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カテゴリー「交通事故」の203件の記事

2023年9月28日 (木)

「道路交通法違反」3件、驚いた!

 本日9時50分から東京地裁の傍聴20席の法廷で「道路交通法違反」の判決。

 長年にわたり私は主に東京地裁でオービス裁判を傍聴してきたが、「うわ、ついにこんなことが起こった! 裁判官はどうすんだ? このまま判決しちゃうのか!?」という重要事件なのである。

 同じ法廷にもしも10時から色情事件の新件とか入っていたら、早々大行列になってしまう、やばっ!!!

 焦ってだいぶ早めに私は行った。ぜんぜん大丈夫だった。どんなにほっとしたか。

 判決の前に弁論再開か、と私はドキドキしたが、再開はなく、そのまま判決しちゃった。懲役4月、執行猶予3年。
 詳しくは雑誌記事かWeb記事として書かせてもらいたい。
 全国の検察官諸氏、裁判官諸氏が「マジかよっ」となるはずだ。私も「マジかよっ」となりました(笑)。

 

 11時から東京高裁で「業務上過失失火、業務上過失致傷」の控訴審第1回。
 「過失失火」「重過失失火」の裁判を私は過去に何件か傍聴してきた。今回はなんだろ、傍聴してみた。

 「ポリタンクの形状」という語が出てきた以外に、中身はさっぱりわからなかった。
 次回判決、見届けよう。

 

 11時30分、東京高裁の同じ法廷で「道路交通法違反」の控訴審判決。
 ぶっ飛んだね!
 第2事実の事実誤認と量刑不当の主張。原判決は、なんと罰金2万9千円!!!

 被告人(不出頭)には申し訳ないけど、私みたいなマニアからすれば「うおおー」である。
 2万9千円の内訳、そこがまた驚きなのだった。こんなの初めて傍聴した。
 雑誌記事かWeb記事に書かせてもらいたいと思う。

 

Screenshot-20230928-at-191110-3  15時から東京高裁の別の法廷で「道路交通法違反」の控訴審判決。
 15分ほど前に行くと、すでに16人が並んでいた。ん…?

裁判長 「主文。原判決を破棄する。被告人は無罪

 えーっ!!!
 法廷内には、報道記者席が9席あった。

 SBS信越放送が「コンビニから戻り「救護の意思は持っていた」ひき逃げに当たらず 一審の実刑破棄し逆転無罪の判決 異例の3度目の裁判 佐久市の中学生死亡事故で東京高裁」と報じている。画像はそのスクリーンショットだ。

 誰も気にしてないと思うけど(当然だよっ。笑)、この田村政喜裁判長は、横浜地裁にいたとき江口大和弁護士に有罪判決を言い渡した、あの田村政喜裁判長なのだ。
 その田村政喜裁判長が過去に東京地裁で言い渡した交通事故の無罪判決(被告人も弁護人も無罪主張じゃなかった!)も私は傍聴した。

 このことも、機会があればどこかに書かせてもらいたい。
 今夜はもう寝ます、早々と。

 ←9月28日19時30分現在、週間INが302位。

2023年4月24日 (月)

道端に駐車して開けたドアへ自転車が突っ込み

P1040107_20230424213801  「明石市長に脅迫メール=容疑で22歳男逮捕―兵庫県警」と2月20日付け時事通信。
 その被疑者と同姓同名の被告人の「偽計業務妨害、威力業務妨害」の審理の期日が今日15時30分から東京地裁であった。

 どぉしよう。今日はそれ1件しか手帳に傍聴予定がない。休んで原稿を書かねば。休もう。
 しかし、第1回公判(1月18日)を傍聴したところによれば「ネット中毒!」というべきこの若者の裁判、やっぱ追いかけたい…。

 

 どうせ出かけるならばと、13時ちょい前から行った。
 そしたらなんと、開廷表にその期日がなかった!!! 期日取消、あるよね~💦

 

 午後分の東京地裁の開廷表をざっと見た。13時30分からの何か新件を傍聴して帰ろうか。
 そしたらなんと、16時から「過失運転致傷(予備的訴因 業務上過失傷害)」の審理があった。
 ええっ、なにそれ、どゆこと? 見逃せないっ!

 こうして、16時まであれこれ傍聴せざるを得ないことになったのであった。私が悪いんじゃない(笑)。

 

 あれこれ傍聴した中から印象深かった事件をちらっと書く、のはヤメておこう。原稿がやばいのだ。

 16時からのそれは、道端に駐車して運転席のドアを開けたところへ自転車が突っ込み…という事件だった。
 「過失運転致傷」で起訴して審理が進んでいたのに、判決の直前になって「業務上過失傷害」を予備的訴因とすることにしたらしい。
 改めての論告・弁論をやって、次回判決。

 

 ドア開扉の事件を私は過去に何件も傍聴した。いまざっと見たところではどれも「業務上過失傷害」かな。
 本件の検察官はなぜ「過失運転致傷」で起訴したんだろう。
 新たな挑戦、だったのか、それとも上司に騙されたのか。

 

 ドア開扉による交通事故が「過失運転致傷」か「業務上過失傷害」か、世間的にはまったくどぉーでもいい話かと思う。
 でも、だからこそ、面白がって(興味をもって、程度の意味ですよ)追っかける者がいて、いいじゃないか。

 私の前に道はない。私の後ろにも道はない。空に雲があり。

 ←4月24日21時40分現在、週間INが502位。

2023年3月23日 (木)

破棄差戻し2件連続!

2303224  そんなことより諸君っ、3月22日(水)は東京高裁でなんと2件連続、破棄差戻しがありましたぞ! 

 

 14時、第8刑事部、805号法廷(近藤宏子裁判長)、「過失運転致死」。

裁判長 「主文。原判決を破棄する。本件を水戸地方裁判所に差し戻す」

 2019年11月の早朝、大型貨物車が中央分離帯の切れ目から転回(Uターン)しようとしたが、切れ目の幅は約7m、転回しきれず後輪が中央分離帯に乗り上げ止まった状態のところへ、転回開始時にはだいぶ遠くにいた被害車両が突っ込み、そのたぶん運転者が外傷性大動脈解離によるチョーカンエシ(と聞こえた)等で死亡。合掌。

 過失は1と2とふたつあり、検察官は1をメインとしたところ、原審は1を認めず2で有罪とした、が、2は認められないと高裁は言うのである。

 私は別のことを傍聴席で想った。
 現場は見通しが良かったらしい。前方で大きく転回を始めた大型貨物があり、進路を完全に塞いでいるのに、被害車両は突っ込んだ、としか聞こえなかった。ほ~!
 こういうところに興奮するタイプの私は傍聴マニアなのである。マイナー街道まっしぐらだ💨

 

 14時30分、第1刑事部、720号法廷(島田一裁判長)、「無免許過失運転致傷」。

裁判長 「主文。原判決を破棄する。本件を東京地方裁判所に差し戻す」

 これ、私は原審を傍聴している。東京地裁刑事第11部、吉田智宏裁判官、被告人は同種執行猶予中で、判決は懲役1年2月。
 私の超絶マニアックデータの備考欄にこうある。
「双極性2型障害、無免許で居眠り、対向車線へ逸走し路線バスと衝突。居眠りではなく突然の意識消失だと徹底否認」

 控訴審での取調べによれば、被告人は事故時、自らは知らずナルコレプシーに罹患していた疑いがあるという。
 改めて精神鑑定をし、どんな過失があったのか見定めなさい、という破棄差戻しかな。

 

 22日(水)の私の狙いは東京地裁、14時~17時の「傷害」の審理だった。
 上記超絶…の本件備考欄にはこうある。
「前科4犯、殺人で8年服役、居酒屋で喫煙を注意され店員に頭突き、鼻骨骨折」

 専門外だ、今日は休んで原稿を書こうか、いや、でも、殺人の前科者は珍しい。頑張って見届けよう、と出てきたのだ。
 3時間もとってるってことは、最初は警察官の尋問だろう、そこはパスしてもいいや、とあちこち傍聴するうち、破棄差戻しを1日に2件も傍聴するという珍事を得たのである。

 その「傷害」へ15時ちょい過ぎに行くと、もう終わってた、ええっ。
 なこともあるよねえ~。

 

 仕事場にバランスボールは邪魔だが、バランスボール的な腰掛け椅子、良さそうじゃん。
 私が昇降デスクといっしょに買った椅子は、見た目このタイプだけど底が凸状になってない。こんなのがあるとは知らなかったのだ。うむ~。

 いまこの記事を私は、昇降デスクを上げ、立って書いてる。
 パソコンを長時間使う人は、どんな姿勢をつくるかで、将来が大きく違うだろうと思いますよ。

 ←3月23日15時20分現在、週間INが602位。

2023年2月 5日 (日)

死亡事故、逮捕されコロナ感染が判明、39.9度

1705244-2  いつものように開廷表をメモっていたら、、、
 ええっ! 「卵の採卵に関する法律違反」、なんだそれ、聞いたこともない! 「卵の採卵」って何だよ!
 13時30分から? うっわ、俺はその時間、粗暴犯前科だけで22犯の、独り暮らしが寂しく料理はやったことがなく、夕食につい居酒屋へ行ってしまう酒乱71歳の被告人質問を傍聴してたよっ、ちっきしょう!

 さらに、、、
 事件番号が、なに? 「1わそのとき申述予定の…」ってなんだそれ! 「わ」ってことは地裁の公判請求事件なんだろうけど、単に「1」ってなんだよ、「そのとき…」ってあり得ない、どうなってんの!
 開廷は何時? まだ間に合う! けどもう大行列かも、やべっ!

 焦って目が覚めた。夢だった。

 最近傍聴した中から一部を記しておこう。 ※画像は究極の居酒屋「昭和」のオム焼きそば。チケット1枚。チケットは10枚1200円。

 

覚せい剤取締法違反
 「警視庁保管の証拠データ破損 覚醒剤事件、逮捕日のカメラ動画」と報じられた事件だ。マニア氏から情報をいただいて傍聴した。
 車両のエンジンを切ったとき19秒後に動画撮影が中断、2分経過してエンジン始動、その23秒後に撮影開始、瞬時に画面が変わっている、と聴き取れる部分があった。
 ちなみに2020年4月からだっけ「覚せい剤取締法」が「覚醒剤取締法」になった。本件の事件名は「覚せい剤」だ。

 

インターネット記事削除、謝罪文掲載等請求事件
 地裁民事の判決。原告・山口敬之氏の請求が一部認められた。

 

損害賠償請求事件
 地裁民事の判決。「SNSの投稿めぐり殺人事件遺族が岡口基一判事を訴えた裁判 岡口判事に対し賠償命じる」などと報じられている。

 

国家賠償請求事件
 原告は石元太一氏。横浜刑務所の刑務官を証人尋問…。


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傷害、名誉毀損
 「《元患者も告発》傷害・覚せい剤で逮捕の“黒コートの精神科医”の驚くべき“前科”「劇薬リタリンを102万錠処方で社会問題」「薬物依存の末に患者が死亡」と2022年3月の週刊文春。この事件だ。
 処方薬によるオーバードーズの蔓延、を感じさせ…。



過失運転致死
 自宅前の路地へバックで入る際、体調が悪く、アクセルを踏みすぎて事故。逮捕され警察で検温、39.9度も。急ぎ病院で検査、コロナ陽性って、なんちゅう事件だ!

 

 コロナで死亡事故の事件、あの風邪引き運転のような過労運転の罪には問われていなかった。
 アクセルとブレーキの踏み間違いではなく、単にアクセルを踏みすぎたのだという。出た速度は約20キロ。後ろに駐車していた車両の前部に衝突、その後ろでハッチバックのドアを開けて何かしていた人が死亡って、そ、そんなことがあっていいもんか!

 ←2月5日5時30分現在、週間INが702位。  

2022年4月 1日 (金)

過去のWeb記事

 過去にどんな記事を書いたか、どんどん遠くなってしまう。
 とりあえず『ドライバー』のWebサイトに書かせてもらったぶんを、ここで確認しておこうと思う。
 新たに書いたらここに足していきますんで。 ※最終更新:2022年7月28日

 

【速度違反】

2022/07/25 前後の速度測定可能な高性能レーダーパトカーが登場…北海道、日本無線の「JMA-401A」を採用

2022/07/22 オービス手前にある警告看板は、なぜ設置されている? 可搬式(移動式)の場合は

2022/07/15 新たな可搬式(移動式)オービスを新潟が落札! TKKでもSGGでもない、日本無線のオービスとは

2022/06/28 可搬式(移動式)オービスの取り締まり件数が減少傾向…? その理由を大胆予想

2022/06/20 可搬式オービスのカカシ効果…1台約1000万円!? 「速度違反を検挙できなくても…」警察官語る

2022/05/11 千葉の「移動式(可搬式)オービス」が高性能すぎる!? 都道府県別整備台数と取り締まり件数の最新データを入手

2020/04/18 可搬式オービスによるスピード違反取り締まり…「青切符」と「赤切符」の内訳は?

2022/01/31 速度違反への素朴な疑問。制限50キロは49キロまでセーフ? 一瞬の速度オーバーはありか?

2022/01/04 可搬式オービス、24時間で25台を撮影…現場警察官のSOSが聞こえる?

2021/12/06 オービスに捕まり、赤切符で罰金10万円…でも払えない。どうなる?

2021/10/15 「つきまとい男から逃げたくて」…首都高を176キロで走行した女性に判決。情状酌量の余地はある?

2021/09/30 首都高ルーレット族を狙った最終兵器? 光電式の「人力オービス」とは

2021/09/27 可搬式オービスの取り締まり件数、福岡が突出して多い理由とは

2021/09/24 全国交通安全運動では可搬式オービスが主役に…オービスの性能争いに新展開も?

2021/08/23 東京と沖縄は20キロ未満を相手にしない? 都道府県別に見るスピード違反取り締まりの実態

2021/07/26 東京で固定式オービス取り締まりが急増…大阪は激減…のなぜ【2020年の都道府県別データ】

2021/07/16 オービス定期点検のデータを改ざん…裁判で明らかになった「まさか」

2021/07/05 オービスの性能差があらわに? 2020年の都道府県別「取締り件数(もとい撮影枚数)」の資料が手に入った!

2021/06/16 可搬式オービス、取締り件数ではなく「撮影枚数」の集計に変わったのはなぜ!?

2021/06/12 【どっちなの?】オービスの光は「赤」なのか「白」なのか

2021/05/02 反則金稼ぎの一面も? 韓国が一般道の制限速度を50キロに引き下げ

2021/04/26 ステレオカメラ式オービス検証中!? 阪神高速の怪しい装置

2021/04/26 謎のオービス発見。半固定式か? その正体が明らかに

2021/04/21 最新の可搬式オービス「LSM-310」は2分割で運搬が断然便利になった

2021/04/05 沖縄のダンプカー重大事故、あのオービスはダミーだった

2021/03/19 オービスの測定値はホントに信頼できる? 否認裁判の証人、メーカー社員の発言に見る怪しさ

2021/02/24 近年減少傾向だった速度違反の取り締まりが2020年に増加。可搬式オービスが活躍?

2020/11/24 トンデモ逆転裁判!公務員が80キロのスピード違反…失職逃れて罰金刑に!

2020/10/27 むむ?光電管式の移動式オービスの目撃情報をマニアックに検討してみたら…

2020/10/19 ベテラン警部補が速度データ偽造を繰り返して逮捕…レーザーパトカー「LSM-100」の実績を上げるため?

2020/10/01 スクープ!? 可搬式オービス「LSM-300」に続き「LSM-310」が登場。仕様書も入手!

2020/09/28 「速度取締中」とデカデカ表示する新たな可搬式オービスが発見された!?

2020/08/26 プロ野球選手の首都高89キロ超過、どんな刑罰が待っている? 懲役刑を避ける方法とは

2020/07/31 なぜ岩手だけが多い?超過速度15キロ未満の取り締まり、340件中、岩手が239件の不思議

2020/07/31 「高速120キロ」は1台800万円の超高性能・可搬式オービスの活躍と「速度違反金」導入の前振りか!?

2020/07/07 高速道路上でも神出鬼没!? 新たなオービス「半固定式」の存在が明らかになった

2020/06/24 可搬式オービス「LSM-300」が使い物にならない実態が明らかに!2019年の全国取り締まり件数が少なすぎる?

2020/06/22 オービスでの取り締まり件数…大阪だけが1万件オーバーの不思議

2020/06/03 速度取り締まりの最終兵器が使い物にならない? 可搬式オービス「LSM-300」が“カカシ”化するであろう深いワケ

2020/05/18 「移動式オービス」と呼ぶのは間違い?「新たな速度違反自動取締装置」の呼称問題

2020/05/13 新型コロナでマスク装着。オービスに撮られてもセーフか!?

2020/04/21 首都高は速度超過80km/hが運命の分かれ目。スピード違反を罰金で解決できない職業とは?

 

【駐車違反】

2022/07/27 「私道は駐車違反で取り締まられない」は本当? 迷惑駐車トラブルを解決

2022/06/14 駐車取り締まりの民間委託、じつは大赤字の県も! それでも辞められない実情

2022/06/01 駐車違反で出頭したら明らかに損!なのに…富山の巡査が家族を身代わりに出頭させた、なぜ?

 

【飲酒運転】

2021/12/27 年末年始要注意!「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の決定的な違いとは? 罰則も大きく異なる

2020/09/23 呼気1リットル中0.7mgって…「酒気帯び運転」処罰対象の約5倍!なぜ「酒酔い運転」ではなかったのか?|元TOKIOの山口達也容疑者が「酒気帯び運転」で逮捕|

2021/01/11 なぜ不起訴に? 演歌歌手・小金沢昇司さんが酒気帯び運転・追突事故で逮捕…不起訴の理由とは

 

【無免許運転】

2021/12/07 【意外と知らない】免停中に無免許運転で捕まったら…その点数はどうなる?

2021/10/18 酒を飲んだ婚約者を迎えに行って「無免許&違反、他人になりすまし」…その裏にあった苛烈なDV

2021/09/22 木下都議が書類送検…でも「不起訴にはならない」と思われる理由

2021/01/13 無免許運転の罰則とは? お金で済まされない…前科があると執行猶予なしの懲役刑!

 

【運転免許の行政処分】

2021/06/26 警官「携帯で通話、見たぞ違反だ!」運転者「耳かいてました」で処分取り消し。レアな”逆転裁判”はなぜ起きた

2021/02/09 交通違反の点数は加点?減点? これがファイナルアンサーだ!

 

【自転車】

2022/06/03 なぜ自転車違反の取り締まりが激増? そして電動キックボード規制緩和後に待ち受けるもの

2021/04/18 ついにキタ!自転車の取り締まりに違反金制度で「大きな市場」が生まれる

2020/12/21 自転車でのひき逃げが多発? ややこしい罰則を紐解くと「自転車保険」の大事さがよくわかる

2020/08/24 自転車違反、兵庫県は全国の約半数!新型コロナで増えた自転車違反、警察はどんな違反を取り締まっている?

 

【交通事故】

2022/05/07 90歳の弁護士「事故は濡れ衣」、「警察が事故を隠蔽」、「ディープフェイクだ」と無罪を主張

2022/03/14 飲酒運転による危険運転致死傷…千葉県八街市の児童死傷事故、上限が懲役15年の理由とは

2021/12/01 踏み間違い死亡事故の88%は高齢者…加害者には厳罰!で問題は解決するのか

2021/08/24 加害者はウソをつき放題!? 交通事故における「死人に口なし」を裏付ける恐ろしいデータを発見

2021/07/19 池袋暴走事故、なぜ求刑は「懲役」ではなく「禁錮」だったのか?

2020/10/12 池袋踏み間違い暴走事故、似た裁判ではどんな判決が?

 

【その他】

2022/06/03 なぜ自転車違反の取り締まりが激増? そして電動キックボード規制緩和後に待ち受けるもの

2022/05/17 立候補するにもお金と忍耐が必要!? 参院選挙の事前説明会に迷い込んだ交通ジャーナリストの昔話

2022/4/25 電動キックボードの交通違反はどう取り締まる? 歩道上の駐車はアウトかセーフか

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2021/05/26 歩行者が譲ってくれたから横断歩道を通過…これも違反なの?|交通違反グレーゾーン|

2021/05/21 ガス欠で路側帯に停止…積荷を落下させた…法律上はアウトかセーフか【道交法を深堀り】

2021/01/19 なぜ危険な場所にバス停が数千カ所もある?…しかし法律上は「安全」とされる理由

2020/11/17 兵庫県知事がUターン違反。ゴールド免許じゃなくなるし、臨時認知機能検査を受けることに?

2020/11/16 あおり運転、罰金の相場は30万円か?

2020/07/21 自身のドラレコが「あおり運転」を裏付けた…初の「あおり運転厳罰化」適用、どんな運転で罰金はいくらになる!?

2020/07/21 厳罰化で「あおり運転(妨害運転)」は減るのか減らないのか

2020/05/05 待ち伏せ取り締まりの罠にハマり、素敵な若奥さんがブチ切れ。違反切符を破いた理由とは

2020/05/05 違反切符を破いて捨てたら、反則金や罰金で済まされず、まさかの逮捕!?

2020/04/26 交通取り締まりが劇的スムーズに!警察官は携帯端末「TAP」で何をやっているの?

2020/04/16 そりゃないよ!ズルい交通取り締まりが横行する理由とは【警察庁作成のデータから判明】

2019/12/04 現代の「あおり運転」なんて目じゃない。昔のあおりも尋常じゃなかったエピソード7選

 

【裁判傍聴より】

2022/01/25 約22年間マンションの配管室に寝泊まり…拡大自殺をやめた理由に仰天。本当にあった裁判傍聴記

2021/05/18 オレオレ詐欺の“受け子”調達は…ニュース報道が支えている?|裁判傍聴マニアからのひと言|

 

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2020年11月24日 (火)

「重過失傷害」があると聞き!

200929  今日は裁判所へ行かず原稿をばりばり書く予定だった。
 なのにっ! マニア氏からメールあり。16時から東京地裁で「重過失傷害」の新件があると。なにいっ! 

 「重過失傷害」「重過失致死」は自転車の事故が多い。犬の咬みつきやマンションの立体駐車場での事故などもあるけれど、自転車の事故が圧倒的に多い。私は自転車事故の裁判を可能な限り全件傍聴したいと思っている。 ※ごめん、犬の咬みつきはもっぱら「過失傷害」だっけ。

 原稿は書かねばならぬが「重過失傷害」の期日があると知ったからには行かねばならぬ。ちっきしょう、ありがとうございます。この分裂した気持ち、分かってもらえますかね。知らずに傍聴できないのは仕方ないが、知って傍聴しないのは許されない。

 どうせ行くならほかにもちらっと傍聴したい、と思うのが普通でしょ。往復の時間と電車賃を考えれば(笑)。

 14時過ぎに行き、まずは「詐欺、詐欺未遂」の新件を傍聴した。未払いの何かがあって訴訟を起こされている、大変だ、ついては…という詐話で高齢者を騙し、200万円とか300万円とか宅配便で送らせる手口の詐欺だった。検察官の長い起訴状朗読を聞いてて、この手口の詐欺もまたヤリ放題なんだなぁ! と思えた。

 それから、「重過失傷害」のことを教えてくれたマニア氏が、これはすごいとしきりに言うので東京簡裁の「窃盗」へ。いやはやマジすごかった!
 こんなことが平日の昼間に、って言い方も変だけども、法廷でおこなわれているとは、だぁれも知るまい、震撼するよねっ。あとでメルマガでご報告できればと。

 そうして16時から「重過失傷害」の新件。やはり自転車の事故で、いくつか見所があった。

Dsc_00071  私は原稿がヤバイから真っ直ぐ帰らなきゃいけないんだけども、「重過失傷害」のことを教えてくれたマニア氏が、銀座へ飲みに行きたそうな雰囲気だったので、んもぉしょーがないね、つきあってあげた。 ←うそつけ、お前が飲みに行きたかったんだろ(笑)。 ←そ、そんなことないです、ほんとヤバイんですって(泣)。

 ま、そういうふうな感じで日々が過ぎていく。

※画像下が、今日銀座で飲んだ酒。画像上は、以前同じ店で飲んだ酒。いずれも1杯250円だったかな。そのうち鬼滅ワンカップとか出そう。てかもう出てるかも。

 ←11月24日23時50分現在、週間INが70で3位

2020年6月30日 (火)

全社横並びの上っ面報道、The News Surface!

2006282  「20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落」と2018年3月15日付け「週刊現代」。
 「超有名弁護士」とは、元東京地検特捜部長、元名古屋高検検事長の石川達紘氏である。

 その事件が「過失運転致死、道路交通法違反」として2020年2月17日、東京地裁の法廷へ出てきた。倍率約5倍の傍聴券抽選に、導かれたか私は当たり、第1回公判をメルマガで詳細レポートした。以下だ。

 第2372号「元高検検事長のレクサス、時速120キロで320mを暴走!
 第2373号「元検事長のレクサス暴走事故、もしや本当に車両の不具合?

 6月30日(火)、その審理の期日があった。前回の5月11日は、コロナでか取り消されており、久々の期日だ。
 また傍聴券抽選、当たり券は11枚ぽっち、並んだのは32人。
 そしてまたも導かれたか、私はさくっと当たってしまった。

 法廷の前で、どんだけ異様な超厳重警備があったか。あれを記者クラブメディアが報じることはないはず。経験した人と、上記メルマガを読んだ人以外、つまり日本国民の9.99999999%99.9999999%)は知らない、そんなことは日本国にはいっぱいあるはず。私が知ってることより知らないことのほうが何万倍も多いだろう。

 しかし! 裁判所で日々なにが行われているか、私は17年間か見てきたので、知らないジャンルで起こっていることに、ま、耳を傾けられる人間になった、とはいえる。

 今日の期日は弁護人立証から。電子制御の自動車の意図しない加速でリコール、それは過去にけっこうあるのだ、ということを、なんか大した経歴らしい人が証言する途中で、私はそっと出た。
 東京簡裁のほうで「道路交通法違反」の新件があったのだ。これは見逃せない! オービスの否認事件ではなかったが、存分に「うわぁ!」な事件だった。

 この日は、流行の「あおり運転」をやったとして全国報道された「傷害」も傍聴した。おいおぃ、被害者とされたタクシー運転手のほうがじつは悪いんじゃないの? と思える事情があった。

 病院へ行くため勾留停止とされた男が逃亡した、と全国報道された「犯人隠避教唆」も傍聴した。これも、うっわ、そんな背景があったのか、その部分は絶対に報道されないわなぁ! と思えた。

 いや、司法記者クラブの記者諸氏も、ディープなことを報道したいはず。記事を書いちゃったかもしれない。けど“上のほう”が許さず、記者氏が少し詳しく書いた記事も、全社横並びの上っ面報道(The News Surface)に落とされる、ディープなネタを会議に出しても鼻で笑われる、そういうことがあるんじゃないかと私は想像してます。頑張りましょう。

 明日こそ、いっくらなんでも必ず「半固定式オービス」についてのネット記事を書こう! ←大丈夫か?

 画像は、東北地方の某ピザ店。持ち帰り半額だというので寄ったのだ。じつは数日前、やむを得ない事情がありレンタカーで東北地方へ行ったのね、ホンダのNBOXで。NBOX、いいわ~! 

 ←6月30日21時50分現在、週間INが60で4位~!

2020年2月17日 (月)

元特捜部長、レクサスで暴走、傍聴した!

 「元特捜部長」として有名な元名古屋高検検事長・石川達紘氏を被告人とする「過失運転致死傷、道路交通法違反」の第1回公判が2月17日(月)、東京地裁の426号法廷(38席)であった。

Img_1247_20200217210701  傍聴券抽選。当たり券は18枚。阿曽山大噴火さんによると87人が当たり券を求めて並んだそうだ。
 そんなことになるだろうとき、普段の私は並ばない。バカバカしいので。
 特に17日は同時刻から横浜地裁で、メルマガ第2357号「カジノ誘致のお膝元で、スロット依存の警察官が特殊詐欺!」の第2回公判があった。横浜へ行こう。先週まではそのつもりでいた。

 しかしっ! 石川達紘被告人の事件、私が傍聴しなくて誰が傍聴する、という使命感みたいなものに急に駆られた。
 テレビ・新聞は、いつだって横並び、表面的な短報しかしない。記者氏が詳細な記事を書いても上が削ってしまうんじゃないかと私は想像している。裁判員裁判における公判前整理手続きならぬ「報道前整理手続き」だ。
 本当のところをレポートできるのは私だけかも。私は交通事故の裁判を多く傍聴してきているし。

 ということで東京地裁へ出かけた。
 傍聴券抽選の締切りは13時00分。自分でも不思議な感覚があった、明鏡止水というか、当たっても当たらなくてもいい、でも当たりそう、そんな感覚。
 そしたら当たった。嗚呼、こういうことなのだな、と不思議な納得感があった。

 そうして傍聴しました!
 「元特捜部長が起訴内容否認「天地神明に誓って・・・」」などとすでに報道されている。


 「道路交通法違反」の部分は何なのか、あの否認がもしも本当なら日本経済は大変なことになるぞ! というあたりを中心に、メルマガ次号で詳細レポートをしよう。
 もしかしたら2号に分けるかもしれない。でも、ほかに重要事件がいくつもある。1事件は1号に収めたい。うーん、と唸ってメルマガ原稿へ戻ります。

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 これ長野で買って飲んだ。「甘口」とあるが、甘口辛口の範疇を飛び越えてる。濁り酒とは異世界。想像を絶する逸品ですぞ! どぶろくは美容に良いと言われる。これを売りにする居酒屋は女子に大人気。テレビが全局取り上げ犯情、もとえ繁盛間違いなしっ。 

 ←2月17日21時00分現在、週間INが90で3位

2019年7月23日 (火)

池袋暴走事故の元官僚を重く処罰する方法

 申し訳ない、忙しいのでごく簡単に。
 「【報ステ】池袋暴走から3カ月 遺族が厳罰求める」とテレビ朝日。

1907212-2_20190722235401  私は高齢者の踏み間違い死亡事故の裁判を傍聴したことがある。スーパーの駐車場から出る際、ブレーキとアクセルを踏み間違えて直進暴走、対向車線側の歩道へ突っ込み、というとんでもない死亡事故だった。判決は禁錮3年、執行猶予5年。
 踏み間違え事故はほかにもいろいろ傍聴したが、すべて執行猶予判決だった。
 どんなに大切な命が無残に失われても、裁判的には善良な市民による過失の事故。執行猶予が当たり前なのだ。被害が負傷も死亡も含めての不起訴率は9割の手前だっけ、9割を超えてたっけ。

 しかし今回の「旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(88)」の事件を重く処罰する手はあると思う。
 検察官が裁判でこう主張すればいいのだ。

検察官 「ブレーキとアクセルという真反対の働きをするペダルを、目視することなく高齢者が毎回必ず的確に操作することは論理則、経験則等に照らして困難というべきである。かつ、高齢になるほど踏み間違いに気づくのが遅れ、足を動かしてブレーキを踏む操作が遅れることは当然である。アクセルを踏みっぱなしとなり重大事故を惹起する危険性は当然にあるというべきである。ゆえに、踏み違えた場合にアクセルをキャンセルする等、重大事故を未然に回避するための装置が市販されている。ところが被告人は、そうした装置を装着することなく漫然と本件自動車を運転したのであり、その責任は極めて重大といわなければならない。本件は未必的故意による殺人にも匹敵するというべきであり、一般予防(※見せしめ)の見地からも厳罰に処する必要があります!」

 私が弁護人ならこう弁護する。

弁護人 「ブレーキとアクセルという真反対の働きをするペダルを足下の暗がりに配置し、目視することなく絶対的確に操作させる、そういう車両は本邦では当たり前に販売されているのであります。被告人は、高齢ゆえに危険だとメーカー、販売店から指導されたことはありません。踏み間違え防止装置については、本件ののちに報道でちらっと見たのみです。我々の社会は本件のような重大事故を容認していたということができます。容認されて日々起こり続ける同種事故の、本件はたまたま1つに過ぎないのです。被告人が元高級官僚であるからと憎悪を集中して満足するのは、社会正義に反すると思料します」

 さぁ、裁判官はどうするのか。
 現実には、前例踏襲で執行猶予とするか、世論の盛り上がりに配慮してとりあえず軽めの実刑にするか、どっちにしても、同種事故はこれからも起こり続けるだろう。

 私はこの裁判を是非とも傍聴したい。検察官、裁判官が何を主張するのか聞きたい。しかし! 大報道された事件ゆえ傍聴券抽選となる可能性がある。傍聴券の事件となれば「おっ、何だなんだ!」と人が集まる。傍聴席52席の法廷を使うとしても抽選の倍率は高いはず。しかも、記者クラブが52席のうち15席ほど取るだろう。倍率はさらに高くなる。
 記者クラブ加盟社は全社どうせ決まり切った短報しかしないのに、なんで15席も埋めるのか、勘弁してよっ、と言いたい。1席を私にくれればすごい記事を出せますよ。なぬ、抜け駆けはできない? しょんなこと言わないでさ~(必死)。

※ 画像は先日農家の直売所で買った野菜。右下はみょうがだ。全品100円ぽっきり。だからなす2袋、プチトマト1袋、きうり1袋(4本)、みょうが1袋、重いキャベツ1個で合計600円。
 最近毎日なす焼きを食べてる。適宜の大きさに切ってごま油とか少し使ってフライパンでじんわり焼くと旨いのだよぅ。「亀甲萬 御用蔵醤油」、これで食べると味に深みが出て絶品。こんな醤油が世の中にあるのか! もう遅いかもしれないがお中元に最適と思う。

 ←7月22日23 時50分現在、週間INが140で3位~!

2019年6月 1日 (土)

池袋暴走事故の元エリート官僚(87歳)は不起訴か!?

 だいぶショッキングなことが報じられた。忙しいのでごく簡単に。
 以下は5月31日付け産経新聞、の一部だ。

池袋暴走事故、元院長の免許取り消し処分を決定 都公安委
 東京・池袋で乗用車が暴走し母子2人が死亡した事故で、東京都公安委員会は31日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)の運転免許を取り消す行政処分を決定した。
 警視庁によると、手続きを経て、免許取り消し処分が執行される見通し。飯塚元院長と代理人は同日、警視庁本部で実施された違反についての聴聞会を欠席したという。

 違反にも事故にも点数が付されている。いわゆる事故点数(交通事故の付加点数)は、本人の責任が重い場合の死亡事故だと20点(リンク先は警視庁)。
 行政処分歴がゼロ回、累積点数がゼロ点でも、15点で免許取消処分の基準に該当する。20点はばりばり該当する。
 取消処分の前には「意見の聴取」がある。本人または代理人が出席しなければ、公安委員会(実質は警察)が決めたとおりの処分量定で処分が執行される。

Img_1425  通常、処分までけっこう何カ月もかかるようだ。半年程度が普通だった頃もある。
 現在の期間を私はよく知らないが、事故から約1カ月半というのは異例の早さかと思われる。

 ところが産経新聞は「意見の聴取」ではなく「聴聞会」と報じている。
 これ何を意味するか!
 「意見の聴取」を行わなくていいケースの1つに「認知症であることが判明したとき」というのがある(道路交通法第103条第1項第1号の2および同第5項)。
 「飯塚幸三元院長(87)」は認知症と判明したのか!?
 その場合に聴聞を行なう根拠法令は何か、今ちょっと調べている暇がない。
 とにかく、認知症と判明したなら、刑事処分は不起訴の可能性がある。「上級国民を認知症で逃がしてやったのか!」と、また祭りになるんじゃないか。
 だからこれ、だいぶショッキングな報道なのだ!

 ……ただ、聴聞ではなく「聴聞会」となっているところが、ちらっと気になる。
 マニアックにいえば、道路交通法でも行政手続法でも「聴聞」に「会」なんて付かない。
 どう申し上げていいのか、たとえば道路交通法など見たこともなく、処分を逃れたいだけの人なんかは「意見の聴取」を頑として「聴聞会」と呼ぶことがあるようだ。
 産経新聞の本件記事を書いた人も、校閲の人も、たまたま偶然そういうところにどっぷり浸かってきた人で、警視庁は「意見の聴取」と正しく記者発表したのに、自らの常識にしたがってあえて「聴聞会」にした…というのは、うーん、交通違反マニアの妄想が過ぎますか?

 ←6月1日0時40分現在、週間INが110で3位~。

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