総務省の庁名板を汚損し
 最高裁、検察庁、内閣府の庁名碑にペンキをかけた「器物損壊」を第2291号でレポートした。今度は総務省の庁名板にヒズミをかけて「軽犯罪法違反」。“正義の高齢者”が続々と?

第2296号 罰金が3万円下がって71歳のタクシー運転手は泣いた!
 事業に失敗してタクシー運転手に。事故は自転車のおばさんのほうが突っ込んできたともいえる態様で、運転手(本件被告人)は「会社がうるさいから救急車を」と。しかしおばさんは「急いでるから」と立ち去り…。

 いま購読登録すると以上12号がどどっと送信される。そして8月末まであと2号が順次送信される。次号はセンシス裁判の続きだ。いま書いてるとこ。当ブログ記事中の上掲画像はセンシスオービスの取説より。

 ところで「あおり運転、先に110番して「被害者」の立場をゲットせよ」と8月29日付けSmart FLASH。記事中になんと私の名が! 問い合わせを受け、超絶マニアックデータと傍聴ノートに当たったのだ。そんなこともしてたので時間がなくて忙しくてっ。

 ←8月30日18時00分現在、週間INが90で3位~。

2019年8月27日 (火)

コツメカワウソ、何頭死なせても密輸入する男たち

 「人気のコツメカワウソ 国際取引 原則禁止に」と8月27日付けFNN PRIMEのニュース。
 何か事件等が報道されると、傍聴マニア諸氏はみなそうだろう、「あっ、その種の事件、傍聴したょ!」となる。
 私の場合、傍聴した事件については詳細メモを取っているので(三菱ジェットストリームのインクの減りが早い速い)、傍聴ノートに当たれば詳しいことがわかる。特に印象深い事件、報せたい事件については週3号発行のメルマガに書いている。

 コツメカワウソの事件はメルマガ第2231号「コツメカワウソ人気の裏で、何頭死なせても密輸入する男たち」で判決のみだがレポートした。
 その号の本文部分の一部を、若干の加除訂正をして以下に掲載しよう、もちろん著者(俺だよぅ)の承諾を得て。
 メルマガ上では何カ所かハイパーリンクをつけているが、ここでは省く。

   3月22日(金)、東京地裁の開廷表に珍しい事件名があった。
 外為法とか興味はないが、まぁ念のためにと被告人氏名でスマホ検索。ヒットあり! 以下は今年1月24日付けスポニチだ。実名をアルファベットに改める。

「コツメカワウソ」かわいそ~ 密輸未遂で男2人を逮捕
 絶滅が危ぶまれるコツメカワウソを無許可でタイから輸入しようとしたとして、警視庁は23日までに、関税法違反(無許可輸入未遂)の疑いで、住所不定、職業不詳M容疑者(52)=外為法違反罪で公判中=と東京都葛飾区、職業不詳H容疑者(24)を逮捕した。
 警視庁によると、M容疑者が密輸を指示し、H容疑者がキャリーバッグに入れて羽田空港に運んだ。カワウソは1匹100万円以上で取引されることもあり、警視庁は転売目的だったとみて入手ルートや販売先の実態解明を進める。

 近ごろ何かと話題のコツメカワウソちゃんじゃないか!
 同時刻、すぐ近くの法廷で「迷惑防止条例違反」の新件があったが、私はこっちを傍聴することにした。
 15時~15時10分、東京地裁・刑事第1部531号法廷(52席、石田寿一裁判官)で「外国為替及び外国貿易法違反(変更後の訴因:外国為替及び外国貿易法違反、関税法違反)、関税法違反」の判決。
 傍聴人は20人くらいだったか。関係者がけっこういたように思う。

 被告人は2人。
 M(上掲報道では52歳)は身柄(拘置所)。官品と思しき独特のデザインのジャージ上下。濃いぃ白髪で、メガネのレンズの上から傍聴席を見渡した。
 H(同24歳)は非身柄。黒く濃い髪。黒スーツを着てスリムだ。

 M(52)に対する「外国為替及び外国貿易法違反(変更後の訴因:外国為替及び外国貿易法違反、関税法違反)」の、H(24)に対する「関税法違反」の判決を言い渡すと宣してから…。

裁判官 「主文、被告人M(52)を懲役2年に、被告人H(24)を懲役1年6月に処する。この裁判が確定した日から、被告人M(52)については4年間、被告人H(24)については3年間、それぞれその刑の執行を猶予する」

 公訴事実の第1は、M(52歳)の犯行についてだ。
 2018年6月20日、M(52歳)は、分離前の相被告人■■■■および氏名不詳者と共謀し、タイのスワンナプーム国際空港で「生きているコツメカワウソ3頭を隠匿したボストンバッグ」を成田空港行きの第○便の機内預託手荷物として預け、翌21日、成田空港から日本へ輸入した…。
 なんと密輸入は成功したのだ。

 「絶滅のおそれ…条約…附属書2」とメモできた。
 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」、いわゆるワシントン条約のことかと。
 経産省の解説ページに、附属書2(2はギリシア数字)にこうある。

記載基準 現在は必ずしも絶滅のおそれはないが、取引を規制しなければ絶滅のおそれのあるもの
規制内容 ・商業目的の取引は可能
     ・輸出国政府の発行する輸出許可書等が必要
対象種(例) クマ、タカ、オウム、ライオン、コツメカワウソ、ピラルク、サンゴ、サボテン、ラン、トウダイグサ など)

 へぇ、そうなんだぁ。本件を傍聴しなければ附属書2の解説なんて一生、見なかったかも。

 公訴事実の第2は、M(52歳)とH(24歳)が共謀してのものだった。
 2018年10月4日、今度はH(24歳)がスワンナプーム国際空港から「生きているコツメカワウソ5頭を隠匿したキャリイ付きスーツケース」を日本へ運び、しかし東京国際空港(通称羽田空港)で職員に発見されたことからその目的を遂げなかったものである…。

裁判官 「タイにおける調達役…運搬役…組織的な犯行…M(52歳)は1件目で運び役…2件目では、自ら飼育方法を覚え、中心的な役割を…」

 てぇことは? 1件目は「氏名不詳者」が犯行の中心でM(52歳)は末端の運び役、2件目でM(52歳)は「氏名不詳者」を出し抜いてH(24歳)を運び役に仕立て、独自でやった、のかもしれない深読みすれば。
 M(52歳)は「古い交通前科」があるのみ、H(24歳)は前科なしだという。

 2018年11月27日に朝日新聞が「コツメカワウソ密輸容疑で男ら逮捕 人気高まり転売横行」と報じている。
 その記事に出てくる22歳の男が、前出の相被告人■■■■と同姓同名だ。
 なぜ分離されたのか。普通に考えれば■■は否認したのだろう。
 2件目でM(52歳)が「中心的な役割」と出てきたところからすると、1件目では■■が中心的だったのか?

 んなこたどうでもよくて、朝日新聞の記事にこんな部分がある。

(第1の犯行について)2匹は回復したが、持ち込まれた3匹のうち、残る1匹の行方はわかっていない…(第2の犯行について)2匹はすでに死んでおり、さらに2匹もすぐに死んだという

 1頭1万円とかで多数頭を仕入れ、1頭でも生き残れば大儲け! というビジネスモデルなのかな。
 コツメカワウソちゃん、きゃ~、かっわゆぃ~、とかテレビが騒ぐのを見て、外道たちが金を儲けようとする、そういう社会モデルか。うーん。

 なんて気取ったことを言ってる場合じゃない。これって密輸入したコツメカワウソを買う者がいる、少なくとも確かにいると思えるからこそ成り立つ犯罪でしょ。
 そういうところは是非、テレビのワイドショーにやってもらいたいと思います。
 もちろんテレビは大いに制約があるわけだが、私がいくつものワイドショーのスタッフと話してきた限りでは、その取材力というか調査力は大したもんだと思う。コツメカワウソちゃんがらみなら視聴率もとれるはず。よろしくお願いします。

190505-3_20190827210001  ま、そんな感じでやっとります。
 さて明日は、某裁判所へすっごいのを傍聴に出かける。もう楽しみでしょうがない。
 ところが! よりによってこんなときに、久しぶりの痛風発作を得てしまった。右足のくるぶしの関節に。
 ちょと事情があって毎日旨いビールを飲み、昨夜は「こてっちゃん」だっけホルモンをタマネギとピーマンと赤唐辛子2本で炒め、うっまい旨いと1人で全部食べた、あれがまずかったか。
 明日朝、症状は軽くなっているか重くなっているか、どんなに重くてもあの事件を見逃すわけにはいかない。ゆかねばならぬ男がひとり、とはこのことである。
 今夜はめちゃめちゃ水を飲もう。黒酢も多めに飲もう。

 ちなみにこのミツカンの純玄米黒酢を飲み始めてから、私においては明らかに血圧が下がった。食後の血糖値の上昇もだいぶ抑えられるようだ。通風にも効くとは思えないが、藁をもつかむってやつで。

 ←8月27日21時00分現在、週間INが140で3位~。

2019年8月20日 (火)

あおり運転、ロードレイジ、特定危険運転行為

1908171-2 「ストップ!あおり運転!シンポジウム」が8月17日(土)東京は新宿であり、メディア取材もだいぶあったようだ。私は残念ながら参加できなかった。

 「あおり運転」についてひとつだけここで言っておきたい。
 昔はあれを「交通トラブル」と呼んでいたかと思う。交通トラブルから傷害事件、殺人事件なんて報道もあった。

 いま、なぜか「あおり運転」で統一されているようだ。
 ちょっと待ってくれと私は言いたい。
 「あおる」というのは、前車に後続車がぴったり追走してパッシングやクラクション(ホーン)を浴びせる、といった行為をさすのである。
 追い越して前に回り込み急減速したり、高速道路の本車線上に停止を余技なくさせたり、そういうのを「あおり運転」と呼ぶのは如何なものか。
 いま「激しい抵抗の末 あおり運転で逮捕、男の“異様”な行動」などと日本中を騒然とさせているあれなんか、「あおる」の範疇から大いに外れている。「あおり運転」という語はほんわかしすぎ、生ぬるいようにも思う。

 実態に合わない呼称をいつまでも使い続けるのは良くないんじゃないか。
 振り込む場面が一切ないのに「振り込め詐欺」と総称され、詐欺と気づかず受け子に現金を渡したお年寄りもいるんじゃないか。
 だから、新しい適切なネーミングが必要と私は思う。
 英語には「Road Rage」という語があるそうだ。Rage(レイジ)とは爆発的な憤怒というような意味だ。けっこう適切な気がする。
 ロードレイジ、攻撃運転、危険運転、モンスター運転…。
 モンスタードライビング、略してモンドラ、なんて。
 道路交通法に新しい禁止行為(罰則付き)が設けられるときは「特定危険運転行為」かな?
 まとりあえずそんなことで。


 

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月は現時点で以下の8号を発行した。 

第2295号 もう1つのあおり運転、裁判官は暴走車の存在を認めない
 高速道路を運転中、後続車が猛然と接近し、パッシングを浴びせてきた。隣の車線は車が連なっていて逃げられない。怖くなってアクセルを踏んだ。直後、オービスの赤いストロボが! よくあるケースに相場どおりの罰金刑を科す論法とは。

第2294号 車の前に折りたたみ傘を投げ、道路を横断しようとしたら
 酔った歩行者と車の運転者との交通トラブル。どっちもどっちな気もする事件。110番通報したほうが被害者となり、されたほうが被告人となり…。

 以下の3号は8月15日にお知らせした

第2293号 保護観察のプログラムで、痴漢は捕まりにくいと教わった
第2292号 猿の駆除で猟銃を発砲、78歳男性の頭部に命中した事件
第2291号 最高裁、検察庁、内閣府のペンキ事件、まさかの同一犯!

 以下の3号は8月7日お知らせした

第2290号 自殺を決意してうまくいかず、勢いをつけるため覚せい剤を
第2289号 無免許運転1件、罰金50万円! 正式裁判を請求したら…
第2288号 覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露!

 いま購読登録すると以上8号がどどっと送信される。そして月末まであと6号が順次送信される。発行部数的にここんとこちょっと苦戦している。よろしくお願いします~。

 ←8月20日19時50分現在、週間INが40で5位~!

2019年8月 7日 (水)

覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露!

 マニア氏から期日情報をいただき、10時から東京地裁で「器物損壊」の審理を傍聴した。
 190601-3  9時45分頃、近くの法廷に主に夏休みの中高校生、大学生諸君が大行列をつくっていた。
 見に行くと、「麻薬及び向精神薬取締法違反」の新件だった。
 学生と思しき女子に私は尋ねてみた。これ何か特別な事件なんですか? 夏休みのレポートを書く生徒さんたちではないか、旨を女子は答えてくれた。聡明な感じの女子だった。

 「器物損壊」はオドロキな事件だった。これら報道をご記憶だろうか。

最高裁で塗料吹き付け容疑」と2016年4月2日付け朝日新聞。
検察庁の石看板に赤ペンキかける 容疑の男逮捕」と2017年5月27日付け日経新聞。
内閣府の壁にスプレー噴射 器物損壊容疑で60代男逮捕」と2019年4月22日付け産経新聞。

 これら全部、今回の「器物損壊」の被告人がしでかしたことなのだった。いったいなぜそこまで執拗に!? てか最高裁と検察庁に対する事件はどういう扱いになったの?
 テレビ・新聞には絶対出ないだろう話はメルマガ次号で。なぜテレビ・新聞には出ないのかも含めて。

 そんなメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、8月は以下の3号を発行した。

第2290号 自殺を決意してうまくいかず、勢いをつけるため覚せい剤を
 そんな動機を私は初めて聞いた。被告人は化粧して微笑んだらモテそうな中年女性だった。家令和典裁判官は優しく親身に…。  プラス、トラブルメーカーを見逃し、取り押さえようとした者を逮捕したらしい事件。

第2289号 無免許運転1件、罰金50万円! 正式裁判を請求したら…
 無免許運転、略式で罰金50万円、高すぎて払えないと正式請求した事件だった。厳罰化後、罰金の相場は20万円から30万円へ上がった。本件はなぜ50万円? おかしい。その判決を傍聴したら…。

第2288号 覚せい剤の文科省キャリア官僚、省内のイジメを暴露! 
 文科省の役人が覚せい剤で逮捕、けしからん! としか報道されてないが、法廷で被告人は省内でのひどいイジメを暴露するのだった。そのストレスから「もうどうなってもいい。どうにでもなれ」という気持ちになっていたのだそうだ。

 いま購読登録すると以上3号がソク送信される。そして8月末まであと11号が順次送信される。

※ 画像は、石川県金沢市の繁華街、片町の裏手にある「新天地」の一角。昨年6月に撮影。この一角は昔、売春窟というか、1階の飲食店で交渉して2階で売春をする店ばかりだったそうだ。今はどうか知らない。昔、私が18歳か19歳のとき、今はもうない「赤い靴」という店に入った。当時の私は事情を知らず、ただ酒を飲むためだけに。カウンターにいたお姉さんがいきなりぶちゅっと接吻をしてきた。あの唇の柔らかなぬめりと店名が「赤い靴」だったことしかもう記憶にない。お姉さんは何を思っていきなり接吻したのだろう。遠い思い出だ。北陸新幹線が開通して外国人観光客も多く訪れる今も(昨年6月の時点では)同じ一角が残っている。あれがなくなったら私の中でも何かが失われるのだ。なんちゃって~、とふざけておこうよ。

 ←8月7日22 時05分現在、週間INが100で3位

2019年7月17日 (水)

世間の知らないところでいろんなことが!

 セレブな慶応大学生が! と逮捕時は大きく報道されたあの若者君、じつはその後たいへんなことをしでかし、たぶん刑務所へ行くでしょ! という件についてネット検索してみた。が、どうもノーヒットだ。私は、あるマニア氏から情報をいただき、その共犯女性の公判を傍聴し…。
 また、じつは東京地裁のあの庁舎内で、いずれ事件に発展して週刊誌、ワイドショーのネタになるかもしれない、そんな状況が進行しているらしい。どんな「状況」か裁判所で私に尋ねないでくださいね。巻き込まれるのは勘弁なのでっ。💦

 ま、世間の知らないところでいろんなことが起こっている、ちうこっちゃ。
 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」、7月は現時点で以下の6号を発行した。

第2280号 死亡事故で罰金30万円と、生活保護者の自転車トラブル
 開廷表で「普通じゃない事件」を見分ける方法がある。今回2件傍聴してみた。交通死亡事故と自転車トラブル、どこが普通じゃなかったのか。  編集後記は、あるネット記事について。

第2279号 酔って警察官を殴った事件、国家資格は取消のはずだが?
 少年スポーツの監督も務める会社員、妻子あり、前科なし。普通に淡々と執行猶予付き懲役刑で終わったが、ちょっと待て! 猶予付きでも懲役刑ゆえ国家資格は取り消されるはず。本人も弁護人も気づいていないらしく…。

第2278号 15年前の重大事件の女性、老害弁護人のせいで控訴棄却?
 特殊詐欺グループ内での複数殺人、関与したらしい女性が今度は別事件で法廷へ出てきた。傍聴席から見える限りでだが弁護がひどく、裁判官が助け船を出した。お~。  編集後記は高齢者の交通事故が増えるはずだよ! という驚きのデータ。

 以下の3号は7月7日にお知らせした

第2277号 eスポーツの元世界王者、空き巣狙いの日々は…
第2276号 運動部の女性コーチによる体罰が刑事裁判の法廷へ出てきた!
第2275号 女性教員が男子生徒を暴行、超珍しい執行猶予付き罰金刑に!

190709-2  いま購読登録すると以上6号がどどっと送信される。そして7月末まであと7号が順次送信される。

 7月26日(金)の午後、大手商社の社員がOB訪問の女子学生に対しわいせつ行為を、という事件の公判が東京地裁であると、これもマニア氏から情報をいただいた。婚活女子を狙ってやり放題の犯罪者は多いが、就活女子を狙う事件は珍しい。傍聴したい。
 けれど開廷表には「準強制性交等」の文字列があるはず。その文字列ゆえに1時間以上前から法廷のドアに張り付く者も現われ、やがて押すな押すなの大行列に…。
 ってそんな想像に心を悩ます必要はないのだった。その午後は衆議院第二議員会館へ行くのだ。守大助さんのほうを危なく忘れるところだった。ヤバイです!

※お詫びと訂正 手帳を1週間読み違えてました。わいせつ事件は19日(金)でした。守大助さんのイベントとはダブらないのでした。申し訳ないです!

 ←7月17日19 時00分現在、週間INが120で3位~!

2019年7月 7日 (日)

学校での体罰が刑事裁判の法廷へ出てきた!

190626-2  テレビを観ていてふと気づいた。私はスポーツ(オリンピックを含む)や芸能には興味がないんだなと。
 考えてみれば、1千万円の腕時計とか数千万円の高級外車とか、べつに興味はない。
 腕時計についていえば、時刻はどうせみんな同じなのに、ごちゃごちゃ重そうな腕時計を欲しがる人の気が知れない。
 宝石がちりばめられている? ま、きれいかもしれないけど、だからどうしたっていうの。
 高級腕時計や高級外車をくれると言われれば、もちろん大喜びでもらう。即売って、銀座の晩杯屋か大島の番外地へ通おう。
 セレブの豪邸訪問とか観ても、その裏で食うに食えない人たちが多数いるはず、ひでぇ話だなぁ、としか思わない。

 私だけが異常なんだろうか。
 私だけが、脳のどこかに欠落、未発達部分があって、みんなが喜ぶスポーツや芸能や高級腕時計や高級外車や豪邸に興味がないのだろうか。
 いや、じつは、「みんなが…」というその認識自体が巨大広告会社とかにつくられた虚像であり、自分もそのスポーツをやっている(いた)とか、特定の芸能人のファンだとか、腕時計や自動車のマニアだとか、そういう人を除いて、大多数の人は私と同じだったりして?

 でもそんなこともどうでもいいのだ。私は私のやりたいことへ突っ込んでいくだけだもん。
 私が熱中することのひとつはメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」である。 ←この野郎、上手に宣伝に結びつけたつもりだな(笑)。
 週3号の発行は大変だが、今号は適当にお茶を濁すみたいなことをしたことがない。これはどうしてもご報告したい、ということが続々とあり、もう熱中している。
 7月は以下の3号を発行した。

第2277号 eスポーツの元世界王者、空き巣狙いの日々は…
 開廷直前、書記官が裁判官に何か言い、裁判官が奥へ下がって開廷が7分ほど伸びた…! プラス元世界王者の「住居侵入、窃盗」。なぜそんなことになってしまったのか。 プラス刑事裁判における平成と令和。検察官のその言い方は不敬ではないかと。

第2276号 運動部の女性コーチによる体罰が刑事裁判の法廷へ出てきた!
 この時点で8400事件ほど傍聴してきたが、体罰が「暴行」とされた事件は初めて! 教員(コーチ)、生徒、親御さん、それぞれの間に認識、感覚の違いがあり、かつ学校側の対応が不適切ではなかったのか。真実は全く分からないがそんなものを感じた。

第2275号 女性教員が男子生徒を暴行、超珍しい執行猶予付き罰金刑に!
 階段を下りようとする女性教員に対し、2、3段下りたところに男子生徒が立ち塞がり、女性教員が男子生徒の胸付近を押す暴行を加え…。背景に相当ややこしいことがありそうだが、起訴されちゃったらもう…。そこを井下田英樹裁判官は超珍しい判決に!

 いま購読登録すると以上3号がどどっと送信される。そして7月末まであと10号が順次送信される。
 次号の被告人は、15年前のちょっと信じられない凄い事件に関与したとされ実刑判決を受けた女性で、その弁護人(お年寄り)がオイオイそれってどうなの! なレポートだ。裁判所内で日々何が起こっているのか、リアルにレポートするのが私の社会的役割と思っている。

 

 画像は、農家の直売所(庭先販売)で買ったトマト。「キズあり」ってことで8個200円だった。形は自由奔放で(笑)、なるほどスーパーでは売り物にならない「キズ」があるけど、包丁で切り取ってしまえば全く問題ない、真っ直ぐ水に沈む、畑の完熟トマトだ。
 安いからとどんどん買い込み、腐らせちゃもったいないからとどんどん食べる、これが健康の秘訣だ、と思う。

 ←7月7日20 時40分現在、週間INが100で3位~。

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