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カテゴリー「速度取締りの新時代!」の20件の記事

2018年9月18日 (火)

リアルナンパ塾、イエーガーで泥酔させ強姦

 栃木県にも新型オービスが登場したと、読者氏から情報をいただいた。
 マジっすか、調べてみたら9月13日付け下野新聞、「「移動式装置」でスピード違反取り締まり 栃木県警、上三川の通学路で初活用【動画】」という記事があった。
 以下はその記事中の動画だ。埋込コードをコピー、の操作をさせていただき、以下に貼り付けたわけ。私もそんなことができるのですょ、ふふ。

 しっかし、私はこの動画を見て、恐怖というかブラックなものを感じた。

 この通学路では速度超過の車両がよくいて、そのような暴走車から小学生たちの安全を守ろう、という話になったら、私なら! 何らかの原因で車両が逸走しても小学生たちと交錯しないよう、頑丈なガードレールとか設ける。かつ、車両が速度を落とさざるを得ないよう、横断歩道の手前等にハンプを設ける。ほか、狭窄部を設けるとか、打つ手はいろいろある。

 ところがこの動画を見ると、そういうことは一切していないようだ。
 そうして、速度超過の車両を黙って待ち伏せし、速度を測定して撮影し、後日警察へ呼び出して取り締まる…。
 暴走車が新型オービスに気づかず横断歩道や路側帯の小学生に突っ込んだらどうするの? 「うっわ、これってオービス? 俺って免停?」とか動転して注意散漫、前方不注視となったら…。

 でもそんなことはどうでもいいのだ。
 通学路の安全、新型オービスは、速度違反金制度の導入、速度取締りの民間委託、そしておそらくはもっと力強い警察国家へ向けての、国民をあざむく仕掛け、布石なのだ。

警察官僚A 「速度違反金も民間委託も必要なことなんですから、ストレートに国民に説明すればいいじゃないですか。だましの策を弄するというか、こういうの私は嫌いですね」
警察官僚B 「今井のバカしか気づいてないからいいんだよ」
警察官僚C 「それにしてもうるさい。黙らせましょう。あんなバカ、コンサル料とか言って月額100万円もくれてやれば黙りますよ」
カーテンの裏に隠れていた今井 「100万円! うひょ~!lovely

 さて、上を目指す警察官はみな読んでいるとの噂があったりなかったりする(笑)メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」は、9月は以下の7号を発行した。

第2153号 リアルナンパ塾、イエーガーで泥酔させ強姦
 第2128号の準強制性交等の共犯者。RNAではゲット(即り)数を競っており、2128号の被害女性は被告人にとって100人目だった。別の男と共犯の事件は、3月期の集計の締め切りが4月1日午前8時だったことから…。性犯罪の歴史に残る事件かと。

第2152号 性嗜好障害等は人生を台無しにする難病!
 有能な研究者であるおじさんは、捕まっても捕まっても、服役してもしても色情盗(すり)をくり返し…。性嗜好障害は難病だが、じつは司法官療病(仮の名称)こそが、本人も社会も病識のない、しかし国民に社会に重大な害悪をもたらす社会的難病かと。

第2151号 じつは私も池上彰さんの番組に関わった件
 ひき逃げの判決をたまたま傍聴。なんと懲役1年、未決30日算入。シンプルなひき逃げで実刑は普通ない。本件は累犯前科があるのだった。おそらくはその「勾留理由開示」を私は傍聴しており…。  表題の件は編集後記で。

 以下の4号は9月11日にお知らせした

第2150号 弁護士が裁判所のトイレに“放火”した事件
第2149号 自動二輪が90キロで信号無視、死亡事故
第2148号 息子を殺害、「鑑定留置理由開示」の裁判は
第2147号 重過失傷害、赤信号見落としの自転車事故

 いま購読登録すると以上7号がどどっと送信され、9月末まであと6号が順次送信される。そこまで無料。
 次号はRNAの事件の被害女性2人の意見陳述。凄かった! プラス、たぶん私にしか言えないある見立て、仮説を書くかも。 

 こんなのでメキメキ痩せるって本当ですか???

 ←9月18日11時00分現在、週間INが140で2位~。happy02

2018年9月 5日 (水)

女性巡査の175キロ、罰金10万円かと

 そっちがもともとの専門である私のほうから少しコメントしとこう。
 以下は9月3日付け時事通信、の一部。

速度違反で女性巡査を書類送検=「寝過ごし遅刻」と175キロ-新潟県警
 新潟県警は3日、高速道路を時速175キロで走行したとして、警察署の地域課に勤務する女性巡査(23)を書類送検し、戒告の懲戒処分にした。巡査は容疑を認め「このようなことをしてしまい、本当に申し訳ない」と話しているという。
 送検容疑は7月4日午前7時45分ごろ、県内の高速道路で公用車を運転中、法定速度を75キロ超える時速で走行した疑い。

 テレビのニュースでは、東京航空計器のオービスⅢ(スリー)のたぶんLx型、ループコイル式で画像伝送式が映し出されていた。
1809023 おそらくそれなのだろうとは思うが、こういうことは分かってない方が多く(※)、違うかもしれない。ネットではNシステムの画像を出しているサイトもある。 ※よく分かっているほうが馬鹿者かも(笑)。

「175キロも出してなぜ逮捕されないんだ。警察は身内に甘い!」
 という趣旨の非難もあるようだが、女性巡査が逃げ回ったならともかく、こんなの普通は逮捕しない。
 あとで高速道路交通警察隊へ呼び出し、赤切符を切り、通常は20日後にいわゆる交通裁判所へ出頭させ、略式で罰金10万円を払わせて終わりだ。

1809026 ただ、高速道路と自動車専用道路なら超過70キロ台は罰金10万円で決まりというのは、東京簡裁、地裁、高裁で長年にわたり速度違反の裁判を傍聴してきて言えること。
 新潟も高速道路については同じ基準によるのだろうと思うが、もしかして、超過70キロ台から体刑事案かもしれない。
 その場合、赤切符ではなく通常書式で処理される。でもこんな逃げも隠れもできないだろうケースを逮捕するなんてあり得ないと思う。

 通常書式で処理する場合、公判請求(正式な裁判への起訴)をして執行猶予付きの懲役刑とする。ま、懲役3月、執行猶予が普通は2年のところ、警察官だからと3年にするかも。
 執行猶予付きでも懲役前科者(ぜんかしゃ)となれば、女性巡査は警察にいられないはず。法律(地方公務員法)上はいちばん軽い戒告処分だったところからしても、やっぱり罰金事案なんだろうなと。
 とはいえ戒告は法律上の処分だ。所属長注意とかじゃない。重い。 

 あと、違反点数は、超過速度が50キロ以上は一律12点。通常は免許停止90日の基準だ。意見の聴取により60日に軽減される可能性は低いだろうだろうと思う。やっぱ超過75キロは重いので。
 報道を見た限りで簡単にコメントすればそんなところか。

 以下は私のアフィリエイト。この本、相当イケてるらしい。私も読みたい。この本の内容が若干関係しているんじゃないかと思えなくもない。

 画像は新潟の件とは関係ない。
 画像上は豊中市、R423号の「オービスⅤ Ls [F型柱2車線] 」。左側の防音壁に白っぽい小さな箱が見える。それがレーザー式の測定部だ。
 画像下は阪南市、R26号の「オービスⅤ Lp [自立型] 」。開口部は上から順にストロボ、カメラ、レーザー式の測定部だ。
 当ブログでは今年4月、「東京航空計器のオービスからループコイルが消えた!」と「大阪のレーザー式オービスLs型とLp型の図面」でご報告した。
 いずれも東京航空計器製。ループコイル式ではない。「Ⅴ」はギリシア数字の5、ファイブだ。
 画像はいずれも本格のマニア氏からいただいたものの一部。ありがとうございます!

 ←9月5日19時30分現在、週間INが130で2位~。happy02 

2018年8月23日 (木)

交通安全協会が火の車

 まさに、祇園精舎の鐘の声、である。以下は8月17日付け京都新聞の一部。

交通安全協会が“火の車”  京都、会費や受託料減り続け…
 一般財団法人「京都府交通安全協会」(京都市上京区)が、慢性的な財政難に苦しんでいる。ドライバー会費や府公安委員会からの事務受託料が減り、預金を崩さなければ人件費などの支出をまかなえない“火の車”の状態だ。本来の目的である交通安全活動にも悪影響が出ており、関係者は「存在意義が問われかねない。抜本的な改革が不可欠」と危機感を募らせる。

 交通取締りが激減しているのである。
1805171lsm300 青切符の違反、赤切符の違反、点数切符の違反が激減しているうえ、2006年6月から駐車違反のおよそ8割が違反点数の登録対象から外れた。
 それにより、免許更新、更新時講習、処分者講習、すべての面で都道府県安協へ落ちる金が激減した。

 安協の大きな役割は、退職警察官の受け皿であることといえる。退職してからも警察ファミリーに囲っておくことが大事なのだと元警察官氏が言っていた。受け皿からこぼれて警察組織の呪縛が解け、要らぬことをぺらぺらしゃべる者が出ては困るのだそうだ。

Stb_1300 来年で平成の30年間は終わる。この30年間で何がどう変わったか、テレビ・新聞が特集するだろう。
 私も交通取締り方面のこの30年間のトピックとデータを、雑誌で書こうかと。安協財政の抜本的な改革のアイデアも。

 ところで、2つの画像を見比べてほしい。1式1080万円の新型オービス(※)を購入して待ち伏せ取締りをやるのと、ハンプを設けるのと、通学路の速度抑制、安全確保にどっちが効果的か。 ※上の画像はLSM-300の取扱説明書より。「パチン錠」、良いネーミングだと思う。

 警察庁は、通学路、生活道路の速度抑制、安全確保を錦の御旗に新型オービスを導入しようとしている。
 新型オービスで取締りをやる道路には絶対、ハンプを設けないだろう。速度が抑制できたのはハンプのせいだと言われては困るから? というか、ハンプは強制的に速度を抑制する構造物。抑制されたら取締りができないじゃないか。

 このことで警察庁をバカだと断ずるのは失当である。
 じつは新型オービスは、釣りでいえばエサのようなもの。警察庁が釣りたいのは速度違反金制度(可能なら行政制裁金制度)と取締りの民間委託なのだ。
 しかし…。
 自称交通取締りコンサルタントの私としては、通学路の安全がどうとか言ってメディアを世論を善導するなんて、そんな牧民官思考は捨て、最初っから、これこれの理由により速度違反金制度、民間委託を導入したいと正直に説明すればよかったのに、と思いますよ。

180831_2 警察庁の中にも、そのように考える人、主流派のやり方を忸怩(じくじ)たる思いで見ている人はいるんじゃないか。
 そのような方と、私は飲み交わしたい。あなたもそう思ってる? でもねぇ、私なんかと飲み交わしちゃイッパツでキャリアが吹っ飛ぶ。結ばれぬ定めのこれは恋なのだ。昭和演歌の世界なのだ。

 ♪南向きのオービスのスキャンレーザーがくるくると回りだす、軽いめまいのあと、測定記録写真をばらまいたように心が乱れる、ぼろぼろの利権だけ語り合う日々が続き、つま先で立ったままオービスを愛してきた、事故防止、利権拡大、言葉を換えながら、かけひきだけの行政は見えなくなっていく…。  ←元歌は村下孝蔵さん、『踊り子』。昭和の名曲だと思う。ただ、これは演歌とはいえないかも。coldsweats02

 ←8月23日16時50分現在、週間INが150で1位~。happy02

2018年8月17日 (金)

新型オービスとは何か! 後編

1808171 前号からの続き、後編である。

■2016年4月~6月  警察庁は新型のオービス3種を使った「モデル事業」を埼玉と岐阜でおこなった。「固定式」と「可搬式」は、1年半前の試行運用と同じくセンシス社製でレーダー式。「半可搬式」が突然、東京航空計器のレーザー式に!

 3種とも、警察庁が購入して埼玉県警と岐阜県警に貸与する形だった。私はその契約書、仕様書、取扱説明書をゲットし『ラジオライフ』で詳報した。ここでは省略しよう。

 とにかく、契約書等を見た瞬間、私は理解した。
 この半可搬式から重い台座部分を取り払い、三脚に載せて可搬式とすればバッチリじゃないか! レーザー式なら無線免許は不要。取締りの民間委託に適する。
 警察庁は最初っからこれでイクつもりだったのだな。センシス社は「外国のメーカーの装置とも慎重に比較検討した結果…」と言うための、つまり当て馬だったのだな?

18081732016年  モデル事業の「半可搬式」から重い台座部分を取り払って「可搬式(三脚式)」とした東京航空計器のレーザー式オービス、LSM-300を、警察庁が全国の警察に“紹介”した。

 このブログ記事の4つの画像は、その紹介の文書からだ。こんなお宝文書をどうやって手に入れたのか、涙ぐましいエピソード(笑)があるのだが省略。

 この紹介文書に応じて愛知県警は2016年度の補正予算で2式を購入。他の都道府県警もぽつぽつ購入し始めた。

1808174■2018年7月  愛知県警のLSM-300により「うめ」さんが15キロ超過で測定&撮影され、ツイッターで明かした。

 そのツイート情報が正しいことを私は確認した。新型オービスが青切符の速度違反を取り締まった事実を、私は初めて知った。
 他の情報もあわせると、新型オービスによる青切符の取締りは2018年4月から始まったのではないかとうかがえるフシがある。
 どういう態勢で取締りをおこなうのか、警告看板はどうするのか等、間もなく発売の『ドライバー』に書いた。

1808176 こんなことを愛知県警が独断でおこなえるはずがない。すべては警察庁の指示に基づいており、違反者の出頭状況等々すべて警察庁へ報告するはず。そのへんはいま調べている。

 さて、私はなぜ「新型オービス」「新時代オービス」と呼ぶのか。
 これまでゲットしてきた大量の文書のどこにも「移動式」とはない事実、それ以上に、次のようなことがあるからだ。

 センシス社のオービスも、東京航空計器のレーザー式のオービスも、かつてなかった。2013年6月に大臣が旗を振って(振らされて)以降に初めて登場した。
 かつ、それらは、「通学路、生活道路の交通安全」を錦の御旗として、
  1、オービスで青切符の違反を取り締まる
  2、違反車両の持ち主から“速度違反金”を徴収する
  3、速度取締りを民間委託する
 という新時代をつくるために登場した。

 よって私は「新型オービス」「新時代オービス」と呼んでいる次第なのである、簡単にいえば。

 気になるのは、センシス社のオービスが今後どうなるかだ。私の読みどおり当て馬として利用され日本から追い出されるなら、あまりにひどすぎる、というか日本人として恥ずかしく思う。

  ←8月17日23時20分現在、週間INが180で1位~。happy02

2018年8月16日 (木)

新型オービスとは何か! 前編

 ネットでは「移動式オービス」と呼ばれている.。設置したら動かせない固定式まで移動式オービスと呼ばれているようだ。

1808163 私はネットに真っ向逆らい(笑)、「新型オービス」または「新時代オービス」と呼んでいる。
 なぜ私がそう呼ぶのか、どこが新型で何が新時代なのか、雑誌『ラジオライフ』や『ドライバー』で、また当ブログやメルマガで2013年からさんざん書いてきた。
 ここらでちらっとまとめておこうと思う。

■2013年6月  「取り締まられた側も納得できるよう見直すべし」と古屋圭司国家公安委員長(当時)がスピード違反取締りについて“苦言を呈した”などと報じられた。

 準備を整えたうえで大臣に旗を振らせたのだろう、同年8月、警察庁は速度規制、速度取締りのあり方を見直すのだと「懇談会」をスタートさせ、12月には「提言」を発表させた。
 要するに「場所を取らない新型のオービスを導入して生活道路でも速度違反を取り締まるべし」と。

 公開された資料には外国製の3種類のオービスの写真(※1番目の画像)があった。3種類のうち「手軽に持ち運び可能」な三脚式のオービスを使って生活道路で速度取締りをすることを、大臣に旗を振らせ有識者の先生方に提言させる形で打ち出したのである。

180816 だが! 生活道路はだいたい「ゾーン30」といって制限30キロだ。現行のオービスはいわゆる赤切符の違反(一般道路では超過30キロ以上)のみを取り締まる。
 そしたら新型のオービスは生活道路で、59キロまでの違反車両を見逃し、60キロ以上でかっ飛ばす違反車両だけを待ち伏せるのか? んなアホな(笑)。
 当然に、青切符の違反(同超過30キロ未満)も取り締まるはず。

 だがしかし! 青切符の違反はめちゃめちゃ多い。オービスは現場では測定&撮影を行うだけ。後日違反者を呼び出して出頭させ取り締まる。ずるずる出頭しない者もいる。青切符の違反までそんな面倒なことをやったら警察業務はパンクする。

 どうする? ずばりの解決策がある。
180816_2 違反者を出頭させるのはもうヤメ、写真に写ったナンバーから分かる違反車両の持ち主にペナルティを課せばいいのである。
 そのやり方は2006年6月、駐車取締りについてすでに始まっている。駐車違反の放置違反金と同種の“速度違反金”を違反車両の持ち主に払わせるスタイルにすればいいのだ。
 そうして、駐車取締りと同様、速度取締りも民間委託する、駐車監視員ならぬ速度監視員を登場させる。警察庁の縄張りにまた新規の市場が生まれる。

 そういう大がかりなこと(もしかしたらもっと大がかりなこと)をやるために、警察庁は大臣に旗を振らせて懇談会を立ち上げたのだ、私は直ちにそう読み、以降ずっとどこでもそのように言い続けている。
 不思議なのは、そのように言うのがどうも私だけらしいことだった。「今井君、孤軍奮闘、ご苦労さん」と警察庁の皆さんは笑っていたかも。

■2014年10月~12月  警察庁は新型オービス3種の試行運用を埼玉でおこなった。3種とは、細い柱のような目立たない「固定式」と、似たものを重い台座に載せた「半可搬式」と、そして三脚を立てて使う「可搬式」。いずれも外国製で測定方法はレーダー式だった。

 固定式(※2番目の画像)の名称は「SWSS(Speed Warning Safety System)」。可搬式(※3番目の画像)は「MSSS(Mobile Speed Safety System)」。いずれもスエーデンのSensys社製で、警察庁への売り込みは沖電気工業だった。
180816_3 半可搬式(※4番目の画像)は、私の手元にある仕様書(2014年8月18日付け)では特に名称はなく、オランダの Gatso社製。こちらの売り込みは東京航空計器だった。
 そして3種ともレーダー式だった。

 のちにSensys社とGatso社は合併し、Sensys Gatso Group(以下センシス社) となった。
 センシス社は合併前も含め70カ国以上に累計5万台の装置を販売。11カ国にオフィスがあり170人を雇用しているという。
 そのへん、ジャーナリスト・桐島瞬氏による「開発者インタビュー!  国内導入のスウェーデン製新型オービスは、国産の性能を凌駕する!?」との記事がネット上にある。じつは私も桐島氏といっしょにスエーデン大使館などでセンシス社の方々から話を聞いており、『ラジオライフ』の今年3月号に記事を書いた。

 しかし、私は首をひねった。
 長年にわたり国産でやってきたオービスを、なぜ突然に外国製にするのか。アメリカ製ならまだしも、ヨーロッパのそれもスエーデンとオランダのメーカーなんて、日本の官僚行政的に似合わないような気がする。
 ワールドワイドなメーカーを相手に、天下りポストをいくつ設け、年俸や退職金をいくらにするか、警察庁はうまく話を進められるのかな…。

 そして2016年、謎が解けた。以下次号へ続く!

 

 上の3つは私のアフィリエイトだ。よろしくねっ。

 ←8月16日23時00分現在、週間INが150で2位~。happy02

2018年8月 6日 (月)

オービスの歴史 第1回 オービスの登場!

 うめさんのツイートをきっかけに調べてみて分かった。新型オービスのうち東京航空計器のレーザー式、LSM-300で愛知県警は、反則行為(青切符の違反。一般道路では超過30キロ未満)のスピード違反を普通にしらっと取り締まっていた!

 ただしこれは試験的なものだろう。次のステップへ向けての準備だろう。試験と準備と同時進行だ。
 なんにしても、警察庁の狙いは、放置違反金ならぬ速度違反金あるいは行政制裁金の導入と、速度取締りの民間委託だ。そこはもう間違いないと私は見る。おそらく最終的にはすべての取締りの民間委託へと至るだろう。2013年からずっと私はそう言い続けている。

 2014年11月、警察庁は新型オービス3種(可搬式、半可搬式、固定式)の試行運用を開始した。近い将来、持ち運び自在の可搬式が猛威をふるい、処罰のあり方も大きく変わるだろう。オービスの新時代が到来するのだ。
 その幕開けを前に、ここらでオービスの歴史をふり返っておこうじゃないか。

 …と始まる原稿を私は2014年12月、『ラジオライフ』に書いた。ナマ原稿に一部加筆等してここに載せよう。

 昔の速度取り締まりはどう行われていたのか。『概説交通警察』(立花書房、元警視総監・矢代隆義)にこうある。

当初,白バイ,パトカーによる追尾測定か,取締り員による路側でのストップウォッチによる測定方法しかなかった

 「追尾測定」(追尾式)とは、白バイなどが違反車両の後ろを等間隔で走り、白バイの速度=違反車の速度として取り締まるやり方だ。現在も広く行われている。
180803 「ストップウォッチによる測定方法」とは何か。“体験者”から話を聞くことができた。

「私が捕まったのは、東京オリンピック(1964年)の前でしたかねぇ。A地点に警察官がいて、目の前を速そうなクルマが通過するとストップウォッチを押すんです。先のB地点に別の警察官がいて、そのクルマが通過すると旗を上げる。A地点の警察官はそれを見てストップウォッチを止める。で、A-B間の距離と通過時間から速度を計算し、取り締まるわけです」

 なんと原始的な!

「いやいや、当時は最新の機械式が登場したぞと、みんな言ったもんです(笑)」

 なるほど。追尾式における「等間隔」は何の証拠もない。警察官がそのように言い張るだけ。ストップウォッチという“機械”を使うぶんだけ最新式なのだ。
 言い換えれば、原始的なストップウォッチ式よりさらに古い追尾式が今も生き残っているってことだ。

 その後、測定機といえるものが登場する。『概説交通警察』ではこうだ。

昭和42年に光電式の速度測定装置(路側の一方に送受光器,他方に反射器を配置して自動車の通過を感知し,走行速度を測定するもの)が配備され……」

 光電式は50年近く前に登場したのだ。ちなみに昭和42年(1967年)といえば、ベトナム戦争の特需で日本経済が沸き、ミニスカートが大流行した年だ。『ブルーシャトウ』『小指の思い出』などが大ヒットした。 ※この部分は岩波ブックレット『年表 昭和史』による。以下同。

 『概説交通警察』はこう続く。

……昭和46年からレーダー式の速度測定機(路側にレーダー装置を配置し,電波のドップラー効果を利用して走行速度を測定するもの)が配備された

 昭和46年(1971年)は輸出超過で日米貿易摩擦が問題になり、銀座にマクドナルド1号店が開店した年だ。ヒット曲は『また逢う日まで』『おふくろさん』『私の城下町』など。

 この時代、交通社会は大きく動いていた。
 急激なモータリゼーションで交通事故が激増。警察は徹底的に交通取り締まりを行った。が、事故は増え続け、警察はさらに取り締まった。

 そのうち大変な問題が生じた。
 当時、違反者が払う金は「罰金」のみ。罰金を科すためには刑事手続きを経なければならない。すなわち検察官が起訴し、裁判官が有罪とする必要がある。その刑事手続きが、取り締まりが増えすぎてパンクしそうになったのである。

 そこで1968年7月1日、「交通反則通告制度」が誕生する。
 9割くらいを占める軽微な違反について、違反者が不服を言わず「反則金」という新しいペナルティを払えば刑事手続きをパスできることにしたのだ。
 反則金を払ってしまうと不起訴も無罪もなくなるのだが、高度成長期で忙しく働く運転者たちは、便利な反則金に飛びついた。以来、反則金の納付率は95%を下回ったことがない。

 この制度の導入後、警察は取り締まりをどかんと増やした。
 1967年に約462万件だった取り締まりは、1975年に1,000万件を超える。ピークは1984年の1,374万件だ。ちなみに、じつは1967年までは警察の統計に「説諭または警告」で済ました件数が載っていた。1967年は約610万件。取り締まりより多かったのだ。1968年以降そのデータは消えた。

180803_2 罰金は国庫に入って一般財源に溶けるが、反則金は「交通安全対策特別交付金」として地方に交付され、信号機や標識など交通安全施設に使われる。それら施設の事故抑止効果が大きかったのだろう、事故死者は1970年の16,765人をピークにどんどん減り始めた。
 信号機などを設置せず取り締まりで事故を減らそうとしてきた、その失策のせいで多くの命が失われたとも言えるわけだ。

 そんな時代を背景にオービスは登場する。
 オービスの歴史については“生き字引”というべき人物がいる。前述のストップウォッチ式で捕まった人、和田兌氏(現在82歳)だ。
 和田氏はその違反を徹底的に争い、スピード違反裁判の知識を身につけた。そして1974年、交通事件で有名な弁護士・高山俊吉氏らが「道路交通民主化の会」を結成。和田氏はその事務局を勤め、数多くの交通裁判に関わることになったのである。和田氏は言う。

「当時はタクシーやトラックの組合活動が活発だったんです。不当な取り締まりに対抗するため専門の団体が必要だってことで“民主化の会”生まれたんです」

 和田氏は1994年に、浜島望の筆名で『警察の盗撮・監視術』(技術と人間)という非常にマニアックな本を出している。同書と和田氏のお話から、オービスの歴史を辿っていこう。

 オービスの発祥はアメリカだ。1970年頃、アメリカのF・T・V社が「オービスⅢ」という自動速度取り締まり装置を開発した。自動的に速度を測定し、自動的にストロボを光らせて違反車を撮影。ナンバーと運転者が写った写真に測定値や日時を焼き付けるというシステムだった。オービスとはラテン語で「眼」を意味する。

 F・T・V社はこのシステムの権利をボーイング社に譲り、アメリカの3州で実用テストが行われた。すると夜間に銃でカメラ部が破壊される事件が続発。ならば外国ではどうか。こうしてオービスは1973年頃、日本へと海を渡る。
 そこに関与するのが意外にも、ベンツやキャデラックなど高級外車の輸入販売で有名な「ヤナセ」だった。いったいなぜ? じつはヤナセは当時……。
──以下次号へ!

 このあと私は『ラジオライフ』に「オービス測定部の変遷」「闘いを挑んだサムライたち」「大阪高裁、オービス逆転無罪!」等々を連載していったわけ。

 オービスの新時代を前に、巡査部長の昇任試験に交通取締り、交通行政の歴史が…いやほんとに出るかもしんないですよ。coldsweats02

 画像は本文とは全く関係ないっ(笑)。
 上の画像は、例によって「昭和」の酒肴。ゴーヤの何だっけ何かと、ハンバーグ。いずれも1皿チケット1枚。チケットは10枚綴りで1200円。ふと思いついて食べログを見たら、星3.4いくつだった。食べログってそういうあれなんだぁ、と呆れた次第。
 下の画像は、日比谷公園に新しく設けられた喫煙場所の地面。ぼこぼこ開いてるのはセミの穴かと。セミって地上へ出てからの命は1週間だっけ。小学生のときそう教わったような気がする。「たった1週間かよっ」とグレて穴に引きこもったり、延命サプリをネットで探したり、そういうことをしかし昆虫や動物は考えず、生物として完成しているわけだ。
 人間とセミとどっちが偉いか、という疑問自体をセミは持たないわけで、ここはセミの勝ちですかね、嗚呼暑い。

 ←8月6日15時00分現在、週間INが180で1位~。happy02

2018年8月 2日 (木)

可搬式オービスは青切符の速度違反を取り締まっていた!

 8月1日、裁判所への電車内で、愛知県警の交通指導課による「新たな速度取締り機器の運用状況について」という報告を読んだ。新型オービス、東京航空計器のLSM-300についての非常に興味深い報告だった。
180802 しかし…。

 オービスは非反則行為(いわゆる赤切符の違反)のみを取り締まる。というか1980年頃の判例もあり、長年にわたりその運用でやってきた。
 通学路、生活道路での速度取締りを売りにするなら、反則行為(いわゆる青切符の違反)も取り締まらねば意味がない。
 上記報告文書には、しかしそのへんの言及がなかった。どういうつもりなんだろう。うむぅ。
 裁判所からの帰りの電車は、やたら男女小学生とそのお母さんが多かった。「こども霞が関見学デー」だったのだ~。

 夜、読者氏からメールをいただいた。こんなツイートがあると。

 なぬ? 関連ツイートを見る限り、新型オービスに撮影され、後日呼び出されて出頭し、青切符を切られた、と見て間違いなさそう。まさか…。
180802_2 8月2日。調べた。なんとなんと愛知県警は新型オービス、可搬式のLSM-300で反則行為を、青切符のスピード違反を取り締まっているのだった!

※追記: 「調べた」というのはネット内を検索したってことじゃない。じゃあどう調べたのか、『ドライバー』の次号では書く。追記終わり。

 「うめ」さんのツイートを読者氏が教えてくれなければ、私はまだまだ気づかなかったはず。ご両人に大感謝です、ありがとございます~。

 オービスで反則行為を取り締まる、いち県警が勝手にできることじゃない。当然に、警察庁の指示を受けてのことだろう。

 ただ、歴史の大転換というべきこんなことを、警察庁はなぜ密かに!? ははぁ、おそらく…!
 という話を『ドライバー』の次号で書こう。
 じつはちょうど、次号は新型オービスのことを書く予定だったのだ。そこへ次々といろんな情報が入ってきて、もう感激っ。

 ところで、ネットの方々はなぜ「移動式オービス」と呼ぶのだろう。そんな名称も呼び方もどこにもないのに。そこが私には謎だ。
 過去にテレビか新聞が「移動式」と勝手に表記したことが1回くらいあったんだっけ? もしやそこから?

 検索アクセスを稼ぐなら「移動式」と書いときゃいいのに、あくまで「可搬式」「可搬型」「三脚式」という、警察文書にある呼び方を通す、そんな私を警察の方々はどう見てるんだろう。あたたかく見守ってね~。heart04

※ 画像は愛知県警の、LSM-300の契約の仕様書と、契約書の鑑(かがみ)だ。今年度中にさらに3式の導入を行う予定だそうだ。
※ 私が言う「新型オービス」とは、2013年6月に警察庁がまずは国家公安委員長に旗を振らせた、あのとき以降のオービスだ。メーカーと測定方法でいえば、東京航空計器のレーザー式と、Sensys Gatso Group(これは合併後の社名)のレーダー式がある。いずれもあのとき以降日本に初めて登場した。

 ←8月2日18時00分現在、週間INが120で2位~。happy02

2018年7月16日 (月)

警視庁が新型オービスを導入、くらくらする報道

 読者氏から教わった。以下は7月12日付けTOKYO MX。

警視庁が“新型オービス” 狭い生活道路でも取り締まり
 警視庁は車のスピード違反を大通りではない生活道路でも取り締まることができる、新しい自動速度取締機(通称・オービス)の運用を東京都内で始めました。
 新しい取締機は持ち運び型で、これまではスペースがないために自動取締機が設置できなかった生活道路での取り締まりを可能にしました。運用初日となった7月12日は早速、東京・葛飾区の小学校近くで取り締まりが行われました。警視庁によりますと、東京都内で子どもが巻き込まれる事故は2017年の1年間で1500件ほど起きていて、そのうちおよそ7割が通学路や狭い路地などの生活道路で起きていました。警視庁はこうした場所で取締機を活用して、事故を減らしていきたいとしています。亀有警察署の木下薫交通課長は「可搬式自動取締装置を活用し、世界一の交通安全都市・東京を目指す」と語りました。
 警視庁は常設型のような設置場所手前での“予告看板”を出すことはせず、取り締まりを行っていくことにしています。

180516lsm300 新型の可搬式(可搬型)オービスLSM-300(東京航空計器製)の本体部を警察官が2人でえっこらしょと運ぶ、そのシーンは初めて見る。良いニュース映像だ!
 LSM-300は、警告板を掲示する運用をしない、そうはっきり報じているところも良い。

 良いのだけれど、もう何と言っていいのか、くらくらする。結果として視聴者を完全に馬鹿にしていると、申し訳ない、マニアな私には思えてしまう。
 警察の側が、都民を国民をどうせ無知な馬鹿と見ており、その意のままに報道するからこうなってしまうのか。

 『ドライバー』や『ラジオライフ』やメルマガや当ブログでさんざん書いてきたことを、しょーがない、また書こう。

 交通違反は「反則行為」と「非反則行為」に分かれる。
 スピード違反についてはこうだ。
 超過速度が30キロ未満(高速道路と自動車専用道路では40キロ未満)=反則行為→いわゆる青切符。
 満超過速度が30キロ以上(高速道路と自動車専用道路では40キロ以上)=非反則行為→いわゆる赤切符。

 それでだ、オービスは「非反則行為」だけを取り締まる。40年くらい前の判例、肖像権の問題に縛られている、というのはタテマエ。実際には、反則行為まで取締りの手を広げることができないのだろう。

180516lsm300_2 通学路、生活道路はだいたい「ZONE(ゾーン)30」とされ、制限速度は30キロだ。
 したがってMXの報道は、制限30キロの通学路、「狭い生活道路」を60キロ以上の速度でかっ飛ばす、そういう違反車だけをしっかり取り締まるために新型オービスを導入しました、すごいでしょ、ということになるのだ。くらくらする。

 通学路、生活道路での取り締まりを錦の御旗にするなら、反則行為のスピード違反も当然に取り締まらねばならない。
 しかしそうすると大きな問題が生じる。
 オービスが現場で行うのは測定&撮影だけ。後日、写真に写ったナンバーから車両の持ち主を特定し、違反者を警察へ出頭させて違反切符を切る。
 非反則行為のスピード違反は全体としては極めて少ないから何とかそれでやっていられるが、反則行為までいちいち呼出状を送って出頭させるんじゃ警察がパンクする。なんだかんだと出頭しない者はよくいて、現在でさえ警察は困っているのだ。上述の「反則行為まで取締りの手を広げることができない」とはそういうことなのである。

 じゃあどうするか、解決策は明白だ。
 現在の駐禁取締りと同じように、ナンバーから判明した車両の持ち主へ、放置違反金ならぬ速度違反金の納付書を送付し、払わせる、払わなければ預貯金や給料等を差し押さえる、それしかない。

1、オービス取締りを赤切符の制約から解き放ち、青切符のスピード違反も取り締まるようにする。
2、違反者ではなく車両の持ち主からペナルティを徴収する制度をつくる。

 このふたつをやってこその「通学路、生活道路で新型オービスを活用」なのである。ところがMXは、このふたつを臭わせることすらせず、ただただ新型オービスは素晴らしいかに言う、私はくらくらする…。

 画像は、メルマガ第2100号(今年5月15日発行)の編集後記で速報した、新型オービスLSM-300の警視庁の契約書の一部と仕様書の一部だ。
 契約日は昨年9月6日、納入期限は今年2月28日、数量は1式、契約金額は1080万円(税込み)。
 なぜ1式だけなのか、同編集後記に書いたように、取締りを目的とする購入ではないのだろう。
 なぜ今頃お披露目なのか。上記1、2へ向けてそろそろ具体的に動き出すのか。もしかしてMXテレビのコメンテーター諸氏に上記1、2をそして3を言わせたいとか?
 3とは、ずばりこれだ。

3、駐禁に続いてスピード違反取締りも民間委託。

 この1、2、3を2013年から一貫して言い続けているのは私だけみたいなんだょね。変なの。

 ←7月16日10時30分現在、週間INが150で2位~。happy02

2018年5月16日 (水)

警視庁、LSM-300、1080万円!

1805161 2010年、2013年、そして2018年にまた東京地裁の法廷へ出てきた万引き病の女性(2018年の第1回公判時は72歳)を傍聴するためだけに、東京地裁へ出かけた。
 しかしその事件はちらっとしか傍聴せず、あちこちの法廷を飛び回ってしまった。

 14時40分頃だっけ裁判所を出て警視庁へ行き、文書2件の開示を受けた。1件は東京航空計器のレーザー式オービス、LSM-300の契約書、仕様書だ。
1805162 何も知らない人が見れば「1080万円、あそ」てなもんだろうけど、約35年間にわたり交通違反・取締りについて取材・研究してきた私からすれば、はは~、なるほど! 近日発売の『ラジオライフ』に書いたとおり「過渡期、混乱期」なのだなぁ! と思えて大感動。
 こんな時期にリアルで立ち会える私は幸せだ。意味分かんない? ごめんね~。

 以上だけでじつは、交通取締り界においては大スクープ、あとひとつかふたつ文書の画像をアップしてまとめればいいのに、バカな私は関係ないことを続けるのである。 

 それから裁判所へ戻って15階、11階、10階、2階で調べ物をし(お手数おかけしてすみません)、なんと寺澤有さんが傍聴席にいるという特別な「名誉毀損」を傍聴。 ※事件番号が古いので気になって覗き窓から覗いたら寺澤有さんがいて私はギョッとなったのだ。

1805161_2 それを途中で抜けて「道路交通法違反」の、珍しい審理へ。
 今後の証拠調べをどうするか話し合い、採用した検察書証の要旨を告知し、次回期日を告げるだけの期日だった。8分間で終わった。
 だがっ! 甲5~20号証の要旨を聞いて、たまげたというか、くらくらしたというか。傍聴席の様子も併せ、少なくとも××の事件じゃないないのだなと思えた。じゃあ何なのか、大変なものが法廷へ出てきたらしい。
 次回は証人尋問。必見だ!

1805163 そうして究極の居酒屋「昭和」へ行ったわけ。
 今日は外人さんのカップルが来た。スマホで撮影、インスタグラム、全世界に知られて大変なことになる! と心配したが、私が見た限り、店内で撮影はしていないようだった。ほっ。

 画像は、オムレツ風卵焼きだっけそんなのと、薩摩揚げとこんにゃくと赤緑黄色のピーマンのきんぴら。このきんぴらが絶品だった。どうしてこんな料理を思いついたかね、と。
 茶碗蒸しも大満足、良い味だ。器(うつわ)が面白いでしょ。いずれも1品チケット1枚、チケットは10枚綴りで1200円。

 ←5月16日22時20分現在、週間INが170で2位~。happy01

2018年4月23日 (月)

大阪のレーザー式オービスLs型とLp型の図面

1804222 前号の当ブログ記事「東京航空計器のオービスからループコイルが消えた!」、かなり多くの方の目にとまったようだ。ありがとうございます。

 関連して、大阪の非常に不可解なオービス事情について、メルマガ第2090号「息子の彼女に売春させた母親と注目検事!」の編集後記に書いた。
 非常に不可解な流れの中で、ループコイル式ではなくレーザー式のTKK(東京航空計器製)オービスが登場するのである。

 当ブログでは今回、前号の「仕様書」から、「オービスⅤ Ls [F型柱2車線]」と「オービスⅤ Lp [自立型]」の、その実際の外観がうかがえる図をご紹介しよう。

 どうです、Ls型は、オービスマップなどでLHと表記されるオービスと見た感じほぼ変わらないでしょ。
 ただ、ループコイルは埋設されておらず、かわりにレーザー式の小さな筐体が設置されているのである。

 撮影端末は2車線分あるのに、レーザー式の測定装置はひとつ。ひとつで同時に2車線をカバーできるのか。あるいは、今日は右側の車線、明日は左側の車線というふうに切り替えるのか。

 Lp型は、従来の道端のオービスに比べて細長い。だいぶスリムだ。
 ただ、ループコイルは埋設されておらず、筐体の下側の長方形の開口部からレーザー式の速度測定を行うのである。

1804221_2 おそらくこの開示文書のLp型だろう、8833jpさんがまとめたというサイトに画像と動画がある。
 どうやら私は、そのサイトをマニア氏からお教えいただき「ぎょっ、なんだそれ!」となり、大阪府警に開示請求して今回の文書をゲットしたのだ。
 8833jpさん、そして読者氏、マニア氏に大いに感謝する。もう感謝しきれない。折原崇文検事のこともそうだが、マニアな方々はほんと大したもんだ。ありがとうっ!

 ところで、やはり8833jpさんのスクープ情報、北海道の国道の道端にLSM-100(TKKのレーザー式速度測定機。通常はパトのルーフに搭載される)に酷似した装置があり、付近道路にループコイルの埋設跡があるという件。
 あれは──近日発売の『ラジオライフ』で詳述したが──警察庁も北海道警察もあずかり知らぬことらしい。考えてみれば、TKKが勝手にそんなことをやっちゃっていいのか? 取締りをするわけじゃないんだからべつにいいじゃん、とも言えるけど、「最新型のLSM-100が道端に設置されたぞ!」という調子でネットで話題になっているようで、うーん、大丈夫なのか?

 ま、とりあえずそんなところで。
 明日、東京地裁へ行こうかどうしようか悩んでいる。明後日は前橋地裁・太田支部へ行かねば。
 その翌日は、2013年に一部無罪になった被告人の、出所後の再犯かと思われる事件がある。さらにその翌々日は、渋谷のスクランブル交差点を暴走したと大報道された事件が…。
 単行本、ヤバイ。絶対ヤバイ。担当編集者氏(その出版社の社長氏)に泣きのメールを入れなければ? 嗚呼…。

 ←4月23日1時20分現在、週間INが160で久しぶりに1位~。happy01