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カテゴリー「交通/その他交通違反」の76件の記事

2017年6月 6日 (火)

TAPを持たない有能な警察官?

Img_1332_2 警察庁を出て銀座方向へ歩く途中、皇居付近で、交通指導取締りのシーンに遭遇した。
 交通整理をしていた警察官が、交差点手前で信号待ちの白いワンボックスに声をかけたのだ。その運転者は、遠くから見た限りでは若い美人だった。

 警察官は交通整理だけやるつもりと見え、違反切符作成端末TAPを持ってない。ワンボックスは黄色い線を踏んだか何かで、警察官は注意して終わるのかな、と思いきや、信号が青になると、交差点を渡った先の道端に停車させた。
 その付近にミニパトとか駐車させていることがある。ミニパトに置いていたTAPを出し違反切符を切るのかな、と思いきや、ミニパトはない。応援を呼ぶのか?
 ところが応援は来ず、しばらく何かやりとりしたのち、警察官はワンボックスを行かせた。

 これをどう見るべきか。
 些末な違反を理由に職質(職務質問)をかけ、まずは免許証の提示を求めて運転者の挙動、言動を観察、無免許、酒気帯び、また覚せい剤等の疑いがあれば応援を呼び…そういうつもりだったんじゃないか。
 とにかく、TAPを持ってないってことは、些末な取締りをやるつもりがないわけだ。キップ処理ではなく、体刑事案となる交通違反、また覚せい剤等のみを狙って実績を上げている、有能な警察官、なのかも。
 そんなことを妄想しつつ、俺はその先の日比谷駅から電車に乗り、究極の居酒屋「昭和」へ向かったのだった。

 金沢市から、早々と帰京することができた。なので、「少女にわいせつ行為 動画撮影容疑できゃりーぱみゅぱみゅ有名ファンを逮捕」と報じられた事件の裁判を、あきらめていたけど傍聴できそう。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」をお楽しみに。

 ←6月6日8時10分現在、週間INが150で2位~。happy01 

2016年10月18日 (火)

横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合

 以下は10月17日付けNHKニュース。

信号機ない横断歩道 9割の車が歩行者いても一時停止せず
 信号機のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしているのに一時停止せずにそのまま通過している車が9割に上ることが民間の調査でわかりました。
 これはJAF=日本自動車連盟が、ことし8月から先月にかけて、全国94か所の信号機のない横断歩道で1万台余りの車を調査したものです。
 それによりますと、信号機のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしている状況で一時停止をした車は全体の7.6%に当たるおよそ750台にとどまり、9割を超える車が一時停止をせず、そのまま通過していました。さらに、調査を行った横断歩道のうち半数を超える48か所では、一時停止した車は5%未満にとどまっていました。
 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合は、ドライバーは手前で一時停止をしないと、道路交通法に違反する疑いがあります。
 JAFでは「法律に違反する可能性があるという認識がないドライバーも多い。横断歩道での一時停止の啓発活動に力を入れたい」と話しています。

 「法律に違反する可能性がある」というのがよく分からない。以下、道路交通法第38条から第1項のみ抜粋。赤字は俺。赤字のとこだけ拾い読みすればほぼ分かるかと。

(横断歩道等における歩行者等の優先)
第三十八条
   車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない

 「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合」に一時停止しなければ、ずばり38条1項の違反なのである。「疑い」も「可能性」も入る余地がない。
 反則金は大型車が1万2千円、普通車が9千円、自二が7千円、原付が6千円。違反点数は車種を問わず2点。

Photo 俺の有酸素散歩圏、半径約3キロでは8カ所、信号機のない横断歩道が思い浮かぶ。いや9カ所か。
 うち1カ所は、交差点の形状のせいもあるのか、多くの車が一時停止する。うち1カ所は直線道路で、一時停止する車は希(まれ)だ。交番の真ん前なのに。

 ちなみに俺自身が車を運転して通過するときは、こんな仕事をしてることもあり、必ず止まる。止まらない車が横断歩行者等をハネそうになったらホーンを鳴らすなり叫ぶなりしなければと緊張する。

 地方の田舎道を走った記憶では、止まる車は希だ。直線道路では、ほぼ誰も止まらない、そういう印象がある。JAFの発表はうなづける。
 しかし、なんでそんな調査&発表をJAFはしたのか、不思議な感じがする。
 だってさ、信号交差点での右左折車による横断歩行者妨害は狙って待ち伏せて取り締まるのに、信号機のない横断歩道では──俺が見聞きしてきた限りではあるが──まったく黙認じゃないの。
 待ち伏せて取り締まれば入れ食いだろうに、なぜやらないのか。

Photo_2 もちろん、道路交通法は治安法の側面もある。普段みんながしている違反があることは、イコール、特定の者をいつでも逮捕できるってことでもあるのだ。
 しかし、それにしても、うぅむ…。

 このネタをワイドショーが扱ったら、コメンテーターはきっと言うだろう。
「信号機のない横断歩道って、だいたいが狭い道路にあるんですよね。そんなとこで違反車両を停止させて、免許証を見せてくださいとか言って違反キップを切ってたら、かえって交通の危険を生じさせかねないんじゃないの?」
 多くの視聴者は「確かにそうだな」と思うでしょ。

 そこで! いちいち停止させず、ナンバーから判明した車両の所有者に行政制裁金を課す。そっちへ警察庁はゴゴゴと動き始めてるんで、今回JAFにそういう調査&発表をさせたとか?
 深読みが過ぎるかなぁ。いやいやそれは新型オービスの動きとも付合するぞ…。
 なに言ってっか分かんない? だよねぇ、ごめん。説明は長くなるので今回はパス。警察庁交通局の方は「おぅ今井君、そこまで読むかね」と笑ってくれてるかも。

 画像は新型の違反キップ切り端末。頂き物だ。あわてて撮ったのかブレてる。この端末、単に違反キップを簡易迅速に作成できるだけじゃなく、かなりの優れものなんだょ。そのこと、『ドライバー』か『ラジオライフ』に書いたっけ。ネットにもそのうち書こうかと。ただ、忙しくてっ。sweat01

※ 追記: 「法律に違反する可能性がある」は、こう解釈すれば理解できるんじゃないかと思い至った。
 すなわち、「無事故・無違反」の無違反は、違反がないって意味では全然ない。違反するしないじゃなく、取締りを受けた(違反点数を登録された)ことがないって意味だ。警察と多くの善良な一般運転者たちには、そういうことで定着しちゃってる。ゴールド免許は違反点数の登録で決まる。それがおかしいと感じるのは俺みたいな変人だけだ。
 したがって、「法律に違反する可能性がある」=取締りを受ける可能性がある、そう解釈すれば理解できる、うむ。

    

 こないだ古書店で3冊200円で買ったうちの1冊は『ネットのバカ』だった。なんちゅうタイトル(笑)。著者の中川淳一郎さんは『ウェブはバカと暇人のもの』の著者でもあるのだった。そっちもなんちゅうタイトル。数ページ読み始めた感じでは面白そう。裁判所への往復の電車で読もうかと。

 ←10月18日3時30分現在、週間INが160で1位~。happy02

2016年2月10日 (水)

地域課警察官の神アイテム!

Photo 8日(月)、裁判傍聴マニアの大新年会は、女子2人、男子6人が参加し、裁判員裁判の秘密のスキャンダルが報告されるなど、楽しく執り行われました~。beer
 お仕事等で参加できなかった方から、「裁判傍聴マニアの大桜祭り」「裁判傍聴マニアの大暑気払い」を企画してくれとのメールをいただいてる。どぉしよぅ…。

 大新年会の話はそれくらいにして、以下は昨年9月2日付け時事通信、の一部。

交通反則切符、タブレットで=効率化、全国初12月から-警視庁
 警視庁が導入する交通携帯端末(TAP)。警察官が交通取り締まりを行う際、現場で免許証の情報を自動的に読み取れる=2日午後、東京都千代田区
 警視庁は12月から、交通違反取り締まりの際、免許証に埋め込まれたICチップの情報を自動的に読み取ることで、交通反則切符の発行などを迅速に行える「交通携帯端末(TAP)」の運用を始める。4700台を交番やパトカー、交通機動隊などに配備する。

 その取締り風景の画像をゲットした。やほ~!
 違反キップが手書きのとはちょと違うらしい。てか違うはずだ。俺はさっそく携帯端末専用違反キップの「ロール紙」等の契約書を開示請求した。マニアとしては気になるじゃないの、ねぇ。

 その「交通携帯端末(TAP)」について、車雑誌『ドライバー』の昨年11月号の記事を、編集長と筆者(俺だよっ。笑)の許可を得て以下に。

 交通違反の反則切符(いわゆる青切符)を迅速に発行するための携帯端末「TAP(タップ)」なるものを警視庁が公開したと、9月の初めに報道された。
 じつは俺ってばその契約書と仕様書を、早々と情報公開でゲットしてたのね。偉いでしょ。うふふ。

 文書のタイトルは「賃貸借契約書」。契約件名は「交通携帯端末システム用装置の借入れ」。買い取りではなくリース契約なのだ。
 契約金額は月額3004万2360円(税込み)。今年12月1日からの5年契約。
 青切符の交付時間を短縮するくらいで、ずいぶん高額だなぁ。と思って仕様書をよく見たら、あらびっくり、こいつはなかなかの優れものなんである!

 まず、IC免許証をかざすと氏名や生年月日等のデータ(人定事項)を読み取る。んで、「カメラ機能」(500万画素程度)によりナンバープレートの文字情報を読み取る。便利なうえ、誤記がぐんと減るよ。

 違反事項などを指またはスタイラスペン(タッチペン)で入力すると、青切符と反則金の納付書をその場でプリントアウトする。
 警察官は反則金の額を間違ったりするんだが、この端末は自動的に算出する。納付期限(原則翌日から7日)は、休日を挟んだりするとややこしいんだが、それも自動算出。納付しない場合の反則通行センターへの出頭日まで自動算出して印字する。

 そうして「交通違反取締データ」を端末内に登録し、警察署等に設置された「業務端末」にUSBで接続、「登録データ等の集約と更新を行うシステム」なんだそうだ。

 加えて、クルマ、バイクはもちろん自転車についても「登録情報の検索」ができる。盗難車両、何かの犯罪に使われたとして手配中の車両を見逃さないわけだ。

 しかも、できるのは青切符の取り締まりだけじゃない。なんと駐禁取り締まりのための「確認標章」(あの黄色いステッカー)もプリントアウトできる。つまり、駐車監視員が持つ携帯端末とデジカメと携帯プリンターと同じ役割を果たすのだ。

 さらに、「交通事故取扱処理」もできるっていうからオドロキ。物損事故だけでなく人身事故にも使うんだろう、「自賠責保険番号等の入力」なんて項目まである。

 慣れない警察官が苦労して作成し、誤記もぽろぽろあったのが、劇的にスムーズになるうえ、違反者や車両の電子的管理も同時にできるんである。どんなもんじゃい。って俺がいばるのは変か(笑)。

  リース契約は、充電器なども込みで4700台。月額約3000万円だから、1台1カ月約6400円。普通車の一時不停止(反則金7000円)を1件多く取り締まればお釣りがくる。

 その4700台をどこへ何台振り分けるか、仕様書に載ってる。これが興味深い。
 交通機動隊へ629台。高速道路交通警察隊へ111台。警視庁本部の交通執行課へ411台。

 残る3539台は97の警察署へ。
 いちばん多いのは、渋谷署(58台)でも新宿署(52台)でもない。さてどこでしょう。テレビのクイズ番組のネタにしてほしい。
 答えは東京23区から遠く離れた町田署(81台)なのである。同署のホームページによれば、管内に居住する人口は東京でいちばん多いんだという。

 それでだ、警察署の分は「地域」と「交通」に分かれてる。地域とは地域課、つまり交番勤務の警察官だ。交通は交通課。
 そして97署の合計は、地域課が2572台、交通課が967台。圧倒的に、このオールマイティな携帯端末は交番勤務の警察官のために導入されたといえる。

Photo_2 交番勤務は、日本の警察官の基本的な仕事であり、雑務が多い。俺も、拾った現金を届けたり、自分がパスモを落としたり、居酒屋の場所を尋ねたり、お世話になってる。
 そのうえ、110番通報があればまず現場へ臨場し、暴れる犯人と対峙しなければならない。職務質問による犯人検挙はだいぶ重圧なようで、成績が悪いと、
「せめて交通違反でも捕ってこい。捕るまで帰るな!」
 とか責められるらしい。
 それで腹が立ったかインチキな取り締まりをして「虚偽有印公文書作成・同行使」の罪に問われた警察官もいる。その裁判、俺が傍聴したもん。

 日々の仕事を忙しく頑張り、交通取り締まりの細かなことに慣れない地域課の警察官にとってこの携帯端末は〝神アイテム〟かも。

 てゆっかさ、ここまで便利になれば、取り締まりを行う者は携帯端末にくっついたロボットのようなもの。データの集約等も自動的に行えるなら、警察官がそのロボットである必要はない。
 近い将来、駐禁取り締まり以外も民間委託することを見越しての、今回の携帯端末だと俺は読むねっ!

 こんな調子で俺は『ドライバー』に連載を持たせてもらってる。『ドライバー』を買いたくなったでしょ? よし、上手に宣伝できたんで原稿料を上げてくれるかな、えへっ。 ←禿げたオッサンが「えへっ」とか言うなぁ~(笑)。

    

 この真ん中のやつ、SIMフリーだとか。これ買って、ガラケーのSIMカードを入れれば、俺もスマホ持ちになれるの? 薄い平たいのを持って指で表面をいじったら「今井さん、素敵♡」とか言われてモテモテだろうなぁ、ふふ。

 ←2月10日22時40分現在、週間INが360で1位。

2015年3月12日 (木)

自転車の酒酔いと酒気帯び

 以下は3月12日付け産経WESTより。

飲酒運転、自転車もダメ! 大阪で初の検問、酒気帯びの男性「まあ、いいかと軽い気持ちで…」
 自転車による交通事故が全国的に問題化する中、死亡事故の約1割を占める飲酒運転を減らそうと、大阪府警は11日夜、府内65カ所で自転車の飲酒検問を実施した。府警としては初めての取り組みで、全国でも珍しいという。
 検問は同日午後8~10時、キタやミナミといった繁華街など自転車の通行量の多い地点で実施。飲酒運転をしていた60人が口頭での指導、警告を受けた。大阪市中央区の堺筋では、酒気帯び運転として注意された男性が「酒を飲んだが、まぁいいかと軽い気持ちで乗ってしまった。これからはしません」と反省した様子だった。
 府警によると、自転車は、乗用車やバイクと同様に道交法で飲酒運転が禁じられている。「酒気帯び運転」なら口頭での注意指導、「酒酔い運転」であれば刑事処分の対象となりうる「赤切符」が交付される。車の免許所有者が摘発されてもただちに影響はないが、常習性があって車の運転も危険などと判断されれば、免許停止になることもあるという。
 府警によると、昨年全国で発生した自転車関連の死亡事故は542件。うち57件(10・5%)が飲酒運転で、全体に占める割合は増加傾向にあるという。
 こうした状況を受け、警察は、悪質な自転車運転者の取り締まりを強化。今年6月からは、酒酔い運転や信号無視などで3年以内に2回以上摘発された運転者に安全講習を義務づけるなど厳罰化を図った改正道交法が施行される。

 俺のほうで解説しとこう。
 以下は道路交通法第65条第1項。

第六十五条  何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。

 「車両等」には自転車が含まれる。ゆえに、自転車も酒気を帯びて運転することは違法なのである。
 んでもって、第65条第1項違反の罰則は2つある。ひとつは、第117条の2第1号。

第百十七条の二   次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
 第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔つた状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいう。以下同じ。)にあつたもの

 「あつたもの」は俺の誤記じゃない。法律は「っ」を「つ」と表記するのだ。なんか格好いいよね(笑)。「おつさんがわかつたといつてかつどんをくつた」と書くと、法律風なのである。

 ごめん、とにかくね、第117条の2第1号に当たる第65条第1項違反を「酒酔い運転」という。自転車も酒酔い運転は罰則がある。検挙されることがある。起訴されて実際に罰金刑を食らうかどうかは別として、検挙されることがある。そのデータは省略。

 もうひとつの罰則は、第117条の2の2第3号。

第百十七条の二の二   次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
   第六十五条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあつたもの

 「制令に定める程度」とは、要するに呼気1リットル中のアルコールが0.15mg以上をいう。これに該当する第65条第1項違反を「酒気帯び運転」という。

P1050851 ただし、これは「軽車両を除く」となってる。ゆえに、自転車は酒気帯び運転では罰則の適用を受けない。だから、「「酒気帯び運転」なら口頭での注意指導」にとどまり、検挙まではされないのである。

 検挙されなくても、自転車の酒気帯び運転は違法は違法であって、事故の場合の賠償額に影響する可能性があるし、やっぱ、素面(しらふ)の場合より危ないとは言える。ご注意を。

 とはしかし、一般の新聞は長々書けないでしょ。なので俺が解説したわけ。産経WESTさん、110円ちょうだい(笑)。

 ちなみに今日、久しぶりに、究極の居酒屋「昭和」へ行ってきた。鶏肉の赤ワイン似、さんんまの竜田揚げ、まぐろとイカの刺身、ほうれん草のおひたしが各110円、生ビールダブル、熱燗2本、赤ワインダブル、いも焼酎ダブルが各220円。満足~。

 さあ、メルマガ次号を書かねば。次号は宇部支部の「裁判所は裸の王様か事件」、そのレポートの後編だ!

 ←これをクリックいただくと「週間IN」が10ポイント増え、順位に影響するらしい。3月12日21時45分現在、「週間IN」が130ポイントで16位~。scissors

    

2014年10月30日 (木)

反則金収入が減った理由とは

 昨日の当ブログ記事「青キップを携帯端末で自動発行!」に関連して…。
 以下は、昨年8月発売の『ドライバー』のコラム欄に書いたネタだ。一部加筆等して転記する。

 軽微な違反で青キップを切られると、反則金の納付書を交付される。納付は任意だが、義務と勘違いしてる人も多い。納付率は、毎年ほとんど変わらず100%に近い。2012年は98.2%だ。

 反則金の総納付額は、1987年がピークで1000億円を超えた。金額を1.5倍ほど引き上げて取締りをあまり減らさなかったため、稼ぎすぎたのだ。
 その後、だいたい700億円台から800億円台で推移。900億円台の年もあった。

 ところが2006年から減り続け、なんと2011年に700億円を割って約698億円。2012年は約682億円に!

 青キップを切った数は、毎年だいたい700万件台。ほぼ一定してる。納付率は前述のとおり。なぜ総納付額だけ減ったの?

 ずばり、1件当たりの反則金額、つまり単価が下がったんだね。長く1万1000円台だった単価は、2006年頃から下がり続け、2012年は約9500円に。

 2006年に何があった? そう、駐車監視員が登場し、駐禁の多くを占める「放置駐車」(2005年は約151万件)の8割くらいに青キップが切られなくなったのだ。

 反則金の大幅減収を補うべく、警察は放置駐車以外の取締りを頑張った。たとえば携帯電話使用は、2005年は約52万件。2012年は約126万件だ。
 しかし、普通車の一般的な放置駐車の反則金は1万5000円。携帯電話使用は6000円。いくら頑張っても、単価の安さには勝てなかったんだねぇ。

 そこで、青キップを簡易・迅速にばんばん切れるよう、携帯端末を導入するのか。
 いや、反則金収入だけを考えるなら、金額を引き上げればいいんである。やっぱ、警察の野望、時代の流れからして、「行政制裁金」の導入、すべて又はほとんどすべての取締りの民間委託、そこが狙いなんだろうと俺は見るねっ。heart04

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2014年10月29日 (水)

青キップを携帯端末で自動発行!

 ほほ~、なるほどね~! 以下は10月29日付け読売新聞。

反則切符10分で発行…携帯端末に免許証かざし
 警視庁は28日、交通違反取り締まりの際に反則切符を発行する専用の携帯端末を全国で初めて来年末から導入すると発表した。
 端末にICチップ入りの運転免許証をかざせば、氏名や住所などの情報を読み取るため、反則切符の発行時間が現在の半分の約10分程度に短縮される。
 同庁によると、端末はタブレット型で、警察署の交通課員だけでなく、交番の警察官らにも配備される。端末内の地図を指で操作することで違反場所が自動的に記録され、その場で反則切符が印刷される。
 端末は30キロ未満の速度超過など行政処分対象の交通違反(青切符)に使用し、無免許運転など刑事手続きに入る重大な交通違反(赤切符)にはこれまで通り、警察官が手書きで交付する。同庁によると、2013年に東京都内で青切符を交付された違反者は約100万人に上るという。

 免許証にICチップが埋め込まれる前から、その種の携帯端末は、ま、こっそりと、存在したように記憶する。免許証を携帯端末に差し込んで読み取るんだっけ、『月刊交通』に載ってたんだっけかなぁ、仕事場の資料を総当たりすれば分かるが、そんな怖ろしいことはヤメとこう。sweat01

 とにかくこの報道、反則切符(いわゆる青キップ)が大好きな俺としては、もぉいろんな妄想が湧いて湧いて大変だぁ(笑)。

 現在は5枚綴り(警視庁だけかな、6枚綴り)のその共用書式を、ぜんぶ印刷するはずがない。運転者に交付する1枚目(それがいわゆる青キップ)だけを、それもだいぶ簡略化したものを印刷するんじゃないかな。

 気になるのは、運転者の署名押印だ。署名押印欄は、2枚目の事件原票にある。事件原票も印刷するのか。
 いやぁ、俺なら、携帯端末に指紋認証の機能を付け、運転者の左手人差し指の指紋を読み取るようにするね。そうすれば名下(めいか)指紋のデータ化が飛躍的に進むし。

 そんなマニアックなこととは別に、じつは近年、反則金の収入が落ち込んでる。1千億円を超えてたこともあったのに、2011年から700億円を割り込んでる
 そこを挽回するため…と思うのは甘い。俺が妄想するに、この携帯端末で、反則金ではなく「行政制裁金」を自動徴収する、そこを目標と見定めてるんじゃないかな。意味わかんない? 機会があればどこかで詳述しよう。

 この種の携帯端末は、警察が仕様書をつくり、入札をして、リース契約を結ぶということになる可能性が高い。
 仕様書はすでに出来上がってるのか。警視庁(いわば東京都警)と警察庁(いわば全国警察の総元締め)に、まずは聞いてみよう。
 こう言っちゃなんだけども、俺はこういうのにわくわくするのだ。当ブログのタイトルは「交通違反バカ一代」、バカなのである(笑)。

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2014年9月25日 (木)

国民に強引逮捕の容認経験をつませる

 以下は9月25日付け河北新報。

道交法ほう助容疑でハーブ店捜索 全国初、宮城県警
 宮城県警は25日、危険ドラッグを吸って車を運転するのを手助けしたとして、道交法違反(過労運転等)ほう助容疑で、仙台市青葉区のハーブ販売店を家宅捜索した。県警によると、同容疑による危険ドラッグ販売業者への強制捜査は全国で初めて。
 家宅捜索容疑は12日、顧客の男性に危険ドラッグを販売し、この男性が同日午後0時45分ごろ、店近くの路上で危険ドラッグを吸引し、乗用車を運転するのを手助けした疑い。
 県警によると、男性は直後に、店近くの道路脇の電柱に衝突する物損事故を起こした。任意の事情聴取で、この店で買った危険ドラッグを吸って運転したと話していた。

 危険ドラッグこと脱法ハーブを擁護するつもりはないけどさ。
 違法薬物を売ったんならそっちで逮捕すりゃいいんであって、店側は合法なものを売ったんでしょ。
 販売した商品をその男性が運転中に使用し、かつ、その商品の影響により「正常な運転ができないおそれがある状態」になることについて、未必的にであれ認識がなければ、「道交法違反(過労運転等)ほう助」は成立しない。
 不起訴を承知の強引逮捕だったのかなと、上掲報道からは推測できる。

(過労運転等の禁止)
第六十六条
 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

 どうもこういう傾向は警察庁主導のようで、その目的は、危険ドラッグこと脱法ハーブを追いつめること以上に、国民に強引逮捕の容認経験をつませること、悪い奴をやっつける(=正義の)ためなら何でもやっちゃえ、ざまぁみろという認識の醸成、そのへんにあるんじゃないかというのが俺の見方だ。
 「脱法ハーブ」より「危険ドラッグ」のほうが悪質そうに聞こえるところ、ネーミング効果の検証、という意味合いも一部あるのかも。

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2014年9月 4日 (木)

合法なものを所持したら免停処分って、んなバカな!

 うわぉ、すっごいことを言い出したな! という話。以下は9月1日付け産経ニュース、の一部。

危険ドラッグ所持でも免停 警視庁、交通違反の有無問わず 全国初、最大6カ月
 危険ドラッグ(脱法ドラッグ)の使用者による交通事故が相次いでいることを受け、警視庁が危険ドラッグを所持しているのを見つけた運転者に対し、交通違反がなくても運転免許を最大6カ月間停止する運用を始めたことが31日、警視庁への取材で分かった。危険ドラッグをめぐって免許停止の運用をするのは全国で初めて。警視庁幹部は「事故を起こす危険性がある運転者には物理的に運転をさせない」としている。
 警視庁関係者によると、道交法では、覚醒剤や麻薬の中毒者や幻覚症状のある精神障害者を将来的に事故を起こす恐れがある「危険性帯有者」として、免許の効力を最大6カ月停止できるように規定。危険ドラッグの所持者も危険性帯有者に加え、同様の規定での運用を始めた。

 「危険性帯有者」って言葉は、『点数制度の実務』(啓正社)とかの本、または俺の著作の読者以外は知らないんじゃないか。
 運転免許の行政処分は、違反点数、事故点数によるだけじゃない。「危険性帯有者」に対する、点数によらない処分、つーのもできるんである。その処分の上限は免停180日だ。

 しかしだょ、「危険ドラッグ(脱法ドラッグ)」は、いくら危険で社会問題になってても、言い換えれば「合法麻薬」だ。何度も言うが、いくら悪質でも合法ならぜんぜんオッケーというのが国(裁判所)の考え方なのだ。
 それなのに警視庁は、合法なものを所持してるだけで免停処分って、すっごい話やん!

 確かに、行政処分は、検察や裁判所の関与なしに、警察の独善と独断で、ついでに言えば利権独占で行われる。何でもやり放題だ。
 とはいえ、いっくらなんでも、合法なものを所持したから処分って、やりすぎじゃない? 被処分者が行政訴訟を起こしたらどうするんだろ。裁判所の本来的役割はぶっちゃけ行政行為の追認であるとしても、うーん、これはどうなんだろ。
 ま、こんなことを新聞発表させるからには、警察庁はもちろん裁判所とも協議したんだろうけど…。
 どういう理屈で裁判所は追認するのか、非常に興味深い。

 なぬ? 今井が危険ドラッグ(合法麻薬)を買って車内に置き、わざと捕まって裁判しろ?
 うーん、俺はそんなもの売ってるとこへ近づきたくないし、あれって5千円くらいするんでしょ? 5千円あったら、居酒屋昭和で少なくとも3回、存分に酔えるじゃん。困ったな~。

 あそうか、いま気がついた。「暴力団」をやっつけるためなら何をやってもいい、というのと同じ臭いが、本件からは感じられる。
 暴力団をネタにやり放題やり、次は危険ドラッグをネタに…その次は何をやるのか。

マルティン・ニーメラーのことば
ナチスがコミュニスト(共産主義者)を弾圧した時,私は不安に駆られたが,自分はコミュニストではなかったので,何の行動も起こさなかった。
その次,ナチスはソーシャリスト(社会主義者,労働組合員)を弾圧した。
私はさらに不安を感じたが,自分はソーシャリストではないので,何の抗議もしなかった。
それからナチスは学生,新聞人,ユダヤ人と,順次弾圧の輪を広げていき,そのたびに私の不安は増大したが,それでも私は行動に出なかった。
ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。
そして私は牧師だった。
だから行動に立ち上がったが,その時は,すべてがあまりに遅過ぎた。

 こんなのが思い浮かぶのは、俺が古いオッサンだから? えーん。crying

  

 『点数制度の実務』(6訂版)、上掲のアマゾンでは「ロープライス¥3,347」ってなってるけど、俺の手元にあるのは「本体1500円+税」。3347円ってどっから出てくるのか。アマゾンはたまにそんなことがある…。

2014年9月 2日 (火)

合法なものを所持してるだけで現行犯逮捕?

 以下は9月1日付け産経ニュース。

危険ドラッグ運転で即逮捕 道交法適用を開始 熊本
 熊本県警は1日、車を運転して物損事故を起こしたり、検問で止められたりした運転手に、危険ドラッグの使用が疑われる場合、道交法違反(過労運転等の禁止)の疑いで現行犯逮捕する運用を始めた。同日付で各警察署に通知した。
 危険ドラックによる事故が全国的に相次ぐため、身柄を確保し、証拠隠匿や事故の再発を防ぐ狙い。既に愛知県警や警視庁は7、8月から同様の運用を始めている。
 熊本県警によると、危険ドラッグを所持する場合や、正常な運転ができていない場合に適用する。県内は平成23年以降、危険ドラッグが原因とみられる交通事故は5件あった。

 「危険ドラッグ」は違法薬物じゃないんだょ、合法なんだょ。
 あからさまに卑怯・卑劣なことをやっても、それを違法とする法律または判例がない以上、まったくオッケー、というのが裁判所の考え方だ(「虚偽記者席訴訟」における国側主張)。

 なのに、合法なものを「所持する場合」は「現行犯逮捕する運用を始めた」?
 仮に産経新聞が飛ばして書いちゃったとしても、飛ばしたくなるものが、熊本県警の今回の通知、および警察庁の姿勢とかにあったのかも。
 「危険ドラッグ」への国民的憎悪をあおり、盛り上がった憎悪を追い風に、強引なことを既成事実化し、その上に、新たな立法――犯罪者は知恵を駆使して逃げても、結果として国民一般を縛り国家の権力を強化する立法――を積み重ねようとしてるのかな、という懸念を持って事態の推移を見守りたい。お~! 俺にしては大人っぽいまとめ方ができたぞ、ふふ。

 ちなみに「過労運転等の禁止」とは、道路交通法のこれである。

(過労運転等の禁止)
第六十六条
 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

 前条第1項とは、酒気帯び運転の禁止。
 そしてメルマガ第1348号(9月の初号)「風邪ひき運転は道交法違反、罰金30万円!」は、風邪をひいての蛇行運転等がその第66条違反とされたという、きわめて珍しい事件のレポートだ。
 その編集後記では、有名俳優の奥さん(元女優)の弟らしき被告人の事件や、オレオレ詐欺の受け子のリアル生ツイートらしきもの、を紹介してる。こんな濃すぎる内容で、1号当たり6~7円(月額108円)でいいのか、いいのだっ! よし、うまく宣伝できたぞ(笑)。

人気ブログランキングへ ←9月2日21時20分現在、35位。happy01

  

2014年7月31日 (木)

インチキ取締りがドラレコで暴かれる日

 傍聴マニアになって11年半、事件数で5100件以上を傍聴してきて、たぶん初めてのシーンを今日は傍聴した。
 被告人を拳銃で撃った警察官(警視庁第二自動車警ら隊の巡査部長)による、撃ったときの証言。なぜ威嚇射撃をしなかったか、どこを狙って撃った結果、被告人に当たったか、ずいぶん奇妙な印象を受けたっけ。

 それが終わり、俺に対し「殺害予告」をした有名傍聴人の、驚きのエピソードを某方面から聞いた。いろんな人がいろんな場面を目撃してるんだね。
 以上の詳細はメルマガで。

 メルマガ次号を書く前に「☆自動車ニュース&コラム」を見たら、こんなのが紹介されてた!

 要するに、踏切でしっかり一時停止してるのに、「止まってないですよぉ、アレは」と取締りを受けそうになる動画記録だ。うっわ、すっごいのをアップしてくれたもんだね~!

 キカイが苦手な俺までとうとうドライブレコーダを買っちゃう時代、従来どおりの“ずさん現認&サイン強要”の取締り、言い換えれば、「運転者なんてどうせバカだから泣き寝入りして反則金を払うさ」という取締りをやってると、マジヤバイでしょ。

 スピード違反取締りの測定機も、運転者側のドラレコ等により誤測定が暴かれるときがくるのは、もう時間の問題だろう。
 ゆえに、画像解析式の測定機(簡易式オービス)を導入し、その際、火事場の焼け太りというか、行政制裁金制度とスピード違反取締りの民営化をイッキに導入しちゃう、非常にうまいやり方だと思う、うん。

  

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