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カテゴリー「交通事故」の174件の記事

2017年6月14日 (水)

無罪確実で当たり散らす検察官

「注目の判決は11月1日(月)11時と決め、14時閉廷。まだ無罪を傍聴したことがない方は、チャンスかも」
 と書いたのは、2010年10月14日号のメルマガである。判決はずばり無罪だった。何人かの方から感謝の言葉をいただいたっけ。

 その無罪、もちろんメルマガで報告し、同年11月か12月発売の車雑誌『ドライバー』でもレポートした。
 検察は、いったん起訴したからには──動かしがたい証拠とともに真犯人が現れちゃったとか極めて異例で遺憾なことでもない限り──無罪が明らかでも七転八倒、有罪にしようと頑張り抜く、ある意味あっぱれ! な組織である、そのことが分かりやすく分かるケースだ。
 以下、『ドライバー』の原稿に若干加筆等して掲載する。

 「自動車運転過失致死」つまり死亡事故の裁判が東京簡裁(武内晃裁判官)であった。
 俺はもう8年間ほど東京簡裁に張りついているが、簡裁で死亡事故はかなり珍しい。
 被告人は49歳のトラック運転手。起訴状はこんなふうだった。

「片側3車線の信号交差点で、被告人は必要な注意を怠って漫然約15キロの速度で右折。対向車線の第3車線(中央寄りの車線)を直進してきたバイク(普通自動二輪)に自車前部を衝突させた。
 バイクは転倒、滑走し、バイクから見て左側に停車中のクルマに衝突。運転していた25歳男性は両側血気胸(けっききょう)、骨盤骨折、頭蓋骨骨折などの傷害を負い、胸腔内損傷と頭蓋内損傷で死亡…」

 うわぁ、たいへんな事故があったんだな。それにしても、バイクは何キロ出してたんだ?
 裁判官が、起訴状の内容についてどこか違う点はあるか、被告人に尋ねた。

被告人 「え~、ございます。私は過失はないという判断で…過失はないと思います、はい、過失がないので争います」

 おおっ、真っ向否認である!

被告人 「私、信号が黄色から矢印の右折にしたがって右折を…前方、見てましたし、毎日運転してるので、ある程度、確認するのは当たり前になってる…急発進とか絶対してません…」

 裁判官は弁護人の意見を求めた。

弁護人 「被告人は何ら注意義務を怠っておりません。事故の原因はもっぱら、自動二輪車が信号を無視し、制限速度をはるかに超える速度で…」

 被告人が信号無視をしたなら、それは当然、起訴状に記載される。しかし検察官は、被告人の過失は「必要な注意を怠った」だけと言っていた。バイクのほうが本当に信号無視だったようだ。しかもかなりのスピード…。それでなぜ被告人は起訴されたのか。
 はは~、読めたぞ。普通に起訴されたのではなく、これは〝略式経由〟なのだな?

「クルマとバイクが衝突してバイクの側が死んだなら、クルマの側を処罰しなければ。けど、過失はもっぱらバイクの側にありそう。クルマの側に禁錮刑は科せない。略式の裁判で軽い罰金を科しておけば、香典と思って払うだろう。それで一件落着だ」

 警察・検察はそう考え、被告人はよくわからないまま略式に応じて罰金の支払い命令を受け、「自分に落ち度はないのに、なんで罰金なの。納得いかない」と、正式裁判でのやり直しを求めたんだな。
 この読みは当たっていたと、あとで確認できた。

 さぁ、正式裁判はどう展開するのか。しっかり傍聴してやろうと俺は気合いを入れた。だが、裁判官は言った。

裁判官 「事案にかんがみて、この事件については東京地裁で審理するのが相当と認めて…」

 簡裁から地裁へ移送することになり、その日は10分足らずで終わってしまった。裁判所法の規定により地裁へ移送となることはたまにある。

 それから3カ月後、東京地裁(鹿野伸二裁判官)の開廷表にこの被告人氏名を見つけた。地裁での審理がやっと始まったのだ。しかしその日は傍聴できなかった。
 さらに1カ月後、また審理があり、ようやく傍聴できた。

裁判官 「え~、今日は証拠調べを終えて双方のご意見を…」

 あらら、真っ向否認だから、実況見分をやった警察官や目撃者を尋問したり、けっこう長くかかるかと思ってたのに、もうそんな段階なのか。早いね。

 検察官は3人もいた。
 裁判官席に近いほうから順に、いかにも新人風の若者、人相の悪いメタボ中年、プラス簡裁のときの検察官。
 新人君が起立し、カツレツよく堂々と論告(検察側の最終意見)を述べ始めた。被告人の注意義務についてこんな判例を引用した。

検察官 「特別の事情がない限り、信号にしたがって進行すれば足りる…いちいち徐行運転をして左右の安全まで確認する注意義務はない…」

 うん、そりゃそうだよね。っておいっ、検察官は無罪を求刑するのか?
 そうじゃなかった。その判例は交差道路の車両との衝突についてのものであり、本件は対向車線との衝突だから関係ない、ゆえに被告人には注意義務があったと、有罪主張なのである。

 俺は傍聴席で思った。んなアホな話があるかい! 主信号は赤になり、被告人は右折矢印の信号にしたがって右折を開始したんだよ。バイクは実質、交差道路から来たといえる。つまり検察官は、無罪の判例を引用して有罪の論告をしているに等しい! こんな無残な論告を新人君に堂々と述べさせるって、ひどいなぁ!

 求刑は罰金30万円だった。
 交通事故の法定刑は「7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」だ。死亡事故で30万円はめっちゃ安い。検察も自信がないんだな?
 亡くなった25歳男性はかわいそうだが、これはムチャな運転による自爆事故というべきじゃないか。無罪かもしれんぞ。

 翌月、判決。
 人相の悪い検察官は、おそろしくご機嫌斜めだった。簡裁のときの検察官に対し、前回とは違う席に座れとえっらそうに鼻息で命じ、新人君に対しては、「なんでわかんねーんだよ!」と押し殺した声で憎々しげに2度ほど言った。あんなふうだから人相が悪くなっていくんだわ(笑)。
 間もなく裁判官が登壇し、判決を言い渡した。

裁判官 「主文、被告人は無罪」

 やっぱ無罪だっ! 要するに、こういう理由だった。

裁判官 「被告人の注意義務については、交差点出口の横断歩道に横断し終えてない歩行者等がいるか、右折した先の道路の状況はどうか、そういったことを確認すれば足りるのである。
 対向車線は、第1車線にトラックがハザードランプを点けて駐車しており、第2車線にはタクシーが信号待ちで停車している。その状態で、第3車線を時速約70キロのバイクが赤信号を無視して突っ込んでくることまで、注視、確認する義務はない。
 相手の方が亡くなったのは残念ですが、あなたに刑事上の過失はないと判断しました」

 言い渡しは10分ちょいで終わった。長い理由を必要としない、ごくシンプルな無罪なのだった。
 そんなことは検察側だって重々承知だったろう。被告人が略式に応じなければ不起訴だったろう。
 しかぁし! 裁判になったからには、あくまで有罪を主張する。無残な論告を新人君に読ませ、判決は無罪に決まってるから不機嫌になって当たり散らす。サイテーだ。
 ちなみにこの無罪判決は報道されていない。

 裁判が公開なのは、こういうシーンを国民に見張らせるためだ。そして裁判傍聴ジャーナリストの役割は、日々見張って広く伝えること。重大な責任に身が震える思いです…って震えはしないけどさ(笑)。

 この話、書けばもっと長くなるけど、今夜はここまで。裁判傍聴ジャーナリストとしてのメルマガ「裁判傍聴バカ一代」の、次号に着手しなければ。週4号の発行なので、大変なのですよっ。
 明日は、高橋ユキさんから教わった、電車内で痴漢して線路へ飛び降り逃走した事件を傍聴予定。じゃねっ。

 ←6月14日23時00分現在、週間INが180で1位~。happy01 

2017年3月27日 (月)

とんでもない最終陳述、どこもノータッチ!?

 今日は、報道された事件を5件も傍聴した。こういうことも珍しい。

1703262 まず10時から、うわ! 佐川急便の身代わり出頭か? と傍聴した「道路交通法違反、犯人隠避教唆」は、「そっくりさん身代わり出頭 速度違反逃れ容疑で逮捕」と報じられたオービスの事件だった。

 それを途中で抜け、同時刻から始まってた、てんかん医師・池袋暴走事件とか大きく報道された「危険運転致死傷」へ。
 被告人が最終陳述ですごいことを述べた! 事件数で7千件以上を傍聴してきて、こんな最終陳述は聞いたことがない、これはニュースになるぞ、大変だ!
 ところがその後、「てんかん5人死傷事故 検察側、懲役8年を求刑 東京地裁」などと各紙報じてるのに、そのすごい最終陳述はどこもノータッチ! ※現時点で俺が探した限りでは。
 うわぁ、ああいうのを新聞は報じないのか。報じるのは俺のメルマガだけなのか。なんか、うーん。

 いや、記者氏らは記事に書いたんだろう。あれを外して書く記者がいるとは俺には思えない。しかし“上”が、日々の新聞報道になじまないとか、ま、自らの新聞観、国民観を忖度して、削った、そういうことかも。忖度(そんたく)という流行語、用いて文章をつくりました(笑)。

 13時30分から「傷害」の判決。メルマガでずっと追っかけてきた、バレエ講師の指を切断した事件だ。「バレエ講師指切断 男に懲役4年6か月判決」と日テレニュース。俺がどこに映ってるか探さないでね。sweat01
 再び手錠・腰縄を付けられ退廷するときの、被告人の表情が印象的だった。

170326 14時から「詐欺、詐欺未遂」の、これは控訴審第1回。「詐欺未遂:80歳「だまされたふり作戦」 「おいの話し方とは違う」 「受け子」の男容疑で逮捕 桐生署/群馬」と報じられたらしい。
 普通にさくさく控訴棄却(実刑維持)へ進むかと思いきや、なんとなんと裁判長は、弁護人請求の書証20点、証人2人を全部採用っ! 逆転執行猶予は決まり? とすればなんでっ? 判決を追っかけねば。  

 14時30分から「暴行」の審理。「ケンコバ男泣き、カレー店給料未払い問題「本当に寂しい」 従業員に生直撃」との記事中に登場する人物が被告人なのだが、記事からは想像もつかない事件なのだった…。

 さてメルマガ次号、急ぎ書こう。明日また裁判所へ行く前に、発行しなければ。じゃねっ。

※画像はいずれもマニア氏より。南相馬市市営原町陣ヶ崎公園墓地にある特攻隊員像と他特攻関係等の慰霊碑。http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/riku-hara.htm

 こんなアフィリエイトを貼ってみた。なんかパッとしない気が…。sweat01

 ←3月27日20時10分現在、週間INが160で1位~。happy01

2017年2月 3日 (金)

75歳以上の運転免許人口は約6倍に!

 ブレーキとアクセルの踏み間違い事故。2005年と2015年を比べると、
   全年齢層ではだいぶ減ってるが、
   65~74歳は減り方が鈍く、
   75歳以上はだいぶ増えてる、
 ということを前回の記事、「ブレーキとアクセルの踏み間違い事故、びっくりデータ!」で述べた。
 2015年の踏み間違い事故のうち死亡事故58件中、65歳以上がなんと50件を占める! という驚愕のデータも。

 高齢者(65歳以上)の交通事故は今後どうなっていくのか。
 参考になりそうなデータが、公益財団法人交通事故総合分析センターの「平成27年中の高齢運転者事故の発生状況に関する分析」にある。ま、元は警察庁のデータだろうが。
 以下、一部抜き出す。誤記らないよう慎重に。

 運転免許保有者数は、全年齢層ではこうだ。順調に増えてる。
   1995年 6856万3830人
   2005年 7879万8821人
   2015年 8215万0008人

 64歳以下はこうだ。
   1995年 6377万1217人
   2005年 6903万2523人
   2015年 6504万9162人

 増え方が鈍い。各年のデータを見ると、64歳以下の免許保有者数は2005年がピークだ。2005年へ向けて少しずつ増え、2005年を過ぎると少しずつ減ってる。へぇ。

 じゃあ65~74歳はどうか。誤記らないよう慎重に慎重に抜き出す。
   1995年  398万4154人
   2005年  740万0765人
   2015年 1232万0878人

 なんだその無茶な増え方は。やっぱ誤記ったな(笑)。
 ちっ、違いますってば。俺も自分の目を疑ったけど、誤記じゃないのです。1995年の64歳以下と65~74歳と75歳以上を足し算すると、確かに全年齢層の人数になるもん。えーん。 ←分かったからもう泣くな(笑)。

 鼻水すすりつつ75歳以上を。
   1995年    80万8459人
   2005年   236万5533人
   2015年   477万9968人

 65~74歳は約3倍に増えてる。75歳以上は約6倍に増えてる。びっくりでしょ。
 これからどうなっていくのか。とにかくこういうなかで交通事故を考えていかなきゃいけないわけだ。

 『老人喰い』『脱出老人』、良いタイトルだと思う。

 ←2月3日12時50分現在、週間INが190で1位~。happy01

2017年2月 2日 (木)

ブレーキとアクセルの踏み間違い事故、びっくりデータ!

 高齢者の交通事故が社会問題になってる。
 特にブレーキとアクセルの踏み間違い事故が続々と報じられる。

 昨年11月末、俺は警察庁から「自動車運転者(第1当事者)における年齢層別人的要因のブレーキとアクセルの踏み間違い交通事故件数の推移」という文書の開示を受けた。 ※第1当事者とは、事故の当事者で過失が重いほう。過失が同程度のときは死傷が軽いほう。

 なかなかびっくりなデータであり、メルマガ「裁判傍聴バカ一代」で速報した。
 またその頃、ちょうどタイミングよく、車雑誌『ドライバー』から高齢者の交通事故についての原稿を依頼され、12月下旬発売の同誌(2017年2月号)で他のデータとあわせ詳述した。記事には、編集部のほうで調べた踏み間違い防止アイテムがいくつも載った。
 あれらアイテムはしかし周知されず(※)、踏み間違い事故がいつまでも起こり続ける、そういうバカげたことが世の中にはいくらでもある。 ※今どき若年層は雑誌を(書籍も)読まないようだとはいえ、『ドライバー』読者の主たる年齢層は「高齢者」(現時点では65歳以上)ではないはずなので。

 上記文書のデータを一部拾おう。
 2005年の全年齢層の踏み間違い事故は7473件。2015年は5830件。じつはだいぶ減ってる。
 そのうち65~74歳の年齢層は、2005年は1100件、2015年は1001件。全年齢層の減り具合に比べると減り方は鈍いが、でも減ってる。
 ところが75歳以上は、2005年は679件、2015年は1032件。この年齢層が増えてるんである!

 そうして驚くのが、踏み間違いによる死亡事故の件数だ。
 2005年の全年齢層の踏み間違い事故は前出のとおり7473件。そのうち死亡事故は28件、約0.4%。2015年は5830件中58件で、約1%。倍以上に増えてる。

 どの年齢層の踏み間違い事故が、死亡事故になりやすいのか。
 16~24歳は、2005年が1464件中0件、2015年が1080件中1件。極端に少ない。若い人たちゃ踏み間違いに気づいてソク停止するんだろうか。
 その一方、65~74歳は、2005年は1100件中5件、2015年は1001件中16件。ほ~。
 そして75歳以上は、2005年は679件中12件、2015年は1032件中34件! つまり、2015年の踏み間違い死亡事故58件のうち50件が65歳以上なのである!

 3月12日から「臨時認知機能検査制度」「臨時高齢者講習制度」がスタートする。新制度により認知症(とくにアルツハイマー病?)患者が免許を失うこともあるだろうけれど、しかし踏み間違い事故の原因が認知症だけとは考えにくい。
 高齢者の踏み間違い事故は今後もニュースをにぎわせ続けるんじゃないか。てかもっと増えるんじゃないか。俺はそう思うけどね。

 岡本茂樹さんは臨床教育学博士、刑務所で累犯者の更正支援にも携わってきたんだそうだ。
 ちなみに俺は、覚せい剤とクレプトマニアの事件について「固く固く反省を誓う被告人は必ず再犯する」と知ってる。そんなの当たり前、誰でも知ってることでしょ、と思う俺はおかしいのか。
 いちおう言っておくと、覚せい剤もクレプトマニアも一種の依存症、病気なのに、そうと気づかず意思の力だけでヤメられると思い込んでる者は、結局またやってしまうのだ。そんな裁判をさんざん見てきた。

 ←2月2日0時50分現在、週間INが170で1位~。happy01

2016年11月16日 (水)

高橋みなみさんにデタラメを言っちゃった件

 最近、おかげさまでコメントのお仕事が多い。
 15日(火)の午後、TOKYOFM、「高橋みなみの これから、何する?」の生放送に電話出演させていただいた。
 お題は、続発する高齢者の交通事故。

P1020603 警察庁のデータによれば、高齢者(65歳以上)の交通事故死亡者は、2012年に50%を超え、2015年は54.6%。
 65歳未満の交通事故の致死率は0.33%。65歳以上は、7倍近い2.17%。高齢者が増えたというよりも、致死率の高い年齢層が増えたのだ。
 通学路の小学生へ突っ込むのは、認知症が疑われる高齢者ばかりじゃない。ガードレールで護らなければ、これからも子どもたちは殺され続けるだろう。
 アクセルとブレーキ、今のような配置と機能であり続けるなら、踏み違えによる事故はこれからも起こり続けざるを得ない!
 などと目一杯コメントさせていただいた。7分間ほどかな。

 日暮れ過ぎ、ふと思いついて、念のためにと再計算した。
 運転免許証の返納は、2015年は約29万人。ほとんどが65歳以上。一方、65歳以上の運転免許保有者は約1700万人。返納率は約0.0002%とコメントしたけど…。
 んなわきゃないじゃん約2%じゃん!
 俺は高橋みなみさんに約0.0002%って言っちゃった~!!!

 なんてアホなんだ。算数が数学になった頃から落ちこぼれたとは聞いてたが、数学以前に、0.0002%はないだろっ!
 しかし、もう取り返しがつかない。生放送だもの、byみつを

P1020602 それから24時間以上を経た現在、自分で割り算したら必ず演算することを肝に銘じるとともに、こうつぶやいて己を慰めているところだ。
 爪跡を残したことになったかな? ふふ。 ←ばっきゃろー!

 ちなみに、高橋みなみさんを俺は、有能で人気のあるパーソナリティかと思ってた、元アナウンサーか何かかな? と。
 でも、出演が終わってから「ちょ待てょ」と思い、スタッフに尋ねてみた。もしやAKBの方ですか?
 ずばり、当たりだった。人気の、というかほとんど国民的アイドルグループ、AKB48の卒業生の、あの高橋みなみさんなのだった!
 嗚呼、なんてこった。俺は気が遠くなったのだった…。

 人生、そんなこともあるよね~。 ←ショックと後悔を薄める魔法の言葉。sweat01

画像は、泣きながら走ったハイウエイ、のイメージ。

      

 ←11月16日22時00分現在、週間INが260で1位~。happy02

2016年6月29日 (水)

横浜地裁、熱血新人女性弁護人に感動

 メルマガ読者氏からすっげぇ情報をいただき、また横浜地裁へ行ってきた。今度はバカ高いみなとみらい線を使わずに(笑)。

P1010863 横浜地裁でたまたま傍聴した、13時30分からの「過失運転致傷」の新件、いやはやこれが!
 事故自体は、右折車と直進バイク(本件は大型自二)との典型的な右直事故。その弁護人は、素敵なブラウスの新人女性。第一印象的には、若干乳色のブラウスが素敵で、わりと高級なクラブのホステスっぽい感じかと見えたが、じつは熱血なのだった! しかしっ、事件数で6600件以上を傍聴してきたしょーもない俺からすれば、あれれ~、というか。でも、嘲笑する気持ちには到底なれいないのだった。すっごく感動したというか、とても不思議な気分、こんなの初体験だ。人生いたる所に青山あり? この女性弁護士、いずれは冤罪救済で有名な人になるんじゃないか。

画像は本文とは関係ありません。

 俺の狙いは16時からの「道路交通法違反」の審理。今日は論告・弁論のはずだったんだが…!
 いや真実がどうか知らないが、傍聴席からは、検察のあからさまなクソぶりがぞんぶんに展開されたように思う。傍聴人(国民)が見てることを意識したら、とてもあんなことはできないはず。やっぱ、国民なんてバカ、仮におかしいぞと思っても、それを他人に伝えることはなく、伝えても他人(国民)は理解できない、と思ってるんじゃないかな、検察も裁判所も。
 なに言ってっか分かんない? 詳しくはあとでメルマガでレポートします。ただ、もう疲れて疲れて、今夜は早々寝ます~。sweat01

    

 たかがビールの泡のために、こんなにもいろんなのを考案し、発売し、買い、泡立て、飲む、素敵だと思う。ま、俺はホッピーがいいけど。

 ←6月29日22時20分現在、週間INがまた20増えて190となり、1位~。happy02

2016年3月17日 (木)

てんかん危険運転、逆転無罪、3D撮影装置、キヨハラ保釈祭り

 以下は今日付け東京新聞の一部。

池袋暴走事故、危険運転を否定 54歳医師、初公判で
 昨年8月、東京・池袋で車を運転中にてんかんの発作で事故を起こし、歩行者5人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の罪に問われた医師■■■■■被告(54)の初公判が17日、東京地裁であった。金子被告は「いつどのような発作が起きたか記憶がない。主治医の指示通り服薬しており、意識障害が起きる兆候はなかった」と危険運転の罪を否定した。

 この期日を前々から調べ、絶対傍聴しようと思ってた。
 ところが、傍聴券抽選の扱いになってしまった。勘弁してよっ。そんなことしたら、べつに興味のない人たちも「なんか有名なの?」とか思って集まっちゃうじゃん。俺が抽選に外れたらどうすんだ!

 倍率は2倍以上だったが、俺はラッキーにも当たり、傍聴してきた。傍聴前に廊下で年配のご婦人にふと声をかけたら、うわ~! というエピソードもあった。

 それが終わってすぐ、同じフロアの東京高裁の法廷で、危険運転じゃないが交通事故の控訴審判決を傍聴した。被告人は若くきちんとした感じの女性。なんと原判決破棄、無罪!

 裁判所を出て、警視庁へ。以下は1月22日付け毎日新聞の一部。

警視庁 容疑者の顔、3Dで撮影 個人特定容易に
 警視庁は来年度から、全署に専用の装置を配備し、逮捕された容疑者の顔写真を三次元(3D)で撮影する。従来から証拠資料として顔写真を撮影してきたが、3Dにすることで個人特定の精度が上がる。関与が疑われる別の事件が発覚した場合も防犯カメラの画像との照合がより細かくできるようになるという。同庁によると、3Dの撮影装置を管内全署に導入するのは全国初という。

Img_0619 この報道を見てソク開示請求してたの。んで今日、その開示を受けに行ったの、警視庁へ。
 そしたらっ! 警視庁前の道路(桜田通り)の路側は、マスコミの車両、中継車やハイヤーでぎっしり。警視庁の副玄関脇にある地下駐車場の出入口、の外の歩道には、TVカメラがぎっしり!
 覚せい剤で逮捕されたプロ野球の元有名選手が、警視庁内の留置場(裁判所的には刑事代用施設というのかな)に勾留されており、そろそろ保釈されるってんで待ち受けてるのだ。あんな高い脚立、見たことないよっ。
 まさに“キヨハラ保釈祭り”というべき状況。その前を通って俺は副玄関から入り、開示を受けてきたわけ。

Img_0614 副玄関から出てふと気づいた。マスコミとは思えない人たちもだいぶいる。
 俺は年配のご婦人に声をかけてみた。したら、観光の途中にこの騒ぎに遭遇、せっかくだからといっしょに待ち受けてるんだそうだ。
 そんじゃ俺も! と10分ほどいたが、いやいやこんなことしてられない、立川支部の無罪のレポート、早く帰って仕上げねば! と17時ちょい前に退散した。 ←まだ書いてねーのかよ、こらっ!pout

 帰宅して、どうなったんだろ、とネットを見てみた。保釈されたとのニュースは発見できず、「保釈は18日の可能性が高い」との記事があった。ひ~、とっとと退散してよかった~。

 画像下は、副玄関前から桜田通りを渡った、裁判所の駐車場出口付近だ。そっちもカメラが鈴なり。
 このお祭りぶりを見ると、この裁判の傍聴券抽選は日比谷公園で行われるかもね。当たり券は10万円でも売れるんじゃないかな。

    

 レジン液? まさか…と思って見てみた。いわゆる危険ドラッグじゃないようだった。じゃあ何なのか、よく分かんない。早くメルマガを書かねばっ。

 ←3月17日19時30分現在、週間INが300で1位~。

2015年12月 7日 (月)

そんなバカな! と誰もが思う無罪

 2ちゃんねるによると、11月27日、NHKがこう報じたらしい。太字は俺。

 五條市で自転車が軽乗用車にはねられ、男性が大けがをした事故で、自動車運転過失傷害の罪に問われた女性に、奈良地方裁判所五條支部が「事故を避けることはできなかった」 として無罪を言い渡し、その後、判決が確定したことが、関係者への取材で分かりました。

 検察官と酒を飲んでたら、「こないだ、参っちゃいましたょ」とかいう話が出て…かな?
 ともあれここまでは、へぇ、そんな無罪もあったのかと読める。ところが…。

 無罪判決を受けたのは、五條市に住む25歳のパート従業員の女性です。女性は、去年1月、五條市今井の国道24号線で、軽乗用車で右折して駐車場に入ろうとした際前から来た自転車をはねて、50代の男性の頭などに全治4か月の大けがをさせたとして、自動車運転過失傷害の罪に問われました。

 奈良地方裁判所五條支部の岡本康博裁判官は、10月、 「けがをした男性のすぐ前を対向車が走っていたため、右折を始めたときに男性を見つけるのは難しく、事故を避けることはできなかった」 として無罪を言い渡しました。
 これに対し検察が控訴せず、女性の無罪が確定したということです。

Img_0462 普通に想像できるシチュエーションだと、んなもの無罪のはずがない。すれちがって走り去った対向車の、後方の安全も確認して右折しなきゃいけない、当然だ。そんなバカな! と誰もが思うでしょ。

 岡本康博裁判官、検事の履歴もあって五條支部長なのに、アホな無罪を書いちゃったのか? 検察に控訴され、さくっと原判決破棄だなぁ…っておい、検察は控訴せず無罪確定だっちゅうじゃないの。
 NHKニュースの結びはこうなってる。

 奈良地方検察庁の坂本順彦次席検事は「遺憾だが、判決を覆すことはできないと判断した」としています。

 なぜ!?
 新聞・テレビの報道──現場の記者諸氏が何を書いたかは知らない。巨大企業としての商業発表──を見て、ごくシンプルな部分で首をひねってひねって360度回っちゃいそうなことは多い。

Img_0432 何が何でも有罪をもぎ取ろうとする検察が、控訴を断念…そこから推測できることは?
 自転車(軽車両)は、道路の左側端に寄つて通行しなければならない(道交法第18条第1項)。
 本件自転車は、道路の中央寄りを通行していたのか。
 かつ事故時は夜間で、本件自転車は無灯火だったとか?
 あるいは、軽乗用車が自転車を認めて停止したところ、本件自転車が急制動の措置を講じて転倒、突っ込んだ…いや、それだけじゃダメだと思う。急制動&転倒の原因をつくった側に過失ありとされるから。

 ま、今夜はそんなところで。

※ 画像上は、大阪高等地方簡易裁判所合同庁舎。巨大だねぇ。
 画像下は、ある夜の俺の酒肴。皿の底に紫のタマネギのスライスを敷き、米酢をぶっかけてマヨネーズをかけ、その上にレタス、ピーマン、セロリ、キャベツ等を、適宜マヨネーズをかけながら山盛りに積み上げる。さらにその上に、塩胡椒と醤油少々とにんにくで焼いた豚肉を載せる。肉と各種野菜をいっしょに食べると、旨いのなんの。最後に、いろんな味が溶けた米酢をじゅじゅっとすする。サイコー!

    

 究極の居酒屋、板橋の「昭和」へ通ってから、普通の居酒屋へ行くのがなんかもう…。そんな俺が奈良地裁行きで発見したのが、スーパーで酒類とお総菜を買い、イートインコーナーで飲食する方法だ。俺みたいなオッサンにとって、いろんな酒類を選び放題、安く飲めるのが楽しくてありがたい。
 最近、黒ビールならぬ黒発泡酒を置くスーパーが増えてきた。これは良いねぇ! 俺はもう普通の発泡酒は飲まないよ。諸君も試してみてくれ。

 ←これを1回クリックいただくと「週間IN」が10ポイント増え、1週間にわたり順位に影響する、そういうシステムらしい。順位は刻々と変わり、12月7日0時50分現在、「週間IN」の合計が250ポイントで6位~!

2015年5月27日 (水)

甲州街道で重大事故、上下線封鎖!

Pa0_0011_3 今日は裁判所行きを休み、メルマガ執筆。午後、書き上げて、運動がてら自転車で遠くのスーパーへ買い物に。
 まいたけ、ニラ、モヤシ等を買い、さらに遠回りで帰ろうとしたところ…。

Pa0_0008_2 途中の複数の交差点に、交通整理の警察官が。あれっ、赤灯を回して救急車が。
 甲州街道(国道20号線)をよく見たら、上り車線はがらがら。てか車がいないっ。
 一方、下り車線は大渋滞、動かない。遠くに、赤灯を回した消防車が!
 下り車線の先で、上下車線を塞ぐような何か重大事件があったんだな?

Pa0_0014 遠回りしたくてたまらない俺は、自転車でそっちへ向かった。すると、うわぁ! 重大交通事故が起こった直後なのだった。
 地理的には東京都調布市、菊野台かそのへん。多数の車両の損傷(大破)具合、停止位置、路上の散乱物、また近所の方からの聴き取りによれば…。

 下り車線側のコンビニから出た小型乗用車に、土を積んだ2トンサイズのダンプが、かなりの速度で激突、ダンプは上り車線へ飛び出て、対向小型乗用車の鼻先をかすめ、対向アルミバン(佐川急便)に激突…かもしれない。
 死者が出てないことを祈る。

 関係事故車両があたりに散らばり、上下車線は完全に封鎖。破滅的な大渋滞が始まりつつあった。
 空にはヘリコプターが。夕方のテレビニュースを見てみよう。ってもう夕方じゃん!

※夜、追記: 「甲州街道 トラック追突“はずみで7台絡む”事故」とテレビ朝日。「東京・調布でトラックなど6台絡む事故、5人けが」とTBS。現場で、俺は1台だけTVカメラを発見できた。それがTBSの関係会社だったのか。たまたま近くへ何かのロケで来てたのかな。

    

 ←これをクリックいただくと「週間IN」が10ポイント増え、1週間にわたり順位に影響するらしい。5月27日18時15分現在、「週間IN」の合計が、310ポイントでまだ5位にいるょ~! happy02 

2015年4月24日 (金)

24時間監視されてる、という方へ

 以下は4月20日付け毎日新聞の一部。

<事故>運転中に脳梗塞か…歩道で人はねる 東京・世田谷
 20日午前9時半ごろ、東京都世田谷区野沢4の環状7号線外回りで、ワンボックスカーが道路左側の歩道に乗り上げ7~8メートル走行した後、歩道沿いのマンション1階の駐車場に突っ込み、駐車中の車にぶつかって止まった。警視庁世田谷署によると、歩行者の40代の男性がはねられ意識不明の重体、60代の男性もけがをした。ワンボックスカーを運転していたのは川崎市の男性(52)で、同乗の妻は「夫は運転中に脳梗塞(こうそく)で意識を失った」と話しているという。同署が詳しい経緯を調べている。

 そのニュースを見て俺は思ったもんだ、あっ、同じような事件がいま東京地裁に「危険運転致傷」として出てきてるょと。
 23日(木)その「危険運転致傷」の第2回公判があり、傍聴した。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」の次号はそのレポートになる。

 ところで、唐突だけども、以下はメルマガ第1413号「見開いた大きな目からぼろぼろと涙がこぼれ」の編集後記から。

 幼稚園から同級生の、俺の親友は、21歳頃に統合失調症に罹患。入退院をくり返し、現在は薬で寛解の状態にある。

 最近、恋をしたっていうんで問い詰めたら、すでに男女の関係は持ったと、うれしそうに告白するのだった。バカ野郎っ(笑)。

 かつ、俺もいちおうジャーナリストの端くれなのか、「24時間監視され」「電磁波攻撃で体調が」とかの訴えをときどき受ける。

 そんなこんなで、統合失調症の被害妄想とは、付き合いが長いと言えるかもしれない。

 最近、統合失調症の患者を相手にするビッグビジネスを思いついた。

「全く善良な人を24時間監視し、悪口を言い、追い込んでキチガイに仕立てる連中が、確かにいるようです。その手法はこれこれです。あなたもその被害者なのですね。当社が調べて差し上げましょう。あなたを守りましょう」

 とかなんとか言って、果てしなく金を引っ張る(払わせる)のである。

 そんな「組織」など存在しないので、調査は果てしがなく、うまく調子を合わせて妄想をあおり続ければ、いつまでも金を引っ張れる。

 じつにオイシイ手口でしょ。オレオレ詐欺に飽きた半グレたちが乗り込んできたら大変だ!

 未確認情報によれば、そういう詐欺師はすでに存在し、大金を稼いでるんだとか。

 いつか捕まって、東京地裁の法廷へ出てくるんだろうか。

 出てきて、マスコミが大きく報道し解説すれば、それを見て病識を持ち、治療、寛解に至る人も出てくるかも。

 いや、マスコミはそんな危ない部分には触れず、警察発表を短報するだけかなぁ。

 昔は、統合失調症の患者は、「病院へ行け」と言われるか、相手にされないか、どっちかだったろう。

 ところが近年、ネットを通じて同病者が結集し、自分たちが正しいのだと確信を持つ(病識からどんどん遠ざかる)ようになったんじゃないか。

 今後どうなるのか。詐欺師に食われて疲弊していくのか、心配だ。

 統合失調症(昔の精神分裂病)とまではいえない、妄想障害というのもあるそうだ。
 どっちも昔からあったわけだが、近年のインターネットの普及にともない、病識を持ちにくくなり…。それゆえの事件が頻発し始めたら大変だ。

 24時間監視されてるとか、通行人等が自分の悪口を言ってるとか、電磁波攻撃を受け体がしびれるとか、毒を盛られるとか、しょーもないもの(たとえばスリッパ片方)をしょっちゅう盗まれるとかいう方は、ネットで“同種被害者”を求めず、まずは病院へ! と申し上げておきたい。
 脳や精神も病気になることは普通にあるんであり、しかしそれは生命に関わることではなく、重度の糖尿病とかより軽いともいえるんだから。

 こういう話、TVニュースやワイドショー、また大手新聞で、きちんと報じてくれるといいんだが…。

 ←これをクリックいただくと「週間IN」が10ポイント増え、1週間にわたり順位に影響するらしい。4月24日23時10分現在、「週間IN」の合計が200ポイントで12位~~。sweat01

 以下の『二つの手紙』(芥川龍之介著)、寺澤有さんから教わって知った。ネット検索してみたら、まんま全文かどうか知らないが、あった。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/165_15240.html

 

    

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