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カテゴリー「速度取締りの新時代!」の38件の記事

2020年7月12日 (日)

オービス乱世、新潟県警がヤバイというか

200712c  当ブログ、ご無沙汰してしまった。
 忙しかったのだよぅ。何本も締切り原稿があるなか、「今回遅れると厳しいことになります」と担当編集者氏から言われ、ブログ記事を書いてるわけにいかないじゃないの。ひどく消耗した。頭髪に良くないはず。頭髪緊急事態宣言だ。💦

 「可搬オービス未配備は新潟県だけに 本年度当初予算案計上、自民の反対で削除」と7月12月付け新潟日報。こっりゃおっもしろい記事だ!

 「県議会で自民はオービスの効果を疑問視し、導入費用を削除した修正案を提出。導入は実現しなかった」とは、私のネット記事「速度取り締まりの最終兵器が使い物にならない? 可搬式オービス「LSM-300」が“カカシ”化するであろう深いワケ」(6月3日付け)の5ページ目に出てくるやつだ。

 警察は「可搬式」と発表してるのに、なぜわざわざ「可搬型」と呼び変えるのか、ってそこじゃなくて…。
 今回の新潟日報さんの記事で最も興味深いのは、「20年度末までに1~2台導入する予定だ」と新潟県警は回答しなかったという部分だ。警察庁は新潟にも導入させると宣言してるのに、なんだそれ。記者さんもたぶん驚いたはず。
 新潟県は2019年の固定式オービスの取締り件数がまさかのゼロってとこも考え合わせると、非常に興味深い。

 警察庁は「半固定式オービス」なるものを思いついたり。6月下旬発売の『ラジオライフ』の連載原稿の最後に私は「今は“オービス乱世”といえそうだ」と書いた。まさに乱世。こんなことはなかなかないですぞ。警察庁および都道府県警警察内の方々は、“いずれ沈む泥船”はどっちなのか、こっそり見極めつつ、あとで“泥船派”の恨みを買わないよう、淡々と日々の業務をこなしていく、そのへんがいいんじゃないですかね。

 メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」のほうは、週に3号、毎度遅れつつもがっちり発行してきた。7月は現時点までに以下の4号を発行した。

第2433号 あおり運転厳罰化の日、まさにそのあおり運転の裁判が! 
 あおりあおられ妨害運転、どっちもどっちのとき、先に110番通報したほうが勝ち、少しでもケガをしたほうが勝ち、という刑事司法の鉄則…。

第2432号 大報道された非道「殺人」、原審は懲役17年、まさか無実?
 元交際相手の女性(25歳)に睡眠薬を飲ませて絞殺、埋めたとされる事件。法医学のエキスパートが証言するには…。ピンク歯、遷延死、屍蝋化、そのうち刑事ドラマ、鑑定医ドラマに出てくるかも。

第2431号 無免許初犯で罰金50万円、その理由がどうやら分かった!
 言語表現の能力に大いに問題のある男性だが、高齢者のデイサービスの送迎運転手として充実して働いていたようだ。ところが違反を重ねて30日の免許停止処分とされ、停止期間を1日に短縮する講習の費用、1万1700円が足りなかったばかりに…!

第2430号 元東京地検特捜部長の重大事件、超厳重警備で第3回公判!
 レクサスLS500hのアクセルを間違えてベタ踏みし、狭い商店街を時速120キロで300m以上も暴走、重大死亡事故を起こしたとされる事件。被告人(元特捜部長、81歳)はじつにお洒落だった。今日は弁護側立証で…。

 いま購読登録すると、以上4号がどどっと送信される。そして月末まであと9号が順次送信される、そこまで無料。初月無料なのだ。
 面白くて、あるいはめんどくさくて購読解除しなければ、8月分から月額110円(税込み)が課金される。私の取り分は6割だ。おかげさまで、裁判所への往復交通費と、情報公開法・条例による開示請求の手数料の、少なからぬ助けになっている。ありがとうございます!

 画像は、農家の直売所のB品のトマト。畑で完熟も完熟、熟しすぎて割れちゃってる。ずっしり重くて、熟しすぎたトマトの味、最高だ。これが1袋200円(税なし)。自転車で1時間の圏内にこういう直売所があるって幸せ、だと思う。髪がごわごわ生えてきたらいいな。トマトじゃ生えない? 決めつけるのは良くないと思いますっ。✨

 ←7月12日21時40分現在、週間INが50で4位~!

2020年6月25日 (木)

性犯罪の常習者を検察官と裁判官と刑務所が育てる

2005295c  6月24日(水)、東京地裁の刑事部にちょっと気になる審理の期日があり、約4時間睡眠で頑張って出かけたわけ。

 電車は、先週より断然混んでた。
 毎日通勤利用する女子君に聞いたところ、今週月曜から急に混み始めたらしい。都道府県をまたいでの移動が緩和された影響だとか?

 東京地裁では、朝一から16時過ぎまで傍聴した。濃かった! 濃い事件に次々当たった!

 少しだけ言えば、「宝くじ」の高額当選券をネコババした事件。そんなの初めて傍聴した。
 あと、婚活詐欺師とかネットで叩かれまくってる事件。
 それから、だいぶ昔にある悪質事件の犯人として全国報道された男の、仏像万引き! まだ分からないけれども、だいぶ昔のあの悪質事件、真相はじつは報道とは全く異なる可能性あり? との印象を受けた。

 最後に傍聴したのが、女子トイレ侵入マニアというか。性犯罪の常習者を、じつは検察官と裁判官と刑務所が育ててるんだなぁ、と痛感した。本当に悪質だと思う。

 しかしどれもメディアは報じないだろう、てかそもそも興味すら持たないだろう。私がメルマガでレポートするしかないのだ。社会的役割の重さに震える。羽毛の如き重さではあるが(笑)。

 帰りにまた警察庁へ寄り、「半固定式オービス」の文書をゲットした。ええーっ、警察庁はそんなこと考えてたんですかー!
 このスクープネタは、メルマガ次号の編集後記でちらっと書いてから、ドライバーのWebサイトで発表しよう、その文書全部とともに。原稿B、C、D、Eはまた先送りだ。こうやって日々が過ぎていく、嗚呼。

※ 画像は“リモート飲み”(かな。よく知りません)の酒肴自慢。酒と醤油と微量の茶色い砂糖で煮た甘海老(半額)と、各種生野菜に米酢とマヨネーズをかけ、鶏もも肉を焼いて乗せたやつと、ニラともやしとタマネギと椎茸のオイスターソース炒めと、ワカメときうりの酢の物。全部自作だ。旨そうでしょ。旨いのだよぅ。こういうのを食べながら酎ハイと焼酎を飲みつつ、眠くなるまで原稿を書くわけ。健康的だね。甘海老と鶏もも肉は通風(高尿酸血症)に良くない? うう…。

 ←6月25日12時30分現在、週間INが110で4位~!

2020年6月24日 (水)

半固定式オービスって何だ!?

200623c  警察庁から郵便がきた。逮捕されたくなければ出頭しろ? んなわきゃない。
 「行政文書開示決定通知書」だった。

 2カ月ほど前だっけ、あるマニア氏から教わり、ある文書を読んだ。

「都市高速上に半固定式の装置を更新整備することによる警察装備費の増」

 と小さな文字であった。半固定式? なんだそれ~!
 つーことで開示請求した文書――ってどんな文書か私は想像もつかない――の開示決定が出たのだ。

 半固定式オービスって何!? 私はマニアなもんだから、身がよじれるほど楽しみでたまらない(笑)。

 今夜はそこまで。シャワーでも浴びて寝よう。明日(ってもう今日)も朝から忙しいのだ! 原稿は予定の半分しか書けてないのに!

 ここでハッキリ言っておこう。私の場合、「今日中に急ぎAとBの原稿を書こう」と思って書けたことがない。Aだけ書ければ上々だ。多くの日は途中で寝て、翌日の夜にAが、いや、場合によっちゃ翌々日になる。そうしてC、Dの原稿がヤバくなる。裁判所へも行かねばならない。私でなきゃレポートできないだろう事件、どうしても私がレポートしたい事件があり…。そんな日々がもう何年も続いている。どうすりゃいいのさこの私、夢は夜ひらく

7月12日、追記:  半固定式オービスの記事、7月7日付けでアップされました。開示文書も載せました。警察庁がTKKにこだわらなければ、首都高のルーレット族の脅威になるかも! というのが私の見立てだ。

 ←6月24日0時20分現在、週間INが90で4位~!

2020年3月20日 (金)

新型オービス、警察庁は撤退を決めた!?

 ぎゃおう!!! である。ととっ、とんでもないことが起こった!!! 激震だ!!!
 尋常じゃなく忙しくてあっぷあっぷな私だが、こればっかりはどうしようもないでしょといろんな方面に言い訳して、ちらっと言及させてもらいたい。どうか許してほしい。
 以下は3月19日付け新潟日報の一部だ。太字は私だ。

20年度新潟県予算 修正案可決へ 戦後初 19日本会議で採決
 2020年度の新潟県当初予算案を巡り、知事与党で県議会最大会派の自民党が提出した交通安全に関する予算の一部を削る修正案が、19日の2月定例会最終日に開かれる本会議で可決される見通しとなった。県議会の過半数を占める自民と、一部の無所属議員が賛成する「賛成多数」で可決されるとみられる。県の当初予算案が原案通りに成立しない戦後初の事態となる。
 修正案は、持ち運びできる速度違反自動取り締まり装置(可搬型オービスの導入を取りやめ、その経費1100万円を減額する内容。県警の新規事業で、花角英世知事による20年度予算案の柱の一つ「安全で安心なまちづくり」の重要施策に位置付けられている。

 警察庁は、表立っては2013年6月から「新たな速度違反自動取締装置」の導入へ向けて、というかおそらくは放置違反金と同種の「速度違反金」制度の導尿じゃなくて導入、そして速度取締りの民間委託、新たな巨大市場の創設へと動きだした。
 その新たな装置は装置的にも運用的にもまさに「新たな」なので私は新型オービスと呼ぶ。ネットでは、新型オービスのうち固定式も含めてなぜか「移動式オービス」「移動オービス」と呼ばれる。

20191231-2  それでだ、忙しいので詳細は省くけども、警察庁がえげつなく推していると解される、東京航空計器の可搬式、LSM-300は、使い勝手か信頼性がどうもヤバイんじゃないか、と思える事情がいっぱいあった。

 そうして今年、警察庁は、新型オービスの導入にケチをつける(としかマニア的には解されない)通達を発出した!
 うわあ、こりゃ大変なことだぞ! と震撼して私は3月の頭に車雑誌『ドライバー』(八重洲出版)に原稿を書いた。もう間もなく発売されるはずだ。

 でもって3月19日、新潟日報のこの記事なのである! BSN新潟放送も報じている
 よりによって自民党が警察庁主導でいちおう決まった予算案に、戦後初の反対をするはずがない!
 なぜっ!?
 こりゃあ、警察庁内ですごい暗闘があったな? LSM-300の(速度違反金、速度取締りを民間委託、新たな巨大市場の)一派はつぶれたな?
 どういう意味か、『ドライバー』をお読みいただければと。

※ 画像は警察庁のWebサイトより。「可搬式」の右側がLSM-300だ。

 これは私のアフィリエイト。売れ筋商品なんだそうだ。私は買わないけどね。 ←お前が買うのは焼酎と、閉店間際で半額のお惣菜ばっかだろ(笑)。

 ←3月20日0時10分現在、週間INが110で4位~。

2020年8月24日追記: 「LSM-300の(速度違反金、速度取締りを民間委託、新たな巨大市場の)一派はつぶれたな?」と興奮して書いたが、その後、そりゃ違うんじゃないかと気づいた。警察庁内には、高性能なオービスで粛々と速度違反金制度へ向かおうとする勢力(いわば改革派)と、とにかくLSM-300でいこう、東京航空計器の装置を地方警察に買わせようとする勢力(いわば利権派)があり、ふたつの勢力がせめぎ合っているんじゃないか。常識的に考えれば、利権派が勝つはず、だってここは日本だもの。どうなるのか…。

2019年11月13日 (水)

センシスオービスの高性能ぶりをネットで初めて書いた!

 「クリッカー」というサイトがある。私もときどき記事を書かせてもらっている(もちろん原稿料あり)。
 現在、そのサイトの下のほうにある「デイリーランキング」で、なんとびっくり、私の記事2本が1位と2位になっている!

300キロまで測定&カラー写真をUSBに保存! スウェーデン製新型オービスの恐るべき高性能【新型オービス否認裁判・後編】
クルコンとオービス、どっちが正しい!? 新型オービス初の裁判は前代未聞の体制に【新型オービス否認裁判・前編】

 その裁判のことはメルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代(いちだい)」で都度詳報してきた。

第2211号 新型オービス、たぶん本邦初の裁判、探して狙って傍聴しました!
第2228号 センシス社の新型オービス、本邦初の検察側証人尋問に大興奮!
第2229号 センシスの新型オービス、それって軍事技術じゃないのっ?
第2252号 センシス社の新型オービス、意外なことがいっぱい分かった!
第2271号 センシスの新型オービス裁判、証人はミニスカートの女性で!
第2299号 新型オービスのセンシス、世界シェアは2位か3位って!
第2300号 センシスの新型オービス、世界を股にかける装置の信頼性
第2316号 新型オービス、出版社がネットに写真を載せ刑訴法違反!

 リアル世界の雑誌『ラジオライフ』『ドライバー』でも書いてきた。
 しかし! ネットの無料で読める場所に詳細を書くのは初めてだ。
 ネットでしか情報を得ない人、得られない人は相当多いはず。センシス(Sensys Gatso Group。本社はスエーデン)のオービスの驚異の高性能ぶりが広く知られることとなる。

 今月下旬に発売となる『ラジオライフ』で明かすように新型オービス(※)は、センシスと、日本のオービスの老舗である東京航空計器(TKK)とが競合する形だ。が、警察庁はえげつなく“TKK推し”と思われるフシがある。
 そういうなかで、センシスの高性能ぶりを広く知らせた私は、“TKK推し”の勢力からすれば非常に目障りなはず。
 じゃあどうするか。行政の遂行に目障りな者はことある毎に徹底的に攻撃して評判を落とすという、えげつない手法があるそうだ。
 私は今年中に、遅くとも来年早々には単行本を出すことになっている。そのネット販売サイトのレビュー欄にぼろくそ書いて星をゼロにする、それはあるだろうと覚悟している。なんせ“TKK推し”ぶりはえげつないので。
 困ったときの呪文、「そんなこともあるよね~♪」を唱えて進むしかない。

1812274-2  今日は横浜地裁へ行ってきた。「虚偽の供述させた弁護士 初公判で起訴内容を否認 横浜地裁」(8月30日付け産経新聞)などと報じられた「犯人隠避教唆」の、江口大和弁護士に対する被告人質問があるとマニア氏から情報をいただき。
 こりゃ無罪かも! と思えた。
 ただ、私は途中で二度抜けたのだ。どうしても絶対見逃せない事件を他の法廷に見つけちゃって。メルマガでレポートしよう。

※警察庁の文書では「新たな速度違反自動取締装置」とされている。装置的にも運用的にも確かに「新たな」なので私は新型オービスと呼んでいる。ネットでは固定式も含めて「移動オービス」「移動式オービス」と呼ばれている。

 ←11月13日21時50分現在、週間INが110で2位~!

2019年9月17日 (火)

警察庁の野望派と利権派!

 9月16日付け読売新聞記事に、新型オービスのうちセンシスの可搬式についてけっこう長い記事が! 以下はその冒頭部分。

住宅街にも通学路にも…月に20日、神出鬼没の「移動オービス」
 北海道警が5月に運用を始めた新型の速度違反自動取締装置(オービス)によるスピード違反の摘発が8月末までに30件に上ることがわかった。小型で持ち運びが可能な「移動オービス」と呼ばれるもので、幹線道路だけではなく道幅の狭い生活道路にも設置できるのが特徴。“神出鬼没”の摘発がドライバーの速度違反の抑止につながりそうだ。

 警察文書のどこにも「移動(オービス)」の語はない。このオービスは警察文書では「新たな速度取締り装置」等とされる装置(なので私は新型オービスと呼んでいる)のうちSensys Gatso Group(以下センシス、本社はスエーデン)の可搬式だ。 

20190916-2  「移動オービス」とか言ってるのはネットだけ。でもネットの影響力は大きく、何も知らない人(=ほぼすべての人)は「移動オービス」とか「移動式オービス」とか呼んでいる。
 読売新聞は「可搬式」という難語をどうしても使いたくなく、世間(=ネット)に迎合したのか。でも迎合は仕方のない面があると思う。今どきネットに逆らっては生きられないようだから。私? 私はマニアな世界で生きてるので、ネットに合わせようとは思わない。それで損してもしょーがない。マニアだもの(笑)。
 というか、私が「移動オービス」「移動式オービス」と言いだしたら、警察の方々がずこっとなっちゃうでしょ。「今井もその程度の奴だったか」と哀しくなっちゃうでしょ、ねぇ。

 ああ、また前置きが長くなってしまった、申し訳ない!
 この読売記事で注目すべきはどこか。

 5月から約4カ月間にたった30件? おっしゃるとおり、いかにも不可解だ。
 メルマガでレポートしてきたとおり、センシスのオービスの優秀性は脅威的。もっとがんがん取り締まれるだろうになぜ30件ぽっち?
 それはもう、警察庁(東京は霞が関の、全国警察の総元締め)から、勝手にがんがん取り締まるなと厳命されているのだろう。
 もちろん、違反者を出頭させて違反切符を切るという現行のやり方では、がんがん取り締まっては後処理が追いつかない。セーブする必要はある。
 しかし約4カ月間で30件ってのは度を超えている。今は様子見? いやいやそういうのは2014年10月~12月の試行運用、2016年4~6月のモデル事業でやったじゃん。なぜまだ様子見なのか。
 そのへんについての大胆仮説をメルマガ最新号(第2307号)に書いた。警察庁および全国都道府県警察の方々は「おう、けっこういい読みしてんじゃん」と言ってくれるか「今井はバカだな~」と嗤うか、どっちでも私は楽しみですぅ。

 この間の入札とか随意契約とか、あるいは「交通指導だより」とか見てれば、私じゃなくても誰だって同じ“読み”をするでしょ。少なくとも20年以上にわたり交通警察をウォッチングしている者なら誰だって、警察庁の野望派と利権派、闇の抗争か? なーんて思うでしょ。
 そんなあからさまなことをなぜやっているのか、現場の警察官諸氏が呆れて絶望するんじゃないか、心配だ。

 ←9月14日10時30分現在、週間INが100で3位

2019年9月 9日 (月)

可搬式オービス、1300万円って!

  すんごいものを見つけてしまった! メルマガでこっそり書いたこと、こちらにもちらっと。なぜこそこそしてる? ちょとヤバイ話なのだ。
 以下は7月15日付け福井新聞の一部。

生活道路で速度違反摘発、新装置 持ち運び式、福井県警が導入へ
 通学路や生活道路など狭い道路でも速度違反を取り締まるため、福井県警は本年度から、小型で持ち運び可能な新装置を導入する方針を決めた。速度違反車のナンバーや運転席を自動撮影して記録でき、事故が絶えない生活道路でも少人数で取り締まりが可能になる。
 可搬式装置1台の導入に向け、県6月補正予算案に購入費約1300万円を計上した。現時点では高さ1メートル、幅30センチ、奥行き50センチ、重さ40キロほどの装置を想定している。
 県警交通指導課によると、交通量の多い幹線道路や高速道路に設置されている固定式装置と同様の仕組みで、レーザーで速度を測定する。道路脇などに一時的に設置し後日、運転者に違反を連絡し出頭を求める。その場で違反切符を切るケースもあり得る。

181220-2  「レーザーで速度を測定」等の部分から、「装置」は東京航空計器(以下TKK)の可搬式、LSM-300で間違いないだろう。
 可搬式はTKKとSensys Gatso Group(以下センシス)が競合する形なのに、なぜかTKKと決まりの話になっている。どうも警察庁内の力の強い高級官僚があからさまにTKK推しなようで、なるほどね、と思う。

   しかぁし! 1300万円ってなんだよっ!!!
 TKKの可搬式は、私が見てきた限りどの入札でも契約書でも他の文書でも1台1000万円だった。
 北海道の入札では、センシスが(てか代理店の沖電気が)約700万円で札を入れ、落札した(画像参照)。
 メルマガでレポートしてきたさいたま地裁の裁判では、センシスの恐るべき高性能ぶりが明らかになった。
 こりゃあ、TKKは少なくとも700万円に下げなきゃなぁ…。
 と思っていたら1300万円! どしたんだ!?

 すでに『ラジオライフ』で書いたが、三重県の入札はひどいものだった。最初っからTKKを購入すると決め、センシスは排除する、としか読めない仕様書だった。
 当然にTKKが(てか代理店のカナデンが)落札した、1000万円で。

 福井県はなぜ1300万円なのか。
 諸経費、定期点検費用も込みなのか。LSM-300を超える最新型、改良型なのか。いやどうもそういうことはないらしい。
 まだ分からないが、こんな妄想的仮説を立てることができる。
 センシスの“700万円攻勢”に対向して、
  ・三重県流の入札のときは今後1300万円でいく。
  ・センシスも参加させざるを得ないときは今後700万円でいく。
 あっちで損した300万円はこっちで取り返す作戦…。

 いっくらなんでもそんなえげつないことはしないだろ? でも三重県の入札は相当えげつないですょ。
 ま、全国の入札調書(入札結果がわかる文書)を集めれば、仮説の真偽が分かるでしょ。
 くっそ忙しいのにそんなことやってられねーよぅ、と文句を言いながら楽しくてしょーがない。だって私はマニアだもの(笑)。

 ←9月9日11時00分現在、週間INが120で3位~。

2019年8月28日 (水)

新型オービス、スエーデンの可搬式、恐るべき性能が判明!

190829-2  8月28日(火)10時~15時30分、さいたま地裁で、歴史の1ページを刻む重要裁判の審理の期日があった!
 新型オービスのうちSensys Gatso Group(センシス)の固定式に測定・撮影され、真っ向否認している事件だ。メルマガでは4号にわたってレポートしてきた。
 今日はいよいよセンシスの社員氏の尋問だ、絶対見逃せない!

 ところが前日、私は痛風発作を発症した。痛い痛い。しかしゆかねばならぬ。下駄でひょこひょこ行くのか。浦和駅からさいたま地裁までタクシーに乗らねば。

 しかし! マニア魂が天に通じたか、朝にはだいぶ良くなり、浦和駅からなんとか歩けた。傍聴しているうちに痛みはほぼ去った。ま、途中で足がつり、ツムラの68番、芍薬甘草湯の顆粒を飲んだけれども。


 

190621_20190829113001  センシスのオービス、やりすぎ! 日本の従来のオービスはガラパゴス、小さな島で独自の進化を遂げるのはけっこうだが、国民を犯罪者とする取締装置としては無様すぎ。今後の否認裁判でどうするんだ、と思えた。なんせ私は従来のオービスのメーカ社員氏の尋問をさんざん傍聴してきたから。
 速度取締装置についてセンシスは世界の装置の何%を占めるか、シェアは何位か、日本はどうか、なんてチョー面白い話も出てきた。
 詳しくはこれからメルマガに書く。2号にわたる可能性あり。
 たかがスピード違反の取締装置の話を長々書くのも、ではあるのだけれど、全国都道府県警の交通指導課、交通機動隊、高速道路交通警察隊の方々は注目してくれているだろう、という妄想のもとに(笑)。

 終わって東京地裁へ行く予定だったがやめ、マニア氏と酒を飲んだ。ビールと肉は避けて。
 マニア氏と飲む酒が最高に楽しい。もうキャバクラもガールズバーも行けないね、うん。

 ←8月28日23時40分現在、週間INが120で3位~。

2019年5月10日 (金)

新型オービスの本邦初の裁判、今日も証人尋問!

 さぁ今日はさいたま地裁へ行ってきました! Sensys Gatso Groupのトラッキングレーダー式の新型オービス(固定式。型式としてはNK1005。ネットではなぜか移動式オービスとくくられている)に測定撮影され、否認して起訴され、真っ向争っている裁判を傍聴に。
 今日も証人尋問。今日の証人は警察官だった。たぶん相当頭がいいでしょ。

1905101  検察官は200%どころか2万%完璧な立証をするつもりなのだろう。素晴らしい!
 私が裁判傍聴にハマったのは、まともに警察に取材しても絶対出てこないことが裁判の法廷へはぼろぼろ出てくるから。
 今回もぼろぼろ出てきましたよぅ。被告人には申し訳ないけど、私はもううれしくて楽しくてっ!

 こんな完璧念入り立証をあの若めの検察官の独断でできるはずがない。直接の上司、いやその上の上、そして当然警察庁の意思もあるはず。
 ただ、いろいろ総合すると、警察庁がなぜ完璧立証をさせた? 警察庁のなかで派閥争いのようなことがあるのか? というものを感じるのだ…。

 それが終わって近くの法廷で「過失運転致死」をちらっと傍聴した。
 被告人は小顔の少女。大津市で園児らが死傷させられたと同じ「右直事故」だった。右直は、車両対車両の事故の典型パターンのひとつだ。
 求刑は禁錮10月だった。死亡事故としては非常に軽い。理由は…。

 メルマガ次号は、上述の証人尋問だ。全国のオービス担当の警察官諸氏ょ、必読ですぞ。

 

 上のバナーは私のアフィリエイト。新型オービスについて私が6ページを書かせてもらっている。
 ←5月10日20時20分現在、週間INが80で3位~。

2019年4月29日 (月)

新型オービス、おかしい、絶対おかしい

 10連休など無縁! いまめちゃめちゃ忙しくて、担当編集者氏に見つかったらヤバイんだけど、こういうのはちらっとコメントせざるを得ない。だって私は、可搬式をメインとする新型オービスに注目し、誰も言わないことを2013年からずっと言い続けてきたんだもの。振り返れば2000年頃、オービス裁判をモチーフとするコミックの原作を『週刊ビッグコミック・スピリッツ』で半年間、やってきたんだもの。

 

 上掲は私のアフィリエイトだ。あのコミックが上下巻で税込み256円とは許せない? いやいや、おかげさまでだいぶ人気をいただいたし、もう20年近く経つので安く出回るのだろう。あの連載から数年間、裁判所内で複数の弁護士さんから「読んでましたよ~!」と言われたっけ。ありがとうございます。ちなみに上下巻1944円というサイトもある。
 さておき、以下は4月29日付け京都新聞。

可搬式オービス、半年で73件摘発 5月から夜も稼働
 滋賀県警は生活道路など狭い道で速度違反を取り締まる「可搬式オービス」の稼働実績をまとめた。昨秋に導入後、半年で73件の速度違反を摘発した。取り締まりをした道路では、通過車の平均速度が低減する効果も現れており、5月以降は夜間も稼働させる。
 可搬式オービスは、従来は難しかった狭い道や少人数での取り締まりができる。県警は昨年9月下旬、通学路での事故防止などを狙い、近畿地方の警察で初めて導入した。
 県警によると、3月末までに県内で計113回の取り締まりをした。違反のうち、約2割は制限速度を30キロ以上超えており、50キロ超もあった。実施場所は、ほとんどが住民や学校から要望があった通学路で、登下校時間帯に行った。
 取り締まり1回当たりの摘発件数は1件に満たないが、実施前後で通過車両の平均速度を調べたところ、約9割が実施後に低減しており、約10キロ減った場所もあった。県警交通指導課は「細い道でスピードを出す悪質なドライバーを取り締まることができる上、可搬式オービスの存在が抑止力になり、交通安全への効果は大きい」と話す。
 県警は5月中旬から、夜間も可搬式オービスを稼働させる。通学路や生活道路だけでなく、夜間の事故が多発している幹線道路を中心にゲリラ的に実施するという。

 「違反のうち、約2割は制限速度を30キロ以上超えており」という部分から、いわゆる青切符の違反(一般道路では超過速度が30キロ未満)も取り締まっているのだろうと思われる。

190429  だが、オービスの取締りは、現場では測定&撮影のみを行ない、画像にある違反車両のナンバーから、後日違反者を警察署等へ呼び出して違反切符を切る。
 従来のオービスは赤切符のみを取締り対象としていたが、青切符の違反はめっちゃ多く、対応しきれないはず。どうするのか。
 答えはもう、違反者の責任を追及せず、違反車両の持ち主からペナルティを徴収する制度を導入する、これしかない。上述の「誰も言わないことをずっと言い続けてきた」とは、そのことを含む。

 新たなペナルティの徴収システムに、誰も文句を言わないはず。青切符の違反をどんどん取り締まって「従来のやり方では警察がパンクする。新しいペナルティを」と言い出すのは簡単なはず。
 なのになかなかそこへ進まない。おかしい、絶対おかしい。どうなっているのか。警察庁主流派の“推しオービス”である東京航空計器の商品に、何か問題があるのか? そんな仮説が大いに立てられる。詳しくはまた今度。原稿へ戻らなければ!

 画像は久しぶりに家飲みの酒肴。いずれも食べかけで申し訳ない。左の皿は、国産豚バラ肉を、塩胡椒とにんにくを調味料として、なんと大根おろしで蒸し煮にしてから炒めたもの。初めての挑戦料理だ。大根おろしの味は全くないんだけども、柔らかくて豚肉の味が立って、すごく良かった。発見だった。右の皿は、きうりの麦味噌添えと、小松菜とネギと椎茸の含め煮炒めと、スーパーで半額で買ったミニトマトをフライパンで煎って醤油をちらっとかけてさらに煎ったもの。どれも旨くて、そうだ写真を! と撮影した次第。

 ←4月29日11時00分現在、週間INが90で3位~。

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