フォト
2026年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

カテゴリー「オービス(オービスⅢ)」の167件の記事

2026年7月 4日 (土)

れいわ山本太郎氏のオービス69キロ超過、もしや…

 れいわ新選組の山本太郎氏が、高速道路でオービスにより速度149キロ(制限80キロで69キロオーバー)と測定、撮影され、罰金8万円、免許停止90日になったという件。

 Yahoo!ニュースなんかチラ見すると、太郎叩き一色(いっしょく)、みたいな。あの人は憎まれキャラなの?

 

 ま、それは措き、マニアな私は、どうも妙な感じがする。

 そのオービスは、手元のオービスマップによれば、東京航空計器(TKK)の固定式だ。もしや、測定値について、何か引っかかることがあったのでは?

 この話、ネット記事に書こうかな、と思う。書くなら急がねばならないが、うぅ…。

2026年6月 4日 (木)

自称左官業72歳が北陸道で190キロ! TKKの半固定式!

 180キロまで目盛りのある速度計を見せて6月3日、テレビ金沢がこう報じた!

 

北陸道で時速190キロ スピード違反で金沢の72歳男を逮捕 容疑を否認


こちらは自動車の速度計です。多くの車は最高速度が180キロ程度に設定されています。2日に逮捕された金沢市の男が、北陸自動車道で出していた速度は時速190キロ。男は警察の調べに対し容疑を否認しています。

道路交通法違反で逮捕されたのは、金沢市寺町に住む自称・左官業の72歳の男の容疑者です。
この容疑者は、ことし3月に、石川県白山市の北陸自動車道下りで、法定の最高速度を90キロ超過する時速190キロで車を運転した疑いが持たれています。

現場付近に設置された自動取締装置、いわゆるオービスが反応したことから石川県警が捜査。
容疑者を特定し、総合的に判断して逮捕したとのことです。
調べに対して男は「速度違反はしていません」と、容疑を否認しています。

 

 自称・左官業の72歳が190キロでかっ飛んだ?

 犯行車両について「車」としか出てこない。190キロの速度を出せる、出せそうな、出せそうだがじつは出ない…どんな車両だったのか、ま、そこは措き…。

 

 犯行日が3月で、逮捕は6月2日。なかなか出頭に応じない被疑者を逮捕、ということはあるけれども、ちょっと早くない?

・被疑者は出頭せず、何かモメ、警察も引っ込みがつかなくなった。
・被疑者は出頭して190キロと知り、否認、その後の出頭に応じなかった。

 というあたりが、とりあえず一般的には推測できる。

 

 注目は、その「オービス」が、あの東京航空計器(TKK)の、半固定式、オービスⅤーHKらしいってこと!

 石川県警は、ほしくもない半固定式を、いくらか補助があったのだろう、購入させられ、実績を上げろと尻を叩かれ、自称・左官業の72歳の男から何か痛いところを突かれるなどして、つい逮捕しちゃった…?

 じつは190キロは誤測定(誤表示)で、無実の証拠があるなら、検察官は不起訴とするだろう。

 有実ならもちろん、無実でもその証拠がなければ、検察官は起訴するだろう。
 じつは190キロも出せなくても「当時、瞬間的に強い追い風が吹いた可能性は否定できない」とかなんとか、有罪を勝ち取るだろう。

 その裁判、傍聴したい!!!

2025年12月20日 (土)

芸能関係の事件を1日に3件傍聴した

 この「過失運転致死」の被告人、1年半前にも別の「過失運転致死」で有罪判決を受けてるんでは? 二度も死亡事故をやらかすとは、どんな奴!?

 という「過失運転致死」を見つけ、頑張って傍聴した、東京地裁で。この日は弁護人の立証からだった。

 被告人(非身柄)は60歳ぐらいか、音楽系の芸能方面の人だという。
 事故後、毎月現場に供花してきたという。

弁護人 「来年3月で7年間になりますね」
被告人 「はい」

 なっ、7年、どゆこと? なんと、不起訴2回を経て東京地裁に起訴され、禁錮2年6月を言い渡され、控訴。
 そしたら東京高裁は、飲酒と睡眠薬と両方がどう影響したか、その影響についての予見可能性はどうか、審理が尽くされていないと、破棄&差戻し!
 1年半前の期日は、差戻し前の第一審だったんだね。

 

 飲酒したあと、マイスリーを、本来1錠のところ2錠(20mg)服用し、寝ようと思ったら知人女性から電話があり、会って話さねばと午前2時過ぎ、運転を開始。朦朧として、時速40キロ以上で左折、対向車線へ逸脱。自転車を押して横断歩道を渡っていた73歳女性に衝突し、多発外傷、脳挫傷で死亡させた、というふうな事件なのだった。

 差戻し後の当審では、埼玉医科大学の教授と准教授、薬剤師の証人尋問を行ったという。

 求刑は禁錮4年。死亡事故で4年はめちゃくちゃ重い!
 判決は2月某日が指定された。差戻し前の一審と同じく禁錮2年6月になるんだろうと想像するが、なぜ2度も不起訴になったんだろう。よっぽどの事情があったのか。傍聴しなければ!

 

 この日は、ほかに2件、被告人が芸能方面の事件をたまたま傍聴した。

 1件は、酒気帯び、0.74mg。アイドルとファンとの交流の会を実施し、普段は酒を飲まない被告人は、必要なあれこれを車で会場へ運び交流会を仕切る役割だったが、なぜそうなったのかだいぶ飲酒し、交流会が終わり、「同僚」を助手席に乗せて送る途中、中央分離帯に衝突して横転…。

 もう1件は、芸能事務所のプロデューサー。大事な取引相手とのゴルフに遅れそうになり、午前3時半頃、首都高の稼ぎ頭というべき中央環状線、目黒区付近のオービスにより141キロ(超過81キロ)と測定撮影され…。

 

 私はね、有名芸能人の裁判を狙って傍聴する(傍聴券抽選に並ぶ)ことは、ほぼない。

 しかし、たとえば超有名お笑い芸人さんのマネージャーの事件とか、超有名女性歌手の“パパ”の事件とか、某テレビ局の有能ディレクターの事件とか、十分に有名なお笑い芸人さん本人の事件とか、傍聴券抽選じゃない事件は、まあまあ傍聴してきた。

 誰も知らない、知れば「ええっ!」となる、そういうのを傍聴するのが、芸能関係に限らず、私は好きなんだね。

 無罪判決より、罰金刑の執行猶予に痺れる、そんな奴が1人ぐらいいてもいいじゃないか。いや、これは私1人ではなかろう。ほかに複数人いるようだと私は見ている。頼もしいです。 ※無罪を軽く言うものでは毛頭ないです。

2025年11月10日 (月)

刑務所を出て、無施錠の家やクルマを探して徘徊

 最近傍聴したのを少し。

 

 東京地裁の52席の法廷で「重過失傷害」の審理。

 被告人(非身柄)は、知人から借りたスポーツタイプ(前傾姿勢)の自転車で、雨天時、車道左側を、ウインドブレーカーのフードをかぶり、路面を見て走行し赤信号を看過。青信号の横断歩道へ出てきた歩行者に衝突し、後遺症の残る重傷を負わせた…。あるあるの自転車事故である。

 幸運にも個人賠償責任保険に加入しており、1千万円が支払われることで示談。それとは別のお詫びとして20万円を振込み。求刑は禁錮1年4月。 ※2025年6月1日以降の事件なら拘禁刑

 

 東京地裁の20席の法廷で「覚醒剤取締法違反」の判決。

 被告人(非身柄)は50歳代か、ちょと強面(こわもて)な感じだ。判決は懲役2年、執行猶予3年訴費不負担。

裁判官 「初犯は1年6月というのがおおむね相場なんですが…」

 そうそう、懲役1年6月、執行猶予3年が鉄板相場なので、慣れた人たちは「イチロクサンネン」というようだ。

 被告人は10年以上前に同種の服役前科があるという。10年以上前で、今回2年は重くない?
 あとで私のデータに当たってみた。9年前に、駐車取締りの警察官に対する公務執行妨害で懲役10月、未決30日算入という、同姓同名(珍しめ)の事件を私は傍聴していた。その影響もあるのか。

 

 東京地裁の42席の法廷で「道路交通法違反」の審理。

 今回気づいた、弁護人はあの有名俳優さんにそっくりじゃん! 弁護士会でも有名でしょ。俳優名は今は伏せとこう。

 オービスⅢ(スリー。東京航空計器(TKK)のループコイル式)の測定値を否認する事件だ。「確立された採証法則」のとおり、今日はTKKのK氏を証人尋問。
 検察官は、なんと50分間も。昔、同種の否認事件が東京簡裁で多かった頃、20分程度で終わることもよくあったのに。

 弁護人は22分間。測定の「誤差」にこだわっていた。私のネット記事「オービスの測定値はホントに信頼できるのか?まさかの「抜け落ち」を発見した【知らないと損する交通違反】」を見ていないことが明らかと思えた。もしそうなら、他の全ての事件と同様、あっさり無残に有罪とされるだろう。残念だ。

 

 東京地裁の52席の法廷で「道路交通法違反」の新件。

 この被告人(身柄、留置場、33歳)はインドネシア人だ。そういうのも傍聴しておこうと。傍聴人は私を含め2人ぽっち。

 今年2月に入国、9月、在留資格はあったが帰国しようと思い、その旅費を得るために飯場(はんば)仕事か何かやり、仲間らとクルマで戻る途中、運転の友人の足が吊った。それで自分が運転をした、日本の運転免許証はないのに。

被告人 「(通訳人を介して)9月11日父が亡くなった…チケット買うお金がなく…チケットのお金を稼ぐため仕事した…15日は(インドネシア)へ帰るつもり…」

 ところが9月13日に無免許運転で逮捕され、勾留されたまま11月に第1回公判…。母と妻と子どもに早く会いたいと泣いた。

 

 東京地裁の20席の法廷で「住居侵入、窃盗」の新件。

 被告人(身柄、留置場、46歳)は証言台のところに、手を独特のお椀型にしてピシッと立った。窃盗、強盗等で複数の服役前科があり、少年時の前歴も4件あるという。

 婚姻歴なし、母親と同居。府中刑務所を出てから酒を飲んだりパチンコをしたり、ある日、パチンコで交通費も使い果たして正午過ぎ、セキュリティが緩いアパートを探し、無施錠の玄関ドアから侵入…。

乙3号 「中から声が聞こえていた…2、3人いると思った…危険性を当時は考えていなかった…」

 同種の追起訴があるそうで続行。
 帰宅後、被告人氏名でネット検索してみた。犯行場所的にも被害金額的にもずばりこの事件と思われる報道がヒットした。
 それによると、当時被害者宅へは買取業者が訪問しており、奥の部屋で着物や宝飾品を査定中だったという。やばい業者でなければいいんだが…。

 

 同じ法廷で「常習累犯窃盗」の新件。

 服役を繰り返し、離婚歴あり。網走刑務所を出所後、生活保護を受けつつ、朝から無施錠の自動車を探して徘徊。荷下ろし中の自動車内から現金3812円入りの財布等3点在中のリュック時価1650円相当を窃取し、現場にいた警察官から声をかけられ…。

 これも、年齢的にもその他あれこれ的にもずばりこの事件と思われる報道がヒット。被害車両は駐車中のリサイクル収集車だという。まさかこれも高齢者狙いの訪問業者だったりして?

2025年6月27日 (金)

前代未聞のオービス裁判に遭遇!!!

 私の場合、初めて裁判を傍聴してから40余年になる。

 オービス裁判を狙って傍聴し始めたのは1995年頃だ。
 2000年の前後数年はもう、オービス裁判に、もう、狂った!

 

 そうして2025年6月27日、71歳の誕生日を過ぎて1週間、ととっ、とんでもないオービス裁判に当たった!
 まず、検察官の起訴状朗読にこんな部分が。

検察官 「過失により標識を見落とし…」

 なにぃーっ!
 首都高のオービス裁判で、標識を見落とし制限速度(指定速度)に気付かなかったと主張する被告人はよくいる。
 だが、故意か過失か、そこが問題になったことは一度もない(と記憶する)。
 まして検察官がわざわざ「過失により」と言うなんて!

 

 そしてもう1つ。
 本件は制限60キロ、オービスの測定値は144キロ。超過84キロ。
 超過80キロ以上は、首都高のオービス裁判のあるあるだ。
 だがっ、認否で被告人はこう述べた。

被告人 「速度については争います。そこまでスピードを出していた認識はありません」

 

 ぎゃおうっ!
 測定値の否認は超過80キロ未満の事件に限られる、超過速度が80キロを超えると否認は皆無、不思議な現象、と私は見てきた、長年にわたり。

 ところが今回、超過84キロで測定値を否認、前代未聞、空前絶後とはこのことである! 興奮に身悶えする私なのであった(笑)。

 

 2000年の前後数年間、あれほど多かったオービス否認裁判が、ほぼ消えた。

 東京地裁の「道路交通法違反」といえば、ほとんどが超過80キロ以上のオービス事件だったのに、昨年中頃からか、激減した。

 激減後、なぜか80キロ未満の否認が、東京地裁の法廷へぽつぽつ出てきた(昔はそれは東京簡裁限定だった)。

 

 そしてそうして今回、検察官が「過失により」と言い、84キロで否認が登場した。
 可搬式オービスの騒動(警察庁内での騒動)とあわせ、カタストロフ、、、破局の始まりか? なんて思ったりなんかするのである。

 

 こんな裁判を、なぜたまたま傍聴できたのか。

 午前にオービスの否認裁判(超過80キロ未満)の、被告人質問があるとマニア氏から情報あり、傍聴した。
 午後の15時30分、有名料亭の社長氏の薬物事件の第1回公判があると、これは複数のマニア氏から情報をいただいた。マニア氏らは傍聴できないという。じゃあ、ようがす、わっしが傍聴しましょう、と。

 だいぶ時間が空く。どうしよう。
 金曜はだいたい開廷が少ない。14時30分から「道路交通法違反」の新件。それを傍聴し、途中で薬物事件のほうへ行こう。
 そんなつもりでたまたま傍聴したら、前代未聞の事件だったとは。

 なんちゅうか、テミス神のお導きを感じざるを得ない、ありがたいことです。

 

 以上、興奮のままに雑ぱくな語り、失礼しました~。

2025年5月31日 (土)

手コキ30分1.5万円の15歳少女をレイプ、中出しで妊娠させ

 マニア氏から情報をいただき(ありがとうございます!)、5月30日(金)13時30分~14時30分、「占有離脱物横領、邸宅侵入、窃盗」の新件を傍聴した。

 すでに報道されている。「涙ながらに「家の買い換えや老後の不安が…」警視庁蒲田警察署の元巡査部長が起訴内容認める アパートから現金計約3000万円盗むなどした罪 東京地裁」などと。

 警察官の犯罪を、狙ってだいぶ私は傍聴してきた。10年以上前、何件かまとめてレポートさせてもらったこともある。

 

 今回の事件は、まじめな警察官が本当に「その瞬間、魔がさした」ということだったのか。
 どうなんだろ、組織内でイジメられていた、なんて事情があったのでは、とは私独自の妄想的深読みである。

 求刑は懲役2年6月。判決は執行猶予がつく、とは私独自の予想である。


 

 それが終わって同じ法廷で14時30分~15時30分、「道路交通法違反」の新件があった。
 続けて傍聴した。たまげた!

 首都高9号線下り、江東区木場付近の固定式オービス(TKKのループコイル式)による、なんと63キロ超過(測定値123キロ)の事件だった。

 求刑は罰金10万円! 判決も罰金10万円、しかも訴費(8万円ほどか)負担!

 もう30年近く、首都高のオービス裁判を傍聴し続けてきた私にとって、ちよと震撼する事件だった。 ※ちよと池波正太郎さんの時代小説風。

 

 15時30分~17時、3つ下のフロアの法廷で「不同意性交等、児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反」の新件があった。

 帰り際、ボーチン(冒頭陳述)まで聞いて帰ろう、とっとと帰らねば、と傍聴してみた。
 しかし出られなくなり、17時07分まで傍聴してしまった。

 要するに、X(Twitter)に「プチ30分1万5千円、今からこられる人」とか手コキの客を、15歳少女が募集。
 被告人(長身でイケメン。現在保釈中)はこれに応じ、自宅(渋谷のタワーマンション)へ呼び、要するにレイプ、中出しで妊娠させたという、いやはやなんともな事件だった。

 求刑は懲役6年。だいぶ高額を支払って示談したというが、実刑は動かないのではないか。たとえば…。

裁判官 「主文。被告人を懲役3年に処する…」

 執行猶予は主刑が3年以下のとき付することができる。3年まで下げ、執行猶予5年、実刑ぎりぎりで助かった、ほっ、と普通は安堵する。ところが…。

裁判官 「主文は以上です」

 どうなるか、次回判決は見届けたい。
 あとで、被告人氏名でネット検索してみた。報道ヒットなし。被告人の仕事のヒットは複数あった。

 

 私はねえ、なるべく裁判所行きを減らしたいと思ってるの。あれもこれも、いろんな期日をあきらめてるの、強い心で。
 しかし、なかなか、そういうことってあるよね💦

2025年3月 6日 (木)

オービス53キロ超過の否認裁判、“新主張”に遭遇!

 3日締切りと言われていた原稿を、めちゃくちゃ頑張って4日昼過ぎに仕上げて送信。
 5日締切りと言われていた原稿を、めちゃくちゃ頑張って6日午前に仕上げて送信。

 私としてはむっちゃくちゃ快挙である。

 しかも、どっちの原稿も面白い! あんな原稿を書ける者は外(ほか)にいない!
 自画自賛はカコワルイ? ばかもーん。自画自賛できない原稿を書いてプロと言えるかいや。

 

 仕上げて6日午後、東京地裁へ。

 あんまり寝てない。だいぶ居眠りするぞぃ。いびきをかいたらどうしよう。
 心配だったが、なんと、約2時間、ほんの数秒も気を失うことなく、覚醒して傍聴ノートをとりまくった!

 

 事件は、首都高速、都心環状線内回り、中央区築地5丁目1番付近(制限50キロ)のオービス(東京航空計器の固定式、オービスⅢLkかしら)による53キロ超過(測定値103キロ)。

 デジタル式の速度計で、間違いなく2桁だった、3桁は一度もなかったと被告人。
 そうして、速度違反の裁判だけで四百何十件か傍聴してきた私にとって、こうだった。

「えっ、定期点検について、その主張は初めてだよ! 一見、荒唐無稽にも聞こえるけど、おいおい、けっこう説得力あるよ!」

 

 そもそも超過53キロが東京地裁の法廷へ出てくること自体、20年ほど前ならあり得なかった。
 いま、“新主張”に遭遇。こんなことがあるから、裁判傍聴は止(や)められない、止(と)まらない。カルビーのかっぱえびせん、である

 

 ただ、私は現在70歳。そろそろ力(ちから)尽きる。
 尽きる前に、数十年にわたって得た、培った、ノウハウの、エッセンスというべきところを、単行本で残したいと思う、あとに続く諸君のために。

 なので、今夜はもう寝よう、お休みなさい~。 ←21時に寝るんかぃ(笑)

2025年1月30日 (木)

酒気帯びのはずが酒酔いに!

 29日(水)、東京地裁で「道路交通法違反」を4件傍聴した。

 

 以前だと、3件は首都高での超過80キロ以上、1件は無免許、まあそんなことが多かった。
 ところが最近、様子が違ってきてる。

 29日のは、酒酔い2件、無免許1件、首都高での超過70キロ台(=罰金事件!)だった。

 

 酒酔いのうち1件は、だいぶんに珍しい事件だった。

 10秒直立も10m歩行もでき、検査値は0.4mg、現場警察官は酒気帯びと評価。
 ところが! 途中で嘔吐したこと、信号待ちで居眠りして先行車に追突したことなどから、酒酔いと認定。
 懲役10月、執行猶予3年。

 判決のみの傍聴なんで、詳しいことは分からない。
 でも、そんなこともあるんだあ、と。

 他の3件も、見所があった。4件まとめて『ドライバー』(八重洲出版)本誌で簡潔にご報告しようか、考え中。

 

 ちなみに今発売中の同誌の私のページは、固定式オービス(TKK)の、撮影端末の少し手前、車線の中央にある小さな白線、あれの重要な意味と、オービス裁判の超現実的な世界だ。びっくりしますよ~。

2024年12月23日 (月)

オービス否認事件を見つけた!

 本日午後から、久しぶりに東京地裁(東京高地簡裁合同庁舎)へ。

 行ってびっくり、午前に「刑事訴訟法違反」の新件があったんだね!
 私は刑訴法違反を3件傍聴してる。うち2件は同じ被告人の一審と二審だ。

 今回の刑訴法違反は、ネット検索ではノーヒット。ただし、私の超絶マニアックデータに同姓同名が5回出てくる。
 来年の期日を傍聴しよう!

 

 午前にもう1件、「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反」という激レアな事件(審理)があった。
 これは報道ヒットあり

 有名人の国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律違反」の新件も午前にあった。
 これは傍聴券抽選だった。

 

 この日の私の狙いは、午後の「道路交通法違反」の審理だ。もしや可搬式オービスの否認かも!
 もちろん空振りの可能性は高いが、空振りをおそれてマニアは名乗れねえのだよ、ふん。

 

 ただ、同時刻から別の法廷で「暴力行為等処罰に関する法律違反、道路交通法違反」の判決があった。
 いわゆるあおり運転の臭いがばりばりするじゃん!

 私は先ず判決のほうへ行った。
 被告人は身柄(拘置所)。のけぞって眉をつり上げ、口(くち)元を尖らせ口はへの字。文句たらたら風だ。あおり運転か。

 違った。飲酒での粗暴犯前科多数。
 2024年2月に「暴行」で懲役6月、執行猶予2年、付保護観察。
 同年5月に「器物損壊」で罰金20万円。

 本件は同年7月の酒気帯び運転と、同年8月の暴行(常習暴行)だった。
 判決は懲役1年、未決70日算入

 

 急ぎ「道路交通法違反」の審理へ!

 8分遅れで法廷に入ると、検察官から証人尋問の最中だった。

検察官 「写真撮影の原理は…」
証人  「カメラが首を振るのではありません。固定位置で撮影…最初の、スタートループを…」

 うっわ! 固定式オービスの否認事件なのだあ!
 可搬式ではなかったが、今時は固定式だって否認はめっちゃ珍しい!

 しかも、すらすらと頭良さそうな証言ぶり、聞いたことがある、何度もある、あっ、東京航空計器のKさんではないか、何年ぶりだろう、お懐かしや!

 

 弁護人(よく見る長身の年配男性。国選かと)の反対尋問は、なんというか、ごくごく普通にまじめなものだった。なかなか良い所まで迫っていたと思う。
 ただ、オービスについて全く無知なことが明らかだった。
 全く無知ななかで、誤測定の原因をなんとか見つけようとする、普通は無理だと私は思います。

 じゃあ、オービスに誤測定はないのか。

 私は長年にわたりオービスの否認裁判を、百何十件だっけ or more 傍聴してきた。
 測定は正しくても、測定値が誤る、それは十分にあり得るというか、その可能性が全く考慮されてないんだね。

 この問題について、ネットを漂うデマのこととあわせ、『ドライバー』(八重洲出版)の次号で分かりやすく書く予定なのだ、じつは。
 その原稿締切りの前に、ずばりこんな事件を傍聴できて、偶然にすぎないと分かっちゃいるが、なんか運命的なものを感じていいですか?

 

 オービスの深淵をのぞくとき、オービスもまたこちらをのぞいている(ニーチェ)。
 オービスと果てしなく闘う者は、自らもまたオービスとなる(『燃えよ!カンフー』の盲目の老師)。
 Dance with the オービス。

2024年7月 3日 (水)

速度違反、「またかよ!」な話

 定かじゃないが、今年に入って3カ月間か5カ月間か、東京地裁で固定式オービスの事件に全く遭遇しない、という事態が起こった
 偶然の要素を十二分に考慮しても、これは異常だ。

 

 ところが、2、3週間ほど前からか、ぽつぽつ出始めた。

 相変わらず首都高・中央環状線、山手トンネル内、外回りと内回り、いずれも住所的には目黒区内の、天井付近に設置の東京航空計器、オービスⅢLkかLxが大活躍だ。

 制限速度は外回りも内回りも60キロ。あのオービスにより140キロ(超過80キロ)以上と測定・撮影された事件が、また続々と東京地裁の公判廷へ出始めたってことだ。

 

 先日傍聴した事件の被告人は、司法書士だった。
 執行猶予付きでも懲役刑を食らうと、司法書士の資格を失う。
 多くのスタッフを抱えて手広くやっていたそうだが、事務所は閉鎖だ。

 なので100万円の贖罪寄付をしたが、量刑相場は絶対だ。 ※超珍しい例外を私は傍聴したことがあるけれども。
 100万円が無駄になったケースを、私は何件も傍聴してきた。 ※寄付を受けた交通遺児育英会などは大いに助かったろう。その意味で被告人らは良いことをしたと私は思う。

 詳細は省くが、他の多くのケース以上に、本件は執行猶予付き懲役刑とされるだろう。

 

   ☕  🍸  🍺


 2000年の前後数年間か、東京簡裁にオービス事件がめっちゃ多かった。私は大興奮し次々傍聴しまくった。
 それとは別に、東京地裁のオービス事件を傍聴し始めて20年を超える。

 車雑誌『ドライバー』等に私はこう書き続けてきた。

 

 首都高のオービスに捕まり、超過速度が80キロを超えると、絶対じゃないけれども、公判請求(正式な裁判への起訴)をされ、懲役刑を求刑される。

超過80キロ台 懲役3月
超過90キロ台 懲役4月
超過100キロ台 懲役5月

 求刑のこの鉄板相場は、私が長年にわたり大量のオービス事件を傍聴し続け、わかったものだ。当局の発表ものじゃない。

 何かで執行猶予中だとかでない限り、必ず執行猶予が2年か3年つく。たとえばこう。

裁判官 「主文。被告人を懲役3月(さんげつ)に処する。この裁判が確定した日から2年間その刑の執行を猶予する。以上が主文です」

 

 執行猶予付きでも、懲役前科は重い。さまざまな国家資格、知事免許を失う。公務員は失職の対象となる。
 それは重すぎる、不公平でしょ、という考えを裁判官は持たない。

 無職の者も、司法書士、不動産業者、医師、自衛官等々も、「平等」に扱う。
 たまに、「国家資格を有する者はそれだけ責任が重いのだ」旨を重々しく言う裁判官(自身、国家公務員)もいる、たまに。

 

 ところがしかし! そうとは知らない人たちが、続々と東京地裁の公判廷へ出てくるんだね、首都高の固定式オービスによる超過80キロ以上の罪で、続々と、続々と。

 もちろん、私の記事を読んでムチャなかっ飛ばしを控えるようになった方もおいでだろう。
 しかし、読んでない方々が、続々と出てくる。

 またかよ! なのである。

 

   ☕  🍸  🍺

 

 どうしてこうなるのか。
 結局、テレビが扱わないから、かなという気がしてきた。

 こういうのは警察マター、検察マターだ。警察、検察が発表するとか、こういう報道をしてくれと話を持ち込むとかなければ、テレビが勝手に扱うわけにはいかないのかな、と私は見ている。
 交通三悪のうち速度違反だけが極端にペナルティが軽いことも、警察が発表するまではスルー、、、いやこれは単に気がついてないだけという可能性を否定できない。

 

 これをやったらこんなめにあうよ。
 交通違反マニア、裁判傍聴マニアはよぅく知ってるのに、世間の方々は知らず、というこの構図、速度違反だけとは限らないんじゃないか。
 その話は長くなる。また今度。

より以前の記事一覧