高齢者の免許更新、体験したっ!
「私、29歳ですから」
電車内でそう自称する私を「あなた、昭和29年生まれでしょ」と見破った者はいない。
なわけで、6月20日に私は73歳になった。免許更新、どうしよう、そのことである。 ←池波正太郎さん風
70歳を超えてからは、運転した記憶がない。高齢者講習とかめんどくさいらしい。いっそ、更新をパスするか?
ふり返れば、18歳のとき静岡県三島市の、「公認」とか何も知らず非公認の教習所へ通い、沼津の運転免許試験場で普通免許を取得。以来、私生活も仕事も、オートバイとクルマととも生きてきた。その免許を、捨てるのか?
諸行無常、捨てるのもいいか。
とは思ったがしかし、「高齢者の免許更新がどうなってるのか、体験しておいでよ。チャンスじゃないの」というアドバイスに「おっしゃるとおり」となり…。
70歳から75歳未満までだっけ、私はそのカテゴリーに入る。
高齢者講習を受けろと案内のシールハガキがきた。
6月中だったか、自動車学校へ行って予約し、高齢者講習を受けた。
座学が1時間ほどと、実車だ。実車の講習が終わり「完璧ですね。試験なら合格です」と言われた。お~。
そうして本日午後、その修了証を持って、更新手続きをどこでしようか悩んだ末、運動を兼ねて、府中の運転免許試験場へ行ってきた、自転車で!
どういうわけか、がらがらだった。たまたまなのか、昔に比べて運転免許人口が減ってることが、こいういう形で現れてるんだろうか。
各所各所の職員の方々が、間違えようのない的確な案内をしてくれて、じつにスムーズに進んだ。
じつは、目の検査がちょと不安だった。
疲れてるとき、刑事裁判の法廷で、視力の弱まりを感じることがある。今日、いつもより睡眠時間が3時間も少ないうえ、仮眠せず頑張って原稿を1本仕上げた。目の検査、やばいかも。
なので、検査の直前、メガネを外して目とその周辺をよくもみ、くわっと目を見開いて検査を受けた。
右、上、左、はいけっこうです。簡単だ~。
しかし、私の前のおじさんは、どっちかの目の視力に問題があるとかで、別室での検査へまわされていた。ザル検査ではないのだね。
写真を撮り、次は新しいの免許証の交付(受け取り)。
えっ、講習は? 職員氏に尋ねた。私は自動車学校で高齢者講習を受けてるんで、府中の試験場では、適性検査(目の検査)だけでオッケーなんだそうだ。まじっすか~!
新しい免許証が出来上がるのを待つ間、鈴木エイトさんの『アンビバレント』を少し読み進めた。こっ、これは凄い本だ、感動の連続というか、やっぱりねえ、専門取材者の本は凄いですわ。
家人から頼まれた買物等あり、少し遠回りして帰った、自転車で! 足の疲れが尋常じゃない。
たしか5年前も自転車で府中へ来たはず。5年前はここまで疲れなかったように思う。現在20時ちょい過ぎ。もう寝ます~。

