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カテゴリー「刑事/窃盗」の134件の記事

2018年7月25日 (水)

万引き病、人間脳と動物脳

180724 万引きは絶対しない! したくない!
 どんなに固くそう誓っても、いわば低級動物霊に憑依されたかのように、まっしぐらに万引きしてしまう人たちがいる。摂食障害(食べ吐き)の女性に多いようだ。
 窃盗症、クレプトマニア、私は万引き病と呼んでいる。

 その病気のメカニズムを解明し、治療法を見つけ、実際に多くの患者を治療してきた医師がいる。
 ある万引き裁判にその医師が証人出廷した。私は傍聴し、メルマガ第1906号「「DSM-5は間違っています」ときっぱり!」、第1907号「天敵の多いジャングルに育った小動物の脳」でレポートした。
 その一部を今回ここに、少し加筆等したうえで転載したい。

 被告人は小柄で若めの女性。既婚、1歳の子あり。重度の摂食障害(食べ吐き)。万引きで執行猶予中の万引き、量刑相場的には実刑間違いなしの事件だ。

 私は非常階段をワンフロア下り、10時から東京地裁722号法廷(52席、齊藤啓昭裁判官)で「窃盗」の審理。

 検察官から被告人質問の続きが少し行われた。
 被告人は赤城高原ホスピタルに入院していたことがあり、退院後はグループミーティングに通い、万引きは収まってたのだという。
 ところが、かなり遠方の実家へ帰って再び万引きが始まった! うわぁ、実家の親との関係がすべての原因なんだな?
 被告人はこんな凄まじいことを言うのだった。

被告人 「万引き衝動と過食嘔吐の生活になってから、1人の時間を万引きと過食嘔吐に使おうという考えになってしまって」

 東京へ戻っても万引きは止まらず、ついにまた捕まり、それから「今の病院」へ通い始めたのだという。

 10時06分、証人尋問が始まった。
 スリム系の、メガネの年配男性だ。良い色合いの夏のスーツ、あれは高いでしょ。
 弁護人は証人を「ヒライ先生」と呼んだ。独立行政法人国立病院機構下総精神医療センターの薬物依存治療部長で条件反射制御法学会の会長、平井愼二医師なのだ。

弁護人 「■■さん(被告人)を、病的窃盗、摂食障害と診断されましたね」
証人   「はい」
弁護人 「まず、病的窃盗、食べ吐きのメカニズムを…」
証人   「では図をご覧下さい」

 壁の大型モニターに、弁護人のノートパソコンを通じて図が映し出された。
 脳の断面の略図で、中心部が青色、外側がオレンジ色になってる。

証人   「真ん中の青いところが第1信号系、犬も猿も持っています。オレンジの外側、第2信号系、考える脳です」

 そして…。

証人   「第1信号系、全く考えません! 刺激が入ると、出る、反応は1つです。動物は、生まれた瞬間から、守る、食べる、セックスする…全く考えずに同じ行動をしてしまうシステム…このシステムが動物を適応させ、進化させてきました…」

 ほ~、なるほど。

証人   「第2信号系は、人だけが持つ、思考する脳です。思考して動作をつかさどる、動作だけをつかさどります。自律神経はつかさどりません。動作を引っ張る…未来のための行動をつくる、50年とか未来のために働こうとする、考える、巧妙な脳です…2つの脳をしっかり持っている。通常の精神科医師とか法曹は、たった1つの脳で考えて行動していると思っていますが、それは大間違いです…2つの脳はときに協調して、一方が優勢になり、一方が抑制され、人の行動がつくられる…」

 大型モニターの図は2枚目になった。

証人   「38億年前に生物が…10億年前に動物が生まれた…動物は、防御、摂食、生殖、この3つを第1信号系がつかさどります…(図を示し)刺激が入ると、短い行動の神経群がドミノのようにつながって、一連の行動を起こします…成功すれば定着させる効果を生む、これを報酬というんですが…10億年前から我々の行動はパターン化されていた…男は女の裸を見ると考えずに興奮してしまう、逆らえないのです。刺激がなければ静かです」

 弁護人は、今の話をまとめようとした。まとめて「こう聞いてよろしいですね?」とか確認する、いつものパターンだ。
 しかし裁判官は、理論的なところは論文で分かるので「できるだけ被告人に即したところを…」と仕切った。

弁護人 「では■■さんの病的窃盗…DSM-5の診断基準の1つ、個人的に用いるものでなく金銭的価値ではなく…この要件に反するから病的窃盗じゃないと…」

 そうなのである! アメリカの診断基準というかマニュアルでは、万引きしたのが無用で無価値なものでなければ、病的とは認めないである。
 検察官は喜々としてこれを引用し、どう見ても明らかに病気だろ、と思える者を刑務所へ送るのである。有能な警察官はそこが分かってるから、資産家のおばさんが財布に数万円ありながら数百円のものを万引きすると「老後を考えて少しでも節約したかった」とか上手に調書を取るのである。

 そういうやり方に、私はいっつもムカついてた。平井医師は、よく通る低い声で、ゆっくりときっぱり言うのだった。

証人   「DSM-5は間違っています。私のように言う精神科医はけっこういます」
弁護人 「全く自分のために用いない人はいますか?」
証人   「ゼロ%です。全くいません! 食べるものを盗る人はみんな食べています」

 私はスカッとしたね~(笑)。
 さぁ、そして、被告人の摂食障害、万引きは、脳のどのようなシステムにより生じたのか、どうヤメさせられるのか、ま~、私は今回凄いのを傍聴したょ、興奮したょ。
 ちょと長くなりそうなので、申し訳ない、次号へ続くっ!

 次号とは第1907号だ。万引き病の女性が万引きをするとき、第2次信号系(人間脳)はすっ飛び、第1次信号系(動物脳)だけで動いてしまうのだという。
 人間脳の智恵がはたらかず、動物脳で動くから、いちおうはキョロキョロ警戒するものの天井の監視カメラは気にせず、簡単に捕まってしまう、そういうことなのかも。低級動物霊に憑依されたかに感じられるのも、そういうことなのかも。
 万引きGメンの伊東ゆうさんと話したなかに、可愛い女性なのに万引きの瞬間はいやらしい悪人顔になる、という趣旨の部分があったと記憶するが、それは動物脳に支配された動物顔なのかも。

 平井医師のこの本は東京地裁の地下の書店にあるかと。

 画像は、農家の直売所で買った茄子。長いのは3本で100円ぽっきり。丸々太いのも3本で100円ぽっきり。これを切ってフライパンで焼き、おろし生姜と醤油で食べる、ほぼ毎日食べている。旨いのだよぅ。ここで一曲おかけしましょう、「恋は茄子色」。あなたはわたしのポリフェノール、傷だらけの心にナスニンが多く含まれるの♪ しぇーっ(笑)。

 ←7月25日14時10分現在、週間INが140で2位~。happy02

2018年7月22日 (日)

絶対万引きしたくない女性が必ずまた万引きする理由

 窃盗症、クレプトマニア、私は万引き病と呼んでいる。

 捕まれば後悔、反省するのだが、もともと我慢がきかず、犯罪のハードルが低く、利得のためにまた軽々とやってしまう者が世の中には確かにいる、というのが事件数で7800件ほどの裁判を傍聴してきての印象、認識だ。
 また、自分の損得しか頭になく、騙す盗むは当たり前、犯罪のハードルがそもそもない者もいる。

 万引き病とは何か。
 犯罪のハードルは高く、貯金や収入がしっかりあり、万引きなどしたくない、絶対しないと固く思っているのに、低級動物霊に取り憑かれ操られるように、いわば低級な動物の顔になってさくっと万引きする。いちおうキョロキョロするけれども低級動物ゆえ、防犯カメラ(と称する監視カメラ)にばっちり撮られ…。

 検察官、裁判官はどう扱うか。
 上記3種類とも、いつものテンプレートの鋳型に嵌めて量刑相場どおりの刑を科す。万引き病については、それは不適当と気づき始めた裁判官がいるようだが、ものすごく少数派だ。

 ところで諸君、犯罪のハードルは高く、貯金や収入がしっかりあり、万引きなどしたくない、絶対しないと固く思っているのに、なぜ万引きをくり返すのか。刑務所へ落ちても出ればまたすぐ万引きをする、なぜだと思う?

 そこを解明したのが平井愼二医師だ。
 2017年5月18日、接触障害(食べ吐き)の若い女性を被告人とする万引き裁判があり、平井医師が証人出廷した。その証言はあまりに衝撃的だった。なんと、上記「なぜだと思う?」の答えをすぱっと提示し、治療法を説明し、万引き病は「治る」ときっぱり言ったのだ。私は興奮し、メルマガ第1906号「「DSM-5は間違っています」ときっぱり!」、第1907号「天敵の多いジャングルに育った小動物の脳」でレポートした。

 そして昨日、7月21日(土)の午後、成城大学へ行ってきた。平井医師の「条件反射制御法で把握した行動原理に従う司法」 という基調講演を聴いてきた。
 終わって懇親会があるようだったが、私は強い心で離脱した。今日も飲んだら4日連続で外酒、なんてことよりも、平井医師が言う「行動原理」でなければ説明がつかない事件をメルマガ第2129号で早くレポートしようと、それから単行本をいっくらなんでも少し書き進めねばと。

 メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、7月は以下の9号を発行した。

第2129号 常習万引きおばさんのあり得ない言い訳
 レジ袋を持ってスーパーへ行き、その袋に次々と商品を入れ、精算せずに退店。それは普通の行為であり万引きの意思などなかったと、あくまで言い張る万引き前科6犯のおばさん。頭がおかしいのか? いや、けしておかしくない。脳機能的に合理的に説明がつくのである!

第2128号 リアルナンパ塾、女性は人格のない獲物か
 すぐセックスに持ち込むことを「即る」といい、即った数を競う男たち。“ヤリ部屋”へ連れ込み泥酔させ男2人で強制性交等(昔の言葉では強姦)&動画撮影。こういう男たちが普通にいることを、中学校の性教育で教えているんだろうか。

第2127号 交通トラブル殺人、原審は正当防衛を認め!
 原審(横浜地裁の裁判員裁判)は、立ちふさがった男性(死亡被害者)に違法があるとして、被告人に正当防衛を認めたのだという。しかし東京高裁(若園敦雄裁判長)は、原審の判断は誤っている、認める余地はないと切り捨てた。ならば原判決破棄、と思うでしょ。ところが…! くらくらしそうなこの裁判、報道はないようだ。

第2126号 上西小百合議員の本人尋問、傍聴しました!
 上西小百合衆院議員(比例近畿ブロック)がバラエティ番組での発言により損害賠償を求められた、と報道された民事訴訟の、本人尋問を傍聴した! ナマ上西さんは見事にお洒落でハキハキよくしゃべり、表情が豊かすぎるほど豊かで…。

 以下の5号は7月14日にお知らせした

第2125号 何度服役しても出ればアコム無人君へ行き
第2124号 みんなで談合、こんな裁判は受けられない!
第2123号 傷害致死の控訴審、逆転無罪がヤバイっ? 
第2122号 催涙スプレー使用の強制わいせつ未遂は…
第2121号 麻酔科医長、酒気帯び2件とも逆転無罪!

1807202 いま購読朗読すると、以上9号がどどっと送信される。そして7月末まであと4号が順次送信される。そこまで無料。テレビ、新聞、週刊誌等では見られない、異世界がここにはあるっ! メディアの人はこのメルマガを宣伝してくれない。他社に知られたくないんだという。ありがたいけど、うぅ…。

 どうやら厚労省の薬事行政の関係から、二日酔い防止の脅威の効能をうたえず、知る人だけが密かに愛用しているミヤフローラEX錠、従来の230錠入りを超えて420錠入りが登場、1錠あたりの金額が安くなった! 酒飲み界の大ニューズだ(笑)。
 酎ハイ論はまた今度。

 ←7月22日22時30分現在、週間INが120で2位~。happy02

2018年7月19日 (木)

7月21日(土)成城大学で重要シンポ!

「この星の環境は過酷だ。人類の生存に適さない」

 50年前のSFにそんなセリフがあったっけと、遠く思い出す日本の夏。 ※SF=science fiction。断じてsex friend などではないっ!

 2020年の夏真っ盛りには、世界中から人が集まってオリンピックの巨大祭典をやるわけだ。東京の気温も湿度もさらに上がるだろう。だいぶ人死に(ひとじに)が出るんじゃないか。
 東京地裁はその期間、開廷をがくんと減らすだろう。民事の期日は原則入れず、刑事の開廷は身柄事件だけとし、普段に倍して保釈を認めるとか。
 したがってオリンピックの前後、民事も刑事もメッチャ開廷が多くなるはず。嗚呼、大変だっ! などと今から心配してひーっとなる夏の傍聴マニア哉(かな)。

 さて、私自身は早々と手帳にメモっていたのだが、申し訳ない、お知らせが遅くなってしまった。
 7月21日の午後、成城大学で「治療的司法研究センター 設立一周年記念シンポジウム  “嗜癖行動”は止められるか ──問題解決型の刑事司法の導入を目指して──」というのがある。
 http://www.seijo.ac.jp/events/jtmo42000000mq00.html

18071920182 独立行政法人国立病院機構下総精神医療センターの薬物依存治療部長兼臨床研究部長で条件反射制御法学会会長の平井愼二医師による「条件反射制御法で把握した行動原理に従う司法」 という基調講演。
 これをどうしても聴きたい!
 窃盗症、クレプトマニアと診断された方、いやいや自分はそんな気味の悪い病気じゃない、と思いつつしかしなぜか万引きが止まらない方、またそのご家族にお勧めする。万引きが止まらない原因は何か、どうすれば止められるのか、希望が見えるはず。
 警察官、検察官、裁判官にもお勧めしたい。

※ 画像は東京都の「平成30年度一般会計予算説明書」より。放置違反金の予算額。2006年の制度スタート以来、どう変化したか、そういうところがマニアの楽しみなのです。
 これらのコピーを取るため1年ぶりに都庁へ行った。びっくり。セキュリティゲートが設けられていた! 中央省庁よりは簡易だったが。

※ 7月19日23時追記。ごめん! この画像の、上のほうの切れているところに「(単位 千円)」とあるのだ。したがって本年度(2018年度)の放置違反金の予算は、508万6504円ではなく、50億8650万4千円なのだ、ごめん!

 ←7月19日11時00分現在、週間INが120で2位~。happy02

2018年6月30日 (土)

悪魔のマニュアルDSM-5

 現時点で約7850件の裁判を傍聴してきて言える、窃盗症、クレプトマニアは確かにあると。私は万引き病と呼んでいる。

被告人 「もう絶対、万引きしません! 誓います!」

 固く誓わせるのが裁判のお約束。裁判官は満足する。
 だが、私は傍聴席で思う、嗚呼、この人はきっとまたやる…。

 意地悪な見方? いや、固く誓うのは自分の意思の力を信じるからにほかならない。ところがこれは病気ゆえ、意思の力は役に立たない。病識を持たず意思の力を頼む者は、きっとまたやってしまうのだ。

 病識を持ち始めた被告人を検察官は「病気のせいにするのですか!」と責める。弁護人が「窃盗症」「クレプトマニア」という病名を出せば、検察官は必ず、アメリカの診断基準、DSM-5を得意気に持ち出して一蹴する。
 その診断基準のAとして、こんなのが掲げられているのだ。

個人的に用いるのでもなく、またはその金銭的価値のためでもなく、物を盗もうとする衝動に抵抗できなくなることが繰り返される

 摂食障害の女性が窃盗症になることはけっこうあるようで、彼女たちは主に食べ物を万引きする。食べるつもりだったり、ため込むつもりだったり。

180212_170201 アパートを経営しているとか、貯金が2千万円あるとかで、財布に数万円あるのに、バナナ等合計千数百円を万引きすることもある。その場合、有能な警察官は「老後のために少しでも節約したかった」という調書を取っておく。裁判官が有罪にしやすいように。裁判官はバカとナメてるよね。

 とはいえしかし、警察官のそういう“優秀さ”は悪質な犯罪者を逃さないために役立っている面もあるのだろうと思う。
 結局、諸刃の剣のどっちの側が使われたのか検証する手続きがなく、行政(司法も行政機関の一部)は無謬という大原則のもとにある、そこがマズイんじゃないかと。

 話がそれた。DSM-5の話に戻す。
 そもそも万引きはスーパーやコンビニでもっぱら行われるところ、個人的に用いようのないもの、金銭的価値がないものが、棚に陳列されているかね。

 アメリカのクレプトマニアはいったい何を万引きするのか。何を万引きすればアメリカの精神科医はクレプトマニアと認めてくれるのか。しかし検察官を尋問することは許されない。反対尋問にさらされないから言いたい放題だ。

 かくして、DSM-5を錦の御旗に検察は窃盗症、クレプトマニアを否定し、ひたすら量刑相場の階段をのぼらせる。
 万引き被害は生まれ続け、病者(主に女性たち)が続々と法廷へ出てくる。病者はやがて刑務所へ落ち、人生が破滅する。自殺した人も少なからずいるんじゃないか。

 そんな面もある裁判を日々レポートするのがメルマガ「裁判傍聴バカ一代」だ。6月は以下の11号を発行した。

第2118号 検察官の錦の御旗、DSM-5を否定した!
 窃盗症、クレプトマニアかどうかの診断基準、アメリカのDSM-5、しかしそれを用いれば日本に窃盗症、クレプトマニアは存在しなくなる。ゆえに検察官が、錦の御旗、オールマイティの切り札として使う。だが今回、大熊一之裁判長は…!

第2117号 大報道された放火無罪の男がまた下着盗!?
 裁判員裁判でスタート、二転三転、最高裁で破棄、差戻しとされ、放火は無罪。ここまでは大報道された。その男が下着盗で捕まりまた被告人として法廷へ出てきたことを、メディアは一切報じなかった。私だけがメルマガでレポートし続けた。あれから約3年が経ち、なんとまた…!

第2116号 恐るべき刑事免責制度、でも結局無意味で!
 「刑事免責」を適用した全国初の証人尋問、狙って傍聴した! 結局は自白強要の制度なのだね。しかし、証人は不利なこと言わず「覚えていません」を連発。検察官は焦ったか尋問が長引き、弁護人は「異議。重複です」をくり返し、裁判長はなんと「もう終わって下さい」をくり返した。どうなってんだこれ。 

 以下の4号は6月23日にお知らせした

第2115号 「刑事免責」初適用のシャブ密輸、傍聴した!
第2114号 鑑定は儀式の道具、刑事司法、無惨なり!
第2113号 必ず捕まることを前提に成り立つ商売とは 
第2112号 弁護人も裁判官もバカ野郎なので仕方なく…

 以下の4号は6月11日にお知らせした

第2111号 槇原敬之さんの“パートナー”の覚せい剤
第2110号 駅ホームで男子学生が肩をぶつけてきた?
第2109号 6400ccのアメ車で235キロ、求刑は?
第2108号 前代未聞、弁護人が被告人質問を放棄っ!

 いま購読登録すると、以上11号がどどっと送信される。そして月末まであと2号が送信される。最終号は1日のお届けになりそう。そこまで無料。初月は試し読みで無料とされているのだ。

※ 画像はマニア氏からのもらいもの。どこにだっけ、そんなのが貼ってあったんだという。マジ? 悪質ないたずら? ネット内を調べてみたら、価格.comのテレビ紹介情報に「スズキホテル下田」に関連する情報というのがあった。少なくともその番組の録画が行われた時点においてはマジだったらしい。これを書きつつ電話してみたが無反応だった。土曜日の19時頃、忙しい時間だったのかも。ごめんなさい。

 ←6月30日19時10分現在、週間INが160で2位~。happy02

2018年6月28日 (木)

メンタルの治療をさせず再犯をさせる国

 「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の裁判もだいぶ傍聴してきた。
 事件数で7800件以上も傍聴してきたってことは、裁判所にいる時間が長いわけで、そんなのも結果的にだいぶ傍聴することになるのだ。
 以下はフィフィさんのツイート。

 ストーキングをしている意識がない。
 それはそのとおりだ。じゃあどんな意識でストーカーを続けるのか。たとえばメルマガ第2099号「女性ストーカー犯、主質問に39分間って!」、第2100号「謎のワンコールに導かれて女性ストーカー」なんかは驚きだった。

1806271 メンタルの治療もせず罰金刑で済ませる制度。
 エジプトはどうか存じ上げないが、日本ではそれが当たり前というか。
 ここ何年か私が注目している窃盗症、クレプトマニア、万引き病の裁判(事件名的には「窃盗」「常習累犯窃盗」)において特にそうなのだが、メンタルの治療が必要であることを被告人が自覚すれば、「病気のせいにするのか」と責め、量刑相場の階段をのぼらせる。だから被告人たちは病識を持ちにくい。せっかく持った病識を、検察官、裁判官が手放すよう強いるシーンもよく見かける。そうして、メンタルや脳に問題があると被告人自身ようやく分かり、治療を開始していても、治療を断ち切って刑務所へ落とすのである。
1806272 かくして、メンタルに問題があって止まらない万引きは、また万引き被害は、いつまでも続く。

 ただ、たまにすごいことが起こる。
 東京高裁の大熊一之裁判長が先日、万引き病の女性を逆転執行猶予とし、その理由として信じられないことを述べた。ま~びっくりするよ! メルマガ次号はそのレポートだ。じゃねっ。

 この本に、傍聴席から見た万引き病と裁判について私が少し書いてます。

※ 画像は北区滝野川の「昭和」の、6月27日の酒肴。上は、茄子の煮浸しと、ナムル。下の画像の真ん中は、何だっけチーズのダッカルビとかいったっけ忘れた。どれも1品チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円。この3品で360円相当ってことだ。満腹満足!

 ←6月28日13時40分現在、週間INが140で2位~。happy02

2018年6月19日 (火)

桑名市議はいずれ刑務所へ?

 以下は三重県のNHKのニュース、の一部。

万引きの桑名市議に辞職勧告決議
 桑名市の51歳の市議会議員が、5月、愛知県内で万引きをしていたことがわかり、市議会は議員に辞職を勧告する決議を可決しました。議員は、おととし9月にも盗みの罪で執行猶予付きの判決を受けていて「万引きは事実でご迷惑をおかけします」などと話しているということです。
 辞職勧告決議を受けたのは、桑名市議会の大森啓議員(51)です。
 議会事務局によりますと、大森議員は、5月下旬、名古屋市の書店で雑誌や衣類あわせて4点を万引きしました。
 店員が気づいて大森議員が約6000円の代金を支払ったため被害届の提出などはなく、市議会の竹石正徳議長が、19日朝、電話で話をしたところ「万引きをしたことは事実です。ご迷惑をおかけします」などと事実を認めたということです。
 このため、19日の市議会の本会議では大森議員に対する辞職勧告決議の採決が行われ、欠席と退席の議員を除く20人全員が賛成して可決されました。
 大森議員は桑名市のアウトレットモールでネクタイを万引きした罪で、おととし9月にも懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けて執行猶予中でした。

 このニュースを観る方の99%以上が、「万引きを2度もやるとはけしからん!」とだけ思って終わるのだろう。だが…。

 警察に通報された万引きは、微罪処分、不起訴、罰金刑の階段をそれぞれ1段乃至複数段ずつのぼってようやく公判請求(正式な裁判への起訴)をされ、執行猶予付き懲役刑を言い渡される、それが基本だ。
 したがって本件は、警察に通報されたものだけでもかなりの回数ある、と推認できる。

 市議ともあろう者が、過去に万引きで辞職勧告を受けたことがありながら、執行猶予中でありながら、なぜそこまで万引きをやるのか!

 単に「手癖が悪い」とか「金を節約したかった」とか「見つからないと思った」とかでは説明がつきにくい。
 51歳という年齢的にまず疑われるのが、前頭側頭型認知症、いわゆるピック病だ。病的万引きを広げているのが、じつは検察官、裁判官なのだ、というびっくりな話はメルマガでさんざんレポートしてきた。

 とにかくね、市議はきっとまた万引きをやるだろう。いずれ刑務所へ堕ちることになるだろう。少なくともそのコースにあることは間違いないと、万引き病の裁判をさんざん傍聴してきた立場で上掲ニュースを見るとき、直ちに予測せざるを得ない。もちろん、真実は全く別のところにある可能性は否定しない。

180613 万引きといえば今日の午前11時30分、すっげぇのを傍聴した!
 東京高裁の大熊一之裁判長が、本格のクレプトマニアの万引きを逆転執行猶予にした。しかもなんと! クレプトマニアという病気の存在を認めたとしか聞こえなかった。日本の刑事司法的には病気由来の万引きは認められないはずなのにっ! 大熊さん、いったいどういうつもりであんなことをしたのか!
 記者さんたちも知らなかったでしょ。いや、少なくとも1人、記者さんがいた。私は21日(水)、17時頃から「昭和」へ行く。あの判決を語りながら飲みましょうよ、ねぇねぇ。

※ 画像は、うちの台所のテーブルにあった商品のラベル。「乾燥桜えび」の原材料名が「桜えび」のみ! 「さけフレーク味付け」の原材料名が「白ざけ(北海道)、食塩」! そんなことってあるのか、感動して撮影に至ったわけ。
 摂食障害(特に食べ吐き)の女性たちはこういうのをしみじみ食べたことがないのでは? とちらり思う私は,見当外れの甘ちゃんでしょうか。

 ←6月19日23時00分現在、週間INが150で2位~。happy02

2018年5月19日 (土)

摂食障害は死に至る病(やまい)!

 18日(金)は、「稲毛の女性強盗殺人 被告に無期懲役判決」などと報じられた「住居侵入、強盗(変更後の訴因 強盗未遂)、強制わいせつ、強盗殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反、窃盗」の控訴審第1回を、刑事事件では普段使わない102号法廷(98席)でちらっと傍聴したほか、女性被告人の「窃盗」を3件(全部万引き)傍聴して終わった。

 1件目の女性、一見老婆かと思いきや、被告人質問での話し方は30歳台にも聞こえた。
 そんなことより、がりがりの激痩せを通りこして、骨格標本に皮をかぶせて服を着せたよう、とでもいうか! 逮捕時なんと23kg! 保釈後は入院治療を続け、現在27kgだという。摂食障害(食べ吐き)は死に至る病なのだ。
 前刑の執行猶予が満了して間もなく、しゃぶしゃぶ食べ放題へ行き、尋常じゃない量をただ吐くために食べ、吐く前に水を飲む必要があるところ、水だと体が冷えるからと、トイレの洗面所で温水が出る百貨店へ向かい、トイレへ行く途中、飴3袋を万引き…。

 2件目の女性は、60代で樽形体型。老眼鏡がほしかったが無職で所持金がなく、他の商品とあわせ万引き…。
 利得目的に私は興味がない。途中で出た。いやもちろん、利得目的に見えてじつは万引き病、窃盗症スペクトラム(私の造語)のどこかのステージにいるというケースもあるわけだが。

 3件目の女性は、一見セレブ熟女。万引きで保護観察付き執行猶予中の万引きかと。泣きながらの供述が凄かった! 自罰感情の悪魔に取り憑かれているというか。

 1件目と3件目の弁護人は、なんとアミティの林大悟弁護士だった。
 林弁護士は下掲の書籍に23ページ書いている。じつは私も13ページ書いている。私は傍聴席から万引き病、窃盗症、クレプトマニア(の裁判)を見つめ続けているのだ。

 同書でも書いたが、万引き病の方、またそのご家族に裁判の傍聴を私はお勧めしたい。
 「もう絶対しない!」と誓ったのにどんなシチュエーションでなぜまたやってしまうのか、あなたのほうが私なんかよりずっと深い理解、感銘を得られるはずだ。夫や父母が情状証人として出廷し、再犯させないために今後どう指導監督していくか述べる、のがお約束だが、聞いてあなたは「そんなことで再犯を防げるはずがない」と思うかもしれない。被告人は「もう絶対しない」と固く誓い、そのためにはここに気をつけると誓う、聞いてあなたは「この人はきっとまたやる」と思うかもしれない。
 何より、検察官、裁判官が遠い異世界の愚者に見えるかもしれない。しかしその愚者がじつに官僚的に被告人をあなたを刑務所へ落とすのだ。

 1件か2件傍聴して分かった気になるのではなく、とにかく次々と傍聴する、そのほうが深いものが見えてくる。
 なかなか平日の昼間に裁判所へ行けない方は、私のメルマガ「裁判傍聴バカ一代」を是非。いや万引き専門のメルマガじゃないけど。バックナンバーのページを見てみると、月にだいたい2~5号が万引き裁判のレポートかな。 ※火木土発行。

 18日(金)は早めに裁判傍聴を終え、警察庁へ。あのこと、いったいどうなったのか、興味津々の文書を開示請求してきたよ。
 ついでに『警察學論集』から2つの論文をコピー。「防犯カメラ画像が証拠となる犯罪事実の認定について」(東京地方裁判所部統括判事 守下実)と、「認知症と犯罪について」(聖マリアンナ医科大学病院認知症治療研究センター長 医学博士 袖長光知穂)の2つだ。
180518 後者は当然、万引きについても言及がある。前者の肩書きに「部統括」とあるのはママ。「部総括」の誤りだと思う。

 そうして北区滝野川の amazing ultimate senbero izakaya SHOWA へ行ったのであった。今週2回目。だぁって暑いんだもん、仕方ないじゃん、ねぇ。
 画像の左はカキフライと串カツ、右は牛スジの煮物。いずれも1皿チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円。

 ←5月19日11時30分現在、週間INが140で2位~。happy01

2018年5月12日 (土)

女性ストーカーの裁判は大人気

1805112 事件番号的に昨年7月の起訴(公判請求)の「強制わいせつ」、の判決を傍聴した。いろいろ被害者特定事項が秘匿されていたが、どうやら演劇方面の事件か?

 それから、新しい小林裕行裁判官の東京簡裁534号法廷で「窃盗」の審理と、やはり新しい吉田要裁判官の東京簡裁728号法廷で「窃盗」の新件を続けて傍聴。

 2件とも、被告人は女性、万引きで執行猶予中の万引きだった。窃盗症、クレプトマニア、万引き依存、私がいうところの万引き病の女性が続々と、ほんとに続々と法廷へ出てくる。
 二度としないと固く誓っているのに、なぜまたやってしまうのか、リアルな供述がまた聞けた。

 本人の意思や刑事処罰では抑止できないケースが多々あることはもう明白なのに、二度としませんと固く誓わせ、刑事処罰の手続きにのせ、最終的には刑務所へ落とし、何度でも落とし、満足する、あんたらバカですか、あんたらこそ重篤な病気でしょと、傍聴席からはしみじみ思える。私がいちばんバカ? そ、そうかも…。crying

 下の書籍に、傍聴席から見た病的万引き事件について13ページ書かせてもらった。

 最後に「ストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の新件を傍聴。
1805115 被告人は女性。当然、大人気だ。傍聴席は早々ぎっしり満席に違いない、とはしかしたいていの弁護人は想像もしないのだね。例によって、被告人のたぶん親族が、法廷に入れず外で待つことになった。

 鉄板で執行猶予の事件なのに、弁護人は私選なのか被告人質問(主質問)に39分半もかけた! しかも最終弁論を9分間も! 1時間の枠なのに、弁護人からの被告人質問と最終弁論だけで合計約48分間って(笑)。
1805114 けどおかげで、警察署長から警告を受けても、公安委員会から禁止命令を受けても、罰金刑に処されても、なぜストーカー行為をやったのか、「うわぁ!」な話が聞けた。執行猶予中にまたやる可能性は有りと思えた。

 裁判所を出たのが17時ちょい過ぎ。究極の居酒屋「昭和」へ行くべく歩いていたら、法務省の玄関先に「勲章伝達式式場」という大きな立て看板が。あぁ、またその季節がきたのか。

1805112_2 さらに歩いていくと、空に複数のヘリコプターの爆音が。何かあったんだな? 「JR新橋駅前で女子高校生7人が体調不良 過呼吸か」とその日のNHKニュース。それだったのかも。

 さらに歩いてマリカーの集団走行に遭遇。そうしてようやく地下鉄に乗り、北区滝野川の「昭和」で満腹満足。帰宅して超絶マニアックデータの入力作業をして早めに寝たのであった、ふぅ。

 ←5月12日10時10分現在、週間INが150で2位~。happy01

2018年4月24日 (火)

原裕美子さんの二度目の万引きを傍聴に太田支部へ

1804248 ぎりぎりまで単行本の原稿を書き、あわてて飛び出したら、いつもの傍聴ノートと手帳を忘れたっ。しかし取りに戻る余裕はない。

 都営浅草線から東武鉄道へ乗り換えるなんて初めて。
 途中、浅草の神谷バーがあった。お~。30年かもっと前か、可愛い娘ちゃんとあそこで電気ブランを飲んだことがあるよ。などと思い出にひたる余裕もなく、浅草は外国人だらけだった。すごいねっ!

1804247 浅草から群馬県の太田へ向かう、東武鉄道の特急に乗った。全席指定席で、別に特急券を買わねばならないのだった。ひ~。
 そうして雨の中、前橋地裁・太田支部へ。

 昨年11月、マラソンの原裕美子さんの万引きの裁判が宇都宮地裁・足利支部であった。私は傍聴し、メルマガ第2005号「女子マラソン選手の万引き、足利支部へ!」、第2006号「足利の検察官も裁判官もどうなってんだ!?」、第2007号「これを温情判決と感謝したらアウトですぞ!」で3号にわたってレポートした。
 即日判決。懲役1年、執行猶予3年だった。

1804244 今年2月9日、また万引きで捕まり、今度は前橋地裁・太田支部の法廷へ出てきたのである。

 足利支部のとき、傍聴席は48席。メディアで大きく報道され、裁判所がびびったのだろうか、傍聴券抽選となった。
 記者クラブのための記者席が12席、原さんのご両親の席が2席あり、私を含む一般傍聴人に与えられたのは34席。
 抽選に並んだのは15人ぽっちだった。

 傍聴券の抽選に人が押し寄せるのは、あれはメディア各社が“並び屋さん”を大量に雇うからだ。
 原裕美子さんはバラエティ番組とかで活躍している芸能人ではないし、事件は殺人でも色情でもなく、たかが万引き。東京から並び屋さんを大量動員して交通費まで払う意味はないのだ、と私は推認した。

1804246 ところが今回の太田支部は、傍聴席は18席! 一般傍聴人に与えられたのは、たった11席だった! 11席って、ちょと前代未聞の抽選といえるかも。
 それでも定員割れするだろうと私は予測した。もう二度目の万引き裁判、注目度は低かろうと。
 ところがところが! 11人を超え、12人、13人、おいおい、と思っているうち16人も! 年配のご夫婦っぽいカップルが何組もいた。

 私はもう何年も万引き病の裁判を追いかけている。レポートしている。本件もどうしても傍聴したい、レポートしたい! 往復たぶん5千円弱と5~6時間をかけ、抽選に外れましたと帰ることになるのかっ?

 抽選の締切りは15時20分。あ、当たった…。なんか気を失いそうだったね。

 足利支部のときは即日判決だったが、今回はそうじゃない。裁判官は奥山雅哉さん、かなり個性的な人だった。メルマガ次号でレポートしよう。今回は江川紹子さんが来なかったので、レポートするのは私だけかと。
 ただ、今日中の発行はもう無理。メルマガ執筆は基本的に4、5時間かかるのだ。明日午後、2013年に横浜地裁で無罪論告を受けたと報道された被告人、とたぶん同一人物だろう被告人の事件が東京地裁である。行かざるを得ない。その夜、刑事裁判と監視カメラについて(かな?)講演っぽいことをさせていただくことになっており…。なので明日午前中に発行できるよう、頑張ります!

 ←4月24日11時00分現在、ぎょっ、週間INが220で1位~。happy01 

2018年4月16日 (月)

あんな判決、あんな弁護をしなければ…!

 私が単行本を初めて上梓したのは1990年。そのメインは、反則金の納付は任意であり、払わなければ不起訴で終わる可能性が極めて高いこと、だった。
 そういう事実はもとから普通にあったのに誰も、かどうか少なくとも世間一般の方々は知らず、たぶん私が初めて大っぴらにしたのだ。

P1020390 その後、何かの占いで、私は新たに何かつくるより、すでにあることを分かりやすく伝えることのほうに向くのだと聞いた。嗚呼なるほど、と納得したっけ。

 そしてここ数年、クレプトマニア、窃盗症、いわば万引き病の裁判に私は熱中している。
 万引き病なんてあるのか? 長く傍聴していると分かってくる、確かにある! そうしてその万引き病を悪化させているのが、じつは検察官、裁判官なのだという驚きの事実。世間の誰もが知らない“裏側”へ大興奮で突っ込んでいく、1990年頃と似た感慨を私は覚えて…。

 メルマガ「裁判傍聴バカ一代」はここ3号、重度の摂食障害、万引き病の事件が続いているが、それ専門のメルマガじゃない。スピード違反で失職とか、相変わらず決まりきったパターンの交通死傷事故とか、オレオレ詐欺の使い捨ての受け子とか、下着ドロ、チンコ出し、精液かけ等々の法廷で、裁判官を検察官を弁護人を被告人を証人を傍聴人を、私は見張っているのだ。メルマガの読者諸兄に私自身も見張られながら。そういえば4月19日(木)、テレビ朝日の「※注芸人調べ 」という番組で見張られるかもしれない。ええっ!?

 そんなわけで4月は以下の6号を発行した。

第2087号 クレプトマニア感動判決は袴田事件のせい?
 前号からの続き。控訴審の大島隆明裁判長は検察官の控訴を棄却=原審の罰金刑を維持。その理由がもう、検察官のいつものバカげたテンプレートをことごとく否定するものだった。あり得ない! じつは大島裁判長はあの袴田事件の再審の、検察がした即時抗告を担当している。そのことが影響したとすれば…!

第2086号 罰金50万円は軽すぎて不当と検察控訴!
 これも重度の摂食障害。体型がもう尋常じゃない。万引きで保護観察付き執行猶予中にまた万引きをやり、普通は当然に懲役の実刑なのだが、原審の裁判官はなんと罰金刑に。罰金刑だと執行猶予は通常取り消されない。罰金刑は量刑不当だと検察が控訴し…。

第2085号 あんな判決、あんな弁護をしなければ…!
 万引きの被告人は、もとは美人だろうにガリガリに痩せて骸骨顔、重度の摂食障害なのだ。公判請求(正式な裁判への起訴)は初めてゆえ鉄板で執行猶予なのに、弁護人は専門病院での治療を約束させ、裁判官は無知な善意からなのだろう、執行猶予に保護観察を付けた。そのために、嗚呼、なんてこった!

 以下の3号は4月8日にお知らせした

第2084号 崖の上のポニョ、刑事裁判は紙の上の正義
第2083号 直ちに看破された詐欺、受け子は不能犯か
第2082号 まぁどうなってもいいや、死ぬか犯罪やるか

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