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カテゴリー「行政制裁金」の16件の記事

2017年4月21日 (金)

奈良県警、なぜっ!?

Stb_1300 20日(木)は朝から東京地裁でじつに濃い刑事裁判を次々傍聴した。
 女性のためのある施設で「クレーマーのような存在」のおっさんを退治したかのような事件…。別の事件の被告人(78歳)は、きっぱり言うのだった。

被告人 「あのぅ申し訳ないですが私、罪の意識がぜんぜんありません!」

 マニア氏から教わって傍聴した民事の尋問期日。被告はテレビ朝日。証言に出てきたキーワードでネット検索したら過去の報道がヒットしたり。メルマガ次号と次々号でどの事件をレポートしようか、悩んでしまう。
 くらくらしつつ裁判所を出て、警察庁へ。お宝文書2件の開示を受けた。
 それから俺は、25分ほどかけて銀座8丁目、奈良新聞の東京支社へ歩いた。以下は4月18日付け奈良新聞の一部。

ハンプで速度抑制 - 通学路の安全確保へ県内初
 通学路の安全確保を目指して、大和高田市は同市大谷の通学路に自動車の速度を抑制するため段差(ハンプ)を、県内で初めて設置した。県警と協力して実施した調査では、車の速度抑制に効果が確認された。ハンプは騒音や住環境への悪影響もあるとされ普及が遅れているが、県警交通規制課は「車両の速度抑制に良い効果が出た。有効な対策の一つとして設置を働きかけたい」としている。

 なんだとぉ~っ!!! 通学路の速度抑制に有効と決まってるのにタブーだったハンプ、警察庁の野望に水を差すハンプを、奈良県警はなぜっ? 警察庁の野望に逆らってまで通学の小学生たちの命を守るのか!
 しかしネットでは一部しか読めない。紙の新聞を手に入れなければっ! つーことで東京支社へ行ったわけ。なんと一面トップだった。ほ~!

 ハンプの設置が全国に広がれば、通学の小学生たちが守られるかわりに、新型オービスがバカっぽく見えてしまう。【新型オービスの導入 → オービスによる青切符の速度違反取締りの解禁 → 速度違反金 → 取締りの民間委託】というシナリオにケチがつく。
 いや、そんな単純なシナリオだったら、駐車取締りの放置違反金、民間委託と同じようにさっとできるはず。ところが今回のは、2013年6月の国家公安委員長の「苦言」から始まり、懇談会を設置し、試行運用にモデル事業…高速道路の制限速度を120キロに引き上げるという飴玉まで持ちだしてる。やけに念入りじゃないか。
 1993年と1994年に発表したあの野望の実現、そこへ向かってるんだな、というのが俺の読みだ。詳しくは今月下旬発売の『ラジオライフ』に書いた。

 興奮しつつ再び銀座の中心部を歩き抜け、有楽町の向こうから電車に乗って究極の居酒屋「昭和」へ。いやはや充実の1日だった。
 ちなみに久しぶりの昼間の、てか陽のあるうちの銀座は、昔の銀座とは一変、観光バスと外国人観光客だらけ。びっくりしたよぅ~。

 楽天アフィリエイトの「成果レポート」というのを初めて見た。「成果報酬合計」は、3月はゼロ、4月は91円だった。ありがとうございます~。
 俺が貼り付けた商品リンクから楽天のサイトに入り、俺が貼り付けたのじゃなくても何か購入すると、俺に何%かの成果報酬が入る仕組みだ。よろしくねっ。heart01

 ←4月21日10時50分現在、週間INが200で1位~。happy01

2015年5月29日 (金)

6月1日スタート「自転車講習制度」は、近未来の警察"巨大違反金徴収システム"への布石だ!

 今日は裁判所へ午後出勤。
 池袋、脱法ハーブ暴走と大きく報じられた「危険運転致死傷」、追って指定となってた期日が今日だったとは知らなかった!

 そのほかいろいろ存分に傍聴し、警察庁へ。
 2014年の都道府県別のオービス取締件数と設置数のデータをもらった。ひっじょおに興味深い! ありがとございますっ。

 それから歩いて、国会見学の小学生諸君を追い越し(笑)、久しぶりに国会図書館へ。新型オービスについての“調査研究報告書”を閲覧。
 コピーは後日入手するとして、興味深い部分をメモ。「スポーツレーダートレーサー」というのが出てきた。ほか、へぇ! そんなのがあるのっ? という速度測定器も出てきた。さすが警察、うらやましい。俺も欲しいょ。coldsweats01

    

 帰宅後、当メルマガのアクセス解析をチェックして目をむいた。ここんとおおよそ500~700くらいだったアクセス数が、5月28日の夕刻、なんと2千数百!
 いったい何があったんだ!?

 今日、「立入禁止のリアルなニュースサイト RZONE」というのが“プレオープン”した。俺はそこに「 6月1日スタート「自転車講習制度」は、近未来の警察"巨大違反金徴収システム"への布石だ!」との記事を書いてる。
 その記事の末尾に、当ブログのURLがある。それでアクセス数が爆発的に伸びたのかな。

 末尾には、当ブログのURLに並んで、メルマガのURLもある。メルマガの部数もどかんと、またはちょびっと、増えたか? いや、全く増えてないのだ、えーん。crying
 いったい何なんだろ、分かんねっす。

 ←これをクリックいただくと「週間IN」が10ポイント増え、1週間にわたり順位に影響するらしい。5月29日00時05分現在、「週間IN」の合計が320ポイントでまだ5位にいます~! happy02 

2014年12月19日 (金)

新型オービスの仕様書!

 当ブログの登録が2006年2月4日、最初に記事をアップしたのは同年2月5日かな
 同年2月10日、「公然わいせつ:ベランダの女性下着を見て手淫」という記事をアップした。阿曽山大噴火さんに似た、非常に印象的な被告人だった。

 そして2014年12月19日、嗚呼、たぶんその被告人の「窃盗」を傍聴した。あれから9年近い年月を経て、被告人はだいぶ、なんつーか大人っぽくなっていた。しかし…。

 そんな感慨を胸に、俺は警察庁へ。
 今年10月から埼玉県内で試行運用が始まった新型オービスの、「速度取締装置概要」と「半可搬式速度違反自動取締装置 仕様書」の開示を受けてきた。
 試行引用を知ってすぐ開示請求したのに、この文書の請求は俺が初めてだったのか、延長決定を食らい、今日やっと開示されたのだ。

P1050787 墨塗りだらけかと思いきや、けっこう開示してくれたじゃーん。俺はもう大感激、大喜び。警察庁で、開示された文書をぺらぺらめくる間、うれしさがこみ上げちゃって。危ない奴だと思われたろうな~(笑)。
 当記事中の画像は、その中の1枚。詳しくは、先月発売号から始まってる『ラジオライフ』の連載で、まずは書くことにしたい。その前にたぶんメルマガでも少し触れるかと。だぁって、うれしくてたまんないんだもんっ。happy02

※ 今日、警察庁の庁舎の地下でお会いした方、もしや、以前警察庁内でよくお話しした方では? もしそうなら、非常に申し訳なかったです。なんか見覚えあるな~、おかしいな~と思いつつ、帰りの地下鉄でようやく「あっ!」となり…。大いに恥じ入ってます。お許しを。

 ←クリック先の画面の右下に当ブログの順位表示あり。12月19日21時25分現在16位~。happy01

  

2014年12月13日 (土)

通学路や生活道路で速度取締り、その発表の裏のあるもの

 我々司法結社・憂国傍聴団わぁ、忘年会の勝利をかちとったぁ! なんつって。coldsweats01
 12日(金)の夜、傍聴マニアの大忘年会は、neet1978さん、阿曽山大噴火さんのご参加もあり、なんと21時過ぎまで楽しく行われました。

 ところでっ!
 その12日(金)の昼頃、TBSが「警視庁、速度取り締まり重点道路をHPで公開」と報じたらしい。そこにこうある。

 重点道路には、幹線道路などのほか、各警察署が住民の要望を踏まえて決めた通学路や、抜け道として利用されている生活道路などが含まれています。
 警視庁は、これらの道路で、登下校や事故が多発する時間帯を中心に、取り締まりや注意喚起を行い、事故の防止につなげていく方針です。

 通学路や抜け道に、レーダー式や光電式の測定機を設置してネズミ捕りをやる? 白バイやパトカーが追尾式で取り締まる? 全く現実的じゃない。

 警察庁は11月から2カ月間、新型オービス3種の試行運用を、埼玉県警にやらせることとした。現行のオービスは、赤キップ以上の違反を取り締まるが、新型オービスは青キップの違反も取り締まるんだという。
 そして今回、警視庁のこの「方針」発表。

 来年、警察庁は必ずや、こんな発表をするだろう。
「通学路や抜け道での速度取締りは、非常に重要かつ効果があるが、違反車両を停止させる場所がないなど、困難をともなう。新型オービスのうち可搬式が適するが、測定・撮影後に違反者の出頭を確保する点に困難がある。逃げ得を許してはならない。そこで…」

 そこで、現在の駐車取締りにおける放置違反金と同じように、新型オービスに写った車両ナンバーから判明した違反者の持ち主に対し「速度違反金」の納付を義務付ける。
 速度取締りも民間委託を行い、そうしたやり方を他のすべての違反にも拡げ…。

 必ずそうなるだろう。とシカシ言ってるのは俺だけなにょ? なんか不思議(笑)。

人気ブログランキングへ ←クリック先の画面の右下に当ブログの順位表示あり。12月13日18時20分現在16位~。happy01

  

2014年5月 3日 (土)

新時代の速度取締り、測定機は何にしゅるっ?

 現在発売中の『ラジオライフ』6月号は、交通取締りの特集号だ。俺も何ページか書かせてもらってる。

 警察庁が懇談会の資料として発表した3種のオービス、そこに、三脚に載せて使う簡易携行式のオービスの写真がある。ただ、写真は粗い。
 『ラジオライフ』6月号には、おそらくそのオービスかと思われる、もっと鮮明な写真が載ってる。
 おっ、俺はこんなの初めて見る(と思う)。

 『ラジオライフ』のその写真のキャプションに、「Sensys Traffic社のレーダー式測定機、MSSS(Mobile Speed Safety Systems)」に似てると書かれてる。
 ネット検索の窓に打ち込んでみた。どうやらこれなんだね!

http://www.sensys.se/products/mobile-speed-safety-systems

 すんげぇ便利らしい。動画を保存できるなら、誤測定が問題になったとき、動画の解析により検証できる。

 『月刊交通』(東京法令)の2013年11月号の特集は「交通安全関係団体の現状と今後の展開」。
 
 その特集の中に、財団法人・日本交通管理技術協会についての記事がある。メルマガ「交通違反バカ一代」の現在のサンプル号の編集後記に、その記事の一部を俺は引用した。こうだ。

 一つは,ステレオカメラを使った新速度違反取締装置の研究開発です。これは,株式会社JPシステムズと共同開発しているものですが,カメラの撮像画像を処理することによる速度計測システムであり,装置も設置も簡単で,従来のドップラー効果を利用する方式に比べ,無線資格も不要であり,レーダーを使わないため相手方は感知できない,精度が高い,画像が記録され証拠能力が高い等のメリットがあります。この速度計測システムについては,本年8月に特許も認められ,実用化に向けた最終段階にきています。できるだけ早く現場で活用いただけるよう,急いで製品化を目指していきます。

 その特許の内容を、特許庁のサイトから調べることができる。
 こっちは、簡単に言うと、三脚の上に地面と水平に何十センチかの棒を固定し、その棒の両端にカメラを載せ、通過車両の横から“ステレオ撮影”して、画像解析から速度を割り出すものだ。

 今後のスピード違反取締りについての制度改定は、必ずや、取締りの民間委託と行政制裁金制度(少なくとも放置違反金と同じ性質の速度違反金的なもの)の導入を伴うはず。
 そのためには、速度測定と同時にナンバーを撮影することが必須だ。

 MSSSを輸入またはパテント生産するのか、上記特許のタイプにナンバーを撮影するカメラを組み合わせるのか、あるいは、斜め前方(または後方)から1つのカメラで動画撮影して、その画像解析から速度を割り出すタイプとなるのか。
 俺としては、3番目のタイプがいちばんいいと思うんだけどね。警察庁はどうするのか、楽しみである。heart04

  

2013年12月27日 (金)

速度取締りの新時代、キタ~~~ッ!

 今日は今年の裁判傍聴納め。1年間、よく頑張りましたねと、出欠表に花丸のハンコを裁判官が押してくれた、なんつって(笑)。
 早めに帰って仮眠、さてメルマガを…とパソコンを開いてまずニュースをチラ見したら、ぎゃおうっsign01
 以下は27日付け読売新聞の一部。太字は俺。

時代遅れだった…「ねずみ捕り」生活道路重点へ
 ドライバーから「ねずみ捕り」と忌み嫌われ、警察行政のトップからも見直しを求められたスピード違反の取り締まりが、大きく変わることになりそうだ。
 これまでは幹線道路などでの取り締まりが中心だったが、警察庁は方針を転換。歩行者など「交通弱者」が巻き込まれる事故を減らすため、生活道路や通学路などでの取り締まりに力を入れる。そのために、小型の速度自動測定器の導入も検討する。

 キタ~~~ッsign01 今年10月20日頃発売の『ドライバー』で予言した「携帯オービス」が、さっそく出てきたのだぁっ。

 ふりかえれば、今年6月、国家公安委員長が、速度取締りに苦言を呈したかのような報道があったでしょ。
 普通に考えれば、ウケ狙いのリップサービスだが、もしや…。
 同年8月、警察庁が「交通事故抑止に資する取締り・速度規制等の在り方に関する懇談会」なるものを設け、「速度規制等」と「取締り」について各「ワーキンググループ」を設け、会議を重ねる形を…。
 ここでもう俺は、確信したね。いよいよ動き出したのだなsign01 と。

 じつは、大幅な速度違反はぐんぐん減ってるのだ。それは、オービスの取締り件数や、超過速度別の取締り件数の推移から明らかだし、また危険認知速度の低下からも明らか。交通事故死亡者が近年激減してる、いちばんの直接的理由はそこだろう。いま、速度違反について大がかりな“検討”をおっぱじめる理由は特にないのである。
 そこで、運転者たちの耳目を引くことを国家公安委員長に言わせた、旗を揚げさせた、提灯を振らせた…。

 詳しいことは上述の『ドライバー』に書いたが、懇談会の資料を読めば、てか交通違反・取締りを約30年間、研究してきたマニアな俺weepからすれば、「携帯オービス」で自由自在に取り締まりたいという本音がモロ見えなんである。「あたしの気持ち、今井さんには分かるでしょ? あぁん、電気を消してheart04」という声が、俺にはびんびん聞こえるんである(笑)。ちなみに、「携帯」と言っても、測定の際は手持ちせず、三脚を立てるんだろうと思う。

 現在のオービスは、いわゆる赤キップの違反だけ撮影する。超過速度が30キロ(高速道路等では40キロ)以上の違反だ。
 「生活道路や通学路」でそんな違反のみを狙うのは不適当。当然、もっと低い超過速度の違反もじゃんじゃん撮影する、そうとしか考えられんでしょ。

 だが、そうなると、現在のやり方では、どうしたって処理が追いつかない。
 現在は、撮影した写真のナンバーから車両の持ち主に通知し、違反者(多くの場合は持ち主自身)を出頭させ、違反キップを切る。
 オービスの取締りは現在、年間数万件(ピーク時で10数万件)だが、速度違反全体の取締りは、んなもんじゃない。たとえば2012年は222万1120件。200万件を超える速度取締り全部をオービスに切り替えるわけじゃないとしても、到底処理しきれない。

 じゃあどうするか。違反者の責任はもう問わず、写真のナンバーから判明した持ち主に対し、ペナルティの納付書を送りつければいいんである。つまり、現在すでにある駐車違反の「放置違反金」と同じ形にすればいいんである。

 そしてその「携帯(携行式)オービス」による取締りは、必ずや、駐車違反と同じように、民間委託されるだろう。またも巨大な市場が誕生するのだぁっsign01
 そのときっ、残念なことに最近落ち目だった交通安全協会が、不死鳥のごとくよみがえり、天に向かって羽ばたくのかっsign01

 駐車と速度という二本柱を民間委託して、他の違反の取締りを民間委託しない理由はない。そっちも、今後ばたばたっと来るのだろう。『月刊交通』11月号の特集は「交通安全関係団体の現状と今後の展開」。天下り法人の役割分担を確認せねばならぬ時代は、もう目前なのだあぁっっっsign01

 年末に方針を新聞発表させ(=肯定的な世論を準備させ)、翌年の通常国会に法案を出す、ということはよくある。まずは「携帯オービス」「速度違反金制度」「速度取締りの民間委託」、これらは来年、どう動き出すのか。楽しみだなぁっ。happy02

 それで交通社会はどう変わるか等々、まだまだ語りたいことはあるが、そろそろメルマガ執筆に戻らねば。次号のメルマガ編集後記では、滋賀県警の速度違反取締りの、あの“不祥事”について言及しよう。 ←忘れるなよっ。pout

2012年10月 4日 (木)

自転車の講習義務化は何のため?

 新たに自転車利権を打ち立てるなら、自転車違反金でなくても、自転車免許や自転車講習の手数料でもいいんじゃないないか、とお考えの方もおいでだろうか。
 以下は10月4日付け毎日新聞。

自転車ルール:悪質運転者に講習義務化も 警察庁検討へ
 自転車の交通ルール違反が後を絶たないことを受けて警察庁は4日、有識者懇談会を設置し、ルール・マナーの徹底に向けた対策を検討することを決めた。自転車は免許制度がなく、安全教育の機会が限られているのが実情で「悪質で危険な運転者」への講習義務化などが議題となる。
 自転車は道交法で「軽車両」と位置づけられるが、車のような免許制度はなく、違反者に対する講習もない。警察庁幹部は「体系的な教育を受ける仕組みがなく、ルールの理解や危険性の認識が十分と言い難い」と指摘。1〜8月に自転車乗車中に死傷した約8万2500人のうち64%に当たる約5万2900人にルール違反があったという。
 こうした現状を踏まえ、懇談会は全国の交通安全教育の事例などを参考に効果的な教育手法を探り、安全教室などへの参加を促すため受講者への優遇措置なども検討する。ブレーキのないピスト(競技用自転車)の運転や酒酔い運転など道交法違反で検挙された「悪質で危険な運転者」に講習を義務付けることの是非も話し合う。
 メンバーは大学教授やジャーナリストら6人。5日に初会合を開き、来年の法改正も視野に、年内に提言をまとめる。

 しかし、警察庁の最終的な狙いは、クルマ・バイクのペナルティの行政制裁金化と、さらには、現在は不起訴で終わってる軽微な交通事故にも行政制裁金を課すこと。
 だいたいやねぇ、警察が法律をつくり、警察(又は警察が委託した業者)が取締り、警察が(委託した業者に単純事務をやらせて)カネを徴収する、そうでなければならないのだ。検察や裁判所が関与する制度はダメなのである。

 完成形へ行き着くために、もっともスムーズなのが、自転車で行政制裁金を誕生させること。
 だが、自転車の交通ルールを周知徹底させることなく、いきなり年間何百万件も取り締まるわけには、やっぱりいかないだろう。だから、講習義務化がどうとか報道させてるわけだ。

 ものすごく良い講習制度ができて、自転車の多くがルール・マナーを守るようになりました、良かった、良かった、では終わらない。それで終わるのを、仏つくって魂入れずっていうんだっけ。

 警察庁のエリート官僚諸氏は着々と頑張ってる。私も頑張ろう。って何を? メルマガ第878号を急ぎ書いて、雑誌原稿を1本(できればもう1本を半分ほど)書いて、明日はあの事件をどうしても傍聴しなければsign01

2012年9月 4日 (火)

これで子どもの違反も取り締まれる!

120904 「自転車もナンバー/都が義務化を検討/危険運転や放置抑止に期待」と9月4日付け朝日新聞。
 キターッsign01 警察の悲願「行政制裁金制度」が、2006年6月1日の放置違反金制度の導入に続き、またゴゴゴと動き始めたぞーッsign01

 今年1月20日発売の『ドライバー』で予言したとおり、自転車ナンバー制度は必ずくるのである。
 自転車ナンバーの最大の目的は、自転車の持ち主(登録者)から迅速簡易にカネ(自転車違反金。私が付けた仮称)を徴収できるようにすること。
 自転車の違反を大々的に取り締まるに当たり、ネックの1つは子どもの違反。そこを、子どもの自転車を父兄の名で登録させることにより、「登録自転車の安全管理を怠った」として、子どもの違反で父兄からカネを徴収できるようになるわけ。

 クルマ、バイクの放置違反金は、現在のところ一応、違反者本人が刑事手続きで争うこともできる。
 しかし自転車違反金は、刑事手続きの扱いを完全に廃止し、完全な形の行政制裁金になるだろう。そうして、クルマ、バイクの違反へ、さらには、現在90%くらい不起訴で終わってる交通人身事故も、行政制裁金に取り込まれていくだろう。
 警察利権は飛躍的に拡大…というか、新たな時代に入るのだっsign01

 記事中、社団法人自転車協会は「都内だけ購入費が上がり、売り上げに影響が出る」などと反発している、とあるけど大丈夫。行政制裁金は全国規模の制度なのです。
 ただし、自転車違反金は都道府県の収入になるだろうところ、自転車利用が少ない自体から「大都市ばっかり儲けてずるいぞ」という反発が出るかも(笑)。

追記: 自転車のナンバー義務化、北朝鮮ではとっくにやってるんだね。「日本は我が国をマネた」とか、北朝鮮のテレビは言うのかなぁ。
 でも、日本のナンバー義務化は、莫大なカネを生む制度のためなんだぞ。北朝鮮こそマネすんじゃねーぞ。 ←威張りつつ情けなく感じるのはなぜ?weep
 

2012年5月24日 (木)

自転車取締りも民間委託

 警視庁(東京)の2011年の「自転車取締件数」をゲットした。2000件を超えそうだという予測は的中、2054件になった。3つの違反と「その他」と総計について2010年と比べてみよう。

         2011年  2010年
 信号    439件   300件 
 踏み切り  399件   348件 
 2人乗り   68件    68件 
 その他   1034件   677件 
 総計    2054件  1438件

 総計で616件の増加。「その他」の増加だけで357件を占める。ほとんどはブレーキ不良の違反らしい。

 「指導警告件数」もゲットした。2011年は21万1752件。2010年は21万5901件だったから4149件の減少だ。
 取り締まりは増えたのに指導警告は減少。指導警告に割く力を取り締まりへ向け始めたのか?
 警察庁は2010年10月の通達で、今後の対策の1つに取り締まりの強化を挙げている。今年の自転車取り締まりはもっと増える可能性がある。
 ブレーキを外すのは、あれはファッションだとか。ファッションなら、いずれ急速に廃れるはず。しかし取り締まり強化は警察庁の方針だから現場は逆らえない。そうすると、ブレーキ違反が激減したぶん、信号無視など他の違反をがんがん取り締まることになるのかな。データを見ながらそんな想像をするのが私は楽しくて(笑)。

 以上、『ドライバー』の前号に書いた記事。「注意受けてもやめず…自転車で携帯電話使用で女性摘発」(5月24日付け産経新聞)を見て、思い出したわけね。

 かつて、現在の自転車についてと同じように、クルマ・バイクの違反についても取締りと指導警告のデータがあった。
 ところが、1968年に反則金制度(要するに交通違反から簡単にカネを徴収でき、かつそのカネを警察の縄張りへ流し込む制度)が登場して、取締り件数は激増、指導警告のデータが消えた。
 自転車の違反からも簡単にカネ(※)を徴収できる制度ができたら、指導警告は取締りへシフトする…なんてもんじゃ済まない。取締りもカネの徴収も民間委託し、自転車監視員が登場し、巨大な交通利権が誕生するだろう。そうして、クルマ・バイクの違反も、さらには現在は不起訴で終わってる多くの交通事故も、行政制裁金の対象とする。間違いなくそうなるだろうと思うょ。

 名称は「自転車違反金」とかいろいろあるだろうが、法的性質は「行政制裁金」。

2011年12月 4日 (日)

自転車騒動、警察庁の狙いは!

 自転車の歩道通行。以下は12月1日付け産経新聞、の一部。

現場無視の交通秩序対策に困惑
 幅3メートル未満の歩道を、自転車が通行できなくなるらしい。警察庁がまとめた自転車交通秩序の総合対策のひとつだ。
 これまで、自転車は幅2メートル以上の歩道ならば通行が許されていた。だが、ここ数年、自転車が加害者となる事故が急増したことから、「自転車は車両」「歩道は歩行者優先」をあらためて徹底するのだそうだ。そこには近年横行している、ブレーキのない競技用自転車などの普及もあるようだ。

 だから自転車を車道へ出す。だけど車道は危ない、怖い。どうすりゃいいんだ、ということに世の中はなってるようである。

 ナニ言ってんのか、と思う。
 道路交通法第63条の4第2項により、普通の歩道を自転車が通行するときは、徐行しなければならず、歩行者の通行を妨げることとなるときは一時停止しなければならないのだ。罰則は第121条第1項第5号、2万円以下の罰金又は科料。
 この法律がそこそこ守られてれば、自転車と歩行者の事故なんぞ滅多に起こらないのだ。
 事故が目立つほど起こるとすれば、第63条の4第2項は罰則も含めてザル法なのか。あるいは、ザル法ではなくほとんどすべての自転車は遵法走行してるのに、ごく一部に無法者がいて、しかし分母が大きいので目立つほど事故が起こることになる…のか。

 前者だとすれば由々しきことだ。以下、ホームページのほうに書いたことだが…。
 「法制局長官在任10年」という著者の『法令作成の常識』(日本評論社)に、ズバリこう書かれてる。

 社会の大部分の人々がある法令に違反するという状況にあり、また、その人々の意識では、そういう法令に違反することが別段悪いことと思われず、たまたまつかまったものが運が悪いと思われるような状態になっては……その法令は空文化し、いわゆるザル法となる……こういうザル法が出現することくらい、一般の人々の遵法精神をそこなうものはない……人々に、その法令のみならず、一般に法令を守る気がなくなってくるのは無理もない。

 後者だとすれば、そんな一部の無法者のために、善良な遵法運転者を車道へ追い出すなど、バカとしか言いようがない。

 ま、どうであろうと警察庁の目標は、one自転車登録の義務化、two行政制裁金である自転車違反金の創設、three自転車取締りの民間委託、four自転車で誕生させた行政制裁金をクルマ、バイクの違反へも、そして交通事故へも…これに間違いなかろうと私は推理する。

 「悪質自転車7人赤切符」と12月2日付け読売新聞。こうして取締りを増やせば必ず、
「同じブレーキ違反で、クルマやバイクはソク反則金を振り込めばすむのに、自転車は後日裁判所へ出頭して罰金、前科1犯。不公平だ」
 と新聞、テレビが言うことになる。そこからはfourへ向かってまっしぐら、かな?

 

 ところで…。

P1040850 (1) 平成18年度 録音・録画送致一式の供給及び請負に関する契約書(同業務に係る仕様書を含む。以下同様)
 (2) 平成20年度 録音・録画装置75式の供給及び請負に関する契約書
 (3) 平成21年度 録音・録画装置一式の供給に関する契約書
 (4) 平成22年度 録音・録画装置一式の供給に関する契約書
 (5) 平成23年度 録音・録画装置一式の供給に関する契約書

 いわゆる“取り調べの可視化”の資機材の契約書、仕様書、納入場所一覧表、法務省から開示を受け、メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」(月105円)の第624号でレポートした。もしかして本邦初のレポート?
 これだけ見るために同メルマガを購読登録して、月末までに購読解除で無料で済まそうって? いいっスょ、べつに。他の記事も面白くて解除できなくなるに決まってるから。あっ、ムカつく態度なので絶対解除してやる? 宣伝、失敗こいた~。crying