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カテゴリー「交通事故」の200件の記事

2022年4月 1日 (金)

過去のWeb記事

 過去にどんな記事を書いたか、どんどん遠くなってしまう。
 とりあえず『ドライバー』のWebサイトに書かせてもらったぶんを、ここで確認しておこうと思う。
 新たに書いたらここに足していきますんで。

 

【速度違反】

2022/06/20 可搬式オービスのカカシ効果…1台約1000万円!? 「速度違反を検挙できなくても…」警察官語る

2022/05/11 千葉の「移動式(可搬式)オービス」が高性能すぎる!? 都道府県別整備台数と取り締まり件数の最新データを入手

2020/04/18 可搬式オービスによるスピード違反取り締まり…「青切符」と「赤切符」の内訳は?

2022/01/31 速度違反への素朴な疑問。制限50キロは49キロまでセーフ? 一瞬の速度オーバーはありか?

2022/01/04 可搬式オービス、24時間で25台を撮影…現場警察官のSOSが聞こえる?

2021/12/06 オービスに捕まり、赤切符で罰金10万円…でも払えない。どうなる?

2021/10/15 「つきまとい男から逃げたくて」…首都高を176キロで走行した女性に判決。情状酌量の余地はある?

2021/09/30 首都高ルーレット族を狙った最終兵器? 光電式の「人力オービス」とは

2021/09/27 可搬式オービスの取り締まり件数、福岡が突出して多い理由とは

2021/09/24 全国交通安全運動では可搬式オービスが主役に…オービスの性能争いに新展開も?

2021/08/23 東京と沖縄は20キロ未満を相手にしない? 都道府県別に見るスピード違反取り締まりの実態

2021/07/26 東京で固定式オービス取り締まりが急増…大阪は激減…のなぜ【2020年の都道府県別データ】

2021/07/16 オービス定期点検のデータを改ざん…裁判で明らかになった「まさか」

2021/07/05 オービスの性能差があらわに? 2020年の都道府県別「取締り件数(もとい撮影枚数)」の資料が手に入った!

2021/06/16 可搬式オービス、取締り件数ではなく「撮影枚数」の集計に変わったのはなぜ!?

2021/06/12 【どっちなの?】オービスの光は「赤」なのか「白」なのか

2021/05/02 反則金稼ぎの一面も? 韓国が一般道の制限速度を50キロに引き下げ

2021/04/26 ステレオカメラ式オービス検証中!? 阪神高速の怪しい装置

2021/04/26 謎のオービス発見。半固定式か? その正体が明らかに

2021/04/21 最新の可搬式オービス「LSM-310」は2分割で運搬が断然便利になった

2021/04/05 沖縄のダンプカー重大事故、あのオービスはダミーだった

2021/03/19 オービスの測定値はホントに信頼できる? 否認裁判の証人、メーカー社員の発言に見る怪しさ

2021/02/24 近年減少傾向だった速度違反の取り締まりが2020年に増加。可搬式オービスが活躍?

2020/11/24 トンデモ逆転裁判!公務員が80キロのスピード違反…失職逃れて罰金刑に!

2020/10/27 むむ?光電管式の移動式オービスの目撃情報をマニアックに検討してみたら…

2020/10/19 ベテラン警部補が速度データ偽造を繰り返して逮捕…レーザーパトカー「LSM-100」の実績を上げるため?

2020/10/01 スクープ!? 可搬式オービス「LSM-300」に続き「LSM-310」が登場。仕様書も入手!

2020/09/28 「速度取締中」とデカデカ表示する新たな可搬式オービスが発見された!?

2020/08/26 プロ野球選手の首都高89キロ超過、どんな刑罰が待っている? 懲役刑を避ける方法とは

2020/07/31 なぜ岩手だけが多い?超過速度15キロ未満の取り締まり、340件中、岩手が239件の不思議

2020/07/31 「高速120キロ」は1台800万円の超高性能・可搬式オービスの活躍と「速度違反金」導入の前振りか!?

2020/07/07 高速道路上でも神出鬼没!? 新たなオービス「半固定式」の存在が明らかになった

2020/06/24 可搬式オービス「LSM-300」が使い物にならない実態が明らかに!2019年の全国取り締まり件数が少なすぎる?

2020/06/22 オービスでの取り締まり件数…大阪だけが1万件オーバーの不思議

2020/06/03 速度取り締まりの最終兵器が使い物にならない? 可搬式オービス「LSM-300」が“カカシ”化するであろう深いワケ

2020/05/18 「移動式オービス」と呼ぶのは間違い?「新たな速度違反自動取締装置」の呼称問題

2020/05/13 新型コロナでマスク装着。オービスに撮られてもセーフか!?

2020/04/21 首都高は速度超過80km/hが運命の分かれ目。スピード違反を罰金で解決できない職業とは?

 

【駐車違反】

2022/06/14 駐車取り締まりの民間委託、じつは大赤字の県も! それでも辞められない実情

2022/06/01 駐車違反で出頭したら明らかに損!なのに…富山の巡査が家族を身代わりに出頭させた、なぜ?

 

【飲酒運転】

2021/12/27 年末年始要注意!「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の決定的な違いとは? 罰則も大きく異なる

2020/09/23 呼気1リットル中0.7mgって…「酒気帯び運転」処罰対象の約5倍!なぜ「酒酔い運転」ではなかったのか?|元TOKIOの山口達也容疑者が「酒気帯び運転」で逮捕|

2021/01/11 なぜ不起訴に? 演歌歌手・小金沢昇司さんが酒気帯び運転・追突事故で逮捕…不起訴の理由とは

 

【無免許運転】

2021/12/07 【意外と知らない】免停中に無免許運転で捕まったら…その点数はどうなる?

2021/10/18 酒を飲んだ婚約者を迎えに行って「無免許&違反、他人になりすまし」…その裏にあった苛烈なDV

2021/09/22 木下都議が書類送検…でも「不起訴にはならない」と思われる理由

2021/01/13 無免許運転の罰則とは? お金で済まされない…前科があると執行猶予なしの懲役刑!

 

【運転免許の行政処分】

2021/06/26 警官「携帯で通話、見たぞ違反だ!」運転者「耳かいてました」で処分取り消し。レアな”逆転裁判”はなぜ起きた

2021/02/09 交通違反の点数は加点?減点? これがファイナルアンサーだ!

 

【自転車】

2022/06/03 なぜ自転車違反の取り締まりが激増? そして電動キックボード規制緩和後に待ち受けるもの

2021/04/18 ついにキタ!自転車の取り締まりに違反金制度で「大きな市場」が生まれる

2020/12/21 自転車でのひき逃げが多発? ややこしい罰則を紐解くと「自転車保険」の大事さがよくわかる

2020/08/24 自転車違反、兵庫県は全国の約半数!新型コロナで増えた自転車違反、警察はどんな違反を取り締まっている?

 

【交通事故】

2022/05/07 90歳の弁護士「事故は濡れ衣」、「警察が事故を隠蔽」、「ディープフェイクだ」と無罪を主張

2022/03/14 飲酒運転による危険運転致死傷…千葉県八街市の児童死傷事故、上限が懲役15年の理由とは

2021/12/01 踏み間違い死亡事故の88%は高齢者…加害者には厳罰!で問題は解決するのか

2021/08/24 加害者はウソをつき放題!? 交通事故における「死人に口なし」を裏付ける恐ろしいデータを発見

2021/07/19 池袋暴走事故、なぜ求刑は「懲役」ではなく「禁錮」だったのか?

2020/10/12 池袋踏み間違い暴走事故、似た裁判ではどんな判決が?

 

【その他】

2022.06.03 なぜ自転車違反の取り締まりが激増? そして電動キックボード規制緩和後に待ち受けるもの

2022/06/01 駐車違反で出頭したら明らかに損!なのに…富山の巡査が家族を身代わりに出頭させた、なぜ?

2022/05/17 立候補するにもお金と忍耐が必要!? 参院選挙の事前説明会に迷い込んだ交通ジャーナリストの昔話

2022/4/25 電動キックボードの交通違反はどう取り締まる? 歩道上の駐車はアウトかセーフか

2022/03/27 2021年の交通違反取締り件数ナンバー2は「速度違反」…もっとも多かったのは?

2022/03/24 風邪ひき運転で事故を起こしたら? なんと罰金は酒気帯び運転と同額だった!

2022/01/20 さすがは北海道…冬タイヤの規則が緻密すぎる! 地方によってさまざまな冬タイヤ規則事情

2022/01/17 なぜ左後輪ばかり? 大型車のタイヤ脱落、10年で12倍の理由とは

2021/05/26 歩行者が譲ってくれたから横断歩道を通過…これも違反なの?|交通違反グレーゾーン|

2021/05/21 ガス欠で路側帯に停止…積荷を落下させた…法律上はアウトかセーフか【道交法を深堀り】

2021/01/19 なぜ危険な場所にバス停が数千カ所もある?…しかし法律上は「安全」とされる理由

2020/11/17 兵庫県知事がUターン違反。ゴールド免許じゃなくなるし、臨時認知機能検査を受けることに?

2020/11/16 あおり運転、罰金の相場は30万円か?

2020/07/21 自身のドラレコが「あおり運転」を裏付けた…初の「あおり運転厳罰化」適用、どんな運転で罰金はいくらになる!?

2020/07/21 厳罰化で「あおり運転(妨害運転)」は減るのか減らないのか

2020/05/05 待ち伏せ取り締まりの罠にハマり、素敵な若奥さんがブチ切れ。違反切符を破いた理由とは

2020/04/16 そりゃないよ!ズルい交通取り締まりが横行する理由とは【警察庁作成のデータから判明】

2020/05/05 違反切符を破いて捨てたら、反則金や罰金で済まされず、まさかの逮捕!?

2020/04/26 交通取り締まりが劇的スムーズに!警察官は携帯端末「TAP」で何をやっているの?

2019/12/04 現代の「あおり運転」なんて目じゃない。昔のあおりも尋常じゃなかったエピソード7選

 

【裁判傍聴より】

2022/01/25 約22年間マンションの配管室に寝泊まり…拡大自殺をやめた理由に仰天。本当にあった裁判傍聴記

2021/05/18 オレオレ詐欺の“受け子”調達は…ニュース報道が支えている?|裁判傍聴マニアからのひと言|

 

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2020年11月24日 (火)

「重過失傷害」があると聞き!

200929  今日は裁判所へ行かず原稿をばりばり書く予定だった。
 なのにっ! マニア氏からメールあり。16時から東京地裁で「重過失傷害」の新件があると。なにいっ! 

 「重過失傷害」「重過失致死」は自転車の事故が多い。犬の咬みつきやマンションの立体駐車場での事故などもあるけれど、自転車の事故が圧倒的に多い。私は自転車事故の裁判を可能な限り全件傍聴したいと思っている。 ※ごめん、犬の咬みつきはもっぱら「過失傷害」だっけ。

 原稿は書かねばならぬが「重過失傷害」の期日があると知ったからには行かねばならぬ。ちっきしょう、ありがとうございます。この分裂した気持ち、分かってもらえますかね。知らずに傍聴できないのは仕方ないが、知って傍聴しないのは許されない。

 どうせ行くならほかにもちらっと傍聴したい、と思うのが普通でしょ。往復の時間と電車賃を考えれば(笑)。

 14時過ぎに行き、まずは「詐欺、詐欺未遂」の新件を傍聴した。未払いの何かがあって訴訟を起こされている、大変だ、ついては…という詐話で高齢者を騙し、200万円とか300万円とか宅配便で送らせる手口の詐欺だった。検察官の長い起訴状朗読を聞いてて、この手口の詐欺もまたヤリ放題なんだなぁ! と思えた。

 それから、「重過失傷害」のことを教えてくれたマニア氏が、これはすごいとしきりに言うので東京簡裁の「窃盗」へ。いやはやマジすごかった!
 こんなことが平日の昼間に、って言い方も変だけども、法廷でおこなわれているとは、だぁれも知るまい、震撼するよねっ。あとでメルマガでご報告できればと。

 そうして16時から「重過失傷害」の新件。やはり自転車の事故で、いくつか見所があった。

Dsc_00071  私は原稿がヤバイから真っ直ぐ帰らなきゃいけないんだけども、「重過失傷害」のことを教えてくれたマニア氏が、銀座へ飲みに行きたそうな雰囲気だったので、んもぉしょーがないね、つきあってあげた。 ←うそつけ、お前が飲みに行きたかったんだろ(笑)。 ←そ、そんなことないです、ほんとヤバイんですって(泣)。

 ま、そういうふうな感じで日々が過ぎていく。

※画像下が、今日銀座で飲んだ酒。画像上は、以前同じ店で飲んだ酒。いずれも1杯250円だったかな。そのうち鬼滅ワンカップとか出そう。てかもう出てるかも。

 ←11月24日23時50分現在、週間INが70で3位

2020年6月30日 (火)

全社横並びの上っ面報道、The News Surface!

2006282  「20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落」と2018年3月15日付け「週刊現代」。
 「超有名弁護士」とは、元東京地検特捜部長、元名古屋高検検事長の石川達紘氏である。

 その事件が「過失運転致死、道路交通法違反」として2020年2月17日、東京地裁の法廷へ出てきた。倍率約5倍の傍聴券抽選に、導かれたか私は当たり、第1回公判をメルマガで詳細レポートした。以下だ。

 第2372号「元高検検事長のレクサス、時速120キロで320mを暴走!
 第2373号「元検事長のレクサス暴走事故、もしや本当に車両の不具合?

 6月30日(火)、その審理の期日があった。前回の5月11日は、コロナでか取り消されており、久々の期日だ。
 また傍聴券抽選、当たり券は11枚ぽっち、並んだのは32人。
 そしてまたも導かれたか、私はさくっと当たってしまった。

 法廷の前で、どんだけ異様な超厳重警備があったか。あれを記者クラブメディアが報じることはないはず。経験した人と、上記メルマガを読んだ人以外、つまり日本国民の9.99999999%99.9999999%)は知らない、そんなことは日本国にはいっぱいあるはず。私が知ってることより知らないことのほうが何万倍も多いだろう。

 しかし! 裁判所で日々なにが行われているか、私は17年間か見てきたので、知らないジャンルで起こっていることに、ま、耳を傾けられる人間になった、とはいえる。

 今日の期日は弁護人立証から。電子制御の自動車の意図しない加速でリコール、それは過去にけっこうあるのだ、ということを、なんか大した経歴らしい人が証言する途中で、私はそっと出た。
 東京簡裁のほうで「道路交通法違反」の新件があったのだ。これは見逃せない! オービスの否認事件ではなかったが、存分に「うわぁ!」な事件だった。

 この日は、流行の「あおり運転」をやったとして全国報道された「傷害」も傍聴した。おいおぃ、被害者とされたタクシー運転手のほうがじつは悪いんじゃないの? と思える事情があった。

 病院へ行くため勾留停止とされた男が逃亡した、と全国報道された「犯人隠避教唆」も傍聴した。これも、うっわ、そんな背景があったのか、その部分は絶対に報道されないわなぁ! と思えた。

 いや、司法記者クラブの記者諸氏も、ディープなことを報道したいはず。記事を書いちゃったかもしれない。けど“上のほう”が許さず、記者氏が少し詳しく書いた記事も、全社横並びの上っ面報道(The News Surface)に落とされる、ディープなネタを会議に出しても鼻で笑われる、そういうことがあるんじゃないかと私は想像してます。頑張りましょう。

 明日こそ、いっくらなんでも必ず「半固定式オービス」についてのネット記事を書こう! ←大丈夫か?

 画像は、東北地方の某ピザ店。持ち帰り半額だというので寄ったのだ。じつは数日前、やむを得ない事情がありレンタカーで東北地方へ行ったのね、ホンダのNBOXで。NBOX、いいわ~! 

 ←6月30日21時50分現在、週間INが60で4位~!

2020年2月17日 (月)

元特捜部長、レクサスで暴走、傍聴した!

 「元特捜部長」として有名な元名古屋高検検事長・石川達紘氏を被告人とする「過失運転致死傷、道路交通法違反」の第1回公判が2月17日(月)、東京地裁の426号法廷(38席)であった。

Img_1247_20200217210701  傍聴券抽選。当たり券は18枚。阿曽山大噴火さんによると87人が当たり券を求めて並んだそうだ。
 そんなことになるだろうとき、普段の私は並ばない。バカバカしいので。
 特に17日は同時刻から横浜地裁で、メルマガ第2357号「カジノ誘致のお膝元で、スロット依存の警察官が特殊詐欺!」の第2回公判があった。横浜へ行こう。先週まではそのつもりでいた。

 しかしっ! 石川達紘被告人の事件、私が傍聴しなくて誰が傍聴する、という使命感みたいなものに急に駆られた。
 テレビ・新聞は、いつだって横並び、表面的な短報しかしない。記者氏が詳細な記事を書いても上が削ってしまうんじゃないかと私は想像している。裁判員裁判における公判前整理手続きならぬ「報道前整理手続き」だ。
 本当のところをレポートできるのは私だけかも。私は交通事故の裁判を多く傍聴してきているし。

 ということで東京地裁へ出かけた。
 傍聴券抽選の締切りは13時00分。自分でも不思議な感覚があった、明鏡止水というか、当たっても当たらなくてもいい、でも当たりそう、そんな感覚。
 そしたら当たった。嗚呼、こういうことなのだな、と不思議な納得感があった。

 そうして傍聴しました!
 「元特捜部長が起訴内容否認「天地神明に誓って・・・」」などとすでに報道されている。


 「道路交通法違反」の部分は何なのか、あの否認がもしも本当なら日本経済は大変なことになるぞ! というあたりを中心に、メルマガ次号で詳細レポートをしよう。
 もしかしたら2号に分けるかもしれない。でも、ほかに重要事件がいくつもある。1事件は1号に収めたい。うーん、と唸ってメルマガ原稿へ戻ります。

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 これ長野で買って飲んだ。「甘口」とあるが、甘口辛口の範疇を飛び越えてる。濁り酒とは異世界。想像を絶する逸品ですぞ! どぶろくは美容に良いと言われる。これを売りにする居酒屋は女子に大人気。テレビが全局取り上げ犯情、もとえ繁盛間違いなしっ。 

 ←2月17日21時00分現在、週間INが90で3位

2019年7月23日 (火)

池袋暴走事故の元官僚を重く処罰する方法

 申し訳ない、忙しいのでごく簡単に。
 「【報ステ】池袋暴走から3カ月 遺族が厳罰求める」とテレビ朝日。

1907212-2_20190722235401  私は高齢者の踏み間違い死亡事故の裁判を傍聴したことがある。スーパーの駐車場から出る際、ブレーキとアクセルを踏み間違えて直進暴走、対向車線側の歩道へ突っ込み、というとんでもない死亡事故だった。判決は禁錮3年、執行猶予5年。
 踏み間違え事故はほかにもいろいろ傍聴したが、すべて執行猶予判決だった。
 どんなに大切な命が無残に失われても、裁判的には善良な市民による過失の事故。執行猶予が当たり前なのだ。被害が負傷も死亡も含めての不起訴率は9割の手前だっけ、9割を超えてたっけ。

 しかし今回の「旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(88)」の事件を重く処罰する手はあると思う。
 検察官が裁判でこう主張すればいいのだ。

検察官 「ブレーキとアクセルという真反対の働きをするペダルを、目視することなく高齢者が毎回必ず的確に操作することは論理則、経験則等に照らして困難というべきである。かつ、高齢になるほど踏み間違いに気づくのが遅れ、足を動かしてブレーキを踏む操作が遅れることは当然である。アクセルを踏みっぱなしとなり重大事故を惹起する危険性は当然にあるというべきである。ゆえに、踏み違えた場合にアクセルをキャンセルする等、重大事故を未然に回避するための装置が市販されている。ところが被告人は、そうした装置を装着することなく漫然と本件自動車を運転したのであり、その責任は極めて重大といわなければならない。本件は未必的故意による殺人にも匹敵するというべきであり、一般予防(※見せしめ)の見地からも厳罰に処する必要があります!」

 私が弁護人ならこう弁護する。

弁護人 「ブレーキとアクセルという真反対の働きをするペダルを足下の暗がりに配置し、目視することなく絶対的確に操作させる、そういう車両は本邦では当たり前に販売されているのであります。被告人は、高齢ゆえに危険だとメーカー、販売店から指導されたことはありません。踏み間違え防止装置については、本件ののちに報道でちらっと見たのみです。我々の社会は本件のような重大事故を容認していたということができます。容認されて日々起こり続ける同種事故の、本件はたまたま1つに過ぎないのです。被告人が元高級官僚であるからと憎悪を集中して満足するのは、社会正義に反すると思料します」

 さぁ、裁判官はどうするのか。
 現実には、前例踏襲で執行猶予とするか、世論の盛り上がりに配慮してとりあえず軽めの実刑にするか、どっちにしても、同種事故はこれからも起こり続けるだろう。

 私はこの裁判を是非とも傍聴したい。検察官、裁判官が何を主張するのか聞きたい。しかし! 大報道された事件ゆえ傍聴券抽選となる可能性がある。傍聴券の事件となれば「おっ、何だなんだ!」と人が集まる。傍聴席52席の法廷を使うとしても抽選の倍率は高いはず。しかも、記者クラブが52席のうち15席ほど取るだろう。倍率はさらに高くなる。
 記者クラブ加盟社は全社どうせ決まり切った短報しかしないのに、なんで15席も埋めるのか、勘弁してよっ、と言いたい。1席を私にくれればすごい記事を出せますよ。なぬ、抜け駆けはできない? しょんなこと言わないでさ~(必死)。

※ 画像は先日農家の直売所で買った野菜。右下はみょうがだ。全品100円ぽっきり。だからなす2袋、プチトマト1袋、きうり1袋(4本)、みょうが1袋、重いキャベツ1個で合計600円。
 最近毎日なす焼きを食べてる。適宜の大きさに切ってごま油とか少し使ってフライパンでじんわり焼くと旨いのだよぅ。「亀甲萬 御用蔵醤油」、これで食べると味に深みが出て絶品。こんな醤油が世の中にあるのか! もう遅いかもしれないがお中元に最適と思う。

 ←7月22日23 時50分現在、週間INが140で3位~!

2019年6月 1日 (土)

池袋暴走事故の元エリート官僚(87歳)は不起訴か!?

 だいぶショッキングなことが報じられた。忙しいのでごく簡単に。
 以下は5月31日付け産経新聞、の一部だ。

池袋暴走事故、元院長の免許取り消し処分を決定 都公安委
 東京・池袋で乗用車が暴走し母子2人が死亡した事故で、東京都公安委員会は31日、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)の運転免許を取り消す行政処分を決定した。
 警視庁によると、手続きを経て、免許取り消し処分が執行される見通し。飯塚元院長と代理人は同日、警視庁本部で実施された違反についての聴聞会を欠席したという。

 違反にも事故にも点数が付されている。いわゆる事故点数(交通事故の付加点数)は、本人の責任が重い場合の死亡事故だと20点(リンク先は警視庁)。
 行政処分歴がゼロ回、累積点数がゼロ点でも、15点で免許取消処分の基準に該当する。20点はばりばり該当する。
 取消処分の前には「意見の聴取」がある。本人または代理人が出席しなければ、公安委員会(実質は警察)が決めたとおりの処分量定で処分が執行される。

Img_1425  通常、処分までけっこう何カ月もかかるようだ。半年程度が普通だった頃もある。
 現在の期間を私はよく知らないが、事故から約1カ月半というのは異例の早さかと思われる。

 ところが産経新聞は「意見の聴取」ではなく「聴聞会」と報じている。
 これ何を意味するか!
 「意見の聴取」を行わなくていいケースの1つに「認知症であることが判明したとき」というのがある(道路交通法第103条第1項第1号の2および同第5項)。
 「飯塚幸三元院長(87)」は認知症と判明したのか!?
 その場合に聴聞を行なう根拠法令は何か、今ちょっと調べている暇がない。
 とにかく、認知症と判明したなら、刑事処分は不起訴の可能性がある。「上級国民を認知症で逃がしてやったのか!」と、また祭りになるんじゃないか。
 だからこれ、だいぶショッキングな報道なのだ!

 ……ただ、聴聞ではなく「聴聞会」となっているところが、ちらっと気になる。
 マニアックにいえば、道路交通法でも行政手続法でも「聴聞」に「会」なんて付かない。
 どう申し上げていいのか、たとえば道路交通法など見たこともなく、処分を逃れたいだけの人なんかは「意見の聴取」を頑として「聴聞会」と呼ぶことがあるようだ。
 産経新聞の本件記事を書いた人も、校閲の人も、たまたま偶然そういうところにどっぷり浸かってきた人で、警視庁は「意見の聴取」と正しく記者発表したのに、自らの常識にしたがってあえて「聴聞会」にした…というのは、うーん、交通違反マニアの妄想が過ぎますか?

 ←6月1日0時40分現在、週間INが110で3位~。

2019年5月13日 (月)

右直事故の典型パターン

 滋賀県大津市の琵琶湖畔で保育園児らが死傷させられた、あれも「右直(うちょく)事故」だが、右直事故の典型的パターンは直進自動二輪(原付を含む)と右折四輪との激突でしょ、というのはしかしよく考えてみれば、30~40年前の“バイクブーム”の頃を知る者だけかも。
 いまや四輪対四輪の右直事故のほうが多いのかもしれない。

 メルマガ第2253号で「過失運転致死」の裁判をレポートした。
 昔を知る者からすれば典型的な右直事故だった。右折四輪の運転者は地味な小顔女子。直進自二は25歳の男子。その号の編集後記で以下のようなことを箇条書きの形で書いた。若干加筆等する。

P101086921、交通事故の多くは交差点及びその付近で起こる。人や車両が交差するのだから当たり前だ。
2、右折車は信号の変わり際に右折することが多い。
3、右折車の運転者は、対向直進自二の車体が小さいことから、実際より遠くにいると感じ、かつその速度を見誤りがちだ。
4、直進自二と右折車との右直事故は、自二にとっては典型的な事故パターンである。
5、直進自二は信号の変わり際の交差点へ突っ込むな!
6、法的にどっちが悪くても良くても、死傷するのは自二の側だ!
7、速度が高いほど回避しにくく、かつ死傷の程度は大きくなる!

 そのことを被告人も死亡被害者も教えられていなかったのか。なんてこった、と悔しくてならない。合掌。 ※画像は、だいぶ昔に通りがかりに撮影したもの。右直事故の現場ではなかろうと思う。
 さてメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」は、5月は以下の5号を発行した。

第2253号 典型的な「右直事故」、失われなくていい若い命がまた
 制限速度は40キロ。25歳男子のオートバイが90キロ前後の速度で、赤信号に変わった直後の交差点へ突っ込み、対向右折車(小顔女子)の乗用車に激突、死亡した。直進優先ゆえに、小顔女子が被告人として法廷へ立たされることに。同種の事故が起こり続け人が死傷し続ける理由がはっきり見えて…。

第2252号 センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!
 従来の国産オービスはガラパゴス! そう痛感させるSensys Gatso Groupの新型オービスの、測定値を否認して争う事件。今日は埼玉県警の担当警察官を証人尋問。マニアックに長々レポートしたくなるのを我慢して(笑)、新たに判明したことを9項目、箇条書きにしましたっ。

第2251号 手話で脅迫、ろうあ者を集めて貧困ビジネス?
 裁判官は冒頭、傍聴席に向かって手話の私語を禁じた。そうして手話とハングル文字とダブルの通訳で「強要」の審理が始まった。ろうあ者たちの暴力団、これもろうあ者の社会進出と厚労省は胸を張るのだろうか。

 以下の2号は5月7日にお知らせした。

第2250号 まだ22歳の可愛い女性被告人、いったいどんな人生を!?
第2249号 どこまで無茶苦茶な若者、しかし今は週5日仕事なのだという

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 初月は無料。5月を過ぎてから、たとえば第2252号をどうしても読みたい場合、5月分の13号全部を108円で購入することになる。言ってること分かんないですか? 私も下手な説明だと思います~。

 ←5月13日20時30分現在、週間INが160でなんと1位。ありがとうございます~!

2019年5月 9日 (木)

同じ涙が流され続ける理由

 以下は5月9日付け京都新聞の一部。

大津園児死亡事故、衝突車両に大きな速度超過なく 縁石やガードレールない所で列に突っ込む、大津署見立て
 滋賀県警大津署は8日午後、園児の列に車が突っ込み、2歳の子ども2人の命が奪われた大津市の事故現場を検証した。散歩中に信号待ちをしていた園児たちや、列に突っ込むまでの2台の車の動きなど、痛ましい事故の当時の状況が明らかになってきた。

19050810  どう申し上げていいのか、こういう死傷がどこかで必ず起こることを前提に日本は成り立っているというか、こういう事故が起これば死傷者が多数出かねない形で社会をつくっているというか。
 そのことを私はもう長くあちこちで書き続けてきた。

 たとえば2017年11月に私はジャーナリストの桐島舜さんといっしょにスエーデン大使館へ行き、新型オービスのメーカー、Sensys Gatso Groupの方々から話を聞いた。翌年1月発売だっけ『ラジオライフ』に記事を書いた。
 以下はその記事の一部だ。

 交通安全思想の話へ移ろう。ユーロ圏では「ビジョンゼロ」という考え方が主流なのだという。
「交通事故の死傷は、従来は道路交通の利便性とのバランスで考えられていました。しかし、バランスを取るのではなく命と健康を最優先するのがビジョンゼロです。運転者に責任を負わせるのではなく、交通システムを提供している側が責任を負う。左右を見ない運転者やスピードを出す運転者はいます。人間は完璧ではないことを前提にシステムをつくるのです
 うわぉ! 私が知る日本は完全に逆方向だ。日本は、国が定めた規則を破るから事故が起こる、ゆえに事故を減らすには取り締まりを強化すべし、事故が起これば違反者を重く処罰して満足する、そういう考え方のもとにあるように見える。

P1010118  交通事故の半分以上は交差点またはその付近で起こる。進路が「交差」する場所ゆえ当たり前だ。衝突して、あるいは衝突を避けようとして進路をそれることは当然にあり得る。それた車両(2トン近い“鉄の塊”)が人に襲いかかったら大変だ、そういう発想が、ないとまではいわないが、一般的とは到底いえない状況に日本はある。

 大津市の今回の事故で、過失が大きいとされた側は「過失運転致死傷」で起訴(公判請求)されるのだろう。禁錮3年、執行猶予5年、または禁錮2年4月くらいの実刑になるかもしれない。
 そうして同じような死傷事故が今後も普通に起こり続け、同じ涙が流され続けるだろう。それが悔しいと地団駄を踏む私は、残念ながら少数派だ。

P1010120  上の昼間の画像は、昨日横浜で撮影したんだっけ。交差点で事故って進路をそれた車両が歩行者へ襲いかかるのを防ぐ、ためだけに設けられたのか知らないが、ボラードだ。
 下の2つの夜の画像は、だいぶ前にある事故現場を通りかかって撮影したもの。その交差点は事故が多く、角っこの商店に車両が突っ込むことが度々あり、ボラードが設けられたのだという。
 その日の事故では、地中のコンクリート部分を破壊してボラードを傾けた車両がボラードを乗り越え、歩道で信号待ちしていた自転車(母親と幼児2人が乗車)に突っ込んだ。車両の速度がだいぶ減じられたおかげか、母子は負傷ですんだとあとで聞いた。もしボラードがなければどうなっていたか、想像するのも怖ろしい。

 

 ←5月9日17時10分現在、週間INが60で3位~。

2018年12月17日 (月)

東名あおり危険運転、控訴審はどうなる

 そもそも「国民の常識」とやらを裁判官も存分に持っている。すなわち、警察が逮捕したら犯人で間違いし、マスコミがこぞって犯人視して世間が盛り上がった事件がまさか冤罪とは考えない、という常識だ。
 たとえ再審無罪になっても「ほんとはやってんじゃねーの?」との憶測を捨てきれない、それが世間の常識ってやつだろうと思う。

05081553_2 そんななかで、東名あおり危険運転である。
 国民が世間がこれだけ盛り上がる事件は滅多にない。司法の威信のためにも危険運転を適用せざるをない。結論を正当化するレトリックを立てる、それが裁判官の重要な仕事のひとつだし。

 ただ、何度も言うけど法律上は現場へ突っ込んだトラックの運転手の責任がいちばん重いのだ。
 なので私は、危険運転を適用しても、求刑23年のところ判決は懲役2年程度、世間の盛り上がりに目一杯押されてもせいぜい3年じゃないかと考えていた。

 念のため言っておくけど、これは「裁判的には」という話だ。本件被告人の罪が軽いとは毛ほども思っていない。被告人が懲役何十年に処されようと被害者の命は戻らず、空しいだけかもしれないが、しかし重罰に処されてほしいとは私も思う。

 14日の判決は懲役18年(未決算入は不明)。控訴はあるのか。

 控訴は被告人も弁護人も、そして日本では検察官もできる。
 検察官は、23年を求刑したのに18年は軽いからと控訴することは、ないはずだ。危険運転の認定と18年を勝ち取ったんだもの。

 被告人は控訴するか。
 自分がやったことの重さを反省悔悟し、控訴せず粛々と刑務所へおちる…。しかし私が8千件ほど傍聴してきたところによれば、そうじゃない被告人がよくいる。
 被告人が控訴したため、被害者・遺族の怒りが強まる、そんな控訴審をよく傍聴してきた。

 控訴は、被告人もできるし弁護人もできる。
 被告人は控訴しないのに弁護人がすることもある。被告人が控訴の取下げを求めることもある。
 本件は、被告人の意思にかからわず弁護人が控訴し、被告人は取下げを求めないんじゃないか。なんにしても、このまま確定に至るとはちょっと考えにくい。

 控訴審はどうなるのか。
 そこはほんと分からない。定年(65歳)間近の裁判官に当たるかどうかにもよるだろう。

1、危険運転についての、反対論も強くある解釈適用を定着させる。
2、原判決破棄、軽い量刑として、危険運転についての新たな法条をつくる。
3、本件は特例的にそのままとし(懲役18年を維持し)、新たな法条をつくる。

 司法の威信的には、3が落ち着きがいいのかなと思う。

 なんにしても! 控訴審は被告人の出頭を要しない。被告人は出頭せず、弁護人が法律論を述べる書面を提出したことを口頭で確認しておしまい、となる可能性が高い。
 だから! 傍聴してもたぶんつまらないです。傍聴券抽選になっても、並ばないようにしましょう! でないと私が傍聴できないかもしれないので。 ←それが言いたかったのだね、よしよし(笑)。

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※ 新しいパソコンになり、画像のサイズをこのブログに載せられる大きさに変更できるようになった。そんな当たり前のことが、前のパソコンではできなかったのだ。
 画像は、2005年8月15日に靖国神社でデジカメ撮影したもの。

 ←12月17日23時10分現在、週間INが220で2位~。

2018年12月14日 (金)

東名あおり危険運転、重罰のために安全運転義務を捨てた

 交通ジャーナリストで裁判傍聴師でもある私から少しコメントしとこう。以下は12月14日付けTBSニュースの一部。 

“危険運転”認め懲役18年、両親失った長女「危険運転認定に感謝」
 去年6月に東名高速で起きた夫婦死亡事故の裁判で、横浜地裁は危険運転致死傷罪の成立を認め、石橋和歩被告に対し、懲役18年を言い渡しました。
 石橋和歩被告(26)は去年6月東名高速で萩山嘉久さん夫婦の車を追い越し車線に無理矢理止めさせ、追突事故を招き夫婦を死亡させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われています。

 私は、せいぜい懲役3年程度の実刑、の可能性ありと思っていた。なぜなら、何度も言うように、法律上もっとも重い落ち度は現場へ突っ込んだ後続のトラック運転手にあるからだ。
 ところが! 以下は2018年1月6日付け産経新聞。これを私は知らなかった。読者氏から教わった。ありがとうございます!

追突のトラック運転手を不起訴 東名夫婦死亡事故
 神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、静岡市の夫婦が死亡した事故で、横浜地検は大型トラックで夫婦のワゴン車に追突したとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検された男性運転手(63)を不起訴処分とした。地検は処分の理由を明らかにしていない。
 この事故では、夫婦のワゴン車の進路をふさぐなど妨害行為を繰り返し、無理やり追い越し車線に停止させて事故を誘発したとして、福岡県中間市の建設作業アルバイト、石橋和歩被告(26)が同法違反の危険運転致死傷罪などで起訴されている。

 もっとも重い落ち度があるはずの者を、検察は不起訴にしたのである。なぜ?
 はは~、追い越し車線に停車していれば後続車が突っ込むのは当たり前=停車させた石橋和歩は極めて悪質! という形をつくりたかったのか! 私は直ちにそう思ったね。 ※念のため付言すると、こういう場合の「処分の理由」とは、起訴猶予とか嫌疑不十分とかそういう数文字だ。

05102111 だがそうなると今後、交通の状況に応じて安全に運転する義務(道交法第70条)は空文、ザル法ってことにならないか。
 というか、「後続車が突っ込むのは当たり前」なら、未必の故意による「殺人」で起訴し、「危険運転致死傷」を予備的訴因とするほうがすっきりストレートなんじゃないか。
 「後続車が突っ込むのは当たり前」という点について検察官は論告で、裁判官は判決で、どう言及したのかしなかったのか、そこが大事なのにっ。

 昼間ちらっとテレビを見たところによれば、求刑23年のところ懲役18年に下げた理由を裁判長は述べなかったそうな。
 量刑の理由に触れないってことはないはず。普通は、悪い情状と良い情状と並べ「以上を総合勘案して主文の刑が相当と判断しました」とか述べるものだが、下げる理由=良い情状に触れなかった、てことなのだろうか。
 私が傍聴していれば、そういったところもしっかり見て、他の多くの事件と比べてレポートできたろう。もちろん未決勾留日数の算入もお伝えできたのに、残念。

 評議において裁判官と裁判員はどんな意見を述べたのか、強硬な厳罰意見が出てモメたりとかあったんじゃないか、モメにモメ、“8掛け原則”に落ち着いたのか、すごく気になる。もし本当に、5年下げた理由を述べなかったなら、評議でかなりモメ、言えなかった、のかもね。
 しかしそこは制度上、永遠の秘密だ。裁判官は何も語らず、裁判員は表面的な当たり障りのないことしか言えない。この秘密は墓場まで持っていかねばならないのだ。

 控訴は、被告人も弁護人もできる。検察官もできる。東京高裁でひっくり返る可能性はありだと思う。
 ま、とりあえずそのへんで。忙しいのだよぅ。

 画像は今回の事件とは関係ありません。

 ←12月14日18時30分現在、週間INが180で3位~。

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