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カテゴリー「刑事/その他刑事」の440件の記事

2018年4月 6日 (金)

自殺幇助と承諾殺人

 「西部邁さん遺体、両手緊縛 自殺手助けか、警視庁捜査」と3月15日付け東京新聞。そして4月5日、「西部邁さんの自殺を手助けした疑い、知人の2人を逮捕」と朝日新聞。
 以下は刑法だ。

(自殺関与及び同意殺人)
第二百二条
 人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、六月以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。

 「自殺幇助」を2件、「承諾殺人」を2件、私は過去に傍聴した。
 2005年2月の「自殺幇助」の被告人は、若めの女性だった。けっこう美人で、子ども3人あり、前科なし。
Img_1425 ダブル不倫。被告人は離婚したが、男のほうは妻子を捨てきれず、死にきれない男の自殺を被告人が幇助した、というのが検察官の主張。論告を聞いていると、被告人は弱い男を死なせた悪い女、のような。求刑は懲役2年。
 一方、被告人のほうでは、男の自殺および心中を、止めたことはあっても自ら持ちかけたことはない、と主張。最終弁論を聞いていると、男はぜんぜんダメダメじゃないか、とも聞こえ…。
 男の妻の意見陳述はこうだった。
「…主人は号泣して電話を切りました。■■さん(被告人)に豹変されると、どうしても手をつけられなくなると言っていました。2人でしたことなら、主人は罪をつぐなったのだと思います。残りの半分は■■につぐなってもらいたいです」
 私の脳裏に「天城越え」が流れた。判決は懲役2年、執行猶予4年だった。 ※画像は天城峠じゃない。安房峠またはその周辺だ。

 2010年4月の「自殺幇助」の被告人は、30代の男性だった。メルマガ第123号「助けて、このまま死ぬのかな、怖い、殺される」でレポートした。一部拾えば…。

 被告人は大学院を卒業し、裁判官になろうと司法試験を目指した。が、受験には失敗した。母親が亡くなり、司法試験はあきらめざるを得なくなった。
 書店に就職したが退職、次の仕事が見つからず…。

 夏ごろ、携帯電話のサイトで被害女性(18歳、以下女子高生)と知り合った。
 サイトは、精神的に悩みを持っているような人が集まるところで、初めは軽い興味からアクセスした。言い方は悪いが、自分より下の人がいるんだなと…。

 女子高生とメールのやり取りをした。学校の愚痴を聞いたりしていた。
 精神的に悩みを持ったサイトで知り合ったので、自殺をやったことがあるかと尋ねてみた。ほんの興味で。
 自分が自殺するなら凍死と言ったところ、凍死なら具体的にどうするんですかと尋ねられ、話が具体的になっていった…。

 自分が自殺願望を持ったのは、人生に対して、生きることに対して、疲れてしまったから。大きな悩みは、借金だった。奨学金の返済もあり、積もり積もって500万円くらいになっていた。仕事のこと、父親の介護のこと…。
 しかし自分1人ではどうしても踏ん切りがつかなかった。

 女子高生と八甲田山で凍死しようと考えた。睡眠導入剤を飲んで酒を飲んで、雪の上に寝る、という方法で。
 しかしうまくいかず、烏帽子岳へ行ったがうまくいかず…。
 “自殺マニュアル”を見て、車の中でガス自殺をしようと思った。
 青森から東京へ向かう新幹線の中で、“自殺マニュアル”を見た女子高生が、より完璧な首吊りがいいと言った。

 ホテルなどを転々としながら、ロープの結び方をネットで調べつつ、首吊りの場所を探して東京中を彷徨(さまよ)った。公園を探し、八王子のほうへ行ったりした。
 そのうち女子高生が、表でやるのは寂しくて嫌だと言い、ホテルを探して彷徨った。

 池袋のホテル■■■■405号室に入室した。
 被告人としては、お互いに首吊りの準備をして、ぎりぎりまで行ってヤメようと思った。やはり死への恐怖に勝てなかった。
 「もしヤメると言ったらどうする?」と尋ねてみた。女子高生は「先延ばしにするのか、ヤメて次はどうするのか」と言った。「普通の生活に戻りたい」と答えると、女子高生は「それは嫌だ」と言った。
 女子高生だけ死ねば自分は自殺幇助で捕まるか、自分も自殺するしかないから、ヤメてくれと言った。
 「もしヤメるなら1人でやる」と女子高生は言った。

 ロープを輪状に結び、両端をベッドの足にくくりつけ、女子高生を縊死させた。あれであっさり人の命はなくなるんだなと思った。
 10分くらいで戻るとホテル従業員に言い、退去。このあとどうするか考えながら、ずっと歩いた。戸塚署へ行き…。

 甲11号証は、女子高生が書いた日記。検察官が一部を読んだ。

 1月24日 バイバイ、なんだかつらい。
 1月25日 in 東京、助けて、このまま死ぬのかな、怖い、殺される。
 1月26日 in 八王子、今ネットカフェ、今日の夜、殺される、助けて、逃げたい。

 なんという悲鳴! 被告人の供述とのなんという落差!

 2件の「承諾殺人」は、表面的にいえば心中崩れと介護殺人。だが2件とも被告人とそれぞれの被害者(とされる母親)が可哀想すぎて、傍聴席から鼻水をすする音が聞こえる事件だった。

 ところで突然ですけど、事情と勢いってものがあり、ついに私もガラケー同盟から抜けた。スマラーになった。
 スマホ、めんどくせっ! 電話の着信をうまく受けられない。Cメールを送れない。どうしよぅ…。

 ←4月6日18時00分現在、週間INが130で2位~。happy02

2017年10月 6日 (金)

自分の人生を犠牲にしても娘2人を!

 高橋ユキさんのツイートで、デイリー新潮の「ホリエモン「放火犯に前歯のインプラントを折られ…」 井川意高と語った獄窓対談」という記事を知った。読んだ。以下一部抜粋。

堀江 オウム真理教に入信した奥さんを殺した元経営者もいました。娘も入信させて家庭崩壊したのはお前のせいだという理由で。

 嗚呼、そういえば俺はその事件の控訴審を傍聴したっけ、と思い出し、当時のメルマガ、第556号「自分の人生を犠牲にしても娘2人を!」を読み返してみた。

Img_1245 2011年9月15日、東京高裁・刑事第10部(村瀬均裁判長)、「殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反」。同月7日が第1回だったが、弁護人がすっぽかし、15日が実質第1回だ。
 被告人はその時点で71歳。風呂上がりで上気してるように顔が赤かった。きれいな白髪のせいでそう見えるのか? いや、体がどこか悪いんじゃないかと思えた。
 14分間の被告人質問から、以下に一部抜粋しよう。

被告人 「ただ、自分の短い人生を犠牲にしても…この25年間、娘を助け…4歳のとき三女の◇◇にもそれは約束してました」

 三女が4歳のとき、妻は長女と次女を連れてオウム真理教の施設へ行ってしまい、被告人は三女に、お姉ちゃんたちを助け出すと約束した、そういうことらしかった。

被告人 「どうにもなりませんでした! 政府にも訴え、国会議員にも…宗教上の法律の不備…弁護士にも、警察にも…どんな道があったんでしょうか! 殺めていいってことには全くならない…子どもたち、娘たちは廃人になるばかりです、このまま放置しておくと!」

被告人 「私は、殺めたというより、25年間棲み着いたオウム教を絶った! 妻の命を絶ったということよりも、25年間棲み着いておるオウム教を…! しかし実際に妻が亡くなれば、やはり元の妻に戻ってるでしょうから、それは草加署の留置のときから考えていました…葬儀はどうしたんだろう…」

 途中から被告人は、明らかに震え、明らかに泣いた!

被告人 「(事件後、三女は)私はお父さんの味方だ、お父さんの子どもになって良かった! まったくこの20何年! どうにもならないっ!」

被告人 「私の命より、娘たちの命のほうが大事なんです。でも法律のおかげで、どうにもならんと! 妻がサリン事件後に反省して娘たち2人を返しておけば…こんなことはなかったと思います。私だってこの歳で刑務所暮らしなんて、耐え難いことです。ましてや(満期なら)84歳で出所なんて…! 大腸ガン…生きて出られるとは思えません、死刑といっしょじゃないですか。これもやはり、罪を犯した以上はしょうがない。あきらめざるを得ないです。でも、弁護士の方も、警察のサリン事件の…村山首相も…おそらく今まで100以上の手紙出してるでしょう」

 一審はさいたま地裁、懲役13年、未決算入は不明。東京高裁の判決は公訴控訴棄却、当審未決80日算入。あれから約6年、現在77歳くらいか…。
 デイリー新潮の記事では、長野刑務所でのその被告人(現在は受刑者)の様子について、堀江貴文氏はこう続けている。

 娘も入信させて家庭崩壊したのはお前のせいだという理由で。僕に「俺は悪くない。手記を書きたいんで田原総一朗さんを紹介して」と頼んできたりして、相当にウザかった。とにかく、トラブルメーカーで、みんなに苛められて、最終的には別の工場に移っていった。

 さぁ、メルマガ次号の執筆に戻ろう。 ※画像は東京高地簡裁合同庁舎。

 電車内での読書、『万引き女子』を読み終え、今度は古書店で3冊200円で買った1冊、『(株)貧困大国アメリカ』を読み始めた。ちょと古いが、面白い!
 ってしまった、次は『条件反射制御法入門』を読む予定だったんだ。ダメじゃ~ん。

 ←10月6日8時50分現在、週間INが200で1位~。happy01

2017年9月28日 (木)

簡裁の道交法、公訴棄却!

 9月27日(水)、俺の狙いは11時50分からの「道路交通法違反再審被告事件」の判決だったわけ。
 でもどうせ行くなら11時からの新件を傍聴しようか、と早めに出た。電車の乗り継ぎがよく、11時10時40分頃に裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)にいた。

 タブレット開廷表のおかげで、ソク開廷表を見ることができた。 ※申し訳ないけど、紙かタブレットかは、少なくとも俺的にはどうでもよくて、地裁の開廷表が実質3倍に(簡裁は6倍に)増えたことが一番ありがたいのですよ。

 タブレット開廷表を、俺はまず簡裁刑事から見る。見たら、11時10時45分から「道路交通法違反」の新件があった。昨日に続き、連続2日も! なにぃ~っ! 即エレベータへ向かった。

 なんとびっくり、弁護人も被告人もナシの裁判だった! 判決は公訴棄却。傍聴マニアになって14年半、あんなの初めて見たよっ!
 事件記録符号は「ろ」。つまり簡裁の通常第一審だ。「ろ」でいいのか、俺は書記官に尋ねちゃった(笑)。たぶんいいのだと、あとで気がついた。
 わけ分かんない話でしょ? 分かりやすく、あとでメルマガでレポートしますので。今はまだ興奮がさめてないので(笑)。

※ぼろぼろと誤記発見。申し訳ない。「公訴棄却」は誤記じゃないので~。

 11時50分からの「道路交通法違反再審被告事件」の判決は、当然無罪だった。それもあとでレポートしよう。

170925_2 13時10分から東京地裁で「窃盗」の判決。被告人は若い女性。またクレプトマニアか。いや、介護ヘルパーがお年寄りから預かった銀行カードで…という事件だった。

 続けて13時20分、「傷害」の判決。あの「裁判所は裸の王様か事件」の詐欺師のねぐら、の付近のビジネスホテルで、酒に酔って79歳男性を刺したという事件。なんと同種の「傷害致死」で懲役9年を服役した前科があり…。

 13時30分から東京地裁で「詐欺」の新件。被告人はグルメンピックの「元社長」。さすがに記者氏がたくさん来て、テレビカメラによる法廷内撮影もあった。

 14時30分から東京地裁で「強制わいせつ、窃盗」の判決。狙い定めた女性を尾行し、マンションに入ったところを襲うという、ごくありふれた手口。同種で懲役5年の服役前科があり…。

 15時から東京地裁で「強姦致傷、窃盗、強制わいせつ致傷、強制わいせつ」(裁判員裁判)の判決だったが、俺はそっちへ行かず東京簡裁で「銃砲刀剣類所持等取締法違反」の判決を傍聴。猟銃(散弾銃)の実包管理の事件だ。分かりやすい判決だったが、有罪にできる余地があるので有罪にする、という判決だったように思う。
 過去に、似た事件の罰金刑に控訴審でチョー異例の執行猶予がついたことがある。そっちはメルマガ第1431号でレポートした。

 15時から東京地裁の民事で「上納金等返還請求事件」という珍しいのを傍聴。あとでネット検索したところ、原告は飲食店主、被告は山口組系らしかった。いったいどういうことなんだろ!

 16時から東京高裁で「窃盗」の判決。これがどうも気になり、こんな時刻まで裁判所に居続けたのだ、忙しいのにっ。sweat01
 傍聴してびっくり、一審を俺は東京簡裁で傍聴していたのだ。完全に忘れてた。
 歯科医師による、万引きで執行猶予中の、明らかに病的な万引き。なんと逆転執行猶予! 裁判長がくり返した述べたのはこうだった。

裁判長 「行動制御能力の障害は著しいものがあったと認められる…軽くない精神障害によるものと考えなければ合理的な説明ができない」

 相場どおりの有罪にできる余地があるからする、という簡裁の判決は、高裁でたまにひっくり返される、と言えるか言えないか。 ※たまにでも、ひっくり返るのは大変なことなのですょ。

 さぁ今日(28日)は、報道されてないあの鬼畜強姦魔と、千葉大医学生の集団強姦の、いずれも控訴審判決がある。今日の午前だけ行き、午後から原稿を書きますので! 「今井さん、メルマガやブログでぐずぐず言い訳するのは勘弁してくださいよ」とまた言われそぅ。

※画像は頂き物。タイトルは「白バイと赤バイ」。赤バイ氏には申し訳ないが、良い写真だと思う。

 ←9月27日8時40分現在、週間INが110で3位~。weep

2017年9月27日 (水)

傷害致死、裁判員裁判の重罰がまたひっくり返った

 9月26日(火)、たぶん誰も知らない芸能関係の「過失運転致傷」を傍聴に行った。
1709261 ところが、1階の開廷表を見たらば、同時刻から東京簡裁で「道路交通法違反」の新件あり。うおぉ、被告人氏には申し訳ないが、超ラッキー! 当然そっちを傍聴するわね。
 オービス73キロ超過の、近頃めっちゃ珍しい否認だった。しかも、これまで見たことのない展開に!

 それが終わってから、本来今日の狙いだった「過失運転致傷」へ。もう法廷は閉まってた。しょーがない。

 それから東京地裁の「住居侵入、窃盗」の新件へ。
 被告人(身柄、拘置所)は、すっごい特徴的なヘアスタイルの若者で、人定質問すらせず、2分で閉廷。強姦致傷で追起訴となる可能性があり、それだと裁判員裁判になるので…と。
1709262 あとでネット検索してみた。9月20日付けの報道がヒットした。本件「住居侵入、窃盗」で逮捕され、任意でか令状でかDNA検査をされ、強姦致傷が発覚したと推理され。

 それから東京高裁で「傷害致死」(当然、一審は裁判員裁判)の控訴審判決を傍聴。
 懲役6年の原判決を破棄、懲役2年に。要するに、傷害は認められるが死亡との因果関係は認められないと。
 別の法廷で裁判員裁判の判決が始まる時刻が近づき、傍聴人がだいぶ出た。でも終わりのほうで、うわぁ、そうだったんだぁ、という下りがあったんですょ。
 ともあれ、裁判員らが科そうとした重罰を、裁判官がひっくり返す、というシーンをまた目撃ちしゃった…。

Img_1526 それから東京地裁で「窃盗、恐喝未遂」の判決を傍聴。
 被告人(身柄、拘置所)は、ばりばりアウトローな印象の若者。なんと、昨年4月に世田谷区内の一般道で、飲酒運転のうえ160キロの速度で信号無視をやりタクシーの横っ腹に激突して6人を死傷させ逃げた、というあの事件の犯人の…!
 しかし、ネットのまとめサイトとか見ても、こっちの事件のことは全く出てこないのだった。ネットってそんなもんなんだょね~。

 帰り、北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」へ寄った。毎回メニューが若干異なり、どれも旨そうなうえ、なんたって1品チケット1枚(110円相当)なもんだから、あれもこれもと食べ、すぐに満腹して眠くなり…困ったもんだ。sweat01
 画像上は、酢豚とヒレカツ。画像中は、茄子とタマネギのそぼろあんかけ。画像下は、皇居のお堀端に佇立(ちょりつ)していた、なんか鳥。じーっと何を見てたんだろう。

 あそうそう、26日(火)は東京地裁の地下の書店で以下の2冊を買った。

 「昭和」へ行く電車で2冊とも少し読んだ。『万引き女子』は、いきなりすっごい話から始まる。こっちを読了してからのほうが、『条件反射制御法入門』の理解は深まるかと。
 さぁ、今日、27日(水)は、「主文、被告人は無罪」を傍聴に行かねば! 無罪と分かってる事件があるのだ。じゃねっ。

 ←9月27日8時40分現在、週間INが120で3位~。weep

2017年9月 1日 (金)

控訴審の進行に怒りを爆発させた被告人!

 9月に入り、だいぶ涼しくなった。
 ジェニファー、僕たちの夏は終わったんだね、嗚呼、毎年言うよね俺はこれを。

1709012 「年収2億円トレーダー・ウルフ村田が借金を踏み倒し!? 金銭トラブルの舞台ウラ」と2015年8月30日付けデイリーニュースオンライン。
 9月1日はまずこの「名誉毀損」の判決から傍聴した。うわぁ、だった。どこがうわぁか、やっぱこういう公開の場所では言えない。

 それも含めて合計6件をこの日は傍聴した。
 うち1件、「詐欺」。被告人はだいぶ年配のセレブ風おばさん。入院、手術の患者が主治医に謝礼金等を渡すという慣習、あれを利用して現金とお中元(高額商品券)を詐取したとされる事件。しかしおばさんは、現金については事実無根、お中元については犯意も欺罔行為もないと真っ向否認なのだった。

1709014 もう1件、「有印私文書偽造・同行使、免状不実記載、道路交通法違反、無免許過失運転致傷」。犯罪事実はぜんぶ認めているのだが、なんと、事故の実況見分調書は偽造(ねつ造)なのだという。
 有罪は動かないと思うが、偽造(ねつ造)について裁判官はどう言及するのか、判決を見逃せない!

 合計6件を傍聴して、今日は北区滝野川の究極の居酒屋「昭和」へ、17時の開店と同時に行った。
 やっぱ「昭和」はいいな~、大満足。
 画像上は、串カツと煮物。画像中は各種野菜と豚バラ肉を蒸したやつ、とごまだれ。ちょっとボケてるのは湯気のせいかと。画像下は、いわしのカルパッチョだっけそんなの。
 これら全品チケット1枚。チケットは10枚綴りで1100円、つまり1品110円。んなバカな、うそつけ(笑)、と思うでしょ。最初は俺も思ったさ。でも、うそじゃないのだ。やんなっちゃうよね~!

1709015 満腹になり、18時半頃に退出。急ぎ帰って、9月1日発行のメルマガを急ぎ書かねばと。
 8月30日に傍聴した、あることで新聞記事になってる被告人(81歳)の、別件の「道路交通法違反」、これが凄かった! 高裁の審理っていつもこうだけど、被告人は納得いかないだろうなぁ、と思ってたら、ついに! その納得いかなさを弁護人に対し爆発させる被告人が現れたんである。いや凄かった。
 それを早くレポートしたくてたまらず、早く「昭和」を退出したんだが、なんか疲れが絶頂に達したみたいで、ごめん、今夜は早寝するっ。
 メルマガは明日昼頃までには発行しますので、弁護士さんに是非お読みいただきたい。
 つーことで、お休みなさい。22~02時をしっかり眠ると、髪に良いんだとか。少し生えるかなぁ…。

※ 弁護人と弁護士が混在してるのは誤記じゃない。弁護士が刑事裁判の弁護人をやる、検事や副検事が検察官をやる、判事や判事補が裁判官をやる、そゆこと。

 ←9月1日22時10分現在、週間INが80で3位~。weep

2017年8月21日 (月)

大物音楽プロデューサーのシャブ

 今日の狙いは15時から、「窃盗」の判決。
 それ1件のために行くのか俺は。だがしかし、ゆかねばならぬ男がひとり。

Img_1460 どうせ行くならと早めに行った。そしたらマニア氏から、大物音楽プロデューサーの「覚せい剤取締法違反」があると聞いた。
 開廷まであと20分、ヤバイじゃないっすか。
 あわてて行くと、すでにがっつり行列が! 芸能マスコミらしき人たちも少しいたが、多くは夏休みの生徒さん、学童、母子連れだった。
 俺は、男子中学生5~6人に一瞬の差で先を越され、30数番目だった。
 なのに最前列中央付近の、ノートを取りやすい端っこの席を取れちゃったょ。
 
 以下は6月16日付け産経ニュース。

「民泊」悪用し覚醒剤密輸した男女を逮捕 ロックバンド「LINDBERG」手がけた音楽プロデューサーも覚醒剤使用で

 民泊を悪用し覚醒剤を密輸したとして、警視庁組織犯罪対策5課は覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で無職、白井■■(39)=横浜市磯子区■■=と同、畑中●●(●●●)(26)=東京都渋谷区●●●町=の両容疑者を逮捕。覚醒剤を使用したとして同法違反(使用)容疑で、音楽プロデューサー、月光恵亮(つきみつ・けいすけ)容疑者(65)=同=を逮捕した。民泊を利用した違法薬物の輸入事件の摘発は警視庁で初めて。
 月光容疑者はロックバンド「LINDBERG」など、複数の人気アーティストのプロデュースを手掛けており、白井容疑者は月光容疑者がかつて経営していた音楽事務所に勤務していたという。

 メルマガ次号でご報告しよう。

Img_1459 15時からの「窃盗」は、濡れたような黒髪の、アルコール依存症で摂食障害で抑うつ神経症の年配女性。
 言っちゃなんだが、明らかにまともじゃねーな? と思えた。しかし裁判的には「刑事責任能力、完全にあり」なのだ。現実と司法との落差、乖離、そんなものがしみじみ見えた。虚構の司法というか。
 それが全くダメとは俺は思わない。ひとつの統治のあり方なんだろうと思う。
 しかし、そもそもが虚構なので、いずれ瓦解するかも。そのとき! 火事場泥棒というか焼け太りというか、国家は国民全体の自由と権利を大きくさらい盗るんじゃないかな。
 そんなこともふと思ったりなんかしちゃったりする傍聴人のメルマガが「裁判傍聴バカ一代」なのだ、うん。

 帰り際、東京高裁の総務課へちらっと寄り、タブレット開廷表の契約書、仕様書、取扱説明書を開示請求(正しくは開示申出)してきた。
 もしかして俺が最初の請求人(申出人)かも。何が出てくるか楽しみっす。

 画像は、ある交差点の監視カメラ。

 ←8月21日19時40分現在、週間INが170で1位~。confident 

2017年8月 2日 (水)

少女の治療を阻む無責任官僚体

 以下は今年4月8日付けテレ朝ニュースの一部。

解決至らぬ“点滴殺人” 元看護師からの手紙
 「思い出すと精神を抉られる思い」。
 「事件が解決してほしいという気持ちは強くあります」。
 これは、大口病院に勤めていた看護師の女性が、記者に宛てた手紙だ。
 点滴による殺人事件の発覚以前に、院内で起こっていた“トラブル”が書かれている。
 「エプロン切り裂き」。「放っておくとエスカレートするのでは」。
 ここで看護師の女性は、自身が巻き込まれたことへの恐怖、病院に対する疑問、そして、より大きなトラブルになることを心配していた。
 去年9月、横浜市の大口病院で、入院患者である○○○○さんと○○○○さんが点滴に異物を混入され殺害された。2人が入院していたのは、病院の4階だった。
 その4階では、事件が発覚する前に異常ともいえる事態が起きていた。7月から9月にかけ48人の入院患者が亡くなっていることが分かったのだ。

 昨年大騒ぎされた事件だ。
 「点滴殺人」といえば、中年以上の方はこれを思い出すんじゃないか。

 あんときゃもう、警察の小出しのリークに乗っかったマスコミが恐怖と憎悪をあおりまくったっけ。
 ネットで言うところの「祭り」の熱狂の中に身を置いて、「もしや冤罪では」と思った人は皆無だったんじゃないか。俺も皆無の1人だったょ。変な日本語(笑)。

 いま、「守大助」でヤフー検索すると、現在1ページ目の4番目にこれが出る。

   北陵クリニック事件Q&A: 病気が真犯人だった

 このページを、俺は過去に何度か開いたような気がする。開いて一瞥して、うわぁ、なんか古くさい感じでぎっしり書かれてるなぁ、と閉じてたように記憶する。

 しかし今回、ちらっと読んでみた。
 そしたらっ! おそろしく明解に分かりやすく真相が語られてるじゃないか。俺は驚いた、なんだこれっ!

 「Q えーっ、「事件ではなくて被害者もいない」って、それは一体どういうことですか?」という項に、被害者とされる5人の患者のカルテについて「私はその全てを検証し…」とある。
 ん? どゆこった? 何者だ?
 ページ下のリンクをたどり、何者か分かった。
 現在、高松少年鑑別所の医務課長で、香川大学医学部付属病院の医療情報部客員研究員でもある、池田正行医学博士なのだった!

 そんな博士が、なぜこんなサイトを?
 この事件が、何もないところから警察、マスコミ、検察、裁判所が「仙台筋弛緩剤殺人(殺傷)事件」としてつくりあげた、真っ白冤罪であることが──てかそもそも事件ですらないことが──完全に暴かれている、冤罪史に残る前代未聞のケースだから、か。

 恐ろしいことに、容態が急変した小6少女(当時)は、じつはミトコンドリア病という難病ゆえに急変だったのに、警察、マスコミ、検察、裁判所が「点滴に筋弛緩剤を混入された被害者だ!」と言い張って絶対に後戻りしないため、難病認定されず、ミトコンドリア病の治療も受けられず現在も…。
 でもまぁ、真っ白無実の守大助さんを無期懲役の牢獄に閉じ込め、再審請求に対し七転八倒、抵抗する彼らだもの、たかが少女1人の生命など…ねぇ。
 無責任官僚体のやり方、あり方、サイコパスの特徴をいくつか備えてるように思う。

 ←8月2日12時50分現在、週間INが180で1位~。happy01 

2017年7月20日 (木)

1人の裁判官が2日連続無罪!

 7月19日(水)、マニア氏から聞いた、東京地裁・刑事第6部の部総括、吉田勝栄裁判官が、2日連続で無罪をやってのけたと。
 以下は同日付け毎日新聞の一部。2件のうち1件はこの「覚せい剤取締法違反」だ。

覚醒剤使用 30代女性に無罪判決「元夫が混入の可能性」
 覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた30代女性の判決で、東京地裁は19日、元夫がひそかに覚醒剤成分を混入した飲み物を、知らずに飲んだ可能性があるとして、無罪(求刑懲役2年)を言い渡した。
 女性は都内の自宅などで覚醒剤を使用したとして3月に起訴され、任意提出した尿から覚醒剤成分が検出されていた。

 その6月1日の第1回公判を俺は傍聴してる。7月19日の判決は13時30分~14時。15分間かそこらで終わったらしい。

 同時刻、俺は、地裁民事のほうで、原告が片山敦朗弁護士、被告がかなり有名な秋田一恵弁護士の、「不法行為に基づく損害賠償請求事件」の弁論を傍聴してたのだ。
 そっちは、ちょと気になるところはあったものの、双方代理人の普通の民事の口頭弁論期日というか、そのために無罪を見逃したとは、きぃ~っ! と言ってちゃきりがないんだけどさ。

 もう1件の無罪は、18日(火)13時15分~13時30分の「脅迫」 だという。それも俺は、途中の審理を1期日、傍聴してる。
 無罪の理由は、脅迫文言には当たらない、ということだったらしい。きぃ~っ、である。

 俺が傍聴した限りでは、どんな事件、どんな被告人、弁護人、検察官だったか、そして吉田勝栄さんの印象はどんなか、2件まとめてメルマガに書こう。
 ただ、ほかにどうしてもレポートしたい事件がたくさんあり、少しあとになるかも。

 国民の1割でも読めば、社会はだいぶ変わるだろうに、と思える本がときどきある。この本もまさにそれだと思う。
 人気作家さんの推理小説は確かに面白いけど、でも俺としては、こっちのほうがよっぽど興奮できて面白い。だって、とんでもないことがすべて、架空じゃなくリアルなんだもの!

 ←7月20日0時00分現在、週間INが180で1位~。happy01 

2017年7月12日 (水)

死んじゃうというか、そういう気持ちで…

 先々週だっけ裁判.inを見て、うわ! 東京地裁に「重過失致傷」の新件があったと知った。久々に出てきた自転車の事故か! 期日を調べ、おかげで今日、傍聴できた。
 9時50分からその判決。やっぱり自転車の事故だった。

 終わって出ようとしたら、ま、とりあえず伏せとくが、なんだ? と気になる状況があり、その法廷(513号、福嶋一訓裁判官)で10時から「出入国管理及び難民認定法違反」の新件を傍聴。
 傍聴人は俺1人っ。今日は中学生君の団体がいて、隣の法廷(やはり20席)へは10数人が入ったのに。
 こっちの被告人はベトナム人の留学生で…。

 11時から東京簡裁で「遺失物横領」の新件。これは見所の多い事件だった!
 群馬から所持金2万円で着の身着のまま上京、公園で野宿していた被告人(60歳。料理人)が拾ったのは、120万円相当の腕時計。売らずに自分で使用、発覚の経緯が、いやはやびっくり。
 そうして被告人質問で、こんなことを言うのだった。

弁護人 「お金、なくなったら、どうするつもりだったんですか」
被告人 「………………死んじゃうというか、そういう気持ちで…」

 傍聴は午前で終え、転げるように逃げ帰ると言ってた俺なんだが、やむを得ない流れというかそういうのがあって、東京簡裁で「窃盗」の判決を傍聴。
 被告人は老紳士、しかし男クレプトマニア、万引きで執行猶予中の万引き。三輪泉裁判官が言い渡した判決は、ななっ、なんと再度の執行猶予!
 その理由がまた、説得力があって! 俺は感心、感動しちゃったス!

 帰宅後、超絶マニアックデータを調べたら、その被告人の執行猶予の前刑を俺は傍聴してるのだった。老紳士は銀座の…!
 以上、3回に分けてメルマガでレポートしよう。

 ところで「電通の略式起訴は「不相当」 東京簡裁、正式裁判を決定」と7月12日付け朝日新聞。
 たぶん東京地検の判断により、手続き的には東京区検が略式起訴。ところが東京簡裁の略式担当(4室だっけ5室だっけ)は略式不相当とし、そうして東京簡裁の公判廷へ出てきた事件を、俺は過去に傍聴したことがある。
 大きく報道された、2人死亡の重大事故だった!
 そんなのをなぜ検察は罰金刑で済ませようとしたのか、正式裁判でどうなったか、メルマガ第1229号「居眠り運転、死亡被害者は母71歳と姪9歳!」でレポートしたっけ。

 今日、裁判所の地下の至誠堂書店でこの本を買った。こんな、誰がどう見ても真っ白無実だろうケースで無期懲役を確定させ、検察も裁判所も無罪を嫌がって徹底抵抗…震撼するよね。
 7月15日、守大助さんのご両親、阿部康雄弁護士が仙台から来て、集会がある。俺は行くよっ!

 ←7月12日23時40現在、週間INが200で1位~。happy01 

2017年5月24日 (水)

報酬5千万円の殺し屋は…!

 15時30分~16時、東京地裁718号法廷(52席)で「建造物侵入、強盗傷人」(裁判員裁判)の判決。
 「「ピザハット」店長“自作自演” 被害者装い売上金140万強奪容疑で逮捕 部下の副店長は鉄パイプで殴られ重傷 警視庁」と報じられた事件の被疑者と同姓同名だ。事件がなんであれ、裁判員裁判の判決を東京地裁で傍聴するなら、遅くとも15時には行かなきゃ、だなぁ。

1705241 15時30分~16時30分、東京地裁529号法廷(20席)で「強制わいせつ、強盗未遂、傷害」の審理。
 こっちの被告人氏名でネット検索すると、10mほどの距離を保って尾行した末、背後から襲いかかり…という、匿名者による転載報道がヒットする。
 一般傍聴人に大人気の色情事件なうえ、傍聴席は20席。やっぱり15時には行かなきゃ、かなぁ。

 と考えた末、15時からの、こう言っちゃなんだが無名の「傷害」の新件へ俺は行った。ひねくれ者だ(笑)。
 そしたらっ! すごいのにぶち当たった。裁判傍聴マニアになって15年目、事件数で7200件近くを傍聴してきたけど、こんな事件は滅多にないよっ。

1705244 ごくごく簡単に一部だけ拾えば、被告人は、被害者(かなり高齢)の息子から報酬5千万円で殺害を依頼され、まずは背後から首を絞めて落とした(失神させた)が、その後すべてを被害者に話し、気に入られたようで、有名菓子店の菓子箱と交通費をもらい…。しかもそれは4年前のことなのだった。被害者は警察には届けないと言ってたんだそうだ。じゃあ、なんで発覚したのか…。
 それ以外にすごい部分があって、俺は泣きそうになった。こんな事件は滅多にないよっ。

 メルマガ次号でレポートしよう。ある有名なお医者さんが購読登録するとメールをくれたり、緊張しつつ興奮してるのだ!
 でも今夜はもう寝よう。
 画像は、その「傷害」が終わってから行った、究極の居酒屋「昭和」の酒肴。上は、厚揚げの甘酢あんかけ、だっけ。旨かったな~。下は、オム焼きそば。俺は夜は炭水化物は食べないんで、これはマニア氏のを撮らせてもらった。旨そうだな~。いずれも1品チケット1枚。チケットは10枚綴りで1100円。やんなちゃうよね~。

 『週刊プレイボーイ』の広告に「ご夫妻推薦!」とある。
 周防正行さんのコメントは「恐怖は無知から生まれる。もう女性は怖くない」。草刈民代さんのコメントは「この本を読んだら夫が変わった!」。うっまい宣伝だねっ(笑)。そもそも本のタイトルが良い。絶対読まなきゃ。

 ←5月24日23時50分現在、週間INが240で1位~。happy01 

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