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カテゴリー「刑事/その他刑事」の718件の記事

2026年7月24日 (金)

遺産相続詐欺の被害高齢者、さらに騙され覚醒剤の運び屋を

 最近傍聴した中から、特に印象深かった事件を、2件だけ。

 

 東京地裁、「電子計算機使用詐欺」、新件。

 恐怖の夏休みに加え、開廷表の被告人氏名が女性名、42席の傍聴席はぎっしり満席!

 と思いきや1席だけ空いていた。レジ袋がくしゃっと置かれ、隣の席に、なんというかちょっと個性的な大柄男性が…。黄色い腕章を付けて裁判所の職員(若い女性)が1人いたが、声をかけなかった…。

 

 被告人は、可愛い少女のような、でも大卒で、ある国家資格を有する、30代の女性だった。

 179円の飲料水のバーコードを、洋生菓子等、販売価格合計3390円相当に貼り付け、セルフレジでそのバーコードをスキャンし、合計3211円の支払いを免れた…。
 従業員に声をかけられ、発覚したんだという。

 値引きシールを惣菜に貼って店員を騙した「詐欺」は傍聴したことがある。セルフレジを騙すと「電子計算機使用詐欺」になるんだぁ。初めて傍聴する。

 この手口を、被告人はネットで知ったらしい。すでに流行してるのか?

 前科はないそうで、執行猶予は決まりと私なんかは思う。でも弁護人(もしや私選?)は万全の弁護活動を考えており、続行となった。
 被告人はぶかぶかの衣服を着ていたが、首を見て私は感じた、重い摂食障害!? その関係の情状立証をするのかも。

 8月12日からこの裁判官は夏期休暇に入るという。次回は9月となった。

 

 東京高裁、「覚醒剤取締法違反、関税法違反」、判決。

 被告人は身柄、半袖ワイシャツに黒ズボンの、お年寄り~。80歳代か。補聴器のポウチを腰に巻き、耳にイヤホンを。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中150日を原判決の刑に算入する」

 覚醒剤の密輸入で、事実誤認の主張。原判決は不明だが、懲役10年±2年、罰金300万円±100万円、てとこじゃないかな相場的に。

 

 おっどろいた。遺産詐欺というのか、数億円、数十億円の遺産をあなたに受け取ってほしい、あなたが指名された、とかメールがきて、「間違いかと思います」とか何でも返信したら、カモ認定され、とことんむしりとられる、ならまだいいほうで、違法薬物の運び屋にされることもある。
 本件はまさにそれだった!

 被告人は現役時代に外国語を普通に使う仕事に従事していたようだ。「ハッサン」なる者が遺産相続の窓口だったようで、400万円を送金、そのうえで、手続きがどうとかで南アフリカへ渡航し、何かの書類にサインし、スーツケース(被告人が見た限り、中身は何やら書類と子ども用の古着)を日本へ持ち帰るよう言われた。

 そのスーツケースに覚醒剤が隠匿されていたのだ。量は、申し訳ない、この日の私はひどい睡眠不足で、少し気を失ったらしく、メモできてない、記憶にもない。

 

 そんなのがなぜ有罪で、控訴審は被告人(弁護人)の無罪主張を退けたのか。

 ずばり、最初に有罪と決め、なのであらゆことを有罪方向へ傾け、歪め、有罪と解釈しまくって有罪とする、ばりばりそのパターンと私は呆れた。
 高額の遺産相続などあり得ない、騙されるはずがない、違法なブツの運び屋としての認識があったはずだ、違法なブツから覚醒剤だけ除外できる理由はない、よって覚醒剤の密輸入の故意が認められる、みたいな。

 

 そういえば、何年か前、香港のお年寄りだっけ、その種の詐欺にまんまと騙され、家族が止めるのも聞かず、大金を送金したうえに、覚醒剤の運び屋に仕立て上げられ…。

 欧州のどこかの国の女性が、ラブラブ詐欺っていうのか、まんまと騙され、彼氏の仕事の通訳のため日本へ行ってくれと言われ、スーツケースを託され…。

 東南アジアの若い女性が、彼氏の親か親戚から、誕生日に日本旅行をプレゼントされ、憧れの日本旅行、親友(同じく若い女性)を誘い…。

 そんなのもあったよねえ。それらを通じて、私は痛感したもんだ。

「どんな理由であれ、運び屋が無罪になれば、犯罪組織の宣伝に使われる。どんな事情があろうと、覚醒剤を運んだという外形的な事実だけで有罪にするのだ。日本をナメんな!」

 ま、そんな感じなのかな、と。

2026年7月22日 (水)

夏休みの東京地裁、行列がばらけ…!

 事情を話せば長くなる、やめとく。なんと12日ぶりで、裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)へ、それも午前から出かけた。

 

 どうしても見届けておきたいストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の判決(東京地裁)がありまして。

 被告人は珍しい部類の氏名といえる。ネット検索でSNSがヒットする。見事に、女子アナや女子アイドルの賞賛ばっか。
 普通、思うでしょ、芸能系のストーカー事件なのかっ? 審理の期日を何度か傍聴したが、そんな話はぜんぜん出ない。判決で、何かちらっと出るか?

裁判官 「主文。被告人を拘禁刑10月(じゅうげつ)に処する。未決勾留日数中180日をその刑に算入する。これが主文です」

 一般女性1人に対する事件だった。女子アナも女子アイドルも関係なかった。
 ただ、というか、「強盗、強盗致傷、強制わいせつ」で懲役6年の服役前科あり…。

裁判官 「検察官の求刑は相当であると判断し、主文の刑としました」

 そうそう、本件は求刑も10月なのだ。求刑どおりの実刑判決はなかなかない。

 

 この日の裁判所は、いつものように女性(特に若い女性)が多く、そこに、教員か弁護士に率いられてのグループ傍聴の中高校生が多い、という印象だった。

 外国人氏名の「出入国管理及び難民認定法違反、建造物侵入、有印私文書偽造」、普段は不人気なそんな事件さえ、中高校生数人のグループが3つもあり、20席の法廷は満席近くまで埋まった。

 んなことよりこの事件、なんと、「日大で替え玉受験を試みた疑い 中国籍の塾講師を再逮捕」などと報じられた事件だった。
 主文は、拘禁刑2年6月、未決70日算入、執行猶予5年。

 

 午後、凄いシーンを目撃した。

 どう説明していいのか、こう説明しよう。ようく聞いてほしい。

 13時15分から東京地裁725号法廷(52席)で詐欺の判決。これを傍聴しようと私は、13時00分頃に行ったわけ。

 725号の先、小廊下の突き当たり右側の726号法廷(20席)の付近が、やけににぎわっている。なんだ? 開廷表を見に行くと、13時20分から薬物の判決、13時30分から何かの新件だったかな。
 ははあ、初めて傍聴に来たなら、726号を狙いたくなるよね。

 ところが、傍聴人の出入口ドアのほう(平時はそこに行列ができる)に行列はない。ぱらぱらと数人がたむろしているのみ。
 で、当事者の出入口ドアのほうに、10数人の行列が出来ている。

 

 そんな小廊下へ、20人弱の“夏休みの団体さん”が、若い女性(弁護士バッヂは見えず)に率いられて、やってきた。
 おお、725号は52席、楽勝だね。

 いや、女性は各員の希望を挙手で聞き、10人ちょいを726号へ向かわせた。そして、残る数人を連れてどこかへ行ってしまった。725号は、13時15分からの判決のみ。あとは何もない。一般傍聴人向けじゃない、確かに。

 

 その10人ちょいは、いかにも「どうしていいか分からない」という様子で、当事者の出入口ドアのほうの行列の、反対側の壁際に並んだ。

 A 傍聴人入口  数人がたむろ
 B 当事者入口  10数人が行列
 C 反対側の壁際 10人ちょいが行列

 法廷は20席だ。すでに軽く20人を超えている。あと数分で傍聴人入口のドアが開くはず。行列はBもCものびる。どうなるんだこれ?

 

 と思っていたら、いっかにもヤクザか半グレという感じの主に男たちが、6人だっけ、やってきた。半袖半ズボンから刺青が見えている。歩き方、話し方、いっかにも…。

 約6人は、AとBの間を通り、法廷前の開廷表を見に行った。目指す事件は726号法廷らしい。13時20分か13時30分の事件の被告人の、仲間なのだろう。

 どうするんだ? と見ていると、約6人は、Bの行列の後ろについた。

 傍聴人入口のドアが開けば、A、B、Cが動きだすはず。約6人は傍聴できないぞ。うわあ、これは大変なことになるかもっ!

 

 725号の傍聴は捨てよう。726号がどうなるか見届けよう! と決めた13時12分、725号法廷のドアが開いた。

 ちょうど、その被告人と関係者と弁護人が来た。弁護人は、昔むかぁしから刑事弁護をやり、私生活的にも大変な(一部の傍聴マニアだけが知っている)ことがあった弁護士だ。

 私は、開いたドアからいったん離れたが、その弁護士(弁護人)がどうにも気になり、なんか弾かれたように725号法廷へ。

 

 最初、傍聴人は少なかったが、間もなくどっと埋まった。さっきのCの人、プラスさっき別行動になった数人、そしてもしやBの少なからぬ人たちが、どっとやってきたのかな。

 だとすれば、しまった、726号がどうなるか、約6人が何をするか、はりつくべきだった。そんなことを言ってちゃきりがないとはいえ、やっぱりこれは見届けるべきだったか。

 人生は選択の連続。時に誤ることもある。それもまた人生の醍醐味というべきか、うむ。

 

 あそうそう、そのあともその女性が率いたグループに遭遇したが、女性は、法廷の傍聴席数を知らずに案内をしているようだった。
 かつ、非常階段に傍聴人を1人も見かけなかった。

 つまり、そう、私のあの記事を誰も読んでいない、と推認することができる。ま、そんなもんだよね。

2026年7月14日 (火)

科料と罰金、裁判官はなぜ間違えた?

 7月10日(金)の午後、東京は霞が関の裁判所ビル内の廊下で、マニア氏から聞いた、その日の午前、最高裁で珍しい事件の判決を傍聴したと。

 「「法定刑にない科料は違法」 最高裁が簡裁の略式命令を一部破棄」と毎日新聞が報じてる。最高裁のサイトに判決書きがアップされてる

 

 「性的姿態等撮影」の法定刑に科料(かりょう。過料と区別するため「とがりょう」と読むことも)はない。ないのに科料の判決を言い渡したのは違法。
 また、換刑処分(労役場留置)を1日5千円としたが、40万円なら80日であり、しかし刑法第18条が科料の労役場留置は1日以上30日以下と定めているので、そのことも違法。

 

 なんでそんなポカミスが起こったのか。

 キーボードを打つ際、科料と間違えて罰金と入力した? 指が自動的に動いちゃった?

 どうだろ、略式命令はテンプレートに罪名、日付、被告人氏名、金額等を入力するようになっていて、科料と間違え罰金のテンプレートをクリックしちゃったんでは?

 

 気になるのは、判決書きの、換刑処分のところに「端数が生じたときは、それを1日に換算する。」という部分だ。

 罰金は通常、万円単位であり、端数は生じない。端数についてのカッコ書きは入れないはず。

 罰金で端数のカッコ書きがあるのは、たとえば無免許と信号無視と別々に捕まり、罰金30万9千円に処されるような場合とか、換刑1日20万円で罰金額に1桁万円があるような場合とか、そうそうないはず。

 法務省の統計によれば、2024年度(それが最新)の、科料刑の執行の既済件数、人員は、1200件、1041万4千円だ。1件平均約8678円。件数としては非常に少ない。

 

 略式命令のテンプレート集は、道路交通法違反と過失運転致傷が冒頭にあり、そのほか主な罪名があり、罪名がないとか普段あまり使わないものが下のほうにごじゃごじゃっとあり、間違ってクリックした、とはマニアの妄想的深読み(笑)。

 

 ミスといえば、私のほうも大変なミスをやってしまった。

 1954年生まれの私は、6月20日で72歳だよっ! 73歳のご生誕記念日とか書いて阿呆ぶりをさらしてしまった。

 なぜこんなミスが起こったのか。

 もうすぐ72歳だ、72歳かあ、と思っているうち、誕生日を迎え、73歳になったよん、と思っちゃったんだねえ。
 だいたい、年齢は毎年変わる。特に誕生日の前後において正確に把握することは、一般に困難というべき、でしょでしょ。

 

 あっ、そんなことより! 最高裁のその判決を傍聴したマニア氏によれば、開廷表にこうあったそうだ。

申立人 検事総長 畝本直美

 畝本直美、史上初の女性検事総長。袴田事件の再審無罪が迫り、激しい批判、非難が予想され、男系男子の連中はみんな嫌がり、「女性のほうがダメージを軽減できる。女にやらせとけ」となったんでは。
 これはマニアの深読みでも何でもなくて、普通みんなそう考えるよね。

2026年6月26日 (金)

ナチュラルの大阪拠点へガサ入れで特別公務員暴行陵虐

 「元警察官が捜査対象に暴行を加えた罪 検察側が拘禁刑1年を求刑「身勝手な動機で著しく不適切」 弁護側は『執行猶予付き判決』求める 判決は7月29日予定」と6月24日付けMBSNEWS。

 単なる「暴行」などではなく「特別公務員暴行陵虐」のはずなのに、そこはスルー。ま、結局、メディア報道は基本的に、まったく興味も関連知識もない人たちに対し、表面の一部をさらっと伝えるのみ、特にテレビは映像さえあればオッケー、そんなもんなのである。文句を言うのは筋違いだと私は思う。

 

 この公判を傍聴した、ご当地(大阪地裁)のマニア氏から、ちらっとご報告をいただいた。

 うっそ、まっじすか、そんな話、メディア報道には――私が知る限りだが、そして当然だが――ぜんぜん出ないじゃん、いや、出んやないかぃ、ひ~、である。こうだ。

 

開始直後、否認に関する証拠提出を撤回すると弁護人から発言が有って、直ぐに結審へ。

上からの命令で、スマホを確実に押さえろと言われてガサに入り、スマホのロックを解除するよう被疑者に迫ったものの、嘘の番号を言われたり挑発されたりで、額にスマホを押し当ててロック解除を迫ったって事件でした。

それが被疑者事務所内の監視カメラに捉えられ、それを証拠に告訴されちゃったんですね。

裁判官から、最後に言っておきたいことはと聞かれて被告人。

我々のせいで、性風俗に売られる女性を救えなくなったのが無念です。
家宅捜索の際、どこまでの有形力が許されるのか基準を示してもらわないと、我々のような警察官がでてしまう。
事件をつぶしてしまって、本当に申し訳ないと・・。

報道には出て来ない事件の裏側、久しぶりに堪能しました。

 

 うわお、である。

 「堪能」という語、食いつきたがりーやのヘイマンボな人たちは、食いつくかもしれないが、じつに適切な語だと私は思う。だから裁判傍聴に嵌まってしまうのである。 

 さらに、こうも。

顔認識が強制できるよう身体検査令状も用意してたそうで、押さえつけてスマホの顔認証を試す程度の事は、当然に許されると認識してたようです

 へえ~、なるほど~、である。ご報告ありがとうございますっ!!!

 判決は普通に執行猶予と私は予想します。

2026年6月10日 (水)

アイドルのライブのチケットにからむ事件

 最近傍聴したのを少し。

 

 東京地裁720号法廷(42席)で「盗品等保管」の控訴審判決。

 被告人(女性氏名)は不出頭。高裁は被告人の出頭を要しない。

裁判長 「主文。本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中150日を原判決の懲役刑に算入する」

 窃盗や覚醒剤等々で累犯前科2犯か。ナンバーのない普通乗用車(プリウス。時価約30万円相当)を盗品と聞いて譲り受け、自分でナンバーを取り付けた、と一審(水戸地裁かな)ではぜーんぶ認め、懲役10月、罰金20万円に。

 ところが「盗品と知らなかった」と控訴。原審の供述を180度変える理由は、明らかにされていないんだという。いったい何があったのか。

 

 東京地裁533号法廷(20席)で「脅迫、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」の新件。

 被告人は身柄(警察留置場)、30代女性。これはびっくりな事件だった。

 要するにだ、アイドルか何かのライブの、個々人が正規に勝ったチケット、の交換がよく行われているらしく、被告人は自分が買ったチケットを本件被害者Aに譲り、Aが買ったチケットをもらおうとしたら、じつはAはチケットを入手しておらず、転売のチケットを入手しようとしたができず、頭にきた被告人が、脅しの文言を含むメールを送り、つきまといに当たることをした、というふうな事件と私は聴き取った。

 Aは被害者。一方、被告人は、逮捕されずっと勾留され、仕事も住居も失った。ファンとしての活動はもうできず、生き甲斐も失った…。

 長く裁判傍聴をやってると、「被害者になったもん勝ちの法則」が確かにあることを時々感じる。本件もそれなのかどうか、しかし刑事裁判はそんなこととは別次元にある。

 

 被告人質問で検察官は、本件が略式処理のはずの事件だったことを明かした。被告人は、きちんと裁いてほしくて略式に応じなかったという。
 てことは? そう、求刑は罰金20万円だった。判決は「罰金20万円、未決勾留日数中の1日を金5千円を換算して刑に満つるまで算入」だろう。

 ところが弁護人は、罰金刑の、きわめて希有な執行猶予を求めた。満つるまで算入で罰金は払い終えたことになるとしても、罰金の実刑は実刑。執行猶予のほうが刑罰としては軽い、そゆことか、うーん。

 なんにしても、人気アイドルのライブのチケットにからむトラブルが、ときどき法廷へ出てくる。何倍も何十倍も埋もれてるんじゃないか。
 次回判決、裁判官は何を言うか何も言わないか、傍聴しよう!

 

 東京簡裁826号法廷で「住居侵入未遂、住居侵入」の審理。

 色情系の臭いがする…ビンゴだった。

 容姿が好みの女性社員の、机の上にたまたまあった鍵の番号を、上司である取締役(被告人)が見て、合鍵をつくり、その女性宅(マンションの1室?)へ、女性社員の留守中に度々侵入し…。

 女性社員の精神的ショックは大きく(そりゃそうだろう)、仕事は続けられず、引越を余儀なくされ、引っ越しても不安は消えず…。

 あるあるな事件の、これもまた1件といえる。ただ、被告人は意外にも身柄(拘置所)だった。
 5分ほど休廷して判決。懲役2年6月、執行猶予4年。4年は長い。身柄のことと併せ、よっぽど悪質なあれこれがあったのか…。

 

 それから私はお向かいの警察庁へ。長年やってる大事な開示請求を、今年はころっと忘れていたことに気づき(やばっ!)、4件を請求してきた。印紙合計1200円。

2026年5月30日 (土)

栃木の強盗殺人、末端者が組織を出し抜いた?

 特殊詐欺、匿流強盗は、リモート詐欺、リモート強盗ともいえる。

 犯罪用通信アプリをスマホに入れさせ、何から何まで上位者が操る。どんな馬鹿でも実行できる。刑事裁判の法廷へ日々出てくるのは、もうほっとんど、実行役つまり使い捨ての末端者だ。
 検察官は必ず述べる、「氏名不詳者らと共謀し…」と。

 

 ところが栃木の強盗殺人事件は、ちょっと様子が異なる。
 指示役がすぐに特定されて捕まり、その上位者も間もなく特定されて指名手配され…。おかしい。

 そこで気になるのが、たとえば以下の報道だ。5月18日付け時事通信のタイトルと冒頭部分はこうだ。

次男宅で実家の情報盗まれる 付近に不審車両も、関連捜査―高齢女性殺害・栃木県警
 栃木県上三川町の民家で住人の富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件に絡み、4月に富山さんの次男宅から、富山さん宅の住所が書かれた書類や貴金属類が盗まれていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。1階の窓が叩き割られるなど手口が酷似していたという。

 

 こんな言い方は何だが、氏名不詳者らがプロフェッショナルに指示した、本来のちゃんとしたリモート強盗で、その「富山さん宅の住所が書かれた書類」をゲットした実行役、あるいはその周辺者が、こう思いついたんではないか。

「この仕事は、得た金品のほとんどを氏名不詳の上位者らに吸い上げられてしまう。つまんねえ。よしゃ、この『書類』をもとに俺らで強盗をやっちまおうぜ」

 そう考えると、あれこれすとんと腑に落ちる。
 ただ、もしそうだとすると、組織を出し抜いて勝手なことを企んだその男、海外へ逃げ、顔も氏名も公開手配されたその男は、生きて日本へ戻れるかどうか…。

 

 ちなみに、使い捨ての末端者を次々利用する商売(犯罪)は、昔からいろいろあった。ラーメン屋台とか、裏ビデオ店、裏パチ、裏スロ、裏カジノとか…。

2026年5月15日 (金)

長年の夢を突然絶たれ、懸命の努力が水泡に!

 ご当地のマニア氏から期日を教わり(ありがとうございます!)、芸能系でなく、傍聴券抽選でもなく、かつ午後の開廷だったので、5月13日(水)、行ってきました、横浜地裁へ。

 以下は同日付の毎日新聞の、冒頭部分だ。■は私。

被告「米兵に憧れ現実を軽視」 米軍基地侵入事件初公判
 米海軍横須賀基地に許可なく立ち入ったなどとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反罪などに問われた元住友商事社員、■■■■被告(46)の初公判が13日、横浜地裁(高橋康明裁判官)であった。■■被告は「間違いございません」と起訴内容を認め、検察側は拘禁刑10月を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。

 

 罪名を、私はぜんぶメモったどー! 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う刑事特別法違反、偽造無印私文書行使」。初めて見る法律名であり、かつ、長っ。

 長いその罪名を「日米地位協定に伴う刑事特別法違反罪」と略すんだね、上掲報道によれば。「無印…」は、詐欺や横領で時々ある。

 45分ほど前に行くと、すでに行列が少しあった。

 10分ちょい前に法廷のドアが空き、どどっと傍聴人が雪崩れ込んだ。
 数えなかったけど、傍聴席は40~50席か。記者席が10数席あった。マニア氏によると、14席か。
 司法修習生も何人か、早々行列したうえで、傍聴席に座った。バーの中に修習生の席はなかった。

 

 被告人は非身柄。きちーんとした短髪で、がっちりむっちりな体を黒スーツに包み、姿勢が良い。お見事って感じ。

 起訴状朗読の最後に検察官は、罪名及び罰条を述べた。私は聞き逃さずメモった。長い法律名の、2条だった。以下だ。

(施設又は区域を侵す罪)
第二条 正当な理由がないのに、合衆国軍隊が使用する施設又は区域(協定第二条第一項の施設又は区域をいう。以下同じ。)であつて入ることを禁じた場所に入り、又は要求を受けてその場所から退去しない者は、一年以下の拘禁刑又は二万円以下の罰金若しくは科料に処する。ただし、刑法(明治四十年法律第四十五号)に正条がある場合には、同法による。

 

 偽造文書については、刑法の161条1項と、159条3項だった。いずれも法定刑は「一年以下の拘禁刑又は十万円以下の罰金」だ。
 たとえば酒気帯び運転は「三年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金」。それと比べると、だいぶ軽い犯罪なのだ。

 

 さあ、それでだ、なんでそんなことをやったのか。んまあ、びっくりな、報道からは想像もつかない中身だった。

 単なる米軍好き、面白半分、イタズラ気分、などではなく、失われた青春の輝き、とでもいうか、そんなものもちらり感じさせる、独特な事件だった。
 とにかく、被告人はだいぶんに有能優秀な人物、なのだね。

 詳しくは『ドライバー』に書きたい。なぜ車雑誌に? じつは駐車違反が大いにからむのです。

2026年5月12日 (火)

盗撮ハンターも、ゴミ集積所からの下着ドロも、健在!

 5月11日(月)の夕方、都心の某所で草取りのお手伝いを命じられ。

 

 草取りは夕方頃から。そしたら我々マニアは考えるじゃないか。どうせ都心へ出るなら、午後からでもちらっと東京地裁へ、と。
 今日は傍聴予定がない。連休明けだから開廷は少ないだろう。傍聴席争奪戦になるはず。適当に何か少し傍聴できればいいや、と。ねえ。

 そしたら、なんとびっくり、東京地裁の刑事の開廷が98件も!
 平時はだいたい50~60件、70件だと多い、40件だと少なめ、のところ98件、びっくりだ。弁護士さんたちも連休は10(日)まで、だったのだね。

 

 13時過ぎ、811号法廷(20席)へ行くと、もうドアの施錠が解かれており、傍聴人が10数人いた。なんでっ?

 13時10分~13時20分、被告人が女性氏名の「覚醒剤取締法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反」が入ってるのだった。

 被告人(身柄、拘置所)は、長身でちょっと個性的女性俳優風。ただ、ちょっと、ぽやーんとした感じが。
 精神疾患があり、ダイエット目的で薬物を、だという。

 判決は、拘禁刑1年8月、未決20日算入、拘禁刑の一部である6月につき執行猶予2年、付保護観察、覚醒剤1袋没収。

裁判官 「ですから、1年と1カ月ちょっとを服役し、いったん社会へ出る…」

 と説明し、被告人は「はい、はい」と応じていた。しかしっ…。

 被告人は2024年3月に「麻薬及び向精神薬取締法違反」で懲役2年、執行猶予3年を受けてるんだという。本件を控訴、上告しても、猶予明けまで延ばせないはず。
 だから「1年と1カ月ちょっと」じゃなく3年ちょいを服役するわけだ。そんなに服役させ、釈放して、これから6カ月間は保護観察付き執行猶予2年ですって、古い温泉旅館の、今となっては意味不明の増築通路、みたいな? そうでもないのかな?

 

 13時13分閉廷。私以外の傍聴人がどっと出た。13時30分からの何か新件へ行くんだね、なんだろ。

 私は残った。13時20分~13時30分、「恐喝」の判決、これを傍聴したくて811号法廷へ来たのだ。もしかして盗撮ハンターかもしれないから。

 被告人(非身柄)は若い。20代か。ずばり盗撮ハンターだった!
 共犯者とともに盗撮犯から120万円を脅し取り、のちに共犯者が120万円、被告人が20万円を被害弁償したという。

 判決は、懲役2年、執行猶予4年。13時22分閉廷(期日の2分前に開廷していた)。

 盗撮ハンター、滅多に報道されないけど、地道に盗撮犯を食ってる、その可能性は大いにありだよね。

 

 中央廊下を北側へ急ぎ、816号法廷(20席)、13時30分~、「暴行、傷害、銃砲刀剣類所持等取締法違反」の新件。
 んもぉ、とっくにほぼ満席!

 

 あわてて非常階段を1フロア上り、715号法廷(52席)へ。13時30分~13時40分、「不同意わいせつ」の判決。

 こっちはガラガラだった。…んが、廊下の開廷表をメモっていると、後ろを、総務課の黄色い腕章を付けた職員が1人、小走りで奧の法廷へ。なんだっ?

 

 715号の奧の716号法廷(20席)は、13時30分~14時30分、「建造物侵入、窃盗、住居侵入」の新件が入ってる。傍聴人はパラパラ程度。うむぅ。どうするどうするっ? 私は「建造物侵入、窃盗、住居侵入」を選択した。

 被告人は身柄(警察留置場)、40代。なんと、女子寮のマンションのゴミ集積所へ窃盗の目的で違法に侵入し、「パンツ」など在中のビニール袋(4点で時価500円相当か)を窃取したんだという。

 その犯行スタイル、だいぶ何年も前に傍聴した。自室から大量の女性下着が発見され、多くをゴミ集積所から…という事件だった。そうやって集めた女性下着の量を自慢し合う匿名掲示板があることを、そのとき知った。以来、すっかり忘れていたが…。

 追起訴があり続行。13時45分閉廷。

 

 地下の至誠堂書店で、注文してあった『新書 世界現代史 なぜ「力こそ正義」はよみがえったのか』(講談社現代新書)を買い、エレベータで8階へ。

 

 14時30分~、816号法廷で「道路交通法違反」の新件。被告人(在宅)は、黒スーツにネクタイ、目かぶりヘアの、なんかホスト風の若者だ。

 東京からだいぶ遠い県で水産高校を卒業、漁師を3年やり、バーで2カ月働き、上京を決め、その送別会で酒を飲み、普通乗用車を運転、そこから先がちょっとややこしいのだが、ま、公訴事実は、物損事故の報告義務違反と、酒気帯び運転(0.23mg)。

 某県での事件だけども、被告人は上京してホストクラブに勤務。なので、東京地裁で裁判をやるわけだ。

 

 検察官からの被告人質問(反対質問)が始まったところで私はそっと退出、草むしりへ。

2026年4月29日 (水)

ネットカジノのカモ寄せインフルエンサー?

 話せば長くなる。要するに前立腺肥大症の関係で、いやそれにしても珍しく、4月27日の未明、ほぼ眠れなかった。傍聴したい裁判が何件もあったのに、休んだ。

 

 28日の未明も、同様に眠れない。思いついて午前3時過ぎ、ずいぶん前に処方を受けた精神安定剤の残りを1錠、服用してみた。

 効かないか…と思ううち、ひと息吐く毎に、なんかこう、すべての輪郭がぼやけてくるというか、あれれ、なんだこの感覚…と思ううち、ぐっすり眠ってしまった。

 

 まだまだ睡眠不足だが頑張って、10時~11時、東京地裁726号法廷(20席)で「偽計業務妨害」の審理へ。絶対どうしてもこれは傍聴したくて。

 わりと珍しめの氏名で、私の超絶マニアックデータにはこう出てくる。

  2009年 東京地裁 脅迫
  2013年 東京高裁 偽計業務妨害

 それらは傍聴せず、以下を傍聴した。7月のことだ。

  2025年 東京地裁 偽計業務妨害(勾留理由開示)

 東大卒だそうで、とと、とんでもない被告人、と思えた。東京地裁へ通常第一審として出てきたら傍聴したい!

 同年12月の東京地裁の開廷表に、同姓同名の「偽計業務妨害」の審理の期日を見つけた。しかし傍聴できず、次の期日を調べ、またも傍聴できず、そうして2026年4月28日、第何回目かの期日、絶対どうしても傍聴したいじゃないか、ねえ。

 

 傍聴人はぱらぱらと数人。うち少なくとも3人は警察官かと。最後に来た1人が証人カードを書き始めた。なるほど、今日は警察官の証人尋問なのだ。

裁判官 「被告人は、出頭できないと…?」

 うっそ!

弁護人 「昨日来る予定だった飛行機が、落雷で欠航…」

 ええ~? ところが…。

裁判官 「裁判所にも同じように(連絡が)…事実上、確認…確かに欠航が…九州…7時30分頃出て、夜9時過ぎ、東京…欠航に…一応、理由はある話…いずれにせよ、今日はこれで」

 え~っ、頑張って出てきたのに…。

 このあと三者で打ち合わせ、次回期日は追って指定、つーことで数分で終わってしまった。こんなこともあるよね~💦

 

 でもまだ帰れない。3月25日にイチかバチかに賭けたりして第1回を傍聴したあの事件、「不同意わいせつ、児童買春,児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律違反、性的姿態等撮影、性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するために性行為映像制作物への出演に係る被害の防止を図り及び出演者の救済に資するための出演契約等に関する特則等に関する法律違反」、あれの第2回公判が14時30分からあるのだ。

 

 午前も午後も何件か傍聴して14時頃、私は急に翻意した。
 「不同意わいせつ …」は今日は追起訴のみ。追起訴はまだ続くらしい。ならば…。

 

 14時30分から東京地裁416号法廷(42席)で「常習賭博」の判決。

 「オンラインカジノに280億円か 「カリスマ」を常習賭博容疑で逮捕―警視庁」と2025年5月29日付け時事通信。
 「ネットカジノ常習賭博、男に有罪 60億円超賭け投稿も、東京地裁」と2026年4月28日付け共同通信。

 こっちを傍聴することに。
 被告人は非身柄。水色の長ワイシャツに黒ズボン。

裁判官 「主文。被告人を懲役1年4月に処する。この裁判が確定した日から3年間その刑の執行を猶予する」

 裁判所が罪と認めた事実は…。

裁判官 「2年8カ月間にわたり…約60億円…掛け金…賭場に…賭博の…アフィリエイト収入を得た…」

 カモ寄せのインフルエンサーとして認められ、そこそこ遊ばせてもらった、のかどうか、分からない。
 被告人の配信を見てネットカジノに引っかかった人たちの負け総額はいくらか、もちろん分からない。14時34分閉廷。

 

 この日16時から、「田淵正文被告はセクシーすぎる〝選挙ガール〟募集&動員を否定 検察はLINE消去を指摘」などと報じられた「公職選挙法違反」の判決があった。

 何度か傍聴してきたんで、判決も傍聴するつもりだった。が、疲れてしまい、15時15分頃に裁判所から去った。

 「公職選挙法違反」の判決、ニュースで確認しとこう、と思いきや、どうも報道されてないみたい。そんなもんだよね~。

2026年4月 5日 (日)

作業報奨金47万7千円を豪遊で使い果たし

 昨年だったか、当ブログ容量オーバーが判明した。やばい。画像が断然重いようで、急ぎ画像だけ拾ってざくざく削除した。

 さらに、古いアフィリエイトやアクセスランキングのバーを、また、ややこしいばかりでつまんない記事などを、少しずつ削除しつつある。

 古い記事には「えっ、そんな大事なのをすっかり忘れてたよっ!」となる裁判やデータや、報道の引用などがよくあり、刺激的だ。なんで忘れるかね、と思うがしかし、刺激的なことが次々積み重なり過ぎると、やっぱり少しは忘れが出るんだねえ。

  2008年5月16日付けの記事、その日に傍聴した裁判を次々簡記した記事が、やたら長いので、印象的な1件をこっちへ移す。

 

 もう帰ろうかと思ったが、なんとなく、14時20分から東京簡裁・刑事2室3係(田中芳和裁判官)728号法廷、「住居侵入」の新件へ。

 被告人(身柄、拘置所)は67歳。紺地に白いストライプのスーツは、ものすごく古そうで、ある意味チョーおしゃれだ。

 今年3月、カネがなくなり3日食っておらず、何か食い物を窃取しようと、マンションの外壁工事の足場を上り、住人らに発見され、110番通報により臨場した警察官から「そこを動くな!」と大声で言われて隣のビルへ飛び移り(わお!)、現行犯逮捕されたんだという。

 

 それだけなら「あそう」で終わるのだが、なんと、98年3月に千葉地裁・松戸支部で「殺人」により懲役10年を言い渡され、満期出所して間もなくの犯行だそうな!

 被告人質問によれば…。今年1月15日に、作業報奨金47万7000円くらいをもらって出所したという。へぇ!

 ところがそのカネを、親族の元への複数回の往復旅費に3万円程度使ったほかは、「歌が好きなものですから」「女性がいる飲食店」で、1回3万円ぐらいずつ「豪遊」して使い果たし、アパート(保護施設?)に入ったときは3~5千円しかなく、生活保護費を2回もらってすぐ失踪し、ホームレスとなり、またカネがなくなり、本件犯行…という展開なのだった。

 前科は、1960年(って被告人が20歳頃だよ)の「強盗傷害」を皮切りに「窃盗」「銃刀法違反」「傷害」「公務執行妨害」等々、最終前科の「殺人」も含めて8犯。さすがに、ぴしっと起立の姿勢が良かった。

裁判官 「矯正教育を受けて、なにも感じなかったの?」
被告人 「マジメにやろうと思ってはいるんですよね。社会へ出ると、中で考えてることとちょっと違うんで、つい…」
裁判官 「1月15日に出所するとき、何を考えてたの」
被告人 「まず住居を定めようと…」
裁判官 「(作業報奨金を)計画的に使おうという気持ちはなかったんですか」
被告人 「最初は(計画的に)使おうと…。だんだん、だんだん違うくなってきちゃったんですよね」

 求刑は懲役1年。

被告人 「これから(服役する)刑を最後に、マジメになる覚悟です」

 15時13分閉廷。

 

 最近はどうか知らないが、刑務所では、なーんも考えず決まりに服従することのみ叩き込まれ、自分で考えて行動を選択する能力を失い…という話を聞いたことがある。
 こういう事件を傍聴するたび、私は検察官の毎度のセリフを思い出す。

検察官 「徹底した矯正教育を施す矯正施設において長期間、徹底した矯正教育を施す必要があります。よって、第3に求刑です。被告人を懲役×年に処するを相当と思料します」

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