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カテゴリー「「裁判傍聴バカ一代」」の381件の記事

2018年12月 7日 (金)

特殊詐欺の若者、身内らに囲まれ懲役7年

1811308 雑誌3誌の締切りがあるところへテレビのロケでほぼ1日費やし(取材に同行させていただき感謝)、翌日は東京地裁で慶応大学生ラッパーの「大麻取締法違反」の共犯女性の裁判等を傍聴し、その翌日は冷たい雨の中さいたま地裁へゆかねばならぬ男がひとりnote 忙しかったのですょ。sweat01
 さいたま地裁ではご当地のマニア氏と交流。けっこう本格の傍聴人とお見受けした。もし可能なら裁判所の帰りに一杯やりたいところだ。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」は、この12月で創刊10年目に突入する。読み支えてくだすった全国の読者諸氏のおかげだ。心より感謝したい。
 10年目の最初の月の12月は、現時点で2号を発行した。

第2187号 特殊詐欺の若者、身内らに囲まれ懲役7年
 老人ホームの入居資格を譲ってほしい、名義貸しは違法だ、解決金が必要だ、という特殊詐欺グループの事件。うち1人について判決が言い渡された。懲役7年、未決120日算入。判決理由を聞きながら、嗚呼、裁判所がこれだから特殊詐欺はなくならないのだと…。

第2186号 謎の厳重警備事件に遭遇、その正体とは?
 事件名は「住居侵入、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反、傷害」。傍聴人は少ないのに傍聴券抽選、法廷前で手荷物預かり、高感度のハンディ金属探知機で厳重チェック、多数の警備職員が厳重監視。いったい何の事件!? 謎を解くため傍聴してみた…。

 いま購読登録すると以上2号がどっと送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。そこまで無料。
 月末までに購読解除を怠ると、1月分は購読料が課金される。毎週火木土の発行で1カ月108円! 安いからいいやとまた解除を怠ると2月分の108円も課金される。うち6割が私の取り分となり、裁判傍聴、司法監視の助けになると、そういう仕掛けです、ふふ。

1811306 12月6日のさいたま地裁で偶然、ある意味珍しい事件に遭遇した。聞き取れたところによれば、「脅迫、強姦未遂」で懲役3年、執行猶予4年。その約半年後に「過失運転傷害、道路交通法違反」で懲役6月、執行猶予3年。その1年後に無免許運転で捕まり「道路交通法違反」の被告人として法廷へ。
 こう書けばあっさりしているが、私なんぞからすればムチャクチャな事件なのだった。さすがに今回は実刑かも。2つの執行猶予は取り消され、長く下獄することになるのか、まだ若いのに。
 なぜさいたま地裁へ行ったのかも含め、次号(本来は12月6日発行予定)でレポートしたい。

※ 画像は、惜しまれつつ11月末で終わった究極の居酒屋「昭和」の、いつ頃からか店内にあった掲示だ。いったいどんな宿に転身するのか、楽しみです!
 てゆっか千葉県館山市といえば、なんと千葉地裁・館山支部と館山簡裁があるじゃないか! 事件数はものすごく少ないんだろうけど、開廷を調べて泊まりにいくのはアリだねっ。

 ←12月7日21時40分現在、週間INが140で3位~。confident 

2018年11月27日 (火)

職務質問の実績を上げるため証拠を変造した事件

 「銃砲刀剣類所持等取締法違反」か「軽犯罪法違反」か、刃物の刃体長で線引きがある。その線引きゆえに起こった事件について、メルマガ第273号から、だいぶ縮める等して転載しよう。
 2010年10月13日(水)に傍聴した事件だ。

 ということで、あわてて「証拠隠滅、虚偽有印公文書作成」の東京地裁713号法廷(52席)へ。

 鬼澤友直裁判長、井戸俊一右陪席裁判官、棚橋知子左陪席裁判官、の合議だ。
 被告人は非身柄で弁護人の横に座り、固く目を閉じてうつむいてる。
 検察官の冒頭陳述が始まるところだった。

P1020390 犯行当時(2008年11月)、被告人は警視庁蒲田署、地域第三係の統括係長(警部補)だった。
 部下2人がパトカーでパトロール中、ナンバー灯が切れた車を発見、職務質問をかけた。車内を検索すると、ハンドル脇の小物入れにカッターナイフがあった。

 刃体長(はたいちょう)6cm以上は銃刀法の違反。未満は軽犯罪法の違反。どうしよう、2人のうち1人の警察官が、署にいる被告人に連絡した。

 じつはそのとき職務質問強調(強化?)月間だった。銃刀法違反は、地域課が捕まえても処理は生活安全課(生安)の扱いになる。生安が立件しなければ、つまり「たかがカッターじゃないか」と生安が不立件にすれば、地域課の警察官の実績にならない。
 しかし軽犯罪法違反(軽犯)なら最初っから地域課の扱いで、実績にできる。

 被告人は「(カッターの刃を)折って持ってこい」と言った。警察官2人は戸惑ったが、指示に従わずに叱責されることを怖れ(それが検察官の言い分)、カッターの刃を折り軽犯で被疑者を蒲田署へ任意同行した。

 その後、軽犯で処理し、ブツ(カッター)の写真を撮って報告書もつくった。
 被疑者は、カッターが車内にあること自体を忘れていたそうで、刃を折られたことにまったく気づかなかった…。

 被告人氏名で検索してもヒットがなかった。「蒲田署」「カッターナイフ」などで検索するとヒットがあった。
 ヒットしたサイトから報道部分(と思しき部分)を抜粋すると、こうだ。

 警視庁は、蒲田署の警部補らが証拠品のカッターナイフを故意に破損するなどしたとして、東京地検に書類送検した。
 証拠隠滅教唆などの疑いで書類送検されたのは、蒲田署地域課の60歳の男性警部補ら4人。
 警視庁によると、2008年11月、警部補の部下2人が東京・大田区の資材置き場で30代の男性に職務質問した際、男性が刃渡り6cm以上のカッターナイフを持っていた。
 2人が警部補に報告したところ、「6cm以上だと銃刀法違反になるから、刃を折って軽犯罪法違反で処理をしろ」と指示を受けたため、カッターの刃を折ったという。
 警部補は、停職3カ月の処分を受け、19日付で依願退職している。

 報道では「証拠隠滅教唆」となっている。
 裁判を傍聴しても、内容的には教唆と思えたが、事件名に「教唆」の2文字はない。

弁護人 「TとF(職質をした部下)は被疑者として取調べを受け、その後…」
被告人 「Tは地域課から刑事課へ…Fは巡査部長に昇任し、昇任配置…」
弁護人 「上司のS警視(当時の地域課長)は?」
被告人 「取調べを受けたと聞いています、犯人隠避で…」
弁護人 「本件で懲戒、依願退職となったのは、あなただけですか?」
被告人 「はい」

 被告人は、41年間の警察人生で43回もの表彰を受けてきたという。
 1回も受けない者もいて、受ける者でも普通は数回なんだそうだ。被告人の43回のうち1回は、職務質問で覚せい剤を検挙するに当たり…。

被告人 「被疑者は隠し持っていた拳銃を7発発砲、私も威嚇射撃を2発して、肩を打って逮捕…」

 ひぇ~、警察官って大変な仕事ですね、頭が下がるっす。別の1回は、

被告人 「暴力団の組長を長きにわたって取調べたところ、上申書で武器庫を書いてくれ、真正拳銃6丁、弾約300発、覚せい剤約2kgを押収…」

 すっごいお手柄じゃん!
 それなのに、実績競争から生まれた事件の罪を一身に負わされ、可哀想! というものを私は感じた。
 ま、こういうのはだいたい1人に全部の罪を重くかぶせて終わる…らしいが。

 求刑は懲役1年6月。11月17日(水)、その判決公判があった。傍聴席は、私以外はみんな警察官だったかも。

裁判長 「主文、被告人を懲役2年に処する。この裁判が確定した日から3年間その刑の執行を猶予する…」

 加えて、領置調書、写真撮影報告書の虚偽作成部分を没収、さらに訴訟費用は被告人の負担。弁護人は国選だったんだね。

 てか求刑超えってどゆこと!? 判決理由は裁判的にありきたりなことばかり、つまりこういう事件のテンプレートだった。求刑が相場に照らして軽すぎたってことだろうか。
 最後にこう述べた。

裁判長 「あなたが再び犯罪を犯すことはないと思いますけども、一面では仕事熱心のあまりというのも、ないではないですけども、証拠物は刑事司法の根幹をなすものですから、それに手を加えたことの重大性は…」

 私は傍聴ノートに、ペンの色を変えて「よっく言うよ!」と書いた。一段高いところから正義ぶって偉そうに言えることが、過去の数々の冤罪に何らの反省もないことの証(あかし)というべきじゃないの?
 東京地裁はめっちゃめちゃ傍聴人が多いけど、そのように傍聴席で思うのは、もしかして私だけ? 近ごろすごく不安に感じ始めている。

 これかどうか、こんにゃく原料の麺を冷やうどんで食べた。真っ白で白子のようで気味が悪いけど、なんか普通に食べられて“食べた感”がある。少し痩せたと思う。

 ←11月27日00時10分現在、週間INが110で3位~。confident 

2018年11月19日 (月)

吉澤ひとみさんの免許取消8年の理由

 「少なくとも8年間」とはどういうことか、私のほうからちらっと解説しておこう。
 以下は11月16日付け日テレNEWS24の一部。

吉澤ひとみ被告 免許取消“もう乗らない”
 ひき逃げなどの罪で起訴された「モーニング娘。」の元メンバー、吉澤ひとみ被告について、東京都の公安委員会は16日、免許取消の処分を決定した。
 「モーニング娘。」元メンバーの吉澤ひとみ被告は今年9月、東京・中野区で酒を飲んだ状態で車を運転し、赤信号の交差点を直進して2人にけがをさせるなどしたうえ、逃走した罪に問われている。
 16日、警視庁が吉澤被告の代理人から意見を聞いたうえで、東京都の公安委員会が、吉澤被告の運転免許の取消処分を決定した。吉澤被告は少なくとも8年間は免許を取得できなくなったという。
 警視庁に対し、代理人は、吉澤被告の意見として「もう乗らない」「反省しており処分に従う」などと伝えたという。

 本件の場合、報道されていることをいろいろ足すと、信号無視+速度違反+酒気帯び運転+交通事故+救護義務違反、となる。

181119_2 交通違反が同時に複数ある場合は、最も重い点数を登録することになっている(『点数制度の実務』より)。
 酒気帯びは、呼気検査値が0.25mg未満(13点)で同時に他の違反がある場合は特別なカウントをする。たとえば信号無視は2点だが酒気帯びが重なると14点だ。
 しかし吉澤ひとみさんは0.58mgだという。0.25mg以上は25点。
 よって本件の違反点数(基礎点数)は25点となる。

 交通事故は、被害者の死傷の程度によって点数が異なる。本件は「軽傷」だということなので、3点か6点だろうと思われる。
 救護義務違反は35点。

 よって、25点+3点か6点+35点=63点か66点、となる。t計算(足し算)合ってますよね。どうも自信がなくて。shock

 処分歴ゼロ、累積点数ゼロの状態でも、
   60点~64点=欠格期間8年の免許取消処分
   65点~69点=欠格期間9年の免許取消処分
 の対象とされる。

 取消処分の前には、処分対象者又は代理人に意見を述べさせる「意見の聴取」の手続きがある。上掲報道によれば、代理人が出席したらしい。
 吉澤ひとみさんは、基準どおりの処分量定となったか、ワンランク軽減されて8年となったか、どちらかなのだろうたぶん。

 「少なくとも8年間は免許を取得できなくなった」とはどういうことか。
 欠格期間が無事に過ぎて再び免許を取得するとき、取消処分者講習(13時間、3万550円)を受講しておかねばならない。
 それを受講し、かつ再取得の手続きをすれば、最短8年後には免許を取得できる。そういう意味なのだろう。「欠格期間8年の免許取消処分を執行された」と言えばズバリなのだが、それだとお茶の間の善良なお年寄り等々、国民の最も多い層が離れてしまう、そういうことかと。いや批判してるわけじゃない。私も気をつけよう。

 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代 」、11月は以下の8号を発行した。

第2180号 スポーツ系のセクハラが民事の法廷に!
 オリンピックが近づいた影響なのか続々報道される、スポーツ界のパワハラ、セクハラ。本件はまだ報道されていないセクハラ、というか準強制わいせつの事件なのだった。その民事訴訟の原告と被告の本人尋問を傍聴。まだまだたくさん埋もれているのかも! ※本人特定につながることは全部伏せましたので。

第2179号 「女優、平愛梨」さんの弟であるがゆえに?
 平慶翔さん(現都議会議員)が、自民党の下村博文国会議員の秘書だったとき事務所費を着服横領したと新潮社の雑誌に書かれ、それが名誉毀損だという民事訴訟、の本人・証人尋問。裁判官はもう心証を固めているような口ぶりで…。

第2178号 たぶんセレブな慶応大学生ラッパーの大麻
 「富豪ラッパー」とも報じられた慶應義塾大学生を被告人とする「大麻取締法違反」の裁判。キャラが立ってなかなかに頭の良さそうな若者だった。こういうワイドショー的事件をこんなふうにレポートするのは私だけでしょ(笑)。

 以下の3号は11月13日にお知らせした

第2177号 裁判官と被告人は地球の反対側の住人なので
第2176号 ちっきしょう! 私はマジ泣きそうになった
第2175号 保育士は生後4カ月の乳児を殺したのか

 以下の2号は11月5日にお知らせした

第2174号 速度違反で前代未聞の判決、道徳の貯金か!
第2173号 ベトナム人の若い男女、不法残留の理由は

 いま購読登録すると以上8号がどどっと送信される。そして11月末まであと5号が順次送信される。
 創刊は2009年12月。だからもうすぐ創刊10周年を迎えることになる。読者諸氏に支えられて10年も続いた。すごいことだと思う。ありがたいことだと思う。

 画像は、『交通の教則』(1999年4月1日初版、2011年4月1日第21改訂版)と、最近某人妻氏からお借りした『わかる 身につく 交通教本』(2013年4月1日初版、2018年4月1日第8改訂版)だ。
 おそらくは2013年4月1日に、タイトル等が変更されてたんだね! 知らなかったよぅ。なぜ知らなかったのか。裁判傍聴とメルマガ発行に集中熱中していたのだ。

 『交通の教則』は1999年よりもっともっと昔からあるのに、なぜ1999年が初版なのか。その少し前に私が警察庁と警視庁へ出かけて「私も教則本をつくりたい。どういう手続きを踏めばいいのか」と言い、その後、体裁ががらっと変わった、それが1999年初版なのだ。
 するとっ! もしや2013年頃にも誰か「俺らも教本で儲けたい」という者が現れたのか? 免許人口は8千万人超、教本は驚異のベストセラー、濡れ手に粟だ。警察以外にそこに目を付けるのは私だけかと楽観していたのに、嫌な世の中だね~。sad

 ←11月19日19時50分現在、週間INが190で2位~。confident 

2018年11月13日 (火)

ちっきしょう! 私はマジ泣きそうになった

 11月12日(月)の東京地裁は刑事の開廷が極端に少なかった。夏休み並みだった。
 そんな非常事態のなか、514号法廷(傍聴席20席)の午後はこうだった。

 13時30分~14時30分、「暴行」の新件。
 14時30分~15時30分、「大麻取締法違反」(以下「大麻」)の新件。
 15時30分~16時30分、「傷害」の審理。被告人は片仮名氏名。
 16時30分~17時00分、「大麻」の新件。被告人は片仮名氏名。日本人女性風こと名あり。

 マニア氏からいただいた情報によれば、14時30分からの「大麻」の被告人は、「大麻で逮捕の慶大生は幼稚舎上がりの超セレブな“問題児”」(9月7日付け日刊ゲンダイ)などと報じられた事件の、その「慶大生」と同姓同名。16時30分からのは、その報道に出てくる「カンボジア国籍の自称モデル」と同姓同名なのだという。

 14時30分からの「大麻」を確実に傍聴するためにはどうすべきか。
 14時29分頃に行けばいい? 甘あぁぁぁぁぁいっ! 甘すぎるっ! そんなことでは東京地裁で生きていけんぞよ!

 私の脳内電子計算機(48Kb)が忙しくどう動いたか、東京地裁の傍聴事情の異常さをご存じない方には想像もできないはず。ご理解いただけるよう説明すればものすごく長くなる。省く。

181113 とにかく私は12時43分頃に法廷前へ行った。先頭の男の仲間が1人割り込み、私は3番目だ。
 13時00分を少し過ぎた頃、行列は席数の20人を超え、13時22分頃には軽く40人を超えた。 ※誰も座らない幽霊傍聴席が弁護人側に2席あり、実際には18席。幽霊傍聴席を裁判所が設けることは普段から普通にある。その理由も長くなるので省く。

 そうしてまず「暴行」を傍聴した。
 酒でしょっちゅうトラブルを起こす男性(70歳、生活保護)が酒を飲んで暴れたという、こう言ってはなんだが私が嫌いな事件だった。
 検察官も弁護人も、罰金刑&満つるまで算入で決まりとの認識のようで、13時49分、結審した。

 判決期日が決まる前に、まず阿曽山大噴火さんが、そして私がさっと立ち上がり法廷を出た。
 13時30分まであと50分ほどある。いったん法廷を閉め、14時30分からの「大麻」のための行列が新たにできることになるからだ。言ってること分かります?

 その新たな行列の先頭は若い可愛い女子。2番が阿曽山さん、3番が私、4番が上述のマニア氏だった。
 まもなく「暴行」が終わり、傍聴人がぞろぞろ出てきた。大半がぞろぞろと中央廊下へ出て行った。これから始まるのがどういう事件か分かって傍聴する者は、やっぱり少数派なんだね。
 14時05分、行列は20人を超え…。

 そんな感じでメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」、11月は以下の5号を発行した。

第2177号 裁判官と被告人は地球の反対側の住人なので
 深夜のタクシー同士の事故は、読みどおり否認だった。だが、人定質問だけで3分も4分もかかり…。要するに裁判官と被告人は、文化も言語も異なるかのように話がかみ合わないのだった。司法文化、司法言語から遠いところに住む者もいるのだ…。

第2176号 ちっきしょう! 私はマジ泣きそうになった
 被告人は本格的な摂食障害&クレプトマニア。万引きで執行猶予中の万引き。第2156号「骨格標本のような万引き病女性、22kg!」でレポートした事件だ。しかし裁判官と検察官は病的なものを認めないコンビ。無残な判決の、その無残さを見届けに行ったとも!

第2175号 保育士は生後4カ月の乳児を殺したのか
  「平塚乳児傷害致死  元保育士に懲役10年の実刑判決」などと大報道された事件の控訴審判決を傍聴。現れた被告人を見て私はたまげた。うわぁ…。裁判長が判決理由を読み上げる間、弁護人は何をしていたか、考えさせられました…。

 以下の2号は11月5日にお知らせした

第2174号 速度違反で前代未聞の判決、道徳の貯金か!
第2173号 ベトナム人の若い男女、不法残留の理由は

 いま購読登録をすると以上5号がどどっと送信される。そして月末まであと8号が順次送信される。いっぺん試し読みしていただければ。

 12日(月)は、これもマニア氏からお教えいただき、「男性新人歌手に“セクハラ”で訴訟に 酒井政利氏が激白「事実無根」反訴だ」と報じられた民事訴訟の、本人・証人尋問の期日も傍聴した。被告が山口百恵さんの「生みの親」とは私は知らなかったです。

※ 画像は13日(火)の朝、いくつかの農家の直売所(庭先販売)を巡って買い集めた新鮮野菜。ネギ、茎が紫色の水菜、どじょういんげん、あしたば、ほうれん草は各100円。ブロッコリだけ200円。ネギは2束なので合計800円、消費税なし。
 こんなお得なのをテレビはなぜ扱わないのか。やっぱスーパーに配慮してのことなのかなぁ、分かんない。
 おかげでというか、保育園・幼稚園へお子さんを送った帰りのママさんたちが庭先販売へ来ることは、10年ほど前に比べれば若干増えたけれども、ま、滅多にない。お客は私を含め年配者ばかりだ。ただ、飲食店の経営者なのか、自動車で来てごっそり買いこんでいくことがある。良い仕入れ先を見つけたよね~。

 ←11月13日19時20分現在、週間INが110で3位~。happy02  久々にJazzyさんが1位だ!

2018年11月 5日 (月)

元大砂嵐関は執行猶予付き懲役刑か

 静岡の高速道路といえば、新東名に制限110キロの区間がある。でも本件はそこじゃないと思われる。
 以下は10月27日付けの日本経済新聞、の一部。

元大砂嵐が無免許運転か 速度超過も、静岡の高速で 
 大相撲の元幕内大砂嵐(26)=本名アブデルラフマン・シャーラン=が今年4月、静岡県内の高速道路を無免許で、速度超過をして運転した疑いがあるとして、県警が道交法違反容疑で捜査していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。元大砂嵐は2月、長野県で無免許運転したとして道交法違反の罪で略式起訴され、3月に引退していた。
 捜査関係者によると、静岡県内の高速道路上り線で4月、速度違反自動監視装置が速度超過をした車を検知。写真を解析し、運転手は元大砂嵐とみられることが判明した。
 車は元大砂嵐名義ではなく、助手席には同乗者がいた。時速140キロ以上で走行していた可能性があるという。
 元大砂嵐は現在、米国にいるとみられ、県警は来日を待ち、詳しい事情を聴く方針。

180902 「時速140キロ以上」と記事にある。
 現行のというか従来のというか、現時点ではLSM-300以外のオービスは赤切符の違反のみを取り締まるはず。
 高速道路における赤切符の違反は超過速度が40キロ以上。だから「時速140キロ以上」という部分から、犯行場所の制限速度は100キロと推認できるのだ。

 今年4月に撮影したケースについて「写真を解析し」ってどういうことか。
 10月27日付けのNEWSポストセブン「またも無免許運転発覚の大砂嵐 時速140キロ出していた」という記事に、「RIZIN関係者が証言」としてこんな部分がある。

「試合がきっかけとなって、大砂嵐がこの4月に静岡県下の道路で、無免許運転でスピード違反を犯していた疑いが浮上したのです。当該の道路に設置されたオービスには140kmの猛スピードで走る車が映っていたものの、あまりに速すぎて車のナンバーもドライバーの顔も不鮮明だったというのですが、県警の担当者が9月30日の試合をテレビで見ていて“映っていたのはこの男だ”とピンときた。RIZINに問い合わせがあって、無免許運転だったことが発覚したというのです」

 たかが140キロで写真がブレるはずがない。従来の電子式のオービスは200キロを超える速度も測定・撮影できる旨をメーカー社員が法廷で証言している。
 ただし、なぜか写真が不鮮明なことが普通にあるようだ。単に光の具合なのかどうか分からない。オービスは検証不能な秘密機械なのだ。

180902_2 不鮮明なら「追跡捜査処理簿」とかに「顔貌不鮮明」とか記して上司の決済印をもらい、終わったはず。 ※メルマガ第1564号「奈良地裁、オービスもみ消し2万4800円!」参照。

 ところが、4月に測定・撮影した不鮮明な写真について「県警の担当者」がテレビの試合を見て思い出したという。
 もしそのとおりであれば静岡県警は得がたい人材をオービス担当にしたもんだと私は思う。忘れられないような特別な事情が何かあったのかもしれない。

 無免許で罰金前科ありぃの無免許、しかも赤切符の速度違反と合わせ技では、公判請求(正式な裁判への起訴)をされ、執行猶予付き懲役刑となる可能性が高い。
 その裁判、私が傍聴すれば、他の方が気づかないところに気づき、他の方が言えないことをいろいろ言えると思うのだが…。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代 」は、11月は以下の2号を発行した。

第2174号 速度違反で前代未聞の判決、道徳の貯金か!
 摂食障害でクレプトマニアの女性を、治療を断ち切って刑務所へ落とすため、検察官はどんな頑張りを見せるか、悪い意味で清々しい。  プラス量刑のお約束を無視した前代未聞の判決、いったいなぜ? 裁判傍聴師の推理を聞いてちょうだい。

第2173号 ベトナム人の若い男女、不法残留の理由は
 一般傍聴人に超不人気な外国人の「出入国管理及び難民認定法違反」を2件レポート。2人とも語学留学生として本邦上陸、それぞれその後なぜオーバーステイとなったのか、興味深い。男子のほうはなんと別件で執行猶予中なのだった。珍しいケースだ。

 いま購読登録すると、以上2号がすぐ送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。
 マスコミ、警察、検察、裁判所の方にけっこうお読みいただいているようなのだが、どうもみなさん、宣伝してくれないみたい。情報を独り占めしたい、同業者に知られなくないということらしい。
 なぬ、恥ずかしくって、購読していることを他人に言えない? え~、うっそ。sad

 画像は大阪のオービス。マニア氏の撮影による。
 上の画像を見ると、東京航空計器のループコイル式のオービスⅢ(スリー)Lx にしか見えないが、じつは違う。下の画像がその測定センサー、防音壁に取り付けられたレーザー式なのだ。2車線対応のF型柱タイプ、オービスⅤ(ファイブ)Ls なのだ!

 ←11月5日10時20分現在、週間INが130で2位~。confident 

2018年10月31日 (水)

新型オービスは東京航空計器で決まりか!

 お茶の間の世間はこのニュースをどう読むのだろう。俺らマニアはこう読む、というのを披露しましょ。 ←俺らって誰だよ(笑)。
 以下は10月30日付け中日新聞。太字は私。

名高速トンネル内で速度監視 県警が持ち運び式装置導入
 県警は二十九日、名古屋高速東山トンネル(名古屋市)で、持ち運びができる新しい装置による速度取り締まりを行った。高速道路のトンネルでの装置を使った取り締まりは初めて
 装置はレーザーで速度オーバーの車を検知すると、運転手やナンバーを撮影し、違反者を自動で取り締まる。新しい装置のレーザーは乱反射しにくいため、トンネル内での測定が可能になった
 この日は名古屋高速四谷入り口の近くにある工事用の作業スペースに装置を設置。制限速度の時速五十キロを大きく上回る車が通ると、装置のレンズが赤く光り、違反車を撮影していた。この日は午後一時から二時間の取り締まりで三十五件の違反が判明した。運転手には後日、警察への呼び出し状が送られる。
 県警は持ち運びができる速度違反自動取り締まり装置を五台所持。今年一~九月に百七十八回使用し、速度違反を二百四十六件摘発している。今後は高速道路のほか、死亡事故があった生活道路などを中心に装置を活用する。
 県警交通指導課の高原清人課長は「今後も装置をフル稼働させ、実勢速度を下げることで死亡事故を減らしていきたい」と話している。

 ものすごく簡単に言うとだね、通学路・生活道路等の安全を口実に新型オービスを導入するに当たり、警察庁は最初、外国製(スエーデンのSensys社とオランダのGatso社。後に合併してSensys Gatso Group。以下単にセンシス社という)のオービス3種(固定式、可搬式、半可搬式)を提示したのだ。

181029_2 いずれもレーダー式だった。日本のガラパゴス測定器とは性能も規模も違い、全世界でかなりの台数を販売しているという。
 しかし、このとき私は思った。日本には東京航空計器(以下TKK)というオービスの老舗メーカーがあるし、移動式オービスを製造販売する日本無線もある。なんで3種とも外国製、それも親しいアメリカではなくヨーロッパ製?

 警察庁が次に提示したとき、半可搬式だけがTKKのレーザー式となった。
 このとき私は直ちに理解した、ははぁ、センシス社は当て馬、警察庁は最初っからTKKでいくつもりだったんだな。慎重にさまざま検討した結果、TKKにしました、という形をつくりたかったんだな! そんな遠回りをするとは、新型オービスは巨大市場になるのだな?

1809026 間もなく、TKKは半可搬式を可搬式、LSM-300とした。
 ネットではこれを「移動オービス」と呼ぶ。固定式も半可搬式も「移動オービス」と呼ぶようだ。上述の移動式の存在をご存知ない方がなぜか「移動オービス」と命名し、瞬く間にネット上に広まった、そういうことかと現時点で私は解釈している。

 警察庁は各都道府県警に対し、要するに「LSM-300はいいぞ」旨の文書を出した
 やがてTKKは、レーザー式の固定式も販売した。

 そうして今回のニュースなのである。
 確かに、トンネル内、トンネル付近でのレーダー式測定器の使用を警察は控えていた。そのへん、『シリーズ捜査実務全書14 交通犯罪』に興味深いことが書かれている。
 ところがレーザー式ならオッケー! 同書にあるトンネル以外のいろんなことをもレーザー式ならクリアできる。 ※それはあくまで従来の日本製のレーダー式の話です。

 通学路・生活道路での取締りを旗印にしてきた新型オービスだが、高速道路でも取り締まりますよ、そういう報道が出るのは時間の問題と、マニアなら誰もが(って誰だよ。笑)思ったところだが、なぜわざわざトンネルなのか。
 答えはずばり、「どうせ購入するならTKKですぞ」でしょ。分かりやすくて笑っちゃう、いや申し訳ない。

 問題は、センシス社をどうするのか、である。
 固定式だけを一部センシス社にしようと、警察庁の良識派は考えているんじゃないか。ただし、いずれセンシス社との契約は切り、TKKの独占になるだろう。

※ 画像上は、農家の直売所で買ってきた野菜。ネギたっぷり2袋、赤ピーマン1袋、あしたば1袋、キャベツ1個、どじょういんげんたっぷり1袋、でかい小松菜2袋。どじょういんげんだけ200円。ほかは100円。合計900円、外税なし。安いからと大量に買い、傷ませないよう急ぎ食べる、これが健康の秘訣だ。
 画像下はマニア氏からのいただきもの。大阪に登場したTKKの固定式の1種だ。上方の四角い開口部がストロボ。

 さてそんなことよりメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」である。10月は以下の12号の発行を終えた。

第2172号 再犯を生み被害者を生む「自閉症司法」とは
 4年前に傍聴した「常習累犯窃盗」(万引き)の若い女性が、また法廷へ出てきた。服役により病気が悪化したように思われた。裁判所はなぜ、病者を病院ではなく刑務所へ送って悪化させるのか。ずっと考え続けてきて、今回唐突に気づいた。交通事故やオレオレ詐欺と同様、国家は…!

第2171号 リアルナンパ塾、追起訴分が塾長と共犯の!
 女性をセックスの対象としてしか見ない、ならまだいいほうで、性交の回数を競う、その数字としてしか見ないらしい連中の、東京地裁へ出てくるたぶん3人目の、塾長といっしょに逮捕された男の「集団準強姦、準強制性交等」。

第2170号 事は簡単です、人の物を盗っちゃいけない
 住居は持ち家、2カ月に1回40万円の年金を受け、白髪をきちんとまとめて姿勢の良いご婦人は万引きを重ね、クレプトマニアの診断を受けているのだった。裁判官の説教はエリートの独りよがりでくだらないのが定番だが、今回はちょっと違った!

第2169号 女子寮の寮長69歳が19歳の寮生に対し…
 「強制性交等未遂」は、女子寮がどうとかを超えて、なんだそれ! な事件だった。  プラス、渋谷のパチンコ・パチスロ店での、なるほどそんな手があるのか! という詐欺的窃盗。

 以下の4号は10月22日にお知らせした

第2168号 すべてマニュアルどおりにやった集団準強姦
第2167号 生後2カ月の女児の解剖を執拗に求められ
第2166号 人格障害の20歳、元カノの母親を牛刀で
第2165号 失礼ながら、弁護人多くして事件山に登る?

 以下の3号は10月14日にお知らせした

第2164号 あの寺澤、あの今井と警察官は気づかずに
第2163号 築地市場、ターレットトラック、無免許運転
第2162号 そのセリフ、裁判官が堂々と言うかねっ!

 以下は10月7日にお知らせした

第2161号 シャブと言うだけで心臓バクバク、汗が出て
第2160号 集合ポストの迷惑チラシ業者を詐欺った男!

 10月31日中に購読登録すると、以上12号がどどどっと送信される。でも現在31日の23時49分、もう間に合わないでしょ、ごめんね。
 間に合わなければ、以上12号はバックナンバーの扱いとなり、12号分まとめて108円になる。1号当たり9円だ。
 11月の初号は、一般傍聴人に人気激薄の「出入国管理及び難民認定法違反」を2本立てでいこうかと。いずれもベトナム国籍の若者、男性と女性だ。

 ←10月31日23時50分現在、週間INが160で1位~。confident 

2018年10月22日 (月)

新聞のネット記事の「更新」で新発見!

 諸君! 非常に興味深いことが偶然分かった。これってば誰もあんまり気にしてなかったマニアック・スクープでね?
 まず、以下は10月3日付け神奈川新聞の記事だ。

法廷で刑務官の頰を鉛筆で突き刺す 公判中の被告逮捕
 神奈川県警加賀町署は2日、公務執行妨害と傷害の疑いで、千葉県八街市、無職の男(51)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、同日午後1時40分ごろ、横浜市中区日本大通の横浜地裁法廷で、横浜拘置支所の男性刑務官(29)の右頬に鉛筆を突き刺して職務の執行を妨げた上、1週間のけがを負わせた、としている。調べに対し「一切記憶にない」と容疑を否認している。
 署によると、容疑者は器物損壊罪の被告として公判に出廷していた。鉛筆は筆記用に所持を許可されていたという。地裁職員が署に通報し、駆けつけた署員に引き渡した。

 これを私はメルマガ第2165号の編集後記で引用(コピペ)し、なんと現場を目撃したマニア氏から聞かせてもらった貴重な詳細を報告した。
 一部だけ言うなら、被告人は刑務官6人によりたちまちねじ伏せられ、それから担ぎ上げられ、アンパンマンが両手を前に突き出して空を飛ぶように、連れ出されたという。たかが編集後記でそんなことも書いちゃうのがメルマガ「裁判傍聴バカ一代」なのである。バカでしょぉ(笑)。

 それでだ、今回当ブログにもアンパンマン云々のことを書こうと思いつき、当該記事をまた開いた。こうだった。

法廷で刑務官の頬を鉛筆で突き刺す 地裁公判中の被告を逮捕
 加賀町署は2日、公務執行妨害と傷害の疑いで、千葉県八街市、無職の男(51)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、同日午後1時40分ごろ、横浜市中区日本大通の横浜地裁法廷で、横浜拘置支所の男性刑務官(29)の右頬に鉛筆を突き刺して職務の執行を妨げた上、1週間のけがを負わせた、としている。調べに対し「一切記憶にない」と容疑を否認している。
 署によると、容疑者は器物損壊罪の被告として公判に出廷していた。鉛筆は筆記用に所持を許可されていたという。地裁職員が署に通報し、駆けつけた署員に引き渡した。

 ん? となった。
 いや我ながらよくそんなことに気づいたねぇ、と感心する。
 前者の記事のタイトルに「公判中の被告逮捕」とある。
 後者の記事ではその部分、「地裁公判中の被告逮捕」となっているじゃないかっ!

 よくよく見ると、タイトルのすぐ下にこうある。

公開:2018/10/03 19:33 更新:2018/10/03 19:49

 ははーん、「公判中」を「地裁公判中」と16分後に更新したのだね!
 ほかにも更新箇所はないか、よぅく見てみた。
 あった。前者の記事の冒頭は「神奈川県警加賀町署は2日…」であるところ、後者の記事は「加賀町署は2日…」となっている。
 私の精査によれば、ほかに更新された部分はない、と思う。

1810161 「公判中」を「地裁公判中」とした、これは分かる気がする。
 テレビや新聞は、全く興味のない人、全く無知な人をも対象とする。「公判」とは、いわば刑事裁判における公開法廷での裁判手続きなのだが、そんなこと普通は知らない。「公判」という熟語は一般になじみが薄いはず。「公判中」と見て「大判焼き?」と思う人もいたりして。
 そこを上司から指摘され、「ええ~、めんどくせえな、じゃあ地裁の2文字をくっつけておけ」となった…のかも、かも。

 そこまでは分かる気がするのだが、なぜ「神奈川県警」の5文字を減らしたのか。
 なるほど加賀町署は横浜地裁の近くにある。横浜地裁は管轄内なのだろう。でも加賀町署こそ、地元の方以外は知らないのでは? 正直私も知らなかった、申し訳ない。
 「神奈川県警」の5文字があるほうがいいのでは?

 ただ、「神奈川県警加賀町署」だと漢字が9文字続くことになる。そういう場合、私だと「神奈川県警の加賀町署」とするが、新聞社としては「の」でつなぐなど間抜けすぎる、ということかもしれない。
1810162 かといって読者の多くは漢字9文字連続に耐えられない。かといって「加賀町署」を省いて「神奈川県警」だけとしては誤報になる。県警本部が出張ったことになるから。逮捕手続きをとったのはあくまで加賀町署…。
 つーことで「神奈川県警」の5文字を減らした、のかも。
 あるいは、タイトルで2文字増やしたから本文で2文字以上減らさねばならず…とか?

 ネット記事には公開日時と更新日時がよくある。どこが更新されたのか、今回初めて発見した。マニアはこういうところに興奮するのである(笑)。

 なお、刑事は検察官vs被告人、民事は原告vs被告、なのだがマスコミは徹底的に刑事の被告人を「被告」とする。その理由は何なのか、いずれ調べようかと。

 などと言いつつメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」、10月は以下の9号を発行した。

第2168号 すべてマニュアルどおりにやった集団準強姦
 リアルナンパアカデミー(RNA)の塾生の「準強制性交等、集団準強姦」の判決。3週間前に言い渡されていた別の塾生の判決をあわせ、検察官の求刑は軽すぎたようだ。  編集後記は最近“流行”の逃走について。逃走にはじつは3種類あり…。

第2167号 生後2カ月の女児の解剖を執拗に求められ
 フジテレビへ車で突っ込んだ事件を傍聴するはずが、ついふらふらと記者クラブの記者たちについて行き「殺人」(裁判員裁判)の法廷に入ってしまった。被告人はちょっとアイドル顔の若い女性。生後2カ月の長女を殺害したと大きく報道された事件なのだった。  編集後記はあの『交通の教則』に起こった異変について!

第2166号 人格障害の20歳、元カノの母親を牛刀で
 「人質による強要行為の処罰に関する法律違反、殺人未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反、住居侵入、窃盗」という長い事件名の裁判員裁判、の判決を傍聴してみた。元カノのあることに激昂し鹿児島から車を運転して上京、元カノの母親を…! 警察の特殊部隊が閃光弾を投げ込んで制圧したのだそうだ。犯行時20歳…。

第2165号 失礼ながら、弁護人多くして事件山に登る?
 いわゆるシルバーストーカーの事件。同じ女性を執拗に追いまわし、とうとう実刑判決。服役で果たして収まるのか。  プラス、弁護士が裁判所のトイレに“放火”したとされる事件。弁護人はなんと10人。最終弁論を聞き、私が弁護人なら…とちらり思いました。

 以下の3号は10月14日にお知らせした

第2164号 あの寺澤、あの今井と警察官は気づかずに
第2163号 築地市場、ターレットトラック、無免許運転
第2162号 そのセリフ、裁判官が堂々と言うかねっ!

 以下は10月7日にお知らせした

第2161号 シャブと言うだけで心臓バクバク、汗が出て
第2160号 集合ポストの迷惑チラシ業者を詐欺った男!

 いま購読登録すると、以上9号がどどっと送信される。そして月末まであと4号が順次送信される。面白いよっ。私はもう30年以上も物書きで食ってきたが、こんな読み物は唯一無二、誰も書けないと思う。ぜひ試し読みをしてみてください。

※ 画像はマニア氏からのいただきもの。最初、えーっ、なにこれ珍百景! と驚いたが、岐阜県、近江鉄道の“パトバス”らしい。こういうのをラッピングバスというらしい。へ~。

 ←8月21日0時00分現在、週間INが160で2位~。confident 

2018年10月14日 (日)

築地市場、ターレットトラック、無免許運転

 いわゆる交通裁判所で職員になりすまし、罰金を預かるとだます詐欺はたまにあるみたいだが、こういうのは私は初めて聞くかな。
 以下は10月11日付けNHKニュース。

「交通違反の罰金」とうそ 女逮捕
 「交通違反の罰金を払うためカネを貸してほしい」とうそをつき、一関市の知人男性から現金100万あまりをだまし取ったとして20歳の女が詐欺の疑いで逮捕されました。
 逮捕されたのは、住所不定で、自称飲食店従業員の■■■■容疑者(20)です。
 警察によりますと■■容疑者はことし8月中旬、一関市に住む20歳の知人男性に「交通違反をして罰金を払わないといけなくなった。カネを貸してほしい」などと嘘をつき、数回にわたってあわせて現金100万円あまりをだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
 警察では、知人男性から出された被害届をもとに捜査した結果、■■容疑者の容疑が固まったとして、10日、逮捕しました。
 これまでの調べに対し、詐欺の容疑を認めているということです。
 ■■容疑者は、知人男性から現金でカネを受け取っていたとみられ、警察で詳しいいきさつを調べています。

 普通に想像すれば、悪いキャバ嬢がなんだかんだと男をだまして金を巻き上げること自体は特別珍しくないが、欺しのネタとして「交通違反の罰金」は珍しいのでニュースになった、そういうことかと。

P1010789 にしても、20歳の男が飲食費以外になぜ100万円も出せたのか。普通に想像すれば、オレオレ等の特殊詐欺のメンバーか? となる。
 裁判傍聴師が想像すると…。
 男は架け子グループの一員で、上位者から渡された名簿をもとに次々とオレオレ電話をかけていたところ、何百万円、何千万円の詐取金のほとんどが上位者へ渡ってしまうのがアホらしくなり、名簿で知ったお年寄りへ勝手に密かに詐欺電話をかけ、組織からの派遣ではない自前の受け子に現金を取りに行かせ、だいぶ稼いだ、とか?
 いやいやそれは妄想的想像であり、普通にお金持ちのご子息だったのかもしれないです。

 さてメルマガ「今井亮一の交通違反バカ一代」、9月は以下の5号を発行した。

第2164号 あの寺澤、あの今井と警察官は気づかずに
 テレビ・新聞は知らん顔だけども歴史的に重要な事件というのがある。たかが37キロ超過のスピード違反なのに、4年にわたり26回の公判を重ねた事件がある。なんと被告人は寺澤有さん! 埋もれさせるのは残念。少しずつレポートしよう。

第2163号 築地市場、ターレットトラック、無免許運転
 ブログ「交通違反バカ一代」のアクセス数が突然ぎゅいんと増えた。築地から豊洲へ移るに当たりターレットが大移動、と報じられた影響かも。つーことで今号はターレの無免許の裁判をレポート。中学は1年しか行かず、身内とは音信不通、ずっと「魚の仕事」で生きてきたという小柄なおじさんの、その生き様に私は感動した!

第2162号 そのセリフ、裁判官が堂々と言うかねっ!
 珍しく弁護人なしの事件だった。そのため裁判官が被告人に対し、いろいろぶっちゃけ説明した。ほ~、いつものあれはそういうことだったのか、非常に勉強になった。でも、おいおぃそれはないだろっ! ということまでぶっちゃけ語ってくれて…! 

 以下は10月7日にお知らせした

第2161号 シャブと言うだけで心臓バクバク、汗が出て
第2160号 集合ポストの迷惑チラシ業者を詐欺った男!

 いま購読登録すると以上5号がすぐ送信される。そして月末まであと8号が順次送信されます~。

※ 画像は、昔懐かしい農林水産省地下の第5食堂。年配の方はこれ見て泣いちゃうんじゃないか。私もいっしょに泣きましょう。crying

 ←10月14日0時10分現在、週間INが130で2位~。happy02

2018年10月 7日 (日)

集合ポストの迷惑チラシ業者を詐欺った男!

 以下は The Huffington Post Japan のサイトに載っている Abema Times の記事、の一部ってことでいいのだろうか。

下駄でテレビ出演したら「炎上」の落合陽一氏 「日本人がスーツを着ていないといけないという考えから…」
見た目とか雰囲気に惑わされずに正しいことを言えるかどうかが大切。
 2日に放送された日本テレビ系『news zero』にゲスト出演し、その服装や姿勢、話し方などに賛否両論がまき起こっているメディアアーティストでPixie Dust Technologies.Inc CEO,筑波大学 准教授・学長補佐の落合陽一氏。3日放送のAbemaTV『けやきヒルズ』に緊急生出演し、昨夜の"炎上"を振り返った。
 「『news zero』に授業後そのまま下駄で行ったらなぜか炎上した。みんな僕の発言じゃなくて下駄に興味があったり、Tシャツがダボッとしていてだらしないと言われたりして」と話す落合氏。今回、話題になったことについては「僕は結構まともなことを言っていたと思うので、正しいことを見た目が気に食わないヤツに言われるとみんな怒ることがわかった(笑)」とコメント。また、ダイバーシティの考え方に紐づけ、「日本人がスーツを着ていないといけないという考えから、見た目とか雰囲気に惑わされずに正しいことを言えるかどうかが大切。スーツを着て来た人の信頼性が高かったら、胡散臭いことを言ってもいいってことになる。それはよくないでしょ」と指摘した。

 コメンテーターは何をコメントするかが大事なんであって、髪がピンクでも禿げでも、和装でも女装でもべつにいいじゃんと私は思う。
 炎上については、正義気取りの匿名者が何にでも食いついてわめく時代なのであり、本件においては番組の宣伝になり、かつネットメディアに新たなページビューの機会を増やした以外に、意味はないように思う。

P1050109 そんなことより下駄である。
 私は高校の通学時から下駄で生きてきた。当時、学生・生徒は朴歯(ほおば)の高下駄と決まっていた。いや決まってはなかったかな。coldsweats01  歯が減ると下駄店で歯だけ買い、減ると換えして履いた。歯は数十円。自分で叩き込んだ。 ※画像は輪島の職人さんに組んでもらった、私のコレクション。

 私はできるだけ目立ちたくない。普通に普通でいたい。なので裁判所へは基本的に――台風で土砂降り、大事な革靴が台無しになるというような場合を除き――下駄では行かない。テレビ局へも下駄で行ったことはない、と思う。
 スーパーへ、また電車でどこかへ下駄で行くときは、音をたてないよう気をつけている。カラコロなんてとんでもない。音をたてる歩き方は歯が減るんじゃないかと。
 だから、たまに下駄で裁判所へ行っても、私が下駄履きとは誰も気づかないはずだ、うん。

 で、なんだっけ、私としては落合さんに、せっかく下駄がばっちり映る形でテレビに出るなら、鼻緒のお洒落をしてほしいと思う。そうして下駄ファッションが普及すれば、私はさらに目立たなくなる。

 さてメルマガ「今井亮一の交通違反バカ一代」、9月は以下の2号を発行した。

第2161号 シャブと言うだけで心臓バクバク、汗が出て
 覚せい剤で逮捕、起訴され保釈中にまた覚せい剤で逮捕され実刑判決。弁護人は入院の手続きを整え再度の保釈をさせた。その入院先である下総精神医療センターの、条件反射制御法の平井愼二医師が証人出廷!

第2160号 集合ポストの迷惑チラシ業者を詐欺った男!
 事件名は「詐欺、詐欺未遂」。あ~ぁ、またオレオレ詐欺の受け子か、と思ったらとんでもない、私は初めて聞く手口だった。全国のマンション、アパートの住民諸氏の多くは「よくやってくれた、もっとやれ」と思うんじゃないか。

 いま購読登録すると以上2号がすぐ送信される。そして月末まであと11号が順次送信される。だいたい毎月どんな感じか、バックナンバーのページなどご覧いただければ。

 ←10月7日10時30分現在、週間INが140で2位~。happy02

2018年9月26日 (水)

吉澤ひとみさんは嘘つきか?

 メルマガ第2157号の編集後記にこっそりちらっと書いたことを、ちょと漏らそう。

180922 最近、日々思うことがある。
 どこの報道も一律同じようだが、たとえば9月15日付けの東スポ、「吉澤ひとみ借金地獄 「ひき逃げ動画」で供述のウソがバレ億単位の違約金発生か」だとこんなふうだ。

警視庁の取り調べに対し「車を止めるスペースがなかった」と供述しているものの映像を見れば、当時前方に十分な駐車スペースがあることもわかる。こうした映像が事実なら供述はウソだったことになる。

 これプラス缶酎ハイ3缶の件で、吉澤ひとみさんは「嘘つき」と決めつけられている。
 マスコミも世間もどうかしている、あっぶねぇな~! と私は感じる。

 「ひき逃げ動画」に写っているのは、事故発生場所から次の交差点までの間だ。
 なるほどその間に駐車車両等はなく「車を止めるスペース」は優にある。
 だが、吉澤さんはその間に「スペースがなかった」と言っているのか?

 警察の発表またはリークの内容が事実としてだ、取調べの警察官がいろいろ質問し、被疑者がいろいろ答えたなかに「車を止めるスペースがなかった」旨の言葉があったということでしょ。
 それはたとえばこんなふうな供述だったとみるのが自然かつ合理的じゃないのか。

被疑者 「事故直後、大変なことをしてしまったと動転して頭の中が真っ白になり、でも大変なことに直面する勇気が持てず、次の交差点まで行ってしまいました」
警察官 「そうだとしても、交差点を過ぎてからなぜ止まらなかったの。その後もだいぶ走ってるでしょ」
被疑者 「動転して、勇気がないまま、駐車車両があって車を止めるスペースがなかったときもあり…」

 そんなやりとりから「車を止めるスペースがなかった」を抜き出して警察は発表かリークかしたのかも。その可能性を何ら考えず「嘘つき!」と熱狂する、やばくないですか? と私は思う。

 缶酎ハイだって、350ミリか500ミリか定かじゃない。アルコールが4度か11度かでぜんぜん違う。
 また、飲酒運転者が捕まって当初は少なめの飲酒量を言うのは――何を言おうが最終的な刑罰は相場どおりと承知の熟練者以外にとっては――極めて当たり前の、ごく普通のことということができ…。
 そのへん、まとめて『ドライバー』の次号で書こうかと思ってます。

 メルマガ「今井亮一の交通違反バカ一代」は、9月は以下の11号を発行した。

第2157号 シャブの女性は可愛そうなほど実刑におびえ
 
ネットでかな2万8千円で購入を申し込み、レターパックで覚せい剤0.975gを受け取ろうとした事件。警察に知られて受領できずに終わるのだが、これは未遂ではないのだ。その理由は…。被告人女性は可愛そうなほど実刑におびえ、言い渡された判決は…。

第2156号 骨格標本のような万引き病女性、22kg!
 被告人女性を見て私は傍聴ノートに書いた、「ガリ痩せ! よく生きてるねっ!」と。典型的な摂食障害でクレプトマニア。万引きで執行猶予中にまたやって逮捕され、勾留中に体重が22kgまで落ち、救急搬送されたという。そんな病者を、治療を絶ちきり刑務所へ落とすために検察官、裁判官は何を言うか、しっかりレポートするのが当メルマガの重要な社会的役割かと。

 以下の2号は9月21日お知らせした

第2155号 中国人の白タク営業、微信のチャットから
2154号 普通は死ぬ量の酒を飲まされ強姦され

 以下の3号は9月18日にお知らせした

第2153号 リアルナンパ塾、イエーガーで泥酔させ強姦
第2152号 性嗜好障害等は人生を台無しにする難病!
第2151号 じつは私も池上彰さんの番組に関わった件

 以下の4号は9月11日にお知らせした

第2150号 弁護士が裁判所のトイレに“放火”した事件
第2149号 自動二輪が90キロで信号無視、死亡事故
第2148号 息子を殺害、「鑑定留置理由開示」の裁判は
第2147号 重過失傷害、赤信号見落としの自転車事故

 いま購読登録すると以上11号がどどっと送信され、月末まであと2号が順次送信される。

※ 画像は本文とは関係ない。ちょと遠くの農家の直売所。なんか真っ黒いものがあるな、と思ったら猫だった! えっ、猫も100円か200円っ!? 私の激しい戸惑いを察したか、猫は少し顔を上げて私を見た。そしてまた目を閉じた。肝が据わっているというか、どういうつもりなんだ。いやはや驚いた。

 ←9月26日1時00分現在、週間INが140で2位~。happy02

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